JPH0814884A - 溶接ビード計測管理装置 - Google Patents

溶接ビード計測管理装置

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Publication number
JPH0814884A
JPH0814884A JP14452594A JP14452594A JPH0814884A JP H0814884 A JPH0814884 A JP H0814884A JP 14452594 A JP14452594 A JP 14452594A JP 14452594 A JP14452594 A JP 14452594A JP H0814884 A JPH0814884 A JP H0814884A
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JP
Japan
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bead
contracer
welding
welding bead
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Application number
JP14452594A
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English (en)
Inventor
Katsura Owaki
桂 大脇
Kazuyuki Tsuchiya
和之 土屋
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 溶接ビードの計測管理を容易に行い得るよう
にする。 【構成】 演算制御部17が、コントレーサ駆動部22
からビードコントレーサ1へ駆動信号21を送らせて、
ビードコントレーサ1に溶接ビード3の表面をなぞらせ
ると共に、ビードコントレーサ1で検出したビード形状
信号23をデータ記憶部27に記憶させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶接ビード計測管理装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】船舶や橋梁や高層建築物などの構築物に
は多数の溶接ビードが形成されているが、このような場
所に設けられた溶接ビードは、特に、疲労荷重を受け易
いため、何らかの方法で溶接ビードを管理することが必
要になる。
【0003】従来は、粘土状の型取材料を用いて溶接ビ
ードの型を取り、その型から溶接ビードの形状を計測し
て応力集中係数を求めるなどし、記帳するなどして管理
していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、溶接ビ
ードの型を取って計測する場合、型取りから材料硬化ま
での間に10数時間もの時間を要してしまうので、計測
作業に対する能率が極端に悪く、しかも、計測すべき溶
接ビード数が数100個所にも及ぶような場合には、実
質的に対応が困難となっていた。
【0005】又、計測したデータの管理手段は、記帳な
どに依っていたため、煩雑であった。
【0006】本発明は、上述の実情に鑑み、溶接ビード
の計測管理を容易に行い得るようにした溶接ビード計測
管理装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、溶接ビードの
表面をなぞるビードコントレーサへ駆動信号を送るコン
トレーサ駆動部と、ビードコントレーサで検出したビー
ド形状信号を記憶するデータ記憶部と、コントレーサ駆
動部やデータ記憶部を制御する演算制御部とを備えたこ
とを特徴とする溶接ビード計測管理装置にかかるもので
ある。
【0008】この場合において、データ記憶部に記憶さ
れたビード形状信号を入力して各溶接ビード止端部の曲
率半径を演算し、予め入力した演算定数にもとづき応力
集中係数を求めると共に応力集中係数を一括管理可能な
外部演算制御装置を、接続可能な外部入出力部を備える
ようにしても良い。
【0009】
【作用】本発明の作用は以下の通りである。
【0010】演算制御部が、コントレーサ駆動部からビ
ードコントレーサへ駆動信号を送らせて、ビードコント
レーサに溶接ビードの表面をなぞらせて溶接ビードの形
状を検出させると共に、ビードコントレーサで検出した
ビード形状信号をデータ記憶部に記憶させる。
【0011】外部入出力部により外部演算制御装置を接
続して、外部演算制御装置でデータ記憶部に記憶された
ビード形状信号を基に各溶接ビードの応力集中係数を求
めさせると共に応力集中係数を一括管理させるようにす
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
【0013】図1〜図5は、本発明の一実施例である。
【0014】又、図1中、1は針状のスタイラス2によ
り溶接ビード3の表面をなぞるビードコントレーサ、4
は溶接ビード計測管理装置本体である。
【0015】該ビードコントレーサ1は、図2に示すよ
うに、モータなどの駆動装置5と、駆動装置5の出力軸
に接続された水平なスクリュー6と、スクリュー6が螺
着されスクリュー6の長手方向へ延びるナット部材7
と、ナット部材7に固定された支持ブラケット8と、支
持ブラケット8にピン9を介して上下方向10へ揺動自
在に枢支され且つ先端部にスタイラス2を取付けられ後
端部にバランスウエイト11を位置調整自在に取付けら
れた計測アーム12と、支持ブラケット8のピン9とは
反対の側に取付けられた作動トランス13と、下端部を
計測アーム12に固定され上端部を球面軸受14を介し
て作動トランス13の入力軸15に接続された検知用ア
ーム16とで構成されている。
【0016】又、溶接ビード計測管理装置本体4は、図
3に示すように、CPU(Central Proce
ssing Unit)などの演算制御部17と、RO
M(Read Only Memory)などのプログ
ラム記憶部18と、液晶パネルなどの表示部19と、各
種スイッチ類などの操作部20と、ビードコントレーサ
1の駆動装置5に駆動信号21を送るコントレーサ駆動
部22と、ビードコントレーサ1の作動トランス13で
検出したビード形状信号23を入力するビード形状信号
入力部24と、増幅部25と、アナログ信号をデジタル
信号に変換する信号変換部26と、作動トランス13か
らのビード形状信号23を記憶するRAM(Rando
m Access Memory)や着脱可能なICカ
ードなどのデータ記憶部27と、データ記憶部27に記
憶されたビード形状信号23を入力して、各溶接ビード
3ごとに応力集中係数を求めると共に、求めた応力集中
係数をビード番号やビード形状信号23などと共にファ
イル化して一括管理するための外部演算制御装置28を
接続可能な外部入出力部29と、各部17〜20,2
2,26,27,29間を接続する信号バス30とで構
成されている。
【0017】尚、図中、31はビード形状信号23をト
レースするX−Tレコーダ、32は外部演算制御装置本
体、33は外部演算制御装置28の表示装置、34は外
部演算制御装置28の入力装置、35は外部演算制御装
置28に設けられたフロッピーディスク装置などの外部
記憶装置である。
【0018】次に、作動について説明する。
【0019】本発明では、溶接ビード3を一括して計測
しておき、後日、まとめて応力集中係数を演算させると
共にデータ管理を行わせることや、或いは、溶接ビード
3を一つずつ計測しながら、同時に応力集中係数の演算
とデータ管理を行わせることができる。
【0020】そして、溶接ビード3を一括して計測して
おき、後日、まとめて応力集中係数を演算すると共にデ
ータ管理を行わせる場合には、先ず、計測しようとする
溶接ビード3に対しビードコントレーサ1を所定の位置
にセットする。
【0021】この際、計測アーム12は溶接ビード3と
直交させるようにし、又、スタイラス2は溶接ビード3
を跨いだ反対側に位置させるようにする。
【0022】この状態で、溶接ビード計測管理装置本体
4を立上げ、プログラム記憶部18に記憶された手順
や、表示部19の表示に従い、操作部20を操作して計
測しようとする溶接ビード3のビード番号を入力し、ス
タートボタンを押す。
【0023】すると、演算制御部17から信号バス30
とコントレーサ駆動部22を介して駆動装置5へ駆動信
号21が送られ、駆動装置5が駆動される。
【0024】そして、駆動装置5の駆動により、スクリ
ュー6が回転され、ナット部材7にスクリュー6がねじ
込まれて行き、ナット部材7が駆動装置5側へ移動す
る。
【0025】すると、ナット部材7に支持ブラケット8
及びピン9を介して支持された計測アーム12も駆動装
置5側へ移動し、図4に示すように、計測アーム12先
端のスタイラス2が溶接ビード3をなぞることになる。
【0026】これにより、計測アーム12はピン9を中
心として上下方向10へ揺動し、計測アーム12に固定
された検知用アーム16は上下方向10へ移動すると共
に水平方向へ移動し、検知用アーム16の水平方向の移
動により、球面軸受14を介して入力軸15が出入り
し、作動トランス13に電圧の変化を生じさせる。
【0027】この電圧の変化がビード形状信号23とし
て溶接ビード計測管理装置本体4のビード形状信号入力
部24へ送られ、増幅部25で増幅され、信号変換部2
6でデジタル信号に変換された後、信号バス30を介し
てデータ記憶部27へ送られ、データ記憶部27に記憶
される。
【0028】データ記憶部27では、1キロビットの容
量があれば約100件分のデータを記憶することができ
るので、容量を1メガビット程度とすれば、1つの構築
物における計測すべき全ての溶接ビード3のデータを記
憶するのに充分である。
【0029】尚、ビード形状信号23は、必要に応じて
X−Tレコーダ31により表示させることができる。
【0030】以後上記を繰返して、計測すべき溶接ビー
ド3の全てについてデータを取り、データ記憶部27に
記憶させる。
【0031】本発明によれば、ビードコントレーサ1で
溶接ビード3をなぞらせ、溶接ビード計測管理装置本体
4でビード形状信号23を記憶させるだけなので、溶接
ビード3が数100個所あったとしても、短時間のうち
に計測を行うことができる。
【0032】その後、溶接ビード計測管理装置本体4だ
けを外部演算制御装置28の置かれている場所へ持込
み、外部入出力部29を介して溶接ビード計測管理装置
本体4を外部演算制御装置28に接続する。
【0033】或いは、溶接ビード計測管理装置本体4か
らICカードなどのデータ記憶部27だけを取外し、デ
ータ記憶部27を外部演算制御装置28のカードスロッ
トへ装着する。
【0034】そして、外部演算制御装置28を立上げ、
データ記憶部27に記憶されたビード形状信号23をビ
ード番号順に入力させてビードの止端半径を計算すると
ともに、予め入力装置34から入力されたビード半径か
ら応力集中係数を求める演算定数に基いて演算を行わ
せ、各溶接ビード3両端の応力集中係数を求めさせる。
【0035】求められた応力集中係数は、表示装置33
により、図5のように、止端半径r 1,r2の円として溶
接ビード3の両端位置に視覚化されて表示される(円が
小さい程、応力集中係数が高いことを示している)。
【0036】尚、溶接ビード3の中央部は、グラインダ
ーでなだらかに仕上げられるので溶接ビード3の両端部
のみを管理すれば十分である。
【0037】更に、得られた結果は、ビード番号とビー
ド形状信号23と応力集中係数などを1組としてデータ
にまとめられ、自動的にファイル化されて、一括管理さ
れる。
【0038】本発明によれば、溶接ビード計測管理装置
本体4を外部演算制御装置28に接続することにより、
簡単且つ短時間のうちに応力集中係数が得られ、又、応
力集中係数などの管理も簡単に行われる。
【0039】尚、溶接ビード3を一つずつ計測しなが
ら、同時に応力集中係数の演算とデータ管理を行わせる
場合には、予め溶接ビード計測管理装置本体4と外部演
算制御装置28とを接続しておき、外部演算制御装置2
8で溶接ビード計測管理装置本体4を直接制御させるよ
うにし、且つ、ビード形状信号23を直接外部演算制御
装置28へ送らせるようにする。それ以外は、上述の場
合と変りはない。
【0040】以上述べたように、本発明によれば、溶接
ビード3に対する計測管理を容易に行うことができる。
【0041】尚、本発明は、上述の実施例にのみ限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の溶接ビー
ド計測管理装置によれば、溶接ビードの計測管理を容易
に行わせることができるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の斜視図である。
【図2】図1のビードコントレーサの内部機構を示す概
略側面図である。
【図3】図1の溶接ビード計測管理装置本体の内部機構
を示す概略系統図である。
【図4】スタイラスで溶接ビードをなぞった状態を表わ
す概略作動図である。
【図5】表示装置の表示を示す図である。
【符号の説明】
1 ビードコントレーサ 3 溶接ビード 17 演算制御部 21 駆動信号 22 コントレーサ駆動部 23 ビード形状信号 27 データ記憶部 29 外部入出力部 32 外部演算制御装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶接ビードの表面をなぞるビードコント
    レーサへ駆動信号を送るコントレーサ駆動部と、ビード
    コントレーサで検出したビード形状信号を記憶するデー
    タ記憶部と、コントレーサ駆動部やデータ記憶部を制御
    する演算制御部とを備えたことを特徴とする溶接ビード
    計測管理装置。
  2. 【請求項2】 データ記憶部に記憶されたビード形状信
    号を入力して各溶接ビード止端部の曲率半径を演算し、
    予め入力した演算定数にもとづき応力集中係数を求める
    と共に応力集中係数を一括管理可能な外部演算制御装置
    を、接続可能な外部入出力部を備えた請求項1記載の溶
    接ビード計測管理装置。
JP14452594A 1994-06-27 1994-06-27 溶接ビード計測管理装置 Pending JPH0814884A (ja)

Priority Applications (1)

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JP14452594A JPH0814884A (ja) 1994-06-27 1994-06-27 溶接ビード計測管理装置

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JP14452594A JPH0814884A (ja) 1994-06-27 1994-06-27 溶接ビード計測管理装置

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JPH0814884A true JPH0814884A (ja) 1996-01-19

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ID=15364360

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JP14452594A Pending JPH0814884A (ja) 1994-06-27 1994-06-27 溶接ビード計測管理装置

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JP (1) JPH0814884A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009536332A (ja) * 2006-05-08 2009-10-08 テイラー・ホブソン・リミテッド 表面特性を測定するための測定器
WO2016159404A1 (ko) * 2015-03-27 2016-10-06 주식회사 호원 용접비드 검사 장치

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009536332A (ja) * 2006-05-08 2009-10-08 テイラー・ホブソン・リミテッド 表面特性を測定するための測定器
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