JPH08147358A - 原材料の発注計画作成装置 - Google Patents

原材料の発注計画作成装置

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JPH08147358A
JPH08147358A JP28819194A JP28819194A JPH08147358A JP H08147358 A JPH08147358 A JP H08147358A JP 28819194 A JP28819194 A JP 28819194A JP 28819194 A JP28819194 A JP 28819194A JP H08147358 A JPH08147358 A JP H08147358A
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JP
Japan
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raw material
day
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order
amount
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Application number
JP28819194A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Ono
剛 小野
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
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    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】生産計画に基づいて、生産に必要な原材料の発
注計画を作成する。 【構成】原材料所要量算出部3により算出された日別の
原材料所要量データと、基礎データ記憶部1に記憶され
ている原材料毎の基礎データとに基づいて、在庫シミュ
レーション部4では、原材料の在庫量から当日の原材料
の所要量を減算して残りの在庫量を求める処理を行うと
ともに、任意の日において残りの在庫量が発注点以下と
なったとき、発注ロットに基づいて求められた発注量だ
け、任意の日から発注リードタイム分さかのぼった日に
発注を行う発注計画を作成し、かつ任意の日にその発注
量だけ原材料が入庫されたとして、任意の日の残り在庫
量に入庫量を加算する処理を行う。発注計画作成部5で
は、在庫量のシミュレーション過程において作成された
発注計画を、原材料毎にまとめた発注計画データを作成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、見込み生産による製造
ラインの生産計画を作成する際に、作成された生産計画
からその計画に対して必要な原材料の所要量を算出し、
原材料在庫シミュレーションを行うことによって、原材
料の発注に必要となる情報を提供する原材料の発注計画
作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】在庫シミュレーションを利用することに
よって、製品の在庫量の表示や評価を行う装置、あるい
は生産計画を作成する装置は、例えば特開平5−225
198号公報の生産計画作成装置に見られるように、従
来より種々提案されている。
【0003】この従来の生産計画作成装置は、出荷予測
に基づいて、前倒し生産の対象となる主力製品を選定す
る選定部と、全品目の出荷予測と生産能力との差の算出
値に基づいて主力製品の前倒し生産量、前倒し生産開始
時期、在庫を計画する生産計画作成部とを備えている。
そして、これらの構成に加え、出荷予測に基づく生産シ
ミュレーションにより生産負荷を求める生産シミュレー
ション部と、先に作成された前倒し生産量を修正する前
倒し生産量修正部とを備えた構成となっている。
【0004】そして、このような生産計画作成装置によ
り作成された製品の生産計画は、過剰在庫や在庫不足を
起こさず、また稼働率を高めた生産計画となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようにして作成さ
れた生産計画は、あくまで製品の生産計画であって、製
品を製造するための原材料については、何も考慮されて
いない。つまり、生産計画により生産指示が出されたに
も関わらず、原材料の調達がされていなかった場合に
は、生産日を変更するか、生産量を少なくするといった
調整作業が必要となり、生産計画自体を見直さなければ
ならなくなるといった問題があった。
【0006】本発明は上記課題を解決すべく創案された
ものであり、その目的は、作成された生産計画の結果か
ら、生産に必要な原材料の発注計画を作成する原材料の
発注計画作成装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係わる原材料の発注計画作成装置は、過去
の出荷実績等のデータに基づいて設定された原材料の在
庫量、発注点、補充点、発注ロット及び発注リードタイ
ムの各基礎データを原材料毎に記憶する基礎データ記憶
部と、使用原材料の種類及びその原材料の単位当たりの
必要量の各原材料展開データを生産品番毎に記憶する展
開データ記憶部と、所定年度の販売計画と過去の出荷実
績とに基づいて作成された生産計画データに従い、前記
展開データ記憶部に記憶されている生産品番毎の原材料
展開データに基づいて、生産に必要な原材料所要量を日
別に算出する原材料所要量算出部と、この原材料所要量
算出部により算出された日別の原材料所要量データと、
前記基礎データ記憶部に記憶されている原材料毎の基礎
データとに基づき、原材料の発注計画対象期間の全期間
について、原材料の在庫量から当日の原材料の所要量を
減算して残りの在庫量を求める処理を行うとともに、前
記発注計画対象期間内の任意の日において前記残りの在
庫量が発注点以下となったとき、発注ロットに基づいて
求められた発注量だけ前記任意の日から発注リードタイ
ム分さかのぼった日に発注を行う発注計画を作成し、か
つ前記任意の日にその発注量だけ原材料が入庫されたと
して、前記任意の日の残り在庫量に入庫量を加算する処
理を行う在庫シミュレーション部と、この在庫シミュレ
ーション部による在庫量のシミュレーションを、対象と
なる全ての原材料について行うとともに、このシミュレ
ーション過程において作成された前記発注計画を、前記
発注計画対象期間について原材料毎にまとめる発注計画
作成部とを備えた構成とする。
【0008】
【作用】基礎データ記憶部には、過去の出荷実績等のデ
ータに基づいて設定された原材料の在庫量、発注点、補
充点、発注ロット及び発注リードタイムの各基礎データ
が原材料毎に記憶されており、展開データ記憶部には、
使用原材料の種類及びその原材料の単位当たりの必要量
の各原材料展開データが生産品番毎に記憶されている。
【0009】そして、原材料所要量算出部では、所定年
度の販売計画と過去の出荷実績とに基づいて作成された
生産計画データに従い、展開データ記憶部に記憶されて
いる生産品番毎の原材料展開データに基づいて、生産に
必要な原材料所要量を日別に算出する。
【0010】在庫シミュレーション部では、この原材料
所要量算出部により算出された日別の原材料所要量デー
タと、基礎データ記憶部に記憶されている原材料毎の基
礎データとに基づき、原材料の発注計画対象期間の全期
間について、原材料の在庫量から当日の原材料の所要量
を減算して残りの在庫量を求める処理を行う。そして、
この処理の過程において、発注計画対象期間内の任意の
日に、残りの在庫量が発注点以下となったとき、発注ロ
ットに基づいて求められた発注量だけ、任意の日から発
注リードタイム分さかのぼった日に発注を行う発注計画
を作成する。そして、任意の日にその発注量だけ原材料
が入庫されたとして、任意の日の残り在庫量に入庫量を
加算する処理を行う。
【0011】発注計画作成部では、この在庫シミュレー
ション部による在庫量のシミュレーションを、対象とな
る全ての原材料について行うとともに、このシミュレー
ション過程において作成された発注計画を、発注計画対
象期間について原材料毎にまとめて、原材料の発注計画
を作成する。
【0012】なお、この作成された原材料の発注計画
は、ディスプレイ画面上に表示可能、またプリンタ等に
より打ち出し可能となっている。また、ディスプレイ画
面上に表示された発注計画を見ながら、オペレータによ
る計画の修正が可能となっている。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0014】図1は、本発明に係わる原材料の発注計画
作成装置の電気的構成を示している。
【0015】同図において、使用原材料の種類及びその
原材料の単位当たりの必要量の各原材料展開データが生
産品番毎に記憶された展開データ記憶部2の出力は、生
産に必要な原材料所要量を日別に算出する原材料所要量
算出部3に導かれており、原材料所要量算出部3の出力
は、原材料の在庫シミュレーションを行う在庫シミュレ
ーション部4に導かれている。また、原材料所要量算出
部3には、所定年度の販売計画と過去の出荷実績とに基
づいて作成された生産計画データが導かれている。
【0016】また、在庫シミュレーション部4には、過
去の出荷実績等のデータに基づいて設定された原材料の
在庫量、発注点、補充点、発注ロット及び発注リードタ
イムの各基礎データが原材料毎に記憶された基礎データ
記憶部1の出力が導かれており、在庫シミュレーション
部4の出力は、原材料の発注計画を作成する発注計画作
成部5に導かれている。そして、発注計画作成部5の出
力は、図示しないディスプレイ表示装置やプリンタ等に
接続されており、作成した発注計画表をディスプレイ画
面上に表示したり、プリントアウトできるようになって
いる。
【0017】また、発注計画作成部5には、キーボード
等を備えた入力部6の出力が導かれており、ディスプレ
イ画面上に表示された発注計画を見ながら、オペレータ
による計画の修正が可能な構成となっている。
【0018】原材料所要量算出部3は、所定年度の販売
計画と過去の出荷実績とに基づいて作成された生産計画
データに従い、展開データ記憶部に記憶されている生産
品番毎の原材料展開データに基づいて、生産に必要な原
材料所要量を日別に算出するブロックである。
【0019】在庫シミュレーション部4は、原材料所要
量算出部3により算出された日別の原材料所要量データ
と、基礎データ記憶部1に記憶されている原材料毎の基
礎データとに基づき、原材料の発注計画対象期間の全期
間について、原材料の在庫量から当日の原材料の所要量
を減算して残りの在庫量を求める処理を行う。そして、
この処理の過程において、発注計画対象期間内の任意の
日に、残りの在庫量が発注点以下となったとき、発注ロ
ットに基づいて求められた発注量だけ、任意の日から発
注リードタイム分さかのぼった日に発注を行う発注計画
を作成する。そして、任意の日にその発注量だけ原材料
が入庫されたとして、任意の日の残り在庫量に入庫量を
加算する処理を行うブロックとなっている。
【0020】発注計画作成部5は、在庫シミュレーショ
ン部4による在庫量のシミュレーションを、対象となる
全ての原材料について行うとともに、このシミュレーシ
ョン過程において作成された発注計画を、発注計画対象
期間について原材料毎にまとめて、原材料の発注計画を
作成するブロックである。
【0021】図2は、基礎データ記憶部1に記憶されて
いる原材料の在庫量、発注点、補充点、発注ロット及び
発注リードタイムの各データの一例を示している。これ
らのデータは、例えば過去の出荷実績等のデータに基づ
いて設定されている。
【0022】ここで、在庫量は、原材料使用時、及び納
入時にはデータ更新されるものであり、図2には、各原
材料a〜eの初期在庫量(すなわち、発注計画対象期間
の初日の在庫量)を示している。
【0023】また、発注点とは、在庫量がある水準まで
下がったら生産すべきであると判断する基準となる在庫
量のことであり、発注点を下回った原材料は、発注品番
としてリストアップされる。この発注点は、過去の使用
実績を考慮して設定する。
【0024】また、補充点とは、原材料の品番が発注さ
れる際の発注量の上限値のことである。つまり、補充点
に達するまでの量を発注量とするものである。この補充
点も、過去の使用実績を考慮して設定する。
【0025】また、発注ロットとは、発注量を決定すべ
き最小単位のことで、実際の発注量は、ロットサイズの
整数倍にまるめられる。この処理を、以後ロットまるめ
という。
【0026】また、発注リードタイムとは、発注指示が
出てから実際に製品として入庫されるまでの期間をい
う。
【0027】すなわち、図2の例えば原材料aについて
見ると、発注計画対象期間の初日の在庫量が60、生産
指示を出すための発注点が50、発注量の上限値である
補充点が100、発注ロットが30、発注リードタイム
が2日となっている。 また、図3は、展開データ記憶
部2に記憶されている原材料展開データの一例を示して
おり、使用原材料の種類及びその原材料の単位当たりの
必要量の各原材料展開データが生産品番A〜E毎に記憶
されている。これらのデータは、例えば過去の出荷実績
等のデータに基づいて設定されている。
【0028】すなわち、図3の例えば生産品番Aについ
て見ると、生産品番Aの使用原材料は品番aと品番cと
であって、品番aの単位当たり必要量は1、品番cの単
位当たり必要量は10となっている。
【0029】また、図4は、所定年度の販売計画と過去
の出荷実績とに基づいて作成された生産計画データの一
例を示している。
【0030】例えば、生産品番Aについて見ると、発注
計画対象期間の初日に10、5日目に10、7日目に1
0、10日目に10、12日目に10をそれぞれ生産す
る計画となっている。
【0031】次に、上記構成の発注計画作成装置の動作
について説明する。
【0032】本実施例では、発注計画の対象期間を12
日としている。
【0033】まず、原材料所要量算出部3では、展開デ
ータ記憶部2から与えられる図3に示すデータと、図4
に示す生産計画データとに基づいて、生産に必要な原材
料所要量を日別に算出する。
【0034】図4に示すデータより、例えば生産計画デ
ータの1日目では、生産品番Aを10、生産品番Dを5
それぞれ生産する計画となっている。そして、図3に示
すデータより、生産品番Aについては、原材料品番aを
1、原材料品番cを10使用して生産し、生産品番Dに
ついては、原材料品番bを1、原材料品番cを10使用
して生産するようになっている。
【0035】そのため、発注計画対象期間の初日(1日
目)について見ると、原材料品番aは10必要となり、
原材料品番bは5必要となり、原材料品番cは150必
要となり、その他の品番d,eについては不要となる
(図5参照)。
【0036】原材料所要量算出部3では、このような演
算処理を、2日目、3日目・・・12日目と順次計算す
ることにより、図5に示す原材料必要量データを得る。
【0037】そして、この原材料必要量データは、在庫
シミュレーション部4に与えられる。
【0038】在庫シミュレーション部4では、図5に示
す原材料所要量データと、基礎データ記憶部1より得ら
れる図2に示す原材料a〜e毎の基礎データとに基づ
き、原材料の発注計画対象期間の全期間について、原材
料の在庫量から当日の原材料の所要量を減算して残りの
在庫量を求める処理を行う。そして、この処理の過程に
おいて、発注計画対象期間内の任意の日に、残りの在庫
量が発注点以下となったとき、発注ロットに基づいて求
められた発注量だけ、任意の日から発注リードタイム分
さかのぼった日に発注を行う発注計画を作成する。そし
て、任意の日にその発注量だけ原材料が入庫されたとし
て、任意の日の残り在庫量に入庫量を加算する処理を行
う。在庫シミュレーション部4では、このような演算処
理を、全ての原材料品番a〜eについて行うことによ
り、図6に示すシミュレーション結果を得る。
【0039】すなわち、原材料品番aについて見ると、
1日目の在庫量は60となっている。そして、1日目の
原材料所要量は10であるので、この原材料所要量10
を出庫量として、在庫量60から引いた量(50)を2
日目の在庫量とする。2日目の在庫量50は、原材料品
番aの発注点50を下回っていないことから、この時点
では発注計画は作成しない。
【0040】次に、2日目の原材料所要量は5であるの
で、この原材料所要量5を出庫量として、在庫量50か
ら引いた量(45)を3日目の在庫量とする。3日目の
在庫量45は、原材料品番aの発注点50を下回ってい
ることから、この時点で発注計画を作成することにな
る。
【0041】すなわち、補充点である100まで補充す
るためには、55(100−45)だけ入庫する必要が
あるが、原材料品番aの発注ロットは30であるので、
ロットまるめを行って、入庫量を60とする。そのた
め、実在庫量は、在庫量45に入庫量60を加えた10
5となる。また、原材料品番aの発注リードタイムは2
日であるので、発注計画としては、3日目の2日前であ
る1日目に発注量60として計画を確定することにな
る。
【0042】次に、4日目の原材料所要量は5であるの
で、この原材料所要量5を出庫量として、在庫量105
から引いた量(100)を5日目の在庫量とする。5日
目の在庫量100は、原材料品番aの発注点50を下回
っていないことから、この時点では発注計画は作成しな
い。
【0043】次に、5日目の原材料所要量は10である
ので、この原材料所要量10を出庫量として、在庫量1
00から引いた量(90)を6日目の在庫量とする。6
日目の在庫量90は、原材料品番aの発注点50を下回
っていないことから、この時点では発注計画は作成しな
い。
【0044】次に、7日目の原材料所要量は20である
ので、この原材料所要量20を出庫量として、在庫量9
0から引いた量(70)を8日目の在庫量とする。8日
目の在庫量70は、原材料品番aの発注点50を下回っ
ていないことから、この時点では発注計画は作成しな
い。
【0045】次に、10日目の原材料所要量は15であ
るので、この原材料所要量15を出庫量として、在庫量
70から引いた量(55)を11日目の在庫量とする。
11日目の在庫量55は、原材料品番aの発注点50を
下回っていないことから、この時点では発注計画は作成
しない。
【0046】次に、12日目の原材料所要量は10であ
るので、この原材料所要量10を出庫量として、在庫量
55から引いた量(45)を13日目の在庫量とする
(図示省略)。13日目の在庫量45は、原材料品番a
の発注点50を下回っていることから、この時点で発注
計画を作成することになる。
【0047】すなわち、補充点である100まで補充す
るためには、55(100−45)だけ入庫する必要が
あるが、原材料品番aの発注ロットは30であるので、
ロットまるめを行って、入庫予定量を60とする。その
ため、実在庫量は、在庫量45に入庫量60を加えた1
05となる。また、原材料品番aの発注リードタイムは
2日であるので、発注計画としては、12日目の2日前
である10日目に発注量60として計画を確定すること
になる。
【0048】このようにして、原材料品番aについての
シミュレーションを終了する。
【0049】在庫シミュレーション部4では、上記のよ
うな原材料品番aと同様のシミュレーションを、その他
の原材料品番b〜eについても行い、図7乃至図10に
示すシミュレーション結果を得る。
【0050】発注計画作成部5では、シミュレーション
部4により得られた図6乃至図10に示す各原材料品番
a〜eのシミュレーション結果に基づき、各原材料a〜
eの発注計画を、発注計画対象期間について原材料毎に
まとめた発注計画表(図11)を作成する。
【0051】すなわち、図11は、図6乃至図10のシ
ミュレーション結果の発注日と発注指示量の項目だけを
取り出してまとめたものである。
【0052】つまり、原材料品番aについては、1日目
に60、10日目に60発注する計画となっており、原
材料品番bについては、1日目に60、7日目に80発
注する計画となっており、原材料品番cについては、3
日目に300、7日目に300、12日目に300発注
する計画となっており、原材料品番dについては、3日
目に300、6日目に450、9日目に300発注する
計画となっており、原材料品番eについては、3日目に
300発注する計画となっている。
【0053】このようにして作成された発注計画表は、
図示しないディスプレイ画面上に表示可能となってお
り、また図示しないプリンタより打ち出し可能となって
いる。
【0054】なお、ディスプレイ画面上に表示された発
注計画表は、オペレータによる修正が可能となってい
る。修正する場合には、入力部6の例えばキーボードを
操作することにより、発注計画表の任意の箇所を修正す
る。
【0055】例えば、図11に示す発注計画表では、3
日目に原材料品番c,d,eについて300ずつ発注指
示が出されているが、配車の関係等の制約で3つの品番
を同時に発注するのは無理な場合もある。そのため、こ
のような場合には、いずれかの発注を前後にずらす、若
しくは発注量を少なくする等の修正を加えることにな
る。このような修正の必要があるかどうかの判断は、デ
ィスプレイ画面上に発注計画が表示されることによっ
て、より適切かつ的確に行えるものである。
【0056】なお、上記実施例では、発注計画対象期間
を12日として説明しているが、例えば1週間単位、1
箇月単位等、任意の単位に設定することが可能である。
【0057】
【発明の効果】本発明に係わる原材料の発注計画作成装
置は、生産計画データに従い、生産品番毎の原材料展開
データに基づいて、生産に必要な原材料所要量を日別に
算出する原材料所要量算出部と、この日別の原材料所要
量データと原材料毎の基礎データとに基づき、原材料の
発注計画対象期間の全期間について、原材料の在庫量か
ら当日の原材料の所要量を減算して残りの在庫量を求め
る処理を行うとともに、発注計画対象期間内の任意の日
において、残りの在庫量が発注点以下となったとき、発
注ロットに基づいて求められた発注量だけ任意の日から
発注リードタイム分さかのぼった日に発注を行う発注計
画を作成し、かつ任意の日にその発注量だけ原材料が入
庫されたとして、任意の日の残り在庫量に入庫量を加算
する処理を行う在庫シミュレーション部と、この在庫シ
ミュレーション部による在庫量のシミュレーションを、
対象となる全ての原材料について行うとともに、このシ
ミュレーション過程において作成された発注計画を、発
注計画対象期間について原材料毎にまとめる発注計画作
成部とを備えた構成としたので、生産計画にリンクした
原材料発注指示が可能となり、在庫量削減効果が向上す
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる原材料の発注計画作成装置の電
気的構成を示すブロック図である。
【図2】基礎データ記憶部に記憶されている原材料の在
庫量、発注点、補充点、発注ロット及び発注リードタイ
ムの各データの一例を示す表である。
【図3】展開データ記憶部に記憶されている原材料展開
データの一例を示す表である。
【図4】所定年度と過去の出荷実績とに基づいて作成さ
れた生産計画データの一例を示す表である。
【図5】原材料必要量データの一例を示す表である。
【図6】原材料品番aについてのシミュレーション結果
を示す表である。
【図7】原材料品番bについてのシミュレーション結果
を示す表である。
【図8】原材料品番cについてのシミュレーション結果
を示す表である。
【図9】原材料品番dについてのシミュレーション結果
を示す表である。
【図10】原材料品番eについてのシミュレーション結
果を示す表である。
【図11】在庫シミュレーションによって得られた発注
計画を示す表である。
【符号の説明】
1 基礎データ記憶部 2 展開データ記憶部 3 原材料所要量算出部 4 在庫シミュレーション部 5 発注計画作成部 6 入力部
【手続補正書】
【提出日】平成7年4月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる原材料の発注計画作成装置の電
気的構成を示すブロック図である。
【図2】基礎データ記憶部の記憶されている原材料の在
庫量、発注点、補充点、発注ロット及び発注リードタイ
ムの各データの一例を示す図表である。
【図3】展開データ記憶部に記憶されている原材料展開
データの一例を示す図表である。
【図4】所定年度と過去に出荷実績とに基づいて作成さ
れた生産計画データの一例を示す図表である。
【図5】原材料必要量データの一例を示す図表である。
【図6】原材料品番aについてのシミュレーション結果
を示す図表である。
【図7】原材料品番bについてのシミュレーション結果
を示す図表である。
【図8】原材料品番cについてのシミュレーション結果
を示す図表である。
【図9】原材料品番dについてのシミュレーション結果
を示す図表である。
【図10】原材料品番eについてのシミュレーション結
果を示す図表である。
【図11】在庫シミュレーションによって得られた発注
計画を示す図表である。
【符号の説明】 1 基礎データ記憶部 2 展開データ記憶部 3 原材料所要量産出部 4 在庫シミュレーション部 5 発注計画作成部 6 入力部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】過去の出荷実績等のデータに基づいて設定
    された原材料の在庫量、発注点、補充点、発注ロット及
    び発注リードタイムの各基礎データを原材料毎に記憶す
    る基礎データ記憶部と、 使用原材料の種類及びその原材料の単位当たりの必要量
    の各原材料展開データを生産品番毎に記憶する展開デー
    タ記憶部と、 所定年度の販売計画と過去の出荷実績とに基づいて作成
    された生産計画データに従い、前記展開データ記憶部に
    記憶されている生産品番毎の原材料展開データに基づい
    て、生産に必要な原材料所要量を日別に算出する原材料
    所要量算出部と、 この原材料所要量算出部により算出された日別の原材料
    所要量データと、前記基礎データ記憶部に記憶されてい
    る原材料毎の基礎データとに基づき、原材料の発注計画
    対象期間の全期間について、原材料の在庫量から当日の
    原材料の所要量を減算して残りの在庫量を求める処理を
    行うとともに、前記発注計画対象期間内の任意の日にお
    いて前記残りの在庫量が発注点以下となったとき、発注
    ロットに基づいて求められた発注量だけ前記任意の日か
    ら発注リードタイム分さかのぼった日に発注を行う発注
    計画を作成し、かつ前記任意の日にその発注量だけ原材
    料が入庫されたとして、前記任意の日の残り在庫量に入
    庫量を加算する処理を行う在庫シミュレーション部と、 この在庫シミュレーション部による在庫量のシミュレー
    ションを、対象となる全ての原材料について行うととも
    に、このシミュレーション過程において作成された前記
    発注計画を、前記発注計画対象期間について原材料毎に
    まとめる発注計画作成部とを備えたことを特徴とする原
    材料の発注計画作成装置。
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