JPH08145831A - 光振動子センサ - Google Patents

光振動子センサ

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JPH08145831A
JPH08145831A JP6305539A JP30553994A JPH08145831A JP H08145831 A JPH08145831 A JP H08145831A JP 6305539 A JP6305539 A JP 6305539A JP 30553994 A JP30553994 A JP 30553994A JP H08145831 A JPH08145831 A JP H08145831A
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JP
Japan
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optical
optical fiber
oscillator
vibrator
supported
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Withdrawn
Application number
JP6305539A
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English (en)
Inventor
Yasukazu Sano
安一 佐野
Nobuhiko Tsuji
伸彦 辻
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノイズの影響を受けることなく高精度で温
度、圧力等の測定を可能にする。 【構成】 カンチレバー41と両端固定ビーム42とか
らなる振動子1と信号処理部3との間を光ファイバ2に
より接続する。光ファイバ2は、中心部に干渉計測用の
光ファイバ21を配置して、その周囲に光パルス供給用
の光ファイバ22を同軸上に配設して形成する。信号処
理部3内のレーザダイオード32より光ファイバ22を
介して振動子1へ光パルスを送り、光熱作用により振動
子1に振動を発生させる。さらに、レーザダイオード3
1より光ファイバ21を介して振動子1へ干渉計測用の
レーザ光を送り、その反射光から得られる干渉光を用い
て振動子1の振動数を測定して、圧力を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロ加工技術によ
って形成された微小サイズの振動子に、光パルスとレー
ザ光を交互を照射し、光パルスの光熱効果により振動子
を押圧して振動子に共振を発生させ、その振動子の振動
をレーザ光の干渉を用いて検出することにより、振動子
の振動数を測定し、その振動数から温度、圧力等の物理
量を測定する光振動子センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、小型の圧力検出装置として、図1
0に示す静電容量型のものがある。これは、センサ7を
構成する1対のシールダイヤフラム71、72に加えら
れた圧力を、それぞれマイクロキャパシタンスシリコン
センサ73の両面に加えて、その圧力の差に応じた変形
量を静電容量の変化として電気的に取り出すものであ
る。検出された静電容量の値は、A/D変換器74によ
り、ディジタル信号に変換されてから信号処理部8のマ
イクロプロッサ81へ送られ、圧力値が求められる。さ
らに得られた圧力値はD/A変換器82によりアナログ
信号に変換されて出力される。ここでは、静電容量と圧
力の関係は図11のようになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この圧
力検出装置は、センサ73の検出回路部をブリッジ回路
により構成しているため、本質的に外来ノイズ等のコモ
ンモードノイズをノーマルモードノイズとして検出して
しまい、高精度の測定が不可能であった。本発明は上記
問題点を解決するためになされたもので、その目的とす
るところは、圧力、温度、その他の物理量を高精度で測
定することができる光振動子センサを提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、両持ちまたは片持ちにより支持され
た振動子の振動面に、光パルスを照射して共振を発生さ
せるとともに、振動子の振動をレーザ光を用いた干渉計
測により検出して振動子の振動周波数を求めることによ
り、振動子の振動周波数に対応する物理量を測定する光
振動子センサにおいて、端面が振動子の振動面に対して
ほぼ垂直に支持されて干渉計測用のレーザ光を振動子に
送る光ファイバと、この計測用光ファイバの近傍に配設
されて振動子に光パルスを照射する光ファイバとを備え
たことを特徴とする。ここで、干渉計測用光ファイバを
シングルモード光ファイバとする。
【0005】第2の発明は、第1の発明において、干渉
計測用光ファイバの周囲に光パルス供給用光ファイバを
複数本同軸上に配設して光ファイババンドルを形成した
ことを特徴とする。
【0006】第3の発明は、第1の発明において、干渉
計測用光ファイバの周囲に、干渉計測用光ファイバより
も屈折率の小さい透光材により光パルス供給用光ファイ
バのコアを形成し、その周囲にさらに屈折率の小さい透
光材により光パルス供給用光ファイバのクラッドを形成
したことを特徴とする。
【0007】第4の発明は、第1の発明から第3の発明
において、干渉計測用光ファイバの他端にレーザダイオ
ードを接続するとともに、その接続部の手前に光方向性
結合器を並設し、この光方向性結合器に受光器を接続し
たことを特徴とする。また、これらの発明において、両
持ち支持の振動子を圧力及び温度に応じて変形するダイ
ヤフラム面に形成し、また温度検出用の片持ち支持の振
動子を前記該圧力及び温度に応じて変形する振動子の近
傍に配設し、それぞれの振動子をマイクロプロセッサに
入力することにより両持ち支持の振動子の温度特性を片
持ち支持の振動子の出力により補正し、両持ち支持の振
動子を形成しているダイヤフラム面に働く圧力を正しく
出力することもできる。
【0008】
【作用】第1の発明においては、振動子の振動面に対し
てほぼ垂直に支持された干渉計測用の光ファイバの端面
からレーザ光が振動子に入射され、振動子からの反射光
が再び光ファイバに入射される。光ファイバ内では振動
子からの反射光と光ファイバ端面からの反射光が互いに
干渉して干渉光が得られる。また、計測用光ファイバの
近傍に光パルス供給用の光ファイバが配設されたことに
より、光パルスが計測用光と同軸的に振動子の振動面へ
送られる。ここで、干渉計測用光ファイバがシングルモ
ード光ファイバとされたことにより、干渉光の伝送が可
能になる。
【0009】第2の発明においては、干渉計測用光ファ
イバの周囲に光パルス供給用光ファイバが複数本同軸上
に配設されて光ファイババンドルが形成され、各光パル
ス供給用光ファイバごとに光パルスが干渉計測用光と同
軸的に振動子の振動面へ送られる。
【0010】第3の発明においては、干渉計測用光ファ
イバの周囲に、干渉計測用光ファイバよりも屈折率の小
さい透光材により光パルス供給用光ファイバのコアが形
成され、その周囲にさらに屈折率の小さい透光材により
光パルス供給用光ファイバのクラッドが形成されたこと
により、全体で1本の光ファイバにまとめられる。
【0011】第4の発明においては、干渉計測用光ファ
イバの他端に接続されたレーザダイオードからレーザ光
が入射されるとともに、その接続部の手前に並設された
光方向性結合器より干渉光が分離されて受光器に入射さ
れる。また、両持ち支持の振動子を圧力及び温度に応じ
て変形するダイヤフラム面に形成し、また温度検出用の
片持ち支持の振動子を前記該圧力及び温度に応じて変形
する振動子の近傍に配設し、それぞれの振動子をマイク
ロプロセッサに入力することにより両持ち支持の振動子
の温度特性を片持ち支持の振動子の出力により補正し、
両持ち支持の振動子を形成しているダイヤフラム面に働
く圧力を正しく出力することが可能となる。
【0012】
【実施例】以下、図に沿って本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明に係る実施例の構成を示すブロック図
である。図において、1は振動子であり、光ファイバ2
を介して、信号処理部3と接続されている。光ファイバ
2は、干渉光を伝送するシングルモードの光ファイバ2
1を中心にし、その外側を光パルスを伝送する複数の光
ファイバ22を同軸上にバンドルして形成したものであ
る。
【0013】この光ファイバ2は、信号処理部3内で光
ファイバ21と光ファイバ22に分離され、光ファイバ
22は、レーザダイオード32に接続されて、レーザダ
イオード32から出射される光パルスを、振動子1へ送
る。光ファイバ21は、レーザダイオード31に接続さ
れて、レーザダイオード31から出射されるレーザ光
を、振動子1へ送る。また、分離されている部分の光フ
ァイバ21には、同じくシングルモードの光ファイバか
らなる光方向性結合器(導波路)33が平行に配設され
ている。
【0014】この光方向性結合器33は、振動子1から
の反射光と光ファイバ21の端面からの反射光が互いに
干渉して得られる干渉信号光を光ファイバ21から分離
して受光器34へ送る。受光器34は干渉信号光を電気
信号に変換して、アンプ35へ送る。アンプ35はその
電気信号を増幅して、パルスカウンタ36へ送る。パル
スカウンタ36は、信号中のパルスをカウントしてマイ
クロプロセッサ37へ送る。マイクロプロセッサ37
は、入力されたパルスのカウント数に基づき、測定対象
の物理量を算出して、D/A変換器38へ送る。
【0015】D/A変換器38は、入力された物理量を
アナログ信号に変換し、信号処理部3より外部へ出力す
る。この実施例では、振動子1と信号処理部3までの間
が光ファイバ2により接続されているため、その間にお
いて電気的ノイズが侵入することなく、測定対象の振動
を高精度で検出することができる。なお、この実施例で
は、振動子1により、温度と圧力を測定する。
【0016】図2は、図1の振動子1の機械的構造を示
すための分解斜視図であり、図3は図2のA−A線断面
図であり、図4および図5は図2のB−B線断面図であ
る。図において、振動子1は、上面ウエハ4上にスリッ
トにより切断・形成された温度計測用のカンチレバー4
1と、圧力測定用の両端固定ビーム42により構成され
る。この上面ウエハ4は下面ウエハ5と融着により接続
されて一体となる。下面ウエハ5は、下方に開放された
箱型の形状をして、板厚の薄い上面がダイヤフラム51
となり内部がチャンバ52となる。
【0017】また、ダイヤフラム51上面の、カンチレ
バー41および両端固定ビーム42と当接する部分に
は、キャビティ53が形成されて、カンチレバー41お
よび両端固定ビーム42の振動がダイヤフラム51に干
渉することを防止する。これらは、シリコン材等を用い
た半導体加工技術によって作成される。次に、これら各
部の動作について説明する。チャンバ52には、圧力測
定対象の流体が引き込まれ、その圧力の大きさに応じて
ダイヤフラム51に歪みが生じ、上方または下方へたわ
む。
【0018】同時に、ダイヤフラム51と一体の上面ウ
エハ4もともに変形する。図4は、ダイヤフラム51に
歪みが生じてない状態の上面ウエハ4を示し、図5はチ
ャンバ52の圧力が上昇してダイヤフラム51が上方に
歪んだ場合の上面ウエハ4の形状を示す。ここで、上面
ウエハ4の中央部に形成された両端固定ビーム42は、
上面ウエハ4の上方に端面がほぼ垂直に位置する光ファ
イバ22から光パルスが照射されると、その光熱作用に
より周期的に下方へ押圧されて、ミクロンオーダの振動
を発生する。両端固定ビーム42は、その寸法や剛性に
応じた機械的共振周波数を有するため、光パルスの周期
と一致すると、図4、図5に示されるように、共振を発
生する。
【0019】また、両端固定ビーム42と近接して上面
ウエハ4上に形成されているカンチレバー41も、同様
に固有の共振周波数を有するため、光パルスにより振動
を発生し、その周期が光パルスの周期と一致すると共振
を発生する。特に、この両端固定ビーム42は、両端が
ダイヤフラム51と一体に支持されているため、ダイヤ
フラム51の歪みに応じて共振周波数が増減する。すな
わち、これらチャンバ52の圧力と両端固定ビーム42
の共振周波数の間には、図6に示す関係が得られること
から、両端固定ビーム42の共振周波数を測定すること
で、チャンバ52の圧力を求めることができる
【0020】また、カンチレバー41の共振周波数は、
片持ち支持であるため、共振周波数がダイヤフラム51
の歪みと無関係であり、温度のみによって変化する。こ
のようにして、カンチレバー41および両端固定ビーム
42に、それぞれ固有の振動数で発生した振動は、同じ
く、上方に位置する光ファイバ21から送られてくる干
渉信号光により検出される。すなわち、光ファイバ21
からレバー41、ビーム42の振動面にコーヒレントな
干渉信号光が入射され、それが反射して光ファイバ21
へ入射される。さらに、光ファイバ21内でも、その端
面で干渉信号光が反射する。この2種類の反射光は、互
いに干渉し、光ファイバ21の端面からレバー41、ビ
ーム42の振動面までの距離が波長の2分の1の整数倍
であるとき最大の定常波が発生する。
【0021】これら定常波の周波数間隔(モード間隔)
の経時変化を監視することにより、レバー41およびビ
ーム42の振動による位相の変化を検出して振動数を測
定することができる。こうして得られたレバー41の振
動数から、予め用意されている両者の関係式にもとづき
レバー41の温度が算出され、同様にして、ビーム42
の振動数からチャンバ52の圧力が算出される。また、
必要によってはこの温度を用いて、算出された圧力の値
を温度補正することも可能である。これらは周知の光振
動子の動作原理であり、実施例で測定した温度、圧力以
外にも、各種の物理量の測定に用いることができる。
【0022】図7は、振動子1と光ファイバ2との接続
部を示す断面図であり、図8は図7の光ファイバ2の横
断面図である。図7に示されるように、光ファイバ2
は、その光軸が振動子1と垂直になるように支持される
とともに、光ファイバ2の端面と振動子1との間は、振
動子1の振動が光ファイバ2の端面と干渉しないように
充分な間隔が確保されている。光ファイバ2の中心部に
配設された光ファイバ21からはレーザ光が振動子1へ
送られ、さらのその振動子1からの反射光が光ファイバ
21へ入射される。光ファイバ21の外側にバンドルさ
れた複数の光ファイバ22からは光パルスが振動子1へ
送られる。
【0023】図9は、振動子1と信号処理部3を接続す
る光ファイバの他の実施例を示す断面図とその屈折率の
分布図である。この光ファイバ6は、中心部に屈折率の
最も大きい干渉計測用の光ファイバ61を配置し、その
周囲に光ファイバ61よりも屈折率の小さい、光パルス
供給用光ファイバのコア部62を形成し、その周囲にさ
らに屈折率の小さい、光パルス供給用光ファイバのクラ
ッド部63を形成したものである。なお、コア部62
は、光ファイバ61のクラッドをかねている。この実施
例では、干渉計測用光ファイバと光パルス供給用光ファ
イバが1本の光ファイバ6にまとめたことにより、光フ
ァイバの引き回しが容易になるとともに、光量が充分な
光パルスを振動子1の振動面へ送ることができる。
【0024】また、本発明の両実施例は、干渉計測用光
ファイバの周囲に光パルス供給用光ファイバを同軸状に
配置して形成した光ファイバを、光振動子と接続したこ
とで、充分な光量の光パルスおよび干渉計測用光を振動
子へ供給することを可能にした。そのため、従来の単一
の光ファイバを用いたのでは、光量不足のために光振動
子センサを用いた圧力および温度測定用のセンサの製作
が不可能であったものが、これら光ファイバを用いたこ
とで、製作可能にすることができた。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように第1の発明によれば、
端面が振動子の振動面に対してほぼ垂直に支持した光フ
ァイバにより干渉計測用のレーザ光を振動子に送るとと
もに、この計測用光ファイバの近傍に配設した光ファイ
バにより振動子に光パルスを照射することにより、電気
的ノイズに妨害されることなく、振動子の振動周波数に
対応する物理量を高精度に測定することができる。また
ここで、干渉計測用光ファイバをシングルモード光ファ
イバとすることにより、干渉計測用レーザ光の伝送が可
能になる。
【0026】第2の発明によれば、干渉計測用光ファイ
バの周囲に光パルス供給用光ファイバを複数本同軸上に
配設して光ファイババンドルを形成したことにより、充
分な光量の光パルスを振動子の振動面へ送ることができ
る。
【0027】第3の発明によれば、干渉計測用光ファイ
バの周囲に、干渉計測用光ファイバよりも屈折率の小さ
い透光材により光パルス供給用光ファイバのコアを形成
し、その周囲にさらに屈折率の小さい透光材により光パ
ルス供給用光ファイバのクラッドを形成したことによ
り、干渉計測用光ファイバと光パルス供給用光ファイバ
が1本にまとめられて、光ファイバの引き回しが容易に
なるとともに、充分な光量の光パルスを振動子の振動面
へ送ることができる。
【0028】第4の発明によれば、干渉計測用光ファイ
バの他端にレーザダイオードを接続するとともに、その
接続部の手前に光方向性結合器を並設し、この光方向性
結合器に受光器を接続したことにより、干渉光を干渉計
測用光ファイバから容易に分離して受光器へ入射するこ
とが可能になる。また、本発明にかかる光振動子センサ
において、両持ち支持の振動子を圧力及び温度に応じて
変形するダイヤフラム面に形成し、また温度検出用の片
持ち支持の振動子を前記該圧力及び温度に応じて変形す
る振動子の近傍に配設し、それぞれの振動子をマイクロ
プロセッサに入力することにより両持ち支持の振動子の
温度特性を片持ち支持の振動子の出力により補正し、両
持ち支持の振動子を形成しているダイヤフラム面に働く
圧力を高精度に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】図1の振動子の機械的構造を示す分解斜視図で
ある。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図2のB−B線断面図である。
【図5】図2のB−B線断面図である。
【図6】圧力と周波数の関係を示すグラフである。
【図7】図1の振動子と光ファイバとの接続部を示す断
面図である。
【図8】図7の光ファイバの横断面図である。
【図9】光ファイバの他の実施例の構造を示す説明図で
ある。
【図10】従来例の説明図である。
【図11】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 振動子 2 光ファイバ 3 信号処理部 4 上面ウエハ 5 下面ウエハ 6,21,22 光ファイバ 31,32 レーザダイオード 33 光方向性結合器 34 受光器 35 アンプ 36 パルスカウンタ 37 マイクロプロセッサ 38 D/A変換器 41 カンチレバー 42 両端固定ビーム 51 ダイヤフラム 52 チャンバ 53 キャビティ 61 光ファイバ 62 コア部 63 クラッド部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両持ちまたは片持ちにより支持された振
    動子の振動面に、光パルスを照射して共振を発生させる
    とともに、振動子の振動をレーザ光を用いた干渉計測に
    より検出して振動子の振動周波数を求めることにより、
    振動子の振動周波数に対応する物理量を測定する光振動
    子センサにおいて、端面が振動子の振動面に対してほぼ
    垂直に支持されて干渉計測用のレーザ光を振動子に送る
    光ファイバと、この計測用光ファイバの近傍に配設され
    て振動子に光パルスを照射する光ファイバとを備えたこ
    とを特徴とする光振動子センサ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光振動子センサにおい
    て、干渉計測用光ファイバをシングルモード光ファイバ
    とした光振動子センサ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の光振動子
    センサにおいて、干渉計測用光ファイバの周囲に光パル
    ス供給用光ファイバを同軸上に配設して光ファイババン
    ドルを形成したことを特徴とする光振動子センサ。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2記載の光振動子
    センサにおいて、干渉計測用光ファイバの周囲に、干渉
    計測用光ファイバよりも屈折率の小さい透光材により光
    パルス供給用光ファイバのコアを形成し、その周囲にさ
    らに屈折率の小さい透光材により光パルス供給用光ファ
    イバのクラッドを形成したことを特徴とする光振動子セ
    ンサ。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれか1項に
    記載の光振動子センサにおいて、干渉計測用光ファイバ
    の他端にレーザダイオードを接続するとともに、その接
    続部の手前に光方向性結合器を並設し、この光方向性結
    合器に受光器を接続したことを特徴とする光振動子セン
    サ。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれか1項に
    記載の光振動子センサにおいて、両持ち支持の振動子を
    圧力及び温度に応じて変形するダイヤフラム面に形成
    し、また温度検出用の片持ち支持の振動子を前記該圧力
    及び温度に応じて変形する振動子の近傍に配設し、それ
    ぞれの振動子をマイクロプロセッサに入力することによ
    り両持ち支持の振動子の温度特性を片持ち支持の振動子
    の出力により補正し、両持ち支持の振動子を形成してい
    るダイヤフラム面に働く圧力を正しく出力することを特
    徴とした光振動子センサ。
JP6305539A 1994-11-15 1994-11-15 光振動子センサ Withdrawn JPH08145831A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006106874A1 (ja) * 2005-03-31 2006-10-12 National University Corporation Gunma University カンチレバー型センサ
JP2007085953A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Canon Inc 振動センサ、振動センサを用いた真空計および測定方法

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