JPH0814411B2 - 空気調和機の室内ユニット - Google Patents

空気調和機の室内ユニット

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JPH0814411B2
JPH0814411B2 JP2284660A JP28466090A JPH0814411B2 JP H0814411 B2 JPH0814411 B2 JP H0814411B2 JP 2284660 A JP2284660 A JP 2284660A JP 28466090 A JP28466090 A JP 28466090A JP H0814411 B2 JPH0814411 B2 JP H0814411B2
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JP
Japan
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blade
opening
indoor unit
air conditioner
attached
Prior art date
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JP2284660A
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English (en)
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JPH04158154A (ja
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秀彦 山崎
典彦 皇甫
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は空気調和機の室内ユニットに関するもので
ある。
(従来の技術) 従来の空気調和機の室内ユニットでは、例えば実開昭
62−201333号公報にも記載されているように、気流の吹
出口に設けられた風向調整用ブレードの姿勢を変更する
ことによって、吹出口からの風を変化させるようになっ
ている。
(発明が解決しようとする課題) しかし従来の空気調和機の室内ユニットのように、ブ
レードに風を衝突させて風向きを変える形式では、衝突
に伴う大きな騒音が発生するのみならず、衝突時の圧損
が大きくなるという問題があった。
この発明は上記従来の欠点を解決するためになされた
ものであって、その目的は、従来のような大きな圧損を
生じさせずに吹出口からの風向をスムーズに調節するこ
とができ、騒音や吹出風量の低下を抑制することのでき
る空気調和機の室内ユニットを提供することにある。
(課題を解決するための手段) そこで第1請求項記載の空気調和機の室内ユニット
は、気流吹出口2を形成する通風路内壁21に、可撓性を
具備するブレード6の基端部61が取付けられ、そのブレ
ード6の他端側63が、気流吹出口2の吹出開口24側でそ
の幅方向に往復動可能な可動部材7に取付けられている
ことを特徴としている。
また第2請求項記載の空気調和機の室内ユニットは、
気流吹出口2を挾んで相対向する通風路内壁21、22のそ
れぞれに、可撓性を具備するブレード6、6の基端部6
1、61が各別に取付けられ、それら各別のブレード6、
6の他端側63、63が、気流吹出口2の吹出開口24側でそ
の幅方向に往復動可能な各別の可動部材7、7に取付け
られていることを特徴としている。
(作用) 第1請求項記載の空気調和機の室内ユニットによる
と、可動部材6が気流吹出口2の吹出開口24側でその幅
方向に移動すると、基端部61が通風路内壁21に取付けら
れたブレード6の他端部63が可動部材7と共に移動し、
上記開口24の間口面積や開口方向が変化する。この場
合、ブレード6の他端部63がどの位置に移動されたとき
でも、ブレード6の形はそれ自体の可撓性によって滑ら
かな流線形状に保たれる。
なお第2請求項記載の空気調和機の室内ユニットの作
用も、第1請求項と同様であるが、この第2請求項の場
合には、風向と吹出開口24の開口面積とを独立に制御す
ることが可能である。
(実施例) 次にこの発明の空気調和機の室内ユニットの具体的な
実施例について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
第1図は第1実施例の要部を拡大した断面図である。
この空気調和機の室内ユニットAにおいては、箱型ケ
ーシング1の下端部に気流吹出口2が設けられている。
気流吹出口は、上下の通風路内壁21、22と左右の通風路
内壁23とに囲まれた空間によって形成されており、その
吹出開口24は、ケーシング1の前面側と下面側とに開口
している。またケーシング1の内部には、熱交換器3や
ファン4のほか、ドレンパン5が設けられており、ドレ
ンパン5の底壁51が、上側の上記通風路内壁21の内端部
に接続されている。なお図のように、気流吹出口2の全
体としての向きは斜め下向きになっている。
6はブレードで、軟質合成樹脂やゴム、その他の可撓
性を具備する偏平な板材で作られている。7は可動部材
であるが、この可動部材7は、第4図のように、湾曲し
た目隠し板71の両端部に、略二等辺三角形状の取付板72
が設けられている。
そして第1図のように、上記ブレード6の基端部61が
縁枠62を介して、上記上側の通風路内壁21に回動自在に
取付けられている。
一方、上記可動部材7は、取付板72に設けた支軸73
(第4図)でもって、吹出開口24の近傍に揺動可能に取
着されており(第1図)、上記取付板72の底辺コーナ部
に、上記ブレード6の他端部63が縁枠64を介して取付け
られている。また可動部材7の目隠し板71は上側の通風
路内壁21の上方と下方との間で上記支軸73を中心として
上下に揺動される構成になっていると共に、下向きに動
いたときには上記開口24の幅方向に対する目隠し板71の
出幅が大きくなり、上向きに動いたときには上記開口24
の幅方向に対する目隠し板71の出幅が小さくなる。
以上の構成で、可動部材7を動かし、例えば第1図に
仮想線で示したように上記開口24の幅方向に対する目隠
し板71の出幅を大きくすると、その出幅に見合って開口
24の間口面積が小さくなると共に、開口の向きが下向き
状態に変更される。逆に同図に実線で示したように目隠
し板71の出幅を小さくすると、それに見合って開口24の
間口面積が大きくなると共に、開口の向きがやや上方側
に変更される。そして、いずれの場合においても、ブレ
ード6の基端部61の位置は一定位置に保たれ、その全体
の形はブレード6自体の可撓性によって滑らかに湾曲し
た流線形状に保たれる。ブレード6の形を流線形状に保
つためには、ブレード6を可撓性があり、しかもその腰
が適度の強い材料で作っておくことが有効である。
このように可動部材7を上記開口24でその幅方向に揺
動させて間口面積や間口方向を変化させると、開口24か
らの吹出風速や風向がそれらに応じて変化する。またこ
の場合、ブレード6はその形が流線形状に保たれている
ため、気流吹出口2の通風路を通過する風は滑らかな流
線形状のブレード6に案内された後に上記開口24から吹
き出されるので、風の偏向時に大きな圧損が生じず、吹
出風量の低下や騒音の発生が抑制されることになる。
第2図と第3図は第2実施例の要部を拡大した断面図
である。
この実施例は、ブレード6と可動部材7とを上側の通
風路内壁21のみならず、下側の通風路内壁22にも取付け
てある点が第1図のものと異なるだけであり、その他の
構成は第1図の実施例に準じている。9はブレード6の
形を適正に保つためのサポートである。
この実施例によると、気流吹出口2を通過する気流が
滑らかな流線形状に保たれた上側のブレード6と下側の
ブレード6とによって案内された後に開口24から吹き出
されるので風の偏向時の圧損が第1図の場合よりもさら
に少なくなり、吹出風量の低下や騒音の発生を抑制する
作用が一層顕著に発揮される。またこの実施例では、開
口面積と風向とを独立に変化し得るので、吹出風速をフ
ァン4の設定風量によらずに最適に設定することができ
るという利点がある。また風向きの偏向幅を大きくとれ
る利点もある。なお第2図は上側の可動部材7の開口24
に対する出幅を大きくし、下側の可動部材7の開口24に
対する出幅を小さくして開口の向きを下向きに設定した
例で、室内暖房に適する。第3図はその逆で室内冷房に
適する。
第5図は暖房運転時における間口面積の制御例を示す
タイムチャートであり、このタイムチャートに準じた運
転方法を採用する場合、第4図に示したように可動部材
7の支軸73にはモータ8の回転軸81が連動連結されてい
て、モータ8が熱交換器3に設置されたTC温度測定用セ
ンサーからの信号によって運転制御される。
同図の制御例によると、暖房運転開始時には、熱交換
器温度、すなわちTC温度が一定値に到達するまではファ
ン4が回転せずに風量は零の状態で推移し、開口24はブ
レード6によって全閉されている(状態1)。TC温度が
一定値に到達すると、ファン4が中速で回転し、ファン
の設定風量が少ない間はブレード6による開口24の開度
を全開時の1/4程度にして吹出風速が速められる(状態
2)。この状態2ではファン4の設定風量の割に吹出風
速が速くなるから暖房気流の室内循環が良好に行われ
る。TC温度がさらに上昇して平衡値付近から平衡値に到
達すると、ファン4が高速回転して設定風量が増大され
る。そして風量が多くなると、ブレード6による開口24
の開度を半開程度にして吹出風速の増大が抑制され、吹
出風速が最適に保たれて快適な気流制御が行われる。
なお上記各実施例においては、ブレード6の基端部61
を回動可能に取付けているが、このブレード6の基端部
61は、通風路内壁21に固着しておいてもよい。
(発明の効果) 上記第1請求項記載及び第2請求項記載の空気調和機
の室内ユニットによれば、気流吹出口の吹出開口の間口
面積や吹出方向を変化した場合、気流吹出口の通風路を
通過する風は、滑らかな流線形状のブレードに案内され
た後に上記開口から吹き出されるので、風の偏向時に大
きな圧損が生じなくなり、吹出風量の低下や騒音の発生
が抑制されることになり、使用快適性が向上する。
また第2請求項記載の空気調和機の室内ユニットで
は、風向と吹出開口の開口面積とを独立に制御すること
が可能であるが、この結果、風向変更によって吹出風速
が変化していた従来例の場合とは異なり、風向制御と風
速制御とを相互に独立して行うことが可能となって、一
段と快適な気流制御が行えることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の空気調和機の室内ユニットの第1実
施例の要部を拡大した断面図、第2図と第3図は第2実
施例の要部を拡大した断面図、第4図は可動部材とブレ
ードとを示す分解斜視図、第5図は暖房運転時における
間口面積の制御例を示すタイムチャートである。 A……空気調和機の室内ユニット、2……気流吹出口、
6……ブレード、7……可動部材、21、22……通風路内
壁、24……気流吹出口の吹出開口、61……ブレードの基
端部、63……ブレードの他端部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】気流吹出口(2)を形成する通風路内壁
    (21)に、可撓性を具備するブレード(6)の基端部
    (61)が取付けられ、そのブレード(6)の他端側(6
    3)が、気流吹出口(2)の吹出開口(24)側でその幅
    方向に往復動可能な可動部材(7)に取付けられている
    ことを特徴とする空気調和機の室内ユニット。
  2. 【請求項2】気流吹出口(2)を挾んで相対向する通風
    路内壁(21)(22)のそれぞれに、可撓性を具備するブ
    レード(6)(6)の基端部(61)(61)が各別に取付
    けられ、それら各別のブレード(6)(6)の他端側
    (63)(63)が、気流吹出口(2)の吹出開口(24)側
    でその幅方向に往復動可能な各別の可動部材(7)
    (7)に取付けられていることを特徴とする空気調和機
    の室内ユニット。
JP2284660A 1990-10-22 1990-10-22 空気調和機の室内ユニット Expired - Lifetime JPH0814411B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103542507A (zh) * 2013-10-28 2014-01-29 Tcl空调器(中山)有限公司 空调及其控制方法

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