JPH081434A - 丸鋸修正研磨機 - Google Patents

丸鋸修正研磨機

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JPH081434A
JPH081434A JP15794994A JP15794994A JPH081434A JP H081434 A JPH081434 A JP H081434A JP 15794994 A JP15794994 A JP 15794994A JP 15794994 A JP15794994 A JP 15794994A JP H081434 A JPH081434 A JP H081434A
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JP
Japan
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lever
circular saw
saw
rotation
grinder
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Pending
Application number
JP15794994A
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English (en)
Inventor
Kiyohiko Sasanuma
清彦 笹沼
Hiroyuki Saeki
裕行 佐伯
Masayoshi Saeki
政義 佐伯
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S K NOKI SEISAKUSHO KK
SK AGRICULTURAL MACH
Original Assignee
S K NOKI SEISAKUSHO KK
SK AGRICULTURAL MACH
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 グラインダーと鋸刃の刃先とのセット位置の
選定を簡単に行うと共に、鋸刃の刃先および丸鋸の外形
の修正切削を容易に行う。 【構成】 固定台1の前後位置に、切削角度調節および
前後移動調節のできるグラインダと回動基準円盤11と
を対向して設ける。回動基準円盤11には、レバー17
で規定範囲左右回動ができる回動体12を設ける。回動
体12の偏心位置に立設した軸受筒16には、丸鋸24
と、周縁に鋸刃25と同数の係止部を設けた回動案内盤
22とを装着する。固定台1上には、回動案内盤22の
係止部と係合された状態で、レバー17の後進回動時に
圧縮弾機21の制動で丸鋸24を不回動状態のままグラ
インダーに対し前進移動させて鋸刃25の刃先を切削
し、また、レバー17の前進回動時に丸鋸24の歯背面
をグラインダに圧接した状態で、丸鋸24の歯背面26
長さ分だけ切削する切削規制装置を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、使用によって摩耗し、
切れ味不良となった丸鋸の刃を簡単に切れ味良好な刃に
修正研磨するとともに、丸鋸の歯背面も修正研磨して、
丸鋸の外形をバランスの取れた形状に修正することがで
きる丸鋸修正研磨機の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、グラインダーに対し前後移動調節
ができる摺動台を設け、該摺動台には回動基準円盤を軸
として左右方向に規定範囲回動できる回動体を設け、該
回動体の偏心位置に立設した軸受筒には、周縁に鋸刃と
歯背面を交互に複数設けた丸鋸と、鋸刃と同数の係止部
を周縁に設けた回動案内盤を夫々装着し、かつ巻装され
た圧縮弾機の付勢弾力で妄りに左右方向へ回動されない
よう制動せしめた取付軸を軸架し、前記摺動台上には、
回動案内盤の係止部に係止される係止爪を有するストッ
パー装置と、回動体に装着された回転ハンドルをグライ
ンダーに対し鋸刃が当たる位置でセットできるよう規制
せしめたり、又は、回転ハンドルの往動終了時に係止部
と係止爪との間に鋸刃の研磨代に相当する間隔が形成さ
れるように回転ハンドルの回動範囲を規制せしめる規制
装置とを夫々設けると共に、回転ハンドルには、回動案
内盤の係止部と係合する送り爪を備えた送り装置を設け
て、回転ハンドルの往復回転作動で丸鋸を1駒宛回動せ
しめながら切れ味不良となった鋸刃の修正研磨とアンバ
ランスとなった丸鋸の歯背面をバランスのとれた形状に
修正研磨することができる丸鋸研磨機は、本出願前例え
ば特公平5−32166号公報に記載されて公知であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従前のこの
種丸鋸研磨機においては、丸鋸を1駒宛回転させるため
の送り装置を回転ハンドルに装着せしめたり、或は、回
転ハンドルを時計方向に往動回転させた際に取付軸に装
着された回動案内盤および丸鋸を不回動状態のもとにグ
ラインダーに向け偏心回転させるためのストッパー装置
を備えていたので研磨機全体の構成が複雑となり、故障
発生の原因となる許りか高価となる。
【0004】その上、鋸刃の刃先修正研磨作業時および
丸鋸の歯背面の形状修正研磨作業時には、ハンドル付き
の回転螺杆の回動操作で、摺動台を丸鋸がグラインダー
の回転が止まる位いグラインダーに向けて前進させるた
めに、グラインダーが焼き付いて故障を起こしたり、あ
るいは、砥石が極端に摩耗し、直ぐに交換しなければな
らない許りか、摺動台は、取付台上に設けた2本の傾斜
案内レールに沿ってグラインダーに対し前後方向に摺動
ができるようにするために、摺動台の両側下部に装着さ
れた傾斜状の摺動片は傾斜案内レールに嵌装された構成
となっていたので、修正研磨作業時に生じた切削粉塵が
傾斜案内レールと摺動片との摺動面間に進入して摺動台
の前後移動を不円滑ならしめる等の問題点を有してい
た。
【0005】本発明は、摺動台は勿論のこと、ストッパ
ー装置および送り装置を一切使用しなくとも、固定台の
前後位置に、傾斜角度調節および前後方向への移動調節
ができるグラインダーと、回動基準円盤を軸として偏心
回動される丸鋸とを対向して設けただけで、グラインダ
ーと鋸刃の刃先とのセット位置の選定を簡単に行うこと
ができると同時に、構成の簡略化と製造コストの低減化
を図ることができる許りか、丸鋸をグラインダーに向け
強く前進させなくとも、固定台上に設けた切削規制装置
の係止案内作動および取付軸に装着した圧縮弾機の制動
作動とにより、レバーの後進回動操作で、鋸刃の刃先を
切れ味良好に切削せしめるとともに、レバーの前進回動
操作で丸鋸の外形をバランスの取れた正常な外形となる
よう連続して修正切削ができる丸鋸修正研磨機を提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の丸鋸修正研磨機においては、第1項の構成
は、固定台の前後位置に、切削角度調節および前後方向
への移動調節ができるグラインダーと、回動基準円盤と
を対向して設け、前記回動基準円盤には、回動基準円盤
を軸としてレバーの前後進回動作動で規定範囲左右回動
ができる回動体を設け、前記会導体の偏心位置に立設し
た軸受筒には、周縁に鋸刃と歯背面を交互に複数設けた
丸鋸と、周縁に鋸刃と同数の係止部を設けた回動案内盤
をそれぞれ装着し、かつ、巻装された圧縮弾機の付勢弾
力で左右方向に回動されないよう制動せしめた取付軸を
軸架するとともに、前記固定台上には、回動案内盤の係
止部と係合された状態で、レバーの後進回動時に圧縮弾
機の制動で丸鋸を不回動状態のままグラインダーに対し
て鋸刃の刃先長さだけ前進移動させて鋸刃の刃先を切削
し、また、レバーの前進回動時に丸鋸の歯背面をグライ
ンダーに圧接した状態で、丸鋸の歯背面長さ分だけレバ
ーの前進回動方向と同方向へ向け前進回動させて丸鋸の
歯背面を連続して切削する切削規制装置を設けたもので
ある。
【0007】また、本発明の第2項の構成は、切削規制
装置は、固定台上に立設した支持軸と、一端が固定台に
係着され、央部を支持軸に巻装し、他端を支持軸上端に
枢着され、かつ、一側に回動案内盤の係止部と係合する
起立誘導片を備えた案内体に係着した付勢弾機とにより
構成したものである。
【0008】また、本発明の第3項の構成は、固定台上
には、レバーの前進回動終了時にレバーを前進回動方向
と反対方向に押し戻すように弾発せしめて回動案内盤の
係止部と案内体の起立誘導片との係合を保持せしめる弾
発性規制体と、レバーの後進回動位置を規定する刃物位
置決め装置を設けたものである。
【0009】
【作用】牧草や茎稈あるいはその他の農作物の切断作業
により丸鋸の刃先および外周が摩耗され、切れ味が著し
く低下された丸鋸の鋸刃および外周形状がアンバランス
状態となった丸鋸(例えば8枚刃)を修正研磨して再度
の使用を図りたい時には、先ずレバー17を固定台1上
の後部側一側位置に設けられた刃物位置決め装置34の
フック37で図4のA′位置にあるように係止する。
【0010】次いで、上記の状態のもとで、取付軸18
へ8枚刃の丸鋸24を、該丸鋸24の鋸刃25と回動案
内盤22の外周に8個所設けた係止部23の一つが一致
するようにした後、ノブナット28で緊定する。
【0011】さすれば、回動案内盤22に設けられた8
個所の係止部23の一つに切削規制装置29の起立誘導
片32が研磨代に相当する間隔Lを隔てて係止された状
態となる許りか、レバー17と刃物位置決め装置34と
の間にも鋸刃25の研磨代に相当する間隔Lが自動的に
設けられる。
【0012】次に、図4において、フック37を外し切
削規制装置29の起立誘導片32が次位の係止部23と
係合する位置まで、レバー17をA′位置よりA位置に
向け前進回動(図4において時計方向)せしめれば、レ
バー17は弾発性規制体39により受け止められると同
時に、その弾発作用で、起立誘導片32と係止部23と
は確実に係止状態が保持される。
【0013】以上のようにして、刃物位置が決められた
ら、例えば45度の傾斜角度に傾斜調節された砥石5を
備え、しかも固定台1の前部側に設けられたグラインダ
ー3を、丸鋸24に向け移動せしめて鋸刃25の外周先
端と砥石5の外周端とが図5に示された如く一致するよ
うに調節した後、グラインダー3を運転せしめる。
【0014】次に、レバー17を図4に示されたよう
に、A位置より刃物位置決め装置34と衝接するA″位
置に向け後進回動(時計方向)すると、回動体12の偏
心位置に軸架された取付軸18はB位置よりB′位置に
向け偏心回動移行されるとともに、取付軸18に装着さ
れた回動案内盤22および丸鋸24も取付軸18に装着
された圧縮弾機21の制動作用で不回動状態のままC位
置よりC′位置およびD位置よりD′位置となるようグ
ラインダー3に対して鋸刃25の刃先長さ分だけ前進移
動される。
【0015】ところで、回動案内盤22がレバー17の
後進回動作動で不回動状態のもとにC位置よりC′位置
に鋸刃25の刃先長さ分だけグラインダー3に向け前進
移動される状態時においては、係止部23に係止された
切削規制装置29の起立誘導片32は係止部23と摺接
状態のもとに支持軸30を軸として付勢弾力に抗して強
制的に時計方向に回転されるので、回動案内盤22は前
進移動に伴い起立誘導片32との摺接で反時計方向側へ
向け僅かに弧状を呈するように案内されながらグライン
ダー3に向け前進移動されることになり、その結果、取
付軸18へ回動案内盤22とともに装着された丸鋸24
の鋸刃25は前記作動で砥石5により刃先長さ分だけ弧
状に切削される。
【0016】次に、図6に示されたように、レバー17
をA″位置よりA位置に向け前進回動(反時計方向)さ
せれば、回動案内盤22は取付軸18に巻装された圧縮
弾機21の制動作用でE位置よりE′位置に向け鋸刃1
駒分だけレバーの前進回動方向と同方向に向け前進回動
されるとともに、取付軸18もB′位置よりB位置に向
け偏心移行される。
【0017】一方、丸鋸24も取付軸18を軸としてグ
ラインダー3に対しF位置より次位の鋸刃25先端部の
F′位置に至るようレバー17の前進回動方向と同方向
に向け前進回動される。ところで、レバー17の後進回
動作動で鋸刃25の切削を終了したグラインダー3は鋸
刃25の刃先位置にあって、丸鋸24の歯背面26と摺
接状態にあるので、レバー17をA″位置よりA位置に
向け前進回動させた際には、グラインダー3は丸鋸24
の歯背面26と摺接された状態のまま、丸鋸24が前進
回動方向に向け回転されるにしたがい、歯背面26も正
確な形状に修正研磨される。
【0018】以上のようにレバー17の後進回動および
前進回動による一回の回動作動で1刃の鋸刃25と1個
の歯背面26の修正研磨作業が終了したら、以後、前記
と同様に鋸刃25および歯背面26の数だけ(本実施例
においては例えば8回)順次後進回動および前進回動す
れば、鋸刃25の切削研磨と歯背面26の修正研磨を能
率よく連続して行うことができる。
【0019】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。
【0020】図1ないし図9において、1は、前後方向
に長い脚付きの固定台であって、該固定台1上の前部側
には、一側に回転モータ4を設け、他側に回転モータ4
により高速回転される砥石5を回転自在に軸架したグラ
インダー3を挟着せしめたグラインダー取付金具2が立
設されており、前記グラインダー3は砥石5の切削角度
を自由に調節できるようにするために、グラインダー取
付金具2に左右方向への回動調節ができるように挟着さ
れている。
【0021】前記グラインダー取付金具2は、固定台1
上の一側に配設した案内レール6に沿って前後方向への
移動調節ができるようにするために、グラインダー取付
金具2の水平基台7には前後方向に沿って長孔8が穿孔
されるとともに、水平基台7の一側縁は案内レール6の
側面と接するように、固定台1側より長孔8内に挿入し
たボルト9に螺合したノブナット10により緊定せし
め、ノブナット10の緩弛操作でグラインダー取付金具
2を前後方向に向け移動調節ができるように構成されて
いる。
【0022】固定台1の後部側には、逆皿状を呈する回
動基準円盤11がグラインダー3と対向するように装着
されており、該回動基準円盤11の上部には周縁鍔を下
向きに折曲した円盤状の回動体12を上方より冠せた状
態のもとに嵌合連結せしめてある。
【0023】前記回動基準円盤11の上面左右対称位置
には、回動体12が回動基準円盤11を軸として所定角
度左右方向に回動させるための弧状長孔13,13がそ
れぞれ同心状に穿孔され、また、被嵌側の回動体12の
上面左右対称位置にも、前記弧状長孔13,13と合致
する連結孔14,14を穿孔して、弧状長孔13,13
および連結孔14,14に亘り貫通した連結具15,1
5により両者を連結せしめる。
【0024】前記回動体12の偏心位置には軸受筒16
を立設するとともに、回動体12にはレバー17の一端
が装着されている。前記軸受筒16には、取付軸18が
自由に遊動できるように軸架され、前記取付軸18の下
端にはワッシャ20付きの緊定ボルト19を螺入して、
軸受筒16の凹陥部内に位置した取付軸18に巻装した
圧縮弾機21を装着せしめて、その付勢弾力により取付
軸18が妄りに左右方向に回動されないよう強力に制動
せしめる。
【0025】取付軸18の上部側には、周縁に複数(本
実施例にあっては8個)の係止部23を均等割りに設け
た逆皿形円盤状の回動案内盤22を一体に熔着せしめる
とともに、回動案内盤22の上面には、周縁に回動案内
盤22の係止部23と同数の鋸刃25と歯背面26とを
交互に設けた丸鋸24を取外し自在に取付軸18へ嵌入
載置せしめ、これを取付軸18に嵌入した挟着盤27を
介して取付軸18の先端側に螺合したノブナット28に
より強固に装着する。
【0026】29は、回動案内盤22近傍位置の固定台
1上に配設した切削規制装置であって、前記切削規制装
置29は、固定台1に立設した支持軸30と、一端が固
定台1に係着され、央部を支持軸30に巻装し、他端を
支持軸30の上端に枢着され、かつ、一側に回動案内盤
22の係止部23と係合する起立状の誘導片32を一体
に設けた案内体31に係着した付勢弾機33とにより構
成され、常時付勢弾機33の弾力により起立誘導片32
の一端側を回動案内盤22の外周縁に圧接せしめる。
【0027】34は、回動体12に先端側を装着したレ
バー17の後進回動位置を規定するための刃物位置決め
装置であって、前記刃物位置決め装置34は、固定台1
の後部側に立設した取付金具35の起立片36に、レバ
ー17が嵌入係止されるフック37を枢着して構成した
ものであって、前記フック37によりレバー17を係止
した際に、レバー17をA′位置に規制せしめ、丸鋸2
4の鋸刃25と、回動案内盤22の係止部23とが一致
するようにセットできるようにする。
【0028】また、フック37の係合を解いた時には、
レバー17が取付金具35に螺入した調節螺杆38に当
接するA″位置で停止されるように時計方向に回動でき
るようにして、A′位置とA″位置との間に鋸刃25の
研磨代に相当する間隔Lを形成する。
【0029】したがって、レバー17をA′位置にセッ
トした際には、回動案内盤22の係止部23と切削規制
装置29の誘導片32との間にも研磨代に相当する間隔
Lが形成される。
【0030】39は、レバー17を前進回動によりA位
置において停止させるための弾発性規制体であって、前
記弾発性規制体39は、レバー17の回動領域中の固定
台1上に立設されて、レバー17の前進回動終了時にレ
バー17を前進方向と反対方向(時計方向)に押し戻す
ように弾発せしめて回動案内盤22の係止部23と案内
体31の誘導片32とが確実に係合状態を保持できるよ
うにする。
【0031】Aは、レバー17の前進回動終了位置であ
り、A′は、鋸刃25と係止部23とを一致させる装着
位置であり、A″は、レバー17の後進回動終了位置で
ある。また、C,C′は、レバー17をA位置よりA″
位置に向け後進回動させた際における回動案内盤2の移
動位置であり、D,D′は、レバー17をA位置より
A″位置に向け後進回動させた際における丸鋸24の移
動位置であり、また、E,E′は、レバー17をA″位
置よりA位置に向け前進回動させた際における回動案内
盤22の回動位置であり、さらに、F,F′は、レバー
17をA″位置よりA位置に向け前進回動させた際にお
ける丸鋸24の回転位置である。
【0032】なお、本発明の丸鋸修正研磨機は8枚刃以
外の丸鋸であっても、鋸刃と歯背面の修正研磨ができ
る。
【0033】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されたような効果を奏する。
【0034】請求項1に記載された発明によれば、従来
の如きストッパー装置および送り装置を無くしても、丸
鋸および回動案内盤をレバーの前後進回動により、不回
動状態のもとにグラインダーに対し鋸刃の刃先長さ分だ
け前進移動せしめたり、あるいは歯背面長さ分だけレバ
ーの前進回動方向に向け前進回動せしめ、鋸刃の修正切
削作業と歯背面の修正切削作業を連続して能率よく行う
ことができるとともに、固定台上には回動案内盤の係止
部と係合する切削規制装置を設けて、鋸刃の修正切削を
行う際に、不回動状態のもとに鋸刃に刃先長さ分だけ弧
状に案内させながらグラインダーに向け前進移動させて
鋸刃を弧状に切削し、耐久性に富み、しかも切れ味良好
な弧状の鋸刃を得ることができる許りか、グラインダー
を丸鋸に対し、切削角度調節および前後移動調節ができ
るようにしたので、装置全体の構成を著しく簡潔化なら
しめて製造原価を安くすることができるは勿論のこと、
丸鋸をグラインダーに対し強く前進させなくても、鋸刃
の切削および歯背面の切削ができるようにし、もって、
グラインダーが焼き付いたり、あるいは、砥石が早く摩
耗するのを防止し、長期の使用に耐えさせることができ
る。
【0035】請求項2に記載された発明によれば、グラ
インダーに対しレバーの後進回動作動で不回動状態のも
とに前進移動されてきた鋸刃を係止部と摺接しながら回
動される起立誘導片により弧状に案内せしめ鋸刃を切れ
味良好な弧状刃に修正研磨することができる許りか、レ
バーの前進回動作動で丸鋸の歯背面を修正研磨すること
ができる。
【0036】請求項3に記載された発明によれば、固定
台上に設けた弾発性規制体と刃物位置決め装置とによ
り、レバーの前進回動終了位置および後進回動終了位置
を正確に規制して、鋸刃の修正研磨作業および歯背面の
修正研磨作業を連続して行わせることができるととも
に、弾発性規制体の弾発作用でレバーを強制的に後進回
動方向に押し戻し、係止部と起立誘導片との係合を確実
に保持させることができる許りか、切削作業の開始に際
して、鋸刃と係止部との位置決めを容易に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る丸鋸修正研磨機の側面図である。
【図2】一部を破断した図1の平面図である。
【図3】要部の一部を破断した拡大正面図である。
【図4】レバーを後進回動させた時の作用説明図であ
る。
【図5】グラインダーと丸鋸とのセット状態を示す一部
切欠した拡大平面図である。
【図6】レバーを前進回動させた時の作用説明図であ
る。
【図7】回動基準円盤の平面図である。
【図8】回動体の平面図である。
【図9】一部を切欠した鋸刃の拡大平面図である。
【符号の説明】
1 固定台 3 グラインダー 5 砥石 11 回動基準円盤 12 回動体 16 軸受筒 17 レバー 18 取付軸 21 圧縮弾機 22 回動案内盤 23 係止部 24 丸鋸 25 鋸刃 26 歯背面 29 切削規制装置 30 支持軸 31 案内体 32 起立誘導片 33 付勢弾機 34 刃物位置決め装置 39 弾発性規制体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定台の前後位置に、切削角度調節およ
    び前後方向への移動調節ができるグラインダーと、回動
    基準円盤とを対向して設け、前記回動基準円盤には、回
    動基準円盤を軸としてレバーの前後進回動作動で規定範
    囲左右回動ができる回動体を設け、前記回動体の偏心位
    置に立設した軸受筒には、周縁に鋸刃と歯背面を交互に
    複数設けた丸鋸と、周縁に鋸刃と同数の係止部を設けた
    回動案内盤をそれぞれ装着し、かつ、巻装された圧縮弾
    機の付勢弾力で左右方向に回動されないよう制動せしめ
    た取付軸を軸架するとともに、前記固定台上には、回動
    案内盤の係止部と係合された状態で、レバーの後進回動
    時に圧縮弾機の制動で丸鋸を不回動状態のままグライン
    ダーに対して鋸刃の刃先長さだけ前進移動させて鋸刃の
    刃先を切削し、また、レバーの前進回動時に丸鋸の歯背
    面をグラインダーに圧接した状態で、丸鋸の歯背面長さ
    分だけレバーの前進回動方向と同方向へ向け前進回動さ
    せて丸鋸の歯背面を連続して切削する切削規制装置を設
    けたことを特徴とする丸鋸修正研磨機。
  2. 【請求項2】 切削規制装置は、固定台上に立設した支
    持軸と、一端が固定台に係着され、央部を支持軸に巻装
    し、他端を支持軸上端に枢着され、かつ、一側に回動案
    内盤の係止部と係合する起立誘導片を備えた案内体に係
    着した付勢弾機とにより構成したことを特徴とする請求
    項1記載の丸鋸修正研磨機。
  3. 【請求項3】 固定台上には、レバーの前進回動終了時
    にレバーを前進回動方向と反対方向に押し戻すように弾
    発せしめて回動案内盤の係止部と案内体の起立誘導片と
    の係合を保持せしめる弾発性規制体と、レバーの後進回
    動位置を規定する刃物位置決め装置を設けたことを特徴
    とする請求項1記載の丸鋸修正研磨機。
JP15794994A 1994-06-16 1994-06-16 丸鋸修正研磨機 Pending JPH081434A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15794994A JPH081434A (ja) 1994-06-16 1994-06-16 丸鋸修正研磨機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15794994A JPH081434A (ja) 1994-06-16 1994-06-16 丸鋸修正研磨機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH081434A true JPH081434A (ja) 1996-01-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6911313B2 (en) 1998-02-06 2005-06-28 Sysmex Corporation Process for discriminating and counting erythroblasts
CN103495773A (zh) * 2013-10-15 2014-01-08 日照海恩锯业有限公司 一种圆锯片的钝化装置及钝化方法
KR101361542B1 (ko) * 2013-02-01 2014-02-13 김경조 면취기가 구비된 철선 절단장치
WO2015143918A3 (zh) * 2014-02-08 2016-01-21 张安全 自磨锐圆盘割刀刀片及其制造方法
CN113118556A (zh) * 2021-04-19 2021-07-16 江苏美特森切削工具有限公司 勾齿双金属带锯条的生产设备

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