JPH0814212A - マルチキャビティシリンダー - Google Patents
マルチキャビティシリンダーInfo
- Publication number
- JPH0814212A JPH0814212A JP7089446A JP8944695A JPH0814212A JP H0814212 A JPH0814212 A JP H0814212A JP 7089446 A JP7089446 A JP 7089446A JP 8944695 A JP8944695 A JP 8944695A JP H0814212 A JPH0814212 A JP H0814212A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- pressure
- cavities
- piston
- multicavity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Actuator (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 供給圧を変えなくとも、出力圧を変化できる
構造を有するマルチキャビティシリンダーを提供するこ
とにある。 【構成】 円筒状のシリンダー（１０）は複数のキャビ
ティ（２１，２２，２３）に区分され、該複数のキャビ
ティを貫いて一本のピストン（３０）が設けられ、か
つ、該複数のキャビティは各々、独立して開閉可能な弁
（１４１，１４２，１４３）を介して圧力が供給される
圧力口（４１，４２，４３）を有することを特徴とする
マルチキャビティシリンダー。 【効果】 本発明のマルチキャビティシリンダーは出力
圧を変換することができるので、出力圧に応じてピスト
ンの移動量を変えることができる。
構造を有するマルチキャビティシリンダーを提供するこ
とにある。 【構成】 円筒状のシリンダー（１０）は複数のキャビ
ティ（２１，２２，２３）に区分され、該複数のキャビ
ティを貫いて一本のピストン（３０）が設けられ、か
つ、該複数のキャビティは各々、独立して開閉可能な弁
（１４１，１４２，１４３）を介して圧力が供給される
圧力口（４１，４２，４３）を有することを特徴とする
マルチキャビティシリンダー。 【効果】 本発明のマルチキャビティシリンダーは出力
圧を変換することができるので、出力圧に応じてピスト
ンの移動量を変えることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、発生する圧力を数通り
に可変できるシリンダーに関する。
に可変できるシリンダーに関する。
【０００２】
【従来技術および発明が解決しようとする課題】従来、
樹脂の射出成形機に使用されるシリンダーあるいは金型
を締める型締シリンダー等に使用されるシリンダーの構
成の断面図を図３に示す。シリンダー１０の内壁に接し
てピストン３０が設けられ、ピストン３０の進行方向
（図上では左側）とは逆側であるシリンダー１０の端部
に図示していない油圧ポンプから圧力を供給する圧力口
４０が設けられている。圧力口４０から供給される供給
圧力５０はキャビティ２０を経てピストン３０に働き、
シリンダーからの出力圧６０として変換される。
樹脂の射出成形機に使用されるシリンダーあるいは金型
を締める型締シリンダー等に使用されるシリンダーの構
成の断面図を図３に示す。シリンダー１０の内壁に接し
てピストン３０が設けられ、ピストン３０の進行方向
（図上では左側）とは逆側であるシリンダー１０の端部
に図示していない油圧ポンプから圧力を供給する圧力口
４０が設けられている。圧力口４０から供給される供給
圧力５０はキャビティ２０を経てピストン３０に働き、
シリンダーからの出力圧６０として変換される。
【０００３】しかし、上記従来のシリンダーでは出力圧
は供給圧が決定されると一義的に決まり、ピストンの移
動量を変化しようとする場合、供給圧を変える必要があ
る。そこで、本発明の目的は供給圧を変えなくとも、出
力圧を変化できる構造を有するマルチキャビティシリン
ダーを提供することにある。
は供給圧が決定されると一義的に決まり、ピストンの移
動量を変化しようとする場合、供給圧を変える必要があ
る。そこで、本発明の目的は供給圧を変えなくとも、出
力圧を変化できる構造を有するマルチキャビティシリン
ダーを提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、円筒状
のシリンダーは複数のキャビティに区分され、該複数の
キャビティを貫いて一本のピストンが設けられ、かつ、
該複数のキャビティは各々、独立して開閉可能な弁を介
して圧力が供給される圧力口を有することを特徴とする
マルチキャビティシリンダー。
のシリンダーは複数のキャビティに区分され、該複数の
キャビティを貫いて一本のピストンが設けられ、かつ、
該複数のキャビティは各々、独立して開閉可能な弁を介
して圧力が供給される圧力口を有することを特徴とする
マルチキャビティシリンダー。
【０００５】
【作用】本発明のシリンダーは、複数に区分されたキャ
ビティが各々開閉可能な弁を介して圧力が供給される圧
力口を備えているので、圧力を加えるキャビティを選択
することにより、ピストンの移動量を変化することがで
きる。
ビティが各々開閉可能な弁を介して圧力が供給される圧
力口を備えているので、圧力を加えるキャビティを選択
することにより、ピストンの移動量を変化することがで
きる。
【０００６】
【実施例】以下、実施例を説明するが本発明はこれに限
定されるものではない。
定されるものではない。
【０００７】図１は射出成形機に使用される本発明のマ
ルチキャビティシリンダーの一例を示す断面図であり、
図２は図１とは異なる実施例を示す断面図である。
ルチキャビティシリンダーの一例を示す断面図であり、
図２は図１とは異なる実施例を示す断面図である。
【０００８】図１に示されたマルチキャビティシリンダ
ーはシリンダー１０の内側が３ケのキャビティ２１，２
２，２３に区分されており、前記キャビティは各々、図
示していない油圧ポンプから開閉可能な弁１４１，１４
２，１４３を介して、圧力を供給する圧力口４１，４
２，４３を備えている。シリンダー３０はキャビティ２
１，２２，２３を貫いている。
ーはシリンダー１０の内側が３ケのキャビティ２１，２
２，２３に区分されており、前記キャビティは各々、図
示していない油圧ポンプから開閉可能な弁１４１，１４
２，１４３を介して、圧力を供給する圧力口４１，４
２，４３を備えている。シリンダー３０はキャビティ２
１，２２，２３を貫いている。
【０００９】例えば、一台の油圧ポンプに三つの弁１４
１，１４２，１４３が接続されて、かつ、弁１４１，１
４２，１４３がすべて開いているとすれば、油圧ポンプ
からキャビティ２１，２２，２３に圧力が供給されるの
で、各キャビティごとにピストン３０に圧力５１，５
２，５３が加圧される。また弁１４３が閉じ、弁１４
１，１４２が開いているとすれば、ピストン３０に圧力
５１，５２が加圧される。さらに弁１４３，１４２が閉
じ、弁１４１が開いているとすれば、ピストン３０に圧
力５１が加圧される。
１，１４２，１４３が接続されて、かつ、弁１４１，１
４２，１４３がすべて開いているとすれば、油圧ポンプ
からキャビティ２１，２２，２３に圧力が供給されるの
で、各キャビティごとにピストン３０に圧力５１，５
２，５３が加圧される。また弁１４３が閉じ、弁１４
１，１４２が開いているとすれば、ピストン３０に圧力
５１，５２が加圧される。さらに弁１４３，１４２が閉
じ、弁１４１が開いているとすれば、ピストン３０に圧
力５１が加圧される。
【００１０】以上のように、本実施例では、弁の開閉を
変更することにより、３通りの出力圧６０を作成するこ
とができ、出力圧６０に応じてピストンの移動量を変え
ることができる。
変更することにより、３通りの出力圧６０を作成するこ
とができ、出力圧６０に応じてピストンの移動量を変え
ることができる。
【００１１】図２は図１とは異なる実施例を示す。図２
に示すマルチキャビティシリンダーは、シリンダー１０
の内側が３ケのキャビティ２１，２２，２３に区分され
ており、前記キャビティは各々、図示していない油圧ポ
ンプから開閉可能な弁１４１，１４２，１４３を介し
て、圧力を供給する圧力口４１，４２，４３を備えてい
る構造は図１と同様であるが、キャビティの空間はシリ
ンダー１０の内壁に設けられたシリンダーリング７１，
７２，７３の厚さが増すことによって、徐々に、狭くな
っている。
に示すマルチキャビティシリンダーは、シリンダー１０
の内側が３ケのキャビティ２１，２２，２３に区分され
ており、前記キャビティは各々、図示していない油圧ポ
ンプから開閉可能な弁１４１，１４２，１４３を介し
て、圧力を供給する圧力口４１，４２，４３を備えてい
る構造は図１と同様であるが、キャビティの空間はシリ
ンダー１０の内壁に設けられたシリンダーリング７１，
７２，７３の厚さが増すことによって、徐々に、狭くな
っている。
【００１２】例えば、シリンダーリング７１，７２，７
３の内径を１、４、１６ｃｍ２とする。圧力口４１から
供給される圧力が１ｋｇｆ／ｃｍ２、この時のピストン
の移動量２１ｃｍ／ｓｅｃとすれば、弁１４１，１４
２，１４３の開閉状況により、表１に示すようなピスト
ン３０の移動が可能である。
３の内径を１、４、１６ｃｍ２とする。圧力口４１から
供給される圧力が１ｋｇｆ／ｃｍ２、この時のピストン
の移動量２１ｃｍ／ｓｅｃとすれば、弁１４１，１４
２，１４３の開閉状況により、表１に示すようなピスト
ン３０の移動が可能である。
【００１３】
【表１】 表１に示したように、本実施例では弁の開閉を変更する
ことにより、７通りの出力圧６０を作成することがで
き、出力圧６０に応じてピストンの移動量を変えること
ができる。
ことにより、７通りの出力圧６０を作成することがで
き、出力圧６０に応じてピストンの移動量を変えること
ができる。
【００１４】上記例では一台のコンプレッサーが三つの
弁１４１，１４２，１４３に接続しているが、コンプレ
ッサーが各弁に独立して接続してもよく、特に接続方法
が限定されるものではない。出力圧を精密に制御したい
場合は、各弁ごとにコンプレッサーを接続する方が好ま
しい。
弁１４１，１４２，１４３に接続しているが、コンプレ
ッサーが各弁に独立して接続してもよく、特に接続方法
が限定されるものではない。出力圧を精密に制御したい
場合は、各弁ごとにコンプレッサーを接続する方が好ま
しい。
【００１５】また、上記実施例は加圧方法として油圧を
使用しているが、加圧方法は特に限定されることはな
く、それ以外の流体や気体たとえば空気等の各種流体を
使用することができる。さらに、本発明のマルチキャビ
ティシリンダーは射出成形機以外の種々のものに使用で
きる。
使用しているが、加圧方法は特に限定されることはな
く、それ以外の流体や気体たとえば空気等の各種流体を
使用することができる。さらに、本発明のマルチキャビ
ティシリンダーは射出成形機以外の種々のものに使用で
きる。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように本発明のマルチキャ
ビティシリンダーは出力圧を変化することができるの
で、出力圧に応じてピストンの移動量を変えることがで
きる。
ビティシリンダーは出力圧を変化することができるの
で、出力圧に応じてピストンの移動量を変えることがで
きる。
【図１】本発明に使用されるマルチキャビティシリンダ
ーの一例を示す断面図。
ーの一例を示す断面図。
【図２】図２は図１とは異なる実施例を示す断面図。
【図３】従来使用されているマルチキャビティシリンダ
ーを示す断面図。
ーを示す断面図。
１０ シリンダー ２０，２１，２２，２３ キャビティ ３０ ピストン ４０，４１，４２，４３ 圧力口 １４１，１４２，１４３ 弁
Claims (1)
- 【請求項１】 円筒状のシリンダーは複数のキャビティ
に区分され、該複数のキャビティを貫いて一本のピスト
ンが設けられ、かつ、該複数のキャビティは各々、独立
して開閉可能な弁を介して圧力が供給される圧力口を有
することを特徴とするマルチキャビティシリンダー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7089446A JPH0814212A (ja) | 1994-04-26 | 1995-04-14 | マルチキャビティシリンダー |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8839294 | 1994-04-26 | ||
| JP6-88392 | 1994-04-26 | ||
| JP7089446A JPH0814212A (ja) | 1994-04-26 | 1995-04-14 | マルチキャビティシリンダー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0814212A true JPH0814212A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=26429780
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7089446A Pending JPH0814212A (ja) | 1994-04-26 | 1995-04-14 | マルチキャビティシリンダー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0814212A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004008804A (ja) * | 2002-06-10 | 2004-01-15 | Duerkopp Adler Ag | ボタン穴ミシン |
| JP2010164085A (ja) * | 2009-01-13 | 2010-07-29 | Isuzu Motors Ltd | 多段油圧比変換装置 |
| WO2014182783A1 (en) * | 2013-05-09 | 2014-11-13 | Eaton Corporation | Multi-cylinder assembly |
| JP2019516934A (ja) * | 2016-04-11 | 2019-06-20 | エス・エム・エス・グループ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング | 液圧シリンダー |
-
1995
- 1995-04-14 JP JP7089446A patent/JPH0814212A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004008804A (ja) * | 2002-06-10 | 2004-01-15 | Duerkopp Adler Ag | ボタン穴ミシン |
| JP4528498B2 (ja) * | 2002-06-10 | 2010-08-18 | デュルコップ アードラー アクチエンゲゼルシャフト | ボタン穴ミシン |
| JP2010164085A (ja) * | 2009-01-13 | 2010-07-29 | Isuzu Motors Ltd | 多段油圧比変換装置 |
| WO2014182783A1 (en) * | 2013-05-09 | 2014-11-13 | Eaton Corporation | Multi-cylinder assembly |
| JP2019516934A (ja) * | 2016-04-11 | 2019-06-20 | エス・エム・エス・グループ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング | 液圧シリンダー |
| US11167338B2 (en) | 2016-04-11 | 2021-11-09 | Sms Group Gmbh | Hydraulic cylinder |
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