JPH08138954A - 放電灯安定器 - Google Patents

放電灯安定器

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JPH08138954A
JPH08138954A JP6275316A JP27531694A JPH08138954A JP H08138954 A JPH08138954 A JP H08138954A JP 6275316 A JP6275316 A JP 6275316A JP 27531694 A JP27531694 A JP 27531694A JP H08138954 A JPH08138954 A JP H08138954A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gap
coil bobbin
magnetic path
discharge lamp
inner magnetic
Prior art date
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Pending
Application number
JP6275316A
Other languages
English (en)
Inventor
Keisuke Harada
圭介 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Life Solutions Ikeda Electric Co Ltd
Original Assignee
Ikeda Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ikeda Electric Co Ltd filed Critical Ikeda Electric Co Ltd
Priority to JP6275316A priority Critical patent/JPH08138954A/ja
Publication of JPH08138954A publication Critical patent/JPH08138954A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業性が良く、またギャップ距離の調整を行
う際に調整ミスが発生しないようにする。 【構成】 内磁路3にギャップ7を有する積層鉄心1
と、該積層鉄心1にコイルボビン9を介してコイル15
を巻装するようにした放電灯安定器において、前記コイ
ルボビン9に、前記積層鉄心1のギャップ7に向けて突
出するギャップ形成体13が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、積層鉄心に外嵌された
ボビンを備える放電灯安定器に関する。
【0002】
【従来の技術】放電灯安定器には、図7及び図8に示す
ように外磁路31と内磁路32とを有する積層鉄心33
と、内磁路32を密嵌状に包囲する胴部34を有するコ
イルボビン35とを備え、前記積層鉄心33の一対の内
磁路形成部36が、コイルボビン35の胴部34内で、
両者間にギャップ37を形成するように互いに突き合わ
されたものがあるが、この種の従来の放電灯安定器は、
同図に示すように振動防止、ギャップ確保のためにギャ
ップ部分に鉛線や接着剤38を注入していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の場合ギ
ャップ部に接着剤38を注入するため、作業性が悪くな
った。また、出力調整のためにギャップ距離の調整を行
う際、調整ミスが発生するという問題があった。本発明
は上記問題点に鑑み、作業性が良く、またギャップ距離
の調整を行う際に調整ミスが発生しないようにしたもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を解決す
る本発明の第一の技術的手段は、内磁路3にギャップ7
を有する積層鉄心1と、該積層鉄心1にコイルボビン9
を介してコイル15を巻装するようにした放電灯安定器
において、前記コイルボビン9に、前記積層鉄心1のギ
ャップ7に向けて突出するギャップ形成体13が設けら
れている点にある。
【0005】本発明の第二の技術的手段は、外磁路2と
内磁路3とを有する積層鉄心1と、内磁路3を密嵌状に
包囲する胴部10を有するコイルボビン9とを備え、前
記積層鉄心1の一対の内磁路形成部6が、コイルボビン
9の胴部10内で、両者間にギャップ7を形成するよう
に互いに突き合わされた放電灯安定器において、コイル
ボビン9の胴部10に、前記ギャップ7に向けて突出す
るギャップ形成体13が設けられ、前記一対の内磁路形
成部6がギャップ形成体13を介して互いに突き合わさ
れている点にある。
【0006】本発明の第三の技術的手段は、外磁路2と
内磁路3とを有する積層鉄心1が、一対のE型鉄心5を
日字形に組み合わして構成され、前記一対のE型鉄心5
の内磁路形成部6が、コイルボビン9の胴部10内で、
両者間にギャップ7を形成するように互いに突き合わさ
れた放電灯安定器において、コイルボビン9の胴部10
に、前記ギャップ7に向けて突出するギャップ形成体1
3が設けられ、一対の内磁路形成部6がギャップ形成体
13を介して互いに突き合わされている点にある。
【0007】本発明の第四の技術的手段は、前記ギャッ
プ形成体13が、コイルボビン9の胴部10内に突出す
る一対のリブ状に形成されている点にある。本発明の第
五の技術的手段は、前記ギャップ形成体13が、コイル
ボビン9の胴部10内を分割するように薄膜状に形成さ
れている点にある。本発明の第六の技術的手段は、前記
ギャップ形成体13が、コイルボビン9の胴部10内を
通る一本の柱状に形成されている点にある。
【0008】
【作用】安定器を組み立てる場合、コイルボビン9の胴
部10に、その両端から積層鉄心1の一対の内磁路形成
部6を挿入して該各内磁路形成部6を夫々ギャップ形成
体13に接当させればよく、一対の内磁路形成部6間に
ギャップ形成体13が介在して、両者間に確実にギャッ
プ7が確保される。従って、従来のようにギャップ部に
接着剤を注入する必要がなくなり、また出力調整のため
にギャップ距離の調整を行う際に調整ミスが生じなくな
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に従って説明す
る。図1及び図2において、1は積層鉄心で、一対の外
磁路2と内磁路3と一対の継鉄部4とを備える。この積
層鉄心1は、一対のE型鉄心5を日字型に組み合わせて
成る。
【0010】9はコイルボビンで、積層鉄心1の内磁路
3を密嵌状に包囲する胴部10と、胴部10両端の一対
の鍔部11とを備える。コイルボビン9は合成樹脂によ
り一体成形され、コイルボビン9の胴部10内で、前記
一対のE型鉄心5の内磁路形成部6同士が、両者間にギ
ャップ7を形成するように互いに突き合わされている。
【0011】コイルボビン9の胴部10の長手方向中央
部に、前記ギャップ7に向けて突出するギャップ形成体
13が設けられている。このギャップ形成体13はコイ
ルボビン9と一体成形され、コイルボビン9の長手方向
中央部を補強するようにリブ状に一対形成されている。
一対のE型鉄心5の内磁路形成部6同士はギャップ形成
体13を介して互いに突き合わされている。
【0012】15はコイルで、コイルボビン9の胴部1
0を介して積層鉄心1の内磁路3に巻装されている。図
3及び図4は他の実施例を示し、ギャップ形成体11
を、コイルボビン9の胴部10内を二分割するように薄
膜状に形成しており、一対のE型鉄心5の内磁路形成部
6同士はこのギャップ形成体13を介して互いに突き合
わされている。
【0013】図5及び図6は他の実施例を示し、ギャッ
プ形成体11が一本の柱状に形成されており、一対のE
型鉄心5の内磁路形成部6同士はこのギャップ形成体1
3を介して互いに突き合わされている。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、従来のようにギャップ
部に接着剤を注入する必要がなくなり、工程の短縮がで
きて、作業性がよくなる。また、ギャップ7にギャップ
形成体13を介在させて、積層鉄心1の振動を防止でき
るだけでなく、ギャップ形成体13によって確実にギャ
ップ7を確保することができ、出力調整のためにギャッ
プ距離の調整を行う際に調整ミスが生じなくなり、ギャ
ップ距離の調整を正確に成し得る。また、コイルボビン
9をギャップ形成体13によって効果的に補強すること
ができ、コイルボビン9の強度を上げることが可能にな
る。また、上記の如くコイルボビン9をギャップ形成体
13によって補強できるためコイルボビン9の肉厚を薄
く形成できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平断面図である。
【図2】同コイルボビンの斜視図である。
【図3】他の実施例を示す平断面図である。
【図4】同コイルボビンの斜視図である。
【図5】他の実施例を示す平断面図である。
【図6】同コイルボビンの斜視図である。
【図7】従来例を示す平断面図である。
【図8】同コイルボビンの斜視図である。
【符号の説明】
1 積層鉄心 2 外磁路 3 内磁路 5 E型鉄心 6 内磁路形成部 7 ギャップ 9 コイルボビン 13 ギャップ形成体 15 コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01F 37/00 D 9375−5E

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内磁路3にギャップ7を有する積層鉄心
    1と、該積層鉄心1にコイルボビン9を介してコイル1
    5を巻装するようにした放電灯安定器において、 前記コイルボビン9に、前記積層鉄心1のギャップ7に
    向けて突出するギャップ形成体13が設けられているこ
    とを特徴とする放電灯安定器。
  2. 【請求項2】 外磁路2と内磁路3とを有する積層鉄心
    1と、内磁路3を密嵌状に包囲する胴部10を有するコ
    イルボビン9とを備え、前記積層鉄心1の一対の内磁路
    形成部6が、コイルボビン9の胴部10内で、両者間に
    ギャップ7を形成するように互いに突き合わされた放電
    灯安定器において、 コイルボビン9の胴部10に、前記ギャップ7に向けて
    突出するギャップ形成体13が設けられ、前記一対の内
    磁路形成部6がギャップ形成体13を介して互いに突き
    合わされていることを特徴とする放電灯安定器。
  3. 【請求項3】 外磁路2と内磁路3とを有する積層鉄心
    1が、一対のE型鉄心5を日字形に組み合わして構成さ
    れ、前記一対のE型鉄心5の内磁路形成部6が、コイル
    ボビン9の胴部10内で、両者間にギャップ7を形成す
    るように互いに突き合わされた放電灯安定器において、 コイルボビン9の胴部10に、前記ギャップ7に向けて
    突出するギャップ形成体13が設けられ、一対の内磁路
    形成部6がギャップ形成体13を介して互いに突き合わ
    されていることを特徴とする放電灯安定器。
  4. 【請求項4】 前記ギャップ形成体13が、コイルボビ
    ン9の胴部10内に突出する一対のリブ状に形成されて
    いることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の
    放電灯安定器。
  5. 【請求項5】 前記ギャップ形成体13が、コイルボビ
    ン9の胴部10内を分割するように薄膜状に形成されて
    いることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の
    放電灯安定器。
  6. 【請求項6】 前記ギャップ形成体13が、コイルボビ
    ン9の胴部10内を通る一本の柱状に形成されているこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の放電灯
    安定器。
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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030701