JPH08137658A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH08137658A
JPH08137658A JP6280661A JP28066194A JPH08137658A JP H08137658 A JPH08137658 A JP H08137658A JP 6280661 A JP6280661 A JP 6280661A JP 28066194 A JP28066194 A JP 28066194A JP H08137658 A JPH08137658 A JP H08137658A
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JP
Japan
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icon
display
screen definition
display device
enlarging
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Pending
Application number
JP6280661A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuko Okayama
祐孝 岡山
Kazunori Iwabuchi
一則 岩渕
Hajime Araki
肇 荒木
Hisanobu Aoki
久延 青木
Masayuki Tomizawa
正之 富沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】情報処理装置において、使用されている表示装
置の画面精細度に係わらず、見え方が常に同じとなるよ
うにアイコンを表示する。 【構成】情報処理装置において、表示制御部200が、
表示装置にアイコンを表示する必要が生じると、表示装
置の画面精細度を取得し、続いて、アイコン拡大/縮小
部300が、表示制御部200が取得した画面精細度に
基づいて、該アイコンの表示サイズおよび表示座標値を
決定すると共に、決定した表示サイズとなるように該ア
イコンを拡大または縮小し、最後に、表示制御部200
が、アイコン拡大/縮小部300が決定した表示座標値
に、アイコン拡大/縮小部300が拡大または縮小した
アイコンを表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、使用されている表示装
置の画面精細度に係わらず、見え方が常に同じとなるよ
うにアイコンを表示することが可能な情報処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータやワード
プロセッサ等の情報処理装置においては、ウィンドウシ
ステムを搭載することにより、誰にでも簡単に使いこな
せるユーザインターフェースを提供している。
【0003】ウィンドウシステムにおいては、プログラ
ムファイルまたは文書ファイルに対応するアイコンを表
示装置に表示し、マウス等のポインティングデバイスに
よってアイコンが指示されると、指示されたアイコンが
プログラムファイルに対応している場合は、該プログラ
ムを立ち上げると共に、該アイコンの代わりに、該プロ
グラムの処理結果が表示されたウィンドウを表示する。
また、指示されたアイコンが文書ファイルに対応してい
る場合は、該文書ファイルを作成したプログラムを立ち
上げると共に、該アイコンの代わりに、該文書ファイル
が表示されたウィンドウを表示する。
【0004】また、このような情報処理装置は、CRT
ディスプレイや液晶ディスプレイを表示装置として使用
しているものが多い。これらの表示装置の画面精細度
は、低いものから高いものまで様々存在しており、例え
ば、ある画面精細度に合わせて設計されたアイコンを、
該画面精細度より高い画面精細度の表示装置に表示する
と、元の画面精細度の表示装置に表示するときよりも、
小さく表示されることになる。なお、画面精細度とは、
表示装置における縦×横の総ドット数を示す情報であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、表
示装置の画面精細度が高くなるほど、アイコンは小さく
表示されることから、より多くのアイコンを同時に表示
できることができるようになるものの、個々のアイコン
が見にくくなり、操作性を損ねる結果となる。逆に、表
示装置の画面精細度が低くなるほど、アイコンは大きく
表示されることから、1度に表示できるアイコンの数が
減ることになり、同様に、操作性を損ねる結果となる。
【0006】本発明の目的は、使用されている表示装置
の画面精細度に係わらず、見え方が常に同じとなるよう
にアイコンを表示することが可能な情報処理装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、表示装置および処理装置を備えた情報処
理装置において、上記処理装置が、上記表示装置に予め
設定されている、該画面精細度を取得し、アイコンを上
記表示装置に表示する表示制御手段と、上記表示制御手
段が取得した画面精細度に基づいて、上記表示制御手段
が表示すべきアイコンの表示サイズおよび表示座標値を
決定すると共に、決定した表示サイズとなるように該ア
イコンを拡大または縮小するアイコン拡大/縮小手段と
を有するようにしており、さらに、上記表示制御手段
が、アイコンを上記表示装置に表示する場合に、上記表
示装置の画面精細度を取得し、上記アイコン拡大/縮小
手段を起動し、上記アイコン拡大/縮小手段が拡大また
は縮小したアイコンを、上記アイコン拡大/縮小手段が
決定した表示座標値に表示するようにしている。
【0008】例えば、上記アイコン拡大/縮小手段は、
上記表示制御手段が取得した画面精細度に対するアイコ
ンの表示サイズの比率が、画面精細度の基準値に対する
アイコンの表示サイズの基準値の比率と同じとなるよう
に、上記表示制御手段が表示すべきアイコンの表示サイ
ズを決定し、また、上記表示制御手段が取得した画面精
細度に対するアイコンの表示座標値の比率が、画面精細
度の基準値に対するアイコンの表示座標値の比率と同じ
となるように、該アイコンの表示座標値を決定するよう
にすることができる。
【0009】なお、情報処理装置は、通常は、入力装置
をさらに備えているので、この入力装置が、上記表示装
置の画面精細度に基づいてアイコンを拡大したり縮小し
たりする実行モード、および、アイコンを拡大したり縮
小したりしない非実行モードのうちのいずれかのモード
を示す情報を受付けるようにしてもよい。このとき、上
記表示制御手段は、アイコンを上記表示装置に表示する
場合に、上記入力装置が受付けた情報が示すモードが上
記実行モードであるならば、上記表示装置の画面精細度
を取得し、上記アイコン拡大/縮小手段を起動し、上記
アイコン拡大/縮小手段が拡大または縮小したアイコン
を、上記アイコン拡大/縮小手段が決定した表示座標値
に表示し、また、上記非実行モードであるならば、該ア
イコンを、アイコンの表示サイズの基準値と同じ表示サ
イズで、アイコンの表示座標値の基準値と同じ表示座標
値に表示するようにする。
【0010】また、例えば、上記処理装置が、さらに、
上記表示制御手段が最後にアイコンを表示した表示装置
の画面精細度、並びに、上記表示制御手段が該表示装置
に表示したアイコンの表示サイズおよび表示座標値を記
憶する表示情報記憶手段を有するようにした場合は、上
記アイコン拡大/縮小手段は、上記表示制御手段が取得
した画面精細度に対するアイコンの表示サイズの比率
が、上記表示情報記憶手段が記憶している画面精細度に
対する、上記表示情報記憶手段が記憶している表示サイ
ズの比率と同じとなるように、上記表示制御手段が表示
すべきアイコンの表示サイズを決定し、また、上記表示
制御手段が取得した画面精細度に対するアイコンの表示
座標値の比率が、上記表示情報記憶手段が記憶している
画面精細度に対する、上記表示情報記憶手段が記憶して
いる表示座標値の比率と同じとなるように、該アイコン
の表示座標値を決定するようにすることができる。
【0011】なお、この場合も、情報処理装置が備えて
いる入力装置が、上記表示装置の画面精細度に基づいて
アイコンを拡大したり縮小したりする実行モード、およ
び、アイコンを拡大したり縮小したりしない非実行モー
ドのうちのいずれかのモードを示す情報を受付けるよう
にしてもよい。このときは、上記表示制御手段は、アイ
コンを上記表示装置に表示する場合に、上記入力装置が
受付けた情報が示すモードが上記実行モードであるなら
ば、上記表示装置の画面精細度を取得し、上記アイコン
拡大/縮小手段を起動し、上記アイコン拡大/縮小手段
が拡大または縮小したアイコンを、上記アイコン拡大/
縮小手段が決定した表示座標値に表示し、また、上記非
実行モードであるならば、該アイコンを、上記表示情報
記憶手段が記憶している表示サイズで、上記表示情報記
憶手段が記憶している表示座標値に表示するようにす
る。
【0012】
【作用】本発明の情報処理装置において、例えば、ユー
ザが、表示装置を、該表示装置の画面精細度とは異なる
画面精細度の表示装置に置き換えると、上記表示制御手
段は、置き換えられた後の表示装置にアイコンを表示す
る場合に、該表示装置の画面精細度を取得し、上記アイ
コン拡大/縮小手段を起動する。
【0013】上記アイコン拡大/縮小手段は、上記表示
制御手段が取得した画面精細度に基づいて、上記表示制
御手段が表示すべきアイコンの表示サイズおよび表示座
標値を決定すると共に、決定した表示サイズとなるよう
に該アイコンを拡大または縮小する。
【0014】上記アイコン拡大/縮小手段は、例えば、
上記表示制御手段が取得した画面精細度に対するアイコ
ンの表示サイズの比率が、画面精細度の基準値に対する
アイコンの表示サイズの基準値の比率と同じとなるよう
に、アイコンの表示サイズを決定し、また、上記表示制
御手段が取得した画面精細度に対するアイコンの表示座
標値の比率が、画面精細度の基準値に対するアイコンの
表示座標値の比率と同じとなるように、アイコンの表示
座標値を決定する。
【0015】また、アイコン拡大/縮小手段は、例え
ば、上記表示制御手段が取得した画面精細度に対するア
イコンの表示サイズの比率が、置き換えられる前の表示
装置の画面精細度に対する、置き換えられる前の表示装
置に表示されたアイコンの表示サイズの比率と同じとな
るように、アイコンの表示サイズを決定し、また、上記
表示制御手段が取得した画面精細度に対するアイコンの
表示座標値の比率が、置き換えられる前の表示装置の画
面精細度に対する、置き換えられる前の表示装置に表示
されたアイコンの表示座標値の比率と同じとなるよう
に、アイコンの表示座標値を決定する。
【0016】その後、上記表示制御手段は、上記アイコ
ン拡大/縮小手段が拡大または縮小したアイコンを、上
記アイコン拡大/縮小手段が決定した表示座標値に表示
する。
【0017】従って、本発明によれば、使用する表示装
置の画面精細度に係わらず、見え方が常に同じとなるよ
うにアイコンを表示することができるので、ユーザは、
戸惑うことなく操作することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0019】図1は本実施例の情報処理装置のハードウ
ェア構成図である。
【0020】図1において、1はCPU、2は主メモ
リ、3は補助記憶装置、4は入力装置、5は表示装置、
6はバスである。
【0021】主メモリ2は、具体的には、ROM,RA
Mによって実現される。補助記憶装置3は、具体的に
は、フロッピィディスク,ハードディスク,メモリカー
ドによって実現される。入力装置4は、具体的には、マ
ウス等のポインティングデバイスによって実現される。
表示装置5は、具体的には、CRTディスプレイ,液晶
ディスプレイによって実現される。また、これらの構成
要素は、バス6を介してCPU1に接続されている。
【0022】図2は本実施例の情報処理装置における機
能ブロック図である。
【0023】図2において、100はウィンドウ制御
部、200は表示制御部、300はアイコン拡大/縮小
部であり、これらの機能ブロックは、主メモリ2または
補助記憶装置3に格納されているプログラムをCPU1
が実行することによって実現される。
【0024】ウィンドウ制御部100は、上述したウィ
ンドウシステムに相当しており、入力制御,表示制御,
ウィンドウおよびアイコンの管理を行うが、ここでは、
従来からあるウィンドウシステムを適用可能であるの
で、詳細な説明は省略する。
【0025】表示制御部は200は、バス6に接続され
ている表示装置5の画面精細度を取得し、取得した画面
精細度に基づいて、アイコン拡大/縮小部300を起動
し、アイコン拡大/縮小部300にアイコンを拡大また
は縮小させ、拡大または縮小された後のアイコンを表示
装置5に表示する。
【0026】アイコン拡大/縮小部300は、アイコン
に関する各種情報が設定されている、後述するアイコン
テーブルの内容を、表示制御部200が取得した画面精
細度に応じた内容に更新し、さらに、更新後のアイコン
テーブルの内容に基づいて、アイコンを拡大または縮小
する。
【0027】次に、アイコンテーブルおよび画面精細度
データについて、図3を用いて説明する。
【0028】図3(a)はアイコンテーブルのデータ構
成図である。
【0029】アイコンテーブル500は、主メモリ2ま
たは補助記憶装置3に格納されており、アイコンに関す
る各種情報が設定される。
【0030】すなわち、アイコンテーブル500は、図
3(a)に示すように、表示装置5の画面上のアイコン
の表示座標値が設定される表示座標510と、アイコン
のイメージデータであるアイコンイメージの横幅が設定
される横幅520と、アイコンイメージの高さが設定さ
れる高さ530と、アイコンイメージが保持されている
領域の先頭アドレスが設定されるアイコンイメージへの
ポインタ540とから構成されている。
【0031】表示座標510には、例えば、表示装置5
の画面左上隅を原点とした場合は、アイコンの左上の座
標値が設定される。また、アイコンイメージは、主メモ
リ2または補助記憶装置3に格納されているものであ
る。
【0032】図3(b)は画面精細度データのデータ構
成図である。
【0033】画面精細度データ600は、主メモリ2ま
たは補助記憶装置3に格納されており、表示装置5の画
面精細度が設定される。
【0034】すなわち、画面精細度データ600は、図
3(b)に示すように、表示装置5の画面の横幅が設定
される画面横幅610と、表示装置5の画面の高さが設
定される画面高さ620とから構成されている。
【0035】なお、アイコンテーブル500および画面
精細度データ600には、初期状態においては、アイコ
ンが設計された時点の値が設定されている。
【0036】次に、本実施例の動作について、図4およ
び図5を用いて説明する。
【0037】表示装置5が、表示装置5の画面精細度と
は異なる画面精細度の表示装置(以下、表示装置5'と
称す。)に置き換えられた場合に、ウィンドウ制御部1
00は、いずれかのアイコンを表示装置5'に表示する
必要が生じると、該アイコンの描画命令を表示制御部2
00に発行する。この描画命令は、例えば、表示すべき
アイコンの各種情報が設定されているアイコンテーブル
500におけるレコード位置を含むようにすることによ
り、表示すべきアイコンを指定することができる。
【0038】図4は表示制御部200の処理フローチャ
ートである。
【0039】本処理を実現するプログラムは、主メモリ
2または補助記憶装置3に格納されており、CPU1に
よって実行される。
【0040】図4に示すように、表示制御部200は、
まず、ウィンドウ制御部100が発行したアイコンの描
画命令を受け取ると、置き換えられた後の表示装置5'
の画面精細度を取得する(ステップ210)。
【0041】ここで、表示制御部200が表示装置5'
の画面精細度を取得する処理について説明する。
【0042】一般に、情報処理装置においては、表示装
置を制御するための専用のドライバソフトが存在してお
り、このドライバソフトは、表示装置の初期化(表示色
の設定,画面精細度の設定,CRTの場合は水平同期お
よび垂直同期の設定等)を行う。すなわち、ドライバソ
フトは、表示装置を初期化するための画面精細度を常に
保持しており、表示制御部200は、ドライバソフトが
保持している画面精細度を読み取ることにより、画面精
細度を取得することができる。なお、表示装置が置き換
えられると、ドライバソフトは、それに合わせて置き換
わるので、表示制御部200は、常に正しい画面精細度
を取得することができる。
【0043】さて、図4に戻って、表示制御部200
は、ステップ210で取得した画面精細度と画面精細度
データ600の内容とを比較することにより、置き換え
られる前の表示装置5の画面精細度と置き換えられた後
の表示装置5'の画面精細度とが異なるか否かを判定す
る(ステップ220)。この時点では、画面精細度デー
タ600の内容は、置き換えられる前の表示装置5の画
面精細度を示している。なお、取得した新しい画面精細
度も、画面精細度データ600と同様のデータ構成を取
るものである。
【0044】続いて、表示制御部200は、表示装置5
の画面精細度と表示装置5'の画面精細度とが異なると
判定した場合は(ステップ220)、アイコン拡大/縮
小部300を起動する(ステップ230)。なお、表示
制御部200は、このとき、取得した画面精細度、およ
び、描画命令に含まれているレコード位置をアイコン拡
大/縮小部300に引き渡す。
【0045】これにより、後述するように、アイコン拡
大/縮小部300によって、アイコンテーブル500の
内容が変更されると共に、アイコンイメージが拡大また
は縮小されるので、表示制御部200は、更新後のアイ
コンテーブル500の内容に基づいて、アイコンイメー
ジが拡大または縮小された後のアイコンを表示装置5'
に表示する(ステップ240)。すなわち、表示制御部
200は、アイコンテーブル500におけるアイコンイ
メージへのポインタ540が指し示すアイコンイメージ
を、アイコンテーブル500における表示座標510に
描画する。
【0046】図5はアイコン拡大/縮小部300の処理
フローチャートである。
【0047】本処理を実現するプログラムは、主メモリ
2または補助記憶装置3に格納されており、CPU1に
よって実行される。
【0048】図5に示すように、アイコン拡大/縮小部
300は、まず、表示制御部200から引き渡された新
しい画面精細度およびレコード位置に基づいて、アイコ
ンテーブル500の内容を更新する(ステップ31
0)。
【0049】具体的には、アイコン拡大/縮小部300
は、アイコンテーブル500において、表示制御部20
0から引き渡されたレコード位置に相当する表示座標5
10,横幅520,高さ530のそれぞれに、以下に示
す(式1)〜(式4)を使用して算出した、アイコンの
表示座標(Xn,Yn),アイコンの横幅CXn,アイ
コンの高さCYnを設定する。
【0050】Xn =Xo×Wn/Wo …(式1) Yn =Yo×Hn/Ho …(式2) CXn=CXo×Wn/Wo …(式3) CYn=CYo×Hn/Ho …(式4) ここで、Woは、表示装置5の画面精細度のうちの画面
横幅(画面精細度データ600における画面横幅61
0)であり、Hoは、表示装置5の画面精細度のうちの
画面高さ(画面精細度データ600における画面高さ6
20)であり、Wnは、表示制御部200から引き渡さ
れた画面精細度のうちの画面横幅(表示装置5'の画面
精細度のうちの画面横幅)であり、Hnは、表示制御部
200から引き渡された画面精細度のうちの画面高さ
(表示装置5'の画面精細度のうちの画面高さ)であ
る。また、Xoは、変更前のアイコンテーブル500に
おける表示座標510のうちのX座標であり、Yoは、
変更前のアイコンテーブル500における表示座標51
0のうちのY座標であり、CXoは、変更前のアイコン
テーブル500における横幅520であり、CYoは、
変更前のアイコンテーブル500における高さ530で
ある。
【0051】続いて、アイコン拡大/縮小部300は、
(式3)および(式4)で算出したアイコンの横幅およ
び高さ(変更後のアイコンテーブル500における横幅
520および高さ530)に合わせて、アイコンテーブ
ル500におけるアイコンイメージへのポインタ540
が指し示すアイコンイメージを、拡大または縮小する
(ステップ320)。
【0052】なお、アイコンイメージの拡大方法および
縮小方法は、既に様々な方法が公知となっているので、
詳細な説明は省略する。
【0053】また、アイコンイメージを拡大したり縮小
したりするのではなく、様々な画面精細度に合わせたア
イコンイメージを予め用意しておき、(式3)および
(式4)で算出したアイコンの横幅および高さに等しい
アイコンイメージ、または、1番近い横幅および高さの
アイコンイメージを選択するようにしてもよい。この場
合は、アイコンテーブル500におけるアイコンイメー
ジへのポインタ540を、選択したアイコンイメージを
指し示すように変更する必要がある。
【0054】最後に、アイコン拡大/縮小部300は、
表示制御部200から引き渡された画面精細度に基づい
て、画面精細度データ600の内容を更新してから(ス
テップ330)、処理を終了する。
【0055】具体的には、アイコン拡大/縮小部300
は、画面精細度データ600において、画面横幅61
0,画面高さ620のそれぞれに、Wn(表示制御部2
00から引き渡された画面精細度のうちの画面横幅),
Hn(表示制御部200から引き渡された画面精細度の
うちの画面高さ)を設定する。
【0056】次に、本実施例におけるアイコンの画面表
示例について、図6を用いて説明する。
【0057】例えば、図6(a)に示すように、画面横
幅が640ドットで、画面高さ480ドットである画面
精細度の表示装置5aに、6個のアイコン11a〜16
aが表示されているとする。ここで、ユーザが、表示装
置5aを、画面横幅1024ドットで、画面高さ768
ドットである画面精細度の表示装置5bに置き換えたと
すると、従来の情報処理装置では、アイコン11a〜1
6aは、図6(b)に示すアイコン11b〜16bのよ
うに、画面の左上隅に小さく表示されることとなる。
【0058】一方、本実施例の情報処理装置では、図4
および図5に示したように、ステップ210,ステップ
220,ステップ310,ステップ320,ステップ3
30,ステップ240の順に処理が実行されることによ
って、画面横幅が1024ドットで、画面高さが768
ドットである画面精細度の表示装置5bにおいても、ア
イコン11a〜16aは、図6(a)に示したアイコン
11a〜16aと同様に表示されることとなる。
【0059】同様に、ユーザが、表示装置5aを、画面
横幅が320ドットで、画面高さが240ドットである
画面精細度の表示装置5cに置き換えたとすると、従来
の情報処理装置では、アイコン11a,12aは、図6
(c)に示すアイコン11c,12cのように表示され
ることとなり、アイコン13a〜16aは、表示装置5
cには表示することができない。
【0060】一方、本実施例の情報処理装置では、図4
および図5に示したように、ステップ210,ステップ
220,ステップ310,ステップ320,ステップ3
30,ステップ240の順に処理が実行されることによ
って、画面横幅が320ドットで、画面高さ240ドッ
トである画面精細度の表示装置5cにおいても、アイコ
ン11a〜16aは、図6(a)に示したアイコン11
a〜16aと同様に表示されることとなる。
【0061】以上説明したように、本実施例によれば、
使用されている表示装置の画面精細度に係わらず、見え
方が常に同じとなるようにアイコンを表示することがで
きる。これにより、ユーザは、表示装置5を、表示装置
5の画面精細度とは異なる画面精細度の表示装置5'に
置き換えても、画面構成が変わることがないので、戸惑
うことなく操作することができ、操作性が向上する。
【0062】なお、本実施例においては、置き換えられ
る前の表示装置5に表示したアイコンの表示サイズ(ア
イコンテーブル500における横幅520および高さ5
30)、および、表示座標値(アイコンテーブル500
における表示座標510)を記憶しておき、置き換えら
れる前の表示装置5の画面精細度(画面精細度データ6
00における画面横幅610および画面高さ620)を
記憶しておき、これらの情報を用いて、置き換えられた
後の表示装置5'に表示すべきアイコンの表示サイズお
よび表示座標値を求めるようにしているが、アイコンの
表示サイズの基準値,アイコンの表示座標値の基準値,
画面精細度の基準値を記憶しておき、これらの情報を用
いて、置き換えられた後の表示装置5'に表示すべきア
イコンの表示サイズおよび表示座標値を求めるようにし
てもよい。
【0063】この場合は、アイコンの表示サイズの基準
値,アイコンの表示座標値の基準値,画面精細度の基準
値が常に設定されるテーブルを用意すると共に、上述し
た(式1)〜(式4)において、Wo,Ho,Xo,Y
o,CXo,CYoの代わりに、それぞれ、画面精細度
の基準値のうちの画面横幅,画面精細度の基準値のうち
の画面高さ,アイコンの表示座標値の基準値のうちのX
座標,アイコンの表示座標値の基準値のうちのY座標,
アイコンの表示サイズの基準値のうちの横幅,アイコン
の表示サイズの基準値のうちの高さを用いるようにすれ
ばよい。このようにすれば、画面精細度データ600は
不要となり、アイコンテーブル500には、アイコンイ
メージへのポインタ540のみが設定されるようにすれ
ばよい。
【0064】また、本実施例において、ユーザが所望し
たときのみに、アイコンを拡大または縮小してから表示
するようにすることも可能である。この場合、アイコン
を拡大したり縮小したりしてから表示するか否かを示す
モードを設けると共に、図4に示した表示制御部200
の処理フローチャートを、図7に示す処理フローチャー
トに変更すればよい。また、上記モードは、ユーザが入
力装置4から自由に設定できるものである。
【0065】すなわち、図7に示すように、表示制御部
200は、アイコンを拡大したり縮小したりしてから表
示するモードであるか否かを判定し(ステップ20
5)、アイコンを拡大したり縮小したりしてから表示す
るモードでないと判定した場合には、そのまま、ステッ
プ240に進む。
【0066】これにより、表示装置5が、表示装置5の
画面精細度より高い画面精細度の表示装置5'に置き換
えられた場合には、アイコンが小さく表示されることと
なるので、1度に多くのアイコンを同時に表示すること
ができる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、使用さ
れている表示装置の画面精細度に係わらず、見え方が常
に同じとなるようにアイコンを表示することができる。
これにより、ユーザは、表示装置を、該表示装置の画面
精細度とは異なる画面精細度の表示装置に置き換えて
も、画面構成が変わることがないので、戸惑うことなく
操作することができ、操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の情報処理装置のハードウェア構成
図。
【図2】本実施例の情報処理装置における機能ブロック
図。
【図3】アイコンテーブルおよび画面精細度データのデ
ータ構成図。
【図4】本実施例の表示制御部の処理フローチャート。
【図5】本実施例のアイコン拡大/縮小部の処理フロー
チャート。
【図6】本実施例におけるアイコンの画面表示例を示す
説明図。
【図7】他の実施例の表示制御部の処理フローチャー
ト。
【符号の説明】
1…CPU、2…主メモリ、3…補助記憶装置、4…入
力装置、5…表示装置、6…バス、100…ウィンドウ
制御部、200…表示制御部、300…アイコン拡大/
縮小部、500…アイコンテーブル、600…画面精細
度データ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 久延 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立マイコンシステム内 (72)発明者 富沢 正之 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示装置および処理装置を備えた情報処理
    装置において、 上記処理装置は、上記表示装置に予め設定されている、
    該表示装置の画面精細度を取得し、アイコンを上記表示
    装置に表示する表示制御手段と、上記表示制御手段が取
    得した画面精細度に基づいて、上記表示制御手段が表示
    すべきアイコンの表示サイズおよび表示座標値を決定す
    ると共に、決定した表示サイズとなるように該アイコン
    を拡大または縮小するアイコン拡大/縮小手段とを有
    し、 上記表示制御手段は、アイコンを上記表示装置に表示す
    る場合に、上記表示装置の画面精細度を取得し、上記ア
    イコン拡大/縮小手段を起動し、上記アイコン拡大/縮
    小手段が拡大または縮小したアイコンを、上記アイコン
    拡大/縮小手段が決定した表示座標値に表示することを
    特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の情報処理装置において、 上記アイコン拡大/縮小手段は、上記表示制御手段が取
    得した画面精細度に対するアイコンの表示サイズの比率
    が、画面精細度の基準値に対するアイコンの表示サイズ
    の基準値の比率と同じとなるように、上記表示制御手段
    が表示すべきアイコンの表示サイズを決定し、また、上
    記表示制御手段が取得した画面精細度に対するアイコン
    の表示座標値の比率が、画面精細度の基準値に対するア
    イコンの表示座標値の比率と同じとなるように、該アイ
    コンの表示座標値を決定することを特徴とする情報処理
    装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の情報処理装置において、 上記処理装置は、上記表示制御手段が最後にアイコンを
    表示した表示装置の画面精細度、並びに、上記表示制御
    手段が該表示装置に表示したアイコンの表示サイズおよ
    び表示座標値を記憶する表示情報記憶手段をさらに有
    し、 上記アイコン拡大/縮小手段は、上記表示制御手段が取
    得した画面精細度に対するアイコンの表示サイズの比率
    が、上記表示情報記憶手段が記憶している画面精細度に
    対する、上記表示情報記憶手段が記憶している表示サイ
    ズの比率と同じとなるように、上記表示制御手段が表示
    すべきアイコンの表示サイズを決定し、また、上記表示
    制御手段が取得した画面精細度に対するアイコンの表示
    座標値の比率が、上記表示情報記憶手段が記憶している
    画面精細度に対する、上記表示情報記憶手段が記憶して
    いる表示座標値の比率と同じとなるように、該アイコン
    の表示座標値を決定することを特徴とする情報処理装
    置。
  4. 【請求項4】請求項2記載の情報処理装置において、 上記表示装置の画面精細度に基づいてアイコンを拡大し
    たり縮小したりする実行モード、および、アイコンを拡
    大したり縮小したりしない非実行モードのうちのいずれ
    かのモードを示す情報を受付ける入力装置をさらに備
    え、 上記表示制御手段は、アイコンを上記表示装置に表示す
    る場合に、上記入力装置が受付けた情報が示すモードが
    上記実行モードであるならば、上記表示装置の画面精細
    度を取得し、上記アイコン拡大/縮小手段を起動し、上
    記アイコン拡大/縮小手段が拡大または縮小したアイコ
    ンを、上記アイコン拡大/縮小手段が決定した表示座標
    値に表示し、また、上記非実行モードであるならば、該
    アイコンを、アイコンの表示サイズの基準値と同じ表示
    サイズで、アイコンの表示座標値の基準値と同じ表示座
    標値に表示することを特徴とする情報処理装置。
  5. 【請求項5】請求項3記載の情報処理装置において、 上記表示装置の画面精細度に基づいてアイコンを拡大し
    たり縮小したりする実行モード、および、アイコンを拡
    大したり縮小したりしない非実行モードのうちのいずれ
    かのモードを示す情報を受付ける入力装置をさらに備
    え、 上記表示制御手段は、アイコンを上記表示装置に表示す
    る場合に、上記入力装置が受付けた情報が示すモードが
    上記実行モードであるならば、上記表示装置の画面精細
    度を取得し、上記アイコン拡大/縮小手段を起動し、上
    記アイコン拡大/縮小手段が拡大または縮小したアイコ
    ンを、上記アイコン拡大/縮小手段が決定した表示座標
    値に表示し、また、上記非実行モードであるならば、該
    アイコンを、上記表示情報記憶手段が記憶している表示
    サイズで、上記表示情報記憶手段が記憶している表示座
    標値に表示することを特徴とする情報処理装置。
  6. 【請求項6】表示装置にアイコンを表示する際のアイコ
    ン表示方法において、 上記表示装置の画面精細度を取得する第1のステップ
    と、 上記第1のステップで取得した画面精細度に基づいて、
    表示すべきアイコンの表示サイズおよび表示座標値を決
    定する第2のステップと、 上記第2のステップで決定した表示サイズとなるように
    該アイコンを拡大または縮小する第3のステップと、 上記第3のステップで拡大または縮小したアイコンを、
    上記第2のステップで決定した表示座標値に表示する第
    4のステップとを有することを特徴とするアイコン表示
    方法。
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