JPH08137614A - ワイヤレス光学マウス及びそれを用いたポインティング装置 - Google Patents

ワイヤレス光学マウス及びそれを用いたポインティング装置

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JPH08137614A
JPH08137614A JP27689494A JP27689494A JPH08137614A JP H08137614 A JPH08137614 A JP H08137614A JP 27689494 A JP27689494 A JP 27689494A JP 27689494 A JP27689494 A JP 27689494A JP H08137614 A JPH08137614 A JP H08137614A
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JP
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light
mouse
pointing device
wireless optical
optical mouse
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JP27689494A
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Keijiro Suzuki
啓二朗 鈴木
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブルが不要でかつ構造が簡単なマウスの
提供。 【構成】光学マウス1からX軸およびY軸方向に光を発
する発光素子7,8と、これらの光を受光する受光素子
X1〜Xn,Y1〜Ynを備えたポインティング装置2
1とからなり、光が入射したいずれか1個の受光素子X
およびYを検出して、これを座標変換することにより光
学マウスの位置を認識する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワイヤレス光学マウス及
びそれを用いたポインティング装置に関し、特にマウス
の構造の簡易化を図ったワイヤレス光学マウス及びそれ
を用いたポインティング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の光学マウスとマウスパッド
の平面図、図7は光学マウスの底面図である。従来の光
学マウス100は、光学マウス100下部の発光部10
1から発射した光をマウスパッド110の鏡面111で
反射し、この反射した光を光学マウス100下部の受光
部102で受光していた。また、マウスパッド110の
鏡面にはX軸およびY軸方向に等間隔に光を反射しない
線112が設けられており、この線112で光が遮られ
ることにより受光部102は光学マウス100の移動量
を認識し、この移動量を光学マウス100に接続された
ケーブル103を介してコンピュータ(不図示)に入力
していた。
【0003】また、特開昭62−61968号公報にワ
イヤレスマウスと、本体にケーブルで接続された制御ベ
ースとからなる装置が開示されている。この装置はワイ
ヤレスマウスから超音波を送信し、制御ベースから赤外
線を送信し、これらをそれぞれ他方で受信することによ
りワイヤレスマウスの位置および速度を算出するもので
あった。
【0004】また、実開昭63−195430号公報に
ロータリーエンコーダを有するワイヤレスマウスが開示
されている。このワイヤレスマウスはロータリーエンコ
ーダで得た位置情報を赤外線信号に変換してコンピュー
タに送信するものであった。
【0005】また、実開昭63−72640号公報にオ
ン・オフスイッチで構成されたエンコーダを有するワイ
ヤレスマウスが開示されている。このワイヤレスマウス
はエンコーダで得た位置情報を発光ダイオードによる光
の点滅に変換してコンピュータに送信するものであっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の光学マ
ウスにはケーブルが接続されていたため操作性が良くな
かった。
【0007】また、特開昭62−61968号公報、実
開昭63−195430号公報および実開昭63−72
640号公報に開示されたワイヤレスマウスは、移動量
を電気信号に変換する装置を有していたため構造が複雑
であった。
【0008】そこで本発明の目的は、ケーブルが不要で
かつマウスの構造の簡単化を図ることができるワイヤレ
ス光学マウス及びそれを用いたポインティング装置とを
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、異なる2方向の移動量を示すためにこの2
方向に光を発する発光手段をワイヤレス光学マウスに有
し、ポインティング装置はこれらの光を受光すべく当該
2方向に整列配置された受光素子群を有し、これ等受光
素子群からの各受光出力に応じて2方向の各移動量を検
出するようにしたことを特徴とする。
【0010】
【作用】ワイヤレス光学マウスから異なる2方向に光が
発せられ、これらの光をポインティング装置で受光し座
標換算することにより、ワイヤレス光学マウスの位置が
認識される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について添付図面を参
照しながら説明する。図1は本発明に係るワイヤレス光
学マウスとポインティング装置の一実施例の平面図であ
る。
【0012】ワイヤレス光学マウス(以下、マウスとい
う。)1は互いに略直交するX軸方向とY軸方向に光を
発する発光手段を有する。そして、X軸方向の光はレン
ズ2を介して発せられ、Y軸方向の光はレンズ3を介し
て発せられる。また、マウス1の頭部に設けられた押し
ボタン4,5はコマンド出力用である。
【0013】一方、ポインティング装置21は、レンズ
3を介して入射する光を受光するためX軸方向に配列さ
せた受光素子(たとえばフォトトランジスタ)群X1〜
Xnと、レンズ2を介して入射する光を受光するためY
軸方向に整列配置させた受光素子(たとえばフォトトラ
ンジスタ)群Y1〜Ynと、これらの受光素子で得られ
た受光信号を不図示の中央処理装置(以下、CPUとい
う。)に入力させるためのケーブル22とからなる。
【0014】なお、本実施例では互いに略直交するX軸
およびY軸方向に光を発するよう構成したが、これに限
定されるものではなく、2つの光の角度は任意に設定で
きる。
【0015】図2は同ワイヤレス光学マウスの構成説明
図である。同図(A)はマウスの平面図で、マウス1の
後部には電源オン・オフ用の押しボタン6が設けられて
いる。また、同図(B)はマウス1の内部構成図で、マ
ウス1の内部にはX軸方向に光を発する発光素子(たと
えば発光ダイオード)7と、Y軸方向に光を発する発光
素子(たとえば発光ダイオード)8と、コマンド出力用
スイッチ9,10と、変調回路11と、発光素子用電源
である電池12と、電源スイッチ13とが備えられてい
る。そして、発光素子7,8の光路上にレンズ2,3が
設けられ、コマンド出力用スイッチ9,10および電源
スイッチ13の上方に位置するよう押しボタン4〜6が
設けられている。
【0016】図3はポインティング装置の構成説明図で
ある。受光素子X1〜XnとY1〜Ynとはほぼ直角に
結合され、かつマウス1から発せられた光が受光素子X
1〜Xn,Y1〜Ynのそれぞれ1個だけの受光素子
X,Yに当たるように、各受光素子間には遮光部23が
設けられ、隣接する受光素子X,Yに光が漏れないよう
構成されている。
【0017】図4はマウスとカーソルの位置関係を示す
図である。マウス1の移動量は、マウス1から発せられ
る光が受光素子X,Yで受光され、その受光された受光
素子X,Yの位置情報がCPU内でX,Y軸の座標情報
に換算されることにより算出される。
【0018】同図(C)〜(E)は、各図の上部にマウ
ス1とポインティング装置21を示し、下部にディスプ
レイ画面31上のカーソル32の位置を示す。また、X
1,X3,X5,Y3,Y6はマウス1の位置の一例を
示す。
【0019】同図(C)では、マウス1は受光素子X
3,Y6の位置、すなわち座標(X,Y)=(3,6)
にある。そして、ディスプレイ画面31上のカーソル3
2aの位置もこの座標に対応した位置にある。
【0020】同図(D)は、マウス1を座標(3,6)
から(3,3)に移動させた場合で、Y座標の数値が3
だけ少なくなるためディスプレイ画面31上ではその分
だけカーソル32bが上方向に移動する。
【0021】同図(E)は、マウス1を移動させずに回
転させるだけでもカーソルの移動ができることを示す。
同図(D)の座標(3,3)から、たとえばマウス1の
角度を時計方向に傾けて座標が(5,1)になったとす
ると、ディスプレイ画面31上のカーソル32cの位置
は右斜め上に移動する。
【0022】図5はコマンド出力用スイッチの機能説明
図である。コマンド出力用押しボタン4,5を押すと、
変調回路11により光が点滅信号に変換される。同図
中、「0」は点灯、「1」は消灯を示す。
【0023】まず、両方の押しボタン4,5を押さない
場合は変調回路11から「0」,「0」が出力され、発
光素子7,8は点灯を継続する。これは、コマンドが出
力されていないことを示す。
【0024】次に、押しボタン4,5を押すと、まず変
調回路11からフラグとして「1」が出力され、発光素
子7,8は1パルス分消灯し、以下コマンド信号が送信
される旨をCPUに認識させる。
【0025】次に、押しボタン4のみを押した場合は、
変調回路11から「0」,「1」が出力され、発光素子
7,8はまず1パルス分点灯し、次に1パルス分消灯す
る。この押しボタン4はマウス1の位置を確定させるコ
マンドを発生させるボタンで、このコマンドはCPUに
て処理される。
【0026】次に、押しボタン5のみを押した場合は、
変調回路11から「1」,「0」が出力され、発光素子
7,8はまず1パルス分消灯し、次に1パルス分点灯す
る。この押しボタン5はマウス1の位置確定を解除させ
るコマンドを発生させるボタンで、このコマンドはCP
Uにて処理される。
【0027】次に、押しボタン4,5を同時に押した場
合は、変調回路11から「1」,「1」が出力され、発
光素子7,8は2パルス分消灯する。この押しボタン
4,5の同時押しは、たとえばアイコンまたはメニュー
の選択コマンドを発生させるもので、このコマンドはC
PUにて処理される。
【0028】なお、本実施例では発光素子7,8の両方
に変調を掛けたが、いずれか一方のみの変調でもよい。
しかし、ノイズ等による誤動作の可能性がある場合は、
変調した光を2箇所から発し、それぞれの光を比較する
ことにより誤動作の検出をすることができる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、異なる2方向に光を発
する発光手段をワイヤレス光学マウスに有し、かつこれ
らの光を受光する受光手段をポインティング装置に有す
るよう構成したので、2方向からの光を受光する受光素
子の位置からマウスの位置を認識することができる。
【0030】すなわち、マウスにケーブルを接続する必
要がないため操作性が向上し、かつマウス内にマウスの
移動量を電気信号に変換する装置を設ける必要がないた
めマウスの構造を簡単化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るワイヤレス光学マウスとポインテ
ィング装置の一実施例の平面図である。
【図2】本発明に係るワイヤレス光学マウスの構成説明
図である。
【図3】本発明に係るポインティング装置の構成説明図
である。
【図4】本発明に係るマウスとカーソルの位置関係を示
す図である。
【図5】本発明に係るマウスコマンド出力用スイッチの
機能説明図である。
【図6】従来の光学マウスとマウスパッドの平面図であ
る。
【図7】従来の光学マウスの底面図である。
【符号の説明】 1 ワイヤレス光学マウス 4,5 押しボタン 7,8 発光ダイオード 9,10 コマンド出力用スイッチ 11 変調回路 21 ポインティング装置21 X1〜Xn,Y1〜Yn 受光素子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる2方向の移動量を示すために前記
    2方向へ光を発する発光手段を有することを特徴とする
    ワイヤレス光学マウス。
  2. 【請求項2】 前記光を点滅させる手段を更に含むこと
    を特徴とする請求項1記載のワイヤレス光学マウス。
  3. 【請求項3】 前記2方向は、互いに略直交する方向で
    あることを特徴とする請求項1または2記載のワイヤレ
    ス光学マウス。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3いずれかのワイヤレス光学
    マウスの前記2方向からの光を夫々受光すべく前記2方
    向に整列配置された受光素子群を有し、これ等受光素子
    群からの各受光出力に応じて前記2方向の各移動量を検
    出するようにしたことを特徴とするポインティング装
    置。
  5. 【請求項5】 前記受光素子群の各素子間に夫々設けら
    れた遮光部材を有することを特徴とする請求項4記載の
    ポインティング装置。
JP27689494A 1994-11-11 1994-11-11 ワイヤレス光学マウス及びそれを用いたポインティング装置 Withdrawn JPH08137614A (ja)

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JP27689494A Withdrawn JPH08137614A (ja) 1994-11-11 1994-11-11 ワイヤレス光学マウス及びそれを用いたポインティング装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007106392A (ja) * 2005-09-15 2007-04-26 Denso Corp 車載電子機器用入力システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007106392A (ja) * 2005-09-15 2007-04-26 Denso Corp 車載電子機器用入力システム

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