JPH0813744A - 固定金具と壁パネルの固定構造 - Google Patents

固定金具と壁パネルの固定構造

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Publication number
JPH0813744A
JPH0813744A JP14172494A JP14172494A JPH0813744A JP H0813744 A JPH0813744 A JP H0813744A JP 14172494 A JP14172494 A JP 14172494A JP 14172494 A JP14172494 A JP 14172494A JP H0813744 A JPH0813744 A JP H0813744A
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JP
Japan
Prior art keywords
piece
fixed
wall panel
fixing
long
Prior art date
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Pending
Application number
JP14172494A
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English (en)
Inventor
Akimasa Hayashi
晃正 林
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPH0813744A publication Critical patent/JPH0813744A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 長さの異なる長片(11)と短片(12)と
を有し、その各々には1以上の取付穴(13)(14)
が設けられている壁面固定用のL型固定金具であって、
壁面と被固定物との間の隙間(W)の大きさに応じて、
長片(11)もしくは短片(12)のいずれかにより被
固定物、たとえば壁パネルを固定する。 【効果】 外力によるたわみを防止し、取付容易に安定
した固定が、隙間調整自在に可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、壁面固定用の取付金
具とこれを用いた壁パネルの固定構造に関するものであ
る。さらに詳しくは、この発明は、住宅居室用やマンシ
ョンリフォーム用等に有用な、躯体壁面へのパネル体等
の取付け固定が容易な、施工性に優れた新しい固定金具
と、これを用いた壁パネルの固定構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅やマンションのリフォーム等
においては、上下の枠や軸組と面材とを現場の状況に応
じて切り組みして壁面を構成してきている。あるいはま
た、このような壁面の構築にあらかじめ準備された壁パ
ネルを用いている。壁パネルの使用は、施工性、経済性
の良好なものであって、この壁パネルを躯体に取付る際
には、躯体との間の隙間に数種類の厚みの木片を隙間寸
法に合わせて組合わせるか、あるいは、その寸法に合わ
せて切断した木片を挿入し、接着固定することで施工し
てきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、壁パネ
ルによって壁面を構築する場合には、壁パネルと躯体と
の間の隙間は一定でないため、一ケ所毎に厚みの異なる
木片を組合わせる作業や、寸法測定、切断等の作業が必
要とされ、その施工に手間がかかり、作業効率が悪いと
いう不都合がある。
【0004】また、従来の固定では、壁パネルと躯体と
の間に木片を介在させて躯体に接着固定しているため、
接着剤が硬化するまで待たねばならず、この点でも作業
効率が悪く、その固定には品質面でも問題があるのが実
情であった。このような事情はパネル体等に限られずに
壁面に物品を安定して取付け固定しようとする場合にも
共通して問題となることが多い。
【0005】そこで、この発明は、以上の通りの従来の
技術の欠点を解消し、施工現場での壁面との間の隙間に
差異があっても、躯体壁面への取付け施工性に優れ、し
かも品質安定性も良好な、新しい固定金具と、これを用
いた壁パネルの固定構造を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、長さの異なる長片と短片とを有
し、その各々には1以上の取付穴が設けられている壁面
固定用のL型固定金具であって、壁面と被固定物との間
の隙間の大きさに応じて、長片もしくは短片のいずれか
一方を壁面に固定し、他方を立設片として被固定物に取
付固定することを特徴とする固定金具を提供する。
【0007】そしてまた、この発明は、上記の固定金具
を用いて、断面矩形でその長辺の相対する面に各々溝部
を形成した木軸と面材とからなる壁パネルを躯体に固定
する際に、隙間の大きさに応じて固定金具の長片もしく
は短片のいずれか一方を躯体壁に固定し、他方を立設片
として壁パネルの縦枠木軸の切欠部に取付固定すること
を特徴とする壁パネルの固定構造を提供する。
【0008】
【作用】この発明では、固定金具は長さの異なる長片と
短片とを有し、そのいずれにも取付け用のためのネジや
釘のための取付穴を設けているため、壁面と壁パネル等
の被固定物との間の隙間の大きさに応じて長片と短片の
いずれかを立設片として作用させ、これを被固定物に取
付け固定することができる。
【0009】このため、現場施工時のこの隙間の大きさ
に随時容易に対処することができ、しかも外力によるた
わみが効果的に防止でき、安定した壁面への固定が可能
となる。また、上記取付穴を複数配設することにより、
隙間の大きさに応じた取付け調整がより柔軟に広い範囲
で可能となる。
【0010】
【実施例】以下、実施例を示し、さらに詳しくこの発明
の固定金具とその取付構造について説明する。すなわ
ち、図1は、この発明の固定金具の一例を示した斜視図
である。たとえば、この図1に例示したように、この発
明の固定金具(1)は、長さ(L1 ,L 2 )の異なる長
片(11)と短片(12)とを有し、その各々には、折
曲げ部から遠ざかる方向に直列に二つの取付穴(13)
(14)が設けられている。
【0011】この長さ(L1 ,L2 )については特に限
定されることはなく、この固定金具(1)の適用目的と
対象に応じて決定することができ、たとえばL1 /L2
=1.2〜3.0程度とすることもできる。当然、取付
穴(13)(14)の位置も適宜に選択される。図2
は、この固定金具(1)を用いて、面材(図示せず)と
ともに壁パネルを構成する断面矩形でその長辺の相対す
る面に各々溝部(21)(22)を形成した木軸(2)
を、前記の固定金具(1)の長片(11)において取付
固定した例を示している。この場合には、隙間(W)の
大きさに対応して、長片(11)は立設片として固定に
用いられ、短片(12)は、壁面に接着剤(3)等によ
って固定されている。長片(11)は、壁パネルの縦枠
木軸(2)の段差切欠部(23)に、取付穴(13)を
通じてネジ(4)または釘により固定される。
【0012】壁パネルそのものは、たとえば図3に例示
したように、木軸(2)と面材(5)とによって構成さ
れ、その両端の縦枠木軸は延伸され、切断して高さ調整
できるように延伸部(20)を形成することができる。
そして、木軸(2)は図2に示したように、断面形状が
矩形であって、その長片の相対する面の各々には溝部
(21)(22)が設けられている。
【0013】この場合の木軸(2)としては各種のもの
が使用できるが、堅牢で狂いのないLVLを用いるのが
好ましく、また面材(5)についても各種のものとして
よく、例えば石膏ボード等の無機質板としてもよい。木
軸(2)の溝部(21)(22)は、壁パネルの建てこ
み時の接続金具の配設とその固定を容易とし、かつ安定
した壁パネルの施工組立を実現するためのものである。
【0014】図4および図5は、この発明の固定金具
(1)の長片(11)と短片(12)とを使いわけた場
合を例示している。この図4および図5からも明らかな
ように、壁パネル(100)裏面の調整寸法(W)はリ
フォームの場合、躯体表面の状況により、かなり異なる
ので、その範囲をカバーするため、その隙間の大きさと
しての寸法が大きい場合(W1 )には、図4のように長
片(11)にて図2にも示したように取付固定し、ま
た、その寸法が小さい場合(W2 )には図5のように、
短片(12)によって固定する。この時、その寸法に応
じ、最適な取付穴(13)(14)を選択し、ネジ
(4)又は釘にて固定する。
【0015】また、躯体と金具(1)は、通常は接着剤
(3)にて固定するが、特に引張強度等が要求される場
合には、取付穴を利用してコンクリート釘又はコンクリ
ートビスを併用することもできる。もちろん、この発明
は、以上の例によって限定されるものではない。様々な
細部の態様が可能である。また、固定金具(1)は、上
記の壁パネルにその対象が限定されることもない。
【0016】
【発明の効果】この発明により、以上詳しく説明した通
り、躯体への壁パネルの取付固定が容易になり、外力に
よる壁パネルのたわみが有効に防止され、従来に比べ、
その固定については、壁面との隙間の点でより幅広い調
整範囲を持つことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の固定金具を例示した斜視図である。
【図2】この発明の固定金具の取付け固定例を示した要
部斜視図である。
【図3】壁パネルとその軸組みを例示した正面図であ
る。
【図4】長片を用いての固定例を示した要部側面図であ
る。
【図5】短片を用いての固定例を示した要部側面図であ
る。
【符号の説明】
1 固定金具 11 長片 12 短片 13、14 取付穴 2 木軸 21、22 溝部 23 切欠部 3 接着剤 4 ネジ 5 面材 20 延伸部 100 壁パネル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長さの異なる長片と短片とを有し、その
    各々には1以上の取付穴が設けられている壁面固定用の
    L型固定金具であって、壁面と被固定物との間の隙間の
    大きさに応じて、長片もしくは短片のいずれか一方を壁
    面に固定し、他方を立設片として被固定物に取付け固定
    することを特徴とする固定金具。
  2. 【請求項2】 断面矩形でその長辺の相対する面に各々
    溝部を形成した木軸と面材とからなる壁パネルの躯体へ
    の固定に際し、両者の間の隙間の大きさに応じて、長さ
    の異なる長片と短片とを有し、その各々には1以上の取
    付穴が設けられているL型固定金具の長片もしくは短片
    のいずれか一方を躯体壁に固定し、他方を立設片として
    壁パネルの縦枠木軸の切欠部に取付固定することを特徴
    とする壁パネルの固定構造。
JP14172494A 1994-06-23 1994-06-23 固定金具と壁パネルの固定構造 Pending JPH0813744A (ja)

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JP14172494A JPH0813744A (ja) 1994-06-23 1994-06-23 固定金具と壁パネルの固定構造

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JP14172494A JPH0813744A (ja) 1994-06-23 1994-06-23 固定金具と壁パネルの固定構造

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JPH0813744A true JPH0813744A (ja) 1996-01-16

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JP14172494A Pending JPH0813744A (ja) 1994-06-23 1994-06-23 固定金具と壁パネルの固定構造

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JP (1) JPH0813744A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015169041A (ja) * 2014-03-10 2015-09-28 三井住友建設株式会社 内装壁の取付構造及び取付方法並びに内装壁の支持部材
JP2019085733A (ja) * 2017-11-02 2019-06-06 株式会社サワタ 内装用石膏ボードの取付装置と取付方法

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