JPH081371U - 金属基板 - Google Patents
金属基板Info
- Publication number
- JPH081371U JPH081371U JP1271995U JP1271995U JPH081371U JP H081371 U JPH081371 U JP H081371U JP 1271995 U JP1271995 U JP 1271995U JP 1271995 U JP1271995 U JP 1271995U JP H081371 U JPH081371 U JP H081371U
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- JP
- Japan
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- metal substrate
- spacer
- metal
- insulating layer
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- Insulated Metal Substrates For Printed Circuits (AREA)
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】取付け板に対する金属基板の取付け構造や金属
基板に対する他の部品の取付け構造が簡易化されると共
に、構造実現工程が簡略化され、部品点数の減少が図れ
る金属基板を提供する。 【解決手段】金属ベース1上に絶縁層2が形成され、絶
縁層2上に回路パターン3が形成される。金属基板4に
は、少なくとも金属ベース1と絶縁層2とを貫通した穴
16を設ける。間座6の下端部を金属基板4の穴16に
固定して、間座6の本体を金属基板4の回路パターン3
側に立設する。間座6の上端に金属基板4を取付け板1
2に取付け可能とし、かつ下端にも放熱板18等の他の
部材を取付け可能とするねじ穴9を設けた。
基板に対する他の部品の取付け構造が簡易化されると共
に、構造実現工程が簡略化され、部品点数の減少が図れ
る金属基板を提供する。 【解決手段】金属ベース1上に絶縁層2が形成され、絶
縁層2上に回路パターン3が形成される。金属基板4に
は、少なくとも金属ベース1と絶縁層2とを貫通した穴
16を設ける。間座6の下端部を金属基板4の穴16に
固定して、間座6の本体を金属基板4の回路パターン3
側に立設する。間座6の上端に金属基板4を取付け板1
2に取付け可能とし、かつ下端にも放熱板18等の他の
部材を取付け可能とするねじ穴9を設けた。
Description
【0001】
本考案は、金属ベース上に絶縁層が形成され、該絶縁層上に回路パターンが形 成される金属基板に係り、特に取付け板への取付け構造や他の部品の取付け構造 に関する。
【0002】
図2は従来の金属基板を示すものであり、金属基板4は、金属板でなるベース 1上に絶縁層2を接着等によって形成してなり、該絶縁層2上に回路パターン3 が形成され、フレームグランド構造は、ベース1と回路(アース)パターン3と を、金属ベース1に螺着したボルト5により接続すると共に、導電性および接着 性を有する材料によってボルト5と回路パターン3あるいは基板ベース1とを接 続することにより実現している(特開昭63−77188号)。
【0003】
しかし、上記従来構造においては、ボルト5によってフレームグランド構造を 実現しているので、この金属基板を使用する装置の母基板やその他の取付け板に 取付ける場合、別の取付け手段を付加して設けなければならず、金属基板の取付 け構造が複雑化し、部品点数が増大する。
【0004】 また、放熱板やその他の部材を取付る場合にはさらに別の取付け手段を設けな ければならず、さらに部品取付け構造が複雑化すると共に、構造実現工程が煩雑 化し、部品点数が増大する。
【0005】 本考案は、上記の問題点に鑑み、取付け板に対する金属基板の取付け構造や金 属基板に対する他の部品の取付け構造が簡易化されると共に、構造実現工程が簡 略化され、部品点数の減少が図れる金属基板を提供することを目的とする。
【0006】
本発明は、金属ベース上に絶縁層が形成され、該絶縁層上に回路パターンが形 成される金属基板において、該金属基板には、少なくとも金属ベースと絶縁層と を貫通した穴を設け、間座の下端部を前記金属基板の穴に固定して、前記間座の 本体を金属基板の回路パターン側に立設し、該間座に、その上端に金属基板を取 付け板に取付け可能とし、かつ下端にも他の部材を取付け可能とするねじ穴を設 けたことを特徴とする。
【0007】
このように、間座の上下双方に取付け基板、他の部品を取付け可能なねじ穴を 設けることにより、間座を利用して金属基板を母基板やその他の取付け板に取付 けることが可能となるのみならず、放熱板等の他の部材を金属ベースに取付ける ことが可能となる。
【0008】
図1(A)は本考案の一実施例を示す断面図、図1(B)はその具体的適用例 を示す断面図である。図において、1は金属基板4のベース、2は絶縁層、3は 回路パターン、6は間座である。該間座6は、金属基板4を構成する金属ベース 1および絶縁層2、回路パター3に穿設された穴に下端部を圧入等により嵌着す るか、あるいは図示のように、間座6の下端側外周に雄ねじ溝15を設け、該雄 ねじ溝15を金属ベース1に設けたねじ穴16に螺合することにより、間座6の 本体が、回路パターン3側に立設するように、間座6を金属基板4に固定したも のである。また、絶縁層2上の間座6の周囲に形成された回路(アース)パター ン3と間座6とを半田8付けすれば、回路パターン3と金属ベース1とのフレー ムグランドをより確実に取ることができる。また、金属基板4の間座受部分に当 接する間座6の当接部の外径より、前記間座6の周囲に形成された回路パターン 3の内径を大きく構成しておけば、間座6の当接する圧力により回路パターン3 が剥離する危険性を回避することができる。
【0009】 間座6の中央には貫通したねじ穴9を設けている。本例のものは、その上端に 金属基板4を取付け板に取付け可能とする雌ねじ穴10と、下端に他の部材を取 付け可能とするねじ穴17との径を異ならせている。半田8による回路パターン 3に対する間座6の接続は、他の部品の基板4上の回路パターンへの半田付けと 同時に行なうことができる。
【0010】 また、本実施例においては、前記間座6の半田8付け部分の反基板側近傍の周 囲に周方向に溝11を設けているので、半田付けの際、間座6の半田付け部分か ら他の部分への伝熱抵抗が大となり、半田付けが確実に行なえる。
【0011】 図1(B)は金属基板4を取付け板12に取付けた状態を示す断面図であって 、前記間座6に対し、取付け板12に設けた穴13に挿通したねじ(またはボル ト)14を前記雌ねじ穴10に螺合することにより、取付け板12に金属基板4 を取付けることができる。
【0012】 また、例えば放熱板18に設けた穴19に挿通したねじ(またはボルト)20 を前記雌ねじ穴17に螺合することによって放熱板18等を取付けることが可能 である。この場合、放熱板18取付け側に間座6が突出していないため、放熱板 18の取付け穴19をそれほど大きくすることなく、金属ベース1に緊密に接触 させた状態で放熱板18を取付けることができ、伝熱抵抗を小さくすることがで きる。
【0013】
請求項1によれば、金属ベース上に絶縁層が形成され、該絶縁層上に回路パタ ーンが形成される金属基板において、金属ベースに固定された間座に、その上端 に金属基板を取付け板に取付け可能とし、かつ下端にも他の部材を取付け可能と するねじ穴を設けたので、金属基板を取付け板に前記間座を利用して取付けるこ とが可能となる上、金属基板ベース面に放熱板等の他の部品を取付けることが可 能となる。これにより、取付け板に対する金属基板の取付け構造が簡易化され、 かつ部品点数が低減されると共に、構造実現工程が簡略化される。
【図1】(A)は本考案の一実施例を示す断面図、
(B)は該実施例の適用例を示す断面図である。
(B)は該実施例の適用例を示す断面図である。
【図2】従来の金属基板を示す断面図である。
1:金属ベース、2:絶縁層、3:回路パターン、4:
金属基板、6:間座、9:ねじ穴、11:溝、12:取
付け板、14、20:ねじ、15:雄ねじ溝、16:ね
じ穴、18:放熱板
金属基板、6:間座、9:ねじ穴、11:溝、12:取
付け板、14、20:ねじ、15:雄ねじ溝、16:ね
じ穴、18:放熱板
Claims (1)
- 【請求項1】金属ベース上に絶縁層が形成され、該絶縁
層上に回路パターンが形成される金属基板において、 該金属基板には、少なくとも金属ベースと絶縁層とを貫
通した穴を設け、 間座の下端部を前記金属基板の穴に固定して、前記間座
の本体を金属基板の回路パターン側に立設し、 該間座に、その上端に金属基板を取付け板に取付け可能
とし、かつ下端にも他の部材を取付け可能とするねじ穴
を設けたことを特徴とする金属基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1271995U JP2524298Y2 (ja) | 1995-11-06 | 1995-11-06 | 金属基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1271995U JP2524298Y2 (ja) | 1995-11-06 | 1995-11-06 | 金属基板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH081371U true JPH081371U (ja) | 1996-09-03 |
JP2524298Y2 JP2524298Y2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=11813244
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1271995U Expired - Lifetime JP2524298Y2 (ja) | 1995-11-06 | 1995-11-06 | 金属基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2524298Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5513780U (ja) * | 1978-07-15 | 1980-01-29 | ||
WO2006104037A1 (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-05 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | メタルコア基板の補強構造及び電気接続箱 |
JP5734476B1 (ja) * | 2014-02-05 | 2015-06-17 | 三菱電機株式会社 | インバータ装置 |
-
1995
- 1995-11-06 JP JP1271995U patent/JP2524298Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5513780U (ja) * | 1978-07-15 | 1980-01-29 | ||
WO2006104037A1 (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-05 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | メタルコア基板の補強構造及び電気接続箱 |
JP5734476B1 (ja) * | 2014-02-05 | 2015-06-17 | 三菱電機株式会社 | インバータ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2524298Y2 (ja) | 1997-01-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960903 |