JPH08132417A - 水硬性無機質成形体の製造方法 - Google Patents

水硬性無機質成形体の製造方法

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JPH08132417A
JPH08132417A JP27107894A JP27107894A JPH08132417A JP H08132417 A JPH08132417 A JP H08132417A JP 27107894 A JP27107894 A JP 27107894A JP 27107894 A JP27107894 A JP 27107894A JP H08132417 A JPH08132417 A JP H08132417A
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JP
Japan
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water
rotating
rotating part
molded body
hydraulic inorganic
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JP27107894A
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English (en)
Inventor
Takeshi Uehara
剛 上原
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28BSHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
    • B28B3/00Producing shaped articles from the material by using presses; Presses specially adapted therefor
    • B28B3/20Producing shaped articles from the material by using presses; Presses specially adapted therefor wherein the material is extruded
    • B28B3/22Producing shaped articles from the material by using presses; Presses specially adapted therefor wherein the material is extruded by screw or worm
    • B28B3/224Twin screw extruders, e.g. double shaft extruders

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Abstract

(57)【要約】 【目的】水硬性無機物質組成物の供給量に関係なく、補
強繊維や水溶性高分子物質を添加した系であっても、よ
り少ない水量で賦形でき、成形体の緻密化がはかれ、高
強度な硬化体が得られる水硬性無機物質成形体を製造す
る。 【構成】材料を供給する機能を有する第1の回転部と、
材料を混練する機能を有する第2の回転部と、材料を圧
縮する機能を有する第3の回転部と、材料を計量する機
能を有する第4の回転部とを押し出し方向に向かって設
けた一対の長尺回転体をバレル内でバレルの径方向に回
転させて材料を連続的に押し出すようにした押出機の、
第1の回転部に原料供給用のホッパーを設け、第2の回
転部に液体を注入するノズルを設け、水または水と水溶
性高分子物質からなる水溶液以外の固体原料を前記ホッ
パーから供給し、水または前記水溶液をノズルからバレ
ル内へ供給するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水硬性無機物質成形体
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】セメント、モルタル、石膏等の水硬性無
機物質と水を含む成形材料を成形し硬化させて得た硬化
体は、古くから種々の構造材に好適に使用されている。
このような硬化体を製造するには、水硬性無機質組成物
を押出成形法によって押出成形して水硬性無機質成形体
を得たのち、この水硬性無機質成形体を養生硬化させる
方法が生産性の面で優れている。しかし、押出成形法に
おいては、特に水硬性無機質組成物に流動性が要求され
るので、流動性を確保するために、水硬性無機物質に対
して多量の水を添加して得られた水硬性無機質組成物が
用いられてきた。
【0003】しかし、このような多量の水を含む水硬性
無機質組成物を用いて成形した水硬性無機質成形体を硬
化させると、余剰水により硬化体中に空隙が形成され、
硬化に必要な最小限の水しか含まない水硬性無機質組成
物を用いた場合に比べ、硬化体の強度、耐水性等が低い
という問題があった。また、硬化体の強度を向上させる
ために、水硬性無機質組成物中に補強繊維を添加するこ
とがあるが、このように補強繊維を水硬性無機質組成物
中に添加する場合、補強繊維がマトリックス中に均一に
分散されるように水硬性無機質組成物を十分に混合、混
練する必要がある。
【0004】そこで、より少ない水量で補強繊維が均一
に分散混合された高強度な繊維強化無機質硬化体を得る
ための方法として、バレルと、バレル内でバレルの径方
向に回転して材料を連続的に押し出す一対の長尺回転体
とで構成され、長尺回転体は押し出し方向に向かって、
材料を供給する機能を有する第1の回転部と、材料を混
練する機能を有する第2の回転部と、材料を圧縮する機
能を有する第3の回転部と、材料を計量する機能を有す
る第4の回転部とからなる、複数の回転部を持つ押出機
を用いて連続的に水硬性無機物質成形体を製造する方法
(特開平6−218722号公報)が本出願人から先に
提案されている。
【0005】すなわち、上記の押出機は、第1の回転部
に設けた原料供給口であるホッパーから、必要最小限の
水と共に、全ての原料を予め混合混練することなく同時
に第1の回転部に供給し、第1の回転部で原料を混合し
ながら定量的に第2の回転部へ送り、この第2の回転部
で原料中の補強繊維を十分に解繊しながら他の原料と均
一に分散した水硬性無機質組成物とする。そして、第2
の回転部で得られた水硬性無機質組成物を、第3の回転
部で圧縮応力、剪断応力をかけることにより押出機の送
り方向に行くにつれて材料の体積を減少させ、充満率を
上げて、第4の回転部で水硬性無機質組成物を計量して
定量的に押し出すようになっている。
【0006】そして、押出成形された成形体は、水硬性
無機質組成物が水硬性無機物質の硬化に必要な少量の水
しか含んでいないため、緻密で高強度な硬化体を得るこ
とができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記方法の場
合、確かに上記のような効果を備えてた優れた方法であ
るが、原料が十分混合されるまで、組成物の流動性が悪
いため、水を含む原料を第1の回転部に一度に多量に供
給すると、第1の回転部の入口部で詰まって、水や他の
原料がホッパーから逆流して溢れ出してしまう。したが
って、第1の回転部の原料の搬送能力を十分に生かしき
れず、単位時間当たりの処理量に制限があると言う問題
がある。
【0008】また、特に、組成物の流動性をより良好に
するために水溶性高分子物質を原料中にさらに添加して
系においては、水溶性高分子物質の成形体原料全体中に
締める割合が非常に少ないものであるため、水を含む多
量の成形体原料に水溶性高分子物質を添加して混合して
も、均一に水溶性高分子が分散混合された水硬性無機質
組成物になりにくい。したがって、連続して押出成形を
した場合、押し出された時間や場所によって流動性が異
なり、賦形性に問題が生じる恐れがある。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みて、水硬
性無機物質組成物の供給量に関係なく、補強繊維や水溶
性高分子物質を添加した系であっても、より少ない水量
で賦形でき、成形体の緻密化がはかれ、高強度な硬化体
を得ることのできる水硬性無機物質成形体の製造方法を
提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1に記載の発明(以下、「本発明1」
と記す)にかかる水硬性無機物質成形体の製造方法は、
バレルと、バレル内でバレルの径方向に回転して材料を
連続的に押し出す一対の長尺回転体とで構成され、長尺
回転体が押し出し方向に向かって、材料を供給する機能
を有する第1の回転部と、材料を混練する機能を有する
第2の回転部と、材料を圧縮する機能を有する第3の回
転部と、材料を計量する機能を有する第4の回転部とを
有する押出機に、少なくとも水硬性無機物質および水か
らなる成形体原料を供給して押出成形する水硬性無機質
成形体の製造方法において、前記バレルの前記第1の回
転部を臨む部分に原料供給用のホッパーを設け、前記第
2の回転部を臨む部分に液体を注入する注入口を設ける
とともに、水以外の原料を前記ホッパーから、水をノズ
ルからそれぞれバレル内へ供給する構成とした。
【0011】一方、請求項2に記載の発明(以下、「本
発明2」と記す)にかかる水硬性無機質成形体の製造方
法は、バレルと、バレル内でバレルの径方向に回転して
材料を連続的に押し出す一対の長尺回転体とで構成さ
れ、長尺回転体が押し出し方向に向かって、材料を供給
する機能を有する第1の回転部と、材料を混練する機能
を有する第2の回転部と、材料を圧縮する機能を有する
第3の回転部と、材料を計量する機能を有する第4の回
転部とを有する押出機に、少なくとも水硬性無機物質、
水溶性高分子物質および水からなる成形体原料を供給し
て押出成形する水硬性無機質成形体の製造方法におい
て、前記バレルの前記第1の回転部を臨む部分に原料供
給用のホッパーを設け、前記第2の回転部を臨む部分に
液体を注入する注入口を設けるとともに、成形体原料
中、水および水溶性高分子物質以外の原料を前記ホッパ
ーから、水および水溶性高分子物質を混合した水溶性高
分子物質水溶液をノズルからそれぞれバレル内へ供給す
る構成とした。
【0012】本発明1の構成において、成形体原料とし
ては、水硬性無機物質と水以外に、たとえば、無機質充
填材、補強繊維、水溶性高分子物質等を適宜加えること
ができる。本発明2の構成において、成形体原料として
は、水硬性無機物質と水溶性高分子物質と水以外に、た
とえば、無機質充填材、補強繊維等を適宜加えることが
できる。
【0013】本発明で用いられる水硬性無機物質は、水
で練ったとき硬化性を示す無機物質ならば特に限定され
ず、たとえば普通ポルトランドセメント、特殊ポルトラ
ンドセメント,アルミナセメント,ローマンセメントな
どの単味セメント、耐酸セメント,耐火セメント,水ガ
ラスセメントなどの特殊セメント、石膏,石灰,マグネ
シアセメントなどの気硬性セメントなどが挙げられ、特
に強度、耐水性の点で、ポルトランドセメント、アルミ
ナセメントが好適に使用される。これらは単独で使用さ
れてもよいし、2種以上を併用してもかまわない。
【0014】本発明に用いられる水溶性高分子物質は、
水に溶解して粘性を付与し、水硬性無機物質と水から得
られる組成物の流動性を高めて賦形性を向上させ、ま
た、水硬性無機質組成物中の過剰な水分を吸収し水硬性
無機物質粒子間の空隙を埋める接合剤となりうる高分子
物質ならば特に限定されず、たとえば、メチルセルロー
ス,ヒドロキシメチルセルロース,ヒドロキシエチルセ
ルロース,カルボキシメチルセルロース,ヒドロキシプ
ロピルメチルセルロースなどのセルロースエーテル、ポ
リビニルアルコール、ポリアクリル酸、リグニンスルホ
ン酸塩などが挙げられる。水溶性高分子物質の添加量
は、多くなると最終的に得られる硬化体の耐水性が低下
する恐れがあるので水硬性無機物質100重量部に対
し、5重量部以下が好ましい。
【0015】本発明において用いられる無機質充填材
は、水に溶解せず、水硬性無機物質の硬化反応を阻害せ
ず、かつ、本発明の製造方法で用いられるあらゆる成形
体原料の作用を著しく阻害しないものならば特に限定さ
れず、たとえば、珪砂,川砂などのセメントモルタル用
骨材、フライアッシュ,シリカフラワー,シリカヒュー
ム,ベントナイト,高炉スラグなどの混合セメント用混
合材、セピオライト,ウォラストナイト,マイカなどの
天然鉱物、炭酸カルシウム、珪藻土などが挙げられる。
さらに、軽量化を図る目的でシリカバルーン、パーライ
ト、フライアッシュバルーン、シラスバルーン、ガラス
バルーン、発泡焼成粘土などの無機質発泡体などを使用
してもよい。これらは、単独で使用されてもよいし、2
種以上を併用してもよい。
【0016】上記無機質充填材は、粒径が小さくなると
取り扱いが困難になり、大きくなるとその分散性が悪く
なる恐れがあるので平均粒径で0.03〜500μm程
度のものが好ましい。上記無機質充填材は、少なくなる
と補強繊維の分散性が低下し、多くなると最終的に得ら
れる硬化体の強度が低下するので、水硬性無機物質10
0重量部に対して2〜200重量部が好ましい。
【0017】本発明に用いられる補強繊維は、成形体に
付与したい性能に応じ任意のものが使用できる。たとえ
ば、ビニロン,ポリアミド,ポリエステル,ポリプロピ
レン,カーボン,アラミドなどの合成繊維、ガラス,チ
タン酸カリウム,鋼などの無機繊維、パルプ,麻などの
天然繊維などが使用できる。特に合成繊維を用いた場合
には、可撓性の向上が著しい。
【0018】上記補強繊維の繊維径は、細くなると混合
時に再凝集し、交絡によりファイバーボールが形成され
やすくなり、最終的に得られる硬化体の強度は改善され
ず、太くなるかまたは短くなると補強効果が小さく、ま
た、長くなると繊維の分散性および配向性が低下する恐
れがあるので、繊維径0.5〜40デニール、繊維長1
〜15mm程度のものが好ましい。
【0019】また、上記補強繊維は、その添加量が少な
くなると補強効果が得られず、多くなると繊維の分散性
が低下する恐れがあるので、水硬性無機物質100重量
部に対し、0.1〜20重量部程度の添加量とすること
が好ましい。押出機に原料を定量的に供給する方法とし
ては、特に限定されるものではなく、従来公知の任意の
方法が使用でき、たとえば、スクリューフィーダー、サ
ークルフィーダーなどが使用される。
【0020】成形体原料の供給量は、押出機のバレル径
により異なるが、少なくなっても多くなっても組成物の
混練が十分になされなくなる恐れがあるので、因にバレ
ル径が100mmの場合、成形体原料の総量で100〜6
00kg/hrが好ましい。本発明において用いられる水
は、その添加量が少なくなると水硬性無機物質の硬化が
十分になされず、また、他の成形体原料の分散性が低下
し、多くなると最終的に得られる硬化体の強度が低下す
る恐れがあるので、水硬性無機物質100重量部に対し
て15〜60重量部の添加量とすることがが好ましく、
さらに好ましくは20〜40重量部の添加量とすること
が好ましい。
【0021】押出機に水あるいは水溶性高分子物質水溶
液を定量的に供給する方法としては、特に限定されるも
のではなく、従来公知の任意の方法が使用でき、たとえ
ば、チュービングポンプ、一軸ねじ式ポンプ、マグネッ
トポンプ、ダイヤフラム式定量ポンプ、定量パルスポン
プなどを利用することができる。本発明1および本発明
2において、水或いは水溶性高分子物質水溶液を供給す
るノズルは、第2の回転部の始端部から押し出し方向に
向かって第2の回転部の全長の3/4以内の位置に設け
ることが好ましい。
【0022】すなわち、ノズルを第1の回転部側に設け
ると、原料が定量的に第2の回転部へ送られなくなり、
ノズルを第3の回転部に設けると、第2の回転部に乾燥
状態の他の原料混合物が滞留し、第1の回転部に逆流し
たり、第2の回転部に負荷がかかり過ぎて回転しなくな
る。本発明の成形体の製造方法は、特開平6−2187
22号公報に提案された押出機を使用することが可能
で、第4の回転部から吐出された水硬性無機物質組成物
を所望の形状の押し出し金型内に供給して賦形してもよ
いし、第4の回転部から吐出された水硬性無機物質組成
物を所望の形状のプレス金型内に供給しプレス成形を行
ってもよい。
【0023】本発明の成形体から硬化体を得るには、時
間をかけて自然養生を行っても構わないが、硬化反応の
遅いたとえばポルトランドセメントのような水硬性無機
物質を使用する場合には、成形体を加熱、加湿するオー
トクレーブ養生を施すなど、従来公知の方法により養生
を行うことにより、硬化反応を促進でき、機械的物性を
向上させることができる。
【0024】
【作用】上記本発明1の構成によれば、まず、成形体原
料中の、水以外の原料、すなわち、固形の原料をホッパ
ーから第1の回転部へ供給する。ホッパーから供給され
る原料は、すべて固形であるので、流動性がよく、成形
体原料中に補強繊維を含まれている場合であっても、ホ
ッパーから多量に供給された原料がスムーズに第2の回
転部へ供給される。
【0025】そして、第2の回転部では、ノズルから水
が注入されるのであるが、第2の回転部は混練する機能
があるため、水を注入しても流動性が損なわれることな
く水と他の原料混合物が混合混練され、均一な水硬性無
機質組成物となる。しかも、水溶性高分子物質が添加さ
れている系においても、第1の回転部で水溶性高分子物
質が他の固形成分と予め混合されているので、第2の回
転部で水を注入した際でも、水溶性高分子物質が均一に
分散された水硬性無機質組成物となる。
【0026】この水硬性無機質組成物が第3の回転部、
第4の回転部への順次送られ、少量の水しか含まない緻
密な水硬性無機質組成物となって定量的に押し出され、
金型にて成形される。得られた成形体は、少量の水しか
含まれていないとともに、均一な組成になっているの
で、養生硬化させると、緻密で強度的に優れた硬化体と
なる。
【0027】一方、上記本発明2の構成によれば、水溶
性高分子物質も水に溶かして水溶液の状態で水と共に第
2の回転部へ供給されるから、より均一な水硬性無機質
組成物となって定量的にかつスムーズに押し出される。
【0028】
【実施例】以下に、本発明を、その実施例をあらわす図
面を参照しつつ詳しく説明する。 (実施例1)図1および図2に示す押出機1を用意し
た。この押出機1は、図1に示すように、バレル2とバ
レル2内でバレル2の径方向に回転して材料を連続的に
押し出す一対の長尺回転体3,3とで構成されている。
【0029】長尺回転体3は押し出し方向に向かって、
材料を供給する機能を有する第1の回転部5と、材料を
混練する機能を有する第2の回転部6と、材料を圧縮す
る機能を有する第3の回転部7と、材料を計量する機能
を有する第4の回転部8とから構成されている。バレル
2の第1の回転部5の始端部には、ホッパー21が設け
られ、第2の回転部6の始端部から50mmの位置にノズ
ル22が設けられている。
【0030】ノズル22の径は、バレル2の外側で10
mm、バレル2の内側の端部では5mmとなっており、圧縮
された液体が第2の回転部6へ供給できるように工夫さ
れている。第1の回転部5は、バレル2内で回転する回
転軸31,31の外周に全長150mmのスクリュー5
1が形成されている。スクリュー51にはフライトが設
けられている。
【0031】第2の回転部6は、図3に示したパドル6
1、61が回転軸31、31に嵌装固定されている。パ
ドル61、61は、押出機の径方向に向かって100m
mの長さを持ち、押出機の押し出し方向に向かって頂部
が略螺旋条になるように45゜ずつ角度を変えながら4
枚組み合わされて構成され、全長で125mmとなって
いる。
【0032】そして、パドル61、61は、常に一方の
頂部が他方の頂部をこするように90゜の位相差を持っ
て回転し、パドル61,61とバレル2との間には0.
1mmの間隔を有している。第3の回転部7は、第2の回
転部6と同様の回転軸31,31にパドル71,71が
嵌装固定されている。パドル71,71は、第2の回転
部のパドル61,61と同様に押出機1の押し出し方向
に向かって頂部が交互に直角になるように10枚組み合
わされて構成され、全長で313mmとなっている。
【0033】第4の回転部8は、第2の回転部2と同様
の断面形状を有するパドル81,81が回転軸20、2
1に嵌装固定されている。パドル81は押し出し方向に
向かって頂部が略螺旋条であり、押し出し方向に向かっ
て頂部が連続になるように角度を変えながら9枚組み合
わされて構成され、全長で282mmとなっている。すな
わち、スクリュー51,パドル61,71,81は、回
転軸31の回転に伴って回転するようになっている。
【0034】上記押出機1の長尺回転体3,3を60rp
m の回転速度で回転させながら、水以外の成形体原料、
すなわち、普通ポルトランドセメント(小野田セメント
社製)、フライアッシュ(平均粒径100μm、真比重
2.3、かさ比重0.6;JIS A 6201に準
ず)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(20℃に
おける2%水溶液の粘度が30000cpsのもの)、
繊維長3mmのポリプロピレン繊維(テザック社製、商品
名;3F−EX)をホッパー21から第1の回転部5に
供給した。なお、ホッパー21へは、各原料をスクリュ
ーフィダー(図示せず)で普通ポルトランドセメント2
05kg/hr、フライアッシュ80kg/hr、ヒドロキシプ
ロピルメチルセルロース4kg/hr、サークルフィーダー
で繊維長3mmのポリプロピレン繊維5kg/hrの供給速度
でそれぞれ供給した。
【0035】このようにして第1の回転部5へ供給され
た水以外の成形体原料は、フライトを有するスクリュー
51により、攪拌されつつ定量的に第2の回転部6に移
送された。一方、第2の回転部6へは、一軸ねじ式ポン
プであるモーノポンプ(兵神装備社製、型式;3NE0
8H2)を用いてノズル22から水を41kg/hrの供給
速度で供給した。
【0036】第2の回転部6では、供給された水がパド
ル61,61によって第1の回転部5からスクリュー5
1によって送られてきた水以外の成形体原料と混合混練
されて均一な水硬性無機質組成物となると共に、押出機
内における滞留時間、内部圧力が調整され、第3の回転
部7に供給された。第3の回転部7においては、水硬性
無機物質組成物にさらに圧縮応力、剪断応力がかけら
れ、押出機1の送り方向に行くにつれて組成物の体積が
減少し、充満率が上げられながら第4の回転部8に送ら
れる。第4の回転部8においては、水硬性無機物質組成
物は定量的に押出機1の吐出口9から押し出された。
【0037】このようにして吐出口9から押し出された
水硬性無機物質組成物をプレス金型内に供給し、20kg
/cm2 の圧力で5秒間プレス成形し、厚み5mmの板状成
形体を得た。得られた成形体を60℃、100%RHに
おいて6時間養生し、硬化体を得た。得られた硬化体の
曲げ強度をJIS A 1408に準じて測定したとこ
ろ、290kg/cm2 であった。また、得られた成形体を
半径が11mmのパイプに沿わせた時の、成形体の状態
を目視観察し、亀裂の有無を調べた結果、成形体に部分
的に亀裂が生じた。
【0038】(実施例2)実施例1で使用した押出機1
に代えて、ノズル22を第2の回転部6の始端部から1
0mmの位置に設けるとともに、第4の回転部8と吐出口
9の間に100mmのバレルとバレル内にフライトが設け
られたスクリューを挿入連設し、さらにバレルの出口に
は、押し出し方向に100mmの平行部を有し、出口形状
が幅200mm、高さ10mmの金型を連設して、押出圧力
23kg/cm2 で押出成形した以外は実施例1と同様の条
件で平板状の成形体を得た。得られた成形体を実施例1
と同様に養生し、硬化体を得た。得られた硬化体の押し
出し方向の曲げ強度と押し出し方向と直角方向の曲げ強
度をJIS A 1408に準じて測定したところ、押
し出し方向で280kg/cm2 、押し出し方向と直角方向
で275kg/cm2 であった。
【0039】(実施例3)実施例2の押出機に代えてノ
ズル22を第2の回転部6の始端部から80mmの位置に
設けた押出機を用いた以外は実施例2と同様の条件で金
型内に水硬性無機物質組成物を押し出し、平板状の成形
体を得た。得られた成形体を実施例1と同様に養生し、
硬化体を得た。得られた硬化体の押し出し方向の曲げ強
度と押し出し方向と直角方向の曲げ強度をJIS A
1408に準じて測定したところ、押し出し方向で27
6kg/cm2 、押し出し方向と直角方向で271kg/cm2
であった。
【0040】(実施例4)実施例2の押出機に代えてノ
ズル22を第2の回転部6の始端部から50mmの位置に
設けた押出機を用いるとともに、押出機1の長尺回転体
3,3を100rpm の回転速度で回転させながら、ホッ
パー21へ、普通ポルトランドセメント(小野田セメン
ト社製)350kg/hr、フライアッシュ(平均粒径10
0μm、真比重2.3、かさ比重0.6;JIS A
6201に準ず)140kg/hr、ヒドロキシプロピルメ
チルセルロース(20℃における2%水溶液の粘度が3
0,000cpsのもの)7.2kg/hrの供給速度でス
クリューフィダーを用いて供給し、繊維長3mmのポリプ
ロピレン繊維(テザック社製、商品名;3F−EX)
8.5kg/hrの供給速度でサークルフィーダーを用いて
供給し、ノズル22から水をモーノポンプ(兵神装備社
製、型式;3NE08H2)を用いて105kg/hrで供
給した以外は、実施例2と同様にして成形体を得た。得
られた成形体を60℃、100%RHにおいて6時間養
生し、硬化体を得た。得られた硬化体の曲げ強度をJI
S A 1408に準じて測定したところ、押し出し方
向で286kg/cm2 、押し出し方向と直角方向で279
kg/cm2 であった。
【0041】(実施例5)普通ポルトラドセメント(小
野田セメント社製)350kg/hr、フライアッシュ(平
均粒径100μm、真比重2.3、かさ比重0.6;J
IS A 6201に準ず)140kg/hr、ヒドロキシ
プロピルメチルセルロース(20℃における2%水溶液
の粘度が30000cpsのもの)2.82kg/hrをス
クリューフィダーで、繊維長3mmのポリプロピレン繊
維(テザック社製、商品名;3F−EX)8.5kg/hr
をサークルフィーダーでホッパー21へ供給し、ノズル
へ水をモーノポンプ(兵神装備社製、型式;3NE08
H2)を用いて91.2kg/hrで供給した以外は、
実施例2と同様にして成形体を得た。
【0042】得られた成形体を60℃、100%RHに
おいて6時間養生し、硬化体を得た。得られた硬化体の
曲げ強度をJIS A 1408に準じて測定したとこ
ろ、押し出し方向で290kg/cm2 、押し出し方向と直
角方向で285kg/cm2 であった。また、得られた成形
体を半径が11mmのパイプに沿わせた時の、成形体の
状態を目視観察し、亀裂の有無を調べた結果、成形体に
部分的に亀裂が生じた。
【0043】(実施例6)押出機1のホッパー21に、
スクリューフィダーで普通ポルトランドセメント(小野
田セメント社製)205kg/hr、フライアッシュ(平均
粒径100μm、真比重2.3、かさ比重0.6;JI
S A 6201に準ず)80kg/hrを供給するととも
に、、サークルフィーダーで繊維長3mmのポリプロピレ
ン繊維(テザック社製、商品名;3F−EX)5kg/hr
で供給するとともに、ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ース(20℃における2%水溶液の粘度が30000c
psのもの)の濃度が3%となるように水に溶かして予
め調整した水溶性高分子物質の水溶液をノズル22にモ
ーノポンプ(兵神装備社製、型式;3NE08H2)を
用いて69kg/hrで供給した以外は、実施例1と同様に
して成形体を得た。
【0044】得られた成形体を60℃、100%RHに
おいて6時間養生し、硬化体を得た。得られた硬化体の
曲げ強度をJIS A 1408に準じて測定したとこ
ろ、284kg/cm2 であった。また、得られた成形体を
半径が11mmのパイプに沿わせた時の、成形体の状態を
目視観察し、亀裂の有無を調べた結果、亀裂はなかっ
た。
【0045】(実施例7)実施例1で使用した押出機1
に代えて、ノズル22を第2の回転部6の始端部から1
0mmの位置に設けるとともに、第4の回転部8と吐出口
9の間に100mmのバレルとバレル内にフライトが設け
られたスクリューを挿入連設し、さらにバレルの出口に
は、押し出し方向に100mmの平行部を有し、出口形状
が幅200mm、高さ10mmの金型を連設して、押出圧力
23kg/cm2 で押出成形した以外は実施例6と同様の条
件で平板状の成形体を得た。
【0046】得られた成形体を60℃、100%RHに
おいて6時間養生し、硬化体を得た。得られた硬化体の
曲げ強度をJIS A 1408に準じて測定したとこ
ろ、押し出し方向で279kg/cm2 、押し出し方向と直
角方向で275kg/cm2 であった。また、得られた成形
体を半径が11mmのパイプに沿わせた時の、成形体の状
態を目視観察し、亀裂の有無を調べた結果、亀裂はなか
った。
【0047】(実施例8)ノズル22の位置を第2の回
転部6の始端部から80mmのところに設けた対外は実施
例6と同様の条件で金型内に水硬性無機物質組成物を押
し出し、平板状の成形体を得た。得られた成形体を60
℃、100%RHにおいて6時間養生し、硬化体を得
た。得られた硬化体の曲げ強度をJIS A 1408
に準じて測定したところ、押し出し方向で277kg/cm
2 、押し出し方向と直角方向で274kg/cm2 であっ
た。また、得られた成形体を半径が11mmのパイプに沿
わせた時の、成形体の状態を目視観察し、亀裂の有無を
調べた結果、亀裂はなかった。
【0048】(実施例9)スクリューフィダーで普通ポ
ルトランドセメント(小野田セメント社製)350kg/
hr、フライアッシュ(平均粒径100μm、真比重2.
3、かさ比重0.6;JIS A 6201に準ず)1
40kg/hrを、サークルフィーダーで繊維長3mmのポリ
プロピレン繊維(テザック社製、商品名;3F−EX)
8.5kg/hrをそれぞれホッパー21へ供給し、ノズル
22へ実施例5と同様の水溶液をモーノポンプ(兵神装
備社製、型式;3NE08H2)を用いて94kg/hrで
供給し、押出機1のスクリュー51を100rpm の回転
速度で回転させた以外は、実施例6と同様にして成形体
を得た。
【0049】得られた成形体を60℃、100%RHに
おいて6時間養生し、硬化体を得た。得られた硬化体の
曲げ強度をJIS A 1408に準じて測定したとこ
ろ、押し出し方向で283kg/cm2 、押し出し方向と直
角方向で278kg/cm2 であった。また、得られた成形
体を半径が11mmのパイプに沿わせた時の、成形体の状
態を目視観察し、亀裂の有無を調べた結果、亀裂はなか
った。
【0050】(比較例1)押出機1のホッパー21に水
も含めた全原料を同時に供給し、ノズル22からは全く
何も供給しなかった以外は、実施例1と同様に操作し
た。しかし、水を添加された水硬性無機物質組成物は、
第1の回転部5に滞留して、第2の回転部6以降に定量
的に供給されず、成形体を得ることができなかった。
【0051】(比較例2)第2の回転部6の始端部から
110mmの位置にノズル22を設けた以外は実施例2と
同様な操作を行った。しかし、第2の回転部6に乾燥状
態の水硬性無機物質組成物が充満し、押出機1のスクリ
ュー51に負荷がかかりすぎて、スクリュー51が回転
せず、水硬性無機物質組成物を押し出すことができなか
った。
【0052】(比較例3)水も含めた全原料を実施例1
の半分の量にして押出機1のホッパー21に同時に供給
し、ノズル22からは全く何も供給しなかった以外は、
実施例1と同様に操作して成形体を得た。得られた成形
体を60℃、100%RHにおいて6時間養生し、硬化
体を得た。得られた硬化体の曲げ強度をJIS A 1
408に準じて測定したところ、280kg/cm2 であっ
た。
【0053】また、得られた成形体を半径が11mmのパ
イプに沿わせた時の、成形体の状態を目視観察し、亀裂
の有無を調べた結果、部分的に大きな亀裂が発生してい
た。
【0054】
【発明の効果】本発明1および本発明2にかかる水硬性
無機質成形体の製造方法は、以上のように構成されてい
るので、供給量が多くても均質な水硬性無機質組成物か
らなる水硬性無機質成形体を連続的に正確に得ることが
できる。そして、得られた水硬性無機質成形体を養生硬
化させれば、建築材として優れた高強度な硬化体を得る
ことができる。また、押し出しの途中で添加する水分或
いは水溶性高分子物質水溶液の量を自由に変化させるこ
とが可能であり、水硬性無機物質成形体の柔軟性や得ら
れる硬化体の強度を変化させることもできる。
【0055】しかも、水溶性高分子物質が含まれた系に
おいても、少ない水溶性高分子物質の添加で押し出しに
必要な流動性が得られる。さらに、本発明2の水硬性無
機質成形体の製造方法によれば、第2の回転部におい
て、水溶性高分子物質がより均一な水硬性無機質組成物
となり、より亀裂のない成形体を得ることができ、強度
だけでなく外観形状に優れた硬化体を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用した押出機の一例を示す模式図の
平面断面図である。
【図2】本発明に使用した押出機の一例を示す模式図の
側面図である。
【図3】図1のA−A’断面図である。
【符号の説明】
1 押出機 2 バレル 3 長尺回転体 5 第1の回転部 6 第2の回転部 7 第3の回転部 8 第4の回転部 21 ホッパー 22 ノズル 51 パドル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バレルと、バレル内でバレルの径方向に回
    転して材料を連続的に押し出す一対の長尺回転体とで構
    成され、長尺回転体が押し出し方向に向かって、材料を
    供給する機能を有する第1の回転部と、材料を混練する
    機能を有する第2の回転部と、材料を圧縮する機能を有
    する第3の回転部と、材料を計量する機能を有する第4
    の回転部とを有する押出機に、少なくとも水硬性無機物
    質および水からなる成形体原料を供給して押出成形する
    水硬性無機質成形体の製造方法において、前記バレルの
    前記第1の回転部を臨む部分に原料供給用のホッパーを
    設け、前記第2の回転部を臨む部分に液体を注入する注
    入口を設けるとともに、水以外の原料を前記ホッパーか
    ら、水をノズルからそれぞれバレル内へ供給することを
    特徴とする水硬性無機物質成形体の製造方法。
  2. 【請求項2】バレルと、バレル内でバレルの径方向に回
    転して材料を連続的に押し出す一対の長尺回転体とで構
    成され、長尺回転体が押し出し方向に向かって、材料を
    供給する機能を有する第1の回転部と、材料を混練する
    機能を有する第2の回転部と、材料を圧縮する機能を有
    する第3の回転部と、材料を計量する機能を有する第4
    の回転部とを有する押出機に、少なくとも水硬性無機物
    質、水溶性高分子物質および水からなる成形体原料を供
    給して押出成形する水硬性無機質成形体の製造方法にお
    いて、前記バレルの前記第1の回転部を臨む部分に原料
    供給用のホッパーを設け、前記第2の回転部を臨む部分
    に液体を注入する注入口を設けるとともに、成形体原料
    中、水および水溶性高分子物質以外の原料を前記ホッパ
    ーから、水および水溶性高分子物質を混合した水溶性高
    分子物質水溶液をノズルからそれぞれバレル内へ供給す
    ることを特徴とする水硬性無機物質成形体の製造方法。
JP27107894A 1994-11-04 1994-11-04 水硬性無機質成形体の製造方法 Pending JPH08132417A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003516880A (ja) * 1999-12-15 2003-05-20 ジェームズ ハーディー リサーチ プロプライアトリー リミテッド セメント質の物品を押し出すための方法および装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003516880A (ja) * 1999-12-15 2003-05-20 ジェームズ ハーディー リサーチ プロプライアトリー リミテッド セメント質の物品を押し出すための方法および装置
EP1248700A4 (en) * 1999-12-15 2004-12-22 James Hardie Res Pty Ltd METHOD AND APPARATUS FOR EXTRUDING CEMENT PRODUCTS

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