JPH08131695A - 衣服プレス装置の操作スイッチ構造 - Google Patents

衣服プレス装置の操作スイッチ構造

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JPH08131695A
JPH08131695A JP29394094A JP29394094A JPH08131695A JP H08131695 A JPH08131695 A JP H08131695A JP 29394094 A JP29394094 A JP 29394094A JP 29394094 A JP29394094 A JP 29394094A JP H08131695 A JPH08131695 A JP H08131695A
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JP
Japan
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switch
tape
clothes
operation switch
press
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JP29394094A
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English (en)
Inventor
Yukio Miyata
幸男 宮田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】衣服プレス装置の運転において、作業効率を維
持しつつも高い安全性を確保すること。 【構成】プレス板5をアイロン台4に対して上下動操作
するための操作スイッチ6,6,7を、テープ状スイッ
チ9で構成し、テーブル3前縁部の幅方向に沿って長く
配設した衣服プレス装置1の操作スイッチ構造。 【効果】テープ状スイッチ9は長さ方向に無数の接点を
有し、押圧により動作するものであり、作業員の手元位
置で、広範囲にわたって操作が行なえ、プレス板を上下
動操作することが簡易迅速である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、縫成後や洗濯後に衣
服に対してプレス処理を行なうための衣服プレス装置に
関し、より詳しくは、操作に当っての安全性が高い衣服
プレス装置の操作スイッチ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】衣服プレス装置は、図8に示したように
本体21上面のテーブル22に支持されるアイロン台2
3と、これに対して上下動するプレス板24とを有し、
上述のアイロン台23にはプレス前の衣服の吸着や、プ
レス時のスチームの吹出し、プレス後の熱風の吹上げを
行なえるようにしている。
【0003】そしてこのプレス装置25では、プレス板
24を上下動操作するための操作スイッチは、レバー2
6と押しボタン27とで構成されている。レバー26
は、これを押すことによってプレス板24が降下するよ
うにテーブル22前縁の下側に枢着されている。押しボ
タン27はテーブル22前縁の上面に装着され、これを
押下することでプレス板24が上昇するように設定され
ている。
【0004】また、操作スイッチは図9に示したように
押しボタンのみで構成されているものもある。すなわち
テーブル22前縁の前面に、2つのONボタン28,2
8と1つのOFFボタン29を配設している。ONボタ
ン28,28を2つ、しかも両側に配設したのは、これ
を同時に押さなければON動作しない、すなわちプレス
板24の降下が起きないようにするためである。このよ
うに条件を設定すると、両の手を使わなければON操作
を行なえなくなるので、手の遊びをなくして、アイロン
台23とプレス板24との間に手を挟んでしまうことを
防止することができる。手を挟んでしまえば、強く押さ
え付けられるとともに、高温のスチームを浴びることに
なり、火傷は免れられない。
【0005】しかし、そもそも押しボタンというもの
は、所定の一点を押さなければ動作しないので、操作ス
イッチを上述のように構成したのでは、咄嗟のOFF操
作がしにくいという難点がある。
【0006】すなわち、OFFスイッチは、操作しやす
いように作業を行なう人間の目の前、しかも手元に設置
しているものの、この部分は、アイロン台に被覆する衣
服で隠れてしまう位置であり、アイロン台上の衣服を整
え直す時など、急にOFF操作したくなった時に押下す
べき一点が探せず、即座に対応しきれない。また、作業
を行なう人間の中には健常者ばかりではなく、手を自由
に扱えないいわゆる障害者が多いのが現実である。
【0007】このため、前述のようにONスイッチを2
つ設けてON操作しにくく設定しても、OFFスイッチ
が押しボタンで構成されている限り、作業を行なう人間
の注意に委ねるほか、一定以上の安全性を望む手段はな
かった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、操
作スイッチに無数の接点を有するものを用いることで、
1つのスイッチでありながら操作範囲が広くなって、作
業効率を落とさずに高い安全性を確保できる、衣服プレ
ス装置の操作スイッチ構造の提供を課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ための手段を実施例の図1を用いて説明すると、その構
成は、プレス板5をアイロン台4に対して上下動操作す
るための操作スイッチ6,6,7を備えた衣服プレス装
置1の操作スイッチ構造であって、上記操作スイッチ
6,6,7を、長さ方向に無数の接点を有し、押圧によ
り動作するテープ状スイッチ9で構成した衣服プレス装
置の操作スイッチ構造であることを特徴とする。
【0010】具体的には例えば、前記テープ状スイッチ
9を、アイロン台4を支持するテーブル3の前縁部3a
に、その幅方向に沿って長く配設するとよい。
【0011】また、緊急なるOFF操作が間違えなく容
易に行なえるように、前記テープ状スイッチ9を、プレ
ス板5を降下するONスイッチ6,6と、プレス板5を
上昇するOFFスイッチ7とに分けるとともに、該OF
Fスイッチ7を前記テーブル3の前面に位置設定するも
よい。
【0012】
【作用】すなわち、請求項1の構成によれば、プレス板
の上下動操作は、テープ状スイッチの、その時の情況に
応じた適宜位置を押下すれば行なえる。衣服が被ってい
る場合にはその上から押しても動作する。また、押しボ
タンと違って大きく突出していないので、プレス処理す
る衣服を広げたりするときに引っ掛かるようなことがな
い。
【0013】請求項2の構成によれば、テーブルの前縁
の長さ方向に沿って長く配設したテープ状スイッチのど
こを押下してもよい。すなわち、体がプレス装置に対し
て一定の位置になくとも容易に操作が行なえる。
【0014】請求項3の構成によれば、例えば何等かの
アクシデントが起きた場合に作業員が慌てても、テーブ
ル前面のどこを触ってもOFF操作できる。また例え
ば、作業中に体がプレス装置に対して無意識に付き過ぎ
てしまった場合でも、作業員の体がテーブルの前面に対
して接触することでOFF操作される。
【0015】
【発明の効果】上述の結果、請求項1の衣服プレス装置
の操作スイッチ構造によると、テープ状スイッチのどこ
を押しても、しかもそれが間接的であっても操作が行な
えるので、操作範囲が極めて広くなり所望の操作を簡易
迅速に行なえる。特に、プレス板の上昇を行なうOFF
スイッチをこのテープ状スイッチで構成した場合には、
広い操作範囲で操作できることから、緊急時の対応が素
早く、そして確実に行なえる。このため、今までにない
高い安全性を確保することができる。そのうえ操作は簡
易迅速なので、作業効率を維持することもできる。
【0016】また、テープ状スイッチは押しボタンのよ
うに大きく突出することなく偏平であるので、プレス処
理を行なうときに衣服が引っ掛かるようなことがなく、
作業が円滑に行なえるとともに、従来のレバーの場合の
ような、衣服を引っ掛けての誤操作を防止することもで
きる。また回動構造を設ける必要がないので、構造が簡
単化される。
【0017】請求項2の衣服プレス装置の操作スイッチ
構造によると、テープ状スイッチをテーブルの前縁部に
配設したので、手元に位置することになり、操作が迅速
に行なえる。しかも、所定の操作を行なうには従来のよ
うに一定の位置に立たずともよく、体の調子や癖に応じ
て自由に作業が行なえる。
【0018】請求項3の衣服プレス装置の操作スイッチ
構造によると、テープ状スイッチからなるOFFスイッ
チをテーブルの前面に配設したので、その前面のどこを
触ってもOFF操作できる。このため、何等かのアクシ
デントが発生して作業員が慌てた場合でも、また作業員
の意思に基づかない異常事態の発生時であってもOFF
操作することができる。
【0019】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図1は衣服プレス装置1の一例を示す斜視図で
あり、この図に示すように衣服プレス装置1は、本体2
の上面にテーブル3を装着し、このテーブル3上にアイ
ロン台4を支持するととともに、アイロン台4に対して
上下動するプレス板5を本体2の後側から支持して構成
している。
【0020】そして、上述したテーブル3の前縁部に
は、図2にも示すようにプレス板5を上下動するための
操作スイッチ6,6,7を装着している。
【0021】この操作スイッチ6,7,7には、図3の
構造説明図に示すように、テープ状の細長い2枚の電極
8,8を上下に非接触状態に重ね、合成樹脂やゴムで被
覆して形成したテープ状スイッチ9を用いる。このテー
プ状スイッチ9は曲げたり、仮想線で示したように押し
たりすると、上下の電極8,8同士が接触するものであ
る。このため、長さ方向に無数の接点を有することにな
る。上面の突条10は、押圧したときに電極8,8同士
の接触を行いやすくするものである。
【0022】なお、この種のテープ状スイッチ9には、
曲げたり押したりするための動作圧に種々のものがある
が、この発明では300g程度であるのが好ましく、具
体的には230gのものを使用するとよい。単に接触し
ただけでは動作せず、また動作に大きな力が不要である
からである。
【0023】このテープ状スイッチ9は、テーブル3前
縁部3aの上面に2本と、その前面に1本の、合計3本
を埋設して、それぞれONスイッチ6,6、OFFスイ
ッチ7としている。ONスイッチ6,6とは、プレス板
5をアイロン台4に対して降下するスイッチで、OFF
スイッチ7はプレス板5をアイロン台4から上昇するス
イッチである。
【0024】OFFスイッチ7はテーブル3幅の略全長
にわたる長さに設定し、ONスイッチ6,6はOFFス
イッチ7の半分の長さよりも若干短く設定して、適宜間
隔を隔てて左右に振り分けている。そして、これらON
スイッチ6,6はどこでもよいが2本を同時に押圧しな
ければ動作しないように制御している。
【0025】またこれらONスイッチ6,6とOFFス
イッチ7の装着は、図4に示したように、例えば装着位
置に取付け孔11を形成して内側から取付け板12を当
てがって行なうなど適宜行なえばよく、装着は簡単であ
る。テープ状スイッチ9は、テープ状であるとともに長
さも自由であるため、装着位置や装着方法を選ばない。
例えば、図5に例示したように、テープ状スイッチ9を
所定の装着位置に接着して固定することもできる。この
場合には、埋設したのとは異なり、先の例のように上面
に突条10を有するテープ状スイッチでなくとも充分に
動作を行なわせることができる。また、図6に示したよ
うに、テープ状スイッチ9を嵌着するホルダ13を介し
て装着するもよい。これらの場合には、既存の衣服プレ
ス装置に取付けることもできる。
【0026】なお、図7に示したように、操作スイッチ
6,6,7のみではなく、非常停止スイッチ14…を設
けて、これを件のテープ状スイッチ9で構成するもよ
い。すなわち、前述のテープ状スイッチ9を、安全性の
点から作業者が触れてはならない部分や触れる筈がない
部分などの適宜位置に配設して、プレス板5を上昇す
る、またはメインスイッチを切る非常停止スイッチとす
る。配設位置は衣服プレス装置1の種類や操作内容に応
じてどこでもよいが、図7においては、万が一片手が挟
まれたときに他方の手を持ってゆく蓋然性の高いプレス
板5の前面と、極度に接近し過ぎたときに膝が当るだろ
う本体2の前面とに配設している。
【0027】また例えば、テープ状スイッチ9を1本だ
け、テーブル3の長さ方向に沿って装着し、1回押下す
るごとにON・OFFを繰り返すというように制御する
もよい。
【0028】さらに、テープ状スイッチ9を、図2に示
したONスイッチ6,6のようにテーブル3に対して2
本装着し、これらを同時に押下するとON動作し、いず
れか一方を押下するとOFF動作するように制御するも
よい。
【0029】このように構成した衣服プレス装置1で
は、プレス板5の上下動操作は、テープ状スイッチ9か
らなるONスイッチ6,6やOFFスイッチ7のどこを
押しても、しかもそれが衣服の上からであっても操作が
行なえるので、操作範囲が極めて広くなり所望の操作を
簡易迅速に行なえる。
【0030】その上、ONスイッチ6,6やOFFスイ
ッチ7は手元に位置しており、操作が素早く行なえると
ともに、所定の操作を行なうのに一定の位置に立たずと
もよく、体の調子や癖に応じて自由に作業が行なえる。
【0031】また特に、プレス板5の上昇を行なうOF
Fスイッチ7をテープ状スイッチ9で構成し、しかもテ
ーブル3幅の略全長にわたって装着しているので、広い
操作範囲で操作でき、緊急時の対応が素早く、そして確
実に行なえる。このため、今までにない高い安全性を確
保することができる。そのうえ操作は簡易迅速なので、
作業効率を維持することもできる。
【0032】さらに、前述の通りOFFスイッチ7はテ
ーブル3の前面に装着しているので、例えば何等かのア
クシデントが発生して作業員が慌てた場合や、作業中に
体が衣服プレス装置1に対して無意識に付き過ぎてしま
った場合など、異常事態の発生時に、確実にOFF操作
することができる。すなわち、作業員の意思に基づかな
い異常事態の発生時であってもOFF操作することがで
きる。
【0033】また、テープ状スイッチ9は押しボタンの
ように大きく突出することなく偏平であるので、プレス
処理を行なうときに衣服が引っ掛かるようなことがな
く、作業が円滑に行なえるとともに、従来のレバーの場
合のような、衣服を引っ掛けての誤操作を防止すること
もできる。また回動構造を設ける必要がないので構造が
簡単化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】衣服プレス装置の斜視図。
【図2】要部の拡大斜視図。
【図3】テープ状スイッチの構造を示す説明図。
【図4】要部の断面図。
【図5】テープ状スイッチの取付け状態を示す他の例の
断面図。
【図6】テープ状スイッチの取付け状態を示す他の例の
断面図。
【図7】衣服プレス装置の他の例を示す斜視図。
【図8】従来の衣服プレス装置の斜視図。
【図9】従来技術の要部の斜視図。
【符号の説明】
1…衣服プレス装置 3…テーブル 3a…前縁部 4…アイロン台 5…プレス板 6…ONスイッチ 7…OFFスイッチ 9…テープ状スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プレス板をアイロン台に対して上下動操作
    するための操作スイッチを備えた衣服プレス装置の操作
    スイッチ構造であって、上記操作スイッチを、長さ方向
    に無数の接点を有し、押圧により動作するテープ状スイ
    ッチで構成した衣服プレス装置の操作スイッチ構造。
  2. 【請求項2】前記テープ状スイッチを、アイロン台を支
    持するテーブルの前縁部に、その幅方向に沿って長く配
    設した請求項1記載の衣服プレス装置の操作スイッチ構
    造。
  3. 【請求項3】前記テープ状スイッチを、プレス板を降下
    するONスイッチと、プレス板を上昇するOFFスイッ
    チとに分けるとともに、該OFFスイッチを前記テーブ
    ルの前面に位置設定した請求項1または2記載の衣服プ
    レス装置の操作スイッチ構造。
JP29394094A 1994-11-02 1994-11-02 衣服プレス装置の操作スイッチ構造 Pending JPH08131695A (ja)

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