JPH08131478A - 使いすておむつ - Google Patents

使いすておむつ

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JPH08131478A
JPH08131478A JP6301694A JP30169494A JPH08131478A JP H08131478 A JPH08131478 A JP H08131478A JP 6301694 A JP6301694 A JP 6301694A JP 30169494 A JP30169494 A JP 30169494A JP H08131478 A JPH08131478 A JP H08131478A
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JP
Japan
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sheet
elastic
stretchable
diaper
main body
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Application number
JP6301694A
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English (en)
Inventor
Miyuki Saisaka
美雪 齋坂
Masaru Tsubata
勝 津幡
Yoshio Hirai
好夫 平井
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New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
New Oji Paper Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 幅方向に伸縮性を有するおむつの脚周りギャ
ザーを、伸縮性を有する複合シートと伸縮弾性部材とで
構成し、着用者の脚周り全周に伸縮弾性を有し、フィッ
ト性に優れ、漏れることのないおむつを提供する。 【構成】 脚周り伸縮弾性部材15を、非伸縮性最外層
シート24と伸縮性複合シート16からなる外装部材1
8の該両シート間に配設して着用者の脚周り全周に伸縮
弾性を付与する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は乳児用、または失禁者用
おむつとして供される使いすておむつに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、使いすておむつとしては、フラッ
トタイプのおむつのサイドフラップの左右の腹側部の部
分を接着固定させてウエスト周り開口部と脚周り開口部
を設けたいわゆるパンツ型おむつが知られている。この
パンツ型おむつは着用者による着脱が可能であることか
ら、幼児のおむつ離れの時期、または失禁者等の成人用
としてその需要が増大してきている。
【0003】パンツ型使いすておむつは両脚周り開口
部、ウエスト周り開口部、さらに腰周り両側部の装着者
への追従性やフィット性が優れていることが必要である
ことから、これらの部分に伸縮弾性を有する材料が使わ
れている。また、パンツ型使いすておむつとして、液透
過性のトップシートと液不透過性のバックシートと両シ
ート間におかれた吸収体とからなる吸収性本体のサイド
縁部に一対の伸縮性サイドパネルを配置したおむつが特
開平2−4364号公報に提案されている。
【0004】さらに、トップシートとバックシートと両
シート間に置かれた吸収体とからなる吸収性本体と、吸
収性本体を固定し、着用者にあてて保持するための最外
層シートとからなるパンツ型使いすておむつが、特表平
1−503473号公報、特開平4−161152号公
報、特開平5−76565号公報、特開平6−6307
4号公報に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平2−436
4号公報に開示されている使いすておむつは、脚周り部
伸縮弾性部材を有する、吸収性本体の液透過性のトップ
シートと液不透過性のバックシートの間に配設されてお
り、各開口部からの漏れ防止機能は有するものの、腰周
りでのフィット性は劣るし、また前記吸収性本体への伸
縮性サイドパネルを取り付けたものは、該サイドパネル
の中間部分(つまり吸収性本体の股下部分)において伸
長状態で、残る部分においては非伸長状態で結合されて
いるため、伸縮性サイドパネルの素材を製造工程の移動
方向に所定間隔で伸長状態でとりつけることに困難性が
あるし、またサイドパネル素材のみの伸長力では着用者
へおむつをフィットさせる力は不十分であり、さらに脚
開口全周にギャザーが存在しないために脚周りからの漏
れに対して不十分であるなどの問題点があった。
【0006】また、上記特表平1−503474号公
報、特開平4−161152号公報、特開平5−765
65号公報、特開平6−63074号公報に開示されて
いる使いすておむつは、最外層シートが単層の不織布か
らなるもの、あるいは吸収性本体が最外層シートに部分
的に接合されているものであるため、時として着用の際
に最外層シートが破れたり、裂けたりする欠点を有する
ものであり、あるいは着用時に吸収性本体が最外層シー
トから剥がれ、型くずれを生じやすいものである。本発
明はこのような従来の各種パンツ型おむつの問題点を解
決することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、液透過性のトップシートと液不透過性のバ
ックシートとこれら両シートの間に配置された吸収体と
からなる吸収性本体と、前記吸収性本体が接合され、着
用時に着用者の腹から腰周りを囲んで前記吸収性本体を
着用者にあてて保持する外装部材とからなり、前記外装
部材のウエスト周り部端部には、該端部を挟み込むよう
に覆って伸縮弾性リボンが配置されており、また一対の
脚周り部には伸縮弾性部材が配置されている使いすてお
むつであって、前記外装部材は、おむつの幅方向に伸長
可能な最外層シートと、前記最外層シート上の幅方向中
央部分の長手方向全域にわたって積層された所定幅の非
伸縮性の中間シートと、前記中間シートの長手方向両側
縁に接合されており、おむつの幅方向に伸縮可能な伸縮
性シートとおむつの幅方向に伸長可能な伸長シートとを
貼り合わせた複合シートとからなり、前記最外層シート
と前記複合シートの間の脚周り部には伸縮弾性部材が配
置されており、前記最外層シートおよび前記伸長シート
の50%横方向伸長時の弾性応力が200g/25mm
幅以下であり、前記複合シートの50%横方向伸長時の
弾性応力が300g/25mm幅以下であり、かつ応力
緩和時の回復率が80%以上であることを特徴とする使
いすておむつに存する。
【0008】
【作用】上記本発明の少なくともサイドフラップ部がお
むつの幅方向に伸縮するおむつにおいて、外装部材の横
方向に伸長可能な最外層シートと伸縮性を有する複合シ
ートの両シート間の所定位置に脚周り部伸縮弾性部材を
配設することで、脚周りのフィット性が良好なおむつを
提供することができる。また脚周り部に沿って湾曲して
伸縮弾性部材を配設すると、脚周り全周にギャザーを形
成でき、さらにサイドフラップ部が着用者の体型に合わ
せて伸縮し腰周りにすっきりとフィットするので、漏れ
を最小に抑えられ快適に着用することができる。最外層
シートおよび複合シートに使用される横方向に伸長可能
なシートは、肌触り等の風合いがよく、着用者に不快感
を与えず快適に着用できる。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例を示す図面を参照にし
て本発明について詳細に説明する。図1は、おむつのサ
イドシームを接着閉鎖して、立体パンツ型にしてある使
いすておむつの斜視図である。
【0010】図1のパンツ型使いすておむつ1はウエス
ト周り開口部2、脚周り開口部3、を有し、ウエスト周
り開口部には弾性リボン5が弾性リボン挟持部17の部
位において取り付けられている。また、左右の前記脚周
り開口部の間に延びて形成された前身頃6と後身頃7は
サイドシーム8により接合されている。サイドシーム8
は、吸収性本体9が内側になるように、股部を介して外
装部材18を折り畳み、前身頃6と後身頃7をその両側
縁を外側に突き出した状態で重ね合わせ、接合されてい
る。両側縁の接合は、ホットメルト接着剤、加圧溶融、
超音波溶融等の処理を単独又はそれらを組み合わせるこ
とにより行うことができる。さらに両側縁の接合状態
は、両側縁を内側に突き出した状態、あるいは一方の側
縁を外側にし、他方の側縁を内側にして重ね合わせた状
態等であってもよい。
【0011】図2は、図1で示した本発明のパンツ型使
いすておむつ1のサイドシーム8を開放展開し伸長した
状態において、吸収性本体9と外装部材18とを接合し
て積層体を形成し、さらに弾性リボン5を弾性リボン挟
持部17の部位において取り付けた状態を示す斜視図で
あり、図1の状態で装着された時にサイドシーム8によ
り接合された両側部は、開放展開することでサイドフラ
ップ4としてそれぞれ示されており、左右の脚周り開口
部3の近傍には脚周り開口部伸縮弾性部材15が設けら
れている。
【0012】図3は本発明のパンツ型使いすておむつを
構成するは吸収性本体9と外装部材18の分解斜視図を
示したものであり、図4は外装部材18の分解斜視図で
ある。図3において、吸収性本体9は外装部材18の中
央部を被っている中間シート25上に接合される。接合
はホットメルト接着剤27により行われ、これを直線
状、破線状、点状、曲線状、螺旋状等、各種の形状にし
て中間シート25上の全面あるいは部分的に適用するこ
とができるが、吸収性本体9を外装部材18に良好に接
着し、且つおむつを着用した際に着用者に良好な肌触り
を付与する点から、中間シート25の両側縁に沿って設
けた2本の直線からなるもの、あるいは中間シート25
の長手方向中央部全長に渡って設けた直線と、中間シー
トのウエスト開口部に沿って設けた2本の直線とを組み
合わせたH字状のものとすることが好ましい。
【0013】図3において吸収性本体9は液透過性のト
ップシート10、液不透過性のバックシート11、吸収
体12、伸縮弾性部材14により構成され、吸収性本体
9の両側縁には立体ギャザー13が形成されている。ま
た、図3に示したように立体ギャザー13を形成するた
め吸収性本体9の長手方向両端部近傍の両側縁には両側
縁接着部19を生じており、両側縁接着部19は液透過
性のトップシート10、液不透過性バックシート11、
伸縮弾性部材14、これらを接着固定するための接着剤
(図示せず)等の重ね合わせ部分となっている。
【0014】立体ギャザー13および両側縁接着部は吸
収性本体9を構成する材料とは別体で構成され、吸収性
本体の側縁部に取り付けられていても良い。(図示せ
ず)外装部材18は最外層シート24上の横方向中央部
の吸収性本体9が接合固定される部分には中間シート2
5が配置され、中間シート25の両側部には脚周り伸縮
弾性部材15を間に挟んで、複合シート16が配置され
ている。このとき脚周り伸縮弾性部材15は、おむつの
少なくとも股下部分に配設するが、フィット性の向上、
漏れ防止等着用者が快適に着用するには、脚周りの全周
にギャザーが存在していることが好ましいことから、伸
縮弾性部材15を脚周り開口部に沿って湾曲して配設
し、さらに伸縮性を有する複合シート16と伸縮弾性部
材15とで脚周りのギャザーを構成することが望まし
い。
【0015】また、複合シート16の外側はサイドシー
ム8が配置されており、パンツ型使い捨ておむつに成型
される際は前身頃6と後身頃7の向かい合った左右一対
のサイドシーム部8において接合固定される。接着閉鎖
したサイドシーム8部の状態は、最外層シート24同士
を接着するか、最外層シート24に複合シート16を積
層した状態で複合シート16同士を接着してもよい。ま
た、最外層シート24の両側縁に複合シート16は存在
させずに両シートとは別体のポリエチレン等のシール性
の良好なシール用シート26を積層して該シート同士を
接着する方式であってもよい。前記のいずれの場合にも
接着閉鎖の効率を考慮すると、吸収性本体9が内側にな
るように外装部材18の股部を介して前身頃6と後身頃
7を重ね合わせ、両側縁を外側に突き出した状態で接合
するとよい。
【0016】図5は、吸収性本体9と外装部材18の接
合積層体の長手方向両端部に弾性リボン5を弾性リボン
挟持部17において挟持接合した状態を示す平面展開図
である。接合積層体の長手方向両端部に形成された両側
縁接着部19を含む接合積層体の長手方向両端部は弾性
リボン挟持部17で挟むように覆われているため、着用
時に腰周りに密着する弾性リボン周辺部のフィット性は
良好となり、両側縁接着部19が立体ギャザーを構成す
る材料が重ね合わされて凸部状となったり、風合いが硬
化した場合であっても、肌には幅方向に連続した帯状シ
ート20が接しているため、着用者に不快感を与えな
い。
【0017】図6は、弾性リボン5を長手方向と垂直な
面において切断した横断面図を示し、1枚の帯状シート
20の幅方向の中央部を折れ線として2枚に折り曲げ、
折れ線側の所定領域にウエスト周り部弾性部材21を伸
長状態で帯状シート20の間に挟み、向かい合った帯状
シート20を接合して伸縮弾性領域22を形成してい
る。また、2枚に折り曲げた折れ線の反対側の伸縮弾性
領域以外の領域は、向かい合った帯状シート20を接合
せず、非接合領域23を形成しており、非接合領域23
(図5の弾性リボン挟持部17に相当する)において吸
収性本体9と外装部材18とで形成された接合積層体を
挟み込むようにして接合される。
【0018】また、少なくとも2枚以上のシートを向か
い合って配置し、その間にウエスト周り伸縮弾性部材を
配置してシート間の所定領域を接着して伸縮弾性領域を
形成しても良い。本発明においてウエスト周り弾性部材
21は図では糸状のエラストマーを用いているが、その
形状は平型の他にフィルム状等、形状を問わずに用いる
ことができる。
【0019】図7は、弾性リボン5を積層体に取り付け
た状態において、弾性リボン5の接合部分近傍を図2に
おけるAの部分で弾性リボン5の長手方向と垂直な面で
切断した場合の横断面図を示している。弾性リボン5は
弾性リボン挟持部17により、外装部材18と吸収性本
体9の積層体を挟んだ状態で接合されている。図7に示
したように積層体の長手方向両端部は弾性リボン挟持部
17により内包されている。
【0020】着用者、特に幼児が自分自身でおむつを着
用することを考えると、着脱しやすいことは重要な要素
である。また、着用時におむつのずり落ちをなくすため
ばかりでなく、見栄えが良い点からも吸収性本体を保持
する外装部材は、特にウエスト周りや腰周り側部におい
て着用者に密着していることが望ましい。これらのこと
を考慮すると、積層体の長手方向両端部を弾性リボン挟
持部17で内包する際に、積層体の外層部材部分の長手
方向両端部両側縁を伸長状態で挟み込んでギャザーを形
成すると、ウエスト周りの伸縮性の自由度が増しウエス
ト開口が大きく広がり易くなるのでおむつの着脱が容易
となる。
【0021】弾性リボン5と吸収性本体9と外装部材1
8とで形成された積層体とを接合している弾性リボン挟
持部17においては、前記積層体の長手方向両端縁部分
で、弾性リボン5と前記積層体の間に、伸縮弾性領域2
2に設けられたウエスト周り開口部伸縮弾性部材21と
は別に伸縮弾性部材が設けられていても良い。
【0022】ここで液透過性のトップシート10として
は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、そ
の他の熱可塑性樹脂を原料とした合成繊維からなる液体
透過性不織布等が用いられるが、液透過性のトップシー
トシート10の側縁部により立体ギャザー13を形成す
るためには漏れ防止の効果を高めるため、両側縁部分の
みに疎水加工を施したり、または液体不透過性とするの
が好ましい。また、立体ギャザー13は、液体不透過性
の不織布を用いて別体で構成したものを吸収性本体9の
両側縁部に取り付けて形成しても良い。
【0023】液不透過性のバックシート11、および中
間シート25は液体不透過性のポリエチレンシート、好
ましくは微孔を設けたポリエチレンシートや、熱可塑性
樹脂にフィラーを加えて延伸した透湿性のある液体不透
過性シートのように、透湿性を付与したシートを用いる
と蒸れる心配がなく、より快適である。液不透過性のバ
ックシート11、中間シート25の厚さは20〜40μ
mであることが好ましい。
【0024】立体ギャザー13の頂端部に配置された伸
縮弾性部材14や、脚周り開口部伸縮弾性部材15、ウ
エスト周り開口部弾性部材21はウレタンフィルム、ウ
レタン糸、ウレタンフォーム、糸ゴム等の通常の使いす
ておむつに使用される伸縮弾性体をそのまま使用するこ
とができ、これらの伸縮弾性部材はそれぞれ伸長状態で
立体ギャザー部分、脚周り開口部、ウエスト周り開口部
に配置され、ホットメルト接着剤等により接着固定され
ている。
【0025】吸収体12は、フラッフパルプを主材に高
吸収性ポリマーを併用したものが好ましく、その他に吸
収紙単独、または熱融着繊維等の混合物や積層物が用い
られる。また、全体をティシュで包み込んだ積層構造と
したものが好ましい。吸収体12の形状は砂時計型でも
矩型でも良いが、砂時計型の方がより良好なフィット性
が得られる。
【0026】最外層シート24は、脚周り開口部伸縮弾
性部材15を挟んで複合シート16と貼り合わされてパ
ンツ型外装部材18の一部を形成しており、複合シート
の伸縮弾性を阻害しないために引っ張り力が働くと伸び
る性質を有しているが、引っ張り力から解放されると複
合シート16の弾性により元に戻るために収縮する性質
は必要ないものであり、最外装シートには非伸縮性かつ
横伸び可能な不織布が使用され、その50%横方向伸長
時の弾性応力は、200g/25mm幅以下であること
が望ましい。
【0027】最外装シートに使用される非伸縮性かつ横
伸び可能な不織布は、繊維を流体で繊維交絡して形成さ
れる通気性かつ透水性で、10〜90g/m2 、好まし
くは20〜40g/m2 の坪量を有する不織布である。
不織布に使用される繊維は、ポリエチレンテレフタレー
トのようなポリエステル繊維、ポリオレフィン繊維、ナ
イロン繊維のようなポリアミド繊維、パルプ繊維及びそ
れらの混合物を含む群から選択される繊維長が10〜8
0mm、好ましくは38〜63mm程度のものであり、
特にポリエチレンテレフタレート繊維と他の熱融着性繊
維とを組合わせて使用することが好ましい。
【0028】不織布は、例えばカーディング法によって
支持体上に前記合成繊維の層を形成し、ジェット水流を
用いて繊維交絡することによって製造される。水流交絡
は、3〜300kg/cm2 、好ましくは20〜60k
g/cm2 の高圧水流を、例えば0.5〜2mm間隔で
配置された、直径0.07〜2mmのノズルから、30
〜100m/分の速度で移動する70〜100メッシュ
の支持体網上に載置された前記合成繊維層に加えること
によって行われる。また、熱融着性繊維を組合せ混合
し、熱処理することによって不織布の表面強度を高める
ことができる。
【0029】伸縮弾性を有する複合シート16は、最外
層シート24と同様の水流交絡して得られ、引張り力が
働くと伸びるが、引張り力から解放されても収縮する性
質のない不織布からなる非伸縮性シートに伸縮性シート
を積層貼合せて形成されている。この複合シートに用い
られる伸縮性シートは、5〜40μmの厚さの透湿性、
伸縮性を有するポリウレタン系のフィルム、天然ゴムシ
ート、発泡シートなどが用いられる。
【0030】この中でも透湿性、伸縮性を有するポリウ
レタンフィルムは、おむつを着用した際のフィット性が
良く、また蒸れを防止できるので特に好ましい。本発明
の伸縮性、透湿性複合シートに使用されるウレタンフィ
ルムは、ポリウレタンエラストマーからなるフィルムで
あり、特にポリエーテル系を主成分とするポリウレタン
エラストマーからなるフィルムである。使用できるウレ
タンフィルムは、非多孔質でかつ、2000〜6000
g/m2 ・24Hの透湿性を有し、5〜40μm、好ま
しくは10〜20μmの厚さで、1000mmH2 O/
cm2 以上の耐水圧を有するものが好ましい。このよう
なウレタンフィルムとしては、例えば商品名「ソフラン
パームフィルム」(東洋ゴム工業株式会社)として市販
されているウレタンフィルム等が挙げられる。また、ウ
レタンフィルムとしては、特開昭62−292412号
公報及び特開昭62−290714号公報記載のウレタ
ンフィルムが使用できる。これらのものは、ポリエーテ
ル−エステルポリオールよりなるウレタンフィルムであ
る。
【0031】複合シート16の非伸縮性シートと伸縮性
シートとの積層貼合せは、ホットメルト接着剤による接
着が好ましい。ホットメルト接着剤の塗布方法は、ビー
ド、スパイラル、メルトブローなど通常用いられる方法
であれば特に制限はないが、接着剤による伸縮性への影
響を少なくし、貼合せた後のシートの風合いを良好にす
るためには、接着剤の使用量を可能な範囲で少なく、且
つ塗布面全面に均一に塗布することが望ましく、メルト
ブローによる塗布がより好ましい。前記メルトブローに
よる接着は、複合シートの貼合せ工程の他にも、本発明
のおむつを製造する工程の随所で用いられる。
【0032】本発明の上記複合シート16は、例えば本
出願人の出願に係る特願平6−51042号明細書に記
載されている以下に示す方法で製造される。 (複合シート):繊度1.4d、繊維長51mmのポリ
エチレンテレフタレート繊維と、繊度2d、繊維長51
mmのポリエステル芯とポリエチレン鞘からなる複合繊
維(商品名「ソフィット」株式会社クラレ)との1:1
重量比の積層体を、前記した水流交絡法により、繊維交
絡して坪量24g/m2 、横方向伸度250%で、自己
融着性を有する不織布を製造した。
【0033】つぎに、市販のウレタンフィルム(厚さ1
5μm、透湿度5000g/m2 ・24hr、耐水圧≧
1000mmH2 O/cm2 、50%伸長時応力80g
/25mm幅、100%伸長時応力100g/25mm
幅(商品名「ソフランパームフィルム」東洋ゴム工業株
式会社)を使用し、前記不織布と貼り合わせて複合シー
トを形成した。接着剤としては、得られるシートの伸縮
性を阻害することのない合成ゴム系の低粘度タイプの接
着剤(商品名「ディスポメルトME−4」(カネボー
N.S.C株式会社)を使用し、カーテンコーターによ
り、ウレタンフィルム面に微細、繊維状に均一に塗布
し、前記不織布を貼り合わせた。得られた複合シート
は、風合い(手触り感)が良く、伸縮性に富み、高透湿
性を有するものである。(50%伸長時応力135g/
25mm幅、100%伸長時応力200g/25mm
幅、50%伸長緩和時の回復率85%)
【0034】おむつの着脱時に伸縮性を有する複合シー
ト16は伸長されるが、着用者、特に幼児が自分自身で
おむつを着用する際に、小さな力でも装着可能な寸法ま
でおむつを容易に伸長できることが重要であり、このこ
とから複合シート16の50%横方向伸長時の弾性応力
は300g/25mm幅以下、応力緩和時の回復率は8
0%以上であることが好ましい。
【0035】弾性リボン5を形成する帯状シート20は
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、その他
の熱可塑性樹脂を原料とした合成繊維からなる不織布を
用いるが、装着時のウエスト周りのフィット性を高める
ために比較的嵩高で柔軟性に優れた不織布であることが
望ましい。また、弾性リボン5の伸縮弾性領域の幅は5
〜50mm、好ましくは20〜30mm程度が好まし
く、5mm未満の幅となると弾性リボン5が肌に接する
面積が小さすぎて、伸縮弾性部材の収縮による締め付け
圧力はが大きくなり肌に跡がつきやすくなり好ましくな
い。また、幅が50mmを越えて広くなると、広すぎて
見栄えが良くなく、また着用中に内側に折り込まれてし
まうことがあり好ましくない。弾性リボン5の非接合領
域23の幅は弾性リボン5と吸収性本体9と外装部材1
8との積層体との接着強度が十分に得られる程度の幅を
有していれば良いが、ホットメルト接着剤で接合する場
合は5〜20mm程度が良い。
【0036】上記実施例は、予め立体パンツ型とした使
いすておむつを示したが、サイドシーム8を接着閉鎖す
ることなく、サイドフラップ4に締結手段を設け、おむ
つ使用時に、その締結手段でおむつの前身頃6と後身頃
7とを接着固定することで装着する形状であっても良
い。
【0037】
【発明の効果】以上、本発明による使いすておむつで
は、伸縮性を有するサイドフラップ部分にさらに着用者
の脚周りに沿って湾曲させて伸縮弾性部材を配設するこ
とで、着用者の脚周り全周に伸縮弾性を付与し、漏れを
最小におさえ、フィット性の良好なおむつを提供するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の使いすておむつの斜視図。
【図2】図1のパンツ型使いすておむつのサイドシーム
を開放した状態を示す斜視図。
【図3】図1のパンツ型使いすておむつの吸収性本体と
外装部材の分解斜視図。
【図4】図1のパンツ型使いすておむつの外装部材の分
解斜視図。
【図5】図3のパンツ型使いすておむつの吸収性本体と
外装部材の積層物に弾性リボンを取り付けた状態を示す
斜視図。
【図6】弾性リボンを長手方向に垂直な面で切断した横
断面図。
【図7】図2の使いすておむつの弾性リボンの接合部分
近傍A点において、弾性リボン長手方向と垂直な面で切
断した場合の横断面図。
【符号の説明】
1:使いすておむつ 2:ウエスト周り開口部 3:脚周り開口部 4:サイドフラップ 5:弾性リボン 6:前身頃 7:後身頃 8:サイドシーム部 9:吸収性本体 10:液透過性のトップシート 11:液不透過性のバックシート 12:吸収体 13:立体ギャザー 14:立体ギャザー伸縮弾性部材 15:脚周り伸縮弾性部材 16:複合シート 17:弾性リボン挟持部 18:外装部材 19:両側縁接着部 20:帯状シート 21:ウエスト周り開口部伸縮弾性部材 22:伸縮弾性領域 23:非接合領域 24:最外層シート 25:中間シート 26:シール用シート 27:接着剤
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年1月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】また、上記特表平1−503473号公
報、特開平4−161152号公報、特開平5−765
65号公報、特開平6−63074号公報に開示されて
いる使いすておむつは、最外層シートが単層の不織布か
らなるもの、あるいは吸収性本体が最外層シートに部分
的に接合されているものであるため、時として着用の際
に最外層シートが破れたり、裂けたりする欠点を有する
ものであり、あるいは着用時に吸収性本体が最外層シー
トから剥がれ、型くずれを生じやすいものである。本発
明はこのような従来の各種パンツ型おむつの問題点を解
決することを目的とするものである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】図3は本発明のパンツ型使いすておむつを
構成する吸収性本体9と外装部材18の分解斜視図を示
したものであり、図4は外装部材18の分解斜視図であ
る。図3において、吸収性本体9は外装部材18の中央
部を被っている中間シート25上に接合される。接合は
ホットメルト接着剤27により行われ、これを直線状、
破線状、点状、曲線状、螺旋状等、各種の形状にして中
間シート25上の全面あるいは部分的に適用することが
できるが、吸収性本体9を外装部材18に良好に接着
し、且つおむつを着用した際に着用者に良好な肌触りを
付与する点から、中間シート25の両側縁に沿って設け
た2本の直線からなるもの、あるいは中間シート25の
長手方向中央部全長に渡って設けた直線と、中間シート
のウエスト開口部に沿って設けた2本の直線とを組み合
わせたH字状のものとすることが好ましい。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】また、複合シート16の外側はサイドシー
ム8が配置されており、パンツ型使いておむつに成型
される際は前身頃6と後身頃7の向かい合った左右一対
のサイドシーム部8において接合固定される。接着閉鎖
したサイドシーム部8の状態は、最外層シート24同士
を接着するか、最外層シート24に複合シート16を積
層した状態で複合シート16同士を接着してもよい。ま
た、最外層シート24の両側縁に複合シート16は存在
させずに両シートとは別体のポリエチレン等のシール性
の良好なシール用シート26を積層して該シート同士を
接着する方式であってもよい。前記のいずれの場合にも
接着閉鎖の効率を考慮すると、吸収性本体9が内側にな
るように外装部材18の股部を介して前身頃6と後身頃
7を重ね合わせ、両側縁を外側に突き出した状態で接合
するとよい。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】ここで液透過性のトップシート10として
は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、そ
の他の熱可塑性樹脂を原料とした合成繊維からなる液体
透過性不織布等が用いられるが、液透過性のトップシー
トシート10の側縁部により立体ギャザー13を形成す
るためには漏れ防止の効果を高めるため、両側縁部分の
みにはっ水加工を施したり、または液体不透過性とする
のが好ましい。また、立体ギャザー13は、液体不透過
性の不織布を用いて別体で構成したものを吸収性本体9
の両側縁部に取り付けて形成しても良い。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】最外層シート24は、脚周り開口部伸縮弾
性部材15を挟んで複合シート16と貼り合わされてパ
ンツ型外装部材18の一部を形成しており、複合シート
の伸縮弾性を阻害しないために引っ張り力が働くと伸び
る性質を有しているが、引っ張り力から解放されると複
合シート16の弾性により元に戻るために収縮する性質
は必要ないものであり、最外シートには非伸縮性かつ
横伸び可能な不織布が使用され、その50%横方向伸長
時の弾性応力は、200g/25mm幅以下であること
が望ましい。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】最外シートに使用される非伸縮性かつ横
伸び可能な不織布は、繊維を流体で繊維交絡して形成さ
れる通気性かつ透水性で、10〜90g/m、好まし
くは20〜40g/mの坪量を有する不織布である。
不織布に使用される繊維は、ポリエチレンテレフタレー
トのようなポリエステル繊維、ポリオレフィン繊維、ナ
イロン繊維のようなポリアミド繊維、パルプ繊維及びそ
れらの混合物を含む群から選択される繊維長が10〜8
0mm、好ましくは38〜63mm程度のものであり、
特にポリエチレンテレフタレート繊維と他の熱融着性繊
維とを組合わせて使用することが好ましい。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】つぎに、市販のウレタンフィルム(厚さ1
5μm、透湿度5000g/m・24hr、耐水圧≧
1000mmHO/cm、50%伸長時応力80g
/25mm幅、100%伸長時応力100g/25mm
幅(商品名「ソフランパームフィルム」東洋ゴム工業株
式会社)を使用し、前記不織布と貼り合わせて複合シー
トを形成した。接着剤としては、得られるシートの伸縮
性を阻害することのない合成ゴム系の低粘度タイプの接
着剤(商品名「ディスポメルトME−4」(カネボウ・
エヌエスシー株式会社)を使用し、カーテンコーターに
より、ウレタンフィルム面に微細、繊維状に均一に塗布
し、前記不織布を貼り合わせた。得られた複合シート
は、風合い(手触り感)が良く、伸縮性に富み、高透湿
性を有するものである。(50%伸長時応力135g/
25mm幅、100%伸長時応力200g/25mm
幅、50%伸長緩和時の回復率85%)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液透過性のトップシートと液不透過性の
    バックシートとこれら両シートの間に配置された吸収体
    とからなる吸収性本体と、前記吸収性本体が接合され、
    着用時に着用者の腹から腰周りを囲んで前記吸収性本体
    を着用者にあてて保持する外装部材とからなり、前記外
    装部材のウエスト周り部端部には、該端部を挟み込むよ
    うに覆って弾性リボンが配置されており、一対の脚周り
    部には伸縮弾性部材が配置されている使いすておむつで
    あって、前記外装部材は、おむつの幅方向に伸長可能な
    最外層シートと、前記最外層シート上の幅方向中央部分
    の長手方向全域にわたって積層された所定幅の非伸縮性
    の中間シートと、前記中間シートの長手方向両側縁に接
    合されており、おむつの幅方向に伸縮可能な伸縮性シー
    トとおむつの幅方向に伸長可能な伸長シートとを貼り合
    わせた複合シートとからなり、前記最外層シートと前記
    複合シートの間の脚周り部には伸縮弾性部材が配置され
    ており、前記最外層シートおよび前記伸長シートの50
    %横方向伸長時の弾性応力が200g/25mm幅以下
    であり、前記複合シートの50%横方向伸長時の弾性応
    力が300g/25mm幅以下であり、かつ応力緩和時
    の回復率が80%以上であることを特徴とする使いすて
    おむつ。
JP6301694A 1994-02-25 1994-11-11 使いすておむつ Pending JPH08131478A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008161207A (ja) * 2005-01-24 2008-07-17 Uni Charm Corp 使い捨てのパンツ型着用物品
JP2009501054A (ja) * 2005-07-14 2009-01-15 エスセーアー・ハイジーン・プロダクツ・アーベー 弾性腰バンドを有するパンツ型吸収性物品

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JP2008161207A (ja) * 2005-01-24 2008-07-17 Uni Charm Corp 使い捨てのパンツ型着用物品
JP2009501054A (ja) * 2005-07-14 2009-01-15 エスセーアー・ハイジーン・プロダクツ・アーベー 弾性腰バンドを有するパンツ型吸収性物品

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