JPH08131141A - 食物洗浄装置 - Google Patents

食物洗浄装置

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JPH08131141A
JPH08131141A JP27498694A JP27498694A JPH08131141A JP H08131141 A JPH08131141 A JP H08131141A JP 27498694 A JP27498694 A JP 27498694A JP 27498694 A JP27498694 A JP 27498694A JP H08131141 A JPH08131141 A JP H08131141A
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liquid
food
cleaning
cleaning tank
water
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JP27498694A
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English (en)
Inventor
Yu Fukuda
祐 福田
Yasushi Hirata
康 平田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は食物の洗浄装置に関するもので、野
菜や果物などの食物に付着している農薬やゴミなどの汚
染物質を洗浄除去できる食物洗浄装置を提供することを
目的としている。 【構成】 食物と食物を洗浄する液体を収納する洗浄槽
16と、前記液体を改質する液体改質手段と、前記液体
に流れを起こす液流発生手段17とを備えた構成として
いる。この構成によって、食物に付着している汚染物質
は液体改質手段であるシクロケイ酸塩化合物の鉱物21
により改質された液体と液流発生段17によって発生す
る液流による機械的剥離作の相乗効果により、洗浄除去
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は食物に付着している汚染
物質を除去する洗浄装置に関し、特に野菜や果物などの
食物に付着している汚染物質、例えば残留農薬、害虫、
ゴミなどを除去する洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近日本国内では外米など輸入食品の増
加に伴い、外米、果物、野菜などに使用されるポストハ
ーベスト農薬の残留による安全性の問題、また国内生産
の農作物においてもポストハーベスト農薬に比べ残留量
は少ないとされているものの栽培時に使用されるプレハ
ーベスト農薬の残留による安全性の問題がクローズアッ
プされている。これに対し、農薬を使用しない無農薬栽
培や有機農法栽培による農作物も年々増加している。し
かしこれらの農作物は農薬は少ない(あるいはない)も
のの害虫や害虫の卵が付着していることがあり、決して
安全であるとはいえない。したがって、安全性、衛生を
確保するためには農薬使用の有無にかかわらず農作物を
洗浄する必要がある。
【0003】従来この種の洗浄装置として、特開平2−
77216号公報に開示されている超音波を利用した洗
米装置がある。図7にその概略を示す。この装置は米1
を収容するホッパ2と、米粒を超音波洗浄する水槽3
と、水槽3へ水を供給する給水口4、洗浄処理された水
を排出する排水口5、米粒を移動させる金網製シュート
6と、米粒に超音波を放射する超音波振動子7、超音波
振動子7を駆動させる駆動装置8、超音波洗浄された米
粒を貯える貯蔵室9から構成されている。水槽3に給水
口4から水が供給されると、駆動装置8によって超音波
振動子7が作動し、水槽3内に超音波が放射される。ホ
ッパ2から米1を水槽3内に一定量ずつ落とすと、米1
に付着している糠やゴミは金網製シュート6を流れ落ち
る間に超音波振動子7が放射する超音波によって発生す
るキャビテーションによって剥離し除去される。洗浄さ
れた米1は貯蔵室9に貯蔵されるようにしている。
【0004】一方、野菜や果物などの洗浄装置はそれら
に付着している農薬、害虫、ゴミなどの汚染物質を水の
撹拌などによる水流やポンプによる加圧スプレーの力で
洗い落とすというものがほとんどである。その他、野菜
や果物の殺菌を目的にオゾン水を作製し、浸漬処理する
装置がある。しかし一般家庭用としては上記洗浄装置は
ほとんど普及しておらず、水を用いた手洗い(例えばイ
チゴは流水を入れながらの貯め水に5分くらい浸漬しさ
らに真水でもう一度洗い流す)の方法が一般的となって
いる。
【0005】また野菜や果物ではないが食器などの洗浄
装置として、特開平3−178627号公報に開示され
ている超音波とオゾンを利用した食器洗浄機がある。図
8にその概要を示す。10は洗浄機体であり、洗浄槽1
1、超音波駆動装置12、オゾン発生装置13が収納さ
れており、洗浄槽11の底部には複数の超音波振動子1
4が取り付けられている。汚れた食器が入れられた洗浄
槽11に給水口15から水が供給されると、超音波駆動
装置12によって複数の超音波振動子14が作動し、洗
浄槽11内に超音波が放射される。同時にオゾン発生装
置13が作動し、オゾンが洗浄層11に貯められた水に
気泡粒子として供給される。放射された超音波は水を媒
体として汚れた食器に達し、その食器の表面でキャビテ
ーションが発生する。食器表面の汚れはこのキャビテー
ションによって剥離し洗浄される。このキャビテーショ
ンはオゾンを水中に気泡粒子として供給しているので安
定して得られ、洗浄効果が維持できるようにしている。
同時にオゾンにより、食器の殺菌、滅菌効果が得られ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の超音波を利
用した洗米装置の構成において、米に付着している糠や
ゴミは超音波によるキャビテーション効果によって洗浄
される。キャビテーション効果とは超音波によって液体
中に生ずる真空の空洞(気泡)がつぶれるときの衝撃波
による被洗浄物表面の機械的な洗浄作用をいい、この洗
浄作用は硬い表面に対し大きな効果を示す。米のように
硬い食物は超音波による洗浄効果は大きいが、野菜や果
物など表面が柔らかい食物は超音波を吸収するので洗浄
効果が小さいという課題があった。また洗浄作用の源で
あるキャビテーションは超音波の干渉によって決まった
位置に活発に発生する。米のように粒の小さな食物はキ
ャビテーションの発生する位置に配置できるので大きな
洗浄効果が得られるが、野菜や果物のように大きな食物
は全体をキャビテーションの発生する位置に配置できな
いので洗浄むらができるという課題があった。
【0007】また水の撹拌などによる水流やポンプによ
る加圧スプレーの力で洗い落とすという洗浄装置の構成
では付着力の弱い汚染物質だけに有効であり、強固に付
着している汚染物質や野菜・果物の表面にあるクチクラ
層に浸透している汚染物質の洗浄は困難であり、洗浄能
力が劣るという課題があった。
【0008】また手洗いによる洗浄は人の感覚に頼った
方法であるので洗い方が一定せず、常にきちんと洗浄で
きないという課題があった。また洗剤を用いる方法は洗
浄効果は期待できるが、洗剤の成分が食物に残留する可
能性があり、あまり用いられていないのが現状である。
【0009】また超音波とオゾンを利用した食器洗浄機
の構成においても上述した超音波を利用した洗米装置と
同様な課題がある。加えて上記食器洗浄機は水に流れが
ないため、オゾンによる汚れの分解、除去の効果が小さ
いという課題がある。
【0010】本発明は上記課題を解決するもので、野菜
や果物などに付着している農薬、害虫、害虫の卵、ゴミ
などの汚染物質を効果的に、かつ安定して洗浄除去でき
る食物洗浄装置の提供を目的としたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の本発明は食物を洗浄する液体の界面活性を向
上させる液体改質手段を備えた構成としている。
【0012】第2の本発明は食物と食物を洗浄する液体
を収納する洗浄槽と、食物を洗浄する液体を改質する液
体改質手段と、前記洗浄槽に貯められた液体に流れを起
こす液流発生手段を備えた構成としている。
【0013】第3の本発明は食物と食物を洗浄する液体
を収納する洗浄槽と、食物を洗浄する液体を改質する液
体改質手段と、前記洗浄槽に貯められた液体に流れを起
こす液流発生手段と、前記液体改質手段の前流または後
流の少なくも一箇所に設けられた流路切替バルブと、液
体が前記液体改質手段を通過しないバイパス流路を備え
た構成としている。
【0014】第4の本発明は液体改質手段としてシクロ
ケイ酸塩化合物を主成分とする鉱物を備えた構成として
いる。
【0015】第5の本発明は液体改質手段として酸性水
またはアルカリ水を生成させる水の電気分解装置を備え
た構成としている。
【0016】第6の本発明は液体改質手段としてオゾン
を発生させるオゾン発生装置を備えた構成としている。
【0017】第7の本発明は食物と食物を洗浄する液体
を収納する洗浄槽と、液体が前記洗浄槽を循環する循環
路と、前記循環路に配置されたシクロケイ酸塩化合物を
主成分とする鉱物と、前記洗浄槽に貯められた液体に流
れを起こす液流発生手段を備えた構成としている。
【0018】第8の本発明は食物と食物を洗浄する液体
を収納する洗浄槽と、前記洗浄槽の一部に取り付けられ
た前記洗浄槽に超音波を供給する超音波発生手段と、前
記洗浄槽に貯められた液体に流れを起こす液流発生手段
を備えた構成としている。
【0019】
【作用】第1の本発明は上記した構成により、食物を洗
浄する液体を界面活性力が向上するように液体自身の性
質を改良しているので食物の洗浄力が向上する。
【0020】第2の本発明は上記した構成により、食物
を洗浄する液体は液体改質手段により、界面活性、酸
性、アルカリ性、オゾン活性作用が付与される。この液
体を食物が入れられた洗浄槽に供給し、液流発生手段に
より液流を発生させると、食物に付着している農薬、害
虫、害虫の卵、ゴミなどの汚染物質は液体の界面活性作
用、酸性、アルカリ性、オゾン活性作用と液流の機械的
剥離作用の相乗効果によって食物表面から除去される。
【0021】第3の本発明は上記した構成により、食物
の洗浄処理が終了後、流路切替バルブを作動させ、前記
液体改質手段を通らないバイパス流路を通して水道水を
供給することにより、食物の「すすぎ」を行うことがで
きる。
【0022】第4の発明は上記した構成により、食物を
洗浄する液体をシクロケイ酸塩化合物を主成分とする鉱
物に接触させることによって前記液体自身に界面活性を
付与することができ、食物の洗浄力を向上させることが
できる。
【0023】第5の本発明は上記した構成により、食物
を洗浄する液体を電気分解することによって酸性および
アルカリ性の液体とすることができる。この酸性水の酸
化分解作用またはアルカリ水の還元分解作用により、食
物に付着している前記汚染物質を解除去することができ
る。
【0024】第6の本発明は上記した構成により、食物
を洗浄する液体にオゾンを供給することによってオゾン
が溶解した液体とすることができる。この溶解したオゾ
ンの酸化分解作用により、食物に付着している前記汚染
物質を解除去することができる。
【0025】第7の本発明は上記した構成により、洗浄
槽に入れた食物を洗浄する液体はシクロケイ酸塩化合物
の鉱物の間を通過させながら循環路を循環させることに
よって強い界面活性が付与される。同時に、前記洗浄槽
で液流発生手段によって液流を発生させているので、食
物に付着している前記汚染物質は液流の機械的剥離作用
と界面活性作用の相乗効果により短時間で除去される。
【0026】第8の本発明は上記した構成により、食物
の表面に付着している前記汚染物質は超音波によるキャ
ビテーション効果により液体中に溶出する。また溶出さ
れなかった前記汚染物質は食物との付着力がキャビテー
ション効果で低下しているので液体に液流を発生させる
ことにより容易に除去できる。また液流により食物が流
動するので超音波による洗浄むらが防止され、高い洗浄
力を得ることができる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0028】図1は第1の本発明と第2の本発明に第4
の本発明の液体改質手段を適用した一実施例を示す食物
洗浄装置である。図において16は食物と食物を洗浄す
る液体が供給される洗浄槽、17は洗浄槽に貯められた
液体に流れを起こす液流発生手段、21は液体改質手段
であるシクロケイ酸塩化合物の鉱物であり、このシクロ
ケイ酸塩化合物の鉱物21は容器20に充填されてい
る。液流発生手段17は洗浄槽16の少なくとも一つの
壁面に取り付けられ、液体を撹拌する撹拌体18と撹拌
体18を駆動させる駆動装置(モータ)19から構成さ
れる。一方液体改質手段であるシクロケイ酸塩化合物の
鉱物21は洗浄に使用する液体を洗浄槽16に供給する
途中に配置され、シクロケイ酸塩化合物の鉱物21が充
填された容器20と洗浄槽16は配管22によって連結
された構成としている。またシクロケイ酸塩化合物の鉱
物21が充填された容器20には給水管23が設けられ
ており、通常は水道蛇口からの配管によって連結され
る。
【0029】洗浄に使用される液体(通常は水道水)が
給水管23を通りシクロケイ酸塩化合物の鉱物21が充
填された容器20に供給される。供給された液体は液体
改質手段であるシクロケイ酸塩化合物の鉱物21と接触
しながら、連結管22を介して洗浄槽16に供給され
る。洗浄槽16に必要量の液体が貯まると、電磁弁25
が作動して液体の供給が停止される。その後、制御部
(図示せず)からの洗浄開始の信号が発せられると、液
流発生手段17の駆動装置19が駆動し同時に撹拌体1
8が回転する。撹拌体18によって洗浄槽16の液体は
撹拌されることによって液流が生じ、予め洗浄槽16に
入れられている野菜や果物などの食物の洗浄が開始され
る。任意に設定された洗浄時間が経過すると、前記制御
部から洗浄終了の信号が発せられ、撹拌体18が停止す
る。その後、電磁弁26が作動して洗浄に使用された液
体が液体排出口24、液体排出管27を通り食物洗浄装
置から排出される。
【0030】液体改質手段として適用しているシクロケ
イ酸塩化合物の鉱物21は別名「電気石」と呼ばれ、前
記鉱物を構成する微結晶(数ミクロン)は外部から電場
を加えなくても始めから電気分極している。したがって
この鉱物に接触させた水は前述の電気分極作用により微
弱電流が流れて電気分解され、エネルギー的に不安定な
活性化したヒドロキシルイオン(H32 -)を生成す
る。このヒドロキシルイオンは疎水基と親水基を有する
ので微弱な界面活性を示すといわれている。
【0031】本発明では水道水を液体改質手段であるシ
クロケイ酸塩化合物の鉱物21と接触させることによ
り、前述の界面活性を有するヒドロキシルイオンを含む
液体に改質した液体を食物の洗浄に適用している。この
液体を洗浄槽16に供給し、野菜や果物などの食物と接
触させると、前記液体の界面活性作用により前記食物表
面の濡れ性や前記液体の野菜や果物の表面にあるクチク
ラ層への浸透性が向上するため、食物の表面に付着して
いる農薬、害虫、害虫の卵、ゴミなどの汚染物質を溶出
あるいは遊離しやすい状態にすることができる。さらに
本発明では前記界面活性を有する液体を液流発生手段1
7によって撹拌して常に液流を発生させているため、こ
の液流の機械的剥離力によって前記汚染物質を食物表面
から除去することができ、安全の高い食物を得ることが
できる。
【0032】図2は第3の本発明に第4の本発明の液体
改質手段を適用した一実施例を示す食物洗浄装置であ
る。図において、図1と同一手段、同一部材は同一番号
で示している。図1と異なる点は水道水が供給される液
体改質手段であるシクロケイ酸塩化合物の鉱物21の前
流側に流路切替バルブ28と、水道水が液体改質手段で
あるシクロケイ酸塩化合物の鉱物21を通過しないバイ
パス流路29を設けたことである。この構成では流路切
替バルブ28を作動させることにより、水道水を前記液
体改質手段を通過させる場合と前記液体改質手段を通過
させない場合を選択することができる。通常、汚染物質
が付着した食物を洗浄する場合は図1で述べたように水
道水は前記液体改質手段を通過させる。一方洗浄が終了
し、さらに水道水で「すすぎ」をしたい場合は流路切替
バルブ28をバイパス流路29側に切り替え、水道水を
バイパス流路29を介して洗浄槽16に供給する。それ
以降は図1で説明した各々の処理工程を進行させること
により「すすぎ」が完了する。この「すすぎ」処理を行
うことにり、わずかに残留する汚染物質を除去すること
ができる。
【0033】図3は第7の本発明の一実施例を示す食物
洗浄装置である。図において、図1、図2と同一手段、
同一部材は同一番号で示している。31は洗浄槽の液体
を循環させる循環路であり、洗浄槽16の少なくとも一
つの壁面に取り付けられる。液体改質手段21は循環路
31の途中に配置され、ここで改質された液体は循環路
31を通り洗浄槽16へ供給される。液流発生手段32
は液体改質手段20の後流側の循環路31の途中に設け
られ、液体を加圧する流体ポンプ33と少なくとも一つ
の吹き出しノズル34から構成されている。
【0034】洗浄に使用される水道水が給水管23を通
り洗浄槽16に供給される。洗浄槽16に必要量の水道
水が貯まると、電磁弁25が作動して水道水の供給が停
止される。このとき、水道水は入り口30から侵入し、
循環路31、シクロケイ酸塩化合物の鉱物21からなる
液体改質手段、液流発生手段32の中にも貯留された状
態にある。その後、制御部(図示せず)からの洗浄開始
の信号が発せられると、液流発生手段32を構成する流
体ポンプ33が駆動し、同時に流体が吹き出しノズル3
4から洗浄槽16に吹き出す。この吹き出しによって洗
浄槽16内では液流が発生し、予め洗浄槽16に入れら
れている野菜や果物などの食物の洗浄が開始される。洗
浄の間、洗浄槽16内の水は液体改質手段であるシクロ
ケイ酸塩化合物の鉱物21と接触しながら循環路31を
通り洗浄槽16に供給される。任意に設定された洗浄時
間が経過すると、前記制御部から洗浄終了の信号が発せ
られ、流体ポンプ33が停止する。その後、電磁弁26
が作動して洗浄に使用された液体が液体排出口24、液
体排出管27を通り食物洗浄装置から排出される。
【0035】洗浄槽16の液体は洗浄の間、液体改質手
段であるシクロケイ酸塩化合物の鉱物21と接触してい
るので液体に強い界面活性が付与できる。したがって図
1、図2で示した食物洗浄装置よりも野菜、果物などの
食物表面の濡れ性や野菜、果物の表面にあるクチクラ層
への液体の浸透性を向上させることができ、食物の表面
に付着している農薬、害虫、害虫の卵、ゴミなどの汚染
物質の溶出あるいは遊離を促進することができる。さら
に本発明では前記界面活性を有する液体に液流発生手段
32によって液流を発生させているため、この液流の機
械的剥離力によって食物に付着している前記汚染物質の
除去性能を大幅に高めることができ、安全で衛生的な食
物を得ることができる。
【0036】図4は第2の本発明を第5の本発明の液体
改質手段を適用した一実施例を示す食物洗浄装置であ
る。図において、図1、図2、図3と同一手段、同一部
材は同一番号で示している。35は本発明の液体改質手
段である水の電気分解装置であり、水の電気分解手段3
5は電解槽36、+電極37、−電極38、隔膜39か
ら構成されている。40は電解槽36の+電極38側で
作製された酸性水を洗浄槽16へ供給するための流体ポ
ンプであり、酸性水を洗浄槽16に供給する配管22の
途中に設けられている。41は−電極37側で作製され
たアルカリ水を排出するアルカリ水排出管である。
【0037】給水管23を通り水道水が電解槽36に供
給される。供給された水道水は電解槽36を構成してい
る+電極37と−電極38に直流電流を流すことにより
電気分解される。電気分解によって水道水中の水素イオ
ン(H+)は隔膜39を通過して−電極38側に移動
し、水酸イオン(OH-)は隔膜39を通過して+電極
37側に移動する。これら両者の移動によって電解槽3
6の−電極38には酸性水が生成し、+電極37側には
アルカリ水が生成する。同図は酸性水を食物を洗浄する
液体として適用した場合を示す。水の電気分解装置で生
成された酸性水は流体ポンプ40によって配管22を通
り洗浄槽16に供給される。一方前記アルカリ水は食物
の洗浄に使用されないのでアルカリ水排出管41より排
出される。洗浄槽16に必要量の酸性水が貯まると、電
磁弁25が作動して酸性水の供給および水の電気分解手
段が停止される。その後、制御部(図示せず)からの洗
浄開始の信号が発せられると、液流発生手段17の駆動
装置19が駆動し同時に撹拌体18が回転する。撹拌体
18によって洗浄槽16の酸性水は撹拌されることによ
って液流が生じ、予め洗浄槽16に入れられている野菜
や果物などの食物の洗浄が開始される。任意に設定され
た洗浄時間が経過すると、前記制御部から洗浄終了の信
号が発せられ、撹拌体18が停止する。その後、電磁弁
26が作動して洗浄に使用された酸性水が液体排出口2
4、液体排出管27を通り食物洗浄装置から排出され
る。
【0038】酸性水は酸化力が強く、有機物などの化合
物を酸化分解する能力を有している。この酸性水を洗浄
槽16に供給し、野菜や果物などの食物と接触させる
と、食物に付着している農薬、害虫、害虫の卵、ゴミな
どの汚染物質は酸性水の強力な酸化作用により分解され
る。また酸化分解された汚染物質の一部が食物表面に残
っていても洗浄槽16内の酸性水は液流発生手段17に
よって撹拌され、常に液流が発生しているのため、液流
の機械的剥離力によって前記汚染物質を食物表面から除
去することができる。また本発明の酸性水を用いた食物
洗浄装置では汚染物質を分解できるので、分解物が残留
しても安全性が確保できる。また酸性水は強力な酸化分
解力を有するので短時間での洗浄が可能となるととも
に、洗浄時間が短いことにより、食物の組織破壊などの
ダーメジを防止することができ、食物の品質を維持する
ことができる。また酸性水は殺菌作用を有するので食物
の洗浄と同時に殺菌処理ができ、安全で衛生的な食物を
得ることができる。なお、酸性水の水素イオン濃度(p
H)は酸性水の酸化分解能力と酸性水の生成量からpH
=3〜5の範囲が好ましい。
【0039】一方食物を洗浄する液体としてアルカリ水
を適用する場合も装置構成は図4に示した酸性水による
食物洗浄装置とほぼ同一の構成となる。基本的に異なる
点は電解槽を構成する電極の極性が逆になること、洗浄
槽に供給される液体がアルカリ水であること、前記電解
槽から直接排出される液体が酸性水であることである。
したがって装置構成と動作の説明は省略する。
【0040】アルカリ水は上述の酸性水とは逆に還元力
が有り、有機物などの化合物を還元分解する能力を有し
ている。このアルカリ水を洗浄槽に供給し、野菜や果物
などの食物と接触させると、食物に付着している農薬、
害虫、害虫の卵、ゴミなどの汚染物質はアルカリ水の還
元作用により分解される。また、還元分解された汚染物
質の一部が食物表面に残っていても前記洗浄槽内のアル
カリ水は液流発生手段によって液流が発生しているのた
め、液流の機械的剥離力によって前記汚染物質を食物表
面から除去することができる。またアルカリ水は食物へ
の浸透性が高いので前記汚染物質の溶出を助長させるこ
とができ、前記汚染物質の除去性能を大幅に向上させる
ことができるとともに、短時間での洗浄処理が可能とな
る。またアルカリ水は薬品の添加でなく、水道水の電気
分解によって生成されるので液体自身の安全性が高い。
なお、アルカリ水の水素イオン濃度(pH)はアルカリ
水の還元分解能力とアルカリ水の生成量からpH=8〜
9の範囲が好ましい。
【0041】図5は第2の本発明に第6の本発明の液体
改質手段を適用した一実施例を示す食物洗浄装置であ
る。図において、図1、図2、図3、図4と同一手段、
同一部材は同一番号で示している。42は本発明の液体
改質手段であるオゾン発生装置であり、オゾン発生装置
42はオゾンを発生させる高圧放電によるオゾン発生部
43と、発生したオゾンを洗浄槽16に供給するための
流体ポンプ44と、洗浄槽16へオゾンを供給する配管
45と、オゾンの洗浄槽16への供給の開始と停止を行
う電磁弁46とから構成される。47は液流発生手段で
あり、洗浄槽16内の液体を循環する循環路49と、循
環路50の途中に設けられた液体を加圧する流体ポンプ
48と、少なくとも一つの吹き出しノズル49から構成
されている。
【0042】洗浄に使用される水道水が給水管23を通
り洗浄槽16に供給される。洗浄槽16に必要量の水道
水が貯まると、電磁弁25が作動して水道水の供給が停
止される。このとき、水道水は液流発生手段47の中に
も貯留された状態にある。その後、制御部(図示せず)
からの洗浄開始の信号が発せられると、液流発生手段4
5を構成する流体ポンプ48が駆動し、同時に流体が吹
き出しノズル49から洗浄槽16内に吹き出す。この吹
き出しによって洗浄槽16内では液流が発生し、予め洗
浄槽16に入れられている野菜や果物などの食物の洗浄
が開始される。一方前記制御部からの洗浄開始の信号に
より、オゾン発生装置42を構成する高圧放電によるオ
ゾン発生部43からオゾンを発生させるとともに流体ポ
ンプ44が作動する。その後、電磁弁46が開くとオゾ
ンは流体ポンプ44の圧力により配管45を通じて洗浄
槽16に供給される。任意に設定された洗浄時間が経過
すると、前記制御部から洗浄終了の信号が発せられ、液
流発生手段47とオゾン発生手段42が停止する。その
後、電磁弁26が作動して洗浄に使用された液体が液体
排出口24、液体排出管27を通り食物洗浄装置から排
出される。
【0043】洗浄槽16に貯められた液体にオゾンが供
給されると、オゾンは液体中に溶解し、オゾン分子が酸
素分子と活性酸素に分解する。この活性酸素は酸化力が
強く、有機物などの化合物を酸化分解する能力を有して
いる。前記活性酸素を野菜や果物などの食物と接触させ
ると、食物に付着している農薬、害虫、害虫の卵、ゴミ
などの汚染物質は活性酸素の強力な酸化作用により分解
される。また酸化分解された汚染物質の一部が食物表面
に残っていても洗浄槽16内の液体は液流発生手段17
によって撹拌され、常に液流が発生しているのため、液
流の機械的剥離力によって前記汚染物質を食物表面から
除去することができる。また液体中に溶解したオゾンは
前述のごとく液流が発生しているので、オゾンが分解し
てできる活性酸素と食物が効率よく接触できるので酸化
分解反応が促進され、前記汚染物質の除去性能が向上す
るとともに洗浄時間が短縮される。またオゾンは殺菌作
用を有する食物の洗浄と同時に殺菌処理ができ、安全で
衛生的な食物を得ることができる。なお、水中に溶解し
なかったオゾンは触媒装置を付加して酸素に分解するこ
とにより人体への安全性が確保できる。
【0044】図6は第8の本発明の一実施例を示す食物
洗浄装置である。図において、図1、図2、図3、図
4、図5と同一手段、同一部材は同一番号で示してい
る。51は洗浄槽16内に超音波供給する超音波発生手
段であり、超音波発生手段51は超音波振動子52と、
超音波振動52を駆動する駆動装置53で構成される。
超音波振動子52は洗浄槽16の外側の壁面に少なくと
も一つが取り付けられる。
【0045】給水管23を通り水道水が洗浄槽16に供
給され、洗浄槽16に必要量の水が貯まると、電磁弁2
5が作動して水の供給が停止される。その後、制御部
(図示せず)からの洗浄開始の信号が発せられると、液
流発生手段17の駆動装置19が駆動し同時に撹拌体1
8が回転する。撹拌体18によって洗浄槽16内の水に
液流を発生させると同時に、超音波発生装置51を構成
する駆動装置53が駆動し、超音波振動子52が振動す
ることにより超音波が洗浄槽16内に放射され、予め洗
浄槽16に入れられている野菜や果物などの食物の洗浄
が開始される。任意に設定された洗浄時間が経過する
と、前記制御部から洗浄終了の信号が発せられ、液流発
生手段17および超音波発生手段51が停止する。その
後、電磁弁26が作動して洗浄に使用された酸性水が液
体排出口24、液体排出管27を通り食物洗浄装置から
排出される。
【0046】超音波を洗浄槽16に貯められた水に放射
すると真空の空洞(気泡)が発生し、その気泡がつぶれ
るときに発生する衝撃波(キャビテーション効果)によ
って食物表面に付着している農薬、害虫、害虫の卵、ゴ
ミなどの汚染物質が剥離して水中に除去される。ところ
が、前記衝撃波は食物が柔らかいために食物に吸収され
やすく、強固に食物表面に付着している前記汚染物質は
その付着力が低下する程度の効果となる。しかし本発明
では洗浄槽16に貯められた水は液流発生手段17によ
って液流が発生しているため、液流の機械的剥離力によ
って超音波のキャビテーション効果では除去できなかっ
た前記汚染物が除去可能となる。また超音波によるキャ
ビテーションは超音波の干渉により決まった位置に発生
するため、超音波の周波数や被洗浄物の位置を変えない
限り洗浄むらが生じるが、本発明の構成では液流発生手
段によって液流を発生させることにより、食物の位置を
変化させることができるので前記洗浄むらを抑制するこ
とができ、常に高い洗浄効果を得ることができる。
【0047】また上述した第1の本発明、第2の本発
明、第3の本発明、第7の本発明、第8の本発明の各々
の食物洗浄装置にオゾン発生装置を付加した構成とする
ことによって、上述のそれぞれの作用とオゾンの酸化分
解作用の相乗効果によって食物に付着している汚染物質
の洗浄性能が大幅に向上し、より安全な食物を得ること
ができる。
【0048】また上述した第1の本発明、第2の本発
明、第3の本発明、第7の本発明の各々の食物洗浄装置
に超音波発生手段を付加した構成とすることによって、
上述のそれぞれの作用と超音波によるキャビテーション
現象の相乗効果によって食物に付着している汚染物質の
洗浄性能が大幅に向上し、より安全な食物を得ることが
できる。
【0049】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の食物洗浄装
置は以下の効果を得ることができる。
【0050】(1)食物を洗浄する液体に界面活性を付
与する液体改質手段を備えているので食物に付着してい
る汚染物質の洗浄能力を向上させることができる。
【0051】(2)洗浄槽に貯められた液体に流れを発
生させる液流発生手段と液体に界面活性を付与する液体
改質手段を設けた構成であるので、洗浄する食物に対し
て前記液体の濡れ性や浸透性が向上し、食物に付着して
いる汚染物質を液体中に溶出、あるいは遊離しやすくな
るとともに、液流の機械的剥離力によって前記汚染物質
を除去できるので、安全性の高い食物を得ることができ
る。また液体の界面活性の付与は洗剤など添加物による
ものではなく、水の分極作用によって得られるので洗浄
に使用する液体の安全性が高い。
【0052】(3)洗浄槽の液体が界面活性を付与する
液体改質手段を循環する構成としているので、界面活性
の強い液体が得られ、前記汚染物質の洗浄性能を向上さ
せることができる。
【0053】(4)食物を洗浄する液体として水の電気
分解により生成する酸性水を適用することにより、酸性
水の強い酸化分解作用によって前記汚染物質を分解除去
できるとともに、食物に残留した汚染物質の分解物は液
流の機械的剥離力によって除去されるので洗浄性能を大
幅に向上させることができる。また酸性水は酸化分解力
が強いので洗浄時間を短縮することができ、調理の作業
性が向上する。また洗浄時間を短かくすることができる
ので食物の組織破壊を抑制することができ、食物の品質
を保つことができる。また酸性水は殺菌作用を有するの
で食物の洗浄と同時に殺菌処理ができ、安全で衛生的な
食物を得ることができる。
【0054】(5)食物を洗浄する液体として水の電気
分解により生成するアルカリ水を適用することにより、
アルカリ水の還元分解作用によって前記汚染物質を分解
除去できるとともに、食物に残留した前記汚染物質の分
解物は液流の機械的剥離力によって除去されるので洗浄
性能を大幅に向上させることができる。またアルカリ水
は食物への浸透性が高いので、前記汚染物質を溶出、あ
るいは遊離させやすく、液流の機械的剥離作用との相乗
効果で高い洗浄性能が得られる。またアルカリ水は薬品
の添加でなく、水道水の電解によって生成されるので液
体自身の安全性が高い。
【0055】(6)食物を洗浄する液体としてオゾンを
水中に溶解させたオゾン水を適用したすることにより、
オゾンの酸化分解作用力によって前記汚染物質を分解除
去できるとともに、食物に残留した前記汚染物質の分解
物は液流の機械的剥離力によって除去されるので高い洗
浄性能が得られる。また水中に溶解したオゾンは液流に
より撹拌されるので食物との接触がよくなり、分解反応
が促進され、洗浄性能の向上および洗浄時間が短縮され
る。またオゾンは殺菌作用を有するので食物の洗浄と同
時に殺菌処理ができ、安全で衛生的な食物を得ることが
できる。
【0056】(7)超音波を洗浄槽内に放射する構成と
することにより、超音波のキャビテーション効果によっ
て前記汚染物質を除去できるとともに、前記キャビテー
ション効果によって付着性が低下した前記汚染物質は液
流の機械的剥離作用によって除去されるので優れた洗浄
性能が得られる。また液流により食物を流動させること
ができるので、一定の周波数で振動する超音波でも洗浄
むらが防止され、優れた洗浄性能が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1、第2の本発明の実施例における食物洗浄
装置の構成図
【図2】第3、第4の本発明の実施例における食物洗浄
装置の構成図
【図3】第7の本発明の実施例における食物洗浄装置の
構成図
【図4】第5の本発明の実施例における食物洗浄装置の
構成図
【図5】第6の本発明の実施例における食物洗浄装置の
構成図
【図6】第8の本発明の実施例における食物洗浄装置の
構成図
【図7】従来の超音波洗米装置の構成図
【図8】従来の超音波食器洗浄機の構成図
【符号の説明】
16 洗浄槽 17 液流発生手段 18 撹拌体 19 駆動装置 20 容器 21 シクロケイ酸塩化合物の鉱物 28 流路切替バルブ 29 バイパス流路 31 循環路 32 液流発生手段 33 流体ポンプ 34 ノズル 35 水の電気分解装置 36 電解槽 37 +電極 38 −電極 39 隔膜 40 流体ポンプ 42 オゾン発生装置 43 オゾン発生部 44 流体ポンプ 45 配管 46 電磁弁 47 液流発生手段 48 流体ポンプ 49 ノズル 50 循環路 51 超音波発生手段 52 超音波振動子 53 駆動装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C02F 1/50 520 B 531 R 540 A 1/68 510 A 520 N 1/78

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】食物を洗浄する液体の界面活性を向上させ
    る液体改質手段を備えた食物洗浄装置。
  2. 【請求項2】食物と食物を洗浄する液体を収納する洗浄
    槽と、食物を洗浄する液体を改質する液体改質手段と、
    前記洗浄槽に貯められた液体に流れを起こす液流発生手
    段とから構成される食物洗浄装置。
  3. 【請求項3】食物と食物を洗浄する液体を収納する洗浄
    槽と、食物を洗浄する液体を改質する液体改質手段と、
    前記洗浄槽に貯められた液体に流れを起こす液流発生手
    段と、前記液体改質手段の前流または後流の少なくも一
    箇所に設けられた流路切替バルブと、液体が前記液体改
    質手段を通過しないバイパス流路とから構成される食物
    洗浄装置。
  4. 【請求項4】液体改質手段はシクロケイ酸塩化合物を主
    成分とする鉱物である請求項1または2または3記載の
    食物洗浄装置。
  5. 【請求項5】液体改質手段は酸性水またはアルカリ水を
    生成させる水の電気分解装置である請求項2または3記
    載の食物洗浄装置。
  6. 【請求項6】液体改質手段はオゾンを発生させるオゾン
    発生装置である請求項2または3記載の食物洗浄装置。
  7. 【請求項7】食物と食物を洗浄する液体を収納する洗浄
    槽と、液体が前記洗浄槽を循環する循環路と、前記循環
    路に配置されたシクロケイ酸塩化合物を主成分とする鉱
    物からなる液体改質手段と、前記洗浄槽に貯められた液
    体に流れを起こす液流発生手段とから構成される食物洗
    浄装置。
  8. 【請求項8】食物と食物を洗浄する液体を収納する洗浄
    槽と、前記洗浄槽の一部に取り付けられた前記洗浄槽に
    超音波を供給する超音波発生手段と、前記洗浄槽に貯め
    られた液体に流れを起こす液流発生手段とから構成され
    る食物洗浄装置。
  9. 【請求項9】洗浄槽にオゾンを供給するオゾン発生装置
    を備えた請求項1または2または3または7または8記
    載の食物洗浄装置。
  10. 【請求項10】洗浄槽に超音波を放射する超音波発生手
    段を備えた請求項1または2または3または7記載の食
    物洗浄装置。
  11. 【請求項11】オゾン発生装置は高圧放電によるオゾン
    発生部と、前記オゾン発生部より発生したオゾンを洗浄
    槽に供給するポンプとから構成される請求項6または7
    記載の食物洗浄装置。
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