JPH08130127A - 高圧トランス及び放電灯回路 - Google Patents

高圧トランス及び放電灯回路

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JPH08130127A
JPH08130127A JP7080254A JP8025495A JPH08130127A JP H08130127 A JPH08130127 A JP H08130127A JP 7080254 A JP7080254 A JP 7080254A JP 8025495 A JP8025495 A JP 8025495A JP H08130127 A JPH08130127 A JP H08130127A
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JP
Japan
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high voltage
secondary winding
voltage transformer
conductive holder
case
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Koichi Toyama
耕一 外山
Koichi Kato
公一 加藤
Kenji Aida
健二 会田
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型化及び軽量化を図ることにより、基板へ
の実装を容易にし、また、耐振性を向上させる。 【構成】 スプール18内にはコア19が収容され、二
次巻線17aが巻かれている。これらはケース80内に
収容され充填樹脂により覆われ、固定、一体化される。
ケース80には導電性ホルダ82がインサート成形され
ており、一次巻線として機能する。二次巻線17aの高
圧端は高圧コード83を介して取り出されている。一
方、二次巻線17aの低圧端は基板21の配線パターン
に接続される。導電性ホルダ82は、一次電流が流れな
いカバー部82cを有しており、このカバー部82cは
二次巻線17aの高圧端側を覆っており、シールド板と
して機能する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高圧トランス及び放電
灯回路に関する。
【0002】
【従来の技術】高圧放電灯(例えば、メタルハライドラ
ンプ)を始動させる場合、高電圧が必要となるが、特
に、高圧放電灯を車両用前照灯として使用する場合に
は、消灯直後の再始動性を確保するために、特にに高圧
の始動電圧が要求される。そこで、放電灯回路には、一
般的に図15に図示すような高圧トランスが用いられ
る。従来の高圧トランスは、二次巻線200が巻回され
た略中空円筒形状の二次側スプール210と、この二次
側スプール210の中空部に挿通された略円柱形状のコ
ア220と、二次巻線200を取り囲むように一次巻線
230が巻回された一次側スプール240とを備え、こ
れらを樹脂ケース250に収容してエポキシ樹脂等から
なる絶縁材料260を充填して構成されている。
【0003】しかし、上記のような従来の高圧トランス
は、体格が大きく、しかも重量が重いため、小型化の困
難さ、耐振性確保の困難さの観点からプリント板への実
装が困難であった。しかも、高圧トランスは、高圧放電
灯を始動する程の高電圧を発生するため、プリント基板
上の他の電気部品に影響を及ぼし破壊するおそれがあ
る。このため、例えば半導体素子部品などは高圧トラン
スから離れて設置したり、半導体素子部品と高圧トラン
スとの間にシールド部材を設置するなどの対策が必要で
あった ところがこのような構成では回路面積の増加や、回路全
体ひいては回路容器の大型化を招くという問題点があっ
た。
【0004】一方、プリント基板上に実装されるトラン
スとして、実開昭61−7020号に開示される電流ト
ランスが知られている。この技術では、一次側巻線であ
る検出巻線を予めU字状に曲げた板もしくは線材により
構成している。そして、検出巻線を直接にプリント基板
に挿通して固定している。ところがこの電流トランス
は、コアが露出しており高圧用途には適さないという問
題点があった。また、二次巻線が絶縁テープで絶縁され
るだけであるため耐圧性、周囲電気部品への影響の点か
ら高圧用途には適さないという問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上に述べ
た従来技術の問題点に鑑み、改良された高圧トランスお
よび放電灯回路を提供することを目的とする。本発明は
高圧トランスおよび放電灯回路の小型化及び軽量化を図
るとともに、電気部品が実装される回路基板への高圧ト
ランスの実装を容易にすることを目的とする。
【0006】加えて本発明は高圧トランスにより発生し
た高電圧により、他の電気部品が悪影響を受けることを
防止した高圧トランスおよび放電灯回路を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、コアと、二次巻線と、一次巻線とを備える
高圧トランスにおいて、前記コアと前記二次巻線とを覆
い一体化する絶縁材料と、前記一次巻線として前記二次
巻線を取り囲んで配置され、両端部に基台への固定部が
設けられた導電性ホルダとを備えることを特徴とする高
圧トランスという技術的手段を採用する。
【0008】なお、前記導電性ホルダが前記絶縁材料内
に一体成形されているという構成を採用してもよい。ま
た、前記絶縁材料は、樹脂製のケースと、このケース内
に充填される充填樹脂とを備え、前記コアと前記二次巻
線とは前記ケースに収容され、前記充填樹脂を充填して
前記ケース内に一体化されているという構成を採用して
もよい。この場合、前記ケースには、前記基台との結合
部が設けられてもよい。
【0009】また、前記導電性ホルダは少なくとも前記
二次巻線の高圧端を覆っているという構成を採用しても
よい。この場合、前記導電性ホルダは、前記一次巻線と
しての電流が流れる主通電部と、この主通電部から延び
出し、前記高圧端を覆うカバー部とを有するよう構成さ
れることが望ましい。また、さらに高圧コードを有し、
前記二次巻線の高圧端が前記高圧コードに接続されてい
るという構成を採用してもよい。
【0010】本発明は上記目的を達成するために、コア
と、二次巻線と、一次巻線とを備える高圧トランスを、
他の電気部品を実装する基板に装着した放電灯回路にお
いて、前記高圧トランスは、前記コアと前記二次巻線と
を覆い一体化する絶縁材料と、前記一次巻線として前記
二次巻線を取り囲んで配置され、両端部に前記基板への
固定部が設けられた導電性ホルダとを備え、前記基板の
導電パターンと前記導電性ホルダの両端部とが電気的な
導通状態に接続されているという技術的手段を採用す
る。
【0011】なお、前記二次巻線の少なくとも低圧端が
前記基板の導電パターンに接続されているという構成を
採用してもよい。また、前記放電灯回路は回路容器内に
収容されており、前記導電性ホルダは、前記回路容器内
の他の電気部品と前記二次巻線の高圧端との間に広がる
カバー部分を有しているという構成を採用してもよい。
この場合、前記導電性ホルダは、前記一次巻線としての
電流が流れる主通電部を有し、前記カバー部分はこの主
通電部から延び出して形成されていることが望ましい。
【0012】また、さらに前記基板の導電パターンとは
別体の高圧コードを有し、前記二次巻線の高圧端が前記
高圧コードに接続されているという構成を採用してもよ
い。
【0013】
【発明の作用効果】本発明の高圧トランスによると、導
電性ホルダが、一次巻線としての機能と、二次巻線を基
台に固定するための固定具としての機能の両方を発揮す
るため、部品点数の低減、組み付け工数の低減が図られ
る。しかも、高圧トランスのコア、および二次巻線は共
に絶縁材料によって覆われて一体化されているから高圧
の出力を発生しても高圧出力が直接に漏洩することを防
止でき、高圧トランスとしての構成を簡単にしながら、
高圧トランスに要求される性能を実現することができ
る。
【0014】なお、導電性ホルダを絶縁材料内に一体成
形した場合には、容量成分の発生を一定化できる。ま
た、コアと二次巻線とをケースに収容し、絶縁材料を充
填してケース内に一体化するという構成を採用した場合
には、コアと二次巻線とを簡単確実に一体化することが
できる。この場合、ケースに基台との結合部を形成する
ことで基台への位置決め、固定を簡単化できる。
【0015】また、導電性ホルダが少なくとも二次巻線
の高圧端を覆っている構成を採用した場合には、簡単な
構成で高圧出力を外部からシールドすることができる。
この場合、導電性ホルダを、一次巻線としての電流が流
れる主通電部と、この主通電部から延び出し、高圧端を
覆うカバー部とを有するよう構成することで、電磁結合
に寄与する電流を主通電部に集中させて高い効率を実現
しながら、高圧出力を外部からシールドすることができ
る。
【0016】また、二次巻線の高圧端が高圧コードに接
続される構成を採用することで、高圧出力を安全に取り
出すことができる。本発明の放電灯回路によると、高圧
トランスの小型、軽量化が図られる上に、この高圧トラ
ンスの導電性ホルダに基板の導電パターンから直接に一
次電流を供給することができる。しかも、一次電流通電
のための電気的接続と同時に、導電性ホルダによって高
圧トランスを取付け固定することができる。
【0017】なお、二次巻線の少なくとも低圧端を基板
の導電パターンに接続する構成を採用することで、二次
電流の通電経路を簡単に形成することができ、しかも二
次巻線の低圧端には高電圧が表れないため、基板上の他
の電気部品に影響を与えることもない。また、放電灯回
路が回路容器内に収容され、導電性ホルダが回路容器内
の他の電気部品と二次巻線の高圧端との間に広がるカバ
ー部分を有する構成を採用することで、回路容器内の他
の電気部品に対して高電圧をシールドすることができ
る。
【0018】この場合、導電性ホルダを、一次巻線とし
ての電流が流れる主通電部と、この主通電部から延び出
し、高圧端を覆うカバー部とを有するよう構成すること
で、電磁結合に寄与する電流を主通電部に集中させて高
い効率を実現しながら、高圧出力を回路容器内の他の電
気部品からシールドすることができる。また、基板の導
電パターンとは別体の高圧コードに二次巻線の高圧端を
接続する構成を採用することで、基板上に実装された他
の電気部品、あるいは回路容器内の他の電気部品に対す
る高電圧の影響を抑えながら高電圧を取り出すことがで
きる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を適用した高圧トランスおよび
その高圧トランスを用いた放電灯回路の実施例を説明す
る。 第1実施例 図1は、第1実施例に係る放電灯回路の回路構成を示し
ている。
【0020】図1において、1は、車載バッテリ、2
は、前照灯スイッチを表わす。3は、DC/DCコンバ
ータを表わし、DC/DCコンバータ3は、パワーコン
トロール回路4の出力に応じて出力を可変できるよう構
成されている。5及び6は、電圧検出用抵抗、7は、メ
タルハライドランプからなる高圧放電灯、8は、高圧放
電灯7に流れる電流を検出する電流検出用抵抗を表わし
ている。9は、高圧トランス17の二次巻線の低圧側端
子と高圧放電灯7とを交流的に短絡するためのコンデン
サを表わしている。10は、始動回路を表わし、始動回
路10は、始動制御回路11、トランジスタ12、昇圧
トランス13、整流用ダイオード14、コンデンサ1
5、放電管16及び高圧トランス17により構成され
る。
【0021】なお、この実施例では、高圧放電灯7を除
く回路がすべてひとつの回路容器100内に収容されて
いる。特に、始動回路10の高圧トランス17と、始動
回路10の他の電気部品とは共通のプリント配線基板上
に実装されている。次に、上記構成の放電灯回路の動作
を説明する。前照灯スイッチ2をオンすると、始動制御
回路11が高周波出力を発生し、これによりトランジス
タ12がオン、オフして昇圧トランス13の二次側に昇
圧された高周波電圧が発生する。この高周波電圧は整流
用ダイオード14で整流され、コンデンサ15の充電電
圧は次第に上昇してゆく。そして、この充電電圧が放電
管16のギャップにより決められた放電電圧まで上昇す
ると、放電管16が放電し、コンデンサ15の充電電荷
は瞬時に放電される。この放電により、高圧トランス1
7の二次側には、20〜30kVの高電圧が発生する。
このような動作が繰り返し行なわれて高圧放電灯7が放
電を開始し点灯に至る。高圧放電灯7が点灯すると、始
動制御回路11は以後トランジスタ12をオフ状態に維
持する。このため、高圧放電灯7の点灯後は、高圧放電
灯7に対し、DC/DCコンバータ3から電力が供給さ
れ、高圧トランス17の二次巻線17aにも高圧放電灯
7の放電電流が常時流れるようになる。DC/DCコン
バータ3の供給電力は、電圧検出用抵抗5,6により検
出した電圧と、電流検出用抵抗8により検出した電流と
に基づいて検出され、パワーコントロール回路4は、こ
の検出電力に基づいて供給電力が一定となるようDC/
DCコンバータ3を制御する。
【0022】次に、高圧トランス17の詳細を図2〜図
3に基づいて説明する。図2は、第1実施例に係る高圧
トランスの分解斜視図、図3は高圧トランス17の断面
図である。図2において、二次巻線17aは、中空円筒
形状のスプール18に巻回されている。スプール18
は、その中空部に円柱形状のコア(例えば、フェライト
コア)19を挿通した状態で断面略逆U字状の樹脂ケー
ス20に収容され、このケース20内に、充填樹脂とし
てのエポキシ樹脂20bを充填してケース20と一体化
されている。二次巻線17aの両端部は、基板21に設
けられた一対の丸孔21a,21aに通され、基板21
の裏面21cに形成された導電パターンとしての配線パ
ターン24,24を介して図1に図示する高圧放電灯
7、電流検出用抵抗8及びコンデンサ9と電気的に接続
される。
【0023】ケース20の外周面には、導電性ホルダ2
2が嵌込まれる凹部20aが形成されている。導電性ホ
ルダ22は、板状の銅板製であり、断面略逆U字状で、
二次巻線17aを1周以下の範囲で取り囲んでいる。導
電性ホルダ22の両端部には、基板21に設けられた一
対の角孔21b,21bに圧入される爪部22a,22
aが形成されている。導電性ホルダ22は、ケース20
の凹部20aに嵌込まれ、各爪部22a,22aを一対
の角孔21b,21bに圧入し、折り曲げることにより
基板21に固定される。各爪部22a,22aは、基板
21の配線パターン23,23と接触し、さらにはんだ
付けされる。そして、各爪部22a,22aは、配線パ
ターン23,23を介して図1に図示する放電管16及
びDC/DCコンバータ3と電気的に接続される。この
ように、導電性ホルダ22は、一次巻線として構成され
ている。
【0024】上記のように構成された高圧トランスにお
いては、導電性ホルダ22が、一次巻線としての機能
と、二次巻線17aを含み一体化されたユニットを基板
21に固定するための固定具としての機能の両方を発揮
する。このため、一次側スプールを省略するとともに充
填樹脂の充填量が少なくて済む。このため、高圧トラン
スの小型化及び軽量化が可能になり、基板21への実装
が容易になるとともに耐振性が向上する。
【0025】また、導電性ホルダ22が板状体であるこ
とから、基板21に二次巻線17aを強固に取り付ける
ことができ、耐振性が向上する。さらに、二次巻線17
aに鎖交する磁束分布の均一化を図ることができる。 第2実施例 この第2実施例は第1実施例の変形例であり、基板21
裏面の配線パターン23、23の形状と、導電性ホルダ
22の爪部22a,22aの曲げ方向とを変更したもの
である。これら変更点を説明する。
【0026】図4は第2実施例の基板21の裏面を示し
ている。基板21の裏面21cに形成された配線パター
ン23,23は、基板表面に実装された高圧トランス1
7の下面に、コア19と直交する方向に向けて延びる部
分23a,23aを有している。この部分により、配線
パターンに一次巻線の一部としての機能を持たせること
ができ、一次巻線の発生磁束の増大を図ることができ
る。
【0027】また、鎖交磁束数の一層の増大を図りたい
場合には、導電性ホルダ22を2個用い、配線パターン
を利用して直列接続するようにすればよい。 第3実施例 この第3実施例は、第1実施例の変形例であり、基板2
1裏面の配線パターンの形状および導電性ホルダを挿入
する穴の形状と、導電性ホルダの形状、個数とを変更し
たものである。これら変更点を説明する。
【0028】図5は、第3実施例の高圧トランスの分解
斜視図である。図5において、ケース20の外周面に
は、2本の線状導電性ホルダが嵌込まれる線状凹部20
a,20aが形成されている。各導電性ホルダ32,3
2は、略逆U字状の2本の線状の銅線である。各導電性
ホルダー32,32は、両端部を基板21の一対の丸孔
21d,21d,21d,21dに挿入し、はんだ付け
されることにより、基板21の配線パターン23,2
3,25と電気的に接続された状態で固定される。ここ
で、配線パターン25は、図から明らかなように2本の
導電性ホルダー32、32間を電気的に接続するもので
あるため、2本の導電性ホルタ32,32と配線パター
ン25とで、巻数が「2」の一次巻線が構成される。
【0029】上記のように構成された高圧トランスにお
いては、上記第1実施例と同様の効果が得られる。しか
も、一次巻線の巻数を簡単な構成で「2」とすることが
でき、磁束を増加させることができる。また、導電性ホ
ルダ32,32が線状体であることから、導電性ホルダ
の加工が容易になる。
【0030】また、導電性ホルダ32,32が複数から
なるため、基板21に二次巻線17aを強固に取り付け
ることができ、耐振性が向上する。 第4実施例 この第4実施例は、第1実施例の変形例であり、基板2
1に対する導電性ホルダの固定手法を変更したものであ
る。この変更点を説明する。
【0031】図6は、第4実施例の高圧トランスの分解
斜視図である。図6において、ケース20の外周面に
は、板状の導電性ホルダ42が弾性的に嵌込まれる凹部
20aが形成されている。導電性ホルダ42の両端部に
は、固定部42a,42aが形成され、この固定部42
a,42aが基板21の表面にネジ等の固定具(図示せ
ず。)で固定されることによって、導電性ホルダ42
は、ケース20を保持した状態で基板21に固定され
る。ネジ等の固定具は、導電性ホルダ42とともにリー
ド線を締めつけ、導電性ホルダ42とリード線とを導通
させる。そしてこのリード線を介して図1に図示する放
電管16及びDC/DCコンバータ3と電気的に接続さ
れる。
【0032】上記のように構成された高圧トランスにお
いては、上記第1実施例と同様の効果が得られる。ま
た、導電性ホルダー22が板状体であり、且つ、ネジ等
の固定具を用いて基板21に取り付けることから、基板
21に二次巻線17aを強固に取り付けることができ、
耐振性が向上する。
【0033】第5実施例 以上に述べた複数の実施例では、ケースおよび充填樹脂
により一体化されたユニットに対して導電性ホルダのみ
を別体に構成したが、この第5実施例は導電性ホルダを
ケース内に予めインサート成形したものである。第1実
施例の構成において、高電圧を発生する2次巻線17a
と、導電性ホルダ22との間の浮遊容量は、図7に示す
等価回路モデルとしてとらえることができる。図7にお
いて、V17a は、2次巻線に発生した電圧であり、ま
た、C1は、ケース20の内部に充填した絶縁材料によ
り構成される浮遊容量、C2 は、ケース20の肉厚によ
り構成される浮遊容量、C3 は、ケース20と導電性ホ
ルダ22との間の空間により構成される浮遊容量であ
る。ここで、高圧トランス17を空気中で動作させた場
合、空気の比透磁率が小さいため、浮遊容量C1,C2
に比べC3 の容量が比較的小さい。このため、ケース2
0と導電性ホルダ22との間に比較的大きな電圧が加わ
り、部分的な絶縁破壊を生じやすい。
【0034】このような絶縁破壊を防止するためには、
高圧トランス17全体をさらに別の絶縁材料例えばシリ
コンゴム等で隙間無く埋めることにより、ケース20と
導電性ホルダ22との間に構成される浮遊容量C3 の値
を大きくして該当部分に高電圧が加わらないようにする
方法が考えられる。しかし、この方法は、充填に伴う重
量、コストの増加を考えると得策とはいえない。
【0035】図8は、第5実施例の高圧トランス17の
分解斜視図である。この第5実施例は第1実施例の高圧
トランスのケースと導電性ホルダとを変更したものであ
る。これら変更点について説明する。図8において、導
電性ホルダ52は、ケース50を構成する樹脂中に埋設
され一体的にインサート成形されている。
【0036】第4実施例に係る高圧トランス17による
と、上述した第1実施例と同様の効果を期待できる。さ
らに、ケース50と導電性ホルダー52が密着している
ため、両者間で絶縁破壊が生じるおそれがなくなる。し
かもこのような絶縁破壊の防止を簡単な構成で実現でき
る。さらに、ケース50と導電性ホルダー52の両者が
一体成形されているため、基板21への固定が確実とな
る。 第6実施例 第6実施例 図9は、第6実施例の高圧トランス17の分解斜視図で
ある。この第6実施例は図5に示した第3実施例の高圧
トランスのケースと導電性ホルダとを変更したものであ
る。これら変更点について説明する。
【0037】2本の線状導電性ホルダ62,62は、1
次巻線に相当する金属導体であり、両端部62aだけを
露出させて樹脂製のケース60に予め埋設成形されてい
る。この第6実施例に係る高圧トランス17は、上記の
ように構成されるため、第3実施例で得られる効果に加
えて、第5実施例と同様の効果が得られる。 第7実施例 図10は、第7実施例の高圧トランス17の分解斜視図
である。この第7実施例は図6に示した第4実施例の高
圧トランスのケースと導電性ホルダとを変更したもので
ある。これら変更点について説明する。
【0038】導電性ホルダ72は、1次巻線に相当する
金属導体であり、両端部72aだけを露出させて樹脂製
のケース70に予め埋設成形されている。この第7実施
例に係る高圧トランス17は、上記のように構成される
ため、第4実施例で得られる効果に加えて、第5実施例
と同様の効果が得られる。 第8実施例 この第8実施例は、第5実施例の高圧トランスおよび放
電灯回路の変形例である。この第8実施例では、高圧ト
ランスのケース、導電性ホルダおよび二次巻線の形状
と、放電灯回路を実装した基板の配置とを変更したもの
である。これら変更点について説明する。
【0039】図11は、第8実施例の高圧トランスおよ
び放電灯回路の分解斜視図、図12は導電性ホルダの展
開図である。樹脂製のケース80は、両端に壁を有する
U字断面状に成形されている。その開口端の4隅のそれ
ぞれには、基板21に対する位置決め突起80aが一体
成形されている。また、ケース80の一端側、特に高圧
側の端壁にはスリット80bが成形されている。
【0040】ケース80内には、導電性ホルダ82がそ
の両端部82aのみを露出させてインサート成形されて
いる。導電性ホルダ82は、その両端部82a、82a
間を結ぶ主通電部82bと、この主通電部82bのほぼ
中央部から延び出し、しかも主通電部82bとほぼ同じ
周方向範囲に渡って広がるカバー部82cとを有してい
る。カバー部82cは、図11に図示されるように二次
巻線17aの高圧出力側のみを覆うように延び出してい
る。このような導電性ホルダ82は、板材をプレス加工
し、連結部82eを残してスリット82d、82dを形
成して得られる。
【0041】スプール18内にはコア19が収容され、
スプール18の3つのスロットには連続して二次巻線1
7aが巻かれている。二次巻線17aの低圧端は、スプ
ール18に固定されたリード線18aに接続されてい
る。一方、二次巻線17aの高圧端は、スプール18の
端部フランジに支持された高圧コード83に接続されて
いる。これらの部品は、ケース80内に収容され、第1
実施例と同様に充填樹脂により埋設され、固定される。
このとき、ケース80のスリット80bから高圧コード
83を導出し、さらにスリット80bをスペーサ80c
で閉塞する。これにより、二次巻線17aの高圧端を基
板21を介することなく直接的に取り出すことができ
る。なお、高圧コード83は回路容器100の壁面を貫
通して取り出され、放電灯7に接続される。
【0042】基板21には、リード18aが挿入され裏
面ではんだ付けされる穴21aおよび、端部82aが挿
入され裏面ではんだ付けされる穴21b、21bの他
に、位置決め突起80aが挿入される穴21c、21
c、21c、21cが形成されている。また、回路容器
100内における電気部品の密度を高め、回路容器10
0の小型化を図るため、基板21と垂直に設けられた基
板84が回路容器内には収容されている。基板21にも
高圧トランス87以外の電気部品85が実装されるが、
基板84にもIC回路などの電気部品86が実装されて
いる。
【0043】高圧トランス87が基板21上に実装され
ると、その高圧端側の近傍に電気部品86の一部が位置
する。高圧トランス87が作動すると、数十kvの高電
圧を発生し、周辺の導電物にも異常な電圧を誘起するこ
とがある。しかしこの実施例では、カバー部82cが高
圧端側をほぼ覆っており、しかもこのカバー部82cは
連結部82eを介して、低電圧である一次側に接続され
ているためシールド板として機能し、高圧トランス87
の近傍に設置される電気部品に悪影響が出ることを防止
している。このような構成を採用することで、回路容器
100内に高圧を発生する高圧トランス87と、低電圧
で作動し耐電圧性が低い電気部品86とを高密度に収容
することができる。しかも高電圧のシールドを導電性ホ
ルダ82の一部を用いた簡単な構成で低コストに実現で
きる。しかも、シールド板としてのカバー部82cは、
連結部82eのみで主通電部82bと連結されており、
一次電流が流れない。このため一次電流を主通電部82
bに集中させることができ、二次巻線17aに鎖交する
磁束を多く確保することができる。
【0044】第9実施例 この第9実施例は、第8実施例の高圧トランスの変形例
である。この第9実施例では、高圧トランスのケース、
導電性ホルダおよび二次巻線の形状を変更したものであ
る。これら変更点について説明する。図13は、第9実
施例の高圧トランス97の分解斜視図、図14は第9実
施例の導電性ホルダの展開図である。
【0045】樹脂製のケース90は、第8実施例のケー
ス80より細長く成形されており、ケース80と同様に
位置決め突起90aとスリット90bとを有する。ケー
ス90内には、導電性ホルダ92がその両端部92aの
みを露出させてインサート成形されている。導電性ホル
ダ92は、スリット92eで分けられ両端部92a、9
2a間に並列に位置する2つの主通電部92b、92c
と、主通電部92cのほぼ中央部から延び出し、しかも
主通電部92cとほぼ同じ周方向範囲に渡って広がるカ
バー部92dとを有している。カバー部92dは、図1
3に図示されるように二次巻線96の高圧出力側のみを
覆うように延び出している。このような導電性ホルダ9
2は、板材をプレス加工し、連結部92hを残して92
f、92gを形成して得られる。なお、この導電性ホル
ダは二次巻線96の細長化にあわせて第8実施例の導電
性ホルダ82の幅より広く形成されている。
【0046】スプール98内にはコア99が収容されて
いる。スプール98の外周にはスロットがなく、スプー
ル98の外周には、一方の端部から他方の端部に向けて
1層だけ二次巻線96が巻かれている。二次巻線93の
低圧端は、スプール98に固定されたリード線98aに
接続されている。一方、二次巻線96の高圧端は、スプ
ール98の端部フランジに支持された高圧コード93に
接続されている。これらの部品は、ケース90内に収容
され、第1実施例と同様に充填樹脂により埋設され、固
定される。このとき、ケース90のスリット90bから
高圧コード93を導出し、さらにスリット90bをスペ
ーサ90cで閉塞する。なお、第8実施例と比べると、
第9実施例の高圧トランスはコアの軸方向に沿って細長
い構成となっている。これにより、高さ寸法を抑えるこ
とができる。
【0047】なお、この高圧トランス97を搭載する基
板には、この高圧トランス97に合わせた穴と配線パタ
ーンとが形成される。この第9実施例によると、高圧ト
ランスのより一層の小型化を図ることができる。 変形例 なお、以上に述べた実施例では、基台としてプリント配
線基板を例に説明したが、高圧トランスは回路ケースあ
るいは専用ブラケットを基台として取り付けられてもよ
い。この場合、通電のための配線としては、図示しない
リード線等の電線を用い、この電線を第4実施例、第7
実施例で用いたネジなどにより導電性ホルダの両端部に
電気的に接続する。
【0048】また、コアと二次巻線との一体化のための
構造は、これらが絶縁材料にもって覆われて一体化され
ていることが重要である。よって、ケースを用いること
なく、インサート体としてコアと二次巻線とを成形キャ
ビティ内に装着し、これらを内包するように樹脂成形を
行なってもよい。また、ケース内にコアと二次巻線と導
電性ホルダとを収容し、充填樹脂により一体化してもよ
い。さらなる低コスト化が可能である。
【0049】また、第1実施例で示した形状の導電性ホ
ルダ22の両爪部22a,22aの両方又は片方を延長
し、この延長部を二次巻線を囲むように曲げてもよい。
このような構成によっても、基板21の表裏両方で二次
巻線17aの全周を略取り囲む一次巻線を形成できる。
なお、第3実施例にて説明した導電性ホルダを1本のみ
としてもよい。この場合、1本の導電性ホルダを基板2
1の裏面21cに通し、さらに表面に通すというよう
に、ケース20の外周面に2回巻き付けるようにする。
このとき、基板21に、その外周縁から伸びる2条のス
リットを形成し、このスリットに導電性ホルダをケース
20と共に巻き付けてもよい。
【0050】また、二次巻線の巻線手法としては、スロ
ット付きスプールに巻く構成の他に、斜行重ね巻きなど
種々の巻線を採用できる。また、ケースに形成した位置
決め突起を基板の裏面において溶融させ、ケースを基板
に直接固定してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1実施例の放電灯回路の構
成図。
【図2】第1実施例に係る高圧トランスの分解斜視図。
【図3】第1実施例に係る高圧トランスの断面図。
【図4】第2実施例に係る基板の平面図。
【図5】第3実施例に係る高圧トランスの分解斜視図。
【図6】第4実施例に係る高圧トランスの分解斜視図。
【図7】高圧トランスの浮遊容量を考慮した等価回路
図。
【図8】第5実施例に係る高圧トランスの分解斜視図。
【図9】第6実施例に係る高圧トランスの分解斜視図。
【図10】第7実施例に係る高圧トランスの分解斜視
図。
【図11】第8実施例に係る高圧トランスおよび放電灯
回路の分解斜視図。
【図12】第8実施例に係る導電性ホルダの展開図。
【図13】第9実施例に係る高圧トランスの分解斜視
図。
【図14】第9実施例に係る導電性ホルダの展開図。
【図15】従来の高圧トランスの断面図
【符号の説明】
7 放電灯 17、87 高圧トランス 17a 二次巻線 18 スプール 19 コア 20、80 ケース 21、84 基板 22、82 導電性ホルダ 83 高圧コード 85、86 他の電気部品 100 回路容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01F 30/00 H05B 41/02 Z 41/29 Z

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コアと、二次巻線と、一次巻線とを備え
    る高圧トランスにおいて、 前記コアと前記二次巻線とを覆い一体化する絶縁材料
    と、 前記一次巻線として前記二次巻線を取り囲んで配置さ
    れ、両端部に基台への固定部が設けられた導電性ホルダ
    とを備えることを特徴とする高圧トランス。
  2. 【請求項2】 前記導電性ホルダが前記絶縁材料内に一
    体成形されていることを特徴とする請求項1に記載の高
    圧トランス。
  3. 【請求項3】 前記絶縁材料は、樹脂製のケースと、こ
    のケース内に充填される充填樹脂とを備え、前記コアと
    前記二次巻線とは前記ケースに収容され、前記充填樹脂
    を充填して前記ケース内に一体化されていることを特徴
    とする請求項1または2に記載の高圧トランス。
  4. 【請求項4】 前記ケースには、前記基台との結合部が
    設けられていることを特徴とする請求項3に記載の高圧
    トランス。
  5. 【請求項5】 前記導電性ホルダは少なくとも前記二次
    巻線の高圧端を覆っていることを特徴とする請求項1な
    いし4のいずれかに記載の高圧トランス。
  6. 【請求項6】 前記導電性ホルダは、前記一次巻線とし
    ての電流が流れる主通電部と、この主通電部から延び出
    し、前記高圧端を覆うカバー部とを有することを特徴と
    する請求項5に記載の高圧トランス。
  7. 【請求項7】 さらに高圧コードを有し、前記二次巻線
    の高圧端が前記高圧コードに接続されていることを特徴
    とする請求項1ないし6のいずれかに記載の高圧トラン
    ス。
  8. 【請求項8】 コアと、二次巻線と、一次巻線とを備え
    る高圧トランスを、他の電気部品を実装する基板に装着
    した放電灯回路において、 前記高圧トランスは、 前記コアと前記二次巻線とを覆い一体化する絶縁材料
    と、 前記一次巻線として前記二次巻線を取り囲んで配置さ
    れ、両端部に前記基板への固定部が設けられた導電性ホ
    ルダとを備え、 前記基板の導電パターンと前記導電性ホルダの両端部と
    が電気的な導通状態に接続されていることを特徴とする
    放電灯回路。
  9. 【請求項9】 前記二次巻線の少なくとも低圧端が前記
    基板の導電パターンに接続されていることを特徴とする
    請求項8に記載の放電灯回路。
  10. 【請求項10】 前記放電灯回路は回路容器内に収容さ
    れており、前記導電性ホルダは、前記回路容器内の他の
    電気部品と前記二次巻線の高圧端との間に広がるカバー
    部分を有していることを特徴とする請求項8または9に
    記載の放電灯回路。
  11. 【請求項11】 前記導電性ホルダは、前記一次巻線と
    しての電流が流れる主通電部を有し、前記カバー部分は
    この主通電部から延び出して形成されていることを特徴
    とする請求項10に記載の放電灯回路。
  12. 【請求項12】 さらに前記基板の導電パターンとは別
    体の高圧コードを有し、前記二次巻線の高圧端が前記高
    圧コードに接続されていることを特徴とする請求項8な
    いし11のいずれかに記載の放電灯回路。
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