JPH08129432A - ポータブルコンピュータ - Google Patents

ポータブルコンピュータ

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JPH08129432A
JPH08129432A JP6266917A JP26691794A JPH08129432A JP H08129432 A JPH08129432 A JP H08129432A JP 6266917 A JP6266917 A JP 6266917A JP 26691794 A JP26691794 A JP 26691794A JP H08129432 A JPH08129432 A JP H08129432A
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fdd
internal
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unit
port
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ポータブルコンピュータ内にFDDとCDRO
Mドライブを交換自在に装着できるようにする。 【構成】FDD/CDROMスロット13には内部FD
Dユニット14と内部CDROMドライブユニット15
とが選択的に装着される。この場合、内部FDDユニッ
ト14または内部CDROMドライブユニット15の基
体部151がコ字型に切り欠いたシステムボード21の
切り欠き部に収容されるので、コンピュータ本体11の
厚みを低減できる。また、内部CDROMドライブユニ
ットが装着されると、外部FDDユニット16を接続す
るための外部FDDポートが自動的にイネーブル状態に
設定されて、外部FDDユニット16が使用可能とな
る。また内部CDROMドライブユニットの代わりに内
部FDDユニット14が装着されると、外部FDDポー
トが自動的にディスエーブルされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はポータブルコンピュー
タに関し、特にフロッピーディスクドライブユニットな
どの磁気ディスク装置を内蔵可能なポータブルコンピュ
ータに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ラップトップタイプまたはノート
ブックタイプのポータブルパーソナルコンピュータが種
々開発されている。この種のポータブルパーソナルコン
ピュータのほとんどは、例えば3.5インチのフロッピ
ーディスクドライブ(FDD)ユニットを内蔵してい
る。
【0003】しかしながら、最近では、各種アプリケー
ションソフトウェアなどがCDによって供給されるケー
スが増えており、CDROMドライブを使用することが
できるポータブルパーソナルコンピュータの開発が要求
され始めている。
【0004】従来、CDROMドライブを使用する場合
には、ポータブルパーソナルコンピュータに専用の拡張
ユニットを接続し、その拡張ユニットにCDROMドラ
イブユニットを装着する必要があった。
【0005】また、コンピュータ本体にCDROMドラ
イブユニットを内蔵することも可能であるが、この場合
には、そのCDROMドライブユニットの分だけコンピ
ュータ本体を大きく設計しなければならないという不具
合が生じる。
【0006】すなわち、もしCDROMドライブユニッ
トをコンピュータ本体内のシステムボードと重なる位置
に設けるとコンピュータ本体を厚く設計しなければなら
ず、また、CDROMドライブユニットをシステムボー
ドと重ならない位置に設けると、コンピュータ本体の平
面的な面積(フットプリント)が増大することになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来では、CDROM
ドライブユニットをコンピュータ本体に内蔵すると、コ
ンピュータ本体の厚さや、フットプリントが増大される
欠点があった。この発明はこのような点に鑑みてなされ
たもので、コンピュータ本体の厚さやフットプリントの
増大を招くこと無くCDROMドライブユニットをコン
ピュータ本体に内蔵できるようにし、小型で且つ十分に
操作性に優れたポータブルコンピュータを提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】この発明のポ
ータブルコンピュータは、コンピュータ本体と、このコ
ンピュータ本体内に収容され、矩形状の切り欠き部を有
するコ字型のシステムボードとを具備し、前記システム
ボードの切り欠き部に収容可能なサイズを持つ箱型の磁
気ディスクドライブユニットと、前記切り欠き部に収容
可能なサイズを持つ箱型の基体部およびこの基体部上面
に一体に設けられ前記基体部よりも大きなサイズを持つ
ディスク収容部を含む光ディスクドライブユニットと
を、前記システムボードの切り欠き部に選択的に収容で
きるようにしたことを第1の特徴とする。
【0009】このポータブルコンピュータにおいては、
コ字型に切り欠いたシステムボードの切り欠き部に、F
DDなどの磁気ディスクドライブユニットまたはCDR
OMドライブなどの光ディスクドライブユニットを収容
することができるので、コンピュータ本体の厚みとフッ
トプリントを低減する事ができる。
【0010】また、CDROMドライブなどの光ディス
クドライブユニットはFDDよりも床面積が大きいのが
普通であるが、光ディスクドライブユニットを、基体部
とそれよりも大きいディスク収容部をと含む逆階段状の
形状としているので、切り欠き部の面積を最小限に止め
ることができる。
【0011】また、この発明のポータブルコンピュータ
は、コンピュータ本体と、このコンピュータ本体に設け
られ、内部FDDユニットと内部CDROMドライブユ
ニットとを選択的に装着可能な装着部と、前記コンピュ
ータ本体内に設けられ、前記装着部に装着された内部F
DDユニットとのインタフェースを行うための内部FD
Dポートと、前記コンピュータ本体内に設けられ、前記
装着部に装着された内部CDROMドライブユニットと
のインタフェースを行うための内部CDROMポート
と、前記コンピュータ本体に設けられ、外部FDDユニ
ットが取り外し自在に接続され、その外部FDDユニッ
トとのインタフェースを行うための外部FDDポート
と、前記装着部に前記内部FDDユニットと内部CDR
OMドライブユニットのどちらが装着されているかを検
出し、その検出結果に応じて前記外部FDDポートをイ
ネーブルまたはディスエーブル状態に設定する外部FD
Dポートイネーブル/ディスエーブル制御手段とを具備
することを第2の特徴とする。
【0012】このポータブルコンピュータにおいては、
装着部に内部CDROMドライブユニットを装着した場
合には内部FDDは使用できないが、その代わりに外部
FDDポートが自動的にイネーブル状態に設定される。
このため、ユーザは外部FDDのイネーブル/ディスエ
ーブル操作を行うこと無く、CDROMドライブを装着
した状態で外部FDDポートに外部FDDを接続しさえ
すれば、外部FDDを使用することが可能となる。ま
た、装着部に内部FDDユニットを装着した場合には、
誤って外部FDDが接続されても誤動作が生じることが
無いように、外部FDDポートが自動的にディスエーブ
ルされる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。図1には、この発明の一実施例に係るポータブ
ルパーソナルコンピュータの外観が示されている。この
ポータブルコンピュータはノートブックタイプのもので
あり、図示のように、コンピュータ本体11にはLCD
ユニット12が閉塞位置と解放位置との間を回動自在に
取り付けられている。コンピュータ本体11の右側面に
は、FDD/CDROM装着スロット13が設けられて
いる。このFDD/CDROM装着スロット13には、
内部FDDユニット14と内部CDROMドライブユニ
ット15とを交換自在に装着することができる。内部F
DDユニット14は3.5インチのFDに対応したドラ
イブであり、また内部CDROMドライブユニット15
は12cmのCDに対応したドライブである。
【0014】内部CDROMドライブユニット15は、
図示のような逆階段状の形状を有しており、ドライブ機
構を内蔵する箱型の基体部151と、その基体部151
の上面に一対に設けられ基体部152よりも大きなサイ
ズを持つ箱型のディスク収容部152とから成る。ディ
スク収容部152には、CD載置板153が取り出し自
在に設けられている。
【0015】内部FDDユニット14の長さ、幅、厚み
は、それぞれL0、L1、L3+L5である。内部CD
ROMドライブユニット15の基体部151の長さおよ
び幅は、内部FDDユニット14と同じL0、L1に設
定されている。また、内部CDROMドライブユニット
15のディスク収容部152の長さおよび幅はそこに収
容するCDのサイズ(12cm)によって規定されるの
で、基体部152よりも大きいサイズを有している。こ
こでは、ディスク収容部152は基体部151の幅L1
よりも大きいL2の幅を持ち、その長さは基体部151
と同じL0である場合を想定する。この場合、ディスク
収容部152は、図示のように、その一部が幅方向に基
体部151よりも突出して位置される。突出部の幅は、
L4(L4=L2−L1)である。
【0016】FDD/CDROM装着スロット13は、
内部CDROMドライブユニット15を収容できるよう
な寸法に形成されており、その右隅には図示のようにガ
イド部131が設けられている。このガイド部131
は、内部CDROMドライブユニット15をFDD/C
DROM装着スロット13に装着した時、基体部151
とディスク収容部152との間の段差部に位置される。
また、ガイド部131には、コ字状に切り欠かれたシス
テムボード21のアーム部が支持されている。
【0017】また、コンピュータ本体11の背面には外
部FDDポートとして使用されるコネクタを初め、各種
外部機器接続用のコネクタ類が設けられている。これら
コネクタ類と外部機器とのインタフェースのための各種
電気部品は、システムボード21のコンピュータ本体背
面側のアーム部上に実装される。
【0018】外部FDDポートには、図示のようにケー
ブル17を介して3.5インチの外部FDDユニット1
6を接続する事ができる。この外部FDDユニット16
は、FDD/CDROM装着スロット13に内部CDR
OMドライブユニット15が装着されている状態でFD
を使用する場合に接続されるものであり、FDD/CD
ROM装着スロット13に内部FDDユニット14が装
着されている状態では使用されない。
【0019】次に、図2および図3を参照して、システ
ムボード21の形状を説明する。図2には、FDD/C
DROM装着スロット13に内部CDROMドライブユ
ニット15を装着した場合における内部CDROMドラ
イブユニット15とシステムボード21の位置関係が示
され、また図3には、FDD/CDROM装着スロット
13に内部FDDユニット14を装着した場合における
内部FDDユニット14とシステムボード21の位置関
係が示されている。
【0020】システムボード21はコンピュータシステ
ムを実現するための各種電気部品が実装されたプリント
回路基板(PCB)から構成されており、内部FDDユ
ニット14および内部CDROMドライブユニット15
の基体部151と略同一サイズの矩形状の切り欠き部2
2を有している。
【0021】FDD/CDROM装着スロット13に内
部CDROMドライブユニット15を装着した場合に
は、図2に示されているように、内部CDROMドライ
ブユニット15の基体部151がシステムボード21の
切り欠き部22に収容される。この場合、基体部151
から突出したディスク収容部152の一部は、システム
ボード21表面から間隔を置いた位置に対向配置され
る。このため、システムボード21におけるディスク収
容部152と重なる部分にも、電気部品を実装すること
ができる。システムボード21の実装状態の一例を図4
に示す。図4から分かるように、システムボード21を
コ字状に切り欠くことにより、そのシステムボード21
のコンピュータ本体背面側のアーム部上には、コンピュ
ータ本体背面に設けられたコネクタ類と外部機器とのイ
ンタフェースのための各種電気部品31を実装するスペ
ースを確保できる。よって、配線を長く引き回す必要が
無く、最適な実装レイアウトを実現できる。
【0022】また、FDD/CDROM装着スロット1
3に内部FDDユニット14を装着した場合には、図3
に示されているように、内部FDDユニット14がシス
テムボード21の切り欠き部22に収容される。
【0023】このように、このポータブルコンピュータ
においては、コ字型に切り欠いたシステムボード21の
切り欠き部22内に、内部FDDユニット14または内
部CDROMドライブユニット15が収容される。この
ため、コンピュータ本体11の厚みは、内部FDDユニ
ット14または内部CDROMドライブユニット15の
厚み(L3+L5)にコンピュータ本体11の筐体厚を
加えた寸法で済み、システムボード21の厚みはコンピ
ュータ本体11の厚みに関係しない。従って、例えば内
部CDROMドライブユニットまたは内部FDDユニッ
トをシステムボードの上側または下側に重ねて配置した
場合に比べてコンピュータ本体11の厚みを低減でき、
また、内部CDROMドライブユニットまたは内部FD
Dユニットをシステムボードと重ならないようにシステ
ムボードと並べて配置する場合に比べて、フットプリン
トを低減する事ができる。
【0024】また、内部CDROMドライブユニット1
5を、基体部141とそれよりも大きいディスク収容部
152とを含む逆階段状の形状としているので、切り欠
き部22の面積を基体部141の床面積で決まる最小限
の値に止めることができる。
【0025】次に、図5乃至図7を参照して、システム
ボード21上のCDROM用コネクタおよびFDD用コ
ネクタと、内部FDDユニット14および内部CDRO
Mドライブユニット15それぞれのコネクタとの位置関
係を説明する。
【0026】図5に示されているように、システムボー
ド21上には、切り欠き部22の左側にCDROM用コ
ネクタ23およびFDD用コネクタ24が並んで配置さ
れている。以下、システムボード21上のCDROM用
コネクタおよびFDD用コネクタは、それぞれ内部CD
ROMポート、内部FDDポートと称することにする。
【0027】また、内部FDDユニット14と内部CD
ROMドライブユニット15とでは、コネクタ31,3
2の取り付け位置が図6および図7のように互いにずれ
ている。このため、FDD/CDROM装着スロット1
3に内部FDDユニット14を装着した場合には内部F
DDユニット14のコネクタ31は内部FDDポート2
4に直接接続され、一方、FDD/CDROM装着スロ
ット13に内部CDROMドライブユニット15を装着
した場合には内部CDROMドライブユニット15のコ
ネクタ32は内部CDROMポート23に直接接続され
る。
【0028】また、内部FDDユニット14のコネクタ
31と内部FDDポート24との間、および内部CDR
OMドライブユニット15のコネクタ32と内部CDR
OMポート23との間を、それぞれケーブルを介して接
続することもできる。
【0029】図8には、図1のポータブルコンピュータ
のシステム構成が示されている。このシステムには、図
示のように、システムバス100、CPU101、シス
テムメモリ102、BIOS ROM103、フロッピ
ーディスクコントローラ(FDC)104、CDROM
コントローラ105、およびゲートIC回路106が含
まれている。
【0030】フロッピーディスクコントローラ104
は、内部FDDポート23に接続される内部FDDユニ
ット14、またはコンピュータ本体11背面上の外部F
DDポート25に接続される外部FDDユニット16を
制御するためのI/Oコントローラであり、内部FDD
ポート23と外部FDDポート25の双方に共通接続さ
れている。この場合、フロッピーディスクコントローラ
104と外部FDDポート25との間には、ゲートIC
回路106が介在されている。
【0031】ゲートIC回路106は、外部FDDポー
ト25をイネーブル/ディスエーブルするためのハード
ウェアである。外部FDDポート25をイネーブルにす
る時は、ゲートIC回路106はオンし、フロッピーデ
ィスクコントローラ104からの信号をそのまま外部F
DDポート25に伝達する。一方、外部FDDポート2
5をディスエーブルにする時は、ゲートIC回路106
はオフし、フロッピーディスクコントローラ104から
外部FDDポート25への信号伝達を遮断する。
【0032】このようなゲートIC回路106のスイッ
チング動作は、そのイネーブル入力ENに入力されるス
イッチ制御信号の論理“H”/“L”によって決定され
る。すなわち、スイッチ制御信号の論理が“H”ならば
ゲートIC回路106はオンし、スイッチ制御信号の論
理が“L”ならばゲートIC回路106はオフする。
【0033】スイッチ制御信号は、図1のFDD/CD
ROM装着スロット13に内部FDDユニット14が装
着されているか否かを示す信号である。この場合、
“H”のスイッチ制御信号は内部FDDユニット14が
装着されて無いことを示し、“L”のスイッチ制御信号
は内部FDDユニット14が装着されていることを示
す。
【0034】このスイッチ制御信号は、図9に示されて
いるように、内部FDDポート23の複数のグランドピ
ン(GND1〜3)の中の所定の1つ(GND3)の電
圧値を利用して生成される。GND3のピンは、システ
ムボード21上の抵抗Rを介してVCC端子に接続され
ている。
【0035】このため、FDD/CDROM装着スロッ
ト13に内部FDDユニット14が装着されて無い場
合、つまり内部FDDポート23に内部FDDユニット
14が接続されて無いならば、GND3のピンは“H”
レベルにプルアップされ、これによって“H”のスイッ
チ制御信号が発生される。
【0036】一方、FDD/CDROM装着スロット1
3に内部FDDユニット14が装着されている場合、つ
まり内部FDDポート23に内部FDDユニット14が
接続されていれば、GND3のピンは内部FDDユニッ
ト14内部のグランドに接続されるため、“L”レベル
にプルダウンされる。これによって“L”のスイッチ制
御信号が発生される。
【0037】従って、この図8のシステムにおいては、
FDD/CDROM装着スロット13に内部FDDユニ
ット14が装着されると、“L”のスイッチ制御信号に
よってゲートIC回路106がオフし、これによってフ
ロッピーディスクコントローラ104から外部FDDポ
ート25への信号伝達が遮断される。したがって、フロ
ッピーディスクコントローラ104からのアクセス信号
は、内部FDDポート23にのみ送られる。よって、内
部FDDユニット14だげがアクセスされ、たとえ外部
FDDポートに外部FDDユニット16が接続されてい
たとしても、外部FDDユニット16はアクセスされな
い。
【0038】一方、FDD/CDROM装着スロット1
3に内部FDDユニット14が装着されて無い場合、つ
まりFDD/CDROM装着スロット13に内部CDR
OMドライブユニット15が装着されている場合には、
“H”のスイッチ制御信号によってゲートIC回路10
6がオンし、これによってフロッピーディスクコントロ
ーラ104から外部FDDポート25への信号伝達が許
可される。したがって、フロッピーディスクコントロー
ラ104からのアクセス信号は、内部FDDポート23
と外部FDDポート25の双方に送られる。よって、外
部FDDユニット16が接続されていれば、外部FDD
ユニット16のアクセスが可能となる。
【0039】このように、このシステムにおいては、F
DD/CDROM装着スロット13に内部CDROMド
ライブユニット15を装着した場合には内部FDDユニ
ット14は使用できないが、その代わりに外部FDDポ
ート25が自動的にイネーブル状態に設定されて、外部
FDDユニット16を使用することが可能になる。この
ため、ユーザはセットアップ処理などによって外部FD
Dユニット16の使用の有無を設定することなく、FD
D/CDROM装着スロット13にCDROMドライブ
ユニット15を装着した状態で外部FDDポート25に
外部FDDユニット16を接続しさえすれば、その外部
FDDユニット16のリード/ライトを行う事ができ
る。
【0040】また、FDD/CDROM装着スロット1
3に内部FDDユニット14を装着した場合には、外部
FDDポート25が自動的にディスエーブルされるの
で、外部FDDユニット16が誤って外部FDDポート
25に接続されていても信号の衝突などの誤動作が生じ
ることは無い。
【0041】図10には、システム構成の変形例が示さ
れている。この図10のシステムは、図8のシステムに
比し、スイッチ制御信号はCDROMポート25の所定
ピンの電圧を利用して発生されている点だけが異なって
おり、他の点は図8のシステムと同一である。
【0042】すなわち、図10のシステムにおいては、
ゲートIC回路106に入力されるスイッチ制御信号
は、FDD/CDROM装着スロット13に内部CDR
OMドライブユニット15が装着されているか否かを示
す信号である。この場合、“H”のスイッチ制御信号は
内部CDROMドライブユニット15が装着されている
ことを示し、“L”のスイッチ制御信号は内部CDRO
Mドライブユニット15が装着されて無いことを示す。
【0043】このスイッチ制御信号は、図11に示され
ているように、CDROMポート24の複数の電源ピン
(VCC1〜3)の中の所定の1つ(VCC3)の電圧
値を利用して生成される。VCC3のピンは、システム
ボード21上の抵抗Rを介して接地されている。
【0044】このため、FDD/CDROM装着スロッ
ト13に内部CDROMドライブユニット15が装着さ
れており、内部FDDユニット14が装着されて無い場
合、つまりCDROMポート24に内部CDROMドラ
イブユニット15が接続されている場合には、VCC3
のピンは内部CDROMドライブユニット15内のVC
C端子に接続されて、“H”レベルにプルアップされ、
これによって“H”のスイッチ制御信号が発生される。
【0045】一方、内部CDROMドライブユニット1
5の代わりに、FDD/CDROM装着スロット13に
内部FDDユニット14が装着されている場合、つまり
CDROMポート24に内部CDROMドライブユニッ
ト15が接続されて無いならば、VCC3のピンは
“L”レベルにプルダウンされる。これによって“L”
のスイッチ制御信号が発生される。
【0046】したがって、このシステムにおいても、内
部FDDユニット14の装着の有無に応じて、外部FD
Dポート25を自動的にイネーブル/ディスエーブルす
ることができる。
【0047】なお、ここでは、コンピュータ本体11の
背面にある外部FDDポート25に外部FDDユニット
16を接続する場合を例にとって説明したが、コンピュ
ータ本体11の背面にポートリプリケータなどの拡張ユ
ニットを装着し、そこに外部FDDユニットを装着する
こともできる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、コンピュータ本体の厚さやフットプリントの増大を
招くこと無く、CDROMドライブユニットとFDDユ
ニットとををコンピュータ本体内に選択的に装着できる
ようになる。また、CDROMドライブユニットとFD
Dユニットのどちらが装着されているかに応じて、外部
FDDポートのイネーブル/ディスエーブルを自動的に
制御できるので、CDROMドライブユニットと外部F
DD、または内部FDDのみといったシステム環境を容
易に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るポータブルコンピュ
ータの外観を示す斜視図。
【図2】図1のポータブルコンピュータに設けられたF
DD/CDROM装着スロットに内部CDROMドライ
ブユニットを装着した場合における内部CDROMドラ
イブユニットとシステムボードとの位置関係を示す図。
【図3】図1のポータブルコンピュータに設けられたF
DD/CDROM装着スロットに内部FDDユニットを
装着した場合における内部FDDユニットとシステムボ
ードとの位置関係を示す図。
【図4】図1のポータブルコンピュータ内における各種
部品の実装状態の一例を示す図。
【図5】図1のポータブルコンピュータのシステムボー
ド上に実装された内部FDDポートおよびCDROMポ
ートを示す図。
【図6】図1のポータブルコンピュータに装着される内
部FDDユニットのコネクタ装着位置を示す図。
【図7】図1のポータブルコンピュータに装着される内
部CDROMドライブユニットのコネクタ装着位置を示
す図。
【図8】図1のポータブルコンピュータのシステム構成
の一例を示すブロック図。
【図9】図8のシステムに設けられたゲ−トIC回路を
制御するスイッチ制御信号の発生原理を説明するための
図。
【図10】図1のポータブルコンピュータのシステム構
成の他の例を示すブロック図。
【図11】図10のシステムに設けられたゲ−トIC回
路を制御するスイッチ制御信号の発生原理を説明するた
めの図。
【符号の説明】 11…コンピュータ本体、12…LCDユニット、13
…FDD/CDROM装着スロット、14…3.5イン
チ内部FDDユニット、15…12cmCDROMドラ
イブユニット、16…3.5インチ外部FDDユニッ
ト、21…システムボード、22…切り欠き部、151
…基体部、152…ディスク収容部、101…CPU、
102…システムメモリ、103…BIOS ROM、
104…フロッピーディスクコントローラ、105…C
DROMコントローラ、106…ゲートIC回路。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ本体と、 このコンピュータ本体内に収容され、矩形状の切り欠き
    部を有するコ字型のシステムボードとを具備し、 前記システムボードの切り欠き部に収容可能なサイズを
    持つ箱型の磁気ディスクドライブユニットと、前記切り
    欠き部に収容可能なサイズを持つ箱型の基体部およびこ
    の基体部上面に一体に設けられ前記基体部よりも大きな
    サイズを持つディスク収容部を含む光ディスクドライブ
    ユニットとを、前記システムボードの切り欠き部に選択
    的に収容できるようにしたことを特徴とするポータブル
    コンピュータ。
  2. 【請求項2】 前記光ディスクドライブユニットのディ
    スク収容部の一部は前記基体部から突出して設けられて
    おり、前記基体部が前記システムボードの切り欠き部に
    収容された時に、前記ディスク収容部の一部は前記シス
    テムボード表面から隔離された状態で前記システムボー
    ド表面に対向して位置されることを特徴とする請求項1
    記載のポータブルコンピュータ。
  3. 【請求項3】 前記光ディスクドライブユニットのディ
    スク収容部は、そのディスク収容部に収容されるディス
    クサイズに対応したサイズを有し、前記光ディスクドラ
    イブユニットの基体部は、前記磁気ディスクドライブユ
    ニットと同一のサイズを有することを特徴とする請求項
    1記載のポータブルコンピュータ。
  4. 【請求項4】 前記光ディスクドライブユニットはCD
    ROMドライブユニットであり、前記磁気ディスクドラ
    イブユニットはフロッピーディスクドライブユニットで
    あることを特徴とする請求項1記載のポータブルコンピ
    ュータ。
  5. 【請求項5】 前記コ字型のシステムボードの前記コン
    ピュータ本体背面側のアーム上には、前記コンピュータ
    本体の背面に設けられたコネクタと外部機器とを接続す
    るための各種電気部品が配置されていることを特徴とす
    る請求項1記載のポータブルコンピュータ。
  6. 【請求項6】 コンピュータ本体と、 このコンピュータ本体に設けられ、磁気ディスクドライ
    ブユニットと、基体部およびその基体部に一体に設けら
    れ基体部よりも大きなサイズを有するディスク収容部を
    含む光ディスクドライブユニットとを、選択的に装着す
    るための装着部と、 前記コンピュータ本体内に設けられ、各種電気部品が実
    装されるシステムボードとを具備し、 前記システムボードは、前記磁気ディスクドライブユニ
    ットおよび前記光ディスクドライブユニットの前記基体
    部と略同一のサイズを持つ切り欠きを部を有し、その切
    り欠き部に前記磁気ディスクドライブユニットまたは前
    記光ディスクドライブユニットの基体部を収容可能にし
    たことを特徴とするポータブルコンピュータ。
  7. 【請求項7】 コンピュータ本体と、 このコンピュータ本体に設けられ、内部FDDユニット
    と内部CDROMドライブユニットとを選択的に装着可
    能な装着部と、 前記コンピュータ本体内に設けられ、前記装着部に装着
    された内部FDDユニットとのインタフェースを行うた
    めの内部FDDポートと、 前記コンピュータ本体内に設けられ、前記装着部に装着
    された内部CDROMドライブユニットとのインタフェ
    ースを行うための内部CDROMポートと、 前記コンピュータ本体に設けられ、外部FDDユニット
    が取り外し自在に接続され、その外部FDDユニットと
    のインタフェースを行うための外部FDDポートと、 前記装着部に前記内部FDDユニットと内部CDROM
    ドライブユニットのどちらが装着されているかを検出
    し、その検出結果に応じて前記外部FDDポートをイネ
    ーブルまたはディスエーブル状態に設定する外部FDD
    ポートイネーブル/ディスエーブル制御手段とを具備す
    ることを特徴とするポータブルコンピュータ。
  8. 【請求項8】 前記内部FDDポートおよび外部FDD
    ポートの双方に接続されたフロッピーディスクコントロ
    ーラをさらに具備し、 前記外部FDDポートイネーブル/ディスエーブル制御
    手段は、 前記内部FDDポートの所定ピンの電圧値または前記内
    部CDROMポートの所定ピンの電圧値に応じて、前記
    装着部に前記内部FDDユニットが装着されているか否
    かを示す検出信号を発生する検出回路と、 前記フロッピーディスクコントローラと前記外部FDD
    ポート間に結合され、前記検出回路からの検出信号に応
    じて、前記フロッピーディスクコントローラと前記外部
    FDDポート間を電気的に接続または遮断するゲート回
    路とを含むことを特徴とする請求項6記載のポータブル
    コンピュータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2077480A1 (en) * 1996-10-24 2009-07-08 Fujitsu Limited Thin structure information processing apparatus

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