JPH081259U - 授乳机 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、授乳机によって授乳時、母子共の
姿勢を正し母親に子供の体重をかけることなく安定して
乳首を深くとらえることができ、***のトラブルを最小
限にするものである。 【構成】 本考案は、授乳机本体１に折りたたみ式の机
の足２を取り付け、授乳机本体の両サイドに台３を設
け、子供の体を乗せる４を設けることにより授乳を楽に
行うことが出来る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、母乳を授乳する時に、子供を乗せ、母親の肘や子供の頭を支える机 である。

【０００２】

【従来の技術】

母乳を授乳する場合、枕や座布団、クッション、小机、テーブルなども利用さ れている。外国製のものでは、浮輪を半分にして母親の腰にはめるものもある。

【０００３】

【考案が解消しようとする課題】

従来の方法だと、乳首の高さに子供の口の高さが一致せず、母親の姿勢がひね ったり、くの字になり乳首をゆがめて飲み、しだいにトラブルをきたす。子供の 重みも肩や腕にかかり、不安定であることから疲労し、***への影響は大きく障 害する。前述の欠点を解消しようとするものである。

【０００４】

【課題を解消するための手段】

本考案は、母乳を授乳する場合、子供全体を支える机であり、母親の肘や子供 の頭を支える台を机に取り付けたことから、より安定して簡単に正しい授乳が行 える。

【０００５】

【作用】

授乳机の使用により、母親の乳首と子供の口の高さを一致させ、姿勢を崩さず 上手に母乳を与えることができるため、母親にとってもまったく肩や腕に力がか からない。また子供の重みを感じることなく、机が子供全体を支えているため安 定感がある。母親は乳首を上手に含ませることに集中することができる。新生児 期から障害児は３才までも母乳を与えるが、全期間同じ授乳机が使用できる。

【０００６】

【実施例】 以下、添付図面に従って一実施例を説明する。授乳机の個人別の高さの調整は 机の下の座布団の高さと、机の上にクッションになるような子供布団の高さで調 節する。母親は正座し子供を授乳机に乗せ深く机を引き寄せる事により、母親の 両肘が机に取り付けた台に乗る、肘の上に子供の頭を乗せた時に母親の乳首と子 供の口の高さが一致するように前述のごとく座布団、子供布団で調節する。両乳 房は同じ位置で子供を抱き変えるだけでよい。逆抱き授乳（子供をフットボール のように抱く）の場合は、子供は同じ位置で机の台に子供の頭を乗せ母親が授乳 机に向かって斜めに座り直せば簡単に授乳が出来る。

【考案の効果】

母乳を与える為には、子供が乳首を丸く深く正しい位置でとらえるかが大切で である。子供の抱き方が不安定な為に母子共に姿勢が悪く、乳首を上手にとらえ ることが出来ずトラブルをきたしている。授乳机によって母子共姿勢を正すこと が出来る。肩や腕に力を入れることが***にトラブルをきたす原因にもなってい る。これらのトラブルが解消でき、より良い母乳を与えることが可能になる。授 乳机を使用した母親全員が顕著に効果を認めている。乳首の排乳口の数が増え乳 量が増量し乳質が良くなり、母子共に健康回復が顕著になっている。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の授乳机を示す正面図である。

【図２】本授乳机の側面図である。

【符号の説明】

１ 授乳机本体（プラスチツク製） ２ 折りたたみ
式の机の足 ３ 母親の肘、子供の頭を乗せる台 ４ 子供の体を
乗せる場所

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 母乳を授乳するときに、子供を乗せる机
   で、机の両サイドに母親の肘や子供の頭を置く台を取り
   付けたところを特徴とする授乳机。