JPH08125767A - 端末網制御装置 - Google Patents

端末網制御装置

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JPH08125767A
JPH08125767A JP6258131A JP25813194A JPH08125767A JP H08125767 A JPH08125767 A JP H08125767A JP 6258131 A JP6258131 A JP 6258131A JP 25813194 A JP25813194 A JP 25813194A JP H08125767 A JPH08125767 A JP H08125767A
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JP
Japan
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power supply
communication means
power
data communication
line
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Application number
JP6258131A
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English (en)
Inventor
Kunihiko Yamashita
邦彦 山下
Toshihiko Yasui
利彦 安井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP6258131A priority Critical patent/JPH08125767A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無線通信が可能で電池搭載が不要な端末網制
御装置を提供する。 【構成】 端末網制御装置1は、無線通信手段2が間欠
的に無線通信を行う。そのための電源として、回線電力
蓄積手段22は、無線通信手段2の休止時に回線の電力
を蓄積し、回線電力供給手段23が蓄積した電力を無線
通信手段2の動作時に供給する。また、第1の端末10
0と第2の端末101との間の通信時にもデータ通信手
段3と無線通信手段2とは回線電力電源手段18により
回線からにも電力供給を受け動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスメータ、水道メー
タ、警報機等の計量装置やセキュリティ装置等の第1の
端末を無線接続すると共に、例えばガス供給会社や警備
会社などの第2の端末(監視センタ)と通信回線により
接続して、第2の端末と第1の端末との間の通信を中継
をすることで第2の端末からの自動遠隔検針や第1の端
末から第2の端末へのガス漏れ通報等を行う端末網制御
装置に関し、特に電池を電源として用いた端末網制御装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在の端末網制御装置は、第1の端末と
メタルケーブルで接続する手段がとられているが、設置
工事の手間を省くため無線接続により通信する手段が検
討されている。このメタルケーブルで接続する形態の端
末網制御装置を本発明の端末網制御装置と区別するため
旧端末網制御装置として記述する。
【0003】さて、自動検針や通報のための第1の端末
とメタルケーブルで接続する形態の旧端末網制御装置
は、電源としてリチウム電池を利用している。ガスメー
タ等の検定満期が7年、あるいは10年であり、端末網
制御装置も電池で同じ期間使用できるよう設計されてい
る。
【0004】第1の端末と無線接続する手段は、現在、
第1の端末とメタルケーブルで接続する旧端末網制御装
置を用い、第1の端末と旧端末網制御装置にそれぞれメ
タルケーブルによる通信を無線通信に変換する無線通信
手段(無線アダプタ)をメタルケーブルで接続する形態
がとられている。従って、この無線アダプタにも専用の
電源として電池を搭載している。
【0005】このような電池を電源として用いた旧端末
網制御装置には、通常、電池電圧低下検出手段が登載さ
れ、所定の電池の電圧レベルより下がると第2の端末に
通報する手段が設けられている。また、同様に、無線ア
ダプタにも電池電圧低下検出手段が登載され、旧端末網
制御装置を介して第2の端末に通報する手段を備えてい
る。更に、第1の端末の一つであるガスメータもリチウ
ム電池を電源として動作する構成となっている。
【0006】さて、メタルケーブルを介して第1の端末
と接続する旧端末網制御装置の電源として、電話回線を
介して交換機から供給される電力と電池の電力とを併用
する電源形態も既に実用化されている。例えば、特開昭
63−180262号公報には、電話回線を介して交換
機から供給される電力をDC/DCコンバータを利用し
て旧端末網制御装置の電源とする手段を明示している。
さらに、特開平3−220850号公報には、ノーリン
ギング通信接続可能な旧端末網制御装置において、電話
回線を介して交換機から供給される電力を併用利用して
動作する手段を明示している。
【0007】無線通信アダプタの電源としてリチウム電
池を利用する形態は既に説明した。現在の無線技術は、
送受信するために電源電圧3.5Vで約40mA程度の
大きな電力が必要である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の技術
には次のような課題がある。
【0009】(1)旧端末網制御装置と無線アダプタの
2つの装置の取り付けと2つの装置間をメタルケーブル
で接続する工事が必要となり手間がかかる。旧端末網制
御装置と無線アダプタに個別に電池を搭載する形態とな
っているため高価なものとなる。また、旧端末網制御装
置と無線アダプタの電池電圧低下を個別に把握するため
の通信プロトコルの搭載や第2の端末で把握するための
表示機能を装備しなければならない。
【0010】(2)旧端末網制御装置の電池電圧が低下
した時、第1の端末と無線通信は可能であるが、第2の
端末と通信ができず電池電圧低下の通報ができない危険
性がある。
【0011】(3)無線アダプタの電源として容量の大
きな電池が必要であり、コストが高い。
【0012】(4)電池電圧低下の管理と、電池電圧低
下が生じた場合、取り換え工事をしなければならない。
【0013】そこで、本発明は、無線アダプタと旧端末
網制御装置の設置工事の手間を無くし無線アダプタと旧
端末網制御装置の電源である電池の電圧低下の管理を一
元的に管理できる端末網制御装置を提供することを第1
の目的とする。
【0014】第2の目的は、無線アダプタの電池電圧低
下の通報を確実に行える電池を電源とした端末網制御装
置を提供することである。
【0015】第3の目的は、容量の小さな電池を搭載で
きるようにして安価な端末網制御装置を提供することで
ある。
【0016】第4の目的は、電池を電源として利用しな
い端末網制御装置を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】そして上記第1の目的を
達成するために、本発明の端末網制御装置は、第1の端
末と無線通信を行う無線通信手段と、第2の端末とデー
タ通信を行うデータ通信手段と、電池を利用して無線通
信手段とデータ通信手段に電力を供給する共用型電池電
源手段と、電池の異常を検出してデータ通信手段に異常
通報するように要求する電源異常通報手段とを備えたも
のである。
【0018】第2の目的を達成する第1の手段は、共用
型電池電源手段を備え、無線通信手段が動作可能な電池
の最低電圧値よりも低い電圧で動作するデータ通信手段
を備えた端末網制御装置である。
【0019】第2の目的を達成する第2の手段は、電池
の電力を電源として供給する電池電源手段と、交換機か
ら電話回線から介して供給される電力を電源とするため
の回線電力電源手段を備え、無線通信手段の電源には電
池電源手段を用い、データ通信手段の電源には回線電力
電源手段を用いる分離型電源手段を備えた端末網制御装
置である。
【0020】第3の目的を達成する第1の手段は、回線
電力電源手段から無線通信手段ならびにデータ通信手段
に電力を供給すると共に電力の不足分を電池電源手段か
ら供給するようにした補完型電源手段とを備えた端末網
制御装置である。
【0021】第3の目的を達成する第2の手段は、第3
の目的を達成する端末網制御装置の回線電力電源手段と
して、データ通信手段が通信時と非通信時共に回線との
インピーダンス整合がとれる範囲内で電話回線から電力
を引いて蓄積する回線電力蓄積手段と、蓄積した電力を
電源とする蓄積電力供給手段とを備えたものである。
【0022】第4の目的を達成するため、間欠的に無線
通信するようにした無線通信手段と、回線電力蓄積手段
と、蓄積した電力を無線通信手段ならびにデータ通信手
段に供給する蓄積電力供給手段とを備えたものである。
【0023】
【作用】第1の目的を達成するために、本発明の端末網
制御装置は、共用型電池電源手段がデータ通信手段と無
線通信手段に電池の電力を供給する。そして電源異常通
報手段が電池の異常を第2の端末に通報する。
【0024】第2の目的を達成するために、第1の手段
を備えた端末網制御装置は、無線通信手段が動作不能な
電池電圧まで低下すると電源異常通報手段が検出しデー
タ通信手段に通報要求する。データ通信手段は無線通信
手段が動作不能な電圧レベルで第2の端末に通報する。
【0025】第2の目的を達成するために、第2の手段
を備えた端末網制御装置は、分離型電源手段が、無線通
信手段には電池電源手段から電池の電力を供給し、デー
タ通信手段には回線電力電源手段から回線からの電力を
供給する。そして、データ通信手段は、電源異常通報手
段から通報の要求を受け付けると回線電力を利用して第
2の端末に通報する。
【0026】第3の目的を達成するために、第1の手段
を備えた端末網制御装置は、補完型電源手段が、回線電
力電源手段から無線通信手段ならびにデータ通信手段に
電力を供給すると共に電力の不足分を電池電源手段から
供給する。
【0027】第3の目的を達成するために、第2の手段
を備えた端末網制御装置は、回線電力蓄積手段が、通信
時と非通信時共に回線とのインピーダンス整合がとれる
範囲内で電話回線から電力を引いて電力を蓄積する。そ
して、補完型電源手段が蓄積電力供給手段と電池電源手
段からデータ通信手段と無線通信手段に電力を供給す
る。
【0028】第4の目的を達成するために本発明の端末
網制御装置は、無線通信手段が間欠的に無線通信を行
う。そして、回線電力蓄積手段は、無線通信手段の休止
時に回線の電力を蓄積し、回線電力供給手段が蓄積した
電力を無線通信手段の動作時に供給する。
【0029】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について、図1
に基づいて説明する。1は、本発明の端末網制御装置
で、第1の端末100と無線伝送路102を介して無線
通信を行う無線通信手段2と、第2の端末101と電話
網103を介してデータ通信を行うデータ通信手段3
と、電池4を利用して無線通信手段2とデータ通信手段
3に電力を供給する共用型電池電源手段5と、電池4の
異常を検出してデータ通信手段3に異常通報するように
要求する電源異常通報手段6とを備えたものである。図
2は、データ通信手段3のより具体的な構成例を示すブ
ロック図である。電話網103を介して第2の端末10
1と接続するための網制御部7と、例えばCCITTの
V.21規格に準拠したモデム部8と、無線通信手段2
とのインタフェースを実現する第1のインタフェース部
9と、網制御部7とモデム部8と第1のインタフェース
部9を制御して第2の端末と接続し通信するための制御
を行う順序回路やマイクロコンピュータ(マイコン)等
で実現されるデータ通信制御部10とで構成される。電
源異常通報手段6からの通報要求に対して第2の端末に
通報する通信制御もデータ通信制御部10が行う。な
お、電話網103が、ノーリンギング通信サービスを提
供する公衆電話網である場合、網制御部7は、第2の端
末からのノーリンギング呼出接続に対応するための各種
信号の送受、電話網103との交流・直流インピーダン
スの整合と、電話網103を介して第2の端末101を
呼び出すためのダイヤリングの機能を備えているものと
する。
【0030】さらに、第1のインタフェース手段9は、
無線通信手段2を介して第1の端末100から受信する
電文をデータ通信制御部10やモデム部8へ受け渡した
り、モデム部8あるいはデータ通信制御部10からの電
文を無線通信制御部12へ送出する。
【0031】図3は、無線通信手段2の具体的な例を示
すブロック図である。無線通信手段2は、アンテナと、
例えば小電力無線の規格に準じデジタル信号をアナログ
信号に変調してアンテナを介して送信したりアンテナを
介して入力されるアナログ信号を復調する無線送受信部
11と、データ通信手段3とのインタフェースを実現す
る第2のインタフェース部13と、無線送受信部11を
介して第1の端末100との無線伝送の誤り検出や訂正
さらに小電力無線の規格に沿った通信手順を順序回路や
マイコン等で実現する無線通信制御部12とで構成され
る。さて、第1の実施例における第1の端末との無線通
信手段2を実現する無線送受信部11は、通常RFモジ
ュールと呼ばれ電源電圧が3.5〜5V程度で動作し消
費電流40mA程度の消費電流が必要であるとする。そ
れに対してデータ通信手段3のモデム部8はCCIIT
T V.21のモデムLSIで通常実現される。このよ
うなモデムLSIは一般的に電源電圧4.5V〜5V程
度で動作し、10mA程度の消費電流が必要である。こ
れらの数値は、ほぼ、現状の技術レベルである。また、
データ通信手段3と無線通信手段2は、同時に動作する
こともあれば、どちらか一方のみ動作する場合もあるも
のとする。さらに、データ通信制御部10、無線通信制
御部12、電源制御部17は共に順序回路やマイコン等
で実現するとしたが、これらのための電源電圧と消費電
流は例えば現状の技術レベルからすると動作時には2.
2Vで1mA程度、STOP時あるいは時計動作程度で
あれば2.2Vで10マイクロアンペア(uA)以下で
あり、モデム部8や無線送受信部11の消費電力に比べ
非常に小さい。第2のインタフェース手段13は、デー
タ通信手段3と無線通信制御部12との間で交換する電
文を入出力するものである。
【0032】図4は、共用型電池電源手段5と電源異常
通報手段6の具体的な例を示すブロック図である。共用
型電池電源手段5は、電池4を3Vのリチウム電池3個
を直列接続して実現し5Vの電源を定電圧レギュレータ
14で供給する例を示している。電源制御手段17は、
他の構成方法として、3Vのリチウム電池をDC/DC
コンバータで昇圧して5Vの電源を供給する方法もあ
る。
【0033】電源異常通報手段6は、順序回路やマイコ
ン等により実現される電源制御手段17が、データ通信
手段3と無線通信手段2が同時に動作させた時の負荷と
同等になるように疑似負荷16をかけ、その時の定電圧
レギュレータ14の出力電圧の検出を電圧検出用IC1
5で行いその電圧がモデム部8の動作電圧の下限である
4.5Vより0.2V高い4.7Vの電圧値まで低下し
た時データ通信手段3に通報要求をするものとする。
【0034】なお、データ通信制御部10、無線通信制
御部12、電源制御部17は共に順序回路やマイコン等
で実現するということで構成を示したが、この3つの制
御部を1個のマイコンで実現するようにしてもよい。
【0035】次に第1の実施例の動作について説明す
る。端末網制御装置1が第1の端末100と第2の端末
101と共に通信していない時の動作について説明す
る。無線通信手段2は、第1の端末からの通報要求を受
信するために受信待機する。また、電源異常通報手段6
は、定電圧レギュレータ14の出力電圧が4.7Vの電
圧値まで低下したか否かを検出を検出する。電源異常通
報手段6が電圧低下を検出するとデータ通信手段3に通
報要求を出す。データ通信手段3は、電話網103を介
して第2の端末101を呼び出し第2の端末101に電
池の電圧が低下したことを通報する。
【0036】なお、電源制御手段17が、所定の期間毎
に疑似負荷16を印加して電圧検出用ICによって電圧
の低下検出をするようにすることで消費電力を低減する
ように動作させてもよい。
【0037】さて、第1の端末100が無線伝送路10
2を介して無線通信手段2を起動し、その結果、データ
通信手段3が電話網103を介して第2の端末102を
呼び出し、データ通信手段3と無線通信手段2を介して
第1の端末100と第2の端末101間の通信を行う場
合と、第2の端末101が電話網103を介してデータ
通信手段3をノーリンギング呼び出しにて接続し、デー
タ通信手段3と無線通信手段2を介して第1の端末10
0と第2の端末101間の通信を行う場合がある。この
場合も電源異常通報手段6は、定電圧レギュレータ14
の出力電圧が4.7Vの電圧値まで低下したか否かを検
出を検出する。電源異常通報手段6が電圧低下を検出す
るとデータ通信手段3に通報要求を出す。データ通信手
段3は、その通信を終了した時点あるいはその通信を中
断して第2の端末101に電池の電圧が低下したことを
通報する。
【0038】次に第2の実施例について、第1の実施例
で用いた図1、図2、図3を用いて説明する。
【0039】例えば、第1の実施例における共用型電池
電源手段5は、データ通信手段3のモデム部8が4.5
V以上の電源電圧が必要である。第2の実施例における
データ通信手段3は、モデム部8のモデムLSIは電源
電圧3Vから5V程度で、且つ10mA程度の消費電流
で動作するものとする。そして、無線通信手段2は、第
1の実施例における無線送受信部11と同じRFモジュ
ールで実現して電源電圧が3.5〜5V程度で消費電流
40mA程度で動作するものとする。従って、無線通信
手段2よりデータ通信手段3の動作保証電源電圧が低
い。
【0040】このようにすることで、RFモジュールが
動作可能な最低電圧まで電池を消費するまで通信がで
き、且つ、データ通信手段3による電池電圧低下通報が
必ずできる。
【0041】第3の実施例について、図5に基づいて説
明する。第3の実施例における端末網制御装置1は、無
線通信手段2と、データ通信手段3と、電源異常通報手
段6と、回線電力電源手段18と、電池電源手段19と
で構成する。この内、無線通信手段2と、データ通信手
段3と、電源異常通報手段6は、第1の実施例で示した
手段と同じであるとする。端末網制御装置1は電話網1
03に電話回線(L1とL2の2線)を介して接続され
る。回線電力電源手段18は、この電話回線から電力を
得る手段である。電話回線L1とL2間の電圧は開放時
約48Vある。この電話回線に接続された端末網制御装
置1は、非通信時の時電話回線に対して1MΩ以上のイ
ンピーダンスを確保しなければならない。また、ノーリ
ンギング通信時は電話回線に対して4KΩ以上の直流イ
ンピーダンスを確保しなければならない。さらに、端末
網制御装置1が第2の端末101をダイヤリングにより
呼び出して通信をする発呼通信時は電話回線に対して直
流インピーダンスは20mA以上120mA以下の電流
で測定した値で50Ω以上300Ω以下とするように規
定されている。従って、電話回線から非通信時は、電話
回線L1、L2間の電圧は約48Vで引き込む電流は4
8uA以下となる。ノーリンギング通信時においては、
電話回線L1、L2間の電圧は非通信時よりやや低い値
(ここでは45Vとする)で、直流ループ電流は約10
mA以下となる。そして発呼通信時においては、電話回
線L1、L2間の電圧は10V程度でその直流ループ電
流は数十mA(ここでは60mAとする)となる。よっ
て、電話回線を介して供給される電力は、非通信時には
最大480uW、ノーリンギング通信時には最大450
mW、発呼通信時には最大600mW供給できることと
なる。この電話回線から引き込む電力をデータ通信手段
3(モデム部8やデータ通信制御部10等)の電源とし
て供給する手段が回線電力電源手段18である。データ
通信手段3のモデム部8を実現するモデムLSIは一般
的に電源電圧4.5V〜5V程度で動作し10mA程度
の消費電流であると第1の実施例で説明した。また、デ
ータ通信制御部10は、動作時には2.2Vで1mA程
度、STOP時は2.2Vで10uA以下であると第1
の実施例で説明した。従って、データ通信手段3は、電
話回線を介して供給できる電力に比べてかなり小さい電
力(非通信時には約22uW、ノーリンギング通信時や
発呼通信時には52.2mW)を供給すれば動作できる
ことがわかる。
【0042】電池電源手段19の具体的な実現手段につ
いて、図6を用いて説明する。第1の実施例とほぼ同じ
である。電池4を3Vのリチウム電池2個を直列接続し
て実現し5Vの電源を無線通信手段2のみに定電圧レギ
ュレータ14で供給する例を示している。電源異常通報
手段6は、順序回路やマイコン等により実現される電源
制御手段17が、無線通信手段2を動作させた時の負荷
と同等になるように疑似負荷16をかけ、その時の定電
圧レギュレータ14の出力電圧の検出を電圧検出用IC
15で行いその電圧が無線送受信部11の動作電圧の下
限である3.5Vより0.2V高い3.7Vの電圧値ま
で低下した時データ通信手段3に通報要求をするものと
する。
【0043】次に第3の実施例の動作について説明す
る。端末網制御装置1が第1の端末100と第2の端末
101と共に通信していない時の動作について説明す
る。無線通信手段2は、第1の端末からの通報要求を受
信するために受信待機する。また、電源異常通報手段6
は、定電圧レギュレータ14の出力電圧が3.7Vの電
圧値まで低下したか否かを検出を検出する。電源異常通
報手段6が電圧低下を検出するとデータ通信手段3に通
報要求を出す。データ通信手段3は、電話網103を介
して第2の端末101を呼び出し第2の端末101に電
池の電圧が低下したことを通報する。
【0044】なお、電源制御手段17が、所定の期間毎
に疑似負荷16を印加して電圧検出用ICによって電圧
の低下検出をするようにすることで消費電力を低減する
ように動作させてもよい。
【0045】さて、第1の端末100が無線伝送路10
2を介して無線通信手段2を起動し、その結果、データ
通信手段3が電話網103を介して第2の端末102を
呼び出し、データ通信手段3と無線通信手段2を介して
第1の端末100と第2の端末101間の通信を行う場
合と、第2の端末101が電話網103を介してデータ
通信手段3をノーリンギング呼び出しにて接続し、デー
タ通信手段3と無線通信手段2を介して第1の端末10
0と第2の端末101間の通信を行う場合がある。この
場合も電源異常通報手段6は、定電圧レギュレータ14
の出力電圧が3.7Vの電圧値まで低下したか否かを検
出を検出する。電源異常通報手段6が電圧低下を検出す
るとデータ通信手段3に通報要求を出す。データ通信手
段3は、その通信を終了した時点あるいはその通信を中
断して第2の端末101に電池の電圧が低下したことを
通報する。第1の実施例や第2の実施例とほぼ同じであ
るが、データ通信手段3は電話網103から電話回線を
介して供給される電力を回線電力電源手段18から供給
を受け常に動作する。従って、データ通信手段3は、電
源異常通報手段6からの通報要求を受け通報の動作をす
るが、網制御部7にて第2の端末101を呼び出したが
接続できないという事態や、接続できても通信途上で障
害が生じ接続を中断する事態が生じる。このような、事
態に対応してデータ通信手段3は通報の再試行を行う機
能が通常搭載されている。このような場合においても、
回線電力電源手段18から供給を受けて動作するため確
実に電圧低下であることを通報することができる。
【0046】次に、第4の実施例について、図7により
説明する。1は、本発明の端末網制御装置で、無線通信
手段2と、データ通信手段3と、回線電力電源手段18
と、電池電源手段19と、無線通信手段2ならびにデー
タ通信手段3に回線電力電源手段18が供給する電力の
不足分を電池電源手段19から供給するようにした補完
型電源手段21とで構成したものである。補完型電源手
段21の具体例を図8(a)に示す。他の構成手段につ
いては第3の実施例等で説明したものと同じである。補
完型電源手段21は、電池電源手段19と回線電力電源
手段18の電源出力の一方が電圧が高くても低い方に充
電しないように電流逆流防止のダイオードを介してデー
タ通信手段3と無線通信手段2の電源とするようにした
ものである。電池電源手段19は、5Vを出力するよう
にし、回線電力電源手段18は、5.5V出力するよう
にすることとする。また、回線電力電源手段18の例を
図8(b)に示す。回線電力電源手段18は、電話回線
を介して非通信時、ノーリンギング通信時、発呼通信時
に規定されている引き込み電流(直流ループ電流)を越
えないように複数の定電流回路を切り換える手段や電流
制限をするための抵抗値を切り換える手段が搭載されて
いるものとする。
【0047】第4の実施例の動作について説明する。回
線電力電源手段18は、データ通信手段3と無線通信手
段2という負荷が軽い場合、電話回線を介して非通信
時、ノーリンギング通信時、発呼通信時に規定されてい
る引き込み電流(直流ループ電流)を越えない場合に
は、電源電圧5.5Vが出力される。また、電池電源手
段19は5Vを出力するようになっている。従って、デ
ータ通信手段3と無線通信手段2には回線電力電源手段
18から出力される5.5Vから順電圧0.5分程度の
電圧降下した電源電圧5Vが供給される。5Vを出力す
る電池電源手段19は、順電圧0.5V程度電圧降下す
るとした時、データ通信手段3と無線通信手段2には
4.5Vを供給しようとするため回線電力電源手段18
が供給する電圧の方が高くなる。よって、データ通信手
段3と無線通信手段2に必要な電源電力は回線電力電源
手段18から供給されることとなる。
【0048】さて、データ通信手段3と無線通信手段2
という負荷が重くなり、電話回線を介して非通信時、ノ
ーリンギング通信時、発呼通信時に規定されている引き
込み電流(直流ループ電流)に近づくと、回線電力電源
手段18は、電源電圧5.5Vの出力ができず下がる。
回線電力電源手段18が出力する電源電圧が5Vになっ
たとすると、データ通信手段3と無線通信手段2への電
池電源手段19から供給される電源電圧と等しくなるた
め回線電力電源手段18と電池電源手段19の両方から
供給するように動作する。さらに回線電力電源手段18
が出力する電源電圧が4.5Vになると、データ通信手
段3と無線通信手段2への電池電源手段19から供給さ
れる電源電圧の方が高くなるため電池電源手段19から
電源電力が供給されるように動作する。
【0049】データ通信手段3と無線通信手段2が動作
するに必要な消費電力の総和が回線電力電源手段18が
供給可能な消費電力より大きい場合で、データ通信手段
3と無線通信手段2が同時に動作することもあればどち
らか一方しか動作しない場合にこのような動作となる。
【0050】次に、第5の実施例について図9にて説明
する。第4の実施例を説明する図7の回線電力電源手段
18に、データ通信手段3が通信時と非通信時共に回線
とのインピーダンス整合がとれる範囲内で電話回線から
電力を引いて蓄積する回線電力蓄積手段22と、蓄積し
た電力を電源とする蓄積電力供給手段23とを備えたも
のである。回線電力蓄積手段19の例としては、コンデ
ンサや充電可能な電池がある。また、蓄積電力供給手段
23の例には、定電圧レギュレータやDC/DCコンバ
ータがある。
【0051】従って、第4の実施例で説明した補完型電
源手段21に回線電力蓄積手段22と蓄積電力供給手段
23を備えることで、第4の実施例に比べ電池電源手段
19を実現する電池容量を削減できることとなる。
【0052】次に第6の実施例について図10にて説明
する。1は端末網制御装置で、間欠的に無線通信を行う
無線通信手段2と、データ通信手段3と、回線電力電源
手段18として、データ通信手段3が通信時と非通信時
共に回線とのインピーダンス整合がとれる範囲内で電話
回線から電力を引いて蓄積する回線電力蓄積手段19
と、蓄積した電力を無線通信手段2ならびにデータ通信
手段3に供給する蓄積電力供給手段20とを備えたもの
である。無線通信手段2は、第1の実施例でも説明した
ように通常受信待機動作をする必要がある。この実施例
では、この受信待機の方法として所定時間毎にわずかな
時間のみ受信待機をする手段をとるものとする。そし
て、わかりやすく実施例の説明をするため30秒間毎に
25mS間のみ受信待機をするものとする。さらに受信
待機時のみ無線送受信部11に電力を供給するものとす
る。従って、受信待機をしていない時間帯は、2.2V
で10uA以下の小さな消費電力である。また、受信待
機時の消費電力は3.5Vで40mAである。
【0053】さて、第3の実施例でも説明したように、
電話回線から非通信時は、電話回線L1、L2間の電圧
は約48Vで引き込む電流は48uA以下となる。ノー
リンギング通信時においては、電話回線L1、L2間の
電圧は非通信時よりやや低い値(ここでは45Vとす
る)で、直流ループ電流は約10mA以下となる。そし
て発呼通信時においては、電話回線L1、L2間の電圧
は10V程度でその直流ループ電流は数十mA(ここで
は60mAとする)となる。
【0054】次に、電話回線から非通信時に引き込み可
能な電流を回線電力蓄積手段19に蓄積されるとし、回
線電力蓄積手段19としてコンデンサを利用した時蓄積
されるエネルギW1を求める。
【0055】まず、電荷の蓄積されていないコンデサに
48uA一定で29.75秒間充電すると蓄積される電
荷Qは Q=t・i=29.75×48×10-6クーロン 従って、コンデサの両端の電圧Vは、コンデンサの容量
Cが220uFとする V=Q/C=29.75×48×10-6/(220×1
-6)=6.49V 蓄積されるエネルギの量W1は W1=(C・V2)/2=(220×10-6×6.49
×6.49)/2=4633×10-6J となる。
【0056】さて、電源電圧(V2)3.5Vで消費電
流(I2)40mAの負荷を25ms時間(t時間)動
作させるに必要なエネルギW2は W2=V2×I2×t=3.5×40×10-3×25/
1000=3500×10-6J となる。
【0057】このように、回線電力供給手段20がW1
をW2に変換する効率よく変換することで無線通信手段
2を駆動するに必要なエネルギが回線電力蓄積手段19
に蓄積できることがわかる。
【0058】
【発明の効果】以上のように本発明の端末網制御装置に
よれば、次のような効果が得られる。
【0059】(1)旧端末網制御装置と無線アダプタの
2つの装置を取り付ける必要性がなくなり且つ2つの装
置間をメタルケーブルで接続する工事が不要となる。旧
端末網制御装置と無線アダプタが一体となったため共有
の電池を搭載する形態となるため安価なものとなる。ま
た、旧端末網制御装置と無線アダプタの電池電圧低下を
個別に把握する必要がなくなり、そのための通信プロト
コルの搭載や第2の端末で把握するための表示機能を装
備しなくてもよくなり管理が楽になる。
【0060】(2)端末網制御装置のメータ等の第1の
端末との無線通信のために必要な電源電圧よりセンタ等
の第2の端末と通信するために必要な電源電圧の方が低
いため電池電圧低下を必ず第2の端末に通報できるシス
テムが構築できる。
【0061】(3)電池はメータ等の第1の端末と無線
通信を行うために用い、センタ等の第2の端末との通信
は電話回線から供給される電力のみで動作するため、本
発明の端末網制御装置は、メータ等の第1の端末との無
線通信手段だけでなく、接点機器等の他のセンサをも接
続できるようにした多目的の端末網制御装置として無線
通信のための電池寿命をかえることなく対応できる。
【0062】(4)無線通信のための電源である電池容
量を削減した安価な端末網制御装置を提供できる。
【0063】(5)回線電力の蓄積手段を搭載すること
で電池寿命を長くすることができる。
【0064】(6)電話回線から供給される電力のみを
利用して動作する第1の端末と無線通信で接続する端末
網制御装置を提供できるため、無線通信の頻度増減に制
限されることがない。また、電池寿命による取り換え工
事をする必要がなくなる。更に電池電圧低下の管理業務
をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1、第2の実施例における端末網制
御装置のブロック図
【図2】同装置のデータ通信手段を説明するブロック図
【図3】同装置の無線通信手段を説明するブロック図
【図4】同装置の共用型電池電源手段を説明するブロッ
ク図
【図5】本発明の第3の実施例における端末網制御装置
のブロック図
【図6】同装置の電池電源手段を説明するブロック図
【図7】本発明の第4の実施例における端末網制御装置
の補完型電源手段を説明するブロック図
【図8】(a)同手段の具体的事例を説明するブロック
図 (b)同装置の回線電力電源手段の具体的事例を説明す
る回路図
【図9】本発明の第5の実施例における端末網制御装置
の補完型電源手段を説明する回路図
【図10】本発明の第6の実施例における端末網制御装
置のブロック図
【符号の説明】 1 端末網制御装置 2 無線通信手段 3 データ通信手段 4 電池 5 共用型電池電源手段 6 電源異常通報手段 7 網制御部 8 モデム部 9 第1のインタフェース手段 10 データ通信制御部 11 無線送受信部 12 無線通信制御部 13 第2のインタフェース手段 14 定電圧レギュレータ 15 電圧検出用IC 16 疑似負荷 17 電源制御部 18 回線電力電源手段 19 電池電源手段 20 分離型電源手段 21 補完型電源手段 22 回線電力蓄積手段 23 蓄積電力供給手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の端末と無線通信を行う無線通信手段
    と、第2の端末とデータ通信を行うデータ通信手段と、
    電池を利用して前記無線通信手段と前記データ通信手段
    とに電力を供給する共用型電池電源手段と、前記電池の
    異常を検出して前記データ通信手段に異常通報するよう
    に要求する電源異常通報手段とを備えた端末網制御装
    置。
  2. 【請求項2】無線通信手段が動作可能な最低電圧値より
    も低い電圧で動作するデータ通信手段である請求項1記
    載の端末網制御装置。
  3. 【請求項3】無線通信手段と、データ通信手段と、電池
    の電力を電源として供給する電池電源手段と、交換機か
    ら電話回線を介して供給される電力を電源とする回線電
    力電源手段と、前記無線通信手段の電源には前記電池電
    源手段を用い、前記データ通信手段の電源には回線電力
    電源手段を用いる分離型電源手段と、前記電源が異常の
    とき通報する電源異常通報手段とを備えた端末網制御装
    置。
  4. 【請求項4】無線通信手段と、データ通信手段と、回線
    電力電源手段と、電池電源手段と、前記無線通信手段な
    らびにデータ通信手段に前記回線電力電源手段が供給す
    る電力の不足分を電池電源手段から供給する補完型電源
    手段とを備えた端末網制御装置。
  5. 【請求項5】回線電力電源手段として、データ通信手段
    が通信時と非通信時共に回線とのインピーダンス整合が
    とれる範囲内で電話回線から電力を引いて蓄積する回線
    電力蓄積手段と、蓄積した電力を電源とする蓄積電力供
    給手段を備えた請求項4記載の端末網制御装置。
  6. 【請求項6】間欠的に無線通信を行う無線通信手段と、
    データ通信手段と、回線電力電源手段として、前記デー
    タ通信手段が通信時と非通信時共に回線とのインピーダ
    ンス整合がとれる範囲内で電話回線から電力を引いて蓄
    積する回線電力蓄積手段と、蓄積した電力を前記無線通
    信手段ならびに前記データ通信手段に供給する蓄積電力
    供給手段とを備えた端末網制御装置。
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