JPH08125636A - 波長多重プロテクション方法および伝送装置 - Google Patents

波長多重プロテクション方法および伝送装置

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JPH08125636A
JPH08125636A JP6255002A JP25500294A JPH08125636A JP H08125636 A JPH08125636 A JP H08125636A JP 6255002 A JP6255002 A JP 6255002A JP 25500294 A JP25500294 A JP 25500294A JP H08125636 A JPH08125636 A JP H08125636A
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JP
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signals
wavelength
signal
transmission line
transmission
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JP6255002A
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English (en)
Inventor
正浩 ▲高▼取
Masahiro Takatori
Yukio Nakano
幸男 中野
Shinya Sasaki
慎也 佐々木
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】各波長の信号ごとに障害を検出する手段と、一
つの現用伝送路に波長多重されて伝送される信号を同時
に予備伝送路に切り替える手段により実現される。ま
た、波長多重されている信号のうち未使用の信号には、
受信側ノードに信号が未使用であることを伝達するため
の特定パターンを有する信号発生手段を用いる。 【効果】波長多重伝送路における迅速かつ確実なプロテ
クション方式を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、波長多重伝送に用いる
伝送路のプロテクション方法および伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の伝送路では、一つの伝送路で1波
長のみ用いて信号を伝送していた。そして、伝送路を二
重に施設し、一方を現用,他方を予備とし、通常は現用
の伝送路を用いて送受信を行う。そして、このようなネ
ットワークでは、現用伝送路に障害が発生した場合に予
備伝送路に切り替えることにより、発生した障害から復
旧する機能を有している。この動作をプロテクション動
作という。
【0003】たとえば、1+1プロテクション方式で
は、図2に示すように、現用伝送路10と予備伝送路1
2を一対設け、送信側ノード1で現用と予備に同じ信号
を伝送し(ブリッジ)、受信側ノード2に設けた二入力
一出力セレクタ23で現用ハイウェイ12−4と予備ハ
イウェイ12−5のうち一方を選択する。
【0004】上記の選択方法を以下に述べる。受信側ノ
ード2で、現用伝送路および予備伝送路の障害を検出す
る監視回路21−1,22−2を設け、監視回路が監視
した結果により、各伝送路の障害の有無を判断する。た
とえば、監視回路21−1が現用伝送路10に障害を検
出した場合、監視回路21−1は障害を検出したことを
制御回路25に伝達する。これをもとに、制御回路25
はセレクタ23を制御し、現用ハイウェイ12−4の代
わりに予備ハイウェイ12−5を選択し、障害から復旧
する。
【0005】また、1:Nプロテクション方式(Nは自
然数)では、図3のようにN本の現用伝送路10−1〜
10−Nが一本の予備伝送路10−0を共有する。この
方式では、各伝送路の受信側で伝送路の状態を監視し、
一本の現用伝送路に障害を検出した場合に現用伝送路を
用いて伝達していた信号を予備伝送路に移す。また、複
数の現用伝送路に障害を検出した場合は、予めN本の現
用伝送路に割り付けた優先順位にしたがって、優先順位
の高い現用伝送路に伝送される信号を予備伝送路に移
す。
【0006】1:Nプロテクション動作は、伝送路の両
端のノード1−1,1−2が制御信号を交換することに
より実現される。1:Nプロテクション動作の概要を、
ノード1−2の監視回路22−1が現用伝送路10−1
に障害の発生を検出した場合を例にとり、説明する。
【0007】まず、初期状態としてN本の現用伝送路は
すべて正常であり、各セレクタ23−1〜23−N,2
4−1〜24−Nは、現用伝送路を選択しているものと
する。
【0008】次に、ノード1−2の監視回路22−1が
現用伝送路10−1に障害を検出したとする。監視回路
22−1は、障害検出を制御回路25−2に伝達する。
現用伝送路10−1に障害が発生したことを制御信号に
より対向ノード1−1に伝達するため、制御回路25−
2は、制御信号挿入回路に34−2に命じて障害発生を
伝達する制御信号を発生させる。制御信号伝達には、予
備伝送路10−0,11−0上に伝送される信号のオー
バヘッド部分を用いればよい。
【0009】ノード1−1の監視回路21−0は、制御
信号を受信し、これを制御回路25−1に伝達する。制
御回路25−1は、セレクタ23−0を制御し、いまま
で現用伝送路10−1を用いて伝送していたハイウェイ
13−1の信号を予備伝送路10−0を用いて伝送す
る。また、制御信号挿入回路34−1に命じ、現用伝送
路10−1を予備伝送路10−0に切り替えたことをノ
ード1−2に伝える制御信号を出力させる。
【0010】ノード1−2の監視回路22−0は、制御
信号を受信し、これを制御回路25−2に伝達する。制
御回路25−2は、セレクタ24−1を制御し、いまま
で現用伝送路10−1から受信していた信号を予備伝送
路10−0から受信するよう切り替える。また、いまま
で現用伝送路11−1を用いて伝送していたハイウェイ
16−1の信号を予備伝送路11−0を用いて伝送する
ようにセレクタ24−0を制御する。また、制御信号挿
入回路34−2に命じ、現用伝送路11−1を予備伝送
路11−0に切り替えたことをノード1−1に伝える制
御信号を出力させる。
【0011】ノード1−1の監視回路21−0は、制御
信号を受信し、これを制御回路25−1に伝達する。制
御回路25−1は、セレクタ23−1を制御し、いまま
で現用伝送路11−1から受信していた信号を予備伝送
路11−0から受信するよう切り替える。
【0012】以上で切替処理が完了する。
【0013】1+1、および1:Nプロテクション方式
を波長多重伝送路に適用した場合の構成は図4と図5に
示すようになる。図4と図5では、多重されて伝送され
る波長数を3(λ1からλ3)としている。波長多重伝
送のため、各ノードは、電気信号をλ1からλ3の波長
の光信号に変換するE/O変換器30−1〜30−3、
および、その逆変換を行うO/E変換器31−1〜31
−3を用いる。E/O変換器30−1〜30−3の光出
力信号は、波長多重器32により多重され、伝送路に出
力される。
【0014】プロテクション動作は、単一波長の場合と
同様の処理で実現できる。すなわち、各波長毎に監視回
路21を設け、波長単位に障害を検出する。そして、障
害を検出した波長の信号を予備伝送路に移す。
【0015】例えば、図4で波長多重伝送路10が切断
された場合は、伝送路に伝送される全ての波長の信号に
障害が発生するので、全波長の信号を予備伝送路に移す
ことになる。また、一つの現用伝送路の単一波長にのみ
障害が発生した場合(送信回路の障害時など)は、その
波長の信号のみを予備伝送路に移すことになる。
【0016】また、1:Nプロテクション方式を波長多
重伝送路に用いた場合(図5)でも同様の処理になる。
図5では、ノード1−1から1−2へ向かう方向のみ示
してある。また、1:Nプロテクション方式(図3)に
示した制御信号挿入回路も割愛した。また、セレクタの
代わりに空間スイッチ35,36を用いた。
【0017】図5で、現用伝送路10−1が切断された
場合は、監視回路22−1−1,22−2−1,22−
3−1が障害発生を検出し、これを制御回路25−1−
2,25−2−2,25−3−2に伝達する。以下、
1:Nプロテクション方式(図4)と同様の手順によ
り、制御回路25−1−2,25−2−2,25−3−
2が空間スイッチ36−1−2,36−2−2,36−
3−2を各々制御し、制御回路25−1−1,25−2
−1,25−3−1が空間スイッチ35−1−1,35
−2−1,35−3−1を各々制御し、現用伝送路10
−1を用いて伝送していた信号を予備伝送路10−0に
切り替える。
【0018】また、単一波長の信号にのみ障害が発生し
た場合は、障害が発生した信号のみ、予備伝送路10−
0を用いて伝送する。
【0019】すなわち、従来例では、各波長ごとに監視
回路,制御回路,空間スイッチを設け、波長毎に1:N
プロテクション方式を適用し、障害から復旧する。
【0020】以下、便宜上、波長多重伝送路に用いるプ
ロテクション方式は、波長多重プロテクション方式とよ
ぶ。また、波長多重伝送路に用いる(1+1)プロテク
ション方式を波長多重(1+1)プロテクション方式と
よぶ。また、波長多重伝送路に用いる1:Nプロテクシ
ョン方式を波長多重1:Nプロテクション方式とよぶ。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】(1+1)プロテクシ
ョン波長多重伝送路に、光ファイバ増幅器を用いた中継
器(以下、1R中継器と称する。)を用いる場合を考え
る。この場合の伝送路の構成を図6に示す。1R中継器
37は、入力される複数波長の信号を同時に増幅するこ
とができる。
【0022】図6(a)に示す構成の伝送路(3波長多
重)で、波長λ1のO/E変換器30−1に障害が発生
した場合、波長λ1の信号のみが予備伝送路10−0に
移されることになる。
【0023】しかし、この場合、波長λ1の信号に障害
が発生するので、1R中継器37−1に入力される波長
λ1の信号パワーに変化が発生する。このとき、1R中
継器37−1に入力される波長λ1の信号パワーの変化
により、他の波長(λ2,λ3)にも影響が発生する。
すなわち、1R中継器の入力信号のパワーのバランスが
くずれるため、1R中継器37−1の出力信号パワーに
変化が発生する。この結果、受信ノード(1−2)にお
ける波長λ2とλ3の受信信号パワーに変化が発生し、
受信不可能となることが知られている。
【0024】すなわち、1R中継器の全入力パワーが変
化することにより、1R中継器の動作点が変化する。1
R中継器の動作点が変化すると少なくとも以下の二つの
影響を伝送特性に与える。まず第1に、波長λ2,λ3
での利得が変化し、1R中継器の各波長の出力が変化す
る。1R中継器が多段に接続された伝送路では、これが
累積し、受信側ノード近傍では、波長λ2,λ3の信号
パワーは、正常時の場合から大きくずれる。この結果、
光ファイバ中での非線形効果(自己位相変調効果や相互
位相変調効果)の影響が変化し、受信波形歪みを増加さ
せる。これは符号誤り率の増加を招く。また最悪の場合
には、LOF(Loss of Frame)を発生しうる。
【0025】第2の影響は、1R中継器から発生するA
SE(Amplified SpontaneousEmission)雑音光のスペ
クトルが変化し、多段中継伝送では波長λ2,λ3の信
号の受信SN比が変化することである。この変化も符号
誤り率の劣化を招く。
【0026】すなわち、1R中継器を用いた波長多重伝
送路では、波長多重されている複数波長の信号のうちの
1波長の信号に障害が発生した場合でも、結果的に、全
ての波長の信号の伝送が不可能になる。
【0027】このような状態を防止するには、各波長毎
に1R中継器を設ける方法が考えられる(図6
(b))。しかし、この方式は各波長毎に1R中継器を
設ける必要があるため、コストが高くなるという欠点を
もつ。
【0028】また、波長ごと独立にプロテクション動作
をする場合は、現用伝送路10の障害の発生した波長
(λ1とする。)の信号をまず予備伝送路12に移し、
その後、1R中継器で他の波長の信号に影響が発生し、
それを受信側ノード2の監視回路21−1が検出し、各
波長ごとに予備伝送路に切り替えることになる。しか
し、1R中継器で、一つの波長が他の波長に影響を及ぼ
したことを、受信側ノード2で検出する間、伝送系で不
安定な状態が連続することになる。また、方式では迅速
な復旧処理を実現することは不可能である。
【0029】あるいは、複数波長信号を波長多重する波
長多重器、または波長多重された信号を波長単位に分離
する波長分離器が、1波長分だけ故障する場合も考えら
れる。この場合、障害の発生した波長多重器あるいは波
長分離器を修理,交換するには、波長多重される全ての
信号を予備伝送路に移す必要が有る。
【0030】したがって、障害の発生した波長の信号の
みならず、伝送路に波長多重される全波長の信号を一括
して予備伝送路に移す必要が有る。
【0031】さらに、問題点の他にも以下に示す問題点
が有る。波長多重1:Nプロテクション方式の場合、N
本の現用伝送路に用いられる波長数が同じとは限らな
い。よって、波長多重1:Nプロテクション方式を実装
した現用伝送路および予備伝送路に1R中継器を用いる
場合、前述の理由により、予備伝送路の1R中継器を予
備伝送路を使用する現用伝送路の波長数にしたがって調
整する必要がある。したがって、この場合もコストの増
大,復旧時間の増大につながる本発明の目的は、波長多
重伝送路における迅速かつ確実なプロテクション方法を
提供することにある。
【0032】
【課題を解決するための手段】目的は、各波長の信号ご
とに障害を検出する手段と、一つの現用伝送路に波長多
重されて伝送される信号を同時に予備伝送路に切り替え
る手段により実現される。
【0033】また、波長多重されている信号のうち未使
用の信号には、受信側ノードに信号が未使用であること
を伝達するための特定パターンを有する信号発生手段を
用いる。
【0034】
【作用】本発明では、波長毎に障害検出手段を設ける。
まず、波長多重(1+1)プロテクション方式の場合、
受信側ノードで、一つの現用伝送路のある波長の信号に
障害検出手段が障害を検出した場合、現用伝送路を共有
する全ての波長の信号を予備伝送路に移すことにより、
予備伝送路への切り替えを完了できる。一つの波長の信
号に障害が発生した場合でも全ての波長の信号を予備伝
送路に移すので迅速なプロテクション動作を実現でき
る。
【0035】また、波長多重1:Nプロテクション方式
の場合、受信側ノードで、一つの現用伝送路のある波長
の信号に障害検出手段が障害を検出した場合、現用伝送
路を共有する全ての波長の信号を予備伝送路に移すこと
により、迅速に予備伝送路への切り替えを完了できる。
【0036】次に、波長多重1:Nプロテクション方式
の場合、現用伝送路で使用する波長数が、他の現用伝送
路の波長数より少ない場合の処理方法を以下に示す。
【0037】すなわち、予め予備伝送路で使用する波長
数を、予備伝送路を共有する現用伝送路のうち、使用波
長数の最も多い現用伝送路の使用波長数(k:kは自然
数)と同一にしておく。そして、波長数の少ない現用伝
送路の信号を予備伝送路に移す場合は、予備伝送路に移
される現用伝送路の波長数(j:jは自然数、j<k)よ
り多い波長に対しては、信号発生手段を(k−j)個接
続する。
【0038】現用伝送路を使用していた信号と信号発生
手段により、予備伝送路を使用する現用伝送路の波長数
に関わり無く、予備伝送路の波長数を一定にできるの
で、予備伝送路の1R中継器を調整する必要はなくな
る。よって、迅速なプロテクション動作が可能になる。
【0039】あるいは、予備伝送路とN本の現用伝送路
における使用波長数を常に同一(k)とし、現用伝送路で
j個の(j<k)波長しか使用しない場合、送信側ノー
ドで、残りの波長(k−j)個には、信号発生手段を接
続する方法でも可能である。伝送路の信号を予備伝送路
に移す場合は、j個の信号とともに信号発生手段の発生
する信号も予備伝送路に移す。
【0040】この場合、信号発生手段の発生する信号に
特定パターンを挿入しておけば、受信側で上記パターン
の信号は未使用であることが判断でき、容易に廃棄でき
る。
【0041】
【実施例】本発明の第1の実施例は、波長多重(1+
1)プロテクション方式に関する。本実施例の対象とす
るネットワーク構成を図6(a)に示す。図6(a)に
示す波長多重伝送路では、λ1,λ2,λ3の3波長を
用い、波長多重方式により信号を伝送する。また、ノー
ド1とノード2の間には、1R中継器37−1,37−
2を接続する。
【0042】このようなネットワークに用いる送信側ノ
ード1の構成を図6(a)に示す。ノード1は、入力電
気信号を光信号に変換するE/O変換器30−1−1,
30−1−2(波長λ1),E/O変換器30−2−
1,30−2−2(波長λ2),E/O変換器30−3−
1,30−3−2(波長λ3),各E/O変換器の光出
力(波長λ1〜λ3)を波長多重する波長多重器32−
1,波長多重器32−2からなる。
【0043】次に本実施例に用いる受信側ノード2の構
成を図1に示す。ノード2は、波長多重されている入力
光信号を波長単位に分離する波長分離器33−1,波長
分離器33−2,入力光信号を電気信号に変換するO/
E変換器31−1−1,31−1−2(波長λ1),O
/E変換器31−2−1,31−2−2(波長λ2),O
/E変換器31−3−1,31−3−2(波長λ3),
受信信号の障害状態を検出する監視回路21−1〜21
−3,監視回路22−1〜22−3,各監視回路からの
情報に従って現用伝送路10から受信する信号と予備伝
送路12から受信する信号のうち一方を選択する判断を
行う制御回路25−1〜25−3,各制御回路の指示に
したがって2系統の入力信号のうち一方を選択し出力す
るセレクタ23−1〜23−3からなる。制御回路25
−1〜25−3は、バス17により接続されている。
【0044】この構成における初期状態として、受信側
ノード2のセレクタ23−1〜23−3は現用伝送路1
0から受信する信号を選択しているものとする。つまり
制御回路25−1〜25−3は、それぞれセレクタ23
−1〜23−3に対して、現用伝送路12から到着する
信号を選択するよう指示を出している。
【0045】この構成で、ノード1のE/O変換器30
−1−1(波長λ1)に障害が発生した場合の処理を以
下に示す。E/O変換器30−1−1に障害が発生した
場合、やがて、ノード2の監視回路21−1が障害発生
を検出する。監視回路21−1は、障害発生を制御回路
25−1に通知する。制御回路25−1は、現用伝送路
10の波長λ1の信号に障害が発生したことを認識し、
セレクタ23−1を制御し、O/E変換器31−1−1
の出力に替えてO/E変換器31−1−2の出力を選択
する。
【0046】また、制御回路25−1は他の制御回路2
5−2,25−3に対して切替命令を出す。切替命令は
バス17上に伝送され、制御回路25−2,25−3に
到着する。切替命令を受信した制御回路25−2,25
−3は、それぞれセレクタ23−2,23−3を制御す
ることにより、予備伝送路12から受信する信号を選択
するように切り替える。
【0047】この動作により、現用の波長多重伝送路1
0で、単一波長の信号にのみ障害が検出された場合で
も、全ての波長の信号を予備伝送路12から受信するよ
うに切り替わる。同様に、現用伝送路10に波長多重さ
れる一つ以上の波長の信号に障害が同時に発生した場合
でも、容易に全波長の信号を予備伝送路12から受信す
るように切り替えることができる。
【0048】本実施例における制御方法は、図7に示す
場合でも適用できる。図7では、異なる三つの伝送装置
3−1〜3−3の光信号出力(各々波長λ1、λ2、λ
3)を波長多重器32−1,32−2に入力する。各波
長多重器32−1,32−2の出力は、それぞれ現用伝
送路10,予備伝送路12を通過し、1R中継器37−
1,37−2を通過し、波長分離器33−1,33−2
に各々入力される。波長分離器33−1,33−2は波
長単位に光信号を振り分け、伝送装置2−1〜2−3に
出力する。伝送装置2−1〜2−3の構成は図2のノー
ド2の構成と同じである。図7で、各伝送装置2−1〜
2−3の制御回路25−1〜25−3はバス17で接続
されている。一つの制御回路が現用伝送路から到着する
信号に障害を検出した場合でも、制御回路はバス17を
用いて制御信号を他の伝送装置の制御回路に送ることに
より、全伝送装置が現用伝送路10から予備伝送路12
に切り替える。
【0049】この実施例では、各制御回路が制御信号を
交換することにより、波長多重されている複数波長の信
号のうち、単一波長の信号に障害を検出した場合でも全
波長の信号を現用伝送路10から予備伝送路12に切り
替えた。この操作は各監視回路の出力を全ての制御回路
に伝達する方法によっても実現可能である。すなわち、
図1で、各監視回路21−1〜21−3,22−1〜2
2−3の出力を全ての制御回路25−1〜25−3に接
続すれば、制御回路25−1〜25−3は、全監視回路
の監視結果を知ることができる。
【0050】この場合、監視回路21−1が障害発生を
検出した場合の処理を以下に述べる。監視回路21−1
は、障害検出後、全制御回路に障害発生を通知する。制
御回路25−1,25−2,25−3は、それぞれセレ
クタ23−1,23−2,23−3を制御し、現用伝送
路10から予備伝送路12に切り替える。これにより障
害から復旧する。
【0051】あるいは、制御回路を一つだけ設け、制御
回路が全ての波長の信号の切り替えを制御することによ
っても容易に実現可能である。
【0052】さらに実施例で、波長毎に独立にプロテク
ション動作を実行するモード(障害を検出した波長の
み、現用から予備に切り替えるモード)と、全波長一括
してプロテクション動作を行うモード(単一波長に障害
を検出した場合でも全波長を現用から予備に切り替える
モード)の二つのモードを設け、外部から設定すること
により、二つのモードのうちの一方を選択し、波長多重
ネットワークを運用することも容易に可能である。たと
えば、1R中継器を用いる場合には全波長一括してプロ
テクション動作を行うモードを用い、1R中継器を用い
ない場合は波長毎に独立にプロテクション動作を実行す
るモードを用いる。
【0053】また、伝送路の全波長数を必要としない場
合、送信側ノードで未使用の信号に特定パターンを挿入
し、受信側ノードで、特定パターンを検出することによ
り、信号が未使用であることを認識し、信号を廃棄する
運用形態も容易に実現できる。
【0054】次に本発明の第2の実施例について説明す
る。本発明の第2の実施例は、波長多重1:Nプロテク
ション方式に関する。
【0055】本実施例の対象とするネットワーク構成を
図8に示す。図8に示す波長多重伝送路では、λ1,λ
2,λ3の3波長を用い、波長多重方式により信号を伝
送する。また、ノード1−1とノード1−2の間には、
1R中継器37−0〜37−N,38−0〜38−Nを
接続する。現用伝送路は方向別にN本存在し、N本の現
用伝送路が1本の予備伝送路10−0,11−0を共有
する。
【0056】このようなネットワークに用いるノード1
−1および1−2の構成を図9に示す。ノード1−1,
1−2は、送信処理部5−1〜5−3と、受信処理部6
−1〜6−3と、受信処理部内の各監視回路からの情報
に従って現用伝送路の信号を予備伝送路に移す判断を行
う制御回路25−1〜25−3,各送信処理部の光出力
(波長λ1〜λ3)を波長多重する波長多重器32−0
〜32−N,波長多重されている入力光信号(波長λ1
〜λ3)を波長単位に分離する波長分離器33−0〜3
3−Nからなる。制御回路25−1〜25−3は、バス
17により接続されている。制御回路25−1,25−
2,25−3は、それぞれ送信処理部5−1,5−2,
5−3を制御する。また、制御回路25−1,25−
2,25−3は、それぞれ受信処理部6−1,6−2,
6−3を制御する。
【0057】送信処理部5−1の構成を図10に示す。
送信処理部5−1は、入力電気信号を光信号に変換する
E/O変換器30−1−0〜30−1−N(波長λ
1),制御信号挿入回路34−1,入力ハイウェイ40
−1−1〜40−1−Nを出力ハイウェイ41−1−0
〜41−1−Nのうち、いずれかに接続する空間スイッ
チ35−1−1からなる。送信処理部5−2,5−3も
送信処理部5−1と同じ構成であるが、各々の送信光信
号に割り当てられている波長が異なる。送信処理部5−
2には波長λ2、送信処理部5−3には波長λ3が割り
当てられている。
【0058】次に受信処理部6−1の構成を図11に示
す。受信処理部6−1は、入力光信号を電気信号に変換
するO/E変換器31−1−0〜31−1−N(波長λ
1),受信信号の障害状態を検出し、かつ、受信信号内
から制御信号を検出する監視回路21−0〜21−N,
制御回路の指示にしたがって入力ハイウェイ43−1−
0〜43−1−Nを出力ハイウェイ44−1−1〜44
−1−Nに接続する空間スイッチ36−1−2からな
る。受信処理部6−2,6−3も受信処理部6−1と同
じ構成であるが、各々の受信光信号に割り当てられてい
る波長が異なる。受信処理部6−2には波長λ2,受信
処理部6−3には波長λ3が割り当てられている。
【0059】上記の構成で、ノード1−1の送信処理部
5−1のE/O変換器30−1−1に障害が発生した場
合の処理を以下に示す。
【0060】まず、初期状態としてN本の現用伝送路は
全て正常であり、各送信処理部5−1〜5−3の空間ス
イッチ35−1−1、および受信処理部6−1〜6−3
の空間スイッチ36−1−2は、現用伝送路を選択して
いるものとする。
【0061】ノード1−1の送信処理部5−1のE/O
変換器30−1−1に障害が発生した場合、やがて、ノ
ード1−2の受信処理部6−1の監視回路22−1−1
が障害発生を検出する。監視回路22−1−1は、障害
発生を制御回路25−1に通知する。制御回路25−1
は、現用伝送路10−1の波長λ1の信号に障害が発生
したことを認識する。そして、現用伝送路10−1に障
害が発生したことを制御信号により対向ノード1−1に
伝達するため、ノード1−2の制御回路25−1は、送
信処理部5−1の制御信号挿入回路に34−1に命じて
障害発生を伝達する制御信号を発生させる。制御信号伝
達には、予備伝送路10−0,11−0上に伝送される
信号のオーバヘッド部分を用いればよい。また、制御回
路25−1は他の制御回路25−2,25−3にバス1
7を通じて障害検出を通知する。
【0062】ノード1−1の受信処理部6−1の監視回
路22−1−0は、制御信号を受信し、これを制御回路
25−1に伝達する。制御回路25−1は、送信処理部
5−1の空間スイッチ35−1−1を制御し、いままで
現用伝送路10−1を用いて伝送していたハイウェイ4
0−1−1の信号を予備伝送路10−0を用いて伝送す
るように切り替える。次に制御回路25−1は他の制御
回路25−2,25−3に対しても切替動作の実行を命
令する。この命令を受信した制御回路25−2,25−
3は、上述の処理と同様に、送信処理部5−2,5−3
に対して空間スイッチ35−1−1の制御を実行する。
この処理により、現用伝送路10−1を用いて伝送して
いた信号を全て予備伝送路10−0に移す。
【0063】次に、制御回路25−1は、送信処理部5
−1の制御信号挿入回路34−1に命じ、現用伝送路1
0−1を予備伝送路10−0に切り替えたことをノード
1−2に伝える制御信号を出力させる。
【0064】ノード1−2の受信処理部6−1の監視回
路22−1−0は、制御信号を受信し、これを制御回路
25−1に伝達する。ノード1−2の制御回路25−1
は、受信処理部6−1の空間スイッチ36−1−2を制
御し、いままで現用伝送路10−1から受信していた信
号を予備伝送路10−0から受信するよう切り替える。
また、ノード1−2の制御回路1−2は、送信処理部5
−1の空間スイッチ35−1−1を制御し、いままで現
用伝送路11−1を用いて伝送していたハイウェイ40
−1−1の信号を予備伝送路11−0を用いて伝送する
ように切り替える。
【0065】次にノード1−2の制御回路25−1は、
他の制御回路25−2,25−3に対しても切替動作の
実行を命令する。この命令を受信した制御回路25−
2,25−3は、上述の処理と同様に、受信処理部6−
2,6−3の空間スイッチ36−1−2の制御を実行す
る。この処理により現用伝送路10−1から受信してい
た信号を全て予備伝送路10−0から受信するように切
り替える。また、送信処理部5−2,5−3の空間スイ
ッチ35−1−1の制御を実行する。この処理により現
用伝送路11−1に伝送していた信号を全て予備伝送路
11−0に移す。
【0066】次にノード1−2の制御回路25−1は、
送信処理部5−1の制御信号挿入回路34−1に命じ、
現用伝送路11−1を予備伝送路11−0に切り替えた
ことを対向ノード1−1に伝える制御信号を出力させ
る。
【0067】ノード1−1の受信処理部6−1の監視回
路22−1−0は、制御信号を受信し、これを制御回路
25−1に伝達する。ノード1−1の制御回路25−1
は、受信処理部6−1の空間スイッチ36−1−2を制
御し、いままで現用伝送路11−1から受信していた信
号を予備伝送路11−0から受信するよう切り替える。
【0068】次にノード1−1の制御回路25−1は、
他の制御回路25−2,25−3に対しても切替動作の
実行を命令する。この命令を受信したノード1−1の制
御回路25−2,25−3は、上述の処理と同様に、受
信処理部6−2,6−3の空間スイッチ36−1−2の
制御を実行する。この処理により現用伝送路11−1か
ら受信していた全ての信号を予備伝送路11−0から受
信するように切り替える。
【0069】以上で切替処理が完了する。切替処理のシ
ーケンスを図12に示す。
【0070】動作により、現用の波長多重伝送路で、単
一波長の信号にのみ障害が検出された場合でも、全ての
波長の信号を予備伝送路に移す。また、現用の波長多重
伝送路で、一部の波長の信号に障害が検出された場合で
も、全ての波長の信号を予備伝送路に移すことは容易に
可能である。
【0071】実施例では、各波長毎に設けられた複数の
制御回路のうち、一つの制御回路が他の制御回路に命令
することにより、現用伝送路に波長多重されている複数
波長の信号を一括して予備伝送路に移した。プロテクシ
ョン動作は、一つの監視回路からの障害検出を受信した
制御回路が他の制御回路に障害の発生を伝達することに
より、全ての制御回路が独立に動作し、対向するノード
の制御回路と制御信号を交換することによっても容易に
実現可能である。また、各監視回路の監視結果を全ての
制御回路に通知することにより、全ての制御回路が独立
に動作し、対向するノードの制御回路と制御信号を交換
することによっても容易に実現可能である。あるいは、
制御回路を一つだけ設け、制御回路が全ての波長の信号
を制御することによっても容易に実現可能である。
【0072】さらに実施例で、波長毎に独立にプロテク
ション動作を実行するモード(障害を検出した波長の
み、現用から予備に切り替えるモード)と、全波長一括
してプロテクション動作を行うモード(単一波長に障害
を検出した場合でも全波長を現用から予備に切り替える
モード)の二つのモードを設け、外部から設定すること
により二つのモードのうちの一方を選択し、波長多重ネ
ットワークを運用することも容易に可能である。たとえ
ば、1R中継器を用いる場合には全波長一括してプロテ
クション動作を行うモードを用い、1R中継器を用いな
い場合は波長毎に独立にプロテクション動作を実行する
モードを用いる。
【0073】次に本発明の第3の実施例について説明す
る。本発明の第3の実施例は、波長多重1:Nプロテク
ション方式に関する。本実施例の対象とするネットワー
ク構成を図13に示す。
【0074】図13に示す波長多重伝送路では、λ1,
λ2,λ3の3波長を用い、波長多重方式により信号を
伝送する。ただし、伝送路10−1,11−1のみはλ
1,λ2の2波長しか用いない。その他の現用伝送路1
0−2〜10−N,11−2〜11−Nで用いる波長数
は3である。予備伝送路10−0,11−0に多重され
る波長の数は、予備伝送路10−0,11−0を共有す
る伝送路のうち、多重される波長数の最も多いものの波
長数と等しくしておく(本例の場合は3)。
【0075】ノード1−1とノード1−2の間には、1
R中継器を接続する。現用伝送路は方向別にN本存在
し、N本の現用伝送路が一本の予備伝送路を共有する。
ノードの構成は第2の実施例とほぼ同じである(図
9)。
【0076】図13に示すネットワークで、現用伝送路
10−0に障害が発生した場合は、第2の実施例とほぼ
同様の手順により、切替動作を実行する。ただし、現用
伝送路10−1は、λ1とλ2の2波長しか用いないの
で、予備伝送路10−0,11−0の3波長のうち、1
波長(本例の場合はλ3)が未使用となる。したがっ
て、各ノードの波長λ3の送信処理部5−3には、信号
生成回路7を接続する(図14)。信号生成回路7の出
力信号には、信号が未使用であることを示す特定の信号
パターンを入れておく。この特定パターンにより、受信
側では、λ3の波長で送られてきた信号が未使用である
ことを認識し、無視する。特定パターンの検出は監視回
路が担当する。処理により、切り替えを実行できる。
【0077】あるいは、処理は、現用伝送路と予備伝送
路の使用波長数を全て同じにしておき、全波長を必要と
しない現用伝送路(実施例3の現用伝送路10−1,1
1−1)でも、未使用波長の送信処理部の空間スイッチ
を制御し、O/E変換器に信号生成回路7を接続するこ
とにより(図14に示す方法と同様の方法)、全波長を
用いて運用する形態でも実現できる。この場合、全波長
を必要としない現用伝送路(実施例3の現用伝送路10
−1,11−1)に障害が発生した場合、全波長の信号
を予備伝送路に移すことにより、切り替えを実現する。
【0078】この場合でも、信号生成回路7の出力信号
には、信号が未使用であることを示す特定の信号パター
ンを入れておく。この特定パターンにより、受信側で
は、λ3の波長で送られてきた信号は未使用であること
を認識し、無視する。処理により、切り替えを実行でき
る。
【0079】
【発明の効果】波長多重伝送路における迅速かつ確実な
プロテクション方式を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるノード構成のブロック
図。
【図2】従来例の(1+1)プロテクション方式のブロ
ック図。
【図3】従来例の1:Nプロテクション方式のブロック
図。
【図4】従来の波長多重(1+1)プロテクション方式
のブロック図。
【図5】従来の波長多重1:Nプロテクション方式のブ
ロック図。
【図6】1R中継器を用いた波長多重(1+1)プロテ
クションネットワークのブロック図。
【図7】複数の伝送装置の出力を波長多重により伝送す
る場合のシステム構成のブロック図。
【図8】第2の実施例における波長多重1:Nプロテク
ションネットワークのブロック図。
【図9】第2の実施例における波長多重1:Nプロテク
ション方式を用いたノード構成のブロック図。
【図10】第2の実施例における送信処理部の構成のブ
ロック図。
【図11】第2の実施例における受信処理部の構成のブ
ロック図。
【図12】第2の実施例における切替制御シーケンス
図。
【図13】第3の実施例における波長多重1:Nプロテ
クションネットワークのブロック図。
【図14】第3の実施例における送信処理部のブロック
図。
【符号の説明】
10…伝送路、12…伝送路、17…バス、21−0〜
21−N…監視回路、22−0〜22−N…監視回路、
23−0〜23−N…セレクタ、25−1〜25−3…
制御回路、31−1−0〜31−1−N…O/E変換器
(波長λ1)、31−2−0〜31−2−N…O/E変
換器(波長λ2)、31−3−0〜31−3−N…O/
E変換器(波長λ3)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/08 H04J 1/16 H04B 9/00 K

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一本以上の現用伝送路と一本以上の予備伝
    送路により二重化され、前記現用伝送路と予備伝送路に
    は、複数の信号が波長多重方式により多重されて伝送さ
    れる伝送システムにおいて、前記現用伝送路に波長多重
    されて伝送される前記複数波長の信号のうち、一つ以上
    の信号に障害を検出した場合、該現用伝送路に波長多重
    されて伝送される他の波長の信号を含む全ての波長の信
    号を前記予備伝送路に移すことを特徴とする波長多重プ
    ロテクション方法。
  2. 【請求項2】二本の異なる伝送路に同じ信号を伝送し、
    受信側において一方を選択する1+1プロテクション方
    式を用い、前記各伝送路には複数の信号が波長多重方式
    により多重されて伝送される伝送システムにおいて、前
    記選択中の伝送路に波長多重されて伝送される前記複数
    信号のうち、一つ以上の信号に障害を検出した場合、前
    記選択中の伝送路に波長多重されて伝送される全ての信
    号に替えて前記非選択側の伝送路に波長多重により伝送
    される全ての信号を選択することを特徴とする波長多重
    プロテクション方法。
  3. 【請求項3】N本の伝送路に同じ信号を伝送し、受信側
    で前記N本の伝送路のうち一本の伝送路から到着した信
    号を選択するプロテクション方式を用い、前記各伝送路
    には複数の信号が波長多重方式により多重されて伝送さ
    れる伝送システムで、前記選択中の伝送路に波長多重に
    より伝送される前記複数信号のうち、一つ以上の信号に
    障害を検出した場合、該選択中の伝送路に波長多重され
    て伝送される全ての信号に替えて、前記非選択中の(N
    −1)本の伝送路のうちの一本の伝送路に波長多重され
    て伝送される全ての信号を選択することを特徴とする波
    長多重プロテクション方法。
  4. 【請求項4】請求項2または3で、前記伝送路に波長多
    重される複数信号のうち、有意データの伝送に用いてい
    ない信号に対しては、送信側に特定パターンを挿入する
    波長多重プロテクション方法。
  5. 【請求項5】N本の現用伝送路が一本の予備伝送路を共
    有する1:Nプロテクション方式を用い、前記各現用伝
    送路には複数の信号が波長多重方式により多重されて伝
    送されている伝送システムで、前記N本の現用伝送路の
    うちの一つの現用伝送路に波長多重されて伝送される複
    数信号のうち、一つ以上の信号に障害を検出した場合、
    前記現用伝送路に波長多重されて伝送される全ての信号
    を前記予備伝送路に移すことを特徴とする波長多重プロ
    テクション方法。
  6. 【請求項6】N本の現用伝送路が一本の予備伝送路を共
    有する1:Nプロテクション方式を用い、前記各現用伝
    送路および予備伝送路には複数の信号が波長多重方式に
    より多重されており、前記各現用伝送路に波長多重され
    る信号数は同一ではない伝送システムで、前記予備伝送
    路に波長多重される信号数は、前記N本の現用伝送路の
    各々で波長多重される信号数のうち最も多いものと等し
    くし、前記複数現用伝送路のうちの一つの現用伝送路の
    信号を前記予備伝送路に移す場合で、前記現用伝送路に
    波長多重される信号数が前記予備伝送路に波長多重され
    ている信号数より少ない場合、送信側で、前記予備伝送
    路に波長多重される信号数から該現用伝送路に波長多重
    されている有効信号の数を引いたダミー信号を生成し、
    前記有効信号と前記ダミー信号を波長多重し、前記予備
    伝送路に移すことを特徴とする波長多重プロテクション
    方法。
  7. 【請求項7】N本の現用伝送路が一本の予備伝送路を共
    有する1:Nプロテクション方式を用い、前記現用伝送
    路には複数の信号が波長多重方式により多重されている
    伝送システムで、前記各現用伝送路に多重される信号数
    および前記予備伝送路に波長多重される信号数を同一
    (値k:kは自然数)とし、前記N本の現用伝送路の各
    々で、使用する有効信号の数がkより少ない場合は、送
    信側で、前記現用伝送路で使用するj個(jは自然数:
    j<k)の有効信号に加えて(k−j)個の信号(ダミ
    ー信号)を生成し、有効信号とダミー信号を波長多重し
    伝送し、前記N本の現用伝送路のうち、有効信号の数が
    kより少ない現用伝送路の信号を前記予備伝送路に移す
    場合は、前記有効信号と前記ダミー信号を波長多重し、
    前記予備伝送路に移すことを特徴とする波長多重プロテ
    クション方法。
  8. 【請求項8】N本の現用伝送路が一本の予備伝送路を共
    有する1:Nプロテクション方式を用い、前記現用伝送
    路には複数の信号が波長多重方式により多重されている
    伝送システムで、前記現用伝送路に多重される信号数お
    よび前記予備伝送路に波長多重される信号数を同一(値
    k:kは自然数)とし、前記N本の現用伝送路の各々
    で、使用する有効信号の数がkより少ない場合は、送信
    側で、前記現用伝送路で使用するj個(jは自然数:j
    <k)の有効信号に加えて、(k−j)個のダミー信号
    を生成し、前記有効信号と前記ダミー信号を波長多重し
    伝送し、前記現用伝送路に伝送されている信号を前記予
    備伝送路に移す場合は、前記現用伝送路に伝送されるj
    個の有効信号と、新たに生成した(k−j)個のダミー
    信号を波長多重し、前記予備伝送路に移すことを特徴と
    する波長多重プロテクション方法。
  9. 【請求項9】請求項6,7または8で、前記ダミー信号
    は、前記ダミー信号が前記有効信号ではないことを示す
    特定のパターンを有する波長多重プロテクション方法。
  10. 【請求項10】局間伝送用の波長多重伝送路で、前記伝
    送路に波長多重されている信号を一括してプロテクショ
    ン処理する切替処理モードと、前記伝送路に波長多重さ
    れている複数信号を個別にプロテクション処理する切替
    処理モードを有し、前記二種類のモードのうちから一つ
    のモードを選択し、運用することを特徴とする波長多重
    プロテクション方法。
  11. 【請求項11】二本の異なる伝送路に同じ信号を伝送
    し、受信側で一方を選択する1+1プロテクション方式
    を用い、前記各伝送路にはL個(Lは自然数)の光信号
    が波長多重方式により多重されて伝送される伝送システ
    ムに用いる伝送装置であって、前記二本の伝送路から受
    信する波長多重された光信号を波長単位に分離する分離
    手段と、前記波長単位に分離された光信号の各々を電気
    信号に変換する光電気変換手段と、前記電気信号の各々
    について正常に受信しているかどうかを監視し、異常を
    検出した場合は異常検出信号を出力する監視手段を有
    し、前記電気信号に変換された2L個の信号の中から、
    同一内容を伝送する二つの信号(前記二本の伝送路のう
    ち一方から受信した信号と、他方の伝送路から受信した
    信号)を選び、かつ、前記二つの信号のうちから一方を
    選択する選択手段をL個有し、前記監視手段からの出力
    により前記L個の選択手段のうちの一つ以上の選択手段
    が選択中の信号に障害を検出した場合、該選択手段に対
    し現在選択中の信号に替えて非選択中の信号を選択する
    命令を出し、かつ、他の選択手段に対しても現在非選択
    中の信号を選択する命令を出す制御手段を有することを
    特徴とする伝送装置。
  12. 【請求項12】二本の異なる伝送路に同じ信号を伝送
    し、受信側で一方を選択する1+1プロテクション方式
    を用い、前記各伝送路にはL個(Lは自然数)の光信号
    が波長多重方式により多重されて伝送される伝送システ
    ムに用いる伝送装置であって、前記二本の伝送路から受
    信する波長多重された光信号を波長単位に分離する分離
    手段と、前記波長単位に分離された光信号の各々を電気
    信号に変換する光電気変換手段と、前記電気信号の各々
    について正常に受信しているかどうかを監視し、異常を
    検出した場合は異常検出信号を出力する監視手段とを有
    し、前記電気信号に変換された2L個の信号の中から、
    同一内容を伝送する二つの信号を選び、かつ、前記二つ
    の信号のうちから一方を選択する選択手段をL個有し、
    前記選択手段を制御し、前記監視手段からの出力により
    前記L個の選択手段のうちの一つ以上の選択手段が選択
    中の信号に障害を検出した場合、前記選択手段に対し現
    在選択中の信号に替えて非選択中の信号を選択する命令
    を出し、かつ、他の制御手段に対しても非選択中の信号
    を選択する命令を出す制御手段をL個有することを特徴
    とする伝送装置。
  13. 【請求項13】二本の異なる伝送路に同じ信号を伝送
    し、受信側で一方を選択する1+1プロテクション方式
    を用い、前記各伝送路にはL個の光信号が波長多重方式
    により多重されて伝送される伝送システムに用いる伝送
    装置であって、前記二本の伝送路から受信する波長多重
    された光信号を波長単位に分離する分離手段と、前記波
    長単位に分離された光信号の各々を電気信号に変換する
    光電気変換手段と、前記電気信号の各々について正常に
    受信しているかどうかを監視し、異常を検出した場合は
    異常検出信号を出力する監視手段を有し、前記電気信号
    に変換された2L個の信号の中から、同一内容を伝送す
    る二つの信号を選び、かつ、前記二つの信号のうちから
    一方を選択する選択手段をL個有し、前記選択手段を制
    御し、前記監視手段からの出力により前記L個の選択手
    段のうちの一つ以上の選択手段が選択中の信号に障害を
    検出した場合、前記L個の選択手段に対し現在選択中の
    信号に替えて非選択中の信号を選択する命令を出す制御
    手段をL個有することを特徴とする伝送装置。
  14. 【請求項14】二本の異なる伝送路に同じ信号を伝送
    し、受信側で一方を選択する1+1プロテクション方式
    を用い、前記各伝送路にはL個の光信号が波長多重方式
    により多重されて伝送される伝送システムに用いる伝送
    装置であって、前記二本の伝送路から受信する波長多重
    された光信号を波長単位に分離する分離手段と、前記波
    長単位に分離された光信号の各々を電気信号に変換する
    光電気変換手段と、前記電気信号の各々について正常に
    受信しているかどうかを監視し、異常を検出した場合は
    異常検出信号を出力する監視手段とを有し、前記電気信
    号に変換された2L個の信号の中から、同一内容を伝送
    する二つの信号を選び、かつ、前記二つの信号のうちか
    ら一方を選択する選択手段をL個有し、前記選択手段を
    制御し、前記監視手段からの出力により前記L個の選択
    手段のうちの一つ以上の選択手段が選択中の信号に障害
    を検出した場合、前記L個の選択手段に対し現在選択中
    の信号に替えて非選択中の信号を選択する命令を出す制
    御手段を有することを特徴とする伝送装置。
  15. 【請求項15】二本の異なる伝送路に同じ信号を伝送
    し、受信側で一方を選択する(1+1)プロテクション
    方式を用い、前記各伝送路には複数の光信号が波長多重
    方式により多重されて伝送される伝送システムに用いる
    伝送装置であって、前記二本の伝送路から受信する波長
    多重された光信号を波長単位に分離する分離手段と、前
    記波長単位に分離された光信号の各々を電気信号に変換
    する変換手段と、前記電気信号の各々について正常に受
    信しているかどうかを監視し、異常を検出した場合は異
    常検出信号を出力する監視手段と、前記電気信号に変換
    された複数信号のうち前記二本の伝送路のうち一方から
    受信した信号群と、他方の伝送路から受信した信号群の
    うち、制御手段からの命令で一方を選択する選択手段
    と、前記監視手段からの出力により前記選択手段が選択
    中の信号群のうち一つ以上の信号に障害を検出した場
    合、前記選択手段に対し現在選択中の信号群に替えて非
    選択中の信号群を選択する命令を出す制御手段とからな
    ることを特徴とする伝送装置。
  16. 【請求項16】二本の異なる伝送路に同じ信号を伝送
    し、受信側で一方を選択する(1+1)プロテクション
    方式を用い、前記各伝送路には複数の信号が波長多重方
    式により多重されて伝送される伝送システムに用いる伝
    送装置であって、前記伝送路に波長多重される複数信号
    のうち、有意データの伝送に用いていない信号に対して
    は、送信側で特定パターンを挿入することを特徴とする
    波長多重プロテクション方法。
  17. 【請求項17】N本(Nは自然数)の現用伝送路が一本
    の予備伝送路を共有する1:Nプロテクション方式を用
    い、前記伝送路には複数の信号が波長多重方式により多
    重され、双方向全二重通信による伝送システムに用いら
    れる伝送装置であって、少なくともN入力(N+1)出
    力の規模であり、1番目からN番目の出力は前記2N本
    の現用伝送路のうちのN本の現用伝送路に接続され、
    (N+1)番目の出力は前記二本の予備伝送路のうち一
    本の予備伝送路(送信側予備伝送路)に接続される第1
    の空間スイッチ手段をk個(kは自然数)有し、該k個
    の第1の空間スイッチ手段の出力のうち前記送信側予備
    伝送路に接続される出力に対して切替制御情報を有する
    制御信号を挿入する制御信号挿入手段と、前記k個の第
    1の空間スイッチ手段のi番目(iは自然数:1≦i≦
    (N+1))の出力を各々異なる波長の光信号(波長λ
    1〜λk)に変換する電気光変換手段を(N+1)個有
    し、前記k個の異なる波長の光信号を波長多重し前記送
    信側現用伝送路と前記送信側予備伝送路に出力する波長
    多重手段を(N+1)個有し、前記2N本の現用伝送路
    のうち前記送信側現用伝送路以外のN本の現用伝送路
    (受信側現用伝送路)から受信する波長多重された信号
    と、前記二本の予備伝送路のうち前記送信側予備伝送路
    以外の予備伝送路(受信側予備伝送路)から受信する波
    長多重された信号を波長単位に分離する波長分離手段を
    (N+1)個有し、前記波長分離手段の互いに異なる波
    長の出力光信号(波長λ1〜λk)を電気信号に変換す
    る光電気変換手段を(N+1)個有し、前記光電気変換
    の出力電気信号の各々について正常性を監視し、異常を
    検出した場合は異常検出信号を出力する監視手段と、前
    記受信側予備伝送路から受信する信号から前記制御信号
    を抽出する制御信号抽出手段を有し、前記光電気変換手
    段の出力を選択制御し、少なくとも(N+1)入力N出
    力の規模であり、1番目からN番目の入力は前記受信側
    現用伝送路に接続され、(N+1)番目の入力は前記受
    信側予備伝送路に接続される第2の空間スイッチ手段を
    有し、前記監視制御手段の監視結果出力と前記制御信号
    抽出手段の出力から判断し、前記2N本の現用伝送路を
    通る信号のうちのいずれかに障害を検出した場合、前記
    k個の第1の空間スイッチ手段、または前記k個の第2
    の空間スイッチ手段を制御することにより、前記障害を
    検出した信号の通過する現用伝送路を通過する全ての信
    号を前記現用伝送路と同じ方向の前記予備伝送路に移
    し、あるいは、前記障害を検出した信号の通過する現用
    伝送路と組んで双方向全二重通信路を形成する前記現用
    伝送路を通過する全ての信号を該現用伝送路と同じ方向
    の前記予備伝送路に移し、あるいは、前記制御信号挿入
    手段に対し前記制御信号を出力させる命令を出す制御手
    段を有することを特徴とする伝送装置。
  18. 【請求項18】請求項17で、前記各現用伝送路に波長
    多重されるk個(kは自然数)の波長の信号のうちj個
    (jは自然数:j<k)の波長の信号しか使用しない場
    合、一つまたは複数の信号発生手段を前記第1の空間ス
    イッチ手段の入力に接続し、前記制御手段は、前記信号
    発生手段と前記k個の第1の空間スイッチ手段を用い、
    前記(k−j)個の未使用の波長の信号の電気光変換手
    段に前記信号発生手段を接続し、前記現用伝送路の信号
    を予備伝送路に移す場合は前記信号発生手段の出力も同
    時に予備伝送路に移すことを特徴とする伝送装置。
  19. 【請求項19】N本(Nは自然数)の現用伝送路が一本
    の予備伝送路を共有する1:Nプロテクション方式を用
    い、前記伝送路には複数の信号が波長多重方式により多
    重され、双方向全二重通信による伝送システムに用いら
    れる伝送装置であって、複数入力信号を前記(2N+
    2)本の伝送路のうち、(N+1)本の伝送路のいずれ
    かに振り分ける第3の空間スイッチ手段と、前記第3の
    空間スイッチ手段の出力のうち前記送信側伝送路のうち
    の予備伝送路に接続される出力に対して制御信号を挿入
    する制御信号挿入手段を有し、前記第3の空間スイッチ
    手段の出力のうち、前記(N+1)本の送信側伝送路の
    うちの一つの送信側伝送路に接続される複数信号を各々
    異なる波長の光信号(最大k個:波長λ1〜λk)に変
    換する電気光変換手段を(N+1)個有し、前記k個の
    異なる波長の光信号を波長多重し前記伝送路に出力する
    波長多重手段を(N+1)個有し、前記(2N+2)本
    の伝送路のうち、前記送信側伝送路以外の(N+1)本
    の伝送路から受信する波長多重された光信号(N+1)
    個を波長単位に分離する波長分離手段を(N+1)個有
    し、前記波長分離手段の互いに異なる波長の出力光信号
    (最大k個:波長λ1〜λk)を電気信号に変換する光
    電気変換手段を(N+1)個有し、前記光電気変換の出
    力電気信号の各々について正常性を監視し、異常を検出
    した場合は異常検出信号を出力する監視手段と、前記予
    備伝送路から受信する信号から前記制御信号を抽出する
    制御信号抽出手段と、前記光電気変換手段の出力を選択
    制御する第4の空間スイッチ手段を有し、前記監視制御
    手段の監視結果出力と前記制御信号抽出手段の出力から
    判断し、前記2N本の現用伝送路を通る信号のうちのい
    ずれかに障害を検出した場合、前記第3の空間スイッチ
    手段と第4の空間スイッチ手段を制御することにより、
    前記障害を検出した信号の通過する現用伝送路を通過す
    る全ての信号を前記現用伝送路と同じ方向の前記予備伝
    送路に移し、あるいは、前記障害を検出した信号の通過
    する現用伝送路と組んで双方向全二重通信路を形成する
    前記現用伝送路を通過する全ての信号を前記現用伝送路
    と同じ方向の前記予備伝送路に移し、あるいは、前記制
    御信号挿入手段に対し制御信号を出力させる命令を出す
    制御手段を有することを特徴とする伝送装置。
  20. 【請求項20】請求項19で、前記予備伝送路に波長多
    重される信号の数を前記k(kは自然数)とし、前記各
    現用伝送路のうち、波長多重される信号の数がj個(j
    は自然数:j<k)の現用伝送路の信号を前記予備伝送
    路に移す場合、一つまたは複数の信号発生手段を設け、
    前記信号発生手段を前記第3の空間スイッチ手段の入力
    に接続し、前記制御手段は、前記信号発生手段と前記第
    3の空間スイッチ手段により、前記現用伝送路に波長多
    重される前記j個の信号と前記信号発生手段の出力信号
    を、前記電気光変換手段に接続し、波長多重し、予備伝
    送路に移すことを特徴とする伝送装置。
  21. 【請求項21】請求項19で、前記現用伝送路および予
    備伝送路に波長多重される信号の数を全て同一(値k:
    kは自然数)とし、前記各現用伝送路で、波長多重され
    るk個(kは自然数)の波長の信号のうちj個(jは自
    然数:j<k)の波長の信号しか使用しない場合、一つ
    または複数の信号発生手段を前記第3の空間スイッチ手
    段の入力に接続し、前記制御手段は、前記信号発生手段
    と前記第3の空間スイッチ手段を用い、前記(k−j)
    個の未使用の波長の信号の電気光変換手段に前記信号発
    生手段を接続し、前記現用伝送路の信号を予備伝送路に
    移す場合は前記信号発生手段の出力も同時に予備伝送路
    に移す伝送装置。
  22. 【請求項22】請求項18,20または21において、
    前記信号発生手段が発生する信号は、特定パターンを含
    む伝送装置。
  23. 【請求項23】局間伝送用の波長多重伝送路に用いる伝
    送装置であって、前記伝送路に波長多重されている信号
    を一括してプロテクション処理する切替処理動作モード
    と、前記伝送路に波長多重されている複数信号を個別に
    プロテクション処理する切替処理動作モードを有し、前
    記二種類のモードのうちから一つのモードを選択し、稼
    働することを特徴とする伝送装置。
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