JPH0812526B2 - 画像形成装置のローラー圧接機構 - Google Patents

画像形成装置のローラー圧接機構

Info

Publication number
JPH0812526B2
JPH0812526B2 JP60030493A JP3049385A JPH0812526B2 JP H0812526 B2 JPH0812526 B2 JP H0812526B2 JP 60030493 A JP60030493 A JP 60030493A JP 3049385 A JP3049385 A JP 3049385A JP H0812526 B2 JPH0812526 B2 JP H0812526B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
pressure
roller
arm
pressing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60030493A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61190365A (ja
Inventor
晶 山本
享一 井上
紀雄 雨宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optic Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optic Co Ltd filed Critical Olympus Optic Co Ltd
Priority to JP60030493A priority Critical patent/JPH0812526B2/ja
Publication of JPS61190365A publication Critical patent/JPS61190365A/ja
Publication of JPH0812526B2 publication Critical patent/JPH0812526B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2092Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using pressure only

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、複写機,プリンタ等の画像形成装置の転
写装置や定着装置などに用いられる加圧ローラーの圧接
機構に関する。
〔従来技術〕
一般に複写機やプリンタ等の画像形成装置における、
像担持体上のトナー像を圧力によって転写紙に転写する
転写装置、あるいは転写と同時に定着する装置や、記録
紙上の未定着トナー像を熱又は圧力によって定着させる
定着装置などにおいては、加圧ローラーを像担持体や定
着ローラーと圧接させるための圧接機構が用いられてい
る。
かかるローラー圧接機構の一例として、第7図に示す
ような構成のものが知られている(実公昭57−34517
号)。すなわち、一方のローラー41の軸42を保持体43に
軸支させ、この保持体43の一端にアーム44を係合軸45で
軸着し、このアーム44に他方のローラー46の軸47を、両
ローラー41,46が対向するように軸支させ、前記保持体4
3の他端とアーム44の他端にボルト48を緩挿し、コイル
ばね49を介してナット50で締め付け、前記ローラー41,4
6を所定の圧力で圧接するように構成している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
一般に、画像形成装置におけるローラー圧接機構にお
いては、記録紙が詰まった際にジャム紙を除去するた
め、あるいはメンテナンスなどのために、加圧ローラー
の圧接を解除して取り外したり、再装着したりする操作
が必要である。
ところが、上記第7図に示した如き従来のローラー圧
接機構においては、加圧ローラーの着脱、特に装着操作
が極めて困難であるという欠点がある。すなわち、加圧
ローラー46を軸方向に抜き出すためには、まずアーム44
を取り除く必要があるが、係合軸45で保持体43に連結さ
れているため、その取り外し作業は極めて困難であり、
またローラー間には、例えば30kg/cmの圧接力を加える
ため、極めて強力なコイルばねを使用しており、これを
装着するには特殊な工具を必要とし、更にボルトの締め
込み量による圧接力の再現性が良くないという欠点があ
り、更にはまた、コイルばねの圧縮長が長いため、加圧
源が大型化し、装置内の省スペース化が難しいという問
題点がある。
なお、加圧源等の大型化をさけるため、加圧ローラー
の圧接力を発生するばねを予めある程度圧縮して維持し
ておき、別途設けたカムによりばねに微小変位を加えて
所望のばね力を得るよう構成したローラー圧接機構も特
開昭57−92360号公報、特開昭56−109382号公報に開示
されている。
しかしながら、これら公報に開示されたローラー圧接
機構では、ローラーの圧接力を調整するための調整部材
にばねのばね力が常に加わっている構成であるため、調
整部材による圧接力の調整が困難で、加圧ローラーを再
装着した際などの圧接力の再現性が良くないと言う問題
があった。
本発明は、従来のローラー圧接機構におけるかかる問
題点を解消すべくなされたものであり、装置内の省スペ
ース化を図ることができ、圧接力の調整が容易な画像形
成装置のローラー圧接機構を提供することを目的とする
ものである。
〔問題点を解決する手段及び作用〕
上記問題点を解決するため、本発明の画像形成装置の
ローラー圧接機構は、シートを挟持搬送するローラー対
を圧接するための画像形成装置のローラー圧接機構にお
いて、一方のローラーを他方のローラーに向けてばね部
材を介して押圧する押圧部材と、前記押圧部材を、前記
ばね部材を押圧する第1の位置と該第1の位置から後退
した第2の位置との間で変位させる変位手段と、前記押
圧部材が前記第1の位置から第2の位置へ変位する途中
で、前記ばね部材のばね力を押圧部材に代わって受けと
めるばね規制部材と、前記押圧部材に設けられ、前記ば
ね規制部材がばね部材のばね力を受けとめているとき、
押圧部材によるばね部材の押圧量を調整するための調整
部材と、を有することを特徴とする。
このような構成による作用を第8図を用いて説明す
る。
第8図はこの発明のローラー圧接機構を概念的に示し
たもので、同図(A)はローラーが圧接されている状
態、(B)は圧接が解除されている状態、(C)はロー
ラー圧接力を調整する様子をそれぞれ示している。
第8図(A)に示すように、ローラーを圧接する際
は、カムなどからなる変位手段51がばね部材54のばね力
に抗して押圧部材52を上方に変位させ、押圧部材52がば
ね部材54を介して加圧ローラー55を圧力ローラー56に向
けて圧接する。この時の押圧部材の位置が前述した第1
の位置となる。
また、逆にローラー対の圧接を解除する際は、第8図
(B)に示すように同図(A)の状態から変位手段51が
押圧部材52を下方に変位する。押圧部材52には、この下
方変位の途中まではばね部材54のばね力が作用している
が、ばね部材54の下端がばね規制部材53に当接するまで
ばねが伸長すると、押圧部材52にかかっていたばね力は
はね規制部材53にかかるようになり、押圧部材52はばね
力から解放される。この時の押圧部材の位置が前述した
第2の位置となる。
そして、ばね部材のばね力がばね規制部材にかかって
いる時に第8図(C)に示すように調整部材52aの突出
量を変化させれば、ばね力から解放された状態で、押圧
部材が第8図(A)に示す第1の位置に変位した際の、
押圧部材52によるばね部材54の押圧量を調整することが
できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について説明する。第1図は、
本発明に係るローラー圧接機構の一実施例を示す概略斜
視図である。この実施例は、圧力ローラーに対し加圧ロ
ーラーを圧接・離間する機構を示すもので、図において
は、該機構の一方側すなわち手前側のみを示しており、
他方の奥側は省略しているが、これと同様の機構を備え
ているものである。図において、1は圧力ローラーで定
着器においては定着ローラーに、また転写装置において
は感光体ドラムあるいは誘導体ドラムのような像担持体
に対応するものであり、機構本体の側板(図示せず)に
その軸2を介して回動可能に取着されている。3は加圧
ローラーで、該ローラー3の軸4は、一端を回動可能に
軸支したアーム5のほぼ中央部に設けられたU字状切欠
軸受部6に落とし込まれ、回動可能に支持されている。
アーム5の一端には前記U字状軸受部6と反対向きのU
字状支承部7が形成されており、機構本体の側板に固定
されたピボット軸8に、このU字状支承部7を係合させ
ることによりアーム5を回動可能に支持している。
アーム5の他端には、第2図に示すように、ボルト10
が緩く挿通できるような貫通孔9が形成されており、ま
たアーム5の上方には、貫通孔9を設けた部分で交叉す
るようにタイバー11が配置されている。そしてタイバー
11にはアーム5に設けた貫通孔9と対向する部分に、ボ
ルト貫通孔12が形成されており、このボルト貫通孔12よ
りボルト10を挿入し、アーム5の貫通孔9を通過させ、
更にアーム5の下端面に配置したプリロードパッケージ
13の貫通孔部分に挿通させたのち、該ボルト10の下端部
につまみ14を螺合させて、タイバー11,アーム5,プリロ
ードパッケージ13を、それぞれ緩挿したボルト10により
一体的に連結するように構成している。
ピボット軸8には、更にバー15の一端を軸着してお
り、該バー15は、その他端の上面を、前記タイバー11の
一端の下面と係合するように、アーム5と平行に配置さ
れている。また、バー15の他端の下面には、同じく機構
側板に支持されているカム軸16の一端に取り付けた変位
手段であるカム17のカム面を摺動可能に係合させてい
る。なお18はカム軸16に固着したハンドルである。
次にプリロードパッケージについて説明する。プリロ
ードパッケージとは、プリロード機構付加圧ばねユニッ
トのことで、加圧ばねの所定圧縮ばね圧(例えば200k
g)を出すためには、ばねを所定距離(例えば10mm)圧
縮する必要がある場合に、ばねを所定距離に近い距離
(例えば9mm)圧縮した状態で保持できるようなユニッ
トを予め形成しておき、加圧動作時には更に僅かな距離
(例えば1mm)だけ圧縮すれば、所定の圧縮ばね力(例
えば200kg)を出せるようにしておくものである。
この実施例においては、第2図に示すように構成され
ている。すなわち、加圧ばね13-1を有底円筒状のプリロ
ードフレーム13-2に収納し、該フレーム13-2は、その底
面をアーム5の下面に当接できるようにつまみ14と共に
加圧ばねの押圧部材を構成するボルト10の下端部に緩挿
されている。そして、プリロードフレーム13-2の開放端
にはばね規制部材となる円筒状の蓋13-3が挿入固着さ
れ、押さえリング13-4を介して加圧ばね13-1の自由端を
予め設定された圧縮力、例えば9mm圧縮して180kgの圧縮
力がかかった状態で押圧保持するように構成されてい
る。
また、ボルト10の下端には調整部材であるつまみ14が
固定されていて、その上端部は前記円筒状蓋13-3内に挿
入され、その端面は前記押さえリング13-4に当接できる
ようになっている。
そして、第2図に示している状態は、ボルト10の頭部
10′の下面がタイバー11の上面に接していてボルト10が
引き上げられ、その下端に設けられたつまみ14が押さえ
リング13-4に圧接し、該押さえリング13-4を蓋13-3の端
面より若干、例えば1mm程度押し上げ、加圧ばね13-1
最初の設定されている圧縮状態よりも更に圧縮して、プ
リロードフレーム13-2を介して加圧アーム5を所定の圧
力で加圧し、加圧ローラー3を圧力ローラー1に所定圧
力で圧接されている状態を示している。
次に、このように構成されているローラー圧接機構の
動作について説明する。加圧ローラー3に圧力を印加
し、圧力ローラー1に圧接させて作動状態とする場合に
は、まず、カム軸16に設けたハンドル18を矢印方向に回
動する(第1図はハンドルを回動し終わった状態を示し
ている)と、カム17はバー15の下端面と摺動して加圧作
動状態となり、バー15の一端を上方へ押し上げる。この
バー15の押し上げ動作により、その上面に係合している
タイバー11が押し上げられ、それによりタイバー11に装
着されているボルト10を引き上げる。このボルト10の引
き上げ動作により、つまみ14がプリロードユニット13の
押さえリング13-4を引き上げて加圧ばね13-1を所定量圧
縮して所定のばね圧を発生し、プリロードフレーム13-2
の上面がアーム5を押し上げる。これによりアーム5は
ピボット軸8との支承部7を支点として回動して加圧ロ
ーラー軸4を押し上げるので、加圧ローラー3を所定の
圧接力で圧力ローラー1に圧接させることができる。
次に、この加圧ローラー3の圧接動作状態から、ジャ
ム紙を除去するためやメンテナンスなどで、加圧ローラ
ー3を取り外す場合には、次のような操作を行う。ま
ず、ハンドル18を矢印と反対方向に回動して、カム17の
バー15への加圧作動状態を解除すると、バー15,タイバ
ー11,ボルト10を介してのプリロードパッケージ13への
加圧力が解除される。プリロードパッケージ13への加圧
力が解除されると、押さえリング13-4が蓋13-3の端面に
当接して、つまみ14にはばね力が加わらなくなるので、
つまみ14は指等で容易に回転することができ、該つまみ
14をボルト10から取り外すことにより、プリロードパッ
ケージ13もボルト10から容易に取り外すことができる。
この際、加圧ばね13-1はプリロードフレーム13-2内に収
納されていて、プリロードパッケージ13の各構成部材が
ばらばらになることはなく、プリロードパーケージ13を
単体として取り扱うことができる。
次いで、アーム5を若干下方へ移動させると、アーム
5のU字状軸受部6から加圧ローラー軸4が外れるの
で、加圧ローラー3を軸方向手前に抜き出すことができ
る。このとき、アーム5の一端部をU字状支承部7はピ
ボット軸8に着脱できるように構成されているので、ア
ーム5をピボット軸8から取り外すことができ、それに
より一層容易に加圧ローラー3の取り外し操作を行うこ
とができる。なお、プリロードパッケージ13の取り外し
作業は、奥側に配置されているものについては行わず、
前方手前側に配置されているものについてだけ行えばよ
い。
次に取り外した加圧ローラーの再装着手順について説
明する。メンテナンス時には、一般に先に述べたとお
り、奥側の加圧ローラーの圧接機構は全く解体しないの
でその再組立の必要はないが、工場における組立時や、
奥側の圧接機構を解体した場合には、予め奥側に配置さ
れているアーム,タイバー,ボルト,プリロードパッケ
ージ,バーなどを所定の配置構成に組立てておく。次
に、手前側から加圧ローラー3を機構内に挿入し、奥側
に配置されているアームのU字状軸受部に加圧ローラー
軸4の一端を係合させる。次いで手前側に配置されるア
ーム5の一端に形成したU字状支承部7をピボット軸8
に係合させ、次いでアーム5のU字状軸受け部6に加圧
ローラー3の軸4の他端を係合させ、タイバー11及びア
ーム5のボルト挿通用の貫通孔12,9にボルト10を挿通す
る。最後にボルト10にプリロードパッケージ13を挿着し
てつまみ14を螺着する。そして、このつまみ14のねじ込
み量によって圧接力の微調整を行い、加圧ローラー3の
装着を完了する。
以上のように本実施例によれば、U字状支承部を設け
たアームを用い、アーム自体のピボット軸への着脱を容
易に行えるようにすると共に、同じくアームに設けたU
字状軸受部に加圧ローラー軸を容易に着脱できるように
したので、加圧ローラーの組み込み,取り外し作業を容
易に行うことができる。また、加圧ばね手段として、プ
リロードパッケージを用いているのて、特別の工具等を
用いずに加圧ばね手段を装着することができ、しかも加
圧ローラーの圧接力はつまみの調整により所定値に再現
性よく容易に調整することができる。
第3図は、本発明の第2の実施例を示す概略平面図で
ある。第1実施例と同一又は同等の構成部材については
同一符号を付してある。この実施例は、タイバー11を直
接カム17で駆動させるように構成し、第1実施例におけ
るバー15を省略することができるようにしたものであ
る。すなわち、カム軸16をプリロードパッケージ13の動
作と干渉しないように且つ出来るだけタイバー11に近い
位置に配置し、このカム軸16に設けたカム17をタイバー
11の下面に当接させて、カム軸16の回動操作によりタイ
バー11を直接揺動させるように構成したものである。こ
の構成により、第1実施例におけるバー15を省略するこ
とができ、安価で簡単な構成にすることができる。
第4図(A)は、本発明の第3の実施例を示す斜視図
である。一般に画像形成装置における加圧ローラー装置
に付加される機構としては、加圧ローラーに記録紙が巻
き付くのを防止する剥離爪,加圧ローラーに付着したト
ナーを除去するクリーニングブレード,加圧ローラーに
摩擦などで生じた静電気が蓄積するのを防止する除電ブ
ラシ等がある。これらは、少なくとも画像形成動作時に
は、加圧ローラーに当接又は近接するように配設されな
ければならないので、加圧ローラー着脱時には、これら
の付加機構を設けている場合は、その着脱作業をやりに
くくすることが多い。
この第3実施例は、加圧ローラーの着脱動作に連動し
て、これらの付加機構が自動的に所定位置へ進退するよ
うに構成したものである。すなわち、加圧ローラー3に
当接あるいは近接する付加機構たる、剥離爪21,クリー
ニングブレード22,除電ブラシ23は、それぞれビス等の
固着手段で細長板状の支持体24に固着させている。ま
た、該支持体24の両側端には半円形状の軸受部24′が形
成されており、該軸受部24′はピボット軸8に係合して
いる。また支持体24の一側端からピボット軸8と平行に
係合片支持部を突出し、その先端に係合片25を形成し、
該係合片25を、第4図(B)に示すように、加圧ローラ
ー軸4を支持するアーム5をピボット軸8に係合したと
き、そのアーム5の係合端部5′に当接する位置にくる
ように配設している。更に係合片25には弾性体26の一端
を当接し、クリーニングブレード等の付加機構を加圧ロ
ーラー3から離間するように支持体24を付勢している。
次に、以上のように構成したローラー圧接機構の動作
について説明すると、まず第1実施例のものと同様に、
加圧ローラー3を取り外すためにアーム5をピボット軸
8から外すと、アーム5の係合端部5′が支持体24の係
合片25から外れ、係合片25は弾性体26の付勢力によって
押圧駆動され、支持体24が回転して、これに固着されて
いるクリーニングブレード22等の付加機構が加圧ローラ
ー3から離隔せしめられる。したがって、付加機構が設
けられていても、加圧ローラー3の取り外しを容易に行
うことができる。
加圧ローラー3の装着時には、上記取り外し行程とは
逆に、加圧ローラー3を機構内に挿入したのち、アーム
5をピボット軸8と加圧ローラー軸4に係合させると、
アーム5の端部5′が係合片25を弾性体26に抗して押し
下げるので、クリーニングブレード22等の付加機構は自
動的に加圧ローラー3に当接あるいは近接する所定の作
動位置に配置される。したがって、メンテナンス後に、
これらの付加機構を作動位置に復帰させるのを忘れてし
まう等のおそれを防止することができる。
なお、アーム5の端部に形成するU字状支承部7は、
長さ方向に対して直角に下方に開放するように形成する
代わりに、第4図(C)に示すように、U字状支承部
7′をアーム5の端面に長さ方向に形成しても、同等の
作用効果を奏しうるものである。また、支持体24を付勢
するために用いるばねとしては、図示の如きつる巻きば
ねの代わりに、コイルばね等を用いることもできる。
第1図及び第2図に示した第1実施例では、アーム5
の下面とそれに接触するプリロードフレーム13-2の最上
面とは、それぞれ平面であり、面接触するように構成さ
れている。しかしながらカム動作によるタイバー11の上
下動作により、ボルト10が押し上げられる際に、ボルト
10とアーム5間,ボルト10とプリロードフレーム13-2
のそれぞれの間隙状態により、プリロードパッケージ13
がアーム5に対して傾斜して配置され、プリロードフレ
ーム13-2の最上面とアーム5の下面とが正常な面接触を
しえない状態となる場合が生ずる。この場合には加圧ば
ね13-1が正常に変形せず、所定の圧接力を発揮できない
ことになる。
第5図(A)〜(C)は、この欠点を解決するための
構成を備えた第4の実施例である。第5図(A)に示す
ように、アーム5の下面には、ボルト10を挿通する貫通
孔9の両側に長さ方向に一対の円弧状のアーム凸部27を
設ける。一方、プリロードパッケージ13のプリロードフ
レーム13-2の上面には、第5図(B)に示すように、加
圧ばね13-1がプリロードフレーム13-2から離脱して突出
しない程度の径をもつ円状開口部13-5を形成する。そし
て、この円状開口部13-5には緩く嵌合するリング13-6
嵌入して、このリング13-6を通してボルト10をプリロー
ドパッケージ13に挿通する。
このように構成することにより、アーム凸部27とリン
グ13-6とは線接触することになるので、アーム5に対し
てプリロードパッケージ13が傾いた状態で接触した場合
でも、リング13-6は加圧ばね13-1をプリロードフレーム
13-2内において、真っすぐに正常方向に押圧することに
なり、所定の圧接力が得られる。
また、第5図(C)に示すように、リング13-6の代わ
りに、外径がプリロードフレーム13-2の内径より小さ
く、円形開口部13-5の径よりも大きな環状係合部13
-7と、円形開口部13-5より径小の環状突出当接部13-8
を一体にした当接部材13-9を形成し、そして、該当接部
材13-9の環状係合部13-7をプリロードフレーム13-2の最
上面と加圧ばね13-1間に位置させ、環状当接部13-8をプ
リロードフレーム13-2の開口部13-5から突出するように
配設し、当接部13-8を前記アーム5に設けたアーム凸部
27に係合するようにしても、第5図(B)に示したもの
と同様な作用効果が得られ、更にプリロードパッケージ
13をボルト10から取り外した場合に、当接部材13-9がプ
リロードパッケージ13から離脱して紛失するなどのおそ
れがなくなり、組立装着作業も容易に行うことができ
る。
第1図及び第3図に示した実施例におけるカム手段
は、カム軸に別体のカムとハンドルを設けて構成したも
のを示したが、第6図は、そのカム手段の変形例を示す
斜視図である。この変形例は、カム面をカム軸と一体に
形成したもので、カム軸31の端部近傍に、カム軸31の軸
心から偏心した位置を中心にして、カム軸31の断面円形
内に収まる円形断面を有する円柱部分を設け、この円柱
表面をカム面32とする。更に、このカム面32より端面に
至るカム軸部分をD字状にカットして小判状部分33を形
成し、この小判状部分33にハンドル18や、必要に応じス
トッパー34,更には危険防止用カバー(図示せず)等を
係合させる。そして、カム面32がバー15又はタイバー11
に当接するように、カム軸31の端部近傍をベアリング35
を介して機構側板に軸着するものである。この構成のカ
ム手段は、ハンドル18を回転操作することにより、カム
面32を回動させ、カム面32に当接したバー15又はタイバ
ー11を上下動させることができる。
〔発明の効果〕
以上実施例に基づいて説明したように、本発明によれ
ば、装置内の省スペース化を図ることができ、圧接力の
調整が容易な画像形成装置のローラー圧接機構を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る画像形成装置のローラー圧接機
構の一実施例を示す斜視図、第2図は、そのプリロード
パッケージ配置部分の拡大断面図、第3図は、本発明の
第2実施例の概略平面図、第4図(A)は、本発明の第
3実施例の一部省略斜視図、第4図(B)は、そのアー
ムと係合片の当接部分の平面図、第4図(C)は、その
変形例の平面図、第5図(A)は、本発明の第4実施例
におけるアーム部分を示す裏面図、第5図(B)は、そ
のアームとプリロードパッケージとの配置関係を示す断
面図、第5図(C)は、第5図(A),(B)に示した
ものの変形例を示す断面図、第6図は、カム手段の変形
例を示す斜視図、第7図は、従来のローラー圧接機構の
平面図、第8図は、本発明のローラー圧接機構を示す概
念図である。 図において、1は圧力ローラー、3は加圧ローラー、4
は加圧ローラー軸、5はアーム、6はU字状軸受部、7
はU字状支承部、8はピボット軸、10はボルト、11はタ
イバー、13はプリロードパッケージ、14はつまみ、15は
バー、16はカム軸、17はカム、18はハンドル、21は剥離
爪、22はクリーニングブレード、23は除電ブラシ、24は
支持体、25は係合片、26は弾性体、27はアーム凸部、31
はカム軸、32はカム面、34はストッパーを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−112770(JP,A) 特開 昭58−126558(JP,A) 特開 昭57−133467(JP,A) 実公 昭58−55381(JP,Y2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートを挟持搬送するローラー対を圧接す
    るための画像形成装置のローラー圧接機構において、 一方のローラーを他方のローラーに向けてばね部材を介
    して押圧する押圧部材と、 前記押圧部材を、前記ばね部材を押圧する第1の位置と
    該第1の位置から後退した第2の位置との間で変位させ
    る変位手段と、 前記押圧部材が前記第1の位置から第2の位置へ変位す
    る途中で、前記ばね部材のばね力を押圧部材に代わって
    受けとめるばね規制部材と、 前記押圧部材に設けられ、前記ばね規制部材がばね部材
    のばね力を受けとめているとき、押圧部材によるばね部
    材の押圧量を調整するための調整部材と、 を有することを特徴とする画像形成装置のローラー圧接
    機構。
JP60030493A 1985-02-20 1985-02-20 画像形成装置のローラー圧接機構 Expired - Lifetime JPH0812526B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60030493A JPH0812526B2 (ja) 1985-02-20 1985-02-20 画像形成装置のローラー圧接機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60030493A JPH0812526B2 (ja) 1985-02-20 1985-02-20 画像形成装置のローラー圧接機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61190365A JPS61190365A (ja) 1986-08-25
JPH0812526B2 true JPH0812526B2 (ja) 1996-02-07

Family

ID=12305358

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60030493A Expired - Lifetime JPH0812526B2 (ja) 1985-02-20 1985-02-20 画像形成装置のローラー圧接機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0812526B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01279279A (ja) * 1988-05-02 1989-11-09 Shinko Seisakusho Co Ltd 熱ローラ定着器
FR2710375B1 (fr) * 1993-09-23 1995-11-24 Peugeot Dispositif de fixation par écrou et entretoise, et raccordement de conduits au moyen de ce dispositif.
US7069849B2 (en) * 2004-01-12 2006-07-04 Xerox Corporation Image transfer element with leverage
JP2006201816A (ja) * 2006-04-27 2006-08-03 Kyocera Mita Corp 定着装置及びそれを備えた画像形成装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57112770A (en) * 1980-12-29 1982-07-13 Mita Ind Co Ltd Fixing device for copying machine
JPS57133467A (en) * 1981-02-12 1982-08-18 Canon Inc Fixing device
JPS5943662Y2 (ja) * 1981-10-08 1984-12-25 富士通株式会社 ソケツト取付機構
JPS58126558A (ja) * 1982-01-25 1983-07-28 Canon Inc 定着装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61190365A (ja) 1986-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06164813A (ja) ファクシミリ送信部の原稿ジャム(jam)除去装置
US6035160A (en) Device for separating a heat roller from a pressure roller in a fixing unit of an electrophotographic machine
JP3172806B2 (ja) プリンタの定着装置
JPH0812526B2 (ja) 画像形成装置のローラー圧接機構
JPS6236876B2 (ja)
JPH0836321A (ja) 定着装置
JP2001188437A (ja) 画像形成装置
JPH1165350A (ja) 画像記録装置
JP3194440B2 (ja) 給紙装置
JPH09179473A (ja) 画像形成装置
JPS63208451A (ja) 給紙装置
WO1987001103A1 (en) Sheet feeding apparatus
EP0610104A1 (fr) Procédé et dispositif de mise en pression des contre-galets d'entraînement dans un appareil tel qu'un télécopieur
JPH0519543A (ja) 分割型複写機
JP3748784B2 (ja) 画像形成装置
US20060001210A1 (en) Automatic document feeder having a replaceable friction roller assembly
JPH0529492Y2 (ja)
JPH0126060B2 (ja)
JP3245249B2 (ja) 定着装置
JPH0696417B2 (ja) ピンチロ−ラ保持装置
JP2567284Y2 (ja) ヒートロール定着装置の記録紙分離促進構造
JPS60130779A (ja) 電子写真複写機の分離爪装置
JPH0633495Y2 (ja) クリ−ニング装置
KR880002976Y1 (ko) 정착부 압력 해제 장치(定着部壓力解際裝置)
JP3251088B2 (ja) 分離爪解除機構