JPH08125185A - 薄膜トランジスタ製造方法並びに製造装置 - Google Patents
薄膜トランジスタ製造方法並びに製造装置Info
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- JPH08125185A JPH08125185A JP25714694A JP25714694A JPH08125185A JP H08125185 A JPH08125185 A JP H08125185A JP 25714694 A JP25714694 A JP 25714694A JP 25714694 A JP25714694 A JP 25714694A JP H08125185 A JPH08125185 A JP H08125185A
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Abstract
に高性能薄膜トランジスタを安定して作製可能な製造方
法及び製造装置を提供することを目的とする。 【構成】 ガラス基板またはプラスチック基板上に薄膜
トランジスタを作製する薄膜トランジスタ製造方法であ
って、薄膜トランジスタを構成する薄膜を形成する前
に、前記基板を設置した空間に所定の温度に加熱した不
活性ガスを導入し、前記基板と前記不活性ガスを接触さ
せて基板表面の吸着物を除去することを特徴とする。さ
らに、前記不活性ガスの導入を所定の圧力になるまで行
い、続いて300(l/sec)以上の排気速度で所定
の圧力まで急激に排気するという操作を、繰り返し行う
ことが好ましい。
Description
法並びに製造装置に係わり、特にガラス基板またはプラ
スチック基板上に高特性の薄膜トランジスタを安定して
形成するための製造方法並びに製造装置に関する。
ッチング素子として広く用いられており、その基板には
通常ガラス基板が用いられる。
化、歩留まり向上を検討する過程で、従来の方法でガラ
ス基板上に薄膜トランジスタを作製すると、例えばシリ
コンウエハの酸化膜上に作製した場合に比べて、特性が
安定せずまた絶縁破壊による歩留まりが低下するという
知見を得た。
ラス基板の場合は、シリコン基板のように高温処理がで
きないためガラス基板に数分子層の水分や有機物が残存
し、これが薄膜形成時に徐々に脱離し薄膜の特性を低下
させ、その結果として薄膜トランジスタ性能の安定性や
歩留まりを低下させていることが分かった。
性能で特性が安定した薄膜トランジスタを歩留まり良く
製造するには、ガラス基板に吸着した不純物を低温で完
全に除去できる方法、装置が必要となる。
破損し易いため、携帯用装置等に用いづらいという欠点
がある。また、一層軽量化したいという要求もある。そ
こで、薄膜トランジスタの基板としてプラスチック基板
を用いる検討がされているが、プラスチック基板の場合
は、より低温で上記不純物除去処理を行う必要がある。
に鑑み、ガラス基板及びプラスチック基板上に高性能薄
膜トランジスタを安定して作製することが可能な薄膜ト
ランジスタ製造方法並びに製造装置を提供することを目
的とする。
タ製造方法は、ガラス基板またはプラスチック基板上に
薄膜トランジスタを作製する薄膜トランジスタ製造方法
であって、薄膜トランジスタを構成する薄膜を形成する
前に、前記基板を設置した空間に所定の温度に加熱した
不活性ガスを導入し、前記基板と前記不活性ガスを接触
させて基板表面の不純物を除去することを特徴とする。
は、ガラス基板またはプラスチック基板上に薄膜トラン
ジスタを作製する薄膜トランジスタ製造方法であって、
薄膜トランジスタを構成する薄膜を形成する前に、前記
基板を所定の温度に加熱した状態で前記基板を設置した
空間内に不活性ガスを導入し、前記基板と前記不活性ガ
スを接触させて基板表面の不純物を除去することを特徴
とする。
まで行い、続いて300(l/sec)以上の排気速度
で所定の圧力まで急激に排気するという操作を、繰り返
し行うのが好ましい。また、前記不活性ガス中の不純物
濃度は、1ppb以下とするのが好ましい。
記不活性ガスの代わりに、オゾンまたはオゾンを含む混
合ガスを用いることを特徴とする。
する前に、オゾンまたはオゾンを含む混合ガスを前記空
間内に導入して前記基板と接触させ、その後真空状態に
することを特徴とする。
ラス基板またはプラスチック基板表面の不純物を除去す
るための真空処理室と、該基板上に薄膜トランジスタを
構成する薄膜を形成するための成膜室を少なくとも1つ
有する薄膜トランジスタ製造装置であって、前記真空処
理室は、不活性ガスまたは/及びオゾンを加熱して吹き
出す手段と、排気手段と、前記成膜室との間で基板を搬
出入するための手段とを有することを特徴とする。さら
に前記真空処理室は、前記基板の加熱手段を設けるのが
好ましい。
上の排気速度を有するものが好ましい。また、前記真空
処理室は、内面に酸化クロム不動態膜を形成したもので
あるのが望ましい。
純物である場合に、特に効果的である。
度の不活性ガスを吹き出し、ガラス基板表面と加熱ガス
を接触させることにより、加熱ガスと吸着分子の相互作
用により、通常の真空状態においただけでは脱着しきれ
ない数分子層の吸着水分子を表面から効果的に脱着させ
ることが可能となる。
を真空にした後、加熱した不活性ガスを吹き出し、真空
室内が所定の圧力になったところで排気して再び真空に
する操作を繰り返すことにより(この操作を以後回分パ
ージと呼ぶ)、水分の脱着効果はより向上する。特に、
排気の際、排気速度を300(l/sec)以上で急速
に排気すると、吸着水分の除去効率はより一層向上す
る。この理由は現在のところ明かではないが、高い圧力
から真空まで一気に高速で排気すると、特に10 -2To
rr程度以上の粘性流領域では、基板表面で高速のガス
流が生じて、吸着している不純物分子を取り去るためと
考えられる。
スは加熱せず基板そのものを加熱することによっても、
同様な水分脱着効果が得られる。さらには、加熱ガスと
基板加熱を併用して用いても良い。さらに、ガスは基板
に吹き付けるのが良く、また吹き付け位置を移動させて
も良い。
パージの回数を多くすれば低い温度でも同様な効果が得
られることから、パージ回数との兼ね合いで適宜決めれ
ば良い。また、基板の大きさ、材質等により基板に歪等
が生じることから、基板温度はこれにより制限される。
例えば、ガラス基板の場合、10cm角では300℃以
下、45×35cm角では250℃以下が好ましい。ま
た、プラスチック基板では、例えばポリカーボネートの
場合、歪等が起きない100℃以下とするのが好まし
い。
等が好適に用いられ、不活性ガス中の不純物濃度が1p
pm以下、さらには1ppbb以下のものが好ましい
が、この純度は真空処理室の容積、加熱温度、基板の種
類、または使用目的等によって、これ以下の純度の不活
性ガスを用いても良いことは言うまでもない。
る場合、上記不活性ガスによる処理により有機物も一部
除去されるが、完全に除去するには、オゾンガスによる
処理を行うのが好ましい。この場合、所定の濃度、圧力
のオゾン雰囲気中に基板を所定時間放置し、その後減圧
する事により表面の有機物は完全に除去できる。また、
上記したように回分パージを行っても良い。オゾンは、
オゾン発生器にO2ガス(あるいは10%程度のN2を含
むO2ガス等)をオゾン発生器に導入することにより得
られ、濃度は真空処理室内の圧力、基板温度、放置時
間、基板材質等により適宜決定される。
したポリカーボネートが好適に用いられるが、表面に無
機系のコーティングを施したものでも良い。
真空処理室の一例を図1に示す。
り、ゲートバルブ102、102’を介してそれぞれ不
図示のロードロック室及びスパッタ装置と接続され、不
図示の搬送機構により、各室間で基板の搬出入が可能な
構造となっている。
ーボ分子ポンプ104及び粗引きポンプ105)に、バ
ルブ107、真空排気通路108、108’を介して接
続され、内部を10-8〜10-10Torrに保つことが
できる。なお、真空処理室101及び真空排気通路10
8、108’は、例えば、その内表面は鏡面研磨した後
Cr2O3膜の不動態膜を形成したSUS316L等を用
いるのが好ましい。これにより、放出ガス及び水分の吸
着が極めて少ない表面とすることができる。
部に加熱手段(ヒータ)110が設けられている。11
1は基板103に不活性ガスを吹き出す手段で、ガス供
給通路112と接続されている。ガス供給通路112に
は、不活性ガスを所定の温度まで加熱するためのヒータ
113、マスフローコントローラ114、バルブ115
が設置されている。
を吹き出し手段で、ガス供給通路120を介して不図示
のオゾン発生器と接続されている。尚、ガス供給通路1
20には、マスフローコントローラ121、バルブ12
2が設置されている。
物の除去処理を行うには、例えば次のようにして行う。
ロック室からガラス基板を支持台109上に搬入、設置
し、真空処理室101内部を減圧する。続いて、バルブ
107を閉じてバルブ115を開け、ガス吹き出し手段
111からヒータ112で加熱した不活性ガスをガラス
基板103上に供給する。
圧力をモニタしながら、所定の値(1.5kg/cm2
程度以下)になるまで不活性ガスを供給し続け、その後
バルブ115を閉じバルブ107を開けて、例えば排気
速度300(l/sec)以上のターボ分子ポンプ10
4と粗引きポンプ105によって、真空処理室101内
を急速に排気する。
ことにより、基板表面の吸着不純物を除去することが可
能となる。
明するが、本発明がこれら実施例に限定されないことは
言うまでもない。
実施例を説明する。
2ガスをガラス基板103上に吹きつけた時、N2ガスの
吹き出し口111におけるN2ガスの温度とガラス基板
103の温度の関係を調べた。結果を図2に示す。図2
が示すように、N2ガスの温度を上昇させることによ
り、ガラス基板103の温度が上昇することが分かる。
し口111におけるN2ガスの温度を、300℃として
ガラス基板103上に吹きつけ、ガラス基板103の温
度を200℃とし実験を行った。
からガラス基板を搬入し、支持台109上に設置し、容
積10Lの真空室101内部を10-8Torrまで減圧
した。続いて、バルブ107を閉じてバルブ115を開
け、ガス吹き出し口111からヒータ112で300℃
に加熱したN2ガスを1000sccmの流量でガラス
基板103上に供給した。ガラス基板103は徐々に上
昇し200℃程度まで加熱された。
よってモニタしながら、1.1kg/cm2となるまで
N2ガスを供給し続け、圧力が1.1kg/cm2に達し
た後、バルブ115を閉じ、バルブ107を開けて、排
気速度300(l/sec)のターボ分子ポンプ104
と粗引きポンプ105によって、真空処理室101内を
約90秒で10-7Torrまで急速排気した。以上のN
2ガスの供給、急速排気の操作(回分パージ)を複数回
繰り返した。
室温のN2ガスをガス吹き出し口111から1200s
ccm供給し、真空処理室101内を大気圧とした。大
気圧となったところで、ガス通路117に設置したバル
ブ118を開け、N2ガスを不図示の大気圧イオン化質
量分析計に導入した。この時、ヒータ110によってガ
ラス基板103の温度を略々300℃まで加熱し、ガラ
ス基板103からの放出水分量を大気圧イオン化質量分
析計によって測定できるようにした。
の関係を示す。また、比較のために本実施例の回分パー
ジを行わない時のガラス基板表面からの放出水分量を図
3に併せてに示した。
ガラス表面からの放出水分量は略々1000ppbあっ
たが回分パージを1回行うことによって、放出水分量は
略々20ppbとなり、5回行うことによって略々1p
pbと供給ガスの水分濃度まで減少できることが分かっ
た。
ガラス基板103上に吸着している水分を効果的に除去
できることが明らかとなった。
ス吹き出し口111のN2ガスの温度を変化させた時の
放出水分量を測定した。その結果を図4に示す。図4が
示すように、ガラス基板103の温度が室温であって
も、回分パージによって、ガラス基板103上の水分を
略々10ppbとする事が可能であり、さらに、ガラス
基板の温度を上昇させることによって、吸着水分の除去
効率が上昇することが分かる。
2ガスを用いたが、N2ガスに限らずArでも同様の効果
が確認された。また、加熱したN2ガスを例えばガラス
基板上に吹きつけたが、基板の温度を直接ヒータ110
で加熱した場合も同様な傾向の結果が得られている。
は、室温以上であれば回分パージの回数をコントロール
する事によって、種々の温度において効果的に吸着水分
を除去することが可能である。
発明の第2の実施例を説明する。本実施例では、オゾン
ガスを基体表面に吹きつけることによって基体表面に付
着している有機不純物を除去する実験を行った。
空処理室101に搬入し、支持台109上に設置し、実
施例1と同様にしてガラス基板103の温度を200℃
とした回分パージによって基板表面から吸着水分を除去
した後、真空処理室101を10-8Torrまで排気し
た。
0sccmを吹き出し口115からガラス基板103上
に吹きつけた。なお、オゾンガスは10%N2を含むO2
ガスをオゾン発生器に導入して発生させたもので、O3
を2%含むガスである。
ブ107を調節し、オゾンガスを供給している時間をそ
れぞれ1、2、3、5、10分間保持した後、バルブ1
22を閉じ、真空処理室101内を10-8Torrとな
るまで排気した。
室に基板を搬送後、ロードロック室にN2ガスを導入
し、大気圧としてガラス基板を取り出した。
している有機物量をフーリエ変換赤外分光光度計によっ
て評価した。その結果を図5に示す。なお、比較のため
図5には、未処理のガラス基板についての測定結果併せ
て示してある。
分子/cm2の有機不純物が認められたのに対し、本実
施例のオゾンガス処理を行った基板では、オゾンガスの
処理時間とともに吸着有機物量は急激に減少し、処理時
間を3分以上ではフーリエ変換赤外分光光度計の検出限
界以下となることが分かった。
に残留している有機不純物を除去できることが明らかと
なった。
の状態で実験を行ったが、基板を加熱することにより、
一層高い効果が得られることが確認されている。また、
例えば、紫外光を用いオゾンガスを励起させることによ
って、本実施例より低濃度のオゾンガスによって効率よ
く例えばガラス基板上の有機不純物を除去することも可
能である。
ート基板を用いて、実施例1と同様な処理を行った。
るように加熱N2ガスを基板に吹きつけ、真空処理室の
圧力を1.0kg/cm2となるまでN2ガスを供給し続
け、この後、排気速度300(l/sec)のターボ分
子ポンプ104と粗引きポンプ105によって、90秒
間排気した。この操作を10回繰り返した。これ以外
は、実施例1と同様である。
スパッタ装置(不図示)に搬送し、Cr膜を100nm
成膜した。Cr膜の付着強度をテープ試験で評価した。
Cr膜をナイフで1mmピッチの傷をつけ、テープを張
りつけた後一気にテープを引きはがした。比較のため、
本実施例の処理を行わずに成膜したCr膜についても同
様な評価を行った。
剥離したのに対し、本実施例のCr膜は全く剥離せず、
本実施例の処理により密着性の極めて優れた薄膜が形成
できることが分かった。
(b)に示す構造の素子を図6に示す薄膜トランジスタ
製造装置を用いて作製した。
602は図1と同様の構造を有する真空処理室、603
はスパッタ装置、604はSiNx用PCVD装置、6
05はi型a−Si用PCVD装置、606はn+型a
−Si用PCVD装置、607は基板を各処理装置に振
り分けるためのトランスファー室である。
子を作製し、絶縁耐圧に及ぼす本発明の処理の効果を調
べた。
ロック室601に設置し内部を真空にした後、真空処理
室602内に基板を一枚ずつ搬送設置し、処理を行った
後トランスファー室607のカセット内に搬送収納し
た。真空処理室での処理は実施例2と同様にしてオゾン
ガスによる処理を5分間行い、続いて実施例1と同様に
して300℃のN2ガスによる回分パージを5回行っ
た。
室603に搬送して、Cr膜を100nm形成した後、
再びトランスファー室のカセットに収納した。全ての基
板にCr膜を形成後、ガラス基板を再びロードロック室
のカセットに戻して、外部に取り出した。
部電極702を形成した後、再びロードロック室601
に設置し、上記の方法と同様にしてオゾンおよびN2ガ
スによる処理を行い、トランスファー室のカセットに収
納した。続いて、SiNx用PCVD装置604でa−
SiNx703を300nm形成した。全ての基板にa
−SiNx膜を形成後、スパッタ室603に基板を搬送
しCr膜を100nm形成し、上記と同様にしてロード
ロック室から外部に取り出した。
部電極702’を形成し、また下部電極を取り出すため
にSiNx膜の窓開けを行い、基板1枚当たり図7
(a)の構造の素子を100個作製した。
02での処理をしなかったことを除いては、本実施例の
サンプルと同様にして図7(a)の構造の素子を作製し
た。
て、それぞれ10枚の基板で絶縁耐圧を測定したとこ
ろ、比較サンプルの値は6.0±1.0MV/cmであ
ったのに対し、本実施例のサンプルは9.6±0.2M
V/cmと高耐圧の上、ばらつきが小さいことが分かっ
た。
(a)の素子と同様の操作により、図7(b)に示す薄
膜トランジスタを100個含む基板を10枚作製した。
なお、a−SiNx(300nm)703、i型a−S
i(100nm)704、n+型a−Si(20nm)
705はそれぞれPCVD装置604、605、606
で連続して成膜した。また、Al706は他の装置で2
00nm成膜した。
より絶縁膜(a−SiNx)の破壊が計8個のトランジ
スタで起こったが、本実施例の薄膜トランジスタは、絶
縁膜の破壊は全くなく、安定して薄膜トランジスタを製
造できることが分かった。
のバラツキは±0.1Vと極めて安定したものであっ
た。一方、従来サンプルは、破壊したサンプルを除いて
±2Vであった。
チック基板であっても、付着力が高く、高品質な薄膜が
形成でき、その結果、より高性能で特性の安定した薄膜
トランジスタを高い歩留まりで製造することが可能にな
る。
去用真空処理室の一例を示す概念図である。
である。
を示すグラフである。
を示すグラフである。
示すグラフである。
す概念図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 ガラス基板またはプラスチック基板上に
薄膜トランジスタを作製する薄膜トランジスタ製造方法
であって、薄膜トランジスタを構成する薄膜を形成する
前に、前記基板を設置した空間に所定の温度に加熱した
不活性ガスを導入し、前記基板と前記不活性ガスを接触
させて基板表面の不純物を除去することを特徴とする薄
膜トランジスタ製造方法。 - 【請求項2】 ガラス基板またはプラスチック基板上に
薄膜トランジスタを作製する薄膜トランジスタ製造方法
であって、薄膜トランジスタを構成する薄膜を形成する
前に、前記基板を所定の温度に加熱した状態で前記基板
を設置した空間内に不活性ガスを導入し、前記基板と前
記不活性ガスを接触させて基板表面の不純物を除去する
ことを特徴とする薄膜トランジスタ製造方法。 - 【請求項3】 前記不活性ガスの導入を所定の圧力にな
るまで行い、続いて300(l/sec)以上の排気速
度で所定の圧力まで急激に排気するという操作を、繰り
返し行うことを特徴とする請求項1または2に記載の薄
膜トランジスタ製造方法。 - 【請求項4】 前記不活性ガス中の不純物濃度は、1p
pb以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
か1項に記載の薄膜トランジスタ製造方法。 - 【請求項5】 前記不活性ガスの代わりに、オゾンまた
はオゾンを含む混合ガスを用いることを特徴とする請求
項1〜4のいずれか1項に記載の薄膜トランジスタ製造
方法。 - 【請求項6】 前記不活性ガスにより不純物を除去する
前に、オゾンまたはオゾンを含む混合ガスを前記空間内
に導入して前記基板と接触させ、その後真空状態にする
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の
薄膜トランジスタ製造方法。 - 【請求項7】 ガラス基板またはプラスチック基板表面
の不純物を除去するための真空処理室と、該基板上に薄
膜トランジスタを構成する薄膜を形成するための成膜室
を少なくとも1つ有する薄膜トランジスタ製造装置であ
って、前記真空処理室は、不活性ガスまたは/及びオゾ
ンを加熱して吹き出す手段と、排気手段と、前記成膜室
との間で基板を搬出入するための手段とを有することを
特徴とする薄膜トランジスタ製造装置。 - 【請求項8】 前記真空処理室は、前記基板の加熱手段
を有することを特徴とする請求項7に記載の薄膜トラン
ジスタ製造装置。 - 【請求項9】 前記排気手段は、300(l/sec)
以上の排気速度を有することを特徴とする請求項7また
は8に記載の薄膜トランジスタ製造装置。 - 【請求項10】 前記真空処理室の内面は、酸化クロム
不動態膜が形成されていることを特徴とする請求項7〜
9のいずれか1項に記載の薄膜トランジスタ製造装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP25714694A JPH08125185A (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | 薄膜トランジスタ製造方法並びに製造装置 |
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JP25714694A JPH08125185A (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | 薄膜トランジスタ製造方法並びに製造装置 |
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---|---|
JPH08125185A true JPH08125185A (ja) | 1996-05-17 |
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Family Applications (1)
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JP25714694A Ceased JPH08125185A (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | 薄膜トランジスタ製造方法並びに製造装置 |
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