JPH08123665A - 差分桁上げ保存加算器と乗算器 - Google Patents

差分桁上げ保存加算器と乗算器

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JPH08123665A
JPH08123665A JP7252226A JP25222695A JPH08123665A JP H08123665 A JPH08123665 A JP H08123665A JP 7252226 A JP7252226 A JP 7252226A JP 25222695 A JP25222695 A JP 25222695A JP H08123665 A JPH08123665 A JP H08123665A
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transistor
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carry
transistors
pair
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JP7252226A
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Michael P Taborn
マイケル・ピィ・タボーン
Paul K Miller
ポール・ケイ・ミラー
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International Business Machines Corp
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    • G06F7/38Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation
    • G06F7/48Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation using non-contact-making devices, e.g. tube, solid state device; using unspecified devices
    • G06F7/50Adding; Subtracting
    • G06F7/501Half or full adders, i.e. basic adder cells for one denomination
    • G06F7/5016Half or full adders, i.e. basic adder cells for one denomination forming at least one of the output signals directly from the minterms of the input signals, i.e. with a minimum number of gate levels

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 差分信号の応答と出力を有し、信号伝播スピ
ードを向上する。 【解釈の手段】 クロス接続トランジスタ対の第1トラ
ンジスタの出力は、上レールによって電源を供給され、
クロックによって制御される第1プリチャージ・トラン
ジスタの出力に接続される。クロス接続トランジスタ対
の第2トランジスタの出力は上レールによって電源を供
給され、クロックによって制御される第2プリチャージ
・トランジスタの出力に接続される。和又は桁上げの機
能のいずれかの論理機能を実行するように論理回路が接
続され、論理回路の出力は、クロス接続トランジスタ対
の第1トランジスタの出力に接続され、補出力は、クロ
ス接続トランジスタ対の第2トランジスタの出力に接続
される。論理回路は、イネーブル・トランジスタを通し
て下電圧レールに接続されるように、第1端子が下電圧
レールに接続され、補クロックによって制御されるイネ
ーブル・トランジスタの第2端子が論理回路に接続され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的にはデジタ
ル乗算器に関し、特にデジタル乗算器に用いられる桁上
げ保存加算器回路に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル・コンピュータの算術演算で
は、利用できるハードウェアを用いるために複雑な論理
回路と効率的なアルゴリズムが開発される。デジタル・
コンピュータ内の数字が0と1の列で表わされ、ハード
ウェアが比較的単純な、基本的なブール演算しか行わな
いとすると、実行される演算は全て極めて単純なものか
ら行われる演算の階層にもとづく。コンピュータ演算を
他と区別するのは、コンピュータ演算特有の技術との関
係と、物事が設計されデジタル・コンピュータで実現さ
れるその仕方である。これはある計算方法、すなわちア
ルゴリズムの価値は、その計算が実行される実際のスピ
ードにより直接評価されるという事実によっている。従
ってデジタル・ロジックを実現する技術と、計算を構造
化する方法との間には極めて直接的且つ強力な関係があ
る。現代のコンピュータの用途として最大のものは、比
較的短い時間の間に大量のデータを処理することであ
り、その計算のビルディング・ブロックが数値演算であ
る。より高速なコンピュータを作ろうとする傾向の中
で、克服すべき重要な限界速度の1つは、算術論理演算
器の速度である。従って、デジタル・ロジックや算術論
理演算器に見られるスピードの改良、或いは計算をどの
ように構造化するかは、現在のコンピュータのスピード
に直接影響を与える。
【0003】現在のコンピュータ・システムで、ほぼ全
ての乗算に用いられるのはWallaceツリー・アルゴリズ
ムの基本アルゴリズムを多少調整して、用いられる形態
と表現に変更を加えたものである。例えばnビット長の
正整数X、Yを計算して、2nビット長の積Pを得る次
の基本的な乗算アルゴリズムを考えてみる。
【数1】
【0004】この式は、乗算プロセスが、部分積(X*
ii)のn項を加算することによって行われることを
示している。この積はi番目の項が、iの位置に対する
Xの簡単な算術左シフトと1桁のyiによる乗算によっ
て得られることを示している。2進基数r=2のとき、
iは0か1で桁yiによる乗算は極めて容易に行える。
n項の加算は、部分積を加算器の列に通すことにより1
度に、或いは部分積を加算器にn回通すことによって順
次に実行できる。X、Yの乗算を実行するアルゴリズム
は次のようになる。
【数2】 P(0)=0 Pj+1=1/r(Pj+rnXyj)forj=0、...、n−1
【0005】この回帰参照がP(n)=XYになることは
簡単に証明できる。
【0006】上記の基本乗算アルゴリズムについては様
々な変形が存在する。最も有名なものの1つは、Booth
によって説明されているBoothの変形記録アルゴリズム
である。このアルゴリズムでは、部分積の数を減らすこ
とができるので乗算のプロセスが高速化される。概して
Boothアルゴリズムは、基数が2より大きい冗長な表現
を再使用する1例である。
【0007】Boothアルゴリズムを含めた基本的な乗算
アルゴリズムと、これらアルゴリズムを用いた乗算器の
ハードウェアについては、当業者には周知の通りであ
る。これらを含めたアルゴリズムとデジタル乗算器につ
いての詳しい説明は、デジタル設計に関する多くの教科
書に見られる。例えばDavid A.PattersonとJohn L.He
nnessyによる"Computer Architecture、A Quantitative
Approach"、Morgan Kaufmann Publishers Inc.、19
28年を参照されたい。
【0008】算術論理演算器(ALU)は、mビットの
2つのオペランドに対して基本演算(加算か減算)や論
理演算(AND、OR、NOT等)を実行できる組合わ
せ論理回路である。ALUは標準的な集積回路やプログ
ラマブル論理装置から構成でき、シングル・チップの中
規模集積回路として利用できる他、シングル・チップの
マイクロコンピュータに組込むこともできる。集積AL
Uは、単一装置で使用できるよりも長いワードを実行で
きるようにカスケード型にすることもできる。
【0009】ALUを含めたほとんどの算術回路の基本
的なビルディング・ブロックは全加算器であり、これは
ある構成では桁上げ保存加算器とも呼ばれる。桁上げ保
存加算器は、1ビットの3つの2進数(X、Y及びZ)
の2ビットの和(SとC)を出力する論理回路である。
表1に全加算器の真理値表と論理式を示す。ここでSは
全加算器によって出力される和信号、Cは桁上げ信号で
ある。全加算器の論理記号とゲート・レベルの実現形式
をそれぞれ図1、図2に示す。
【表1】 X Y Z S C 0 0 0 0 0 0 0 1 1 0 S=XYZ+XY'Z'+X'YZ'+X'Y'Z 0 1 0 1 0 0 1 1 0 1 1 0 0 1 0 C=XY+XZ+YZ 1 0 1 0 1 1 1 0 0 1 1 1 1 1 1
【0010】図3に、図2の論理をCMOS技術で実現
する和セルと桁上げセルを示す。当業者には周知の通
り、和セルと桁上げセルを合わせて桁上げ保存加算器が
出来る。和セルと桁上げセルはそれぞれ入力X、Y、Z
と補信号X'、Y'、Z'を受取り、それぞれ和信号S、
桁上げ信号Cを出力する。これらの回路の動作について
は周知の通りであり、従来の技術で充分に説明されてい
る。例えばPatterson Hennessyを参照されたい。図3に
示すような、桁上げ保存加算器の従来の設計は全電圧レ
ベル出力を用いるCMOS設計である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】乗算器列の中、多くの
桁上げ保存加算器回路はまとめてカスケード型にされ、
乗算の部分積加算を行う。よって各桁上げ保存加算器
は、その信号を列内の次の加算器に伝播する前にその高
か低の出力レベルに達しなければならない。これらの回
路のスピードは、その出力が上レール電圧か下レール電
圧に達する時間に直接関係する。桁上げ保存加算器はま
とめてカスケード型にして、多くの部分積の列を加算で
きるので、加算器がその出力を次の桁上げ保存加算器段
にカスケードするスピードを大幅に増加させる桁上げ保
存加算器を提供するのが望ましい。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に従って、差分信
号応答/出力を持つ桁上げ保存加算器回路が提供され
る。回路は上電圧レールから電源の供給を受ける、対に
なったクロス接続トランジスタからなる。クロス接続ト
ランジスタ対の第1トランジスタの出力は、上レールに
よって電源の供給を受け、クロックによって制御される
第1プリチャージ・トランジスタの出力に接続される。
クロス接続トランジスタ対の第2トランジスタの出力は
上レールによって電源の供給を受け、クロックによって
制御される第2プリチャージ・トランジスタの出力に接
続される。和または桁上げのいずれかの論理機能を実行
するために論理回路が接続され、論理回路は複数の入
力、出力及び補出力を持つ。論理回路の出力はクロス接
続トランジスタ対の第1トランジスタの出力に接続さ
れ、補出力はクロス接続トランジスタ対の第2トランジ
スタの出力に接続される。論理回路はイネーブル・トラ
ンジスタを通して下電圧レールに接続されるように、第
1端子が下電圧レールに接続され、補クロックによって
制御されるイネーブル・トランジスタの第2端子が論理
回路に接続される。
【0013】
【発明の実施の形態】各図特に図4、図5を参照する。
合わせて本発明の桁上げ保存加算器(CSA)をなす和
セルと桁上げセルの好適な実施例が示してある。図4の
和セルで、プリチャージ・トランジスタ1、2はVcc
供給を受け、入力クロックPによって制御される。NM
OSプリチャージ・トランジスタ1、2の出力端子はそ
れぞれPMOSトランジスタ4、3の出力端子(ドレイ
ン)に接続される。PMOSトランジスタ3、4はソー
ス端子でVccの供給を受ける。PMOSトランジスタ
3、4の出力端子(ドレイン)は一方のトランジスタの
ゲートに接続され、トランジスタ3、4はクロス接続ト
ランジスタの対として構成される。
【0014】トランジスタ3、トランジスタ4のゲート
の間には等化トランジスタ16が接続され、クロックP
の補クロックであるクロックQによって制御される。ト
ランジスタ5乃至14は論理回路として一緒に接続され
て、桁上げ保存加算器の加算機能(表1の"S")を実行
する。論理回路トランジスタ6乃至11はNMOSであ
る。
【0015】トランジスタ4のドレイン/ソースはトラ
ンジスタ5とトランジスタ7のドレイン/ソースに接続
される。トランジスタ3のドレイン/ソースはトランジ
スタ6とトランジスタ8のドレイン/ソースに接続され
る。トランジスタ5、8のドレイン/ソース端子はトラ
ンジスタ9、13のドレイン/ソース端子に接続され
る。トランジスタ6のドレイン/ソース端子は12、1
4のドレイン/ソース端子に接続される。トランジスタ
9、14のドレイン/ソース端子はトランジスタ10の
ドレイン/ソース端子に接続される。トランジスタ1
2、13のドレイン/ソース端子はトランジスタ11の
ドレイン/ソース端子に接続される。
【0016】論理回路への入力はX、Y、Z及びその補
信号X'、Y'、Z'である。信号Xはトランジスタ1
3、14のゲートに入力される。信号Yはトランジスタ
7、8のゲートに入力される。信号Zはトランジスタ1
0に入力される。入力X'はトランジスタ9、12のゲ
ートに入力される。信号Y'はトランジスタ5、6のゲ
ートに入力される。信号Z'はトランジスタ11のゲー
トに入力される。
【0017】イネーブル・トランジスタ15はNMOS
トランジスタである。そのドレイン/ソースはトランジ
スタ10、11のドレイン/ソース端子に、そのドレイ
ン/ソース端子はグラウンドに接続される。イネーブル
・トランジスタ15のゲートはクロックFによって制御
される。クロックFはクロックPの補クロックである。
【0018】本発明の桁上げセルの好適実施例を図5に
示す。クロス接続PMOSトランジスタ25、26はV
ccの供給を受ける。等化トランジスタ27はトランジス
タ25、26のゲートの間に接続され、クロックQによ
って制御される。プリチャージ・トランジスタ28、2
9はVccの供給を受け、クロックPによって制御され
る。トランジスタ26、28の出力端子は接続され、こ
のノードは桁上げ信号Cをなす。トランジスタ25、2
9の出力端子は接続され、桁上げ補信号C'の出力ノー
ドをなす。トランジスタ17乃至24は、入力X、Y、
Zに対して桁上げ式(表1の"C")を実行するよう接続
された論理回路をなす。この桁上げ論理回路の出力は、
トランジスタ26のドレイン/ソースに接続されたトラ
ンジスタ22、24のドレイン/ソースの接続によって
形成される。トランジスタ21、23のドレイン/ソー
スは、補出力C'でトランジスタ25のドレイン/ソー
スに接続される。トランジスタ19、20のドレイン/
ソースはトランジスタ22、23のドレイン/ソースに
接続される。トランジスタ対19、24、トランジスタ
対20、21のドレイン/ソースはそれぞれトランジス
タ18、17のドレイン/ソースに接続される。NMO
Sイネーブル・トランジスタ30は、そのドレイン/ソ
ースがトランジスタ17、18のドレイン/ソースに、
そのドレイン/ソースがグラウンドに接続される。トラ
ンジスタ30のゲートはクロックFによって制御され
る。
【0019】ここで図6を参照する。図4、図5に示し
た本発明の好適な実施例の和セルと桁上げセルのタイミ
ング図が示してある。回路への入力はX、Y、Z及びそ
の反転値X'、Y'、Z'である。これらの値は、イネー
ブル・クロックFがアサートされて桁上げ保存加算器が
イネーブルになる期間の前に、桁上げセルと和セルの両
方を含む桁上げ保存加算器回路の入力側で設定される。
図6に示す通り、これらの入力はサイクルI及びIII
の間に設定される。またサイクルI及びIIIの間、プ
リチャージ・クロックPは高であり、等化クロックQは
低である。よってサイクルI及びIIIの間、トランジ
スタ1、2、16、27、28、29はオンになる。出
力ノードS、S'、C、C'は全てVccの下のnチャネル
しきい値電圧降下(VTN)に等しい電圧まで予め充電さ
れる。
【0020】等化トランジスタ16、27は、サイクル
I及びIIIの間にクロックQによってオンになる。こ
れでプリチャージ・トランジスタやクロス接続トランジ
スタのバランスがいくらか崩れてその出力端子間に電圧
差が生じる結果になるような、トランジスタの漏れ電流
やプロセス変動が最小になる。従ってサイクルIIの始
めにクロックFが立ち上がると、和信号Sは和信号の補
S'と等しくなり、桁上げ信号Cは桁上げ補信号C'と等
しくなる。クロックFはサイクルI及びIIIの間にア
サートされないので、論理機能を実行するセル内の他の
デバイスはグラウンドへのパスを持たなくなり、従って
出力ノードに影響を与えない。
【0021】本発明の桁上げ保存加算器が乗算器列に用
いられると、桁上げ保存信号とその補は、列内の他の1
つか2つの桁上げ保存加算器に出力される。そこで桁上
げ信号Cと和信号Sはそれぞれ、列の次の段の桁上げ保
存加算器の入力X、YまたはZの1つになる。従ってサ
イクルI及びIIIの間、X、Y、Z、X'、Y'、Z'
によって駆動される論理回路のゲートの入力電圧は全
て、列の前の段のCSAの出力からになる。よって、こ
れら入力電圧は全てクロックの次のサイクルの前に定常
入力電圧Vcc−VTNに達する
【0022】クロックのサイクルIIの間に回路はアク
ティブになる。クロックFはアサートされ、論理回路に
電流が流れるようになる。同時にクロックP、Qは切り
替えられる。これで和セルと桁上げセルの出力は、入力
X、Y、Z及びそれぞれのセルに組込まれた論理機能に
応じて論理1か0に振れる。
【0023】サイクルIIの始めに回路は評価を始め
る。信号入力は全て電圧Vcc−VTNなのでnチャネル・
デバイスは全てオンであり、各セルの出力と補出力はい
ずれも放電してグラウンドに動く。出力電圧が低に引か
れると、トランジスタ3、4、25、26はオンになり
始め、電流を出力ノードに供給する。しかし入力信号と
その補に入力電圧差が生じ始めるとすぐ、論理回路トラ
ンジスタはこれに応答して、あるパスを通る電流は減少
させ、別のパスを通る電流は増加させる。出力ノード
S、S'及びC、C'はこれに応答する。出力信号と補出
力信号が離れると、その電圧差は次の段で桁上げ保存加
算器によって受取られる。駆動された加算器は、前の段
の3つの異なる加算器から電圧差を受取り、その加算結
果を次の段へ伝播する。サイクルIIの間に信号はカス
ケードされた加算器の列全体を伝播する。
【0024】乗算器列の各段は、列内を桁上げと和信号
が伝播する際、その入力信号をほぼ同時に評価するCS
Aからなる。列の最初の段は加算操作の初期値を受取る
全てのCSAからなる。例えばBoothアルゴリズムの乗
算を行うよう構成された列では、列の最初の段のCSA
は、評価サイクル(図のサイクルII)の前に部分積入
力で設定される。第2段は、第1段から少なくとも1つ
の入力があり、おそらく評価サイクルの始めより前の部
分積入力等の初期設定値を持つ全てのCSAからなる。
第3段は、第2段からの入力を少なくとも1つ受取るC
SAからなる。後の段は、次に上位の段からの入力を少
なくとも1つ受取り、下位の段からの入力は受取らない
CSAからなる。
【0025】図4、図5に示した本発明の桁上げ保存加
算器(CSA)は、3入力(補入力はCSA内で生成さ
れる)と2出力(及びその補)なので、このタイプのC
SAは3−2 CSAと呼ばれる。乗算器列の論理構成
とレイアウトを容易にするために、しばしば4−2 C
SAが乗算器設計に適用される。図7に示す通り、4−
2 CSAへの入力は信号A、B、C、Dである。各桁
上げセルからの出力信号はCARRY、和セルからの出
力信号はSUMである。CINは別の4−2CSAから
桁上げ出力信号を受取る。COUTは桁上げ出力信号を
次の4−2CSAに供給する。
【0026】乗算器列が4−2 CSAを使って設計さ
れる場合、論理は列の後の段で「プッシュ・アウト」す
る傾向がある。プッシュ・アウトは、現在のサイクルの
間に真の論理状態にそこで復帰していなければならない
CSAの出力に対する初期電圧スイッチング・エラーと
定義される。初期スイッチング・エラーは、そこで切り
替えるべき電圧の振れが大きくなるので、回路をスロー
・ダウンさせる。
【0027】プッシュ・アウトの問題を図8に示す。図
8は、第1の4−2 CSA100と第2の4−2 C
SA200を示す。CSA200からのCOUTはCS
A100のCINへの入力である。従ってCSA100
は、乗算器列内でCSA200より1つ下位の段であ
る。この例では、CSA100への入力A、B、Cは0
のままで入力Dは0から1に遷移すると仮定する。CS
A200の入力Aは0から1に遷移するが、入力Bは0
のまま、入力Cは1のまま及び入力Dは0のままであ
る。
【0028】CSA100への入力Dは高速パスであ
り、1つの3−2 CSAを通過してCSA100の和
信号Sに影響を与える。CSA200の入力Aは、和信
号出力に影響を与えるために2つの3−2 CSAを通
過しなければならないので、CSA100の和信号Sに
達するパスは遅い。従って、CSA200からの和信号
Sは出力0から1に振れ始めるが、遷移を開始した後の
ある点で、CSA100は、0から1へのCIN信号遷
移を受取り、CSA100からの和信号Sは振り戻され
て0に戻る。これがプッシュ・アウトの1例である。
【0029】プッシュ・アウトの問題を解決するには、
列の各段の評価サイクルのタイミングを別々にすればよ
い。図9に、4−2 CSAで構成された乗算器列の4
つの段のブロック図を示す。この例で最初の段は入力と
して28の部分積を受取る。これら28の部分積は、図
6に示したサイクルIIの前に第1段を作る4−2CS
Aの入力で設定される。サイクルIIの始めにイネーブ
ル・クロックFがアサートされ、第1段300が評価モ
ードになる。イネーブル・クロックFはまた遅延素子3
10にも入力される。遅延素子310は、イネーブル・
クロックFを4−2 CSAの第2段320に入力され
る前に所定量だけ遅らせる。遅延素子310の所定遅延
は、1つの4−2 CSAを通る信号の伝播遅延よりも
大きくセットされる。これによりイネーブル・クロック
Fが第2段320に達したとき、第1段300からの和
と桁上げの信号は全て第2段320のトランジスタのゲ
ートに達していることになる。こうしてプッシュ・アウ
トは、列の後のCSAからは見えない。同様に、遅延素
子330、350は、イネーブル・クロックFのパス内
にそれぞれ第3段340、第4段360に入力される前
に置かれる。遅延素子330、350はまた、所定遅延
時間にセットされる。4−2 CSAの評価遅延より長
い遅延時間により、ハザードを起こす信号はなくなり、
よってプッシュ・アウトは見られない。
【0030】遅延素子は確かに回路を少し遅くするが、
この構成により、遅延タイミングがない場合よりも回路
全体の速度が向上する。これはプッシュ・アウトを回避
したことによる。本発明で述べたプッシュ・アウトを回
避する手法は、4−2 CSA乗算器列の文脈で説明し
たが、当業者には明らかなように、遅延素子は本発明の
CSAを使用した任意のCSA網で構成した乗算器列の
段と段の間に導入することができる。プッシュ・アウト
の問題は、本発明の高速CSA設計により様々な回路設
計で生じ得るからである。
【0031】まとめると本発明は、差分応答と差分出力
を持つ桁上げ保存加算器を提供する。本発明の桁上げ保
存加算器の複数の段が乗算器列に用いられると、乗算の
信号が列を伝播するスピードは大幅に向上し、高速乗算
器が得られる。従来のCSAにはない大幅な高速化が達
成されるのは、あるCSAで加算を行うための出力電圧
の振れは、レール・ツー・レールではなく非常に小さい
電圧差だからである。例えば、従来技術に見られるよう
な出力3ボルト乃至5ボルトを振る場合よりも、本発明
のCSAの場合のように、出力電圧200ミリボルト乃
至500ミリボルトを振る場合の方が時間はかなり短く
て済むという点を考慮すれば、従来のCSAを超える大
幅な高速化が理解できる。列の次の加算器は、この小さ
い電圧差に応答することができ、それ自体の差分出力を
生じる。こうして、出力電圧ではレール・ツー・レール
の振れが必要ないので、出力信号は列内を高速に伝播す
る。合わせてカスケード型にされたセルそれぞれに差分
加算和があれば、乗算器列は従来技術に対して150%
乃至200%の高速化が達成できる。
【0032】また、プッシュ・アウトの問題に対する全
く新しい解決法について説明した。乗算器列に高速CS
Aが用いられる場合、本発明のCSAによって得られる
高速度で列内をレースする信号が列内の別々の段に届く
のは、当該段への他の入力信号よりも速いのでプッシュ
・アウトの問題が生じる。この問題は、本発明の中で、
列の各段のタイミングを乗算器列の各段間のイネーブル
信号のパス内に置いた遅延素子によって独立させること
で解決される。これにより、列の段への入力は、段によ
って入力が評価されてその加算が実行される前に、その
真値に達する。
【0033】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0034】(1)差分信号の応答と出力を有する組合
わせ論理回路であって、各トランジスタの出力が他方の
トランジスタを制御するように接続され、各トランジス
タの第1端子が第1電圧レールと出力端子に接続された
クロス接続トランジスタ対と、各トランジスタの第1端
子が第1電圧レールに接続され、第2端子が上記クロス
接続トランジスタ対の出力端子に接続され、クロックに
よって制御される第1及び第2のプリチャージ・トラン
ジスタと、第1端子が第2電圧レールに接続され、前記
クロックの補クロックによって制御されるイネーブル・
トランジスタと、論理機能を実行するよう接続され、複
数の入力信号とその補を含めた複数の入力を持ち、また
複数の出力と補出力を持ち、前記出力は、前記クロス接
続トランジスタ対の第1トランジスタの出力端子に接続
され、前記補出力は、前記クロス接続トランジスタ対の
第2トランジスタの出力端子に接続され、更に前記イネ
ーブル・トランジスタの出力によってイネーブルにな
る、論理回路と、を含む、組合わせ論理回路。 (2)前記クロス接続トランジスタ対の出力端子間に接
続され、前記クロックによって制御される等化トランジ
スタを含む、前記(1)記載の組合わせ論理回路。 (3)前記論理回路は、前記論理回路を前記第2レール
に接続する前記イネーブル・トランジスタの出力によっ
てイネーブルになる、前記(1)記載の組合わせ論理回
路。 (4)前記論理回路は乗算器の和の機能をなす、前記
(1)記載の組合わせ論理回路。 (5)前記論理回路は乗算器の桁上げの機能をなす、前
記(1)記載の組合わせ論理回路。 (6)前記第1及び第2のプリチャージ・トランジスタ
はNMOSトランジスタである、前記(1)記載の組合
わせ論理回路。 (7)前記クロス接続トランジスタ対はPMOSトラン
ジスタである、前記(1)記載の組合わせ論理回路。 (8)前記イネーブル・トランジスタはNMOSトラン
ジスタである、前記(1)記載の組合わせ論理回路。 (9)乗算器用の3−2桁上げ保存加算器であって、各
トランジスタの出力は他方のトランジスタを制御するよ
うに接続され、各トランジスタは第1電圧レールに接続
された第1端子と出力端子とを有するクロス接続トラン
ジスタの第1対と、各トランジスタは第1電圧レールに
接続された第1端子と、前記クロス接続トランジスタの
第1対の出力端子に接続された第2端子とを持ち、クロ
ックによって制御される第1及び第2のプリチャージ・
トランジスタと、第2電圧レールに接続された第1端子
を持ち、前記クロックの補クロックによって制御される
第1イネーブル・トランジスタと、3つの入力信号と3
つの補入力信号を受取り、桁上げ出力と桁上げ補出力と
を持ち、前記桁上げ出力は前記クロス接続トランジスタ
の第1対の第1トランジスタの出力端子に接続され、前
記桁上げ補出力は前記クロス接続トランジスタの第1対
の第2トランジスタの出力端子に接続され、更に前記第
1イネーブル・トランジスタの出力によってイネーブル
になる桁上げ回路とを含む、桁上げセルと、各トランジ
スタの出力は他方のトランジスタを制御するように接続
され、各トランジスタは第1電圧レールに接続された第
1端子と出力端子とを有するクロス接続トランジスタの
第2対と、各トランジスタは第1電圧レールに接続され
た第1端子と、前記クロス接続トランジスタの第2対の
出力端子に接続された第2端子とを持ち、クロックによ
って制御される第3及び第4のプリチャージ・トランジ
スタと第2電圧レールに接続された第1端子を持ち、前
記クロックの補クロックによって制御される第2イネー
ブル・トランジスタと、3つの入力信号と3つの補入力
信号を受取り、和出力と和補出力とを持ち、前記和出力
は前記クロス接続トランジスタの第2対の第1トランジ
スタの出力端子に接続され、前記和補出力は前記クロス
接続トランジスタの第2対の第2トランジスタの出力端
子に接続され、更に前記第2イネーブル・トランジスタ
の出力によってイネーブルになる和回路とを含む、和セ
ルと、を含む、3−2桁上げ保存加算器。 (10)前記クロス接続トランジスタの第1対の入力端
子間に接続され、前記クロックによって制御される第1
等化トランジスタと、前記クロス接続トランジスタの第
2対の入力端子間に接続され、前記クロックによって制
御される第2等化トランジスタとを含む、前記(9)記
載の3−2桁上げ保存加算器。 (11)前記桁上げ回路は、前記桁上げ回路を前記第2
レールに接続する前記第1イネーブル・トランジスタの
出力によってイネーブルになり、前記和回路は、前記和
回路を前記第2レールに接続する前記第2イネーブル・
トランジスタの出力によってイネーブルになる、前記
(9)記載の3−2桁上げ保存加算器。 (12)前記プリチャージ・トランジスタはNMOSト
ランジスタである、前記(9)記載の3−2桁上げ保存
加算器。 (13)前記クロス接続トランジスタの第1及び第2の
対はPMOSトランジスタである、前記(9)記載の3
−2桁上げ保存加算器。 (14)前記イネーブル・トランジスタはNMOSトラ
ンジスタである、前記(9)記載の3−2桁上げ保存加
算器。 (15)階層型に、列の評価サイクルの前に設定される
入力を受取る第1段から、部分積の和が出力される最後
の段まで指定された複数の段に分けられ、ある段は全て
の3−2桁上げ保存加算器を含み、前段からその入力信
号を全て受取り、少なくとも1つの入力は次に前の段か
らのものである、乗算器列として構成された3−2桁上
げ保存加算器の列を含み、各3−2桁上げ保存加算器
は、各トランジスタの出力は他方のトランジスタを制御
するように接続され、各トランジスタは第1電圧レール
に接続された第1端子と出力端子とを有するクロス接続
トランジスタの第1対と、各トランジスタは第1電圧レ
ールに接続された第1端子と、前記クロス接続トランジ
スタの第1対の出力端子に接続された第2端子とを持
ち、クロックによって制御される第1及び第2のプリチ
ャージ・トランジスタと、第2電圧レールに接続された
第1端子を持ち、前記クロックの補クロックによって制
御される第1イネーブル・トランジスタと、3つの入力
信号と3つの補入力信号を受取り、桁上げ出力と桁上げ
補出力とを持ち、前記桁上げ出力は前記クロス接続トラ
ンジスタの第1対の第1トランジスタの出力端子に接続
され、前記桁上げ補出力は前記クロス接続トランジスタ
の第1対の第2トランジスタの出力端子に接続され、更
に前記第1イネーブル・トランジスタの出力によってイ
ネーブルになる桁上げ回路とを含む、桁上げセルと、各
トランジスタの出力は他方のトランジスタを制御するよ
うに接続され、各トランジスタは第1電圧レールに接続
された第1端子と出力端子とを有するクロス接続トラン
ジスタの第2対と、各トランジスタは第1電圧レールに
接続された第1端子と、前記クロス接続トランジスタの
第2対の出力端子に接続された第2端子とを持ち、クロ
ックによって制御される第3及び第4のプリチャージ・
トランジスタと、第2電圧レールに接続された第1端子
を持ち、前記クロックの補クロックによって制御される
第2イネーブル・トランジスタと、3つの入力信号と3
つの補入力信号を受取り、和出力と和補出力とを持ち、
前記和出力は前記クロス接続トランジスタの第2対の第
1トランジスタの出力端子に接続され、前記和補出力は
前記クロス接続トランジスタの第2対の第2トランジス
タの出力端子に接続され、更に前記第2イネーブル・ト
ランジスタの出力によってイネーブルになる和回路とを
含む、和セルと、を含む、列乗算器。 (16)前記クロス接続トランジスタの第1対の入力端
子間に接続され、前記クロックによって制御される第1
等化トランジスタと、前記クロス接続トランジスタの第
2対の入力端子間に接続され、前記クロックによって制
御される第2等化トランジスタとを含む、前記(15)
記載の列乗算器。 (17)前記桁上げ回路は、前記桁上げ回路を前記第2
レールに接続する前記第1イネーブル・トランジスタの
出力によってイネーブルになり、前記和回路は、前記和
回路を前記第2レールに接続する前記第2イネーブル・
トランジスタの出力によってイネーブルになる、前記
(15)記載の列乗算器。 (18)前記プリチャージ・トランジスタはNMOSト
ランジスタである、前記(15)記載の列乗算器。 (19)前記クロス接続トランジスタの第1及び第2の
対はPMOSトランジスタである、前記(15)記載の
列乗算器。 (20)前記イネーブル・トランジスタはNMOSトラ
ンジスタである、前記(15)記載の列乗算器。 (21)階層型に、列の評価サイクルの前に設定される
入力を受取る第1段から、部分積の和が出力される最後
の段まで指定された複数の段に分けられ、ある段は全て
の3−2桁上げ保存加算器を含み、前段からその入力信
号を全て受取り、少なくとも1つの入力は次に前の段か
らのものである、乗算器列として構成された4−2桁上
げ保存加算器の列を含み、各4−2桁上げ保存加算器
は、ある段において、第1、第2及び第3の入力を受取
り、第1桁上げと第1和を出力する第1の3−2桁上げ
保存加算器と、前記第1の3−2桁上げ保存加算器から
前記第1和、第4信号及び別の4−2桁上げ保存加算器
の第1の3−2桁上げ保存加算器から受信された第1桁
上げの各入力を受取り、第2桁上げと第2和を出力する
第2の3−2桁上げ保存加算器と、を含み、各3−2桁
上げ保存加算器は、各トランジスタの出力は他方のトラ
ンジスタを制御するように接続され、各トランジスタは
第1電圧レールに接続された第1端子と出力端子とを有
するクロス接続トランジスタの第1対と、各トランジス
タは第1電圧レールに接続された第1端子と、前記クロ
ス接続トランジスタの第1対の出力端子に接続された第
2端子とを持ち、クロックによって制御される第1及び
第2のプリチャージ・トランジスタと、第2電圧レール
に接続された第1端子を持ち、前記クロックの補クロッ
クによって制御される第1イネーブル・トランジスタ
と、3つの入力信号と3つの補入力信号を受取り、桁上
げ出力と桁上げ補出力とを持ち、前記桁上げ出力は前記
クロス接続トランジスタの第1対の第1トランジスタの
出力端子に接続され、前記桁上げ補出力は前記クロス接
続トランジスタの第1対の第2トランジスタの出力端子
に接続され、更に前記第1イネーブル・トランジスタの
出力によってイネーブルになる桁上げ回路とを含む、桁
上げセルと、各トランジスタの出力は他方のトランジス
タを制御するように接続され、各トランジスタは第1電
圧レールに接続された第1端子と出力端子とを有するク
ロス接続トランジスタの第2対と、各トランジスタは第
1電圧レールに接続された第1端子と、前記クロス接続
トランジスタの第2対の出力端子に接続された第2端子
とを持ち、クロックによって制御される第3及び第4の
プリチャージ・トランジスタと、第2電圧レールに接続
された第1端子を持ち、前記クロックの補クロックによ
って制御される第2イネーブル・トランジスタと、3つ
の入力信号と3つの補入力信号を受取り、和出力と和補
出力とを持ち、前記和出力は前記クロス接続トランジス
タの第2対の第1トランジスタの出力端子に接続され、
前記和補出力は前記クロス接続トランジスタの第2対の
第2トランジスタの出力端子に接続され、更に前記第2
イネーブル・トランジスタの出力によってイネーブルに
なる和回路とを含む、和セルと、を含む、列乗算器。 (22)少なくとも1つの特定の段に供給される前記補
クロックは、次に前の段に供給される前記補クロックを
所定時間は遅らせる関連遅延素子によって出力され、前
記所定時間は、信号が4−2桁上げ保存加算器の入力か
ら出力に伝播するのにかかる時間になるよう選択され
る、前記(21)記載の列乗算器。 (23)前記クロス接続トランジスタの第1対の入力端
子間に接続され、前記クロックによって制御される第1
等化トランジスタと、前記クロス接続トランジスタの第
2対の入力端子間に接続され、前記クロックによって制
御される第2等化トランジスタとを含む、前記(21)
記載の列乗算器。 (24)前記桁上げ回路は、前記桁上げ回路を前記第2
レールに接続する前記第1イネーブル・トランジスタの
出力によってイネーブルになり、前記和回路は、前記和
回路を前記第2レールに接続する前記第2イネーブル・
トランジスタの出力によってイネーブルになる、前記
(21)記載の列乗算器。 (25)前記プリチャージ・トランジスタはNMOSト
ランジスタである、前記(21)記載の列乗算器。 (26)前記クロス接続トランジスタの第1及び第2の
対はPMOSトランジスタである、前記(21)記載の
列乗算器。 (27)前記イネーブル・トランジスタはNMOSトラ
ンジスタである、前記(21)記載の列乗算器。
【0035】
【発明の効果】 【図面の簡単な説明】
【図1】桁上げ保存加算器の論理記号を示す図である。
【図2】桁上げ保存加算器(CSA)のゲート・レベル
の実現形式を示す図である。
【図3】CMOS技術で適用された和セルと桁上げセル
の図である。
【図4】本発明の好適な実施例に従った和セルと桁上げ
保存加算器の図である。
【図5】本発明の好適な実施例に従った桁上げ保存加算
器の桁上げセルの図である。
【図6】図4、5に示した、本発明の好適な実施例の和
セルと桁上げセルのタイミング図である。
【図7】本発明の好適な実施例に従った4−2 CSA
を形成する2つの3−2 CSAの接続を示すブロック
図である。
【図8】4−2 CSAの複数の段を使用した乗算器列
のプッシュ・アウトの問題を示す図である。
【図9】本発明の好適な実施例に従った4−2 CSA
を用いた乗算器列の複数の段を示すブロック図である。
【符号の説明】
1、2 NMOSプリチャージ・トランジスタ 3、4 PMOSトランジスタ 5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、
15、17、18、19、20、21、22、23、2
4 トランジスタ 16 等化トランジスタ 25、26 クロス接続PMOSトランジスタ 28、29 プリチャージ・トランジスタ 30 NMOSイネーブル・トランジスタ 100 第1の4−2 CSA 200 第2の4−2 CSA 300 第1段 310、330、350 遅延素子 320 第2段 340 第3段 360 第4段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ポール・ケイ・ミラー アメリカ合衆国78748、テキサス州オース ティン、フェスタス・ドライブ 3027

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】差分信号の応答と出力を有する組合わせ論
    理回路であって、 各トランジスタの出力が他方のトランジスタを制御する
    ように接続され、各トランジスタの第1端子が第1電圧
    レールと出力端子に接続されたクロス接続トランジスタ
    対と、 各トランジスタの第1端子が第1電圧レールに接続さ
    れ、第2端子が上記クロス接続トランジスタ対の出力端
    子に接続され、クロックによって制御される第1及び第
    2のプリチャージ・トランジスタと、 第1端子が第2電圧レールに接続され、前記クロックの
    補クロックによって制御されるイネーブル・トランジス
    タと、 論理機能を実行するよう接続され、複数の入力信号とそ
    の補を含めた複数の入力を持ち、また複数の出力と補出
    力を持ち、前記出力は、前記クロス接続トランジスタ対
    の第1トランジスタの出力端子に接続され、前記補出力
    は、前記クロス接続トランジスタ対の第2トランジスタ
    の出力端子に接続され、更に前記イネーブル・トランジ
    スタの出力によってイネーブルになる、論理回路と、 を含む、組合わせ論理回路。
  2. 【請求項2】前記クロス接続トランジスタ対の出力端子
    間に接続され、前記クロックによって制御される等化ト
    ランジスタを含む、請求項1記載の組合わせ論理回路。
  3. 【請求項3】前記論理回路は、前記論理回路を前記第2
    レールに接続する前記イネーブル・トランジスタの出力
    によってイネーブルになる、請求項1記載の組合わせ論
    理回路。
  4. 【請求項4】前記論理回路は乗算器の和の機能をなす、
    請求項1記載の組合わせ論理回路。
  5. 【請求項5】前記論理回路は乗算器の桁上げの機能をな
    す、請求項1記載の組合わせ論理回路。
  6. 【請求項6】前記第1及び第2のプリチャージ・トラン
    ジスタはNMOSトランジスタである、請求項1記載の
    組合わせ論理回路。
  7. 【請求項7】前記クロス接続トランジスタ対はPMOS
    トランジスタである、請求項1記載の組合わせ論理回
    路。
  8. 【請求項8】前記イネーブル・トランジスタはNMOS
    トランジスタである、請求項1記載の組合わせ論理回
    路。
  9. 【請求項9】乗算器用の3−2桁上げ保存加算器であっ
    て、 各トランジスタの出力は他方のトランジスタを制御する
    ように接続され、各トランジスタは第1電圧レールに接
    続された第1端子と出力端子とを有するクロス接続トラ
    ンジスタの第1対と、各トランジスタは第1電圧レール
    に接続された第1端子と、前記クロス接続トランジスタ
    の第1対の出力端子に接続された第2端子とを持ち、ク
    ロックによって制御される第1及び第2のプリチャージ
    ・トランジスタと、第2電圧レールに接続された第1端
    子を持ち、前記クロックの補クロックによって制御され
    る第1イネーブル・トランジスタと、3つの入力信号と
    3つの補入力信号を受取り、桁上げ出力と桁上げ補出力
    とを持ち、前記桁上げ出力は前記クロス接続トランジス
    タの第1対の第1トランジスタの出力端子に接続され、
    前記桁上げ補出力は前記クロス接続トランジスタの第1
    対の第2トランジスタの出力端子に接続され、更に前記
    第1イネーブル・トランジスタの出力によってイネーブ
    ルになる桁上げ回路とを含む、桁上げセルと、 各トランジスタの出力は他方のトランジスタを制御する
    ように接続され、各トランジスタは第1電圧レールに接
    続された第1端子と出力端子とを有するクロス接続トラ
    ンジスタの第2対と、各トランジスタは第1電圧レール
    に接続された第1端子と、前記クロス接続トランジスタ
    の第2対の出力端子に接続された第2端子とを持ち、ク
    ロックによって制御される第3及び第4のプリチャージ
    ・トランジスタと第2電圧レールに接続された第1端子
    を持ち、前記クロックの補クロックによって制御される
    第2イネーブル・トランジスタと、3つの入力信号と3
    つの補入力信号を受取り、和出力と和補出力とを持ち、
    前記和出力は前記クロス接続トランジスタの第2対の第
    1トランジスタの出力端子に接続され、前記和補出力は
    前記クロス接続トランジスタの第2対の第2トランジス
    タの出力端子に接続され、更に前記第2イネーブル・ト
    ランジスタの出力によってイネーブルになる和回路とを
    含む、和セルと、 を含む、3−2桁上げ保存加算器。
  10. 【請求項10】前記クロス接続トランジスタの第1対の
    入力端子間に接続され、前記クロックによって制御され
    る第1等化トランジスタと、前記クロス接続トランジス
    タの第2対の入力端子間に接続され、前記クロックによ
    って制御される第2等化トランジスタとを含む、請求項
    9記載の3−2桁上げ保存加算器。
  11. 【請求項11】前記桁上げ回路は、前記桁上げ回路を前
    記第2レールに接続する前記第1イネーブル・トランジ
    スタの出力によってイネーブルになり、前記和回路は、
    前記和回路を前記第2レールに接続する前記第2イネー
    ブル・トランジスタの出力によってイネーブルになる、
    請求項9記載の3−2桁上げ保存加算器。
  12. 【請求項12】前記プリチャージ・トランジスタはNM
    OSトランジスタである、請求項9記載の3−2桁上げ
    保存加算器。
  13. 【請求項13】前記クロス接続トランジスタの第1及び
    第2の対はPMOSトランジスタである、請求項9記載
    の3−2桁上げ保存加算器。
  14. 【請求項14】前記イネーブル・トランジスタはNMO
    Sトランジスタである、請求項9記載の3−2桁上げ保
    存加算器。
  15. 【請求項15】階層型に、列の評価サイクルの前に設定
    される入力を受取る第1段から、部分積の和が出力され
    る最後の段まで指定された複数の段に分けられ、ある段
    は全ての3−2桁上げ保存加算器を含み、前段からその
    入力信号を全て受取り、少なくとも1つの入力は次に前
    の段からのものである、乗算器列として構成された3−
    2桁上げ保存加算器の列を含み、各3−2桁上げ保存加
    算器は、 各トランジスタの出力は他方のトランジスタを制御する
    ように接続され、各トランジスタは第1電圧レールに接
    続された第1端子と出力端子とを有するクロス接続トラ
    ンジスタの第1対と、各トランジスタは第1電圧レール
    に接続された第1端子と、前記クロス接続トランジスタ
    の第1対の出力端子に接続された第2端子とを持ち、ク
    ロックによって制御される第1及び第2のプリチャージ
    ・トランジスタと、第2電圧レールに接続された第1端
    子を持ち、前記クロックの補クロックによって制御され
    る第1イネーブル・トランジスタと、3つの入力信号と
    3つの補入力信号を受取り、桁上げ出力と桁上げ補出力
    とを持ち、前記桁上げ出力は前記クロス接続トランジス
    タの第1対の第1トランジスタの出力端子に接続され、
    前記桁上げ補出力は前記クロス接続トランジスタの第1
    対の第2トランジスタの出力端子に接続され、更に前記
    第1イネーブル・トランジスタの出力によってイネーブ
    ルになる桁上げ回路とを含む、桁上げセルと、 各トランジスタの出力は他方のトランジスタを制御する
    ように接続され、各トランジスタは第1電圧レールに接
    続された第1端子と出力端子とを有するクロス接続トラ
    ンジスタの第2対と、各トランジスタは第1電圧レール
    に接続された第1端子と、前記クロス接続トランジスタ
    の第2対の出力端子に接続された第2端子とを持ち、ク
    ロックによって制御される第3及び第4のプリチャージ
    ・トランジスタと、第2電圧レールに接続された第1端
    子を持ち、前記クロックの補クロックによって制御され
    る第2イネーブル・トランジスタと、3つの入力信号と
    3つの補入力信号を受取り、和出力と和補出力とを持
    ち、前記和出力は前記クロス接続トランジスタの第2対
    の第1トランジスタの出力端子に接続され、前記和補出
    力は前記クロス接続トランジスタの第2対の第2トラン
    ジスタの出力端子に接続され、更に前記第2イネーブル
    ・トランジスタの出力によってイネーブルになる和回路
    とを含む、和セルと、 を含む、列乗算器。
  16. 【請求項16】前記クロス接続トランジスタの第1対の
    入力端子間に接続され、前記クロックによって制御され
    る第1等化トランジスタと、前記クロス接続トランジス
    タの第2対の入力端子間に接続され、前記クロックによ
    って制御される第2等化トランジスタとを含む、請求項
    15記載の列乗算器。
  17. 【請求項17】前記桁上げ回路は、前記桁上げ回路を前
    記第2レールに接続する前記第1イネーブル・トランジ
    スタの出力によってイネーブルになり、前記和回路は、
    前記和回路を前記第2レールに接続する前記第2イネー
    ブル・トランジスタの出力によってイネーブルになる、
    請求項15記載の列乗算器。
  18. 【請求項18】前記プリチャージ・トランジスタはNM
    OSトランジスタである、請求項15記載の列乗算器。
  19. 【請求項19】前記クロス接続トランジスタの第1及び
    第2の対はPMOSトランジスタである、請求項15記
    載の列乗算器。
  20. 【請求項20】前記イネーブル・トランジスタはNMO
    Sトランジスタである、請求項15記載の列乗算器。
  21. 【請求項21】階層型に、列の評価サイクルの前に設定
    される入力を受取る第1段から、部分積の和が出力され
    る最後の段まで指定された複数の段に分けられ、ある段
    は全ての3−2桁上げ保存加算器を含み、前段からその
    入力信号を全て受取り、少なくとも1つの入力は次に前
    の段からのものである、乗算器列として構成された4−
    2桁上げ保存加算器の列を含み、 各4−2桁上げ保存加算器は、ある段において、第1、
    第2及び第3の入力を受取り、第1桁上げと第1和を出
    力する第1の3−2桁上げ保存加算器と、前記第1の3
    −2桁上げ保存加算器から前記第1和、第4信号及び別
    の4−2桁上げ保存加算器の第1の3−2桁上げ保存加
    算器から受信された第1桁上げの各入力を受取り、第2
    桁上げと第2和を出力する第2の3−2桁上げ保存加算
    器と、 を含み、 各3−2桁上げ保存加算器は、 各トランジスタの出力は他方のトランジスタを制御する
    ように接続され、各トランジスタは第1電圧レールに接
    続された第1端子と出力端子とを有するクロス接続トラ
    ンジスタの第1対と、各トランジスタは第1電圧レール
    に接続された第1端子と、前記クロス接続トランジスタ
    の第1対の出力端子に接続された第2端子とを持ち、ク
    ロックによって制御される第1及び第2のプリチャージ
    ・トランジスタと、第2電圧レールに接続された第1端
    子を持ち、前記クロックの補クロックによって制御され
    る第1イネーブル・トランジスタと、3つの入力信号と
    3つの補入力信号を受取り、桁上げ出力と桁上げ補出力
    とを持ち、前記桁上げ出力は前記クロス接続トランジス
    タの第1対の第1トランジスタの出力端子に接続され、
    前記桁上げ補出力は前記クロス接続トランジスタの第1
    対の第2トランジスタの出力端子に接続され、更に前記
    第1イネーブル・トランジスタの出力によってイネーブ
    ルになる桁上げ回路とを含む、桁上げセルと、 各トランジスタの出力は他方のトランジスタを制御する
    ように接続され、各トランジスタは第1電圧レールに接
    続された第1端子と出力端子とを有するクロス接続トラ
    ンジスタの第2対と、各トランジスタは第1電圧レール
    に接続された第1端子と、前記クロス接続トランジスタ
    の第2対の出力端子に接続された第2端子とを持ち、ク
    ロックによって制御される第3及び第4のプリチャージ
    ・トランジスタと、第2電圧レールに接続された第1端
    子を持ち、前記クロックの補クロックによって制御され
    る第2イネーブル・トランジスタと、3つの入力信号と
    3つの補入力信号を受取り、和出力と和補出力とを持
    ち、前記和出力は前記クロス接続トランジスタの第2対
    の第1トランジスタの出力端子に接続され、前記和補出
    力は前記クロス接続トランジスタの第2対の第2トラン
    ジスタの出力端子に接続され、更に前記第2イネーブル
    ・トランジスタの出力によってイネーブルになる和回路
    とを含む、和セルと、 を含む、列乗算器。
  22. 【請求項22】少なくとも1つの特定の段に供給される
    前記補クロックは、次に前の段に供給される前記補クロ
    ックを所定時間は遅らせる関連遅延素子によって出力さ
    れ、前記所定時間は、信号が4−2桁上げ保存加算器の
    入力から出力に伝播するのにかかる時間になるよう選択
    される、請求項21記載の列乗算器。
  23. 【請求項23】前記クロス接続トランジスタの第1対の
    入力端子間に接続され、前記クロックによって制御され
    る第1等化トランジスタと、前記クロス接続トランジス
    タの第2対の入力端子間に接続され、前記クロックによ
    って制御される第2等化トランジスタとを含む、請求項
    21記載の列乗算器。
  24. 【請求項24】前記桁上げ回路は、前記桁上げ回路を前
    記第2レールに接続する前記第1イネーブル・トランジ
    スタの出力によってイネーブルになり、前記和回路は、
    前記和回路を前記第2レールに接続する前記第2イネー
    ブル・トランジスタの出力によってイネーブルになる、
    請求項21記載の列乗算器。
  25. 【請求項25】前記プリチャージ・トランジスタはNM
    OSトランジスタである、請求項21記載の列乗算器。
  26. 【請求項26】前記クロス接続トランジスタの第1及び
    第2の対はPMOSトランジスタである、請求項21記
    載の列乗算器。
  27. 【請求項27】前記イネーブル・トランジスタはNMO
    Sトランジスタである、請求項21記載の列乗算器。
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