JPH08120985A - 電子ロッカーシステム - Google Patents

電子ロッカーシステム

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JPH08120985A
JPH08120985A JP25375394A JP25375394A JPH08120985A JP H08120985 A JPH08120985 A JP H08120985A JP 25375394 A JP25375394 A JP 25375394A JP 25375394 A JP25375394 A JP 25375394A JP H08120985 A JPH08120985 A JP H08120985A
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JP
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card
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storage box
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JP25375394A
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Kenji Matsumoto
健司 松本
Shigeyuki Ito
滋行 伊藤
Misuzu Nakano
美鈴 中野
Akira Kanehira
晃 兼平
Masaaki Hiroya
政彰 広谷
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、電子財布システムを用いてロッカ
ーボックスなどの鍵の管理と金銭の授受を行う電子ロッ
カーシステムに関するものである。 【構成】 電子マネー情報を格納し、かつID番号を有
するICカードと、該ICカードの情報を読み書きする
ICカード読み書き手段5と、荷物収納ボックス2の扉
の鍵の開閉を制御する電磁ロック制御手段3と、該IC
カードのID番号を記憶するID番号記憶手段11と、
金額情報を記憶する金額情報記憶手段10と、該ID番
号記憶手段のID番号とICカードから読み取られたI
D番号を照合する照合手段7と、公衆電話網を介して電
子マネーに関する情報を送受する回線制御手段8から構
成する。 【効果】 上記構成により、ロッカー使用時にはICカ
ードを挿入することでID番号により鍵が掛かり、取り
出し時にもICカードを挿入することにより、金額の決
裁と鍵の解除が行われるため、商取引のキャッシュレス
化を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
【0001】本発明は、電子財布システムを用いてロッ
カーボックスなどの鍵の管理と金銭の授受を行う電子ロ
ッカーシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、駅などに設置されているコインロ
ッカーでは、各人が鍵を使用してボックスの開閉を行っ
ており、金銭の授受も現金による決裁である。また、ア
パートやマンションに設置されている宅配便受取りボッ
クスやクリーニングボックスなどでは、業者がマスター
キーを使用してボックスの開閉を行い、受取人は各家庭
に渡された鍵を用いてボックスの開閉を行う。この場
合、宅配便着払い時の金額は後日支払いを行う必要があ
り、また、クリーニング業者との金銭の授受も月払いで
一括して行う場合が多い。いずれの場合でも、使用者は
常にボックスの鍵を管理する必要がある上に、コインロ
ッカーでは使用時に現金を用意する必要も生じる。
【0003】特開平3−92966号公報は、ICカー
ドを使用した電子財布システムにより、商取引の完全な
キャッシュレス化が検討されている。これは、ICカー
ドのメモリ内に任意に指定された金額情報を書き込み、
精算時にはICカードから必要な金額情報を送信するこ
とで、現金を用いずに商取引を完了させることができる
システムを開示する。また、特開平5−287946号
公報、特開平5−46633号公報、特開平4−320
50号公報も同様のシステムを開示する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、電子
財布システムを上記コインロッカーや宅配便受取ボック
スなどに応用することにより、現金を使用しないで金額
の決裁を行うと共に、ICカードのID番号をボックス
の鍵として使用することで、従来使用した鍵の管理及び
集金作業が不要となるシステムを実現することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、電子マネー情報を格納し、かつID番
号を有するICカードと、該ICカードの情報を読み取
り、書き込みを行うICカード読み書き手段と、該IC
カードの装着及び排出を制御するICカード制御手段
と、荷物を収納する収納ボックス手段と、該収納ボック
ス手段の扉の鍵の開閉を制御する電磁ロック制御手段
と、該ICカードのID番号を記憶するID番号記憶手
段と、金額情報を記憶する金額情報記憶手段と、該ID
番号記憶手段に記憶されているID番号と該ICカード
から読み取られたID番号を照合する照合手段と、公衆
電話網を介してセンターと電子マネーに関する情報を送
受する回線制御手段から構成する。
【0006】そして、該収納ボックス手段に荷物を収納
する際には、該ICカードから読み取られたID番号を
前記ID番号記憶手段に記憶して、かつ前記電磁ロック
手段によって該収納ボックス手段の扉の鍵を掛ける。ま
た、該収納ボックス手段の荷物を取り出す際には、前記
照合手段でID番号が照合された場合にのみ前記電磁ロ
ック手段によって該収納ボックス手段の扉の鍵を解除す
る。さらに、該収納ボックス手段の荷物を取り出す際に
は、前記金額情報記憶手段に金額情報が記憶されている
場合にのみ、前記ICカード読み書き手段によって該I
Cカードから金額情報に相当する電子マネーを減額し、
前記回線制御手段によって該電子マネー情報をセンター
に送信する。
【0007】
【作用】本発明では、電子財布システムをコインロッカ
ーや宅配便受取りボックスなどに応用することで、ロッ
カー使用開始時にはICカードを挿入することでICカ
ードのID番号により鍵が掛かり、取り出し時にもIC
カードを挿入することにより、金額の決裁と鍵の解除が
行われる。同様に、宅配便ボックスなどでもICカード
を挿入することでボックスの鍵が解除され、宅配便着払
い時の金額の決裁も即時に行われる。以上により、使用
者は従来使用した鍵を管理する必要がなくなる上に、商
取引のキャッシュレス化を実現することもできる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図10を用い
て説明する。図1は、本発明による電子ロッカーシステ
ムを応用した電子宅配便受取ボックスのブロック図の一
例であり、1は電子宅配便受取ボックス全体、2は受取
ボックス部、3は電磁ロック制御部、4はカード制御
部、5はカード読み書き部、6は表示部、7は演算処理
部、8は回線制御部、9は入力キー、10は金額情報記
憶部、11はID番号記憶部である。
【0009】ここで、ID番号記憶部11は、図2にブ
ロック図の一例を示すが、入出力制御部12、受取人I
D番号記憶部13、指定業者ID番号記憶部14、ID
番号家族情報記憶部15から構成される。受取人ID番
号記憶部13には、荷物の受取人のID番号が記憶され
るが、ボックス内が空の場合は何も記憶されていない状
態になる。また、指定業者ID番号記憶部14には、宅
配便の指定業者のID番号が記憶されるため、指定され
た業者以外はボックスの中に荷物を入れることができな
い。さらに、ID番号家族情報記憶部15には、図3に
具体的な実施例を示すように、同一建物内で部屋毎に各
人のICカードのID番号が記憶されている。
【0010】まず始めに、電子宅配便受取ボックスにつ
いて概要を説明する。電子宅配便受取ボックスは、マン
ションやアパートなど集合住宅の入口に設置し、宅配便
の業者が配達時に荷物をボックスの中に入れて鍵を閉め
る。受取人は自分の鍵でボックスを開けることにより、
中の荷物を受け取ることができる。この宅配便受取ボッ
クスを用いることで、宅配便の配達人は受取人が不在時
にも荷物を置くことができるため、昼間は不在がちな学
生や共働きの家庭などへの配達には特に有効である。ま
た、電子財布システムを採用することにより、ICカー
ドのID番号をボックスの鍵として兼用することがで
き、さらに、宅配便の着払い時には電子マネーを用いた
金銭の決裁が可能となる。なお、図1では、アパートや
マンションの各棟毎に電子宅配便受取ボックスが複数個
あり、受取人はどのボックスでも自由に使用できる場合
を例にして説明するが、各家庭に1:1で宅配便ボック
スが対応していても構わない。
【0011】図4は、宅配便の配達人が配達の前に自分
の電子ワレットを用いて行う動作についてのフローを示
す。配達人が自分のICカードを用いて電子宅配便受取
ボックスの鍵を開ける際には、配達人のICカードの中
に荷物受取人の情報と荷物の着払い時には金額の情報を
登録する必要がある。そこで、配達人は配達の前に電子
ワレットの中に自分のICカードを挿入し(ステップS
11)、受取人の部屋番号の書込み(ステップS12)
と、着払い時には(ステップS13)、金額の情報を書
き込む(ステップS14)。ここで、電子ワレットの中
には受取人全員分の部屋番号および金額の情報が記憶さ
れているものとし、配達人が入力キーを操作すること
で、次に配達する家庭の部屋番号と金額の情報がICカ
ードの中のメモリに記憶される。配達人のICカードに
情報が書き込まれると、ICカードが電子ワレットから
排出されて(ステップS15)処理が終了する(ステッ
プS16)。なお、上記例の他にも宅配便の伝票そのも
のがICカードであってもよい。この場合、配達人が自
分のICカード内に受取人の部屋番号及び金額の情報を
毎回書き込む必要が無くなる。
【0012】配達人は、上記動作の後に図1に示す電子
宅配便受取ボックス1の中に荷物を入れ、鍵をかける。
その後、受取人が鍵を開けて荷物を受け取るが、その処
理を図5に示す動作フローを用いて詳細を説明する。ま
ず、始めに配達人が荷物をボックスの中に入れる動作を
説明する。配達人が自分のICカードをカード挿入口に
入れると(ステップS21)、カード制御部4によりI
Cカードは中に挿入される。その後、カード読み書き部
5によりICカードのID番号が読み取られて演算処理
部7に供給される(ステップS22)。ここで、受取人
ID番号記憶部13に受取人のID番号が記憶されてい
るかどうかの確認が行われるが(ステップS23)、記
憶されていない場合は受取ボックス2内が空の状態であ
るため図の右側のフローへ進み、、配達人が荷物を中に
入れることが可能となる。
【0013】その後、指定業者ID番号記憶部14に配
達人のICカードのID番号が登録されているかどうか
の確認動作が行われ(ステップS50)、指定の業者で
ある場合は次の動作に進むが、指定されていない場合は
ICカードが排出されて荷物を中に入れることができな
い。以上により、ボックス内に荷物を入れられるのは特
定の業者のみとなるため、ボックスの安全性を確保する
ことができる。
【0014】配達人が指定の業者であることが確認され
ると、ICカードのメモリに記憶されている受取人の部
屋番号の情報と着払い時には金額の情報がカード読み書
き部5により読み取られる(ステップS51)。ここ
で、読み取られた部屋番号がID番号家族情報記憶部1
5に登録されている場合は(ステップS52)、電磁ロ
ック制御部3により受取ボックス部2の鍵が開けられる
が(ステップS53)、登録されていない場合は、該当
する配達先が建物内に無いため、ICカードが排出され
て(ステップS62)、処理が終了する(ステップS6
3)。これは、配達人が配達先の情報を間違ってICカ
ードに登録した場合や違う建物の宅配便受取ボックスに
荷物を入れようとした場合に相当する。
【0015】ボックスの鍵が開けられると表示部6に受
取人の部屋番号が表示されて(ステップS54)、ボッ
クスに荷物が入れられたことが示される。また、受取人
の部屋番号の情報を利用して、配達先の各人のID番号
がID番号家族情報記憶部15から読み取られ、その
後、受取人ID番号記憶部13に登録される(ステップ
S55)。同様に、金額の情報がICカードから読み取
られた場合は(ステップS56)、表示部6に金額が表
示され(ステップS57)、金額情報記憶部10に登録
される(ステップS58)。
【0016】なお、表示部6への金額の表示は一端表示
された後に消えて、受取人がICカードを挿入時に再度
表示されるようにしても良い。但し、この場合、受取人
が電子宅配便受取ボックスにICカードを挿入する前に
も宅配便が着払いであることが分かるように、課金の表
示のみ常時表示しても良い。また、表示部6には部屋番
号、金額の情報以外にも発送人の情報、宅配便荷物の内
容が表示されるようにしても良い。この場合、配達人は
自分のICカードに発送人の情報や宅配便荷物の情報も
入力し、電子宅配便受取ボックスにICカードを挿入後
に上記情報を読み取って表示部6への表示を行う。さら
に、宅配便情報の表示部は各家庭毎にも設置すること
で、住人は宅配便が到着したことを部屋の中で知ること
ができる。
【0017】配達人が荷物をボックス部2に入れると
(ステップS59)、入力キー9を押して処理が終了し
たことを演算処理部7に入力する(ステップS60)。
その結果、電磁ロック制御部3により受取ボックス部2
に鍵が掛けられる(ステップS61)。また、カード制
御部4によりICカードが排出されて(ステップS6
2)、配達人により荷物をボックス内に入れる動作が終
了する(ステップS63)。
【0018】次に、受取人がボックス内の荷物を受け取
る動作を説明する。受取人が自分のICカードをカード
挿入口に入れると(ステップS21)、カード制御部4
によりICカードは中に挿入される。その後、カード読
み書き部5によりICカードのID番号が読み取られて
演算処理部7に供給される(ステップS22)。ここ
で、受取人ID番号記憶部13に受取人のID番号が記
憶されているかどうかの確認が行われるが(ステップS
23)、荷物が中に入っている場合は、受取人のID番
号が登録されているため、ICカードから読み取られた
ID番号と一致するかどうか確認される(ステップS2
4)。ID番号が一致しない場合はICカードが排出さ
れて荷物が取り出せないため荷物の盗難を防止すること
ができる。
【0019】その後、金額情報記憶部10に金額の情報
が登録されている場合は(ステップS25)、着払い扱
いとなるため、ICカード内の残高が読み取られて(ス
テップS26)、支払い可能であるか確認される(ステ
ップS27)。支払不可の場合は、残高不足であること
が表示部6に示されてから(S40)、ICカードが排
出されるため、ICカードに金額を補充した後に同様の
動作を行う必要がある。一方、支払可能の場合は、IC
カードに金額が課金されて金銭の授受が終了する(ステ
ップS28)。
【0020】電磁ロック制御部3により受取ボックス部
2の鍵が開けられると(ステップS29)、受取人が荷
物をボックス部2から取り出し(ステップS30)、入
力キー9を押して処理が終了したことを演算処理部7に
入力する(ステップS31)。その結果、電磁ロック制
御部3により受取ボックス部2に鍵が掛けられる(ステ
ップS32)。その後、受取人ID番号記憶部13およ
び金額情報記憶部10に登録されている情報が消去され
ると共に(ステップS33)、表示部6の表示が消去さ
れる(ステップS34)。また、カード制御部4により
ICカードが排出されて(ステップS41)、受取人に
より荷物をボックス内から取り出す動作が終了する(ス
テップS42)。以上のように、ICカードを用いた電
子財布システムを宅配便受取ボックスに応用することに
より、ボックスの鍵の開閉と着払い時の金銭の授受を同
時に処理することができる。なお、ICカードから受け
取った金額の情報は、回線制御部8から宅配便のセンタ
ーまたは銀行に送信されて処理される。
【0021】図1では、各電子宅配便ボックスに演算処
理部7が設置されている場合を説明したが、図6に示す
ように宅配便ボックス部16〜18と集中管理部19に
分離してもよい。この場合、回線制御部8を介してボッ
クスの鍵の開閉信号および表示信号を送受することでボ
ックスの集中管理が可能となり、電子宅配便ボックスを
低コストで実現できる。なお、集中管理部19の表示部
6には各ボックス毎の荷物の有無、受取人の部屋番号、
金額情報などが示される。
【0022】ここで、ID番号記憶部11について補足
説明する。ID番号記憶部11にはあらかじめID番号
家族情報と指定業者ID番号を登録しておくものとす
る。ID番号家族情報の登録は、例えば入力キー9によ
り登録モードに切り換えた後に各人のICカードを挿入
してID番号家族情報記憶部15に記憶させることで行
う。これによって、家族の誰でもが宅配便荷物の受取り
を行うことが可能となる。また、指定業者ID番号の登
録も同様に行うことができる。
【0023】なお、上記実施例では業者のICカードに
受取人の部屋番号の入力を行ったが、受取人のID番号
を直接入力しても構わない。また、家族全員のID番号
情報は登録せずに、宅配便の受取り時には家族の特定の
人のICカードのID番号のみが受取り可能としても良
い。さらに、残高不足の際の処理は、現金の併用を可能
にする方法やクレジットの併用を可能にする方法も考え
られる。
【0024】次に、図7に示す動作フローを用いて、電
子宅配便受取ボックスのその他の実施例を示す。配達人
が荷物をボックスにいれる処理は図5のフローと同様で
ある。図5に示す動作フローでは、受取人が着払いの宅
配便を受け取る際に強制的に課金処理されるため、例え
ば本人が希望していない物が送られてきた場合にもIC
カードから金額が引き落とされてしまう。そこで、図7
のフローの処理は、受取人のICカードのID番号と受
取人ID番号記憶部13の登録内容が一致して(ステッ
プS104)、かつ金額情報が金額情報記憶部10に書
き込まれている場合(ステップS105)、つまり、課
金処理が行われる場合には、表示部6に示される金額情
報や宅配便荷物の内容を受取人が確認して、その後入力
キー9で受取OKの操作をすると(ステップS10
6)、以降の処理が行われるようにする。その結果、受
取人が希望していない物の受取りを拒否することができ
る。
【0025】以上、本発明による電子ロッカーシステム
を応用した電子宅配便受取ボックスについて説明した
が、次に、図8を用いて、本発明による電子ロッカーシ
ステムを応用した電子クリーニングボックスについて説
明する。19はクリーニングボックス部、20は電子ク
リーニングボックス全体、21はクリーニングする物の
内容や数量を記憶するクリーニング物情報記憶部であ
る。ここでは、クリーニングボックスに受取人が洗濯物
を入れて業者が取り出し、業者が洗濯後に再びクリーニ
ングボックスに入れて受取人が取り出すまでの動作を図
9、10に示す動作フローを用いて説明する。
【0026】まず始めに、受取人がクリーニングする物
をボックスに入れる動作を説明する。受取人が自分のI
Cカードをカード挿入口に入れると(ステップS20
1)、カード制御部4によりICカードは中に挿入され
る。その後、カード読み書き部5によりICカードのI
D番号が読み取られて演算処理部7に供給される(ステ
ップS202)。次にステップS203により、受取人
ID番号記憶部13に受取人のID番号が記憶されてい
るかどうかの確認が行われるが、クリーニングする物が
中に入っていない場合は受取人のID番号が登録されて
いないため、ステップS204に進む。ここで、ICカ
ードから読み取られたID番号が指定業者ID番号記憶
部14に登録されているかどうかの確認動作が行われる
が、受取人のID番号は指定業者ID番号記憶部14に
登録されていないため、ステップS220以降の動作に
進む。
【0027】クリーニングボックス部19の鍵が開けら
れると、表示部6に依頼人の部屋番号と洗濯物をクリー
ニングに出す旨が表示される(ステップS221)。そ
の後、受取人ID番号記憶部13に依頼人のID番号が
登録される(ステップS222)。クリーニングする物
をボックス部19に入れると(ステップS223)、依
頼人はクリーニング内容及び数量を入力キー9により登
録するが(ステップS224)、表示部6には登録した
内容が表示されると共に(ステップS225)、クリー
ニング物情報記憶部21に書き込まれる(ステップS2
6)。依頼人が入力キー9を押して処理が終了したこと
を演算処理部7に入力すると(ステップS227)、電
磁ロック制御部3によりボックス部19に鍵が掛けられ
る(ステップS228)。また、依頼人が登録したクリ
ーニング内容及び数量の情報がICカードに書き込まれ
る。さらに、カード制御部4によりICカードが排出さ
れて(ステップS229)、クリーニングする物をボッ
クスに入れる動作が終了する(ステップS230)。こ
こで、依頼人が登録したクリーニング内容及び数量はプ
リントアウトされてもよい。
【0028】次に、業者がクリーニングする物をボック
スから取り出す動作を説明する。業者が自分のICカー
ドをカード挿入口に入れると(ステップS201)、カ
ード制御部4によりICカードは中に挿入される。その
後、カード読み書き部5によりICカードのID番号が
読み取られて演算処理部7に供給される(ステップS2
02)。ここで、ステップS203により受取人ID番
号記憶部13に受取人のID番号が記憶されているかど
うかの確認が行われるが、クリーニングする物が中に入
っている場合は受取人のID番号が登録されているた
め、ステップS240に進む。ステップS241で金額
情報の有無がチェックされ、クリーニングする前では金
額情報記憶部10に金額の情報が書き込まれていないた
め、図10のステップS270以降の動作に進む。
【0029】ステップS270では、その後、指定業者
ID番号記憶部14に配達人のICカードのID番号が
登録されているかどうかの確認動作が行われる。ステッ
プS271で鍵が開くが、クリーニングする物がボック
ス内に入っている場合、指定の業者しかボックスの鍵を
開けることができないため、盗難を防止することができ
る。ここで、指定の業者であることが確認されるとIC
カードのメモリに受取人の部屋番号の情報とクリーニン
グする物の内容及び数量の情報が書き込まれる(ステッ
プS272)。この場合、ID番号家族情報記憶部15
の情報により受取人ID番号から部屋番号が呼び出され
てICカードに記憶される。
【0030】業者がクリーニングする物を取り出すと
(ステップS273)、入力キー9を押して処理が終了
したことを演算処理部7に入力する(ステップS27
4)。その結果、電磁ロック制御部3によりボックス部
19に鍵が掛けられる(ステップS275)。また、受
取人ID番号記憶部13およびクリーニング物情報記憶
部21に登録されている情報が消去されると共に(ステ
ップS276)、表示部6の表示が消去される(ステッ
プS277)。さらに、カード制御部4によりICカー
ドが排出されて(ステップS278)、クリーニングす
る物をボックスから取り出す動作が終了する(ステップ
S280)。
【0031】次に、業者がクリーニングした物をボック
スに入れる動作を説明する。図9において、業者が自分
のICカードをカード挿入口に入れると(ステップS2
01)、カード制御部4によりICカードは中に挿入さ
れる。その後、カード読み書き部5によりICカードの
ID番号が読み取られて演算処理部7に供給される(ス
テップS202)。ステップS203により受取人ID
番号記憶部13に受取人のID番号が記憶されているか
どうかの確認が行われるが、クリーニングする物が中に
入っていない場合は受取人のID番号が登録されていな
いため、ステップS204に進む。ここで、ICカード
から読み取られたID番号が指定業者ID番号記憶部1
4に登録されているかどうかの動作が行われるが(ステ
ップS204)、指定の業者であることが確認されると
ステップS205以降の動作に進む。
【0032】配達人が指定の業者であることが確認され
ると、ICカードのメモリに記憶されている受取人の部
屋番号の情報と金額の情報がカード読み書き部5により
読み取られる(ステップS205)。ここで、読み取ら
れた部屋番号がID番号家族情報記憶部15に登録され
ている場合は(ステップS206)、電磁ロック制御部
3により受取ボックス部2の鍵が開けられるが(ステッ
プS207)、登録されていない場合は該当する配達先
が建物内に無いため、ICカードが排出されて処理が終
了する。ボックスの鍵が開けられると表示部6に受取人
の部屋番号が表示されると共に、ボックスにクリーニン
グした物が入れられたことが示される(ステップS20
8)。また、受取人の部屋番号の情報を利用して、配達
先の各人のID番号がID番号家族情報記憶部15から
読み取られ、その後、受取人ID番号記憶部13に登録
される(ステップS209)。同様に、表示部6に金額
が表示されると共に(ステップS210)、金額情報記
憶部10に登録される(ステップS211)。
【0033】なお、表示部6への金額の表示は一端表示
された後に消えて、受取人がICカードを挿入時に再度
表示されるようにしても良い。また、表示部6にはクリ
ーニング物の内容や数量も同時に表示するようにしても
よい。この場合、配達人は自分のICカードにクリーニ
ング物の内容や数量の情報も入力し、電子クリーニング
ボックスにICカードを挿入後に上記情報を読み取って
表示部6への表示を行う。業者がクリーニングした物を
ボックス部19に入れると(ステップS212)、入力
キー9を押して処理が終了したことを演算処理部7に入
力する(ステップS213)。その結果、電磁ロック制
御部3により受取ボックス部19に鍵が掛けられる(ス
テップS214)。また、カード制御部4によりICカ
ードが排出されて(ステップS215)、クリーニング
した物をボックス内に入れる動作が終了する(ステップ
S216)。
【0034】最後に、受取人がクリーニングした物を取
り出す動作を説明する。図9において、受取人が自分の
ICカードをカード挿入口に入れると(ステップS20
1)、カード制御部4によりICカードは中に挿入され
る。その後、カード読み書き部5によりICカードのI
D番号が読み取られて演算処理部7に供給される(ステ
ップS202)。ステップS203で、受取人ID番号
記憶部13に受取人のID番号が記憶されているかどう
かの確認が行われるが、クリーニングした物が中に入っ
ている場合は受取人のID番号が登録されているため、
ステップS240に進む。ここで、ステップS241で
金額情報の有無がチェックされ、クリーニングした後で
は金額情報記憶部10に金額の情報が書き込まれている
ため、ステップS242以降の動作に進む。
【0035】ICカードから読み取られたID番号が受
取人ID番号記憶部13に登録されているかどうかの確
認が行われるが(ステップS242)、これは受取人以
外の人が鍵を開けてクリーニングした物を取り出すこと
を防ぐためである。ICカードのID番号が正規の受取
人であることが確認されると、ICカード内の残高が読
み取られて(ステップS243)、支払い可能であるか
どうかが確認される(ステップS244)。支払不可の
場合は、残高不足であることが表示部6に示されてから
(ステップS260)、ICカードが排出されるため
(ステップS252)、ICカードに金額を補充した後
に同様の動作を行う必要がある。一方、支払可能の場合
は、ICカードに金額が課金されて金銭の授受が終了す
る(ステップS245)。
【0036】電磁ロック制御部3によりボックス部19
の鍵が開けられると(ステップS246)、受取人がク
リーニングした物をボックス部19から取り出し(ステ
ップS247)、入力キー9を押して処理が終了したこ
とを演算処理部7に入力する(ステップS248)。そ
の結果、電磁ロック制御部3によりボックス部19に鍵
が掛けられる(ステップS249)。その後、クリーニ
ングした物の金額情報が受取人のICカードに書き込ま
れて領収書の代わりになる。また、受取人ID番号記憶
部13および金額情報記憶部10に登録されている情報
が消去されると共に(ステップS250)、表示部6の
表示が消去される(ステップS251)。さらに、カー
ド制御部4によりICカードが排出されて(ステップS
252)、クリーニングした物をボックス内から取り出
す動作が終了する(ステップS253)。ここで、クリ
ーニングした物の金額情報及び数量の情報などは、プリ
ントアウトされて領収書となるようにしても良い。
【0037】以上のように、ICカードを用いた電子財
布システムをクリーニングボックスに応用することによ
り、ボックスの鍵の開閉と金銭の授受を同時に処理する
ことができる。また、業者は不在時にもクリーニングし
た物を配達することができる。なお、ICカードに書き
込まれた受取人の部屋番号やクリーニングする数量の情
報は、業者が電子ワレットなどを用いて読み出すことが
できる。また、ICカードに受取人の部屋番号や金額の
情報を書き込む際にも電子ワレットなどを用いれば良
い。
【0038】図8では、各電子クリーニングボックスに
演算処理部7が設置されている場合を説明したが、電子
宅配便受取ボックス同様にクリーニングボックス部と集
中管理部に分離してもよい。また、ID番号記憶部11
へのID番号家族情報と指定業者ID番号の登録は、電
子宅配便受取ボックスの場合と同様にあらかじめ登録し
ておけば良い。
【0039】ここで、上記実施例では、業者のICカー
ドに受取人の部屋番号の入出力を行ったが、受取人のI
D番号を直接入出力しても構わない。また、ID番号の
家族情報は記録せずにクリーニングを出した人のICカ
ードのID番号のみが受け取れるようにしても良い。さ
らに、残高不足の際の処理は、現金の併用を可能にする
方法やクレジットの併用を可能にする方法も考えられ
る。なお、クリーニング物の依頼人のICカードには、
クリーニング物の内容、数量、金額などの情報が入出力
されて領収書の代わりとなるが、記録内容が明確になる
ように日時の情報と共に記録、管理を行い、また、記録
内容がプリントアウトできるようにする必要がある。
【0040】以上、本発明による電子ロッカーシステム
の具体的な実施例を説明したが、次に、配達人側のIC
カードのその他の例について説明する。上記実施例のよ
うに、配達人が毎回ICカードを挿入してロッカーボッ
クス部の鍵の開閉および配達物の内容、数量、金額情報
などのやり取りを行うのは面倒である。そこで、配達人
は非接触ICカードまたは携帯用端末を使用することに
より、毎回ICカードを挿入する手間を省くことができ
る。この場合、配達人が伝票代わりに所有する非接触I
Cカードには、受取人の部屋番号と配達物の内容、数
量、金額情報などが記憶されているものとし、非接触で
電子ロッカーシステムに上記情報が伝送されて処理され
る。同様に、配達人が所有する携帯用端末には、受取人
全員分の部屋番号と配達物の内容、数量、金額情報など
が記憶されているものとし、配達人が入力キーを操作し
て次に配達する家庭を選択すると、その家庭の情報が非
接触で電子ロッカーシステムに伝送されて処理される。
以上により、配達人は毎回ICカードを挿入しなくて
も、鍵の開閉および情報の送受信を行うことが可能とな
る。
【0041】最後に電子ロッカーシステムにおけるID
番号家族情報記憶部15のその他の実施例を説明する。
上記実施例ではID番号家族情報記憶部15は電子ロッ
カーシステム内の専用メモリーに登録した。そのため、
マンションやアパートの住人は、電子ロッカーシステム
を利用するためにはID番号家族情報を上記専用メモリ
ーに登録する必要が生じた。しかしながら、マンション
やアパートの部屋の鍵の管理をICカードのID番号を
用いて行う場合、各家庭毎にID番号家族情報記憶用の
メモリーが必要となる。そこで、電子ロッカーシステム
においてもID番号家族情報の照会は、各家庭毎のメモ
リー内に記憶されたID番号家族情報を利用することも
可能である。この場合、電子ロッカーシステム用に再度
ID番号家族情報を登録する必要がなくなる。
【0042】
【発明の効果】本発明では、電子財布システムをコイン
ロッカーや宅配便受取りボックスなどに応用すること
で、ロッカー使用時にはICカードを挿入することでI
CカードのID番号により鍵が掛かり、取り出し時にも
ICカードを挿入することにより、金額の決裁と鍵の解
除が行われる。同様に、宅配便ボックスなどでもICカ
ードを挿入することでボックスの鍵が解除され、宅配便
着払い時の金額の決裁も即時に行われる。以上により、
使用者は鍵を管理する必要がなくなる上に、商取引のキ
ャッシュレス化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子ロッカーシステムを応用した
電子宅配便受取ボックスの具体的ブロック図。
【図2】本発明による電子ロッカーシステムのID番号
記憶部のブロック図。
【図3】本発明による電子ロッカーシステムのID番号
家族情報記憶部の説明図。
【図4】本発明を用いた電子宅配便受取ボックスの動作
フローチャート。
【図5】本発明を用いた電子宅配便受取ボックスの動作
フローチャート。
【図6】本発明を用いた電子宅配便受取ボックスの具体
的ブロック図。
【図7】本発明を用いた電子宅配便受取ボックスの動作
フローチャート。
【図8】本発明による電子ロッカーシステムを応用した
電子クリーニングボックスの具体的ブロック図。
【図9】本発明を用いた電子クリーニングボックスの動
作フローチャート。
【図10】本発明を用いた電子クリーニングボックスの
動作フローチャート。
【符号の説明】
1 電子宅配便受取ボックス 2 宅配便受取ボックス部 3 電磁ロック制御部 4 カード制御部 5 カード読み書き部 6 表示部 7 演算処理部 8 回線制御部 9 入力キー 10 金額情報記憶部 11 ID番号記憶部 19 クリーニングボックス部 20 電子クリーニングボックス 21 クリーニング物情報記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 17/00 L 19/10 G07D 9/00 451 Z G07F 17/12 G06F 15/30 350 Z G06K 19/00 R (72)発明者 兼平 晃 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 広谷 政彰 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子マネー情報を格納し、かつID番号
    を有するICカードと、 該ICカードの情報を読み取り、書き込みを行うICカ
    ード読み書き手段と、 該ICカードの装着及び排出を制御するICカード制御
    手段と、 荷物を収納する収納ボックス手段と、 該収納ボックス手段の扉の鍵の開閉を制御する電磁ロッ
    ク制御手段と、 該ICカードのID番号を記憶するID番号記憶手段
    と、 金額情報を記憶する金額情報記憶手段と、 該ID番号記憶手段に記憶されているID番号と該IC
    カードから読み取られたID番号を照合する照合手段
    と、 公衆電話網を介してセンターと電子マネーに関する情報
    を送受する回線制御手段とを備え、 該収納ボックス手段に荷物が収納される際には、該IC
    カードから読み取られたID番号を前記ID番号記憶手
    段に記憶して、かつ前記電磁ロック手段によって該収納
    ボックス手段の扉の鍵を閉めることを特徴とする電子ロ
    ッカーシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子ロッカーシステムに
    おいて、該収納ボックス手段の荷物が取り出される際に
    は、前記照合手段でID番号が照合された場合にのみ前
    記電磁ロック手段によって該収納ボックス手段の扉の鍵
    を解除することを特徴とする電子ロッカーシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の電子ロッカーシステムに
    おいて、該収納ボックス手段の荷物が取り出される際に
    は、前記金額情報記憶手段に金額情報が記憶されている
    場合にのみ、前記ICカード読み書き手段によって該I
    Cカードから金額情報に相当する電子マネーを減額し、
    前記回線制御手段によって該電子マネー情報をセンター
    に送信することを特徴とする電子ロッカーシステム。
  4. 【請求項4】 電子マネー情報を格納し、かつID番号
    を有するICカードと、 該ICカードの情報を読み取り、書き込みを行うICカ
    ード読み書き手段と、 該ICカードの装着及び排出を制御するICカード制御
    手段と、 荷物を収納する収納ボックス手段と、 該収納ボックス手段の扉の鍵の開閉を制御する電磁ロッ
    ク制御手段と、 家族全員のID番号情報を記憶するID番号家族情報記
    憶手段と、 該ICカードのID番号を利用して該ID番号家族情報
    記憶手段に記憶されている家族全員のID番号を読み出
    すID番号家族情報読み出し手段と、 該ID番号家族情報読み出し手段の出力を記憶するID
    番号記憶手段と、 金額情報を記憶する金額情報記憶手段と、 該ID番号記憶手段に記憶されているID番号と該IC
    カードから読み取られたID番号を照合する照合手段
    と、 公衆電話網を介してセンターと電子マネーに関する情報
    を送受する回線制御手段とを備え、 該収納ボックス手段に荷物が収納される際には、該ID
    番号家族情報読み出し手段で読み出された家族全員のI
    D番号を前記ID番号記憶手段に記憶して、かつ前記電
    磁ロック手段によって該収納ボックス手段の扉の鍵を閉
    めることを特徴とする電子ロッカーシステム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の電子ロッカーシステムに
    おいて、該収納ボックス手段の荷物が取り出される際に
    は、前記照合手段でID番号が照合された場合にのみ前
    記電磁ロック手段によって該収納ボックス手段の扉の鍵
    を解除することを特徴とする電子ロッカーシステム。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の電子ロッカーシステムに
    おいて、該収納ボックス手段の荷物が取り出される際に
    は、前記金額情報記憶手段に金額情報が記憶されている
    場合にのみ、前記ICカード読み書き手段によって該I
    Cカードから金額情報に相当する電子マネーを減額し、
    前記回線制御手段によって該電子マネー情報をセンター
    に送信することを特徴とする電子ロッカーシステム。
  7. 【請求項7】 電子マネー情報を格納し、かつID番号
    を有するICカードと、 該ICカードの情報を読み取り、書き込みを行うICカ
    ード読み書き手段と、 該ICカードの装着及び排出を制御するICカード制御
    手段と、 荷物を収納する収納ボックス手段と、 該収納ボックス手段の扉の鍵の開閉を制御する電磁ロッ
    ク制御手段と、 該ICカードのID番号を利用して家族全員のID番号
    を読み出すID番号家族情報読み出し手段と、 該ID番号家族情報読み出し手段の出力を記憶するID
    番号記憶手段と、 金額情報を記憶する金額情報記憶手段と、 該ID番号記憶手段に記憶されているID番号と該IC
    カードから読み取られたID番号を照合する照合手段
    と、 公衆電話網を介してセンターと電子マネーに関する情報
    を送受する回線制御手段とを備え、 該収納ボックス手段に荷物が収納される際には、該ID
    番号家族情報読み出し手段で読み出された家族全員のI
    D番号を前記ID番号記憶手段に記憶して、かつ前記電
    磁ロック手段によって該収納ボックス手段の扉の鍵を閉
    めることを特徴とする電子ロッカーシステム。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の電子ロッカーシステムに
    おいて、各家庭に配設される家族全員のID番号情報を
    記憶するID番号家族情報記憶手段を備え、該収納ボッ
    クス手段に荷物が収納される際には、前記ID番号家族
    情報読み出し手段によって該ID番号家族情報記憶手段
    から家族全員のID番号を読み出すことを特徴とする電
    子ロッカーシステム。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の電子ロッカーシステムに
    おいて、該収納ボックス手段の荷物が取り出される際に
    は、前記照合手段でID番号が照合された場合にのみ前
    記電磁ロック手段によって該収納ボックス手段の扉の鍵
    を解除することを特徴とする電子ロッカーシステム。
  10. 【請求項10】 請求項7記載の電子ロッカーシステム
    において、該収納ボックス手段の荷物が取り出される際
    には、前記金額情報記憶手段に金額情報が記憶されてい
    る場合にのみ、前記ICカード読み書き手段によって該
    ICカードから金額情報に相当する電子マネーを減額
    し、前記回線制御手段によって該電子マネー情報をセン
    ターに送信することを特徴とする電子ロッカーシステ
    ム。
JP25375394A 1994-10-19 1994-10-19 電子ロッカーシステム Pending JPH08120985A (ja)

Priority Applications (3)

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JP25375394A JPH08120985A (ja) 1994-10-19 1994-10-19 電子ロッカーシステム
EP96106619A EP0803846B1 (en) 1994-10-19 1996-04-26 Transaction-oriented electronic accommodation system
US08/638,591 US6116506A (en) 1994-10-19 1996-04-29 Transaction-oriented electronic accommodation system

Applications Claiming Priority (3)

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JP25375394A JPH08120985A (ja) 1994-10-19 1994-10-19 電子ロッカーシステム
EP96106619A EP0803846B1 (en) 1994-10-19 1996-04-26 Transaction-oriented electronic accommodation system
US08/638,591 US6116506A (en) 1994-10-19 1996-04-29 Transaction-oriented electronic accommodation system

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JPH08120985A true JPH08120985A (ja) 1996-05-14

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ID=27237307

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JP25375394A Pending JPH08120985A (ja) 1994-10-19 1994-10-19 電子ロッカーシステム

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002056310A (ja) * 2000-08-11 2002-02-20 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 電子的引換券を用いた荷物受け渡し方法、その集荷保管装置及び方法とプログラム記録媒体
JP2002150426A (ja) * 2000-11-16 2002-05-24 X Cube:Kk 受渡しボックス及び受渡しボックスの予約方法及び受渡しボックスの課金方法
BE1016829A3 (fr) * 2002-01-25 2007-08-07 Pierre Defise Carte monnaie.
CN104408828A (zh) * 2014-10-16 2015-03-11 深圳云柜科技有限公司 快递取件及放件装置

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Effective date: 20040309