JPH08116486A - 自動追尾装置 - Google Patents

自動追尾装置

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JPH08116486A
JPH08116486A JP6276075A JP27607594A JPH08116486A JP H08116486 A JPH08116486 A JP H08116486A JP 6276075 A JP6276075 A JP 6276075A JP 27607594 A JP27607594 A JP 27607594A JP H08116486 A JPH08116486 A JP H08116486A
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JP
Japan
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circuit
video signal
motion
image sensor
motion detection
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Application number
JP6276075A
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English (en)
Inventor
Hiroya Kusaka
博也 日下
Shigeo Sakagami
茂生 阪上
Masaaki Nakayama
正明 中山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被写体の動きに追従して、映像信号からその
一部を切り出すことで、雲台等の装置を用いることなく
自動追尾を実現する。 【構成】 撮像素子1からの映像信号をフィールドメモ
リ回路4に記憶する。又動き検出回路5で指定された領
域の動きを検出する。アドレス制御回路6は検出された
動きが停止するようにフィールドメモリ回路4の読出ア
ドレスに制御する。こうしてフィールドメモリ駆動回路
12によってフィールドメモリ回路4を駆動することに
より、被写体を自動的に追尾するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は撮像装置において自動的
に特定被写体の追尾を行う、自動追尾装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より自動追尾装置としては、例えば
特開昭62−208783号のように、赤外光を光電変
換する赤外光光電変換部を持ち、光電変換した赤外光映
像信号から被写体の位置を検出し、制御装置を用いて被
写***置方向に撮像装置を移動させるようなものがあ
る。
【0003】又、例えば、特開昭62−205406号
のように、被写体移動領域検出手段の出力に基づいて被
写体移動領域中心点に雲台上のカメラを追尾指向させる
ように雲台を駆動する手段を設け、移動被写体を自動追
尾するようなものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記よう
な構成では、自動追尾を行うためには撮像装置の位置を
移動させる手段、例えば雲台が必要であり、自動追尾装
置の小型・軽量化が困難であった。
【0005】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
であって、雲台を用いることなく自動追尾を行える自動
追尾装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、撮像素子と、撮像素子からの映像信号を少なくとも
1画面記憶するメモリ回路と、撮像素子からの映像信号
中の被写体の動きを複数の領域について検出する動き検
出回路と、動き検出回路により映像信号中の被写体の動
きを検出する領域を選択する選択回路と、選択回路によ
り選択された領域から動き検出回路が検出した被写体の
動きに応じて、メモリ回路から映像信号を読出す位置を
決定し、これを出力するアドレス制御回路と、アドレス
制御回路の出力に応じてメモリ回路に記憶されている映
像信号の一部を読出すメモリ駆動回路と、を具備するこ
とを特徴とするものである。
【0007】本願の請求項2の発明は、撮像素子と、撮
像素子からの映像信号を少なくとも1画面記憶するメモ
リ回路と、撮像素子からの映像信号中の被写体の動きを
複数の領域について検出する動き検出回路と、動き検出
回路により映像信号中の被写体の動きを検出する領域を
選択する選択回路と、選択回路により選択された領域か
ら動き検出回路が検出した被写体の動きに応じて、その
被写体が停止するようにメモリ回路から映像信号を読出
すライン及び画素を決定すると共に、1ライン及び1画
素以下の位置データを出力するアドレス制御回路と、ア
ドレス制御回路より得られるライン及び画素単位にメモ
リ回路に記憶されている映像信号の一部を読出すメモリ
駆動回路と、アドレス制御回路より出力される1ライン
以下及び1画素以下の位置信号に基づいてメモリ回路よ
り読出された映像信号を補間する補間回路と、を具備す
ることを特徴とするものである。
【0008】本願の請求項3の発明は、撮像素子と、撮
像素子からの映像信号中の被写体の動きを複数の領域に
ついて検出する動き検出回路と、動き検出回路により映
像信号中の被写体の動きを検出する領域を選択する選択
回路と、選択回路により選択された領域から動き検出回
路が検出した被写体の動きに応じて、撮像素子から映像
信号を読出す位置を決定し、これを出力するアドレス制
御回路と、アドレス制御回路の出力に応じて撮像素子を
駆動する撮像素子駆動制御回路と、を具備することを特
徴とするものである。
【0009】本願の請求項4の発明は、撮像素子と、撮
像素子からの映像信号中の被写体の動きを複数の領域に
ついて検出する動き検出回路と、動き検出回路により映
像信号中の被写体の動きを検出する領域を選択する選択
回路と、選択回路により選択された領域から動き検出回
路が検出した被写体の動きに応じて、その被写体が停止
するようにメモリ回路から映像信号を読出すライン及び
画素を決定すると共に、1ライン及び1画素以下の位置
データを出力するアドレス制御回路と、アドレス制御回
路より得られるライン及び画素単位に撮像素子を駆動す
る撮像素子駆動回路と、アドレス制御回路より出力され
る1ライン以下及び1画素以下の位置信号に基づいて撮
像素子より読出された映像信号を補間する補間回路と、
を具備することを特徴とするものである。
【0010】
【作用】このような特徴を有する本願の請求項1,2の
発明では、撮像素子からの映像信号を一旦メモリ回路に
保持し、その映像信号の選択された領域について動きを
検出し、動き検出回路からの出力に基づいてその動きが
なくなるように読出位置をアドレス制御回路によって制
御する。そしてメモリ回路に記憶されている映像信号の
一部をアドレス制御回路より得られたアドレスから読出
すことによって、被写体を自動的に追尾するようにして
いる。又請求項2の発明ではこれに加えて、メモリから
読出された画像をアドレス制御回路より出力される1ラ
イン及び1画素以下の位置データによって補間すること
により、画像の精度を高めるようにしたものである。
【0011】又請求項3,4の発明では、撮像素子より
得られる映像信号から選択された領域について被写体の
動きを検出し、その動きに基づいて動きが停止するよう
に撮像素子から映像信号を読出す位置を決定し、撮像素
子駆動制御回路によって撮像素子を駆動するようにして
いる。こうすればメモリを用いることなく被写体の動き
を追尾することができる。又請求項4の発明では、その
出力を1ライン及び1画素以下の位置データに基づいて
補間することによって、画像の精度を向上させるように
している。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は、本発明の第1の実施例にお
ける自動追尾装置のブロック図を示すものである。同図
において、撮像素子1は光学系を介した映像を電気信号
に変換する。アナログ信号処理回路2は撮像素子1から
の映像信号に対してアナログ信号処理を行い、A/D変
換回路3に出力する。A/D変換回路3はアナログ信号
処理回路2で処理された信号をデジタル信号に変換す
る。デジタル信号に変換された信号は2つの経路に分け
られ、一方はフィールドメモリ回路4に送られ、一旦フ
ィールドメモリ回路4に記憶される。又もう一方は動き
検出回路5に送られる。動き検出回路5は5つの動き検
出エリアを持ち、各々の動き検出エリア毎に映像信号か
らフィールド間の被写体の動きを検出する。5つの動き
検出エリアから得られた動き検出結果は、夫々スイッチ
7からスイッチ11に入力され、そのいづれかを経てア
ドレス制御回路6へ送られる。このとき操作者は、スイ
ッチ操作により動き検出エリアの1つを指定できるもの
とする。アドレス制御回路6は動き検出回路5の動き検
出結果に基づき、フィールドメモリ回路4からの映像信
号読出し開始位置を決定し、これをフィールドメモリ駆
動回路12に送る。フィールドメモリ駆動回路12はア
ドレス制御回路6から送られた映像信号読出位置に基づ
き、フィールドメモリ回路4からの映像読出位置の制御
を行い、フィールドメモリ回路4に記憶されている映像
信号の一部を読出す。撮像素子駆動回路13は、撮像素
子1を駆動するための回路である。
【0013】図2は、図1に示した動き検出回路5の動
き検出エリアを説明するための模式図である。動き検出
回路5は、図2に示すように第1のエリアA1から第5
のエリアA5の5つの動き検出エリアを持ち、各動き検
出エリアにおいてフィールド間の画像の動きを検出す
る。そして第1のエリアA1の検出結果はスイッチ7
に、第2のエリアA2の検出結果はスイッチ8に、第3
のエリアA3の検出結果はスイッチ9に、第4のエリア
A4の検出結果はスイッチ10に、第5のエリアA5の
検出結果はスイッチ11に出力される。そして操作者が
スイッチ7からスイッチ11までのスイッチのうち1つ
をオンとすることで、そのスイッチに対応する動き検出
エリアの検出結果がアドレス制御回路6に送られる。
尚、映像信号から動きを検出する方法に開しては、例え
ば特開平2−5689号に記されているため、詳細な説
明は省略する。
【0014】図3は、アドレス制御回路6の具体的な構
成例を示すブロック図である。同図において遅延回路6
01は信号を遅延させる遅延器であり、遅延時間は映像
信号の1フィールド分、つまり60分の1秒である。6
02は加算器であり、動き検出回路5の出力と1フィー
ルド前のアドレス制御回路6の出力を加算する。このよ
うな構成により各フィールド毎に動き検出回路5におけ
る検出結果を累積加算処理し、フィールド間での被写体
の移動量を撮影画面上での被写体の絶対的な移動距離に
換算する。
【0015】図4は、フィールドメモリ回路4からの映
像信号読出しを模式的に表した図である。同図におい
て、外枠のエリアがフィールドメモリ回路4に記憶され
ている映像信号とする。斜線部分がフィールドメモリ回
路4から読出す映像信号であり、これはフィールドメモ
リ駆動回路12の水平読出カウンタ及び垂直読出カウン
タのプリセット値(映像信号の読出開始位置P)を制御
することで、フィールドメモリ回路4上の任意の部分の
映像信号を読出すことが可能である。又フィールドメモ
リ回路4から読出す映像信号の画素数は、任意に設定可
能とする。
【0016】以上のように構成された本実施例の自動追
尾装置について、以下その動作について説明する。例え
ば図5に示すように、被写体の人物が、撮影画面内の中
央付近で右から左へ移動している場合を考える。このと
き動き検出エリアは、この人物の動きを検出できるよ
う、操作者がスイッチ11をオンにし、第5のエリアA
5が選択されているとする。こうして選択された第5の
エリアA5から得られた動き検出結果は、アドレス制御
回路6に送られる。アドレス制御回路6では動き検出結
果をフィールド毎に累積加算処理し、撮影画面上での被
写体の絶対的な移動距離を求める。そしてこの移動距離
に応じてフィールドメモリ駆動回路12の水平読出カウ
ンタのプリセット値を変更することでフィールドメモリ
回路4からの映像信号読出位置を制御し、追尾を実現す
る。この様子を図6を用いて説明する(但し3フィール
ド分のみ図示)。図6(a)はフィールドメモリ4に記
憶されている映像信号、(b)〜(d)はこのフィール
ドメモリから読出された映像信号とする。例えば、はじ
め静止していた被写体が1フィールド当り10画素の速
度で左へ移動したとすると、動き検出回路5の出力は毎
フィールドで10画素であり、アドレス制御回路6の出
力は、被写体静止時は0画素、移動が始まってからは1
フィールド毎に10画素、20画素、30画素と、10
画素ずつ増加する。これに従ってフィールドメモリ駆動
回路12の水平読出カウンタのプリセット値を、被写体
静止時の初期プリセット値から、左方向へ10画素、2
0画素、30画素と変更する。こうすることによりフィ
ールドメモリ回路4からの映像信号読出位置が移動し、
つまり読出す映像信号が(b),(c),(d)に示す
ように被写体に追従し、被写体の追尾を行う。垂直方向
の追尾も同様に、フィールドメモリ駆動回路12の垂直
読出カウンタのプリセット値を変更することで実現でき
る。又斜め方向の追尾は、フィールドメモリ駆動回路1
2の水平読出カウンタのプリセット値と垂直読出カウン
タのプリセット値の両方を変更することで実現できる。
【0017】以上のように本実施例においては、撮像素
子1と、撮像素子1からの映像信号を記憶するフィール
ドメモリ回路4と、撮像素子1からの映像信号中の被写
体の動きを検出する動き検出回路5と、映像信号中の被
写体の動きを検出する領域を選択するスイッチ7からス
イッチ11と、スイッチ7からスイッチ11により選択
された領域から検出された被写体の動きに応じて、フィ
ールドメモリ回路4から映像信号を読出す位置を決定
し、これを出力するアドレス制御回路6と、アドレス制
御回路6の出力に応じてフィールドメモリ回路4に記憶
されている映像信号の一部を読出すフィールドメモリ駆
動回路12とを備えることで、雲台等の撮像装置自体の
位置を移動させる手段を用いることなく、自動追尾を行
うことができる。又本実施例の自動追尾装置の各構成要
素は、全て電子回路により実現でき、これにより自動追
尾装置の小型・軽量化が実現できる。
【0018】図7は本発明の第2の実施例における自動
追尾装置のブロック図を示すものである。本実施例にお
いては、第1の実施例に示した自動追尾装置のフィール
ドメモリ回路4の後段に、補間回路14を追加し、アド
レス制御回路6の出力を補間回路14に供給する点が第
1の実施例と異なる。アドレス制御回路6は動き検出回
路5より得られる動き信号の1画素又は1ラインの小数
点以下の信号を補間係数に対応する位置信号として補間
回路14に出力するものである。アドレス制御回路6及
び補間回路14以外の部分の構成及び効果は、第1の実
施例と同様であるため詳細な説明は省略する。
【0019】まず本実施例の特徴を述べる。第1の実施
例においては、フィールドメモリ回路4はデジタル信号
を記憶するメモリ回路であるため、当然その書込み、読
出しは1画素、1ライン単位であり、故に追尾のための
映像信号の読出しも1画素、1ライン単位となる。そこ
で1画素1ライン以下の精度で、映像信号を読出したと
同等の画像を補間処理により合成するために補間回路1
4を設けたことが本実施例の特徴である。これを図を用
いて詳細に説明する。図8は、図7に示した補間回路1
4の具体的な構成例を示すブロック図である(但し、垂
直方向の補間処理を行う部分のみ図示)。同図におい
て、1401,1402,1403は、1水平走査線分
の映像信号を記憶可能な1ラインメモリで、3つのうち
1つを書込み用に、2つを読出し用に使用する。140
4は出力選択回路であり、フィールドメモリ回路4から
出力される映像信号をライン毎に、1ラインメモリ14
01,1402,1403に順次書込む。信号選択回路
1405は、1ラインメモリ1401,1402,14
03のうち、書込み中でない2つのラインメモリから読
出される映像信号を出力1と出力2に振り分けて出力す
る。このとき信号選択回路1405は、入力される2ラ
インの映像信号のうち、時間的に先にフィールドメモリ
回路4から出力された信号が出力2へ出力されるように
する。制御回路1406は、出力選択回路1404、信
号選択回路1405の入出力の選択、および1ラインメ
モリ1401,1402,1403の書込み及び読出し
の制御を統合的に行う。このように3つのラインメモリ
うち1つを書込み、2つを読出しに使用し、この書込み
及び読出しに使用するメモリを順次入れ替えることによ
りリアルタイムの処理を実現する。1407,1408
は3つの1ラインメモリのうち2つのラインメモリから
読出された2つのラインの映像信号に、夫々の補間処理
のためのある係数(以後、この係数を補間係数と称す)
w、(1−w)を乗算する乗算器、1409は乗算器1
407,1408の出力信号を加算する加算器、141
0はアドレス制御回路6の出力に応じて、補間係数w、
(1−w)を発生する係数発生回路である。
【0020】このような構成の補間回路14による補間
処理に関して、図8,図9を用いて垂直方向の補間処理
を例に説明する。例えば図9に示したように、フィール
ドメモリ回路4に記憶された映像信号の第kラインと第
(k+1)ラインの間のzの位置から映像信号の読出し
を開始したい場合、フィールドメモリ回路4の読出しは
ライン単位であるため、zの位置からの読出しは不可能
である。従って補間回路14が無ければ、例えばzの位
置に近いほうのラインから読出しを開始しなければなら
ない。しかし図8に示した補間回路14によりzの位置
のラインを合成すれば、このような問題は解消される。
例えば図9に示すように、あるフィールドにおいてフィ
ールドメモリ回路4に記憶されている映像信号の第kラ
インと第(k+1)ラインの間で(但し、ライン間の距
離を1とする)、第kラインからの距離と第(k+1)
ラインからの距離の比が、w:1−w(但し、0≦w<
1)である位置zに画像ラインを補間する場合、フィー
ルドメモリ駆動回路12は、フィールドメモリ回路4の
読出開始ラインをアドレス制御回路6の出力により決定
し(この場合は、第kラインを読出開始ラインとす
る)、読出しを開始する。そして第kラインから映像信
号が読出され、順次、補間回路14に送られ、1ライン
メモリに記憶される。そしていま第kラインが1ライン
メモリ1403に、第(k+1)ラインが1ラインメモ
リ1402に記憶されており、信号選択回路1405に
より第kライン及び第(k+1)ラインが、夫々出力2
及び出力1に出力された場合、第kラインに係数発生回
路1410で発生された補間係数1−w(wは第kライ
ンとzとの間の距離)を乗じ、第(k+1)ラインに係
数発生回路1410で発生された補間係数wを乗じる。
そしてこれらを加算器1409で加算することにより、
補間処理された映像信号が求められる。尚、補間係数を
決定するための補間処理を開始するラインの位置(上記
zの位置)に関する情報は、アドレス制御回路6から係
数発生回路1410に供給される。即ち、補間処理され
た映像信号を得るには、第kライン、第(k+1)ライ
ンを2つの1ラインメモリから読出し、距離に応じた補
間係数(この場合、1−wとw)を乗算して、この2つ
の乗算結果を加算するというような演算処理を行う。こ
れにより、1画素1ライン以下の精度で映像信号を読出
したと同等の画像を合成することができる。
【0021】又、上記説明では、電子的な拡大処理を行
わない場合を例に説明した。これは撮像素子1が通常出
力される映像信号より充分大きい範囲をカバーする場合
には有効であるが、通常の1画面の範囲をカバーする撮
像素子を用いる場合には出力される画像の大きさが小さ
くなる。ここで補間回路14を用いれば、電子的な拡大
処理を行うことが可能である。従ってこれを用いて第1
の実施例においてフィールドメモリ回路4から読出され
た映像信号の画角が元の映像信号の画角に比べ変化する
ことに対し、この画角変化を補正してもよい。尚、フィ
ールドメモリ回路4から読出した映像信号に対する電子
的な拡大処理に関しては、特開平2−109474号に
先行例が記されており、詳細な説明は省略する。又この
場合でも、1画素1ライン以下の精度で映像信号を読出
したと同等の画像を合成することができることは言うま
でもない。
【0022】又本実施例においては、補間処理に関して
は垂直方向の補間処理に関してのみ説明したが、図8に
示した補間回路14において、1ラインメモリを1画素
分の情報が記憶できるメモリにおきかえれば、水平方向
も垂直方向と同様に、補間処理が可能なことは明らかで
ある。
【0023】以上のように本実施例においては、第1の
実施例の構成に補間回路14を追加することで、雲台等
の撮像装置自体の位置を移動させる手段を用いることな
く自動追尾を実現でき、且つ追尾のための映像信号読出
しの精度を1画素、1ライン以下に高めることができ
る。
【0024】図10は本発明の第3の実施例における自
動追尾装置のブロック図を示すものである。同図におい
て、撮像素子21は光学系を介した映像を電気信号に変
換し、且つ後述する撮像素子駆動制御回路22により、
受光した映像の一部のみを映像信号として読出すことが
可能な撮像素子である。アナログ信号処理回路2は撮像
素子21からの映像信号に対してアナログ信号処理を行
い、A/D変換回路3はアナログ信号処理回路2で処理
された信号をデジタル信号に変換する。デジタル信号に
変換された信号は2つの経路に分けられ、一方は外部に
出力され、もう一方は動き検出回路5に送られる。動き
検出回路5は第1の実施例と同様の回路であり、動き検
出結果はスイッチ7からスイッチ11のいづれかを経て
アドレス制御回路23へ送られる。このとき操作者は、
スイッチ操作により動き検出エリアを指定できるものと
する。アドレス制御回路23は動き検出回路5の動き検
出結果に基づき、撮像素子21からの映像信号読出開始
位置を決定し、これを撮像素子駆動制御回路22に送
る。撮像素子駆動制御回路22はアドレス制御回路23
から送られた映像信号読出位置に基づき、撮像素子21
からの映像読出位置の制御を行い、撮像素子21に受光
した映像の一部を読出す。
【0025】図11はアドレス制御回路23の具体的な
構成例を示すブロック図である。同図において、遅延回
路231,234は信号を遅延させる遅延器であり、遅
延時間は、映像信号の1フィールド分、つまり60分の
1秒である。232は加算器であり、動き検出回路5の
出力と遅延回路231の出力を加算する。予測回路23
3はフィールド間での被写体の移動量を予測するための
回路である。235は加算器であり、予測回路233の
出力と遅延回路234の出力を加算する。以上の構成に
よりアドレス制御回路23は、各フィールド毎に動き検
出回路5の出力に基づき、予測回路233によりフィー
ルド間での被写体の移動量を予測し、これを累積加算処
理し、撮影画面上での被写体の絶対的な移動距離の予測
値を求める。
【0026】図12は予測回路233の具体的な構成例
を示すブロック図である。同図において、遅延回路23
301は映像信号の1フィールド分、つまり60分の1
秒信号を遅延させる遅延回路である。乗算回路2330
2は、本実施例では入力に2を乗ずるものとする。乗算
回路23303は、本実施例では入力に−1を乗ずるも
のとする。加算器23304は乗算回路23302と乗
算回路23303からの入力を加算し出力する。
【0027】図13は予測回路233の他の具体的な構
成を示すブロック図である。同図において、遅延回路2
3305及び遅延回路23306は共に信号を遅延させ
る遅延器であり、遅延時間は映像信号の1フィールド
分、つまり60分の1秒である。乗算回路23307は
乗算器であり、本実施例では入力に3を乗ずるものとす
る。乗算回路23308は乗算器であり、本実施例では
入力に−3を乗ずるものとする。乗算回路23309は
乗算器であり、本実施例では入力に1を乗ずるものとす
る。加算器23310は乗算回路23307と乗算回路
23308からの入力を加算し出力する。加算器233
11は乗算回路23309と加算器23310からの入
力を加算し出力する。
【0028】図14は、撮像素子21からの映像信号読
出しを模式的に表した図である。同図において、外枠は
撮像素子21の受光面であり、斜線部分が撮像素子21
から読出す映像部分である。撮像素子21は、受光した
被写体像に応じた映像信号を発生させるための駆動パル
スを撮像素子駆動制御回路22により変化させること
で、撮像素子21に受光した映像の任意の部分を読出す
ことができるものとする。又撮像素子21から読出す映
像信号の画素数は、任意に設定可能とする。尚、撮像素
子21に受光した映像の任意の部分を読出す方法に関し
ては、例えば特開平3−77483号に記されているた
め詳細な説明は省略する。
【0029】尚、動き検出回路5は第1の実施例と同様
の構成、作用を持つものであるため詳細な説明は省略す
る。
【0030】以上のように構成された本実施例の自動追
尾装置について、以下、その動作について説明する。例
えば第1の実施例と同様に、被写体の人物が、撮影画面
内の中央付近で右から左へ移動している場合を考える。
このとき動き検出エリアは、この人物の動きを検出でき
るよう、操作者がスイッチ11をオンにし第5のエリア
A5が選択されているとする。こうして選択された第5
のエリアA5から得られた動き検出結果は、アドレス制
御回路23に送られる。ここで動き検出回路5による動
き検出結果に関して、図を用いて詳細に説明する。図1
5は、本実施例における被写体の追尾動作を説明するた
めの模式図である。被写体が図のように右から左へ矢印
Aだけ移動したとする。このとき予測回路233で求め
られた予測値が矢印Bであり、BがAに等しい、つまり
予測値が完全に正しかったとすると、移動前と移動後で
撮像素子21から読出した映像信号どうしは、図15
(b),(c)に示すように位置的にずれの無い画像と
なる。そして図15(d)に示すように撮像素子21か
ら読出した2つの画像間で動き検出を行った場合、当
然、検出される動きは零となる。しかし例えば図16の
ように、同じく被写体が右から左へ矢印Aだけ移動した
とき予測回路233で求められた予測値が矢印Cであっ
たとすると、移動前と移動後で撮像素子21から読出し
た映像信号どうしは、図に示すように位置的にずれのあ
る画像となる。そして撮像素子21から読出した2つの
画像間で動き検出を行った場合、当然、矢印Aと矢印C
の差の分、つまり(A−C)に相当する量だけ動きが検
出される。これより本実施例においては、動き検出回路
5による動き検出結果は、予測回路233で求められた
予測値の予測誤差に相当するといえる。
【0031】以上のことに鑑みて、アドレス制御回路2
3では、まず、動き検出回路5による動き検出結果と1
フィールド前の予測回路233の出力を加算器232で
加算する。これは、上記のように動き検出回路5による
動き検出結果が、予測回路233で求められた予測値の
予測誤差であることより、この動き検出結果に、1フィ
ールド前に予測回路233で求められた予測値を加算す
ることで、フィールド間での被写体の実際の移動量を求
めるためである。これを上記の説明を基に数式で表す
と、 フィールド間の被写体の実際の移動量(A)= 動き検出回路5の動き検出結果(A−C) +1フィールド前の予測回路2303の予測値(C) ・・・(1) となる。次に、式(1)で求められたフィールド間の被
写体の実際の移動量から、予測回路233は、被写体の
移動量の予測値を求める。
【0032】予測回路233における被写体の移動量の
予測方法に関しては、例えば予測回路233が図12の
構成をとる場合について説明する。これは、乗算回路2
3302で2を乗じた入力と遅延回路23301を経て
乗算回路23303で−1を乗じた入力とを加算器23
304で加算し、これを移動量の予測値とするものであ
る。本構成による予測回路233の作用を、図17を用
いて更に説明する。図17において、予測回路233に
入力する各フィールドの実際の移動量をi(n)とし
(nはフィールド番号)、現在のフィールドを第nフィ
ールドとした場合、例えば、現フィールドの入力i
(n)=2、前フィールドの入力i(n−1)=1とす
ると、予測回路233の出力o(n)は、3となる。こ
れは、即ち、フィールド間の被写体の移動量の変化が1
次関数で近似できると仮定し、入力に対し1次関数によ
る外挿を行っていることとなる。
【0033】又同様の構成で、乗算回路23302の乗
算値を2ではなく1とし、乗算回路23303の乗算値
を−1ではなく0とする構成も考えられ、この場合に
は、図18に示すように入力(i(n))と同じ値が出
力(o(n))となる。
【0034】又別の構成として、予測回路233が図1
3の構成をとる場合について説明する。このときは、乗
算回路23307で3を乗じた入力信号と遅延回路23
305を経て乗算回路23308で−3を乗じた入力信
号とを加算器23310で加算したものと、遅延回路2
3305と遅延回路23306とを経て乗算回路233
09で1を乗じた入力信号を加算器23311で加算
し、これを移動量の予測値とする。本構成による予測回
路233の作用を、図19を用いて更に説明する。図1
9において、予測回路233に入力する各フィールドの
実際の移動量をi(n)とし(nはフィールド番号)、
現在のフィールドを第nフィールドとした場合、例え
ば、現フィールドの入力i(n)=4、1フィールド前
の入力i(n−1)=2、2フィールド前の入力i(n
−2)=1とすると、予測回路233の出力o(n)
は、7となる。これは即ち、フィールド間の被写体の移
動量の変化が2次関数で近似できると仮定し、入力に対
し2次関数による外挿を行っていることとなる。
【0035】このように予測回路233により得られた
フィールド間での被写体の移動量の予測値を、次に累積
加算処理し、このフィールド間での被写体の移動量の予
測値を、撮影画面上での被写体の絶対的な移動距離の予
測値に換算する。そしてこの移動距離の予測値に応じて
撮像素子21からの映像信号読出しのための駆動パルス
を変化させることで、撮像素子21からの映像信号読出
しを制御し、追尾を実現する。
【0036】以上のように本実施例においては、撮像素
子21と、撮像素子21からの映像信号中の被写体の動
きを検出する動き検出回路5と、映像信号中の被写体の
動きを検出する領域を選択するスイッチ7からスイッチ
11と、スイッチ7からスイッチ11により選択された
領域から検出された被写体の動きに応じて、撮像素子2
1から映像信号を読出す位置を決定し、これを出力する
アドレス制御回路23と、アドレス制御回路23の出力
に応じて撮像素子21から映像信号を読出す撮像素子駆
動制御回路22とを備えることで、雲台等の撮像装置自
体の位置を移動させる手段を用いることなく、自動追尾
を行うことができる。又、本実施例の自動追尾装置の各
構成要素は、全て電子回路により実現でき、これにより
自動追尾装置の小型・軽量化が実現できる。
【0037】尚本実施例においては、撮像素子21から
の映像信号の読出しは1画素、1ライン単位となる。し
かし第2の実施例と同様に、撮像素子21から読出した
映像信号に対して補間処理を行う回路を設けた場合に
は、補間処理により1画素1ライン以下の精度で映像信
号を読出したと同等の画像を合成することができること
は言うまでもない。
【0038】又撮像素子21から読出された映像信号
は、撮像素子21に受光した映像に比べ画角が変ってい
る。故にこの画角変化を調整するために、電子的な拡大
処理を施すことが考えられる。このような撮像素子から
読出した映像信号に対する電子的な拡大処理に関して
は、特開平1−261086号に記されており、詳細な
説明は省略する。
【0039】又本実施例において、図12に示した予測
回路233の構成で、乗算回路23302の乗算値を2
ではなく1とし、乗算回路23303の乗算値を−1で
はなく0とする構成について述べたが、これは図13に
示した予測回路233の構成で、乗算回路23307の
乗算値を1とし、乗算回路23308,23309の乗
算値をともに0としても同様の効果が得られることは明
らかである。
【0040】又本実施例において、予測回路233の構
成として3つの例を示したが、これに限るものではな
く、例えばもっと高次のフィルタ構成により動きの予測
を行う方法も考えられる。
【0041】又本実施例において、予測回路233の構
成として示した3つの例の内、一つだけを用いるのでは
なく、これら3つを適応的に切り換えて、動きの予測を
行う構成も考えられる。又図13に示した予測回路23
3の構成で、乗算回路23307,23308,233
09の乗算値を適応的に切り換えて、動きの予測を行う
構成も考えられる。
【0042】尚上記3つの実施例において、動き検出回
路5による動き検出は、毎フィールド行うものとして説
明したが、これに限るものではなく、例えば2フィール
ドに一度動き検出を行い、動き検出を行わないフィール
ドでは、前フィールドで得られた動き検出結果を基に、
第3の実施例のように被写体の移動量を予測し、追尾動
作を行うような構成も考えられる。
【0043】又上記3つの実施例において、放送方式に
関しては特に言及しなかったが、NTSC、PAL 、SECAM 等
のいかなる放送方式を採用した撮像装置においても、本
発明が有効であることは明らかである。
【0044】又上記3つの実施例において、動き検出回
路5は、5つの動き検出エリアを持つものを例に説明し
たがこれに限るものではない。
【0045】又上記3つの実施例において、動き検出エ
リアの選択は操作者が行うものとしたがこれに限るもの
ではなく、例えば画像認識等の技術を用いて、特定の被
写体を自動で認識し、これを追尾するような構成等も考
えられる。
【0046】又上記3つの実施例において、動き検出エ
リアは、第5のエリアに固定した場合を例に説明を行っ
たが、これに限るものではなく、例えば動き検出エリア
が被写体の動きに応じて自動的に切り替わる構成等も考
えられる。
【0047】又上記3つの実施例において、動き検出エ
リアの選択は、スイッチにより行う例を用いて説明した
が、これに限るものではなく、スイッチ以外の外部入力
装置、例えばコンピューターのキーボードなどから動き
検出エリアの選択を行う構成等も考えられる。
【0048】又上記3つの実施例において、各構成要素
が電子回路により実現できるとしたがこれに限るもので
はなく、例えば、アドレス制御回路6の機能を、マイク
ロコンピュ−タのソフトウエアにより実現することが可
能であることは言うまでもない。
【0049】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明の自動
追尾装置は、撮影した映像信号から特定の被写体の動き
を検出し、この検出結果に応じて撮影した映像信号の一
部を読出すことで、雲台等の撮像装置自体の位置を移動
させる手段を用いることなく自動追尾を行うことがで
き、自動追尾装置の小型・軽量化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における自動追尾装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1の動き検出回路5の動き検出エリアを説明
するための模式図である。
【図3】図1のアドレス制御回路6の具体的な構成を示
すブロック図である。
【図4】図1のフィールドメモリ回路4からの映像信号
読出しを説明するための模式図である。
【図5】撮影画面内で被写体が動く様子を表す説明図で
ある。
【図6】本発明の第1の実施例における自動追尾装置の
動作を説明するための模式図である。
【図7】本発明の第2の実施例における自動追尾装置の
構成を示すブロック図である。
【図8】図7の補間回路14の具体的な構成例を示すブ
ロック図である。
【図9】図8の補間回路14による補間処理を説明する
ための模式図である。
【図10】本発明の第3の実施例における自動追尾装置
の構成を示すブロック図である。
【図11】図10のアドレス制御回路23の具体的な構
成を示すブロック図である。
【図12】図11の予測回路233の具体的な構成を示
すブロック図である。
【図13】図11の予測回路233の他の具体的な構成
を示すブロック図である。
【図14】図10の撮像素子21からの映像信号読出し
を説明するための模式図である。
【図15】図10の動き検出回路5による動き検出結果
に関する説明図である。
【図16】図10の動き検出回路5による動き検出結果
に関する説明図である。
【図17】図12に示した予測回路233の効果を説明
するための模式図である。
【図18】図12に示した予測回路233で、乗算値を
変更した場合の効果を説明するための模式図である。
【図19】図13に示した予測回路233の効果を説明
するための模式図である。
【符号の説明】
1,21 撮像素子 2 アナログ信号処理回路 3 A/D変換回路 4 フィールドメモリ回路 5 動き検出回路 6,23 アドレス制御回路 7〜11 スイッチ 12 フィールドメモリ駆動回路 13 撮像素子駆動回路 22 撮像素子制御回路 232,235,23304,23310,23311
加算回路 231,234,23301,23305,23306
遅延回路 233 予測回路 23302,23303,23307,23308,2
3309 乗算回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子と、 前記撮像素子からの映像信号を少なくとも1画面記憶す
    るメモリ回路と、 前記撮像素子からの映像信号中の被写体の動きを複数の
    領域について検出する動き検出回路と、 前記動き検出回路により映像信号中の被写体の動きを検
    出する領域を選択する選択回路と、 前記選択回路により選択された領域から前記動き検出回
    路が検出した被写体の動きに応じて、前記メモリ回路か
    ら映像信号を読出す位置を決定し、これを出力するアド
    レス制御回路と、 前記アドレス制御回路の出力に応じて前記メモリ回路に
    記憶されている映像信号の一部を読出すメモリ駆動回路
    と、を具備することを特徴とする自動追尾装置。
  2. 【請求項2】 撮像素子と、 前記撮像素子からの映像信号を少なくとも1画面記憶す
    るメモリ回路と、 前記撮像素子からの映像信号中の被写体の動きを複数の
    領域について検出する動き検出回路と、 前記動き検出回路により映像信号中の被写体の動きを検
    出する領域を選択する選択回路と、 前記選択回路により選択された領域から前記動き検出回
    路が検出した被写体の動きに応じて、その被写体が停止
    するように前記メモリ回路から映像信号を読出すライン
    及び画素を決定すると共に、1ライン及び1画素以下の
    位置データを出力するアドレス制御回路と、 前記アドレス制御回路より得られるライン及び画素単位
    に前記メモリ回路に記憶されている映像信号の一部を読
    出すメモリ駆動回路と、 前記アドレス制御回路より出力される1ライン以下及び
    1画素以下の位置信号に基づいて前記メモリ回路より読
    出された映像信号を補間する補間回路と、を具備するこ
    とを特徴とする自動追尾装置。
  3. 【請求項3】 撮像素子と、 前記撮像素子からの映像信号中の被写体の動きを複数の
    領域について検出する動き検出回路と、 前記動き検出回路により映像信号中の被写体の動きを検
    出する領域を選択する選択回路と、 前記選択回路により選択された領域から前記動き検出回
    路が検出した被写体の動きに応じて、前記撮像素子から
    映像信号を読出す位置を決定し、これを出力するアドレ
    ス制御回路と、 前記アドレス制御回路の出力に応じて前記撮像素子を駆
    動する撮像素子駆動制御回路と、を具備することを特徴
    とする自動追尾装置。
  4. 【請求項4】 撮像素子と、 前記撮像素子からの映像信号中の被写体の動きを複数の
    領域について検出する動き検出回路と、 前記動き検出回路により映像信号中の被写体の動きを検
    出する領域を選択する選択回路と、 前記選択回路により選択された領域から前記動き検出回
    路が検出した被写体の動きに応じて、その被写体が停止
    するように前記メモリ回路から映像信号を読出すライン
    及び画素を決定すると共に、1ライン及び1画素以下の
    位置データを出力するアドレス制御回路と、 前記アドレス制御回路より得られるライン及び画素単位
    に前記撮像素子を駆動する撮像素子駆動回路と、 前記アドレス制御回路より出力される1ライン以下及び
    1画素以下の位置信号に基づいて前記撮像素子より読出
    された映像信号を補間する補間回路と、を具備すること
    を特徴とする自動追尾装置。
JP6276075A 1994-10-14 1994-10-14 自動追尾装置 Pending JPH08116486A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012253704A (ja) * 2011-06-07 2012-12-20 Nissan Motor Co Ltd カメラシステムおよび画像生成方法
JP2012253705A (ja) * 2011-06-07 2012-12-20 Nissan Motor Co Ltd カメラシステムおよび画像生成方法

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JP2012253704A (ja) * 2011-06-07 2012-12-20 Nissan Motor Co Ltd カメラシステムおよび画像生成方法
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