JPH08115449A - 発券機 - Google Patents

発券機

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JPH08115449A
JPH08115449A JP24904194A JP24904194A JPH08115449A JP H08115449 A JPH08115449 A JP H08115449A JP 24904194 A JP24904194 A JP 24904194A JP 24904194 A JP24904194 A JP 24904194A JP H08115449 A JPH08115449 A JP H08115449A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、カードから読み取ったデータに基づ
いて券を発券する発券機に係り、発券処理の効率化のた
め、複数の投票カードの連続的な読取り処理ができる発
券機、及びエラーが発生したとしても、適切な対処策が
とれることにより、エラー発生の影響を受けにくい発券
機を提供することを他の目的とする。 【構成】光学読取り式のカードのデータを読み取る読取
部を有し、読み取ったデータに基づいた券を発行する発
券機において、複数枚のカードが挿入可能な第1の挿入
口と、カードを読取部へ搬送する第1の搬送路と、該第
1の挿入口から挿入されたカードを滞留する滞留部と、
該滞留部で滞留されているカードを順次該第1の搬送路
へ送出する繰り出し部と、該第1の挿入口より処理の優
先順位の高い第2の挿入口と、該第2の挿入口から挿入
されたカードを搬送する第2の搬送路を有することを特
徴とする発券機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学読取りカードの記
入事項に基づいて券を発券する発券機に係り、特に競
馬、競輪、オートレース等の公営競技場において、投票
データ入力の簡略化を図るために適用される光学読取り
式投票カードの記載事項に基づいて投票券を発券する発
券機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】投票券購入申込みは、投票者が購入窓口
にてオペレータに口頭で希望とする投票対象や購入金額
を伝える方法があるが、前もって投票希望者が所定の投
票カードに投票対象や購入金額を記入しておき、窓口で
その投票カードを発券機に読み取らせることにより投票
券を発行する方法が普及している。
【0003】図6は従来技術における投票券発券機の構
成図である。以下、図6の各部の構成を説明する。10
1は投票カードを挿入する挿入口である。102は挿入
されたカードを搬送する搬送路である。103は投票カ
ードを読み取り、投票券発行部121にその読み取った
データを送信する読取部である。
【0004】104はローラ105及びローラ106を
駆動させる搬送モータである。105及び106は投票
カードを搬送するローラである。107は投票カードの
挿入を検出するセンサである。108及び109は投票
カードの通過を検出するセンサである。121は投票券
の発行、並びに上記各部に対して制御信号を送る投票券
発行部である。
【0005】122はキーにより投票データや制御情報
を入力するキーボードである。123は投票券発行部1
21に対し、キーボード122から入力されたデータに
基づいた投票券の発券指示を与える発券キーである。1
24はキーボード122及び読取部103から入力され
た投票データの消去指示を与える消去キーである。
【0006】図7は従来技術における、投票券読み取り
手順を示すフローチャートである。以下、各処理S10
1〜S118を説明する。 S101 センサ107が投票券の挿入を監視してお
り、オペレータが投票カードを挿入口101に挿入する
と、それを検出しS102の処理へ進む。検出されなけ
れば監視を続ける。なお、挿入できるカードは1枚ずつ
である。 S102 挿入シャッタ110が開き、投票カードの取
り込みが許可される。 S103 搬送モータ104がオンし、ローラ105及
びローラ106が駆動する。これにより投票カードが搬
送路102上を読取部103へと搬送される。 S104 センサ108が投票カードの通過を検出する
とS105の処理へ進む。通過が検出されるまでS10
5の処理へは進まない。 S105 挿入シャッタ105が閉じ、投票カードの挿
入が禁止される。 S106 読取部103が投票カードに記入されたデー
タを読み取る。 S107 センサ109がカードの通過を検出すればS
108の処理を行う。通過が検出されるまでS108の
処理へは進まない。 S108 搬送モータ104がオフし、ローラ105及
びローラ106の駆動が停止する。 S109 読み取ったデータを投票券発行部121へ送
信する。 S110 読み取ったデータがチェックされ、エラーが
検出されなければS111の処理を行い、エラーが検出
されればS112の処理へ進む。 S111 読み取ったデータに基づく投票券が発行さ
れ、挿入されたカードに対する発券処理が終了する。 S112 エラー対処モードに入る。エラー対処策とし
ては2通りあり、どちらを選択するかはオペレータの判
断である。
【0007】先ず、キーボード122から修正データを
入力したほうが良いと判断した場合は、以下の通りの処
理を行う。 S113 キーボード122から修正データが入力され
る。 S114 発券キー123の押下により、キーボード1
22から入力されたデータが投票券発行部121へ送信
され、S109の処理に戻る。
【0008】投票カードを修正して、再入力したほうが
良いと判断した場合は、以下の通りの処理を行う。 S115 読み取られたデータを消去する消去キー12
4を押下する。 S116 読み取られたデータが消去され処理が終了す
る。尚、修正したデータを入力するには、新規に投票カ
ードに記入して再び挿入口101に挿入することにな
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の発券機では、オ
ペレータは一人の投票者から複数の投票カードを手渡さ
れても、投票カードを1枚ずつしか発券機に挿入できな
いため、投票券が発行されるまで次の投票カードが挿入
できず、全ての投票カードに対する投票券が発行される
までに多大な時間を要することになり、窓口業務の効率
の低下を招く要因となっていた。
【0010】そこで、複数の投票カードを一括挿入し、
1枚ずつ連続的に読み取らせるような発券機が必要とさ
れてきた。しかし、このような発券機でも、連続読取り
処理の途中で読取りエラーが発生した場合、投票カード
を修正する時間分だけ、読取り処理が停止することにな
り、エラー発生による発券作業の遅れには対処できな
い。
【0011】本発明では、発券窓口における発券処理の
効率化を達成するため、複数の投票カードの連続的な読
取り処理ができる発券機を提供することを目的とする。
更に、エラーが発生したとしても、適切な対処策がとれ
ることにより、エラー発生の影響を受けにくい発券機を
提供することを他の目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。以下、図1の各部を説明する1は第1の挿入口で
ある。2は後述の読取部5へカードを搬送する第1の搬
送路である。
【0013】3は第1の挿入口1から挿入されたカード
を滞留する滞留部である。4は滞留部3で滞留されてい
るカードを順次第1の搬送路2へ送出する繰り出し部で
ある。5はカードに記入された情報を読み取る読取り部
である。6は第1の挿入口1より処理の優先順位の高い
第2の挿入口である。
【0014】7は第2の挿入口6から挿入されカードを
搬送する第2の搬送路である。図2は、本発明における
カード読み取り手順を示す図であり、以下、S1からS
9の各処理について説明する。 S1 通常は挿入口1が有効状態になっており、挿入口
1にカードを挿入する。挿入口1から挿入されたカード
は滞留部3に滞留される。 S2 繰り出し部4が、滞留部3のカードを繰り出す。 S3 読取部5が送出されたカードに記入された情報を
読み取る。(データが入力される。) S4 読み取った情報にエラーがあるかどうか確認し、
なければS5の処理に行い。あればS6の処理を行う。 S5 有効な挿入口を第2の挿入口6に変更する指示
(割り込み指示)があるかどうか確認する。あればS6
の処理を行い、なければS2の処理に戻り、残りのカー
ドの繰り出を行う。 S6 第2の挿入口が有効となり、第2の挿入口からカ
ードを挿入することができる。 S7 エラーを直ちに修正するかどうか判断する。直ち
に修正すると判断した場合はS8の処理を行い、直ちに
修正しなくてもよいと判断した場合はS9の処理を行
う。(有効な挿入口を第1の挿入口に戻す。) S8 エラーの修正を行う。エラーの修正は、修正され
たカードを第2の挿入口に挿入して読取部5で読み取る
か、或いは他の入力手段(例えばキーボード等)から訂
正データを入力することにより行う。 S9 データが消去され、S1の処理に戻る。
【0015】
【作用】本発明では、複数枚の投票カードを挿入できる
第1の挿入口及びカードを順次繰り出すための繰り出し
部4を設けたことにより、複数のカードに対する連続的
な読み取り処理が可能となる。また、第1の挿入口より
処理の優先順位の高い第2の挿入口を設け、読み取りエ
ラー発生時は第2の挿入口を有効とすることにより、修
正されたカードを第2の挿入口から挿入し、優先的に読
み込ませることができる。なお、修正データはキーボー
ドからでも優先的に入力することができる。
【0016】また、割り込み入力手段を設けたことによ
り、読み取りエラー発生時でなくても、第2の挿入口を
有効にすることができ、任意のカードを第2の挿入口に
挿入して、優先的に読み込ませることができる。更に、
読み取りエラー発生時、有効な挿入口を第2の挿入口か
ら第1の挿入口へ戻す指示を与える入力手段を設けたこ
とにより、修正データを入力しなくても読み取り処理を
再開することができ、カードの修正と読み取り処理を並
行して行うことが出来る。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。本
実施例においては投票券の発行を例にとって説明する。
図3は本発明の発券機の全体図である。24は表示部で
あり、投票に関するデータエラー情報を表示する。
【0018】25はキーボードであり、投票データや制
御情報を入力する。21は投票カードに記入された投票
データを読み取る投票カード読取部である。22は投票
券発行部であり、投票カード読取部21或いはキーボー
ド25から送信された投票データのエラーチェック及び
投票データに基づいた投票券を発行する。また、キーボ
ード25からの制御情報やエラーチェックの結果に基づ
いた制御信号を投票カード読取部21に与える。
【0019】23はホスト計算機であり、投票データの
集計を行う。また投票データの最終的なチェックも行っ
ている。図4は図3に示した発券機の投票カード読取部
の構成を示す図である。以下、図4に示した各部を説明
する。なお、既に説明した部分に対応する部分には同一
の番号を付し、説明を省略する。
【0020】9は第1のセンサであり、滞留部3の投票
カードの有無を確認するものである。10は第2のセン
サであり、第2の搬送路の投票カードの有無を確認する
ものである。11は第3のセンサであり、投票カードの
通過を確認するものである。
【0021】12は第4のセンサであり、センサ11同
様、投票カードの通過を確認するものである。13は第
1の搬送ローラであり、第1の挿入口1、及び第2の挿
入口6から挿入された投票カードを読取部5へ搬送する
ものである。14は第2の搬送ローラであり、読取部5
でデータを読み取られた投票カードを排出口へ導くもの
である。
【0022】15は繰り出しモータであり、繰り出しロ
ーラ4を駆動するものである。16は搬送モータであ
り、搬送ローラ13及び搬送ローラ14を駆動するもの
である。17は挿入シャッタであり、第2の搬送路7を
遮断するものである。26は割り込みキーであり、第1
の挿入口から挿入され投票カードの読取り動作に割り込
みをかけるものである。
【0023】27は発券キーであり、キーボード25よ
り入力された投票データに基づく投票券の発券指示を出
すものである。28は消去キーであり、読取部5が読み
取ったデータの消去指示を与えるものである。図5は、
本発明の実施例における発券機の動作を示す図である。
以下、各処理手順S21〜S45の説明を行う。 S21 センサ9は滞留部3に投票カードの存在を監視
している。投票カードが挿入されると、繰り出しローラ
3と第1の搬送路に挟まれ固定される。センサ9は投票
カードの存在を検出しS22の処理を行うが、検出され
なければ投票カードの挿入待ち状態のままである。 S22 繰り出しモータ15及び搬送モータ16がオン
し、繰り出しローラ4及び搬送ローラ13,14が駆動
する。これにより投票カードが一枚繰り出され、第1の
搬送路2上を読取部5へと搬送される。 S23 投票カードは読取部5へ搬送される途中、セン
サ11を通過する。センサ11は投票カードの通過を監
視しており、投票カードの通過を感知するとS24の処
理を行う。 S24 繰り出しモータ15はオフし、繰り出しローラ
4の駆動が停止する。 S25 投票カードが読取部5に到達し、投票カードに
記入されたデータの読取り(光学マークの読取り)が行
われる。 S26 データの読取りが終了すると、投票カードは搬
送ローラ14により排出口へと搬送されが、途中、セン
サ12を通過する。センサ12が投票カードの通過を感
知するとS27の処理を行う。 S27 搬送モータ16がオフし、搬送ローラ13及搬
送ローラ14の駆動が停止する。 S28 読取部5は、読み取った投票データを投票券発
行部22へ送信すると共に、表示部24に読み取ったデ
ータを表示させる。 S29 投票券発行部22が投票データのエラーチェッ
クを行う。なお、エラーチェックは投票券発行部22だ
けでなくホスト計算機23でも行っており、投票券発行
部22においてエラーが検出されなかった場合は、ホス
ト計算機23で最終的なエラーチェックを行う。ホスト
計算機23でもエラーが検出されなかったらS30の処
理を、検出されたらS31の処理を行う。 S30 ホスト計算機23から投票券発行部22に対し
発券指示が出され、これにより投票券発行起動がかか
る。 S32 割り込みキー26の押下を検出すれば、S33
の処理を行い、検出しなければ、S45の処理を行う。
割り込みキー26は、滞留部3の投票カードよりも優先
して読み取らせたい投票カードがある場合に押下され
る。 S31 ホスト計算機23或いは投票券発行部22は投
票カード読取部21に対しエラー修正の指示を出すとと
もに、表示部24にエラーメッセージを表示させる。 S33 挿入シャッタ17が開き、第2の挿入口6から
の投票カードの挿入が可能となる。これによりエラー対
処モードに入る。 S34 本実施例におけるエラー対処は、以下に説明す
るように3通りの方法がとられ、どの方法をとるかはオ
ペーレータの判断とする。
【0024】先ず、第1のエラー対処方法について説明
する。 S35 読み取ったデータのエラーが軽微なもの(例え
ば、競馬の投票におけるレース番号未記入や場名未記入
等)で、投票カードをその場で修正して、再度読み取っ
た方が良いと判断した場合、オペレータはエラーが確認
された投票カードのエラー箇所を修正し、第2の挿入口
6から第2の搬送路7へ挿入する。 S36 センサ10は第2の挿入口6からの投票カード
の挿入を監視しており、投票カードの挿入を確認したら
S37の処理を行う。 S37 搬送モータ16がオンし、ローラ13及びロー
ラ14が駆動する。ローラ13の駆動により投票カード
は、第1の搬送路上を読取部5へと搬送される。 S38 投票カードが読取部5へ搬送される途中、セン
サ11を通過する。センサ11は投票カードの通過を監
視しており、投票カードの通過を感知するとS39の処
理を行う。 S39 挿入シャッタ17が閉まり、第2の挿入口6か
らの投票カード挿入が禁止される。
【0025】読取部5に到達すると、S25以降の処理
が再度行われる。投票カードを修正したとしても、第1
の挿入口1は残りの投票カードによって塞がれている。
従って、残りの投票カードに対する読取り動作が完了し
てからでないと挿入できず、特に、修正された投票カー
ドが投票締め切り時間の迫ったものであれば投票券を購
入できない恐れがある。しかし、第1のエラー対処方法
によれば、第2の挿入口を設けたことにより、ここから
挿入させて、優先的に読み取らせることができるため、
急ぎの投票であっても、締め切り時間に間に合わせるこ
とが可能になる。
【0026】次に、第2のエラー対処方法について説明
する。 S40 投票データの入力は、投票カードからだけでな
く、キーボード25からでも入力できる。エラーの発生
原因が記入事項の誤り(競馬における投票であれば、間
違えて発売のないレース番号を指定してしまったり、出
走しない馬に対して投票しようとした場合)であれば、
誤った記入事項を消す必要があるが、ボールペンやイン
クで記入されていれば消すことはできない。そのため、
たとえエラー箇所が少なかったとしても、新たな投票カ
ードに書き直しをしなければならない。そこで、キー入
力により投票データをその場で訂正した方がよいと判断
した場合、オペレータはキーボード25を用いてデータ
を修正する。 S41 入力が終了したらキーボード25に設けられて
いる発券キー27を押下する。 S42 挿入シャッタ17が閉じ、S28以降の処理が
再度行われる。
【0027】このように、第2のエラー対処方法では、
キーボードを設けたことにより、エラーを発生させた投
票カードに修正を加えることが不可能な場合でも、新た
な投票カードに書き直すことなく修正データの入力が素
早く行える。最後に、第3のエラー対処方法について説
明する。 S43 読み取ったデータのエラー箇所が多い場合やカ
ードの破損又は汚れなどでデータが読めなかった場合、
投票カードの修正やキーによる投票データ入力には多大
な時間が要する。このようなとき、オペレータはキーボ
ード25に設けられている消去キー28を押下する。 S44 消去キー28を押下することによって読み取ら
れたデータが消去される。これより、エラー対処モード
が解除され、挿入シャッタ17が閉じる。 S45 滞留部3に投票カードが残っているかどうか確
認する。残っていない場合、挿入された全投票カードに
対する読取り動作は終了する。残っている場合は、S2
2以降の処理に戻る。
【0028】残っている投票カードの読取り動作の間、
オペレータは投票カードの書き直しを行っている。投票
カードの書き直しが終わると、オペレータは滞留部3の
全ての投票カードの読取りの完了を待って、書き直され
た投票カードを第1の挿入口に挿入することにより投票
データを入力してもよいが、割り込みキー26を押下す
ることにより、滞留部3の投票カードの読取り動作に割
り込みをかけ、書き直された投票カードの方を優先的に
読み取らせることができる。
【0029】割り込みキー26の押下は、S32の処理
で確認される。押下を確認すると、S33以降のエラー
対処モードに入り、オペレータは第2の挿入口6から書
き直された投票カードを挿入する。以降の動作は、既に
説明したS36以降の処理と同様である。エラーが発生
した場合、投票カードやキー入力により修正データが入
力されない限り読取り動作は停止したままである。従っ
て、エラーデータの修正に多大な時間を要する場合、発
券が大幅に遅れる原因となる。
【0030】しかし、第3のエラー対処方法によると、
消去キーを設けたことにより、修正データが入力されな
くても読取り動作を再開させることが可能であり、投票
カードの修正を読取り動作と並行して行えるため効率が
よい。また、割り込みキーを設けたことにより、投票カ
ードの修正が終了した時点で、修正された投票カードを
他の投票カードに優先して読み込ませることができるた
め、急を要する場合に有効である。
【0031】上記の実施例では第1の挿入口1から挿入
した投票カードにエラーが発生したことをキーにして第
2の挿入口6の挿入シャッタ17を開いていたが、その
他の実施例として、割り込みキー26を押下することで
投票カードの挿入を有効する挿入口を第1の挿入口1か
ら第2の挿入口6に変更する、つまり割り込みキー26
の押下に応じて挿入シャッタ17を開くことにより、投
票締め切り時間の迫った投票についても第2の挿入口6
からの挿入して処理する、所謂追加処理を実現すること
も可能であり、これによって、更成るお客に対するサー
ビスの向上を実現することができる。
【0032】
【発明の効果】本発明においては、複数枚の投票カード
が挿入可能となり、更に、挿入された複数のカードを連
続的な繰り出しが可能である。これにより、一度に多数
の投票カードの発券処理が行えるようになり、オペレー
タが一枚ずつ投票カードを挿入する必要がなく、窓口効
率の向上と、オペレータの負荷軽減が図れる。
【0033】また、発券処理の途中に読取りエラーが生
じても、複数のエラー対処策が用意されているため、エ
ラー原因やエラーの程度あるいは投票カードの優先度等
を考慮し、状況に応じた最適な対応をとることができ
る。これにより、エラー修正の時間を短縮できる上、エ
ラーによってお客が投票券を購入できなかったという事
態を極力抑えることができ、信頼性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明におけるカード読み取り手順を示す図で
ある。
【図3】本発明の実施例における発券機の構成を示す図
である。
【図4】本発明の実施例における投票カード読取部の構
成図である。
【図5】本発明の実施例における発券機の動作を示す図
である。
【図6】従来技術を示す図である。
【図7】従来技術における投票カード読み取り手順を示
す図である。
【符号の説明】
1・・・第1の挿入口 2・・・第1の搬送路 3・・・滞留部 4・・・繰り出し部 5・・・読取部 6・・・第2の挿入口 7・・・第2の搬送路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学読取り式のカードのデータを読み取
    る読取部を有し、読み取ったデータに基づいた券を発行
    する発券機において、 複数枚のカードが挿入可能な第1の挿入口と、 カードを読取部へ搬送する第1の搬送路と、 該第1の挿入口から挿入されたカードを滞留する滞留部
    と、 該滞留部で滞留されているカードを順次該第1の搬送路
    へ送出する繰り出し部と、 該第1の挿入口より処理の優先順位の高い第2の挿入口
    と、 該第2の挿入口から挿入されたカードを搬送する第2の
    搬送路を有することを特徴とする発券機。
  2. 【請求項2】 前記第1の挿入口と前記第2の挿入口の
    うち、どちらか一方の挿入口を有効とし、有効側の挿入
    口に挿入されたカードからデータを読み取ること特徴と
    する請求項1に記載の発券機。
  3. 【請求項3】 前記第2の挿入口は、カードから読み取
    ったデータにエラーが発生したときに有効となることを
    特徴とする請求項2に記載の発券機。
  4. 【請求項4】 前記第2の挿入口が有効のとき、カード
    を除く入力手段からのデータ入力を可能とすることを特
    徴とする請求項3に記載の発券機。
  5. 【請求項5】 カードから読み取ったデータにエラーが
    発生したとき、有効な挿入口を前記第2の挿入口から前
    記第1の挿入口に戻す指示を与える入力手段を設け、当
    該入力手段からの指示により、読み取ったデータを消去
    することを特徴とする請求項3に記載の発券機。
  6. 【請求項6】 有効な挿入口を前記第1の挿入口から前
    記第2の挿入口に切り換える指示を与える割り込み入力
    手段を設けたことを特徴とする請求項2または請求項5
    に記載の発券機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006313577A (ja) * 2006-08-25 2006-11-16 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 自動発払機

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JP2006313577A (ja) * 2006-08-25 2006-11-16 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 自動発払機

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