JPH08111730A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH08111730A
JPH08111730A JP6272887A JP27288794A JPH08111730A JP H08111730 A JPH08111730 A JP H08111730A JP 6272887 A JP6272887 A JP 6272887A JP 27288794 A JP27288794 A JP 27288794A JP H08111730 A JPH08111730 A JP H08111730A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像メモリの有効利用を図ったファクシミリ
装置を提供する。 【構成】 送信する画像情報や受信した画像情報を蓄積
する画像メモリを備えたファクシミリ装置において、画
像メモリ10に蓄積された送信画像情報を送信した後、ま
たは画像メモリ10に蓄積された受信画像情報を記録紙に
出力した後、画像情報を画像メモリ10内に引き続き保持
するか否かを送受信の種類により判定する保持判定手段
11を備えた構成にした。また上記において、画像メモリ
10の残容量を管理する残容量管理手段13と、画像メモリ
の残容量が所定量以下に達したとき、所定の消去順序で
一部の画像情報を消去する消去手段14と、上記所定残容
量を設定する所定残容量設定手段16とを備えた構成にし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送信する画像情報や受
信した画像情報を蓄積する画像メモリを備えたファクシ
ミリ装置に係り、特に画像メモリの有効利用を図ったフ
ァクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体技術の進歩により、小型で大容量
の半導体メモリが低コストで提供されるようになったこ
とや、あるいは小型の磁気ディスク装置が低コストで提
供されるようになったことから、ファクシミリ装置にお
いても、それらを画像メモリとして使用し、送信する画
像情報を一旦画像メモリに格納した後、画像メモリから
読み出して画像情報を送信するメモリ送信や、受信時に
直ちに記録紙に出力する代りに画像メモリに格納するメ
モリ受信等の機能をもったものが普及しつつある。
【0003】一般に上記メモリ送受信では、送信終了後
その画像情報を消去し、あるいは受信画像を記録紙へ出
力後に画像情報を消去している。しかし、近年上記のよ
うに画像メモリの容量を比較的大容量にすることが容易
になったことから、画像メモリ内の画像情報を送信した
後、あるいは記録紙に出力した後も消去せずにそのまま
残しておき、必要に応じて所望の相手に送信するという
ような活用も行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来ファクシミリ装置においては、送信画像情報及び受
信画像情報とも無差別に全て画像メモリにそのまま保存
していたので、大容量のメモリを備えたとしても、いず
れは飽和状態となる。メモリが低コスト化、小型化され
たとはいえ、無制限にメモリ容量を大きくすることは、
ファクシミリ装置自体の低コスト化と、小型化を図る上
で大きな妨げとなる欠点があった。
【0005】
【発明の目的】本発明は、上記のような従来のファクシ
ミリ装置に関する問題を解決し、画像メモリを有効に利
用することにより、機能を損なうことなく画像メモリの
容量の増大を制限したファクシミリ装置を提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、第1の手段として、送信する画像情報や受
信した画像情報を蓄積する画像メモリを備えたファクシ
ミリ装置において、画像メモリに蓄積された送信画像情
報を送信した後、または画像メモリに蓄積された受信画
像情報を記録紙に出力した後、上記蓄積された画像情報
を画像メモリ内に引き続き保持するか否かを送受信の種
類により判定する保持判定手段を備えた構成にした。第
2の手段として、上記において、画像メモリの残容量を
管理する残容量管理手段と、上記残容量管理手段によっ
て管理された残容量が所定残容量に達したとき、所定の
消去順序で一部の画像情報を消去する消去手段と、上記
所定残容量を設定する所定残容量設定手段とを備えた構
成にした。
【0007】第3の手段として、上記第1の手段におい
て、操作表示部により画像情報を引き続き保持するか否
かを確認させる保持確認手段を備え、保持判定手段が対
象の画像情報を引き続き保持すると判定したとき、上記
保持確認手段により引き続き保持するか否かを確認する
構成にした。第4の手段として、上記第2の手段におい
て、画像メモリに保持されたそれぞれの画像情報が所定
期間中に使用されたか否かを監視する使用状況監視手段
を備え、所定期間中に使用されなかった画像情報を消去
する構成にした。第5の手段として、上記第2の手段に
おいて、送受信の種類に対応付けて設定した保持優先度
設定手段を備え、上記優先度設定手段に設定された優先
度が低い送受信の種類に属する画像情報を先に消去する
ことを所定の消去順序の一つとする構成にした。
【0008】
【作用】第1の手段では、画像メモリに蓄積された送信
画像情報を送信した後、または画像メモリに蓄積された
受信画像情報を記録紙に出力した後、上記蓄積された画
像情報を画像メモリ内に引き続き保持するか否かを送受
信の種類により判定する保持判定手段を備えた構成にし
たので、必要な一部の画像情報のみが自動的に引き続き
保持され、他の画像情報が消去されるので、メモリ残量
が一定量確保される。第2の手段では、上記において、
画像メモリの残容量を管理する残容量管理手段と、メモ
リ残容量が所定量以下に達したとき、所定の消去順序で
一部の画像情報を消去する消去手段と、上記所定残容量
を設定する所定残容量設定手段とを備えた構成にしたの
で、画像メモリの残容量が利用者の設定した残容量まで
減少すると、自動的に一部不要画像情報が消去されるの
で、同様にメモリの有効利用が図られる。
【0009】第3の手段では、上記第1の手段におい
て、操作表示部により画像情報を引き続き保持するか否
かを確認させる保持確認手段を備えたので、明らかに保
存不要な画像情報については自動的に保存せず、消去す
るか保存するか不明なものについては利用者の意志を再
確認して保持するか否か決定できる。第4の手段では、
上記第2の手段において、画像メモリに保持されたそれ
ぞれの画像情報が所定期間中に使用されたか否かを監視
する使用状況監視手段を備え、所定期間中に使用されな
かった画像情報を消去する構成にしたので、自動的に使
用頻度の低い画像情報を消去し、使用頻度の高い画像情
報を保存するように機能させることが可能となり、その
逆となることを防止することができる。第5の手段で
は、上記第2の手段において、送受信の種類に対応付け
て設定した保持優先度設定手段を備え、上記優先度設定
手段に設定された優先度が低い送受信の種類に属する画
像情報を先に消去することを所定の消去順序の一つとす
る構成にしたので、自動的に、優先度が低い送受信の種
類に属する画像情報を消去し、優先度が高い送受信の種
類に属する画像情報を保存することができ、その逆にな
ることを防止することが可能となる。
【0010】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて、本発
明を詳細に説明する。図1は本発明によるファクシミリ
装置の一実施例を示すブロック構成図である。同図にお
いて、1は内蔵されたプログラムに従って装置全体を管
理、制御する制御部、2は操作者がファクシミリ装置に
指示を与えるためのキーボード及びファクシミリ装置が
操作者にメッセージ等を与えるための表示手段などから
成る操作表示部、3はRAMであってスキャナ4から読
み取った画像情報や、それを符号化復号化部(DCR)
8によって圧縮した画情報データ、あるいは受信した圧
縮画情報データや、それをDCR8によって伸長した画
像情報などを一時的に格納しておく記憶媒体、5はDC
R8によって伸長された受信画像情報をRAM3を介し
て出力するプロッタ、6は公衆電話網を介して遠隔のフ
ァクシミリ装置との間に呼を設定するための網制御装置
(NCU)、7はG3プロトコルに従ってファクシミリ
送受信を行う通信制御部、9は低速モデム及び高速モデ
ムから成るモデム、10は画像メモリである。
【0011】このように構成したファクシミリ装置によ
って画像メモリを使用せずに一般的なファクシミリ送信
を行う場合について説明する。まず、制御部1の制御に
従ってスキャナ4により画像情報をRAM3に読み込
み、その画像情報をDCR8によって圧縮し、再びRA
M3に格納する。また、操作表示部2により指定された
宛先などの発呼時指定情報が制御部1によって取得さ
れ、宛先情報を渡されたNCU6は指定の宛先との間に
呼を設定する。続いて、通信制御部7により低速モデム
を介してフェーズBを実行後、フェーズCに移行し、R
AM3内の上記圧縮された画情報データがモデム9内の
高速モデムにより変調され、NCU6を介して送出され
る。
【0012】受信時は、NCU6により呼が設定された
後、フェーズBにおいて低速モデムを介して所定の交信
が行われ、フェーズCに移行し、圧縮された画情報デー
タを受信する。その画情報データはNCU6、通信制御
部7を介してRAM3に格納され、更にDCR8により
伸長された後、RAM3を介してプロッタ5に出力され
る。
【0013】また、本実施例では、図1に示すように、
画像メモリ10を備えているので、必要に応じてメモリ送
信やメモリ受信が可能である。メモリ送信では、スキャ
ナ4から読み取った1枚または複数枚の画像情報を、画
像メモリ10に画像ファイルとして一旦格納し、その後画
像メモリ10内の上記画像ファイルを読み出して指定の宛
先に送信する。また、メモリ受信では、プロッタ5が異
常状態に陥った場合や、親展受信などの場合に、受信し
た画情報をプロッタに出力することなく画像メモリへ格
納する。
【0014】本実施例では、更に、メモリ送信における
送信動作やメモリ受信におけるその後の記録紙への出力
が終了した後も、引き続き画像情報(画像ファイル)を
そのまま画像メモリ10内に残しておくことが可能である
が、全ての画像ファイルを残す他、選択的に一部の画像
ファイルを残すことも可能である。図1に示す保持判定
手段11は、そのように一部の画像ファイルだけを選択的
に保存するための手段であり、制御部1、RAM3、画
像メモリ10から構成される。
【0015】上記のRAM3には、図2に示すような保
持判定用テーブル12が予め設定されており(不揮発の画
像メモリ10にも複製が保管される)、このテーブル12に
は利用者によって、例えば図2に示すように、送受信の
種類に対応させて、‘メモリ送信’した画像情報は保持
するとか、‘親展送信’した画像情報は保持しないとい
うように保持判定のための情報が登録されている。つま
り、図2において、‘ON’は‘保持’することを意味
し、‘OFF’は‘保持しない’ことを意味している。
【0016】図3は本実施例の動作フロー図である。以
下、図1乃至図3を参照しつつ本実施例の動作を説明す
る。送信処理または受信処理が開始されると、図3のよ
うに、画像メモリへの蓄積が必要であるか否かの判定を
行う(S1)。つまり、図3に示す実施例では、メモリ
送信およびメモリ受信以外では、画像メモリ10への保管
(保持)は行わない場合を示している。画像メモリへの
蓄積が発生した場合(S1)、制御部1は保持判定手段
11を構成するRAM3内の保持判定用テーブル12を参照
して、そのときメモリ蓄積した画像情報を送信または記
録紙への出力後も引き続き保持するか否か決定する(S
2)。この決定を行うためには、制御部1において、そ
のときメモリ蓄積た送受信(ジョブと称している)の種
類を知得する必要があるが、これは、制御部1において
送受信の種類に応じて異なったプログラムを実行するの
で、実行中のプログラム(あるいはその時実行が終了し
たプログラム)が何であるかを判定することから知るこ
とができる。あるいは、そのプログラムの実行開始時
に、RAM3内の所定領域にそのプログラムの送受信の
種類名(ジョブ名)を設定するようにしてもよい。これ
によって、上記所定領域の種類名から図2に示す保持判
定用テーブル12の送受信の種類を抽出し、保持するか否
かを容易に決定することができる。
【0017】保持判定手段11によって‘保持しない’と
判定した場合は(S2)保持のための処理を行わず、
‘保持する’と判定した場合は(S2)その画像情報を
一つのファイルとしてファイル管理テーブルに登録する
(S3)。図4はこのファイル管理テーブルの構成の一
実施例を示すもので、RAM3(複製を画像メモリ10)
に設定される(図示していない)。図4に示すように登
録する際、ファイル番号の他に登録日時や送受信の種類
(ジョブの種類)が設定される。登録日時は図1に示す
時計回路15の出力を制御部1が取得して設定する。続い
て、既に登録されている画像ファイルを画像メモリ10か
ら消去するかどうか判定する(S4)。消去する場合は
(S4)、例えば、図4に示すファイル管理テーブルに
従い、登録日時の古い順から消去する(S5)。
【0018】図5は本発明の他の実施例を示す構成ブロ
ック図である。本実施例では、図5に示すように、画像
メモリ10の残容量を管理する残容量管理手段13と、上記
残容量管理手段13によって管理された残容量が所定残容
量に達したとき画像メモリから一部の画像情報を消去す
る消去手段14を備えると共に、上記所定残容量を設定す
るための所定残容量設定手段16を備えている。
【0019】図のように、残容量管理手段13は制御部1
(専有でない)とRAM3の一部領域から構成され、制
御部1内のROMに内蔵されたプログラムに従い、画像
メモリ10の残容量を管理する。つまり、残容量管理手段
13は、初期時に画像ファイル蓄積用に使用可能な画像メ
モリ10の総容量をRAM3内の現在残容量設定領域に設
定し、その後画像メモリ10内に画像ファイルが登録(保
管あるいは保持)される毎に現在残容量設定領域の値か
らその画像ファイルのデータ量を差し引き、逆に画像メ
モリ10から画像ファイルが消去される毎に現在残容量設
定領域の値にその画像ファイルのデータ量を加える。
【0020】消去手段14も、制御部1(専有でない)と
RAM3の一部領域から構成され、上記現在残容量設定
領域の値を画像ファイル登録の度毎に取得し、その値を
RAM3内の所定残容量設定領域に設定されている所定
残容量と比較し、現在残容量が所定残容量以下になって
いれば、例えば登録の古い順から画像ファイルを消去す
る。そのため、消去手段14は、消去に際し、消去手段14
に属するRAM3内のファイル管理テーブル17(図4参
照)内の登録日時を参照する。上記所定残容量設定領域
は残容量設定手段16に属する。残容量設定手段16は図5
に示すように制御部1(専有でない)と操作表示部2
(専有でない)とRAM3の一部(所定残容量設定領
域)から構成され、制御部1内のROMに内蔵されたプ
ログラムに従って、利用者が操作表示部2により指定し
た所定残容量を所定残容量設定領域に設定する。
【0021】図6は本発明の更に他の実施例を示す構成
ブロック図である。図のように、本実施例では保持確認
手段18を備え、前記保持判定手段11により‘保持する’
と判定したとき、この保持確認手段18は操作表示部2を
介して、‘保持する’ことを表示し、操作者が図示を省
略した確認ボタン等によって‘保持する’ことを確認し
た場合にその画像をメモリに保存するようにしている。
【0022】図7は保持確認手段18により操作表示部2
に表示するメッセ−ジの一実施例を図示したものであ
る。図において、21aは確認を要求する画面、21bおよ
び21cは操作者の指定に応えた画面、22は操作キーであ
る。つまり、‘ファイルとして登録するが、それでよい
か’(21a)という表示に対して、操作者が‘Yes’
キー22aを押すと、‘ファイルとして登録します’(21
b)と表示し、‘No’キー22bを押すと、‘ファイル
として登録しないでメモリに蓄積します’(21c)と表
示する。
【0023】図8は本発明の更に他の実施例を示す構成
ブロック図である。図のように、本実施例では、それぞ
れの画像情報(画像ファイル)が所定期間中に使用され
たか否かを監視する使用状況監視手段19を備えたことが
特徴である。上記図5に示した実施例では古い登録順に
消去したのに対して、本実施例では、所定期間中に使用
されなかった画像ファイルを消去している。上記のよう
な画像ファイルがないとき、あるいはそれらを消去して
も更に消去する必要があるときは、それに加えて古い登
録順に消去を行うことも可能である。
【0024】所定期間中に使用されたか否かを監視する
ために、使用状況監視手段19は図9に示すような最終使
用日時フィールドを有するファイル管理テーブル17aを
備えている。この最終使用日時フィールドは、画像メモ
リ10内に登録(保持)されている画像ファイルが例えば
送信などに使用されたとき、使用状況監視手段19に属す
る制御部1(制御部1はどのプログラムが実行されるか
によって、他の構成要素にも属することが可能である)
によって更新される。つまり、制御部1は画像ファイル
が使用されたとき、時計回路15から現在日時を取得し、
対応する画像ファイルの最終使用日時フィールドの値を
その日時に書き換える。
【0025】新たな画像ファイルが登録され、画像メモ
リ10の残容量が所定残容量以下になると、制御部1は一
部の画像ファイルを消去するために、ファイル管理テー
ブル17aの最終使用フィールドを参照して所定期間使用
されなかった画像ファイルを抽出する。つまり、最終使
用日時がそのとき取得した日時よりも所定期間以上前の
ファイルを抽出し、消去手段14aは、それに基づき、そ
の全ての画像ファイルを消去するか、最も古いファイル
を消去する。本発明の更に他の実施例によれば、ファイ
ル管理テーブル17の送受信の種類を参照して、優先度の
低い送受信(ジョブ)の種類に属する画像ファイルを先
に消去するようにすることが可能である。
【0026】図10は本実施例の要部構成ブロック図であ
り、図において20は優先度テーブルを備えた優先度設定
手段である。図に示すように、優先度設定手段20は制御
部1(専有でない)、操作表示部2(専有でない)、R
AM3の一部から構成され、制御部1は内蔵するプログ
ラムに従い、操作者が操作表示部2により指示した各送
受信(ジョブ)の種類に対応した優先度をRAM3の優
先度テーブルに、例えば図11のように設定しておく。図
11において、優先度の値‘1’は最も高い優先度を示
し、以下数字が大きくなるほど優先度が低くなることを
示している。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1に、画像メモリに蓄積された送信画像情報を送信し
た後、または画像メモリに蓄積された受信画像情報を記
録紙に出力した後、上記蓄積された画像情報を画像メモ
リ内に引き続き保持するか否かを送受信の種類により判
定する保持判定手段を備えた構成にしたことにより、必
要に応じて一部の画像情報のみが自動的に引き続き保持
されるので、不要な画像情報の蓄積が防止され、画像メ
モリを有効に活用することによって、機能を損なうこと
なくメモリ容量を制限することが可能となり、且つ画像
情報の保持のために利用者が煩わされることがない。
【0028】第2に、上記において、画像メモリの残容
量を管理する残容量管理手段と、メモリの残容量が所定
容量以下に達したとき、所定の消去順序で一部の画像情
報を消去する消去手段と、上記所定残容量を設定する所
定残容量設定手段とを備えた構成にしたことにより、画
像メモリの残容量が利用者の設定した残容量まで減少す
ると、自動的に一部の画像情報が消去されるので、画像
メモリの容量不足で新しい画像情報が保持できないとい
う不具合がなくなる。
【0029】第3に、上記において、操作表示部により
画像情報を引き続き保持するか否かを確認させる保持確
認手段を備えたので、明らかに必要な画像情報が自動的
に保存され、保存の必要性が不明なものについては利用
者の意志を再確認して保持するか否か決定できるので、
利用者の煩わしさを少なくしつつ使用上の柔軟性を向上
させることができる。
【0030】第4に、上記において、画像メモリに保持
されたそれぞれの画像情報が所定期間中に使用されたか
否かを監視する使用状況監視手段を備え、所定期間中に
使用されなかった画像情報を消去する構成にしたことに
より、使用頻度の低い画像情報が保持され、使用頻度の
高い画像情報が消去されるということがなくなるし、送
受信の種類に対応付けて設定した保持優先度設定手段を
備え、上記優先度設定手段に設定された優先度が低い送
受信の種類に属する画像情報を先に消去することを所定
の消去順序の一つとする構成にしたことにより、優先度
が低い送受信の種類に属する画像情報が保持され、優先
度が高い送受信の種類に属する画像情報が消去されると
いうことがなくなるので、画像メモリの容量を制限して
も、機能を損なうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すファクシミリ装置の構
成ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示すファクシミリ装置要部
のテーブル構成図である。
【図3】本発明の一実施例を示すファクシミリ装置の動
作フロー図である。
【図4】本発明の一実施例を示すファクシミリ装置要部
の他のテーブル構成図である。
【図5】本発明の他の実施例を示すファクシミリ装置の
構成ブロック図である。
【図6】本発明の他の実施例を示すファクシミリ装置の
構成ブロック図である。
【図7】本発明の他の実施例を示すファクシミリ装置要
部の説明図である。
【図8】本発明の他の実施例を示すファクシミリ装置の
構成ブロック図である。
【図9】本発明の他の実施例を示すファクシミリ装置要
部のテーブル構成図である。
【図10】本発明の他の実施例を示すファクシミリ装置要
部の構成ブロック図である。
【図11】本発明の他の実施例を示すファクシミリ装置要
部のテーブル構成図である。
【符号の説明】 1…制御部、2…操作表示部、3…RAM、4…スキャ
ナ、5…プロッタ、6…網制御装置、7…通信制御部、
8…符号化復合化部、9…モデム、10…画像メモリ、11
…保持判定手段、12…保持判定用テーブル、13…残容量
管理手段、14…消去手段、15…時計回路、16…所定残容
量設定手段、17…ファイル管理テーブル、18…保持確認
手段、19…使用状況監視手段、20…保持優先度設定手
段。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信する画像情報や受信した画像情報を
    蓄積する画像メモリを備えたファクシミリ装置におい
    て、画像メモリに蓄積された送信画像情報を送信した
    後、または画像メモリに蓄積された受信画像情報を記録
    紙に出力した後、上記蓄積された画像情報を画像メモリ
    内に引き続き保持するか否かを送受信の種類により判定
    する保持判定手段を備えたことを特徴とするファクシミ
    リ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のファクシミリ装置において、
    画像メモリの残容量を管理する残容量管理手段と、画像
    メモリ残容量が所定量以下に達したとき、所定の消去順
    序で一部の画像情報を消去する消去手段と、上記所定残
    容量を設定する所定残容量設定手段とを備えたことを特
    徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1のファクシミリ装置において、
    操作表示部により画像情報を引き続き保持するか否かを
    確認する保持確認手段を備えたことを特徴とするファク
    シミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項2のファクシミリ装置において、
    画像メモリに保持されたそれぞれの画像情報が所定期間
    中に使用されたか否かを監視する使用状況監視手段を備
    え、所定期間中に使用されなかった画像情報を消去する
    ように構成にしたことを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 請求項2のファクシミリ装置において、
    送受信の種類に対応付けて設定した保持優先度設定手段
    を備え、上記優先度設定手段に設定された優先度が低い
    送受信の種類に属する画像情報を先に消去することを消
    去順序の一つとしたことを特徴とするファクシミリ装
    置。
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