JPH08111716A - ボタン電話システム - Google Patents

ボタン電話システム

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JPH08111716A
JPH08111716A JP27034794A JP27034794A JPH08111716A JP H08111716 A JPH08111716 A JP H08111716A JP 27034794 A JP27034794 A JP 27034794A JP 27034794 A JP27034794 A JP 27034794A JP H08111716 A JPH08111716 A JP H08111716A
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JP
Japan
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signal
unit
telephone
outside line
test
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JP27034794A
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English (en)
Inventor
Katsusuke Kakizawa
勝祐 柿沢
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外線テストや接続テストを容易かつ確実に行
うことができるボタン電話システムを提供することを目
的とする。 【構成】 外線を捕捉することなく外線へPB信号を送
出する送出部と、上記PB信号を送出した外線と同一の
外線からのPB信号を受信する受信部と、送出したPB
信号と受信したPB信号とが一致するかどうかを検証す
る検証部とを有する。また、主装置から内線電話機へP
B信号を送出する送出部と、主装置からの音声データを
内線電話機内で折り返す返送部と、主装置内で内線電話
機からのPB信号を受信する受信部と、送出したPB信
号と受信したPB信号とが一致するかどうかを検証する
検証部とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボタン電話システムに
おけるテストに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のボタン電話システムにおける外線
テストは、人が実際に内線電話機から時報や天気予報等
のように、自動応答する相手先へ電話をかけ、音声を聞
くか、あるいは収容している外線から他の外線に電話番
号をかけて通話することで行われていた。
【0003】また、従来のボタン電話システムにおける
主装置と内線との間の接続テストは、人が実際に内線通
話、あるいは外線通話を行い、双方の肉声を確認し合う
ことで行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の外線テストでは、肉声で確認し合うためのテストを
行うには、2人以上の人員が必要である。
【0005】また、正常に通話できなかった場合、内線
電話機と主装置の間の問題か、外線回路の問題か、ある
いは外線の配線の問題か区別できず、問題点の切り分け
が困難であった。
【0006】また、上記従来の接続テストにおいても、
肉声で確認し合うためのテストを行うには、2人以上の
人員が必要であり、特に内線数が多くなるほど必要なテ
スト要員が多くなり、テスト時間が増加してしまう。
【0007】また、肉声が正常に確認できなかった場合
は、新たに配線上の問題か、内線電話機単独の問題なの
かテストして確認しなければならないという煩雑さがあ
る。さらに、内線が無線電話機の場合は、さらに無線回
線上の問題の可能性があり、問題点の切り分けが困難で
あった。
【0008】本発明は、外線テストや接続テストを容易
かつ確実に行うことができるボタン電話システムを提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本出願の第1の発明は、
外線を捕捉することなく外線へPB信号を送出する送出
手段と、上記PB信号を送出した外線と同一の外線から
のPB信号を受信する受信手段と、送出したPB信号と
受信したPB信号とが一致するかどうかを検証する検証
手段とを有する。
【0010】また、第2、第3の発明は、外線毎の電話
番号を登録する登録手段と、前記登録手段によって登録
された電話番号へ発信する発信手段と、外線からのPB
信号を受信する受信手段と、外線へPB信号を送出する
送出手段と、送出したPB信号と受信したPB信号とが
一致するかどうかを検証する検証手段と、主装置から前
記発信手段を起動して、発信した外線へ前記送出手段に
よって所定のPB信号を送出し、着信に応答した外線か
ら前記受信手段によって所定時間内に所定のPB信号を
受信するか否かを判定する判定手段を有する。さらに、
第4の発明は、専用の内線電話機と主装置とを有し、主
装置から内線電話機へPB信号を送出する送出手段と、
主装置からの音声データを内線電話機内で折り返す返送
手段と、主装置内で内線電話機からのPB信号を受信す
る受信手段と、送出したPB信号と受信したPB信号と
が一致するかどうかを検証する検証手段とを有する。
【0011】また、第5の発明は、専用の内線無線電話
機と接続装置と主装置とを有し、主装置から無線電話機
へPB信号を送出する送出手段と、主装置からの音声デ
ータを無線電話機内で折り返す返送手段と、主装置から
の音声データを接続装置内で折り返す返送手段と、主装
置内で無線電話機または接続装置からのPB信号を受信
する受信手段と、送出したPB信号と受信したPB信号
とが一致するかどうかを検証する検証手段とを有する。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例によるボタン電
話システムの構成を示すブロック図である。
【0013】このボタン電話システムにおける主装置1
は、電話回線とのインタフェースを持つ外線インタフェ
ース回路2と、通話路を接続するスイッチ回路3と、内
線端末とのインタフェースを持つ内線インタフェース回
路4と、PB信号の音源となるトーンROM5と、PB
信号を検出するPBレシーバ6と、主装置1上の操作指
示を行うためのキーボード7と、操作内容に応じてメッ
セージ等を表示する表示器8と、主装置1全体を制御す
る制御部9とを有する。そして、内線インタフェース回
路4には、それぞれ内線電話機10が接続されている。
【0014】図2は、外線インタフェース回路2の構成
を示すブロック図である。
【0015】図において、ループ回路21は、未使用状
態で着信監視中と発信および着信応答時の外線のリレー
制御を行うものであり、DP送出回路22は、ダイヤル
パルス(DP)の送出を行うものである。
【0016】着信検出回路23は、回線からの着信信号
を監視するものであり、ハイブリッド回路24は、音声
信号を2線4線変換するものである。コーデック(DO
DEC)25は、アナログ音声信号からPCM符号への
変換、あるいはその逆の変換を行うものであり、PCM
ハイウェイ処理部26は、スイッチ回路3のPCMハイ
ウェイとCODEC25との入出力を制御するものであ
る。
【0017】通常の外線発信時は、第1リレー(RL
1)27を閉じ、第2リレー(RL2)28をループ回
路側から離して、L1とL2間でハイブリッド回路24
を介してループを形成する。
【0018】そして、設定されているダイヤル方式に応
じてダイヤルパルス方式ならばDP送出回路22を駆動
してダイヤルパルスを送出する。また、PB方式ならば
音源となるトーンROMをスイッチ回路3を介してPC
Mハイウェイより送られてくる。
【0019】従って、PCMハイウェイ処理部26から
のPCM符号のPB信号をCODEC25によってアナ
ログ音声信号に変換されてハイブリッド回路24へ送ら
れてL1、L2の外線へ送出される。
【0020】ここで、ハイブリッド回路24内において
は外線方向へ送出した音声信号が反射によって、レベル
ダウンしてCODEC25へ戻ってくる。また、リレー
27、28がオープン状態(着信監視時の状態)では、
CODEC25からハイブリッド回路24へ出力した音
声信号は、ほぼ送出したレベルでハイブリッド回路24
内の反射によってCODEC25へ戻ってくる。
【0021】次に、上記構成において、主装置上のキー
ボード7から外線テストの指示があった場合の処理を図
3のフローチャートに従って説明する。
【0022】まず、テスト終了指示がないか監視しなが
ら(S1)、テスト指示された外線とPBレシーバ6と
スイッチ回路3により接続し(S2)、外線へPB信号
を送出する(S3)。
【0023】次に、PB信号受信監視のタイマをスター
トさせ(S4)、タイムアウト前にPB信号を受信する
か監視する(S5、S6)。ここで、PB信号を受信し
た場合はS7へ進み、送出中のPB信号を停止し、タイ
マも停止する(S8)。
【0024】そして、送出したPB信号と受信したPB
信号とが一致するかどうかを判定し(S9)、一致した
ならばS1へ戻り、前述の処理を繰り返す。また、S9
において不一致の場合は、その旨を主装置1上の表示器
8に表示し(S11)、テストを終了する。
【0025】また、S5においてタイムアウトした場合
は、その旨を主装置1上の表示器8に表示し(S1
0)、テストを終了する。
【0026】そして、S1でテスト終了指示があった場
合は、本テストが正常に終了した旨を主装置1上の表示
器8に表示し(S12)、テストを終了する。
【0027】このようなテスト結果により、前述したS
10、S11によって外線インタフェース回路に異常が
あると判断できる。
【0028】また、配線済みで主装置1に収容されてい
る外線1と2を使用して、動作確認を行う場合の処理を
図4、図5のフローチャートに従って説明する。
【0029】主装置1上のキーボード7から外線1と2
のテスト指示があると、制御部9に外線2の電話番号の
登録があれば(S20)、外線1からその電話番号で発
信する(S21)。そして、タイマをスタートさせ(S
23)、タイムアウト前に外線2に着信があるかどうか
を監視する(S24、S25)。
【0030】外線2に着信があった場合は、タイマを停
止し(S27)、外線2の応答指示を待つ(S27)。
そして、キーボード7から着信への応答指示があったな
らば、外線2とPBレシーバ6とを接続し(S28)、
タイマをスタートさせる(S29)。
【0031】タイムアウト前に外線2からのPB信号受
信を検出するか監視し(S30、S31)、検出したな
らば、S22で送出したPB信号と受信したPB信号が
一致するかどうか判定し(S32)、一致したならば、
本着信は外線1からの発信によるものとみなして、外線
1へのPB信号送出を停止し(S33)、タイマを停止
する(S34)。
【0032】次に、前述と同様な方法で外線2からPB
信号を送出し、外線1でPB信号を受信する(S35〜
S40)。そして、S40で一致と判定したならば、テ
ストは正常終了であり、表示器8にその旨を表示し、P
B信号の送出およびタイマを停止し、外線1と2を切断
してテストを終了する。
【0033】S40で送信したPB信号と受信したPB
信号が一致しなかった場合は、表示器8にその旨を表示
し、PB信号の送出およびタイマを停止し、外線1と2
を切断したテストを終了する。この場合は、図3で説明
したテスト結果が主装置1と外線の配線に問題があると
判断できる。
【0034】S32およびS30の判定結果でS43へ
進んだ場合は、外線1からの着信前にテスト目的以外の
着信が来たと判断でき、キーボード7の操作により、図
示していないが、主装置1にハンドセット等の通話手段
があれば、通常通り、外線2と通話できたり、保留し、
他の内線へ転送を行える。また、外線1へのPB送出を
停止し、外線1は切断する。
【0035】また、S24でタイムアウトした場合は、
登録してある外線2の電話番号誤り、あるいはダイヤル
方式の設定ミス等の発信条件誤りがあると考えられ、表
示器8にその旨を表示し、PB信号の送出およびタイマ
を停止し、外線1を切断してテストを終了する(S4
4)。
【0036】また、S20で登録データがない場合は、
表示器8にその旨を表示し、データ登録を促すようにし
てテストを終了する(S45)。
【0037】なお、図3〜図5のフローチャートでは、
PB信号の送出方法は特に説明していないが、例えば1
桁の数字を連続で送出したり、あるいは、0から9、
*、#、A、B、C、Dを1個のフレームとして送受信
しても良い。
【0038】また、テスト信号のPB信号送出と受信し
たPB信号の比較だけではなく、PB信号送出時に送出
レベルを可変にできる手段を設け、正常に受信できる送
出レベル値との関係から回線状況の良否に判断が可能に
なる。
【0039】また、図4、図5では、外線着信の応答は
手動操作としているが、主装置で自動応答し、PB信号
を検出できなかった場合は、音声録音装置で着信通話を
受けるようにし、図4のS20に示す判定があることに
より、1回のテストの起動指示により、自動的に複数の
外線について発着信の組み合わせを変えてテストを実施
することもできる。
【0040】また、図3に示すテストは、アナログ外線
用の外線インタフェース回路に関するものであるが、図
4、図5に示すテストは、デジタル外線用の外線インタ
フェース回路であっても適用できる。
【0041】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0042】図6は、本発明の第2実施例によるボタン
電話システムの構成を示すブロック図である。
【0043】このボタン電話システムにおける主装置3
1は、電話回線とのインタフェースを持つ外線インタフ
ェース回路41と、通話路を接続するスイッチ回路42
と、内線端末とのインタフェースを持つ内線インタフェ
ース回路43と、主装置31全体を制御する制御部44
と、PB信号の音源となるトーンROM45と、PB信
号を検出するPBレシーバ46とを有する。
【0044】そして、一方の内線インタフェース回路4
3は、有線により専用内線電話機32が接続され、他方
の内線インタフェース回路43には、内線インタフェー
ス回路43からのデータを無線信号に変換する接続装置
33が接続され、この接続装置33には、無線により無
線電話機34が接続されている。
【0045】図7は、専用内線電話機32の構成を示す
ブロック図である。
【0046】インタフェース部51は、主装置31の内
線インタフェース回路43と有線での通信を行うもので
あり、通話回路52は、インタフェース部51からの音
声データの出力先の選択、およびレベル調整等を行うも
のである。
【0047】ハンドセット53は、通話に使用し、マイ
クとスピーカを有するものであり、スピーカ54は、着
信音等を出力するものである。また、キーボード55
は、ダイヤルボタンや複数の機能ボタンを備えたもので
あり、表示器56は入力したダイヤル数字等を表示する
ものである。さらに、制御部57は、全体を制御するも
のである。
【0048】図8は、接続装置33と無線電話機34の
構成を示すブロック図である。
【0049】接続装置33は、内線インタフェース回路
43と回線61を介して有線での通信を行うインタフェ
ース部62と、有線と無線間の信号変換等を行う信号処
理部63と、無線信号の送受を行う無線回路64と、ア
ンテナ65と、この接続装置33の全体を制御する制御
部66とを有する。
【0050】また、無線電話機34は、通話に使用しマ
イクとスピーカを持つハンドセット71と、着信音等を
出力するスピーカ72と、有線と無線間の信号変換等を
行う信号処理部73と、無線信号の送受を行う無線回路
74と、アンテナ75と、ダイヤルボタンや複数の機能
ボタンを備えたキーボード76と、入力したダイヤル数
字等を表示する表示器77と、全体を制御する制御部7
8とを有する。
【0051】次に、以上のような構成において、保守コ
ンソール等の手段により、所定の専用内線電話機のルー
プバックテストが指示された場合の処理を図9のフロー
チャートに従って説明する。
【0052】まず、主装置31の制御部44からテスト
する内線電話機32へ収容する内線インタフェース回路
43を介して、制御信号でループバック開始を指示し
(S51)、指示した専用内線電話機32からの応答待
ち監視タイマをスタートさせる(S52)。
【0053】本指示をインタフェース部51を介して受
信した専用内線電話機32の制御部57は、通話回路5
2をループバック状態にし、主装置31からの音声デー
タを折り返して主装置31へ戻す設定にする。この設定
が完了すると、インタフェース部51を介して制御信号
でループバック設定完了の応答を主装置31へ通知す
る。
【0054】主装置31の制御部44は、応答待ち監視
タイマのタイムアウト前に応答が来るか監視する(S5
3、S54)。そして、応答受信前にタイムアウトした
場合は、S55へ進み、制御情報伝達エラーが発生して
いる旨を保守コンソール等に表示してS67へ進み、ル
ープバック停止処理を行い、テストを終了する。
【0055】また、専用内線電話機32から応答があっ
た場合は、S56へ進み、監視タイマを停止する。
【0056】そして、テスト中止指示がないか監視を行
い(S57)、テスト中止指示があった場合は、S64
へ進み、正常終了した旨を表示し、S67へ進み、ルー
プバック停止処理において専用内線電話機32へS51
と同様にしてループバック停止指示を送り、専用内線電
話機32は、通話回路52を通常の状態に戻してテスト
を終了する。
【0057】また、テスト中止指示がなければ、主装置
31の制御部44は、スイッチ回路42を使用して、テ
スト中の専用内線電話機32を収容する内線インタフェ
ース回路43からPBレシーバ46方向への通話路、お
よびトーンROM45からのテスト中の専用内線電話機
32を収容する内線インタフェース回路43方向への通
話路を接続してPB信号を送出し(S58)、タイマを
スタートさせる(S59)。
【0058】そして、タイムアウト前にPBレシーバ4
6でPB信号を受信するか監視し(S60、S61)、
タイムアウトした場合は、S65へ進み、通話路系エラ
ーが発生している旨を保守コンソール等に表示してS6
7へ進み、前述のループバック停止処理を行い、テスト
を終了する。
【0059】また、S61でPB信号を受信した場合
は、S62へ進んでタイマを停止し、受信したPB信号
と送出したPB信号とが一致しているか検証する(S6
3)。そして、一致している場合は、S57へ戻り、テ
スト中止を指示されるまで、S57からS63までの処
理を繰り返す。
【0060】また、S63で受信したPB信号と送出し
たPB信号とが一致しない場合は、S66へ進み、回線
状況エラーが発生している旨を保守コンソール等に表示
し、S67へ進み、前述のループバック停止処理を行
い、テストを終了する。
【0061】また、接続装置33においても、接続装置
33の制御部66がループバック指示をインタフェース
部62を介して受信し、信号処理部63をループバック
状態にし、主装置31からの音声データを折り返して主
装置31へ戻す設定にすることで、図9のフローチャー
トに従った動作を行う。
【0062】また、無線電話機34においても、ループ
バック指示を接続装置33経由で無線信号によって受信
する点を除き、基本的には上述した専用内線電話機32
の場合と同様である。
【0063】但し、無線信号を使用する関係上、図9に
おいて、S55へ進む原因、すなわち応答を所定時間内
に受信できない原因として、接続装置33の無線回路部
64で、無線送出開始時の制御チャネルビジー、その後
の通話チャネルビジー、無線電話機からの応答なし、無
線回路部の故障等が新たに追加される。
【0064】また、S65へ進む原因として、電波状況
によりキャリア消失による無線回線の切断等が新たに追
加される。なお、これらはエラー発生時の保守コンソー
ル等の表示により、エラーコード等で識別可能である。
【0065】なお、図9のフローチャートでは、テスト
信号としてPB信号を送出した後、その受信を確認し、
次の送出を行っているが、送出時に、PB信号で0から
9、*、#、A、B、C、Dを連続して送出し、受信時
に送出順序通りかどうかを検証する方式を採用すること
も可能である。
【0066】また、テスト信号のPB信号送出と受信し
たPB信号との比較だけではなく、PB信号送出時に、
その送出レベルを可変にできる手段を設け、正常に受信
できる送出レベル値との関係から回線状況の良否を判断
することも可能である。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本出願の第1〜第
3の発明によれば、ハイブリッド回路内の反射およびP
B信号を使用して外線インタフェース回路内のループバ
ックテストを行うことにより、テスト用の特別なハード
ウェアを必要とせず、安価な構成でテストが行える。
【0068】また、外線が配線してある主装置において
テストを行う場合でも、外線を捕捉しないため、局交換
機側に影響を与えずに外線インタフェース回路の通話路
系のテストを行える。
【0069】さらに、収容してある外線間でのテストを
一人でも容易な操作で確実に行え、問題の切り分けも容
易になる効果がある。また、テスト中でも通常の着信の
妨げとならず、実際に運用中の機器のテストも安心して
行えるという効果がある。
【0070】本出願の第4、第5の発明によれば、専用
内線電話機、接続装置、無線電話機、各々の通話路のル
ープバック手段を設け、主装置よりループバックテスト
の開始指示、およびPB信号を音声データとして折り返
し、そのPB信号を主装置で受信することにより、ボタ
ン電話システムの動作確認を通話相手なしで行え、トラ
ブル発生時も問題箇所の特定がしやすくなり、問題解決
までの効率化が図れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の全体構成を示すブロック
図である。
【図2】上記第1実施例の外線インターフェース回路を
示すブロック図である。
【図3】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図5】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】本発明の第2実施例の全体構成を示すブロック
図である。
【図7】上記第2実施例の専用内線電話機を示すブロッ
ク図である。
【図8】上記第2実施例の接続装置と無線電話機を示す
ブロック図である。
【図9】上記第2実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1…主装置、 2…外線インタフェース回路、 3…スイッチ回路、 4…内線インタフェース回路、 5…トーンROM、 6…PBレシーバ、 7…キーボード、 8…表示器、 9…制御部、 10…内線電話機。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の外線を収容するボタン電話システ
    ムにおいて、 外線を捕捉することなく外線へPB信号を送出する送出
    手段と、上記PB信号を送出した外線と同一の外線から
    のPB信号を受信する受信手段と、送出したPB信号と
    受信したPB信号とが一致するかどうかを検証する検証
    手段とを有することを特徴とするボタン電話システム。
  2. 【請求項2】 複数の外線を収容するボタン電話システ
    ムにおいて、 外線毎の電話番号を登録する登録手段と、前記登録手段
    によって登録された電話番号へ発信する発信手段と、外
    線からのPB信号を受信する受信手段と、外線へPB信
    号を送出する送出手段と、送出したPB信号と受信した
    PB信号とが一致するかどうかを検証する検証手段とを
    有することを特徴とするボタン電話システム。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 主装置から前記発信手段を起動して、発信した外線へ前
    記送出手段によって所定のPB信号を送出し、着信に応
    答した外線から前記受信手段によって所定時間内に所定
    のPB信号を受信するか否かを判定する判定手段を有す
    ることを特徴とするボタン電話システム。
  4. 【請求項4】 専用の内線電話機と主装置とを有するボ
    タン電話システムにおいて、 主装置から内線電話機へPB信号を送出する送出手段
    と、主装置からの音声データを内線電話機内で折り返す
    返送手段と、主装置内で内線電話機からのPB信号を受
    信する受信手段と、送出したPB信号と受信したPB信
    号とが一致するかどうかを検証する検証手段とを有する
    ことを特徴とするボタン電話システム。
  5. 【請求項5】 専用の内線無線電話機と接続装置と主装
    置とを有するボタン電話システムにおいて、 主装置から無線電話機へPB信号を送出する送出手段
    と、主装置からの音声データを無線電話機内で折り返す
    返送手段と、主装置からの音声データを接続装置内で折
    り返す返送手段と、主装置内で無線電話機または接続装
    置からのPB信号を受信する受信手段と、送出したPB
    信号と受信したPB信号とが一致するかどうかを検証す
    る検証手段とを有することを特徴とするボタン電話シス
    テム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020092390A (ja) * 2018-12-07 2020-06-11 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 通信装置

Cited By (1)

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JP2020092390A (ja) * 2018-12-07 2020-06-11 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 通信装置

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