JPH08106926A - 電池パック、充電装置および携帯電子機器 - Google Patents

電池パック、充電装置および携帯電子機器

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JPH08106926A
JPH08106926A JP6261026A JP26102694A JPH08106926A JP H08106926 A JPH08106926 A JP H08106926A JP 6261026 A JP6261026 A JP 6261026A JP 26102694 A JP26102694 A JP 26102694A JP H08106926 A JPH08106926 A JP H08106926A
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JP
Japan
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battery
charging
battery cells
voltage
constant
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JP6261026A
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English (en)
Inventor
Yukitsugu Otani
幸嗣 大谷
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Secondary Cells (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電池の種類に最適な方式で充電できる電池パ
ック、充電装置および携帯電子機器を提供する。 【構成】 制御部7は、電池パック31に設けられた電
池検出端子35bの電圧と、(+)端子35aの電圧と
の電位差Vを検出することにより、電池セルの種類を判
別する。上記電位差Vが「0」の場合には、ニッケル水
素電池であるので、定電流制御信号S1が充電装置11
へ供給される。充電装置11では、上記定電流制御信号
S1が供給されると、定電流充電回路37によって電池
セルを充電する。一方、上記電位差VがVBAT≒Vとな
った場合には、リチウム電池であるので、まず、定電流
制御信号S1が充電装置11へ供給され、定電流充電回
路37によって電池セルが充電される。その後、電池パ
ック31の端子間電圧が4.1V付近に達すると、定電
圧制御信号S2が充電装置11に供給され、定電圧充電
回路40によって電池セルが充電される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、再充電可能な二次電池
からなる電池パックと、該電池パックの電池セルを充電
する充電装置と、該電池パックおよび充電装置を備える
携帯電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、携帯電話機、PHS(Person
al Handy Phone System)端末、PDA(Personal Digi
tal Assistant)などの携帯電子機器には、携帯した上
で使用できるように、電池が備えられている。電池とし
ては、例えば、二次電池としてリチウム(Li)電池、
ニッケル水素(NiMH)電池、一次電池等がある。リ
チウム電池、ニッケル水素電池等は、その放電特性に優
れ、再充電ができるところから、よく用いられる。一次
電池は、例えば、二次電池を充電する状況にない場合、
緊急用として用いられる。充電式の二次電池は、その電
池の種類に応じた専用の充電装置により充電される。例
えば、リチウム電池の場合には定電流定電圧充電装置を
用いる必要があり、ニッケル水素電池の場合には定電流
充電装置を用いる必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の電池
パックでは、その種類をラベル表示などを目視で確認し
たり、また、従来の充電装置では、通常、特定の種類の
電池だけに対応した充電方式をとっていたため、以下の
問題点があった。 (イ)例えば、ニッケル水素電池用の充電装置でリチウ
ム電池を誤って充電すると、リチウム電池が過充電とな
るなど、異なる種類の電池に充電すると、電池が危険な
状態になるという問題があった。 (ロ)したがって、電池の種類毎に使用可能な充電装置
を用意しなければならないという問題があった。 (ハ)また、このためには、電池の種類をいちいち確認
した上で、その電池に適合する充電装置を使用しなけれ
ばならず、手間がかかるという問題があった。
【0004】そこで本発明は、電池の種類を自動検出
し、その電池に最適な方式で充電できる電池パック、充
電装置および携帯電子機器を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明による電池パックは、複数の電池セル
と、前記複数の電池セルの合成出力電圧を出力する出力
端子と、前記複数の電池セルの種類を示す電池検出端子
とを具備することを特徴とする。また、好ましい態様と
して、前記電池検出端子は、例えば請求項2記載のよう
に、前記複数の電池セルの種類に応じて、非接続状態
か、あるいは複数の電池セルの中間セルまたは前記出力
端子の正極端子のいずれかに接続されるようにしてもよ
い。
【0006】また、前記電池検出端子は、例えば請求項
3記載のように、前記複数の電池セルがニッケル水素電
池の場合には非接続状態であり、前記複数の電池セルが
一次電池の場合には前記複数の電池セルの中間セルに接
続され、前記複数の電池セルがリチウム電池の場合には
前記出力端子の正極端子に接続されるようにしてもよ
い。また、請求項4記載の発明による充電装置は、一定
電圧の充電電圧を生成する定電圧充電手段と、一定電流
の充電電流を生成する定電流充電手段と、電池パックを
構成する複数の電池セルの種類を判別する電池判別手段
と、前記電池判別手段の判別結果に応じて、前記定電圧
充電手段および前記定電流充電手段を切り換えて前記複
数の電池セルを充電する充電制御手段とを具備すること
を特徴とする。
【0007】また、好ましい態様として、前記電池判別
手段は、例えば請求項5記載のように、前記複数の電池
セルの種類に応じて、非接続状態か、あるいは前記複数
の電池セルの中間セルまたは前記複数の電池セルの合成
出力電圧を出力する出力端子の正極端子のいずれかに接
続されている電池検出端子と、前記出力端子との電位差
によって前記複数の電池セルの種類を判別するようにし
てもよい。
【0008】また、前記定電圧充電手段は、例えば請求
項6記載のように、一定電圧を生成する定電圧源と、前
記充電制御手段から定電圧制御信号が供給された場合に
のみオン状態となって、前記定電圧源によって生成され
た前記一定電圧を充電電圧として前記出力端子へ供給す
る第1のスイッチ手段とから構成され、前記定電流充電
手段は、一定電流を生成する定電流源と、前記充電制御
手段から定電流制御信号が供給された場合にのみオン状
態となって、前記定電流源によって生成された前記一定
電流を充電電流として前記出力端子へ供給する第2のス
イッチ手段とから構成されるようにしてもよい。
【0009】また、前記充電制御手段は、例えば請求項
7記載のように、前記複数の電池セルがニッケル水素電
池の場合には前記定電流充電手段により充電し、前記複
数の電池セルがリチウム電池の場合には前記定電流充電
手段により所定レベルまで充電した後、前記定電圧充電
手段により充電するようにしてもよい。また、前記定電
圧充電手段は、例えば請求項8記載のように、前記出力
端子の電圧を検出し、電圧が所定以上になった場合に、
前記充電制御手段による充電を強制的に停止させる過充
電防止手段を備えるようにしてもよい。
【0010】また、例えば請求項9記載のように、一定
電圧の充電電圧を生成する定電圧充電手段と、一定電流
の充電電流を生成する定電流充電手段と、複数の電池セ
ルと、前記複数の電池セルの合成出力電圧を出力する出
力端子と、前記複数の電池セルの種類を示す電池検出端
子とを備え、着脱可能な電池パックと、前記電池検出端
子と、前記出力端子との電位差によって前記複数の電池
セルの種類を判別する電池判別手段と、前記電池判別手
段の判別結果に応じて、前記定電圧充電手段および前記
定電流充電手段を切り換えて前記複数の電池セルを充電
する充電制御手段とを具備するようにしてもよい。
【0011】
【作用】本発明では、電池パックを構成する複数の電池
セルの種類を電池判別手段により判別し、該電池判別手
段の判別結果に応じて、複数の電池セルを定電圧充電手
段あるいは定電流充電手段により充電する。したがっ
て、電池セルの種類を判別し、この判別結果に応じて電
池を充電するようにしたので、電池の種類を自動検出
し、その電池に最適な方式で充電することが可能とな
る。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。 A.実施例の構成 A−1.充電装置を適用したPHS端末の構成 図1は本発明の実施例による充電装置を適用したPHS
端末の構成を示すブロック図である。図において、1は
送受信部であり、受信部および送信部からなる周波数変
換部と、受信部および送信部からなるモデムとから構成
されている。周波数変換部の受信部は、送信/受信を振
り分けるアンテナスイッチを介して入力される、アンテ
ナANTで受信した信号を、PLLシンセサイザから出
力される所定周波数の局部発振信号と混合することによ
り、1.9GHz帯から1MHz帯付近のIF(中間周
波)信号に周波数変換する。また、周波数変換部の送信
部は、後述するモデムから供給されるπ/4シフトQP
SKの変調波をPLLシンセサイザから出力される所定
周波数の局部発振信号と混合することにより、1.9G
Hz帯に周波数変換し、アンテナスイッチを介してアン
テナANTから輻射する。次に、上述したモデムの受信
部は、周波数変換部からのIF信号を復調し、IQデー
タに分離してデータ列とし、通信制御部2へ送出する。
また、モデムの送信部では、通信制御部2から供給され
るデータからIQデータを作成して、π/4シフトQP
SKの変調をして、送受信部1の周波数変換部へ送出す
る。
【0013】次に、通信制御部2は、送信側および受信
側とで構成されており、フレーム同期およびスロットの
データフォーマット処理を行う。上記受信側は、送受信
部1のモデムから供給される受信データから所定のタイ
ミングで1スロット分のデータを取り出し、このデータ
の中からユニークワード(同期信号)を抽出してフレー
ム同期信号を生成し、かつ、制御データ部および音声デ
ータ部のスクランブル等を解除した後、制御データを制
御部7へ送出し、音声データを音声処理部3へ送出す
る。また、上記送信側は、音声処理部3から供給される
音声データに制御データ等を付加するとともに、スクラ
ンブル等を付与した後にユニークワード等を付加して、
1スロット分の送信データを作成し、所定タイミングで
フレーム内の所定スロットに挿入して送受信部1のモデ
ムに送出する。
【0014】次に、上述した音声処理部3は、スピーチ
コーディックおよびPCMコーディックで構成されてい
る。上記スピーチコーディックは、デジタルデータの圧
縮/伸張処理を行うものであり、受信側および送信側と
で構成されている。受信側は、通信制御部2から供給さ
れるADPCM音声信号(4ビット×8KHz=32K
bps)をPCM音声信号(8ビット×8KHz=64
Kbps)に復号化することにより伸張してPSMコー
ディックに出力する。送信側は、PCMコーディックか
ら供給されるPCM音声信号をADPCM音声信号に符
号化することにより圧縮して通信制御部2へ送出する。
上述したPCMコーディックは、アナログ/デジタル変
換処理を行うものであり、受信側は、スピーチコーディ
ックから供給されるPCM音声信号をD/A変換により
アナログ音声信号へ変換し、スピーカ4から発音させ、
送信側はマイク5から入力されたアナログ音声信号をA
/D変換によりPCM信号に変換し、スピーチコーディ
ックに送出する。
【0015】次に、キー入力部6は、相手先の電話番号
を入力する数値キーや、オンフック/オフフックを行う
スイッチ、音声出力を変えるボリュームスイッチ等から
構成される。これらキーやスイッチの状態は制御部7に
供給される。次に、制御部7は、所定のプログラムに従
って装置全体を制御する。ROM8には上記制御部7で
実行されるプログラムや、種々のパラメータ等が格納さ
れている。また、RAM9は、上記制御部7の制御に伴
って生成されるデータが格納されたり、ワーキングエリ
アとして用いられる。次に、表示部10は、動作モード
や、各種データ等を表示する液晶表示器や、スイッチ等
のオン/オフ等を示すLEDから構成されており、上記
制御部の制御の下、各種データを表示する。
【0016】また、11は充電装置であり、外部から供
給される直流電圧から定電流の充電電流を生成して電源
部12の電池を充電する定電流充電回路と、上記直流電
圧を定電圧の充電電流を生成して電源部12の電池を充
電する定電圧充電回路とを備えている。充電装置11
は、制御部7の指示に従って上記定電流充電回路および
定電圧充電回路の動作を制御し、本体に装着された電池
の種類に応じて、適切な充電方式を採用するようになっ
ている。なお、上記定電流充電回路と定電圧充電回路の
詳細については後述する。電源部12は、電池パックを
有し、各部へ電源を供給する。また、電池パックの種類
を検出するための検出信号を制御部7に出力する。
【0017】A−2.PHS端末の外観構成 次に、図2(a)は上述したPHS端末の外観構成を示
す正面図、図2(b)は同PHS端末の側面図である。
図2(a)において、19は液晶表示器であり、動作状
態や、電話番号、通話時間等を表示する。次に、20
は、テンキー、文字、および記号等を入力するダイヤル
ボタンである。21は通話ボタンであり、この通話ボタ
ンを押下することによりオフフックとなる。22は切ボ
タンであり、通話ボタンを押下してオフフックとした
後、この切ボタンを押下することでオンフックとなる。
23はトランシーバ/内線ボタンであり、PHS端末同
士で直接会話する場合に用いられる。24は応答/保留
ボタンである。25は、予め登録しておいた電話番号の
データベースである電話帳を呼び出したり、リダイヤル
や、短縮番号の登録・削除、通話時間の計測等を行う各
種機能ボタンである。また、26は上記電話帳での前後
サーチや、音量調整に用いる音量ボタンである。また、
図2(b)において、30は、当該PHS端末の電源、
およびトランシーバ、電話機のいずれかで用いるかを切
り換えるスライドスイッチである。31は当該PHS端
末に装着された電池パックを内部に収めるための電池収
納器である。また、図2(a),(b)において、32
は、本体下部に設けられたプラグであり、図示しないA
Cアダプタのプラグ33が接続される。
【0018】A−3.電池パックの構成 次に、上述した電池パック34について説明する。図3
(a)は電池パックの外観構成を示す外観図であり、図
3(b)〜(d)は電池と各端子との関係を示す図であ
り、図3(b)はニッケル水素電池、図3(c)は一次
電池、図3(d)はリチウム電池である。図3(a)に
おいて、電池パック34は、PHS端末の本体裏側に装
着されるようになっており、ニッケル水素電池、一次電
池、あるいはリチウム電池のいずれかが内蔵される。P
HS端末の本体との接合面には、電池の(+)端子35
a、電池パックの電池の種類を検出するための電池検出
端子35b、電池セルの温度に対応する信号を出力する
サーミスタ端子35c、および電池の(−)端子35d
が設けられている。これら端子と電池との回路構成は、
電池の種類に応じて異なっている。
【0019】ニッケル水素電池の場合には、図3(b)
に示すように、電池検出端子35bは電気的に浮いた状
態となっている。また、一次電池の場合には、図3
(c)に示すように、電池検出端子35bは電池を構成
する中間セルの(+)側に接続されており、電池の中間
電位を取り出すようになっている。また、リチウム電池
の場合には、図3(d)に示すように、電池検出端子3
5bは電池の(+)端子35aに接続されている。上述
した電池検出端子35bは、図3(e)に示すように、
一端が接地された抵抗Rを介して、前述した制御部7へ
接続されている。制御部7は上記抵抗を介して供給され
る電圧と、(+)端子35aの電圧との電位差Vを検出
することにより、本体に装着された電池パックがニッケ
ル水素電池であるか、一次電池であるか、あるいはリチ
ウム電池であるかを判別する。すなわち、ニッケル水素
電池の場合には、電池検出端子35bが電気的に浮いて
いるため、電位差Vは「0」となる。これに対して、一
次電池の場合には、0<V<VBATとなり、リチウム電
池の場合には、VBAT≒Vとなる。
【0020】A−4.充電装置の回路構成 次に、図4は前述した充電装置の構成を示す回路図であ
る。図において、32a,32bは、前述したプラグ3
2の端子であり、ACアダプタのプラグ33が嵌合さ
れ、ACアダプタからの直流電圧が供給される。この直
流電圧は、ダイオードD1を介して定電流充電回路37
および定電圧充電回路40へ供給される。また、端子3
7a,37bは当該充電装置の出力端子であり、各々、
前述した電池パック34に設けられた(+)端子35
a、(−)端子35dに押接されるようになっている。
【0021】上記定電流充電回路37は、上記ダイオー
ドD1を介して供給される直流電圧から定電流を生成す
るものである。上記直流電圧はトランジスタTr1のコ
レクタへ供給される。該トランジスタTr1のエミッタ
は、直列接続された抵抗RLおよびダイオードD2を介
して端子37aに接続されている。該トランジスタTr
1のベース電流は、高精度シャントレギュレータ38に
より制御される。また、トランジスタTr1のベースに
は、抵抗を介してエミッタが接地された、トランジスタ
Tr2のコレクタが接続されている。該トランジスタT
r2のベースには制御部7からの定電流制御信号S1が
供給されている。該定電流制御信号S1は上述した定電
流充電回路37を動作させ、電池パック34に定電流の
充電電流を供給するためのものである。該定電流制御信
号S1が供給された場合には、トランジスタTr2、ト
ランジスタTr1がオン状態となり、高精度シャントレ
ギュレータ38によりトランジスタTr1のベース電流
が制御され、ACアダプタからの直流電圧が定電流の充
電電流Iとして端子37aに供給されるようになってい
る。このときの充電電流Iは、高精度シャントレギュレ
ータ38の基準電圧Vref(=2.5V)、抵抗RLか
ら、充電電流I=Vref/RL=2.5/RL(A)と
なる。
【0022】次に、上述した定電圧充電回路40は上記
定電流充電回路37に併設されており、上記ダイオード
D1を介して供給される直流電圧から定電圧を生成する
ものである。トランジスタTr3およびTr4はダーリ
ントン接続された増幅回路を構成している。トランジス
タTr3のベースには、制御部7からの定電圧制御信号
S2が供給されている。また、トランジスタTr4のコ
レクタは、ダイオードD1のカソードに接続されてお
り、一方、エミッタはダイオードD3を介して上述した
端子37aに接続されている。また、上記ダイオードD
1のカソードとダイオードD3のカソードとの間には、
直列接続されたレギュレータ41およびFET42が接
続されている。レギュレータ41は上記直流電圧から一
定電圧を生成して出力する。また、FET42は、上記
定電圧制御信号S2が供給された場合にオン状態とな
り、レギュレータ41が生成する一定電圧を端子37a
へ供給するようになっている。また、43は、過電圧検
出器であり、リチウム電池を定電圧充電する場合に、過
充電とならないよう充電電圧を検出し、過充電となった
場合には、制御部7へ過充電信号S3を供給する。
【0023】このように、上述した充電装置11では、
定電流制御信号S1が供給された場合には、定電流充電
回路37が動作し、定電圧制御信号S2が供給された場
合には、定電圧充電回路40が動作するようになってい
る。
【0024】B.実施例の動作 次に、上述した実施例の動作について説明する。電池パ
ック34の充電電圧が所定値以下になると、液晶表示器
19に充電要である旨を示す表示、あるいはアラーム音
が発音される。そこで、ユーザは、図2(a)に示すよ
うに、ACアダプタのプラグ33をPHS端末に設けら
れたプラグ32に嵌合させる。プラグ33がプラグ32
に嵌合されると、制御部7は、まず、抵抗Rを介して供
給される電圧と、(+)端子35aの電圧との電位差V
を検出することにより、本体に装着された電池パックが
ニッケル水素電池であるか、一次電池であるか、あるい
はリチウム電池であるかを判別する。以下、電池パック
34の電池の種類毎に充電動作を説明する。
【0025】(a)ニッケル水素電池 上記電位差Vが「0」の場合には、ニッケル水素電池で
ある。この場合には、制御部7は、定電流制御信号S1
を充電装置11へ供給する。充電装置11では、上記定
電流制御信号S1が供給されると、トランジスタTr
2、トランジスタTr1がオン状態となり、高精度シャ
ントレギュレータ38によりトランジスタTr1のベー
ス電流が制御され、ACアダプタからの直流電圧が定電
流の充電電流Iとして端子37aに供給される。この結
果、電池パック34の電池は、上記充電電流Iによって
充電される。なお、充電電流Iが小さいときは(0.2
c未満)、タイマで充電完了を検知し、一方、充電電流
Iが大きいときは(0.5c以上)、A/Dコンバータ
によりデジタルデータによるピーク検出、または温度検
出により充電完了を検知する。
【0026】(b)リチウム電池 これに対して、上記電位差VがVBAT≒Vとなった場合
には、リチウム電池である。この場合には、制御部7
は、まず、定電流制御信号S1を充電装置11へ供給す
る。充電装置11では、上記定電流制御信号S1が供給
されると、トランジスタTr2、トランジスタTr1が
オン状態となり、高精度シャントレギュレータ38によ
りトランジスタTr1のベース電流が制御され、ACア
ダプタからの直流電圧が定電流の充電電流Iとして端子
37aに供給される。この結果、電池パック34の電池
は、上記充電電流Iによって充電される。そして、電池
パック34の端子間電圧が4.1V付近(リチウム電池
の特性に応じて4.2V)に達すると、制御部7は、定
電圧制御信号S2を充電装置11に供給する。充電装置
11では、上記定電圧制御信号S2が供給されると、F
ET42がオン状態となり、レギュレータ41が生成す
る一定電圧が端子37aへ供給される。この結果、電池
パック34の電池は、上記一定電圧で充電される。充電
はタイマにより完了させる。また、充電電圧が所定値よ
り大となり、過充電となる危険がある場合には、過電圧
検出器43から制御部7へ過充電信号S3が供給され
る。制御部7は、過充電信号S3が供給されると、定電
圧制御信号S2の供給を停止し、充電を強制的に終了さ
せる。なお、電池パック交換時に、電池パックの種類を
記憶するようにしてもよい。この場合、制御部7により
電池パックの端子35aの電圧を検出して満充電である
と、端子35bからの電圧に基づいて電池パックの種類
を記憶する。
【0027】(c)一次電池 また、上記電位差Vが0<V<VBATとなった場合には
一次電池である。この場合には、充電装置は動作しな
い。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、電池セルの種類を判別
するための電池検出端子を設け、該電池検出端子により
電池セルの種類を判別し、この判別結果に応じて電池を
充電するようにしたので、以下の効果を得ることができ
る。 (1)電池の種類を自動的に判別するので、電池の種類を
いちいち確認する必要がなく、その電池に合致した充電
方式で充電できる。 (2)また、電池の種類に応じて、充電方式を自動的に選
択するので電池が危険な状態にならず、最適な条件で充
電できる。 (3)したがって、電池の種類毎に充電装置を用意する必
要がなく、コストダウンを図ることができる。 (4)また、電池の種類が判別できるので、電圧用の寿命
検出において、使用している電池の種類に合致した検出
データを用いることができ、電池の寿命表示の精度を向
上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による充電装置を適用したPH
S端末の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例のPHS端末の外観構成を示す模式図
である。
【図3】(a)は本実施例のPHS端末に用いられる電
池パックの構造を示す模式図であり、(b)〜(d)は
電池パックに内蔵される電池種類毎の回路構成を示す回
路図であり、(e)は電池パックと当該PHS端末との
インターフェースの回路図である。
【図4】本実施例による充電装置の構成を示す回路図で
ある。
【符号の説明】
1 送受信部 2 通信制御部 3 音声処理部 4 スピーカ 5 マイクロフォン 6 キー入力部 7 制御部(電池判別手段、充電制御手段) 8 ROM 9 RAM 10 表示部 11 充電装置 12 電源部 31 電池パック 35a (+)端子(出力端子、正極端子) 35b 電池検出端子 35c サーミスタ端子35c 35d (−)端子(出力端子) 37 定電流充電回路(定電流充電手段) 38 高精度シャントレギュレータ(定電流源) Tr1 トランジスタ(定電流源) Tr2 トランジスタ(第2のスイッチ手段) 40 定電圧充電回路(定電圧充電手段) 41 レギュレータ(定電圧源) 42 FET(第1のスイッチ手段) 43 過電圧検出器(過充電防止手段)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電池セルと、 前記複数の電池セルの合成出力電圧を出力する出力端子
    と、 前記複数の電池セルの種類を示す電池検出端子とを具備
    することを特徴とする電池パック。
  2. 【請求項2】 前記電池検出端子は、前記複数の電池セ
    ルの種類に応じて、非接続状態か、複数の電池セルの中
    間セルまたは前記出力端子の正極端子のいずれかに接続
    されていることを特徴とする請求項1記載の電池パッ
    ク。
  3. 【請求項3】 前記電池検出端子は、前記複数の電池セ
    ルがニッケル水素電池の場合には非接続状態であり、前
    記複数の電池セルが一次電池の場合には前記複数の電池
    セルの中間セルに接続され、前記複数の電池セルがリチ
    ウム電池の場合には前記出力端子の正極端子に接続され
    ていることを特徴とする請求項1記載の電池パック。
  4. 【請求項4】 一定電圧の充電電圧を生成する定電圧充
    電手段と、 一定電流の充電電流を生成する定電流充電手段と、 電池パックを構成する複数の電池セルの種類を判別する
    電池判別手段と、 前記電池判別手段の判別結果に応じて、前記定電圧充電
    手段および前記定電流充電手段を切り換えて前記複数の
    電池セルを充電する充電制御手段とを具備することを特
    徴とする充電装置。
  5. 【請求項5】 前記電池判別手段は、前記複数の電池セ
    ルの種類に応じて、非接続状態か、前記複数の電池セル
    の中間セルまたは前記複数の電池セルの合成出力電圧を
    出力する出力端子の正極端子のいずれかに接続されてい
    る電池検出端子と、前記出力端子との電位差によって前
    記複数の電池セルの種類を判別することを特徴とする請
    求項4記載の充電装置。
  6. 【請求項6】 前記定電圧充電手段は、 一定電圧を生成する定電圧源と、 前記充電制御手段から定電圧制御信号が供給された場合
    にのみオン状態となって、前記定電圧源によって生成さ
    れた前記一定電圧を充電電圧として前記出力端子へ供給
    する第1のスイッチ手段とから構成され、 前記定電流充電手段は、 一定電流を生成する定電流源と、 前記充電制御手段から定電流制御信号が供給された場合
    にのみオン状態となって、前記定電流源によって生成さ
    れた前記一定電流を充電電流として前記出力端子へ供給
    する第2のスイッチ手段とから構成されることを特徴と
    する請求項4記載の充電装置。
  7. 【請求項7】 前記充電制御手段は、前記複数の電池セ
    ルがニッケル水素電池の場合には前記定電流充電手段に
    より充電し、前記複数の電池セルがリチウム電池の場合
    には前記定電流充電手段により所定レベルまで充電した
    後、前記定電圧充電手段により充電することを特徴とす
    る項4記載の充電装置。
  8. 【請求項8】 前記定電圧充電手段は、前記出力端子の
    電圧を検出し、電圧が所定以上になった場合に、前記充
    電制御手段による充電を強制的に停止させる過充電防止
    手段を備えることを特徴とする請求項4記載の充電装
    置。
  9. 【請求項9】 一定電圧の充電電圧を生成する定電圧充
    電手段と、 一定電流の充電電流を生成する定電流充電手段と、 複数の電池セルと、前記複数の電池セルの合成出力電圧
    を出力する出力端子と、前記複数の電池セルの種類を示
    す電池検出端子とを備え、着脱可能な電池パックと、 前記電池検出端子と、前記出力端子との電位差によって
    前記複数の電池セルの種類を判別する電池判別手段と、 前記電池判別手段の判別結果に応じて、前記定電圧充電
    手段および前記定電流充電手段を切り換えて前記複数の
    電池セルを充電する充電制御手段とを具備することを特
    徴とする携帯電子機器。
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