JPH08102873A - フィルタ構造及びろ波方法 - Google Patents

フィルタ構造及びろ波方法

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JPH08102873A
JPH08102873A JP7102614A JP10261495A JPH08102873A JP H08102873 A JPH08102873 A JP H08102873A JP 7102614 A JP7102614 A JP 7102614A JP 10261495 A JP10261495 A JP 10261495A JP H08102873 A JPH08102873 A JP H08102873A
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block
filter structure
television signal
filter
arithmetic
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JP7102614A
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Inventor
Massimo Mancuso
マッシモ・マンクーソ
Rinaldo Poluzzi
リナルド・ポルッツィ
Gianguido Rizzotto
ジャングイド・リゾット
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STMicroelectronics SRL
CORIMME Consorzio per Ricerca Sulla Microelettronica nel Mezzogiorno
Original Assignee
STMicroelectronics SRL
CORIMME Consorzio per Ricerca Sulla Microelettronica nel Mezzogiorno
SGS Thomson Microelectronics SRL
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/01Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
    • H04N7/0117Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving conversion of the spatial resolution of the incoming video signal
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    • HELECTRICITY
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    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/21Circuitry for suppressing or minimising disturbance, e.g. moiré or halo
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/64Circuits for processing colour signals
    • H04N9/646Circuits for processing colour signals for image enhancement, e.g. vertical detail restoration, cross-colour elimination, contour correction, chrominance trapping filters
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H2222/00Indexing scheme relating to digital filtering methods
    • H03H2222/02Indexing scheme relating to digital filtering methods using fuzzy logic
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 テレビジョン信号の雑音を低減し且つ同時走
査変換を行うことである。 【構成】 フィルタ構造は、インターフェイスを通して
テレビジョン信号の成分を受ける複数のデジタル入力(P
i,X)を有し且つ若干の出力(NR)を有する少なくとも1つ
のフィルタ(3)を備え、前記出力(NR)により前記テレビ
ジョン信号に関連付けられた雑音のためのろ波動作の結
果を取り、前記フィルタ(3)中に、前記入力に接続され
且つファジイ論理で動作して前記フィルタ(3)の他の出
力(SRC)に提示されるべきテレビジョン信号走査変換を
実行するための少なくとも1つの補間ブロックを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、映像用回路構造、特
に映像信号用フィルタ構造に関するものである。この発
明は、またテレビジョン信号のろ波方法に関するもので
ある。もう少し詳しく云うと、この発明は、インターフ
ェイスを通して3次元テレビジョン信号の成分を受ける
複数のデジタル入力を有し且つ若干の出力を有する少な
くとも1つのフィルタを備え、前記出力により前記テレ
ビジョン信号に関連付けられた雑音のためのろ波動作の
結果を取るタイプの高解像度映像用フィルタ構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、テレビジョン受像機のイ
メージ品質を改善するには、一方では映像周波数信号に
伴う雑音を低減する能力に関係があり、他方では信号帯
の低減された振幅と関係がある。雑音はどんな遠隔通信
システムやテレビジョン信号伝送ネットワークに固有の
特性であり且つ多くの異なる仕方で起こり得る。例え
ば、信号源はテレビジョン・シューティング・カメラ中
で発生される雑音源であり得る。
【0003】信号の伝送用に設計された電子回路装置
は、一般に、ビデオ・レコーダ中で生じるような他の雑
音を加える。おまけに、信号は分布ネットワークを通し
て送信機に送られ且つアンテナから放送される。云うま
でもなく、これら構成部品は映像信号中に既に存在して
いる雑音に更に多くの雑音を加える。この雑音は、ろ波
されるべき雑音の特性に基づいて選ばれる異なるろ波方
法を使用することにより、低減できる。
【0004】例えば、パルス性雑音用メディアン・フィ
ルタ又はガウス雑音用帰納的フィルタは、許容できるコ
スト/性能関係で良好な結果を与える。テキスト“テレ
ビジョン信号のデジタルろ波”の第257〜276頁に
は、映像信号の雑音を低減するのに現在最もよく使用さ
れている技術の幾つかが述べられている。
【0005】方法によっては利点もあるが、上述した技
術は適応技法で良好なろ波をまだ達成しない。その上、
上述したように、映像信号の良好な品質を制限する他の
問題は信号帯の低減された振幅である。
【0006】テレビジョン信号は、2つの空間的ディメ
ンジョン(その一方は水平で他方は垂直である)及び第
3の一時的ディメンジョンを持つ3ディメンジョン信号
である。第3のディメンジョンは、取り出された風景の
動きの再構成及び動いているイメージの再生を許す。テ
レビジョン・イメージを一定の時間周期で構成する行の
アセンブリをイメージ・フィールドとして下記に定義す
る。制限された信号帯振幅の問題は信号の3つのディメ
ンジョンについて考察しなければならない。
【0007】周知の技術によれば、映像の空間的解像度
は、原信号へピーク信号を加える空間的ろ波で改善でき
る。時間解像度の改善は補間アルゴリズムで行われる。
どちらの場合も、映像信号の解像度を改善させる回路装
置構造は、信号の空間的又はスペース一時的ろ波を行わ
なければならない。
【0008】空間的情報のためだけに許されるろ波は、
“イントラフィールド”と呼ばれる補間アルゴリズムが
同一イメージ・フィールド中に存在する情報を使用する
ので、上記補間アルゴリズムで実行される。動き(スペ
ース時間ろ波)の存在を検出する2つの引き続くイメー
ジ・フィールド中にある情報を使用するアルゴリズム
は、“インターフィールド”と呼ばれる。
【0009】一時的解像度は増すことができ、走査速度
変換器(SRC)によりイメージ・フィールドの周波数を2
倍にさえすることができる。別法では、一時的解像度は
イメージ・フィールドのライン周波数を2倍にすること
で増せる。しかし、全ての件で(雑音のろ波であれ、映
像のろ波であれ)、通常、低域フィルタが使用される。
しかしながら、このやり方では、イメージ中の目的物の
輪郭が隠されるか減衰され、そしてこの欠点を矯正する
別で高価な方向性フィルタを使用することが必要にな
る。
【0010】低域帰納的フィルタはイメージ・シーケン
スの動き内容と相関された高い一時的周波数も減衰させ
る。このフィルタは従って動きが検出される時にろ波が
行われないような態様を持つべきである。これら場合で
は、動き検出器をフィルタ構造に関連できることが望ま
しい。事実、もし映像の静止領域に属するいわゆる絵素
を考察するなら、表示解像度を守るようにろ波すること
なく絵素を再生できる。しかし、もし絵素が動いている
イメージ領域に属するなら、表示されるべきであるもの
は上記絵素の補間値である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】この発明の基礎になる
技術的問題は、ファジイ論理として文献中で知られた論
理を使用することにより適応できる即ち雑音低減問題及
びスペース時間解像度問題を有するイメージを効果的に
ろ波できるフィルタ構造及びこれに関連したろ波方法を
提供することである。この発明の基礎をなす解決策は、
フィルタ構造中に、雑音の低減に当てられた第1の回路
部分及びテレビジョン信号の同時走査変換のために設計
された第2の回路部分を組み込むことである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した解決策に基づ
き、技術的問題は、上述され且つ特許請求の範囲の請求
項1以下の特徴部分に規定されたタイプのフィルタ構造
によって解決される。上述した技術的問題はまた、上述
され且つ特許請求の範囲の請求項10以下の特徴部分に
規定されたタイプのろ波方法によって解決される。
【0013】
【実施例】この発明に係るフィルタ構造及びこれに関連
したろ波方法の特徴及び利点は、添付図面に一例として
且つ制限ではなく与えられた一実施例の説明中に開示さ
れる。図面、特に図1において、1はテレビジョン信号
のガウス雑音低減及び走査速度変換の両方を行うため
の、この発明に係るフィルタ構造を全体として示すブロ
ック図である。
【0014】テレビジョン信号は成分U,V及びYを含
み、各成分が1バイト(8ビット)でコード化され且つ
フォーマット4:4:4で提供される。
【0015】フィルタ構造1には少なくとも6つのデジ
タル入力が供給され、そのうちの4つはデータ入力CF
y,CFuv,PFy及びPFuvであり、そして残り
の2つは制御入力NR及びTCである。もう少し詳しく
云うと、データ入力CFy及びCFuvは現在のイメー
ジ・フィールド用輝度/色のサンプル信号であるが、デ
ータ入力PFy及びPFuvは対応する直前のイメージ
・フィールド信号である。基本的には、これらデータ入
力は、図8に示したように処理されるべき絵素xが中心
に置かれたワーク・ウィンドウ即ちイメージ・ウィンド
ウを同定する。
【0016】これらデータ入力は全てインターフェイス
2に供給され、このインターフェイス2は、ファジイ論
理手法で動作し且つフィルタ構造1の中心になるフィル
タ3に直結された複数の出力端子Xy,Piy,Xuv
及びPiuvを呈する。このフィルタ3には制御信号N
Rが印加される。インターフェイス2の他の出力端子対
PFCLy,PFCLuvはタイマSRCの対応する入
力端子に接続され、このタイマSRCは走査速度変換動
作の結果を表すそれぞれ出力端子SRCy及びSRCu
vを通してフィルタ3から信号を受ける。このタイマS
RCには制御信号TCが印加される。フィルタ3の他の
出力端子対NRy,NRuvはガウス雑音ろ波動作結果
をとることを許す。
【0017】図2はインターフェイス2の内部構造をも
っと詳しく示し、このインターフェイス2は主としてラ
イン・メモリ4及び遅延ブロックTを備えている。ライ
ン・メモリ4は各タイプのPF入力と関連付けられる
が、遅延ブロックTは一連の同一信号(その各々は先行
の信号に対して所定の期間Tだけ逐次遅らされる)をと
ることを許す。前記信号はインターフェイス2の出力P
iy及びPiuvを構成する。インターフェイス2の入
力PFy及びPFuvはそれぞれ出力PGCLy,PF
CLuvに直結されている。出力Xy,Xuvは、入力
CFy,CFuvに一致するが、遅延ブロックTによっ
て遅らされる。
【0018】図3の例を特に参照すれば、ここにはフィ
ルタ3の内部構造が詳しく述べられている。フィルタ構
造1のこの第1の部分即ちフィルタ3は、この発明に係
る方法に基づき映像信号の輝度成分(luma)で作動し且つ
ファジイ論理信号処理基準を使用させる。輝度はイメー
ジに関連した光輝情報を含むことに注目されたい。
【0019】イメージの細部に関連した色成分(chroma)
は、図6について後述する第2の部分によって処理され
る。従って、図3に示した第1の部分は、映像即ちイメ
ージのグレイのシェイドの部分に関連した輝度成分を処
理する。
【0020】複数の並列枝路5(その各々は記号Y P
ROC1でも示された算術ブロック6を含む)は、各信
号Xy及びPiyを受けるために設けられている。計算
ブロックCALC1は、先行の算術ブロック6にカスケ
ード接続され且つファジイ論理推論演算を行うように設
計される。計算ブロックCALC1の構造は、ファジイ
・マシーン(入力側に受けた論理的変数間で推論演算を
実行する)が設けられているので、慣用のものである。
算術ブロック6は絵素Pi,Pj及びXで算術演算を実
行して記号Corr,CorrMot及びAveで下記
に示された一連のパラメータを計算する。なお、Cor
rはPiとPjの差のモジュールである即ちCorr=
│Pi−Pj│である。CorrMotは値(Pi+P
j)/2と信号Xの差のモジュールである即ちCorr
Mot=│(Pi+Pj)/2−X│である。そしてA
veはPi及びPjの重み付け平均である即ちAve=
(Pi+Pj)/2である。
【0021】図4は算術ブロック6の構造を示すブロッ
ク図である。並列枝路5は全てブロックMAXに至り、
このブロックMAXはその入力側に受けた全ての値のう
ちで最高の値を取り出す。入力側に受けた値のうちのど
れが最高かに依存して、ブロックMAXはそれ自体の出
力の1つEnv,End1又はEnd2を選択して対応
する出力ラインをイネーブルする。これら出力ラインの
各々は、2個のマルチプレクサMUX1及びMUX2を
両方向で一緒に接続するT枝路を提供し、その仕事は最
高の相関関係方向のためのパラメータを選択することで
ある。
【0022】第1のマルチプレクサMUX1から出力さ
れるのは値CorrMot及びAveであり、これら値
のうちの第1の値は第2の計算ブロックCALC2へ入
力されるが、第2の値は記号Y PROC2でも示され
た第2の算術ブロック7に供給される。第2の計算ブロ
ックCALC2もファジイ・マシーンであって、後述す
る推論演算を実行するように設計されている。
【0023】第2の算術ブロック7の構造は図5に示さ
れ且つここで実行される算術演算はこの発明に係るろ波
方法について後述する。図6はフィルタ3の、色成分(c
hroma)で作動し且つ走査速度変換及び映像信号雑音低減
を行う部分を示す。この部分は入力側に複数の並列枝路
8があり、その各々は記号UV PROC1でも示され
た算術ブロック9を含む。この算術ブロック9は値Kn
r及びXuvで一連の算術演算を実行してAVEuv=
(Piuv+Pjuv)/2で後述されるパラメータを
計算する。
【0024】並列枝路8は全てセレクタ・ブロックMU
X3に至り、その仕事は入力側に受けた値のうち最高の
相関関係を持つ値を選択することである。この値は記号
UVPROC2でも示された他の算術ブロック10に送
られる。図7は他の算術ブロック10の詳細なブロック
図である。色を処理するために使用された値Kは信号の
成分Yでの、計算ブロックCALC1の処理出力であ
る。他の算術ブロック10内では、ブロックCOMP中
で実行される閾値thとの比較が行われる。何故なら、
色処理用Kの最高値が輝度処理における対応値よりも小
さいからである。
【0025】この発明に係るろ波方法を、図8及び初期
状態(現在のイメージ・フィールド及び直前のイメージ
・フィールドの個々の絵素のデジタル・コードがインタ
ーフェイス2に入力される)について説明しよう。上述
したように、この発明に係るろ波方法及びフィルタ構造
はガウス雑音低減及びテレビジョン信号走査変換を行
う。
【0026】まず雑音低減について説明する。処理され
るべきイメージに関連したデジタル化輝度成分CFy,
PFyはフィルタ構造1の1入力である。図8に示した
ワーク・ウィンドウは9つの絵素から成る。このワーク
・ウィンドウの最初と最後の行は先行イメージ・フィー
ルドに属し、そして中央の絵素xだけが現在のイメージ
・フィールドに属し従って処理されるべき絵素である。
【0027】この全ては、ガウス雑音が一時的よりもは
るかに多く空間的に相関されることを仮定する。従っ
て、先行イメージ・フィールドの2本のラインは下記の
式に従って現在のイメージ・フィールドをろ波するのに
使用される。
【0028】 Ynr=knr*(Pi+Pj)/2+(1−Knr)*x ・・・・・・・・(1)
【0029】だたし、ynrはろ波された絵素である
が、knrはもし絵素が動いているなら0でありそして
もし絵素が静止しているなら1である。Pi及びPjは
通常、絵素P2及びP5である。しかしながら、縁減衰
のろ波性能を改善するためには、Pi及びPjは高度の
相関関係を持つ方向沿いの絵素である。
【0030】ファジイ論理推論規則を使用することによ
り、フィルタ3は運動及び映像縁の両方を直接検出でき
る。ファジイ論理の使用により、計算ブロックCALC
1中で、少なくとも1つの初期即ち前件条件及び少なく
とも1つの後件含意を有するIF−THEN規則として
主に構成された推論演算が行われる。
【0031】前件条件として、図4に示されたようなワ
ーク・ウィンドウの垂直方向及び対角線方向にて評価さ
れたパラメータCorr及びCorrMotが選ばれ
る。例えばP1〜P6、P2〜P5又はP3〜P4であ
る。これから導出された値Knrは範囲[0,1]中に
ある。計算ブロックCALC1中で使用される推論規則
は下記のタイプである。
【0032】もし(IF)Corrが(低、高)であり
且つCorrMotが(低、高)ならば、その時には(T
HEN)Knrは(高、低)である。各方向にてKnrの値
を見い出すためにファジイ論理処理が適用された後、最
高の値はブロックMAX中で選択され、次に対応する方
向は選択される。
【0033】次に走査変換を説明する。走査変換に関す
る限り、補間されるべき絵素を決定するために上式(1)
の処理に大変良く似た処理を実行できる。事実、もし絵
素が静止しているなら、補間器の出力は現在の絵素又は
その代替物として縁沿いの平均値を供給する。従って、
【0034】 Ysrc=ksrc*(Pi+Pj)/2+(1−Ksrc)*x ・・・・・・・・(2)
【0035】だたし、ksrcは絵素が動いている時に
は1で静止している時には0である。ksrc=1−k
nrであることが明らかであるので、式(2)を下記のよ
うに書き直せる。
【0036】 Ysrc=knr*x+(1−knr)*(Pi+Pj)/2 ・・・・・・・・・・(3)
【0037】補間が無雑音絵素で実行されるように、雑
音低減に続いて見い出された出力ynrで原絵素xを置
換することが常に最良である。よって、次の関係が見い
出される。
【0038】 Ysrc=knr*ynr+(1−knr)*(Pi+Pj)/2 ・・・・・・・・・(4)
【0039】中央の絵素が異なるグレイ・レベルを有す
る2つの領域を分けるライン上にある時に、ファジイ論
理処理は実際には静止しているが動いている絵素を検出
することに注目されたい。このことは縁減衰効果を導入
する。このありうる欠点は計算ブロックCALC2によ
ってなされる後続のファジイ論理処理で打破される。こ
の計算ブロックCALC2はパラメータCorrMot
に作用して新しいパラメータksmを生じ、その値は範
囲[0,1]中にある。後者の値はパラメータAveと
(P2,P5,x)の平均値との間のソフト・スイッチである。
【0040】それから導出する式は図5の第2の算術ブ
ロック7の内部で処理され且つ下記の通りである。
【0041】 Y1=ksm*(Pi+Pj)/2+(1+ksm)*Median(P2,P5,X) ・・・(5)
【0042】計算ブロックCALC2の推論規則(パラ
メータksmの評価に導く)は下記の通りである。即
ち、もしCorrMotが高なら、Ksmは高である。
補間の結果を見い出させる最終処理は下記の通りであ
る。
【0043】 Ysrc=knr*ynr+(1−knr)*y1 ・・・・・・・・・・・・・(6)
【0044】色成分(chroma)に関する限り。処理は先行
の処理に非常に良く似ている。特に下記の式が利用され
る。
【0045】 UVnr=knr*(Piuv+Pjuv/2+(1+knr)*xuv ・・・・・(7)
【0046】この式(7)は雑音低減フェーズに適してい
るが、補間のためには下記の式が適している。
【0047】 UVsrc=knr*UVnr+(1−knr)*(Piuv+Pjuv/2 ・・・・・(8)
【0048】明らかに、Piuv及びPjuvは最高の
相関関係の方向沿いの絵素である。しかしながら、計算
ブロックCALC1及びCALC2は輝度成分だけでフ
ァジイ論理動作する。
【0049】
【発明の効果】要するに、この発明に係る装置及び方法
は、技術的問題を解決し且つ多くの利点を達成する。そ
の第1は平均帰納的ろ波が実際には適応型であることで
ある。基本的には、良好な空間的且つ一時的な適応で動
き及びイメージ・フィールド縁の両方を正確に読み出す
ことが可能である。
【0050】出願人によって行われた実験的試験は、既
知技術に係る方法論と比較すると全性能について将来有
望な結果を与えた。その上、雑音の低減のみをなし且つ
既知技術により許される慣用の回路に比較すると、わず
かの回路部分だけが付加された。従って、ここに提案さ
れた構造はコスト/性能関係に対しても競合的である。
それは、テレビジョン信号の同時走査変換をさせるから
である。
【0051】特許請求の範囲の保護範囲を超えることな
く、上述した構造及び方法に種々の変更を行えることは
明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るフィルタ構造のブロック図であ
る。
【図2】図1のフィルタ構造中のインターフェイスの詳
しいブロック図である。
【図3】図1のフィルタ構造中のフィルタの詳しいブロ
ック図である。
【図4】図3中の算術ブロックの詳しいブロック図であ
る。
【図5】図3中の第2の算術ブロックの詳しいブロック
図である。
【図6】図1のフィルタ構造に含まれたフィルタの他の
部分の詳しいブロック図である。
【図7】図6中の他の算術ブロックの詳しいブロック図
である。
【図8】この発明に係るフィルタ構造のいわゆるワーク
・ウィンドウを示す図である、
【符号の説明】
1 フィルタ構造 2 インターフェイス 3 フィルタ 5,8 並列枝路 6,7,9,10 算術ブロック CALC1,CALC2 計算ブロック MAX ブロック MUX1,MUX2 マルチプレクサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 592253644 エスジーエス−トムソン・マイクロエレク トロニクス・ソチエタ・ア・レスポンサビ リタ・リミタータ SGS−THOMSON MICROEL ECTRO NICS S.R.L. イタリア国、20041 アグラーテ・ブリア ンツァ、ヴィア・チ・オリヴェッティ 2 (72)発明者 マッシモ・マンクーソ イタリア国、92026 ファヴァーラ、ヴィ ア・カラビニエリ 5 (72)発明者 リナルド・ポルッツィ イタリア国、20100 ミラノ、ピアッツ ァ・イストリア 2 (72)発明者 ジャングイド・リゾット イタリア国、22040 チヴァーテ、ヴィ ア・ベルヴェデーレ 22/24

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターフェイス(2)を通してテレビジ
    ョン信号の成分(U.V.Y)を受ける複数のデジタル入力(P
    i,X)を有し且つ若干の出力(NR)を有する少なくとも1つ
    のフィルタ(3)を備え、前記出力(NR)により前記テレビ
    ジョン信号に関連付けられた雑音のためのろ波動作の結
    果を取るタイプの高解像度映像用のフィルタ構造におい
    て、前記フィルタ(3)中に、前記入力に接続され且つフ
    ァジイ論理手法で動作して前記フィルタ(3)の他の出力
    (SRC)に提示されるべきテレビジョン信号走査変換を実
    行するための少なくとも1つの補間ブロックを含むこと
    を特徴とするフィルタ構造。
  2. 【請求項2】 前記補間ブロックは、前記テレビジョン
    信号の輝度成分で作動し且つ複数の並列枝路(5)を含
    み、その各々は前記入力(Pi,X)のサブアセンブリに接続
    され且つ算術ブロック(6)及びファジイ論理で作動する
    計算ブロック(CALC1)を有することを特徴とする請求項
    1のフィルタ構造。
  3. 【請求項3】 前記算術ブロック(6)は前記テレビジョ
    ン信号のいわゆる絵素(Pi,Pj,X)に基づいてパラメータ
    を計算することを特徴とする請求項2のフィルタ構造。
  4. 【請求項4】 前記計算ブロック(CALC1)は前件条件中
    に前記算術ブロック(6)で計算されたパラメータを使用
    して推論演算を行うことを特徴とする請求項3のフィル
    タ構造。
  5. 【請求項5】 前記並列枝路(5)はそれぞれの出力がブ
    ロック(MAX)に至り、このブロック(MAX)は入力側に受け
    た値のうちで最高の値を計算し且つ少なくとも1つのマ
    ルチプレクサ(MUX)に接続されたそれぞれの出力ライン
    (Env,End1,End2)をエネーブルすることを特徴とする請
    求項2のフィルタ構造。
  6. 【請求項6】 前記マルチプレクサ(MUX)の出力側に接
    続された第2の計算ブロック(CALC2)を含むことを特徴
    とする請求項5のフィルタ構造。
  7. 【請求項7】 前記マルチプレクサ(MUX)の出力側に接
    続されると共に前記第2の計算ブロック(CALC2)の出力
    側にも接続された第2の算術ブロック(7)を含むことを
    特徴とする請求項6のフィルタ構造。
  8. 【請求項8】 前記テレビジョン信号の色成分(chroma)
    で働く第2の回路部分を備え、この回路部分が多数の並
    列枝路を含み、その各々は前記入力のサブアッセンブリ
    に接続され且つ少なくとも第1の算術ブロック(9)を有
    し、そして全ての算術ブロックがセレクタに至り、その
    出力側が第2の算術ブロック(10)に接続されていること
    を特徴とする請求項2のフィルタ構造。
  9. 【請求項9】 前記第2の算術ブロック(10)は、前記計
    算ブロック(CALC1)の出力側に供給されたパラメータ(k)
    に基づいて作動することを特徴とする請求項8のフィル
    タ構造。
  10. 【請求項10】 デジタル形態で分類されたテレビジョ
    ン信号のためのろ波方法であって、これに対して少なく
    とも1つの帰納的雑音ろ波フェースが提供されるものに
    おいて、前記テレビジョン信号の同時補間処理を行い、
    その走査変換がファジイ論理で作動する計算ブロック中
    で行われることを特徴とするろ波方法。
  11. 【請求項11】 前記走査変換が前記テレビジョン信号
    の輝度成分で実行されることを特徴とする請求項10の
    ろ波方法。
  12. 【請求項12】 前記計算ブロック中にて、前記テレビ
    ジョン信号に対応する動き及びイメージ縁の両方を直接
    検知することが実行されることを特徴とする請求項10
    のろ波方法。
  13. 【請求項13】 前記テレビジョン信号の少なくとも9
    つの絵素から成るワーク・ウィンドウの垂直方向及び対
    角線方向の相関パラメータはファジイ論理推論規則の前
    件条件として選ばれることを特徴とする請求項10のろ
    波方法。
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