JPH08100839A - 動力伝達用チェーン - Google Patents

動力伝達用チェーン

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JPH08100839A
JPH08100839A JP7210147A JP21014795A JPH08100839A JP H08100839 A JPH08100839 A JP H08100839A JP 7210147 A JP7210147 A JP 7210147A JP 21014795 A JP21014795 A JP 21014795A JP H08100839 A JPH08100839 A JP H08100839A
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chain
sprocket
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Stellios A Avramidis
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G13/00Chains
    • F16G13/02Driving-chains
    • F16G13/04Toothed chains

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gears, Cams (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノイズを一層低減させることができる動力伝
達用チェーンを提供する。 【構成】 丸ピン19(図2)を受け入れるための一対
の孔16,18を複数のリンク10に形成し、スプロケ
ット歯との接触に適合する単一の垂れ下がったつま先部
22を各リンク10の一方の孔18の下方に設けるとと
もに、リンク10の他方の孔16の下方に切除された形
状のリンク部分20を設け、これらのリンク10を交互
に配置して丸ピン19により連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、動力伝達用チ
ェーンに関し、とくに、内向き歯を有する動力伝達用チ
ェーンすなわちサイレントチェーンに関する。
【0002】また本発明は、チェーン組立体とこれに関
連するスプロケットとの間で動力を伝達するための単一
のスプロケット噛合用つま先部を有する内向き歯付リン
クからなるチェーン組立体に関する。さらに、本発明
は、1993年10月 4日に出願された米国特許出願第08/13
1,473号の発明の内容に関する。この米国特許出願は、1
992年 5月19日に出願され現在は放棄されている「位相
調整されたチェーン組立体(Phased Chain Assemblie
s)」という名称の米国特許出願第07/885,194号の一部継
続出願であり、引用することによって本明細書の中に含
まれる。
【0003】
【従来の技術およびその課題】動力伝達用チェーンは、
自動車産業に広く用いられている。このチェーンは、ト
ルクコンバータからトランスミッションへの動力伝達や
四輪駆動車のトランスファーケース内での動力伝達のた
めばかりでなく、エンジンのタイミング駆動用としても
用いられる。動力伝達用チェーンはまた、一般産業にも
広く用いられている。
【0004】動力伝達用チェーンの一つの型は「サイレ
ントチェーン」と呼ばれている。このサイレントチェー
ンは、交互に配置された内向き歯付きリンクの組から構
成されている。リンクの一組または一列は、並んでまた
は互いに隣接して配置された数枚のリンクから組み立て
られている。リンクは枢支手段によって連結され、該枢
支手段は典型的には、一対の孔内に支持された丸ピンで
ある。
【0005】サイレントチェーンの一例は米国特許第
4,342,560号に示されており、該特許は引用することに
よって本明細書の中に含まれる。サイレントチェーンの
他の例は米国特許第 4,915,675号に示されており、該特
許も同様に引用することによって本明細書の中に含まれ
る。
【0006】従来のサイレントチェーンは、典型的に
は、ガイドリンクと連結リンクとを備えている。ガイド
リンクは一つおきのリンクの組の最外側に位置してい
る。ガイドリンクは、スプロケット上においてチェーン
を横方向に位置決めする働きをするものであり、典型的
には、スプロケット歯とは噛み合わない。
【0007】内向き歯付リンクまたはスプロケット噛合
リンクは、チェーン及びスプロケット間で動力の伝達を
行う。各内向き歯付リンクは、典型的には、一対の孔
と、一対の垂れ下がったつま先部または歯部とをそれぞ
れ有している。各つま先部は、内側フランク面および外
側フランク面によって構成されている。二つの内側フラ
ンク面はクロッチ部(股部)で接続されている。
【0008】内向き歯付リンクは、典型的には、チェー
ン組立体とスプロケットとの間の動力伝達のためにスプ
ロケット歯と接触するように設計されている。内向き歯
付リンクまたは駆動リンクは、内側フランク面あるいは
外側フランク面に沿って、または両フランク面に沿って
スプロケットの歯と接触する。フランク面とスプロケッ
ト歯との間の接触は、動力を伝達する形式のものや付随
的または二次的接触の性格を有するものがある。
【0009】従来のサイレントチェーン駆動装置は、軸
に支持された少なくとも二つのスプロケットの回りに巻
き掛けられた無端状のサイレントチェーンから構成され
ている。駆動スプロケットを駆動すると、チェーンを介
して動力伝達が起こり、その結果、従動スプロケットが
駆動される。エンジンのタイミング駆動装置への適用に
おいては、駆動スプロケットはエンジンのクランクシャ
フトに、また従動スプロケットは一つまたはそれ以上の
カムシャフトにそれぞれ取り付けられている。したがっ
て、カムシャフトの回転は、チェーンを介してクランク
シャフトの回転により規制を受ける。
【0010】騒音(ノイズ)はこのようなチェーン駆動
装置につきものである。騒音は種々の発生源によって発
生するが、サイレントチェーン駆動装置においては、騒
音は部分的には、噛合い開始時のチェーンとスプロケッ
トとの衝突によって発生する衝突音によって引き起こさ
れる。衝突音の大きさは、とりわけ、チェーンおよびス
プロケット間の衝突速度により影響を受ける。
【0011】噛合い衝突音は、チェーン駆動装置におい
て一般に周期音である。衝突音は、チェーンとスプロケ
ットとの噛合い周期(frequency)にほぼ等しい周期で繰
り返され、その周期はスプロケットの歯数とスプロケッ
トの回転速度とに関係している。また衝突によって、不
快な純音成分(pure sonic tones)を有する音が発生す
る。
【0012】チェーン駆動装置において騒音の原因とな
る他のものは、チェーンがスプロケットの回りを運動す
るときの、スプロケットによる弦上下動(コーダルアク
ション)運動である。チェーンの噛合い周期ごとのチェ
ーンおよびスプロケット間の噛合いは、チェーン移動方
向に垂直な方向であるがチェーンおよびスプロケットと
同一の平面内で、チェーンのフリースパン部分(チェー
ンのスプロケット間部分)の動き(振動)を生じさせ
る。この振動はまた、チェーンの噛合い周期の周期でま
たはその派生周期(derivative)で、不快な純音成分を
発生させる。
【0013】サイレントチェーンのチェーン駆動装置に
おいて、純音成分の不快な影響を最小にすることによっ
て、ノイズレベルを低減させるための多くの努力がなさ
れてきた。
【0014】サイレントチェーン駆動装置におけるノイ
ズ低減の問題は、米国特許第 4,342,560号に示されてお
り、ここでは、チェーンの異なる組に異なる形状のリン
クフランクを用いることによって、サイレントチェーン
のリンクフランクとスプロケット歯との接触を変えるよ
うにしている。米国特許第 4,342,560号は、異なったフ
ランク形状のリンクを混ぜて、接触点および接触のリズ
ムを変えることにより、スプロケットと接触するチェー
ンから発生する音のパターンを変えようとした。
【0015】米国特許第 4,915,675号は、引用すること
によって本明細書の中に含まれるものであるが、リンク
形状を変えることによってチェーンから発生する音のパ
ターンを変えるという、同様の思想を利用したものであ
る。またこの特許は、チェーンとスプロケットとの接触
点および接触のリズムを変えるために、チェーン組立体
内で二つの異なる方向に向いて配置された非対称のリン
ク形状を使用することを教示している。
【0016】サイレントチェーン駆動装置とスプロケッ
トとの間の接触のリズムを変えるための他の試みは、ス
プロケットの歯の形状を変えることに集中してなされて
きた。たとえば米国特許第 3,377,875号や第 3,495,468
号は、サイレントチェーンのリンクとスプロケット歯と
の接触の際のノイズを減少させるために、スプロケット
歯のいくつかを取り除くことや、またはいくつかの歯を
排除することまでをも教示している。
【0017】また、従来技術のチェーンは、単一のつま
先部を有するリンクを使用してきた。たとえば米国特許
第 959,046号は、単一のつま先部を有するガイドリンク
を開示している。しかしながら、このガイドリンクは、
チェーン組立体をスプロケット上に保持するためだけに
働く。ガイドリンクはスプロケットに対して直接動力の
伝達は行わず、このため、ガイドリンクはチェーンの噛
合い周期ではスプロケットと衝突しない。したがって、
単一のつま先部を有するガイドリンクを使用しても、連
結リンクによって生じるノイズスペクトルには影響を与
えない。
【0018】米国特許第 579,742号は、わずかに中心か
らはずれた位置に配置された単一つま先部付リンクを有
するチェーンを開示している。このリンクは、スプロケ
ットの凹部内に収容された摩擦低減用ボールを介してス
プロケットと噛み合う。このチェーンの全てのリンクは
単一のつま先部を有している。
【0019】米国特許第 637,056号は、実質的に中心に
配置された単一つま先部付リンクを有するチェーンを示
している。この特許は、リンクつま先部とその基部で接
触する円柱状スプロケット歯を有するチェーンを開示し
ている。リンクと円柱状歯部との接触は、つま先部の両
側で起こるようになっている。このチェーンの全てのリ
ンクは単一つま先部付きリンクである。
【0020】本発明は、ノイズを一層低減させることが
できる動力伝達用チェーンを提供することを目的とし、
このため、本発明においては、チェーンとスプロケット
との接触点および接触のリズムを変えるべく、非対称の
リンクを用いている。そして、本発明は、チェーン組立
体の中に単一のつま先部付きリンクを使用することによ
って、チェーンとスプロケットとの接触のパターンを変
えてノイズを低減させるサイレントチェーン構造を提供
することを意図している。
【0021】本発明の単一つま先部付きリンクは、チェ
ーンおよびスプロケット間の接触のパターンを変えるた
めに、スプロケット噛合リンクつまりノン・ガイドリン
クとして用いられている。また、単一つま先部付きリン
クは構造上軽く、このことは、質量が問題となる適用に
おいて大きな利点となるものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る動
力伝達用チェーンは、交互に配置された複数のリンクの
組から構成された動力伝達用チェーンにおいて、前記リ
ンクがスプロケット歯との接触に適合しており、枢支部
材が隣り合うリンクの組を連結するとともに、各リンク
が前記枢支部材を受け入れるための一対の孔を限定し、
前記リンクが単一の垂れ下がったつま先部を有し、該単
一のつま先部が前記孔のうちの一方の孔の下方に配置さ
れるとともに、スプロケット歯との接触に適合してお
り、前記リンクが、切除された部分を前記孔のうちの他
方の孔の下方に有していることを特徴としている。
【0023】請求項2の発明に係る動力伝達用チェーン
は、請求項1において、前記つま先部が二つのフランク
面を有し、これらのフランク面のうちの少なくとも一方
のフランク面が実質的に直線状に形成されていることを
特徴としている。
【0024】請求項3の発明に係る動力伝達用チェーン
は、請求項1において、前記つま先部が二つのフランク
面を有し、これらのフランク面のうちの少なくとも一方
のフランク面が実質的に弧状に形成されていることを特
徴としている。
【0025】請求項4の発明に係る動力伝達用チェーン
は、請求項1において、前記つま先部が二つのフランク
面を有し、これらのフランク面のうちの少なくとも一方
のフランク面が実質的に直線状に形成されるとともに、
他方のフランク面が異なる形状に形成されていることを
特徴としている。
【0026】請求項5の発明に係る動力伝達用チェーン
は、請求項1において、前記リンクのある組が第1の方
向に向いたリンクを含み、前記リンクの他の組が逆の方
向に向いたリンクを含んでいることを特徴としている。
【0027】請求項6の発明に係る動力伝達用チェーン
は、請求項5において、前記リンクのある組が他の組に
対して不規則に配置されていることを特徴としている。
【0028】請求項7の発明に係る動力伝達用チェーン
は、請求項1において、前記リンクのうちのあるリンク
が第1の方向に向き、他のリンクが逆の方向に向くとと
もに、これらのリンクがチェーン全体を通じて不規則に
配置されていることを特徴としている。
【0029】請求項8の発明に係る動力伝達用チェーン
は、請求項1において、前記リンクのうちの幾つかのリ
ンクが第2のつま先部を有し、該第2のつま先部がスプ
ロケット歯との接触に適合していることを特徴としてい
る。
【0030】請求項9の発明に係る動力伝達用チェーン
は、請求項1において、前記リンクのうちの幾つかのリ
ンクが第2のつま先部を有し、該第2のつま先部がスプ
ロケットの基部との接触に適合していることを特徴とし
ている。
【0031】請求項10の発明に係る動力伝達用チェー
ンは、請求項1において、前記リンクのうちの幾つかの
リンクが第2のつま先部を有し、該第2のつま先部が丸
く形成されるとともに、スプロケット歯との接触を最少
にするように形成されていることを特徴としている。
【0032】請求項11の発明に係る動力伝達用チェー
ンは、請求項1において、前記リンクのうちのあるリン
クが、水平方向のリンク中心線から第1の距離を隔てて
配置された中心を有する孔を含んでおり、他のリンク
が、水平方向のリンク中心線から異なる距離を隔てて配
置された中心を有する孔を含んでいることを特徴として
いる。
【0033】請求項12の発明に係る動力伝達用チェー
ンは、請求項1において、前記枢支部材が丸ピンである
ことを特徴としている。
【0034】請求項13の発明に係る動力伝達用チェー
ンは、請求項1において、前記切除された部分がスプロ
ケット歯との接触を回避するように形成されていること
を特徴としている。
【0035】
【作用】本発明においては、リンクが単一の垂れ下がっ
たつま先部を有しているので、スプロケット歯との接触
を減少させて変化させることができ、チェーンとスプロ
ケットとの接触のパターンを変えることができる。これ
により、ノイズを一層低減させることができる。また、
単一つま先部付きリンクは構造上軽いため、チェーン全
体を軽量化することができる。
【0036】
【実施例】発明の概要 本発明の一実施態様によれば、サイレントチェーンは、
リンク本体から垂れ下がった単一のつま先部を有するリ
ンクを備えている。チェーン組立体においては、リンク
は、リンクの組を形成するように交互に配置されてい
る。各リンクは一対の孔を有しており、リンクのある組
の孔は、隣接するリンクの組の孔と整列して配置されて
いる。丸ピンまたはロッカージョイントの形態をとる枢
支手段は、孔を通じて隣接するリンクの組を接続し、リ
ンクの組がその隣接リンクの組に対して枢支運動できる
ように、用いられている。ガイドリンクは、チェーンの
スプロケット上の整列状態を維持するために、リンクの
組に交互に配置されている。
【0037】垂れ下がった単一のつま先部は、リンクの
二つの孔のうちの一方の孔の下方に配置されている。リ
ンクは二つの可能な方向のうちの一方の方向を向いてい
る。
【0038】すなわち、一つの実施態様においては、す
べてのリンクが同じ方向を向いている。他の実施態様に
おいては、幾つかのリンクは一つの方向を向き、残りの
リンクは反対の方向を向いている。リンクの向きは、一
つのリンクの組の中では同じであり、このリンクの組が
チェーン全体を通じて一つのパターンで不規則に配列さ
れている。あるいは、リンクの向きがチェーン組立体全
体を通じて不規則に配列されている。他の実施態様にお
いては、単一のつま先部付リンクが、二つの垂れ下がっ
たつま先部を有する互換性のあるリンクとともに組み合
わされている。
【0039】垂れ下がったつま先部のフランク面の形状
は、実質的に直線あるいは弧状をなしている。フランク
面の形状および孔中心からフランク面までの距離は、リ
ンクとスプロケットとの間の接触のパターンを変えるた
めに、変更されてもよい。他の実施態様においては、二
つの孔の中心間において、水平方向のリンク中心線に対
するリンクの孔の位置は、スプロケットに対する単一つ
ま先部付リンクの配置を変えるために、変更されてもよ
い。好ましい実施態様では、チェーンおよびスプロケッ
トの適切な噛合いを維持するために、スプロケットの変
更は何ら必要とされない。
【0040】本発明の教示にしたがって構成されたサイ
レントチェーンおよびスプロケットを使用することによ
り、すべてのリンクが同一形状を有しかつ二つの垂れ下
がった歯を有するチェーンおよびスプロケットにより生
じるノイズパターンに比較して、変更されたノイズパタ
ーンをもたらすようになることが期待される。単一のつ
ま先部付リンクの使用が、とくにリンクの向きの種々の
パターンにおいて、チェーンリンクおよびスプロケット
歯間の接触を減少させ変化させる。本発明のチェーン組
立体は、種々のタイプのチェーン組立体に使用するの
に、および種々のタイプのスプロケット歯形状とともに
使用するのに適しているものである。
【0041】図面について説明すると、単一のつま先部
を有するチェーンリンク10が図1に示されている。チ
ェーンリンク10は、図2でさらにはっきりと示されて
いるように、チェーン組立体14を構成するために、リ
ンクの組または横方向に並んだリンク列12内で複数の
チェーンリンクと結合されている。リンクの一つの組ま
たは列は、チェーンの幅方向を横切っており、幾つかの
差し込まれたリンクを有している。チェーン組立体は、
無端状のチェーン組立体を構成するように、リンクの一
つの組または列を隣のリンクの組または列に結合しまた
は差し込むことによって構成されている。
【0042】本発明のチェーン組立体は、たとえば、カ
ムシャフトおよびクランクシャフト(いずれも図示せ
ず)を含むエンジンタイミング組立体を駆動するのに用
いられる。シャフト上に固定されるスプロケットは、チ
ェーンおよび二つのシャフト間の動力伝達手段を提供す
る。
【0043】リンク10(図1)は、図2に示される丸
ピンを受け入れるように形成された一対の孔16,18
を有している。リンク10は、孔18の下方に配置され
た垂れ下がったつま先部22を有している。孔16の下
方のリンク部分20は、スプロケットと接触しないよう
に切除されて丸くなっている。これにより、リンクは、
スプロケット歯との駆動接触のために特定の寸法に製作
されたつま先部22を有する効果的な単一つま先部付き
リンクになる。駆動接触とは、付随的または二次的接触
に対して、チェーンおよびスプロケット間で動力伝達を
行う一次噛合接触のことを指している。
【0044】つま先部22は、内側フランク面24およ
び外側フランク面26を有している。リンクの向きおよ
びフランク形状に応じて、内側フランク面24または外
側フランク面26のいずれか一方のフランク面が駆動ス
プロケットと噛み合い、他方のフランク面が従動スプロ
ケットと噛み合う。本発明のフランク面24,26は、
直線および弧状を含む、多くのいろいろな形状をとり得
る。
【0045】すべてのリンクが二つのつま先部を有する
とともに、同一の形状を有しかつ同一の方向を向いてい
る従来のチェーンにおいては、リンク孔18の中心28
から測られた寸法30,32が、リンクのいずれのフラ
ンク面が最初にスプロケットと噛み合おうとしているの
かを決定する。このため、寸法30が寸法32よりも大
きい場合には、リンクがスプロケット歯と最初に接触す
るのは内側フランク面24の上である。同様に、寸法3
2が寸法30よりも大きい場合には、リンクがスプロケ
ット歯と最初に接触するのは外側フランク面26に沿っ
た部分である。
【0046】一方、本発明のチェーンにおいては、接触
のパターンはリンクの向きによる。図6に示すように、
チェーンが駆動スプロケット40に入り込むとき、作動
するリンクつま先部42が先頭の位置にあり、次に、つ
ま先部42の内側フランク面で最初の噛合いが始まる。
この同じリンク(リンク44で図示)が従動スプロケッ
ト46と噛み合うときには、作動つま先部(48で図
示)の噛合いは、スプロケット歯に対してつま先部の外
側で起こる。
【0047】本発明によるリンクの一実施態様において
は、距離30が距離32よりも長くなっている。距離3
0は、内側フランク面24の曲率半径が変わることによ
って、あるいは曲率半径の中心の位置が移動することに
よって変化する。
【0048】リンクの他の実施態様においては、距離3
0は距離32よりも短くなっている。さらに他の実施態
様においては、チェーン組立体は、これら二つの実施態
様のリンクを結合して構成されている。距離30,32
を変更することは、結局、フランク面の形状を変えるこ
とに帰着する。
【0049】フランク面24,26のいずれか一方のフ
ランク面、または両方のフランク面の形状を変えること
は、チェーン組立体に用いられるリンクのタイプを変え
ることになる。同様に、孔16および18の大きさある
いは配置の少なくともいずれか一方、フランク面24の
曲率半径、または距離30あるいは32を変えるという
ことは、チェーン組立体のリンクを変えることになる。
【0050】チェーン組立体のリンクの組は、複数の枢
支部材19によって互いに連結されている。典型的な枢
支部材は丸ピンあるいはピンおよび関連するロッカーを
含んでいる。リンクの各孔は、枢支部材を受け入れるた
めに適切に形成されている。
【0051】一つおきのリンクの組は、その外側縁に沿
った位置にガイドリンク33を含んでいる。ガイドリン
クは、リンクの一つおきの組の中に含まれており、チェ
ーン組立体をスプロケット上に保持するために働く。ガ
イドリンクは、スプロケットとの噛合いのための垂れ下
がった部材または歯を何ら有してはいない。
【0052】本発明の好ましい実施態様によれば、チェ
ーンリンクは、単一の垂れ下がったつま先部の向きがチ
ェーン組立体全体を通じて一定になるように、互いに連
結されている。図3は、この好ましい実施態様にしたが
って構成されたチェーン組立体の一部を示している。も
う一つの好ましい実施態様においては、図4に示すよう
に、単一の垂れ下がったつま先部の向きが、チェーン組
立体全体を通じて変化しており、または不規則に配置さ
れている。逆に向いたリンクは10aで示されている。
【0053】上述の実施態様のいずれにおいても、そこ
に開示されたチェーンリンクの垂れ下がった単一のつま
先部の向きが、リンクのいずれの面がスプロケットと噛
み合うかを決定する。開示された発明のリンクが単一の
垂れ下がったつま先部を有しているので、リンクは、一
つの作動内側フランク面24および一つの作動外側フラ
ンク面26のみを有する。すでに述べたように、いずれ
のフランク面が駆動スプロケットと噛み合うかに関係な
く、チェーンおよびスプロケット間で動力伝達が行われ
るように、他のフランク面が従動スプロケットと噛み合
うことになる。
【0054】図4の実施態様においては、リンクの向き
を互い違いにすることにより、一つおきのスプロケット
歯と接触することになる。これにより、スプロケット歯
との接触は、リンクのある組の間またはあるピンの位置
では起こらない。
【0055】他の実施態様においては、単一のつま先部
付きリンク10が二つのつま先部付きリンクと混成チェ
ーンの中で組み合わされている。チェーン内のリンクの
組は、組の配列パターンがチェーン全体を通じてランダ
ム化されたリンクの一つのタイプを有している。あるい
は、単一つま先部付きリンクの向きについてもチェーン
全体で変化しているチェーン組立体の中にリンクの二つ
のタイプが混在している。
【0056】図5は、単一つま先部のリンクと二つのつ
ま先部のリンクとを同じチェーン組立体の中に用いてい
る例を示している。リンク50は後側(同図左側)の孔
に単一のつま先部を有しており、リンク52は前側(同
図右側)の孔に単一のつま先部を有している。列53
は、異なるリンク孔の上に単一つま先部が配置されたリ
ンク52および54を有している。隣の列にあるリンク
56は、二つのつま先部を有している。リンクの組み合
わせおよび向きについては、本発明の範囲内において種
々のものが可能であり考えられる。
【0057】与えられた組の中で一つまたはそれ以上の
リンクが互い違いの向きに配置されている実施態様にお
いては、いずれの面がスプロケットと噛み合うかを寸法
30および32が決定する。この場合、同じタイプの面
は駆動スプロケットおよび従動スプロケットの双方と噛
み合う。
【0058】本発明の教示に従って構成されたチェーン
組立体またはスプロケットを使用することにより、すべ
てのリンクが同一形状でかつ二つのつま先部を有するチ
ェーンおよびスプロケットによって発生するノイズパタ
ーンと比較して、変更されたノイズパターンを発生する
ことになると期待される。本発明のチェーン組立体は、
種々のスプロケット歯の形態ととともに使用するのに適
している。もちろん、リンクの組み合わせの幾つかのパ
ターンは、他のリンクパターンよりも不快感の少ないノ
イズ特性を提供するだろう。
【0059】本発明のいくつかの実施態様が示されてい
るが、本発明はこれらの実施態様に限定されるものでは
ない。本発明が関連する技術分野の当業者は、とくに上
述の教示内容を考慮するとき、本発明の原理を利用する
変形例やその他の実施態様を構築し得る。
【0060】
【発明の効果】以上のように本発明に係る動力伝達用チ
ェーンによれば、リンクが単一の垂れ下がったつま先部
を有しているので、スプロケットとの接触のパターンを
変えることができ、これにより、ノイズを一層低減させ
ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による単一つま先部付きリンクの正面図
である。
【図2】本発明によるチェーン組立体の平面部分図であ
る。
【図3】本発明の好ましい実施態様によるチェーン組立
体の正面部分図であり、丸い枢支手段により互いに連結
された同じ向きの単一つま先部付きリンクを示してい
る。
【図4】本発明の好ましい実施態様によるチェーン組立
体の正面部分図であり、丸い枢支手段により互いに連結
された異なる向きの単一つま先部付きリンクを示してい
る。
【図5】図3のチェーン組立体のリンクパターンを示す
分解組立部分図である。
【図6】スプロケット歯との予想される噛合い状態を説
明するための、各スプロケットおよびチェーンの一部を
示す図である。
【符号の説明】
10 リンク 12 リンク列 14 チェーン組立体 16,18 孔 19 丸ピン(枢支部材) 20 リンク部分 22 つま先部 24 内側フランク面 26 外側フランク面 40 駆動スプロケット 46 従動スプロケット 42 つま先部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交互に配置された複数のリンクの組から
    構成された動力伝達用チェーンにおいて、 前記リンクがスプロケット歯との接触に適合しており、
    枢支部材が隣り合うリンクの組を連結するとともに、各
    リンクが前記枢支部材を受け入れるための一対の孔を限
    定し、 前記リンクが単一の垂れ下がったつま先部を有し、該単
    一のつま先部が前記孔のうちの一方の孔の下方に配置さ
    れるとともに、スプロケット歯との接触に適合してお
    り、 前記リンクが、切除された部分を前記孔のうちの他方の
    孔の下方に有している、ことを特徴とする動力伝達用チ
    ェーン。
  2. 【請求項2】 前記つま先部が二つのフランク面を有
    し、これらのフランク面のうちの少なくとも一方のフラ
    ンク面が実質的に直線状に形成されている、ことを特徴
    とする請求項1記載の動力伝達用チェーン。
  3. 【請求項3】 前記つま先部が二つのフランク面を有
    し、これらのフランク面のうちの少なくとも一方のフラ
    ンク面が実質的に弧状に形成されている、ことを特徴と
    する請求項1記載の動力伝達用チェーン。
  4. 【請求項4】 前記つま先部が二つのフランク面を有
    し、これらのフランク面のうちの少なくとも一方のフラ
    ンク面が実質的に直線状に形成されるとともに、他方の
    フランク面が異なる形状に形成されている、ことを特徴
    とする請求項1記載の動力伝達用チェーン。
  5. 【請求項5】 前記リンクのある組が第1の方向に向い
    たリンクを含み、前記リンクの他の組が逆の方向に向い
    たリンクを含んでいる、ことを特徴とする請求項1記載
    の動力伝達用チェーン。
  6. 【請求項6】 前記リンクのある組が他の組に対して不
    規則に配置されている、ことを特徴とする請求項5記載
    の動力伝達用チェーン。
  7. 【請求項7】 前記リンクのうちのあるリンクが第1の
    方向に向き、他のリンクが逆の方向に向くとともに、こ
    れらのリンクがチェーン全体を通じて不規則に配置され
    ている、ことを特徴とする請求項1記載の動力伝達用チ
    ェーン。
  8. 【請求項8】 前記リンクのうちの幾つかのリンクが第
    2のつま先部を有し、該第2のつま先部がスプロケット
    歯との接触に適合している、ことを特徴とする請求項1
    記載の動力伝達用チェーン。
  9. 【請求項9】 前記リンクのうちの幾つかのリンクが第
    2のつま先部を有し、該第2のつま先部がスプロケット
    の基部との接触に適合している、ことを特徴とする請求
    項1記載の動力伝達用チェーン。
  10. 【請求項10】 前記リンクのうちの幾つかのリンクが
    第2のつま先部を有し、該第2のつま先部が丸く形成さ
    れるとともに、スプロケット歯との接触を最少にするよ
    うに形成されている、ことを特徴とする請求項1記載の
    動力伝達用チェーン。
  11. 【請求項11】 前記リンクのうちのあるリンクが、水
    平方向のリンク中心線から第1の距離を隔てて配置され
    た中心を有する孔を含んでおり、他のリンクが、水平方
    向のリンク中心線から異なる距離を隔てて配置された中
    心を有する孔を含んでいる、ことを特徴とする請求項1
    記載の動力伝達用チェーン。
  12. 【請求項12】 前記枢支部材が丸ピンである、ことを
    特徴とする請求項1記載の動力伝達用チェーン。
  13. 【請求項13】 前記切除された部分がスプロケット歯
    との接触を回避するように形成されている、ことを特徴
    とする請求項1記載の動力伝達用チェーン。
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