JPH0799800A - インバータ駆動空気調和機 - Google Patents

インバータ駆動空気調和機

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JPH0799800A
JPH0799800A JP5309318A JP30931893A JPH0799800A JP H0799800 A JPH0799800 A JP H0799800A JP 5309318 A JP5309318 A JP 5309318A JP 30931893 A JP30931893 A JP 30931893A JP H0799800 A JPH0799800 A JP H0799800A
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JP5309318A
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Masato Mori
真人 森
Masato Koyama
正人 小山
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧縮機モータの負荷あるいは指令周波数が急
激に変化しても、過電流遮断やストールで停止してしま
うことの無い空気調和機用のインバータ装置を得る。 【構成】 圧縮機モータの電流を検出し、その値から周
波数指令値を補正すると共に、検出した電流値と出力周
波数から、降下電圧、逆起電圧、及び補正電圧を求めて
出力電圧を演算し、PWM変調して電力逆変換器を駆動
するようにした。 【効果】 圧縮機モータが過電流やストールで停止して
しまうこと極力防ぎ、空気調和機の運転範囲を拡大し、
快適性を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、空気調和機に関し、
特に圧縮機モータをインバータで駆動する形式のインバ
ータ駆動空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機において、圧縮機を可
変速駆動するには、インバータの出力周波数を変化させ
て圧縮機モータの回転数を制御するインバータ駆動方式
である。このとき、モータの出力トルクを一定に保つた
め、V/Fパターンと呼ばれる比例式にそってインバー
タの出力電圧も変化させていた。しかし、圧縮機モータ
の負荷トルクは空調機としての負荷、すなわち設定温
度、室内温度、室外温度などによって変化するので、固
定されたV/Fパターンでは電圧が過大または過小にな
る場合があり、騒音の増大、効率の低下、過電流による
遮断停止、トルク不足によるストールなどの問題を生じ
ていた。
【0003】これに対して、例えば特開平1−2989
93号公報に示されるように、出力電圧をモータ電圧・
電流の位相差に応じて制御する方法があった。図7は、
従来のインバータ駆動空気調和機のインバータ部の制御
ブロック図である。図において、12はモータ電流の交
流分を検出するカレントトランス、13はカレントトラ
ンスで検出した電流の極性を検出する電流極性検出器、
14はPWM発生回路から出力される電圧極性信号と電
流極性検出器13から出力される電流極性信号から位相
差を検出する位相差検出器である。15aはカレントト
ランスの出力を直流レベルに整流する整流器、15bは
基準レベルと整流された電流の直流レベルを比較する比
較器である。15a、15bは両者で電流レベル検出器
15を構成する。16は外部状態などから周波数指令値
を出力する周波数指令設定器、17は周波数指令及び電
流レベル検出器の出力から出力周波数を決定する周波数
制限器、18は周波数制限器で決定された出力周波数か
ら電圧指令値を出力する電圧指令演算器、19は位相差
検出器の出力によって電圧指令値の増幅度を変化させ出
力電圧を決定する増幅器、20は出力周波数と出力電圧
とからパルス幅変調されたパワートランジスタのスイッ
チング信号を生成するPWM発生回路である。また、7
は直流電源、8はパワートランジスタなどからなる電力
逆変換器、9は電力逆変換器で作られた疑似正弦波交流
で駆動されるモータである。
【0004】次に動作について説明する。カレントトラ
ンス12で検出されたモータ電流は電流極性検出器13
に入力され、電流の極性のみが検出される。一方PWM
発生回路は出力電圧の位相を把握しており、その極性信
号が出力されている。位相差検出器14は電圧、電流両
者の極性信号のズレから位相差を検出し、検出した位相
差に対応したレベルの位相差検出信号を出力する。ま
た、カレントトランス12の出力は電流レベル検出器1
5にも入力される。整流器15aで直流レベルに整流さ
れ、比較器15bで基準レベルと比較される。基準レベ
ルの方が大きければ基準値以下を示す信号、電流レベル
の方が大きければ基準値以上を示す信号を出力する。
【0005】ところで、周波数指令設定器16で設定さ
れた周波数指令値は、周波数制限器17に入力される。
周波数制限器17は電流レベル検出器15の出力に応じ
て周波数指令値の上昇に制限を加える。その動作を図8
に示す。図8においてステップ21で電流レベルを判定
し、電流レベルが小さければステップ22で周波数の上
昇を許可し、指令値どおりの周波数を出力周波数とす
る。電流レベルが中程度であればステップ23で周波数
の上昇を禁止し、指令値が上昇しても出力周波数は変更
しない。電流レベルが大きければステップ24で出力周
波数を下げる。ここで決定された出力周波数は電圧指令
演算器18に入力され、電圧指令演算器18は周波数に
対する電圧データ(f/vデータ)から出力電圧指令値
を求める。出力電圧指令値は増幅器19に入力される。
増幅器19は位相差検出器14の出力レベルに応じて増
幅度が変化する。位相差の余弦は力率であり、増幅器1
9はすなわちモータの力率に応じて増幅度が変わるよう
に構成されている。その動作を図9に示す。図9におい
てステップ25で力率を判定し、低ければステップ26
で電圧補正パラメータを下げる。電圧補正パラメータは
増幅器19をソフトウェアで実現したときの増幅度であ
る。力率が高ければステップ27で電圧補正パラメータ
を上げ、中程度の時は何もしない。次にステップ28で
決定した電圧補正パラメータに電圧指令値を掛け、出力
電圧とする。
【0006】図9のステップ25に於いて、力率の高低
の判定は予め保持した力率目標データを参照することで
行う。力率目標データは、図10に示す例のように、出
力周波数ごとに保有しており、表にない中間周波数に対
する目標値は内挿して求める。なお、例に示した力率デ
ータは、制御プログラム内で扱われる量子化された値の
例であり、実際の力率とは異なる。この力率目標データ
は、インバータが適用されるユニットの種類ごとに、最
も効率が良くなるポイントを実験的に探しながら求める
必要がある。すなわち、各周波数ごとに電圧を振って力
率を変化させ、最も効率が良くなる値をその周波数の目
標データとする。この測定は、空気調和機が運転される
温度条件に於いて冷凍サイクルが安定してから行う必要
があるが、一般に空気調和機の冷凍サイクルは安定する
までに時間を要し、全ての周波数,電圧条件を網羅する
試験には多くの時間と労力を要している。
【0007】周波数制限器17及び増幅器19で決定し
た出力周波数及び出力電圧は、PWM発生回路20に入
力される。PWM発生回路20は出力周波数と出力電圧
から瞬時出力電圧を求め、PWM変調してパワートラン
ジスタのスイッチング信号を発生する。パワートランジ
スタからなる電力逆変換器8は、前記スイッチング信号
に応じてトランジスタをオン/オフして、直流電源7か
ら供給される電力を疑似正弦波交流に変換し、モータ9
を駆動する。
【0008】このような構成では、電圧、電流の位相差
を検出するために、電圧のゼロクロスから電流のゼロク
ロスまでの時間だけ「H」レベル(または「L」レベ
ル)になる信号を作成し、それをコンデンサ等で平均化
する事で、電圧レベルとして検出している。従って、こ
のパルスは電源の1周期に最大2パルスしか発生させる
ことが出来ない。また、電流リプルやアンバランスの影
響などによる検出タイミングのばらつきもある。これら
を平滑化するためにコンデンサの容量を大きくすると、
パルス幅の変化に対して電圧の変化時間が遅くなり、検
出時間が長くなる。又、誘導電動機の特性カーブ上低周
波領域では、効率が最大になる時の力率カーブは平坦に
近いところになるため、力率の変化が検出しにくい。も
し、この変化がうまく検出できず、電圧を低めに設定し
すぎるとトルク不足となってストールする恐れがある。
そのため、安全サイドである力率の変化が大きい付近を
動作ポイントに設定する必要がある。特性カーブからこ
れは力率が低い部分になる。
【0009】なお、誘導電動機の制御装置として、特公
平5−68398号に示す技術が提案されているが、空
調機のように高速起動を望むものには精度上又は精度を
上げようとするとマイコン容量上の問題があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のインバータ駆動
空気調和機は、以上のように構成されており、力率を検
出するために電圧と電流の位相差を検出する等のため、
検出に必要な時間が比較的長くなったり、又はマイコン
に読み込み等に時間がかかり、特に起動時の高速な周波
数、トルク変化に追従できない。このため起動が遅れ空
調機利用者に不満があった。また、モータの特性上、低
周波数域では効率の変化に対して力率の変化が少なく、
精度が出ないので、電圧が低くなりトルクが出ず停止し
てしまう。又トルク不足とならないよう、精度不良分を
含めて力率を低め(電圧を高め)に設定せざるを得ず、
やはり過励磁となり、効率低下、騒音悪化などの問題点
があった。
【0011】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、圧縮機モータの負荷変動に対
してトルクの過不足無く応答する事が出来、特に圧縮機
停止後の再起動が高速に出来るため、立ち上がり時間を
短縮でき、空調機利用者に対する快適性の向上が図れ、
また、騒音の増大、効率の低下、過電流による遮断停
止、トルク不足によるストールなどを起こさず、極力連
続運転が可能な空気調和機を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明のインバータ駆
動空気調和機は、モータの一次電流を検出して、これと
出力周波数とから第1および第2の電流成分を演算する
電流成分演算手段と、空気調和機の運転条件から決定さ
れる出力周波数指令値と前記第1もしくは第2のいずれ
か一方、又はその両者の電流成分とから予め設定された
関数関係に従って第1および第2の一次電圧成分指令値
を演算する電圧成分指令値演算手段を備え、前記電流成
分演算手段は、第1の一次電圧成分指令値と同相である
第1の電流成分と位相が90度ずれた第2の一次電圧成
分と同相である第2の電流成分を演算するようにしたも
のである。
【0013】又、この発明におけるインバータ駆動空気
調和機は、圧縮機モータの一次電流を検出して回転する
直交座標軸上の値に変換し、前記電流値と周波数指令値
などから電圧指令値を演算し、前記電圧指令値に基づい
てPWM変調された電圧を出力して圧縮機モータを駆動
するインバータを備えた空気調和機において、一次電流
と後述の出力周波数とから第1及び第2の電流成分を演
算する電流成分演算手段と、この電流成分演算手段から
得られた第1の電流成分から、所定の演算式に従って周
波数指令補正値を算出し、周波数指令値から減算して出
力周波数とする周波数指令補正手段と、この周波数指令
補正手段の出力である出力周波数からあらかじめ設定さ
れた関数関係に従って第1及び第2の一次電圧成分指令
値を演算する電圧成分指令値演算手段と、を備え、前記
電流成分演算手段は、第1の一次電圧成分指令値と同相
である第1の電流成分と位相が90度ずれた第2の一次
電圧成分指令値と同相である第2の電流成分を演算する
ように構成したものである。
【0014】又、この発明におけるインバータ駆動空気
調和機は、圧縮機モータの一次電流を検出して回転する
直交座標軸上の値に変換し、前記電流値と周波数指令値
などから電圧指令値を演算し、前記電圧指令値に基づい
てPWM変調された電圧を出力して圧縮機モータを駆動
するインバータを備えた空気調和機において、一次電流
と後述の出力周波数とから第1及び第2の電流成分を演
算する電流成分演算手段と、この電流成分演算手段から
得られた第1及び第2の電流成分からベクトル合成した
第3の電流値を演算し、第3の電流値から所定の演算式
に従って周波数指令補正値を算出し、周波数指令値から
減算して出力周波数とする周波数指令補正手段と、この
周波数指令補正手段の出力である出力周波数からあらか
じめ設定された関数関係に従って第1及び第2の一次電
圧成分指令値を演算する電圧成分指令値演算手段と、を
備え、前記電流成分演算手段は、第1の一次電圧成分指
令値と同相である第1の電流成分と位相が90度ずれた
第2の一次電圧成分指令値と同相である第2の電流成分
を演算するように構成したものである。
【0015】
【作用】この発明に於けるインバータ駆動空気調和機
は、電流成分演算手段から得られた電流成分と出力周波
数指令とから電圧成分演算手段が出力すべき瞬時電圧を
演算するから、V/Fや力率などのデータを保有する必
要がなく、制御プログラムが簡略化できる。また、力率
目標データを求める試験を行う必要もなくなり、製作に
必要な工程も簡略化することができる。
【0016】又この発明におけるインバータ駆動空気調
和機は、電流検出器、座標変換器から得られたトルク分
電流値から、周波数指令補正手段が周波数指令値を補正
するので、モータが過電流により停止してしまうことを
防ぐ。
【0017】又この発明におけるインバータ駆動空気調
和機は、電流検出器、座標変換器、直流分電流演算手段
から得られた直流分電流値から、周波数指令補正手段が
周波数指令値を補正するので、モータが過電流により停
止してしまうことを防ぐ。このとき、過電流と判断する
電流値を、さらに精度よく、限界に近い値とする事がで
き、空気調和機の運転範囲を拡大し、快適性を向上させ
ることが出来る。
【0018】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図について説明
する。図1において、1a、1bは電流検出器、2は電
流検出器からの入力値を回転する直交座標系の値に変換
する座標変換器、3は回転する直交座標系の値に変換さ
れた電流値と周波数指令値とから回転する直交座標系の
電圧指令値を演算する電圧指令値演算手段で、回転する
直交座標系の電流値と圧縮機モータの一次巻線抵抗値か
ら得られる降下電圧のうち励磁分電流による降下分を演
算する降下電圧演算器3a、トルク分電流による降下分
を演算する降下電圧演算器3b、周波数指令値と制御仕
様及びモータ構造に依存する定数から得られる逆起電圧
を演算する逆起電圧演算器3c、回転する直交座標系の
電流値と制御仕様及びモータ構造に依存する定数から得
られる補正電圧を演算する補正電圧演算器3dから成
る。4は回転する直交座標系の電圧指令値を3相座標軸
上の電圧指令値に変換する座標逆変換器、5は座標変換
に必要な正弦波データを演算する座標回転器であり、積
分器5aと正弦波データ演算器5bから成る。6は3相
座標軸上の電圧指令値からパルス幅変調(PWM)され
たパワートランジスタ駆動信号を発生するPWM信号発
生器、7はモータを駆動する電力を供給する直流電源、
8は直流電源7が供給する電力をスイッチングして3相
の疑似正弦波交流に変換する電力逆変換器で、パワート
ランジスタ及びその駆動回路などから成る。9は電力逆
変換器8が生成した3相疑似正弦波交流によって駆動さ
れる圧縮機モータである。
【0019】次に、動作について説明する。図1におい
て、電流検出器1a、1bが圧縮機モータ9の相電流を
検出すると、その結果は座標変換器2に入力される。座
標変換器2は、座標回転器5から得られる座標回転角を
用いてこの電流値を回転する直交座標系の電流値に変換
する。直交座標のそれぞれをd軸、q軸とすると、変換
された電流値のd軸成分は圧縮機モータ内に磁束を発生
する成分であり、励磁分電流idと呼ばれる。q軸成分
は発生した磁束に直交してトルクを発生する成分であ
り、トルク分電流iqと呼ばれる。3相座標軸上の変数
uvw をdq座標軸上の変数xdq に変換する
演算式は、数1となる。数1ではxu +xv +xw =0
の関係を利用して、xw の値は用いていない。
【0020】
【数1】
【0021】電圧指令値演算手段3は、励磁分電流i
d、トルク分電流iq、及び実行周波数ω1 から電圧指
令値を演算する。励磁分電流idを流すのに対応する電
圧vdは数2で演算される。
【0022】
【数2】
【0023】第1項は励磁分電流による電圧降下分で、
降下電圧演算器3aで演算される。第2項は励磁分電流
idを目標値に一致させるための補正電圧となる成分
で、補正電圧演算器3dで演算される。Kvdは制御仕
様及びモータ構造に依存する定数である。i errは
idが目標値に一致しているときは零であり、差がある
ときにはそれに応じた値をとる誤差電流と呼ぶ量である
が、詳細は後述する。トルク分電流iqを流すのに対応
する電圧vqは、数3で演算される。第1項はトルク分
電流による電圧降下分で、降下電圧演算器3bで演算さ
れる。第2項はロータの回転にともなって電機子コイル
に発生する逆起電圧成分(無負荷電圧)であり、逆起電
圧演算器3cによって演算される。L1はモータ一次巻
先の自己インダクタンス、ω1 は実行周波数である。第
3項は励磁分電流idを目標値に一致させるための補正
電圧となる成分で、補正電圧演算器3dで演算される。
Kvqは制御仕様及びモータ構造に依存する定数であ
る。i errは先ほどと同じ量である。
【0024】
【数3】
【0025】i errは数4で表される。
【0026】
【数4】
【0027】数4でid* は励磁電流idの目標値、σ
はモータの一次、二次巻線の結合度に関係する量で、数
5で表される。
【0028】
【数5】
【0029】数5でL2はモータ二次巻線の自己インダ
クタンス、Mは一次、二次巻線間の相互インダクタンス
である。i errはid* とidが一致しないとそれ
が一致するように補正する電圧を発生する成分となる。
すなわちこれによりidをid* である一定値に制御で
きる。
【0030】こうして得られたdq座標軸上の出力電圧
dq は、座標逆変換器4で3相座標軸上の出力電圧
uvw に逆変換される。変換式は、数6で与えら
れる。
【0031】
【数6】
【0032】上記の座標変換に必要な正弦波データは、
座標回転器5で算出される。座標回転器5は実行周波数
ω1 を積分器5aで積分して座標回転角θを算出し、座
標変換に必要な位相の正弦波データを正弦波データ演算
器5bで算出する。正弦波データは、テーラー展開など
の算術法から算出することもできるが、演算時間が長く
なり実時間制御には適さないため、データテーブルとし
て保有することが多い。
【0033】得られた3相座標軸上の出力電圧値から、
PWM信号発生器6は電力逆変換器8のスイッチング信
号となるPWM信号を生成する。図4は、スイッチング
信号を生成するアルゴリズムの一例を示す。例えばU相
の電圧指令値vu とキャリアと呼ばれる三角波を比較
し、電圧指令値が大きければ上側のトランジスタをO
N、キャリアの方が大きければ下側のトランジスタをO
Nするような波形を生成する。V相、W相の電圧指令値
v ,vw についても同様である。
【0034】電力逆変換器8はPWM信号発生器6で生
成されたスイッチング信号に応じて直流電源7から供給
される電力をスイッチングし、3相の疑似正弦波交流に
変換し、圧縮機モータ9が駆動される。
【0035】このように力率とは無関係に負荷に応じた
トルク分電流iqにより電圧を補正するため精度の良
い、しかも高速なトルクコントロールが可能となる。こ
れは特に空調装置のように時間遅れがある場合、急速に
モータ駆動周波数を上げようとしたときに発揮される。
【0036】なお、この例では励磁分電流を一定に保
ち、トルク分電流を負荷に見合った分だけ流すことでト
ルクを制御しており、id,iq,w1 からなる一次電
圧成分指令値を演算する電圧成分指令値演算手段3を設
け、しかもこのインバータの適用を空気調和機の圧縮機
モータとする事で、第1象限の運転(正転力行)のみを
考慮すれば良く、算出式を大幅に簡略化している。この
ため、 マイコンの制御プログラム容量を削減できる。 計算時間が短縮でき、制御を高速化できる。 低価格、低グレードのマイコンを使うことが出来
る。 などの効果が得られる。
【0037】実施例2.次に、この発明の実施例2を図
について説明する。図2において、1ないし9は図1と
同様であるので説明を省略する。10は入力されたトル
ク分電流値から周波数指令の補正値を演算する周波数指
令補正値演算器で、リミッタ部10aとPI制御部10
bとから成る。ここで算出された補正値は周波数指令値
から減算され、新たな周波数指令値となる。補正前の周
波数指令値との混同を避けるため、補正後の周波数指令
値を実行周波数と呼ぶことにする。
【0038】次に、動作を説明する。構成要素の内、電
流検出器1ないし圧縮機モータ9の動作は第1の発明と
同様であるので、説明を省略する。第2の発明の特徴は
トルク分電流iqから周波数指令値ω1 *を補正して実行
周波数ω1 を得ることにあるので、この動作について説
明する。
【0039】図2において周波数指令補正値演算器10
は、座標変換器2から得られたトルク分電流iqに対し
てリミッタ部10aでリミッタを掛け、PI制御部10
bで補正量を演算し、周波数指令値から減算して実行周
波数を決定する。図5に、リミッタ部10a、PI制御
部10bの入出力動作波形を示す。図5(a)はリミッ
タ部に入力されるトルク分電流波形の例である。lim
it1は第1のリミッタ値、limit2は第2のリミ
ッタ値である。この波形が入力されたときのリミッタ部
の出力が図5(b)である。入力が第2のリミッタ値よ
り小さいときは出力は零であり、それを越えると第1の
リミッタ値との差を出力とする。一旦第2のリミッタ値
を越えると、第1のリミッタ値を下回るまでは第1のリ
ミッタ値との差を出力する。第1のリミッタ値を下回る
と再度出力は零になる。図5(c)のt1 −t2 間は、
(b)の波形を積分した波形である。リミッタ部の出力
が零でないときは積分出力は増加し、リミッタ部の出力
が零になると積分出力はある時定数を持って減衰するよ
うに処理される。PI制御部の出力は(b)に比例ゲイ
ンを掛けた量と(c)に積分ゲインを掛けた量の和であ
り、これが(d)に示す波形となる。こうして得られた
周波数指令補正値を、空気調和機が設置された室内温度
及び室内温度設定値、熱交換器温度などの状態から決定
される周波数指令値ω1 *から減算し実行周波数ω1 とす
る。
【0040】なお、入力にある処理を加えて制御出力を
発生する制御器において、入力に比例した量の出力と
(P制御)、入力を積分した量を出力とする制御(I制
御)との合成量を出力とする制御を比例積分制御(PI
制御)という。又、リミッタは、入力波形(a)が制限
レベルを越えるまではその出力は0のままであり、制限
レベルを越えたときリミッタとの差を出力する(波形
(b))。動作を開始する制御レベルはlimit2と
しているので、これを越えるまでの値は一定値0とな
る。通常は、制限レベルを越えた差分がリミッタの出力
となるのが一般的であるが、越えた直後の動作を早くす
るため(出力を大きくするため)に、差分の基準となる
リミッタ値をそれより低いレベルに設定し、limit
1としている。この動作は、入力レベルがlimit1
を下回るまで継続し、その後、再度入力レベルがlim
it2を越えるまで出力は0である。(c)の波形は、
(b)の波形が正の時はその積分であり、0の時はある
時定数を持って減衰するように設定しているので、この
ように動作波形となる。
【0041】図5(c)におけるlimit1が動作し
てから以後、すなわちの領域の処理は次のように行な
う。マイコンプログラムによる離散的処理は、次のよう
なアルゴリズムで実行している。i番目の結果をIi
i+1番目の結果をIi+1 とすると
【0042】
【数7】
【0043】本発明の効果は、急速にモータ駆動周波数
を上げようとしたときに発揮される。電流が増加し通常
なら遮断してしまう場合でも、周波数の上昇をセーブし
て遮断を防ぐことが出来る。これによってモータは起動
時に電流がオーバする間、指令周波数を補正することに
より実行周波数を見合った分だけ下げるだけでモータの
停止は不必要になる。
【0044】又、このように第1のリミッタと第2のリ
ミッタを設けたことにより、出力開始時には大きな出力
がすぐに出せるため動作を早くできるとともに停止時に
は余裕を持たせることができる。すなわち実行周波数
が、電流値iqが所定値より大きくなると、この値がこ
えなくなるまで周波数をこえた分だけおさえるので、モ
ータを停止せずに過電流を正確におさえることができ、
しかも電流が低下することにより早く、スムースに連続
的に目標の周波数に到達させることができる。これによ
って時間遅れが減少し、空調利用者の快適性に寄与する
ことができる。又、リミッタ値の決め方は、例えばli
mit2は、電力逆変換器内の出力素子の短絡耐量から
遮断すべき電流値に設定し、limit1は、それにマ
ージンを持たせた値、例えば5%程度小さい値を設定す
るようにすると良い。
【0045】実施例3.次に、この発明の実施例3を図
について説明する。図3において、1ないし10は図2
と同様であるので説明を省略する。11は回転する直交
座標軸上のトルク分電流と励磁分電流の合成ベクトルの
大きさを演算する直流分電流演算器であり、この出力が
周波数指令値演算器の入力となるよう構成されている。
【0046】次に、動作を説明する。構成要素の内、電
流検出器1ないし周波数指令補正値演算器10の動作は
第2の発明と同様であるので、説明を省略する。この発
明の特徴は励磁分電流idとトルク分電流iqとのベク
トル和から直流分電流値を求め、この値を用いて周波数
指令補正値を演算し、周波数指令値ω1 *を補正して実行
周波数ω1 を得ることにあるので、この動作について説
明する。
【0047】図3において直流分電流演算器11は、座
標変換器2から得られた励磁分電流idとトルク分電流
iqのベクトル和の大きさ(直流分電流)を求める。図
7は、id,iq、直流分電流の関係を表すベクトル図
である。図から明かなように直流分電流の大きさi d
cは数8により得られる。
【0048】
【数8】
【0049】直流分電流の大きさは電力逆変換器のパワ
ートランジスタを流れるピーク電流を示している。この
直流分電流演算器11の出力が第2の発明で説明した周
波数指令補正値演算器10の入力となり、それに対して
同様の補正が行われ、圧縮機モータが駆動される。
【0050】この直流分による補正によって、トルク電
流分だけの場合の実際の電流より小さ目になって若干の
誤差が存在することに対し、素子に流れる電流を一層精
度を良く模擬するこができる。
【0051】なお、ここで演算する直流分電流は、トル
ク分電流と励磁分電流をベクトル的に合成したもので基
本的にはインバータ主回路の直流部を流れる直流電流
(すなわち直流電源7の出力電流)のピーク値を表す。
図5においては(a)の波形に相当する。
【0052】
【発明の効果】この発明のインバータ駆動空気調和機
は、以上のように構成されているので、圧縮機モータの
負荷変動や起動を精度良く高速に追ずいできるとともに
マイコン容量を削減でき安価な装置が得られる。
【0053】又この発明のインバータ駆動空気調和機
は、圧縮機モータの一次電流を検出して回転する直交座
標軸上の値に変換し、前記電流値と周波数指令値などか
ら電圧指令値を演算し、前記電圧指令値に基づいてPW
M変調された電圧を出力して圧縮機モータを駆動するイ
ンバータを備えた空気調和機において、一次電流と後述
の出力周波数とから第1及び第2の電流成分を演算する
電流成分演算手段と、この電流成分演算手段から得られ
た第1の電流成分から、所定の演算式に従って周波数指
令補正値を算出し、周波数指令値から減算して出力周波
数とする周波数指令補正手段と、この周波数指令補正手
段の出力である出力周波数からあらかじめ設定された関
数関係に従って第1及び第2の一次電圧成分指令値を演
算する電圧成分指令値演算手段と、を備え、前記電流成
分演算手段は、第1の一次電圧成分指令値と同相である
第1の電流成分と位相が90度ずれた第2の一次電圧成
分指令値と同相である第2の電流成分を演算するように
構成したので、圧縮機モータが過電流により停止してし
まうことを防ぎ、連続運転範囲を拡大できる。
【0054】又この発明のインバータ駆動空気調和機
は、圧縮機モータの一次電流を検出して回転する直交座
標軸上の値に変換し、前記電流値と周波数指令値などか
ら電圧指令値を演算し、前記電圧指令値に基づいてPW
M変調された電圧を出力して圧縮機モータを駆動するイ
ンバータを備えた空気調和機において、一次電流と後述
の出力周波数とから第1及び第2の電流成分を演算する
電流成分演算手段と、この電流成分演算手段から得られ
た第1及び第2の電流成分からベクトル合成した第3の
電流値を演算し、第3の電流値から所定の演算式に従っ
て周波数指令補正値を算出し、周波数指令値から減算し
て出力周波数とする周波数指令補正手段と、この周波数
指令補正手段の出力である出力周波数からあらかじめ設
定された関数関係に従って第1及び第2の一次電圧成分
指令値を演算する電圧成分指令値演算手段と、を備え、
前記電流成分演算手段は、第1の一次電圧成分指令値と
同相である第1の電流成分と位相が90度ずれた第2の
一次電圧成分指令値と同相である第2の電流成分を演算
するように構成したので、圧縮機モータが過電流により
停止してしまうことを防ぎ、このとき、過電流と判断す
る電流値を、さらに精度よく、限界に近い値とする事が
でき、空気調和機の運転範囲を拡大し、快適性を向上さ
せることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1によるインバータ駆動空気
調和機のインバータ部制御ブロック図である。
【図2】この発明の実施例2によるインバータ駆動空気
調和機のインバータ部制御ブロック図である。
【図3】この発明の実施例3によるインバータ駆動空気
調和機のインバータ部制御ブロック図である。
【図4】PWM信号発生器の動作アルゴリズム例を示す
図である。
【図5】周波数指令補正値演算器の動作例を示す図であ
る。
【図6】直流分電流演算器の動作を示すベクトル図であ
る。
【図7】従来のインバータ駆動空気調和機のインバータ
部制御ブロック図である。
【図8】周波数制限器の動作アルゴリズムを示すフロー
チャート図である。
【図9】増幅器の動作アルゴリズムを示すフローチャー
ト図である。
【図10】力率目標データの説明図である。
【符号の説明】
1a、1b 電流検出器 2 座標変換器 3 電圧指令値演算手段 3a 励磁分電流による降下電圧演算器 3b トルク分電流による降下電圧演算器 3c 逆起電圧演算器 3d 補正電圧演算器 4 座標逆変換器 5 座標回転器 5a 積分器 5b 正弦波データ演算器 6 PWM信号発生器 7 直流電源 8 電力逆変換器 9 圧縮機モータ 10 周波数指令補正値演算器 10a リミッタ部 10b P・I制御部 11 直流分電流演算器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用交流電源を直流に変換し、再度可変
    の電圧,可変の出力周波数の3相交流に逆変換して圧縮
    機モータを駆動するインバータ装置を備えた空気調和機
    に於いて、前記圧縮機モータの一次電流を検出して、こ
    れと前記出力周波数とから第1および第2の電流成分を
    演算する電流成分演算手段と、空気調和機の運転条件か
    ら決定される出力周波数指令値と前記第1もしくは第2
    のいずれか一方、又はその両者の電流成分とから予め設
    定された関数関係に従って第1および第2の一次電圧成
    分指令値を演算する電圧成分指令値演算手段を備え、前
    記電流成分演算手段は、第1の一次電圧成分指令値と同
    相である第1の電流成分と位相が90度ずれた第2の一
    次電圧成分と同相である第2の電流成分を演算するよう
    に構成したことを特徴とするインバータ駆動空気調和
    機。
  2. 【請求項2】 圧縮機モータの一次電流を検出して回転
    する直交座標軸上の値に変換し、前記電流値と周波数指
    令値などから電圧指令値を演算し、前記電圧指令値に基
    づいてPWM変調された電圧を出力して圧縮機モータを
    駆動するインバータを備えた空気調和機において、一次
    電流と後述の出力周波数とから第1及び第2の電流成分
    を演算する電流成分演算手段と、この電流成分演算手段
    から得られた第1の電流成分から、所定の演算式に従っ
    て周波数指令補正値を算出し、周波数指令値から減算し
    て出力周波数とする周波数指令補正手段と、この周波数
    指令補正手段の出力である出力周波数からあらかじめ設
    定された関数関係に従って第1及び第2の一次電圧成分
    指令値を演算する電圧成分指令値演算手段と、を備え、
    前記電流成分演算手段は、第1の一次電圧成分指令値と
    同相である第1の電流成分と位相が90度ずれた第2の
    一次電圧成分指令値と同相である第2の電流成分を演算
    するように構成したことを特徴とするインバータ駆動空
    気調和機。
  3. 【請求項3】 圧縮機モータの一次電流を検出して回転
    する直交座標軸上の値に変換し、前記電流値と周波数指
    令値などから電圧指令値を演算し、前記電圧指令値に基
    づいてPWM変調された電圧を出力して圧縮機モータを
    駆動するインバータを備えた空気調和機において、一次
    電流と後述の出力周波数とから第1及び第2の電流成分
    を演算する電流成分演算手段と、この電流成分演算手段
    から得られた第1及び第2の電流成分からベクトル合成
    した第3の電流値を演算し、第3の電流値から所定の演
    算式に従って周波数指令補正値を算出し、周波数指令値
    から減算して出力周波数とする周波数指令補正手段と、
    この周波数指令補正手段の出力である出力周波数からあ
    らかじめ設定された関数関係に従って第1及び第2の一
    次電圧成分指令値を演算する電圧成分指令値演算手段
    と、を備え、前記電流成分演算手段は、第1の一次電圧
    成分指令値と同相である第1の電流成分と位相が90度
    ずれた第2の一次電圧成分指令値と同相である第2の電
    流成分を演算するように構成したことを特徴とするイン
    バータ駆動空気調和機。
JP5309318A 1993-05-07 1993-12-09 インバータ駆動空気調和機 Pending JPH0799800A (ja)

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JP5-106887 1993-05-07
JP10688793 1993-05-07
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100429561B1 (ko) * 2001-08-07 2004-05-04 주식회사 휴로펙 인버터형 공기조화기의 입력 전류 확인 장치
JP2008128551A (ja) * 2006-11-20 2008-06-05 Daikin Ind Ltd 制御装置
CN109951134A (zh) * 2019-03-29 2019-06-28 四川虹美智能科技有限公司 一种电机的控制方法及装置

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