JPH0796634A - Led書き込み装置および画像形成装置 - Google Patents

Led書き込み装置および画像形成装置

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JPH0796634A
JPH0796634A JP23506593A JP23506593A JPH0796634A JP H0796634 A JPH0796634 A JP H0796634A JP 23506593 A JP23506593 A JP 23506593A JP 23506593 A JP23506593 A JP 23506593A JP H0796634 A JPH0796634 A JP H0796634A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
led
thermal expansion
writing device
circuit board
lsi
Prior art date
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Pending
Application number
JP23506593A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyoo Okamoto
豊雄 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】LED装置が点灯したときにLED自身が発生
する熱により生じる基板の熱膨張を防止して、もってL
EDの各ドットの位置ズレを防止するLED書き込み装
置を提供すること目的とする。 【構成】LEDを点灯制御するLSIプリント基板7に
低熱膨張率材料からなる熱膨張防止板8を接着する。ま
たは、LED書き込み装置の本体4を低熱膨張率材料で
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、LED光書き込み素
子を利用したLED書き込み装置、及び該装置を用いる
電子写真プロセスを利用した複写機、プリンター等の画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】LEDによる光書き込みを利用した画像
形成装置としては、例えば実開平2−134549号に
記載のものが知られている。しかしながら、従来の装置
においてはLED装置が点灯したときにLED自身が発
生する熱によりLEDが搭載される基板が熱膨張により
変形しLEDの各ドットの位置が狂ってしまう弊害があ
った。
【0003】すなわち、従来のLED光書き込み素子で
は、回路基板の材質としてガラス繊維入りのエポキシ樹
脂が用いられるが、その熱膨張率は、14.0E−5
(1/℃)程度である(ここで、「14.0E−5」
は、14.0に10のマイナス5乗を掛けた数値を示
す。本明細書の発明の詳細な説明、及び特許請求の範囲
中で同様の表示を用いる。)。一方、LEDの点灯時に
チップはかなりの温度上昇があり、たとえ放熱のための
処置を施しても、50℃から60℃の温度上昇は避けら
れない。かかる温度上昇によりLEDは一端のドットか
ら他端のドットまで、諸々の条件にも依存するが0.2
mmから0.4mmの膨張は避けがたく、それに伴いド
ットの位置が狂ってしまい、画像に悪影響をおよぼすと
いう弊害がある。そこで係る弊害を解消するため、例え
ば電子写真学会誌第30巻第4号「LEDプリンタヘッ
ド」ではプリント基板として熱膨張利率の低い材料であ
るセラミックを用いることで、基板の熱膨張を避けよう
としている。しかしながら、かかる構成をもってしても
基板の熱膨張を画像への悪影響を与えない程度に抑える
ことは不可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記の点
に鑑みてなされたものであり、LED装置が点灯したと
きにLED自身が発生する熱により生じる基板の熱膨張
を防止して、もってLEDの各ドットの位置ズレを防止
するLED書き込み装置を提供すること目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明に係るLED書き込み装置は、L
ED発光素子を一列に配設したチップと、該LEDを駆
動するLSIを備えるプリント基板とからなるLED書
き込み装置であって、プリント基板に低熱膨張係数の材
料からなる熱膨張防止板を接着したことを特徴とするも
のである。また、請求項2のLED書き込み装置は、記
載の請求項1に記載のLED書き込み装置であって、熱
膨張防止板の熱膨張係数が5.0E−6(1/℃)以下
であることを特徴とするものである。また、請求項3に
記載のLED書き込み装置は、請求項1に記載のLED
書き込み装置であって、熱膨張防止板としてセラミック
材料を用いることを特徴とするものである。
【0006】また、請求項4のLED書き込み装置は、
請求項1に記載のLED書き込み装置であって、プリン
ト基板と熱膨張防止板の接着に低熱膨張係数の接着剤を
用いることを特徴とするものである。また、請求項5の
LED書き込み装置は、LED発光素子を一列に配設し
たチップと、該LEDを駆動するLSIと、前記LED
発光素子およびLSIを収納する内部構造用基板とから
なるLED書き込み装置であって、前記内部構造用基板
を低熱膨張係数の材料により構成したことを特徴とする
ものである。
【0007】さらに、請求項6に記載の画像形成装置
は、請求項1から請求項7に記載のLED書き込み装置
と、そのLEDから光書き込みを受ける感光体とを備え
たことを特徴とするものである。
【作用】この発明によれば、LED装置が点灯したとき
にLED自信が発生する熱により生じる基板の熱膨張を
防止して、もってLEDの各ドットの位置ズレを防止す
るLED書き込み装置を提供することができる。
【0008】
【実施例】以下、実施例に基づいて具体的に説明する。
まず、図1、図2、図3を用いて第1の実施例を説明す
る。図1はこの実施例のLED書き込み装置の正面図で
あり、図2は図1に示すLED書き込み装置の側面図で
ある。さらに、図3は図1に示すにLED書き込み装置
の断面図である。図1、図2に示すように、この実施例
のLED書き込み装置は、本体1と本体1に突設される
LEDアレイ収納部2とからなる。
【0009】ここで、本体1は内部構造用基板3とLE
D点灯時に発生する熱を放出する放熱フィン4とからな
る。本体1、すなわち内部構造用基板3と放熱フィン4
は従来はその加工の容易さを考慮してアルミニュームが
用いられてきたが、例えばインバータ合金、ニレジスト
鋳鉄、ノビナイト鋳鉄等の熱膨張係数が小さく、かつ加
工性にも優れた材料から構成することが望ましい。ま
た、図3に示すようにLEDアレイ収納部2には、LE
Dの光を感光体に伝達するためのガラスレンズアレイ5
が埋設されている。ガラスレンズアレイ5としては、例
えば結晶化ガラス等の低熱膨張率のガラスを用いること
が好ましい。より具体的に述べれば、本実施例のガラス
レンズアレイ5として用いる結晶化ガラスの実例として
は、日本電気ガラス株式会社製の「ネオセラム」と命名
された商品等があげられる。係る低熱膨張率のガラスを
用いることでガラスレンズアレイ5の熱膨張を抑止する
ことが可能となる。
【0010】さらに、内部構造用基板3の内部には、L
EDが形成されているLEDチップ6、LEDを点灯制
御するLSIプリント基板7、およびLSIプリント基
板7に接着された熱膨張防止板8が埋設されている。こ
の実施例ではLSIプリント基板7の材質としては、従
来の技術と同じ材料、即ちその熱膨張率が、14E−5
(1/℃)程度である、ガラス繊維入りのエポキシ樹脂
が用いることが可能である。
【0011】上記の熱膨張防止板8は熱膨張係数の低い
材料、即ち熱膨張係数が金属のほぼ半分である5E−6
(1/℃)以下の材料からなる。この物性を満たす具体
的な材質の例としては、窒化珪素系セラミック、炭化珪
素系セラミックが挙げられる。また、LSI回路基板7
と熱膨張防止板8を接着するに際して、熱膨張性の低い
接着剤を用いることが望ましい。さらに望ましくは、接
着剤として熱膨張防止板8を構成する材料と同等の熱膨
張係数を有するものを用いるべきである。以上の条件を
満たす具体的な材料の例としては珪素系の接着剤が挙げ
られる。
【0012】この実施例では、熱膨張防止板8がLSI
回路基板7に接着されているので、LSI回路基板7が
LED点灯時の熱により加熱されても、LSI基板7の
熱膨張が防止されるので作成される画像に悪影響を及ぼ
すことがない。
【0013】以下、本願発明の第2の実施例を説明す
る。第1の実施例では、LSI回路基板7と熱膨張防止
板8を接着する例を示したが、本実施例ではLSI回路
基板7そのものを低膨張率を有する材料で構成する。従
って、第1の実施例で回路基板に付着した熱膨張板は不
要となる。この実施例では回路基板7の材料としては、
熱膨張係数の低い材料であって、かつ回路が構成できる
材料であることが要求される。ここで、具体的な熱膨張
係数としては5E−6(1/℃)以下であることが望ま
しい。この物性を備える具体的な材料としては、窒化珪
素系セラミック、炭化珪素系セラミックが挙げられる。
第2の実施例においても第1の実施例と同様に、本体1
(内部構造用基板3と放熱フィン4)は、例えばインバ
ータ合金、ニレジスト鋳鉄、ノビナイト鋳鉄等の熱膨張
係数が小さく、かつ加工性にも優れた材料から構成する
ことが望ましい。
【0014】以上説明した第1の実施例、第2の実施例
のLED書き込み装置を、画像形成装置に用いれば、L
ED点灯時の発熱によるLEDの各ドットのズレが防止
されるので、LEDの感光体に対する光書き込みのズレ
も防止され高画像品質が確保するされる。
【0015】
【発明の効果】本願発明のLED書き込み装置では、L
ED点灯時の温度上昇に伴うドット位置精度のずれを防
止し、高画像品質を確保するLED書き込み装置を提供
することができる。さらに、本願発明の画像形成装置に
あっては、LED点灯時の温度上昇に伴うドット位置精
度のずれが防止されるので、LEDの感光体への光書き
込みのズレも防止されるため高画像品質が確保するされ
る画像形成装置を提供することができる。
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるLED書き込み装置の実施例を
示す正面図である。
【図2】図1に示すLED書き込み装置の側面図ある。
【図3】図1に示すLED書き込み装置の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 LEDデバイス本体 2 LEDアレイ収納部 3 内部構造用基板 4 放熱フィン 5 ガラスレンズアレイ 6 LEDチップ 7 LSIプリント基板 8 熱膨張防止板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】LED発光素子を一列に配設したチップ
    と、該LEDを駆動するLSIを備えるプリント基板と
    からなるLED書き込み装置であって、上記プリント基
    板に低熱膨張係数の材料からなる熱膨張防止板を接着し
    たことを特徴とするLED書き込み装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のLED書き込み装置であ
    って、熱膨張防止板の熱膨張係数が5.0E−6(1/
    ℃)以下であることを特徴とするLED書き込み装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のLED書き込み装置であ
    って、熱膨張防止板としてセラミック材料を用いること
    を特徴とするLED書き込み装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載のLED書き込み装置であ
    って、プリント基板と熱膨張防止板の接着に低熱膨張係
    数の接着剤を用いることを特徴とするLED書き込み装
    置。
  5. 【請求項5】LED発光素子を一列に配設したチップ
    と、該LEDを駆動するLSIと、前記LED発光素子
    およびLSIを収納する内部構造用基板とからなるLE
    D書き込み装置であって、前記内部構造用基板を低熱膨
    張係数の材料により構成したことを特徴とするLED書
    き込み装置。
  6. 【請求項6】請求項1から請求項5に記載のLED書き
    込み装置と、該LED書き込み装置からの光書き込みを
    受ける感光体とを備えたことを特徴とする画像形成装
    置。
JP23506593A 1993-06-24 1993-09-21 Led書き込み装置および画像形成装置 Pending JPH0796634A (ja)

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JP5-153903 1993-06-24
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012039121A (ja) * 2010-08-09 2012-02-23 Lg Innotek Co Ltd 発光素子
JP2016092319A (ja) * 2014-11-10 2016-05-23 株式会社リコー 面発光型光源およびレーザー装置

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