JPH0796503A - 防腐木材及びその製造方法 - Google Patents

防腐木材及びその製造方法

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JPH0796503A
JPH0796503A JP26591893A JP26591893A JPH0796503A JP H0796503 A JPH0796503 A JP H0796503A JP 26591893 A JP26591893 A JP 26591893A JP 26591893 A JP26591893 A JP 26591893A JP H0796503 A JPH0796503 A JP H0796503A
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Tetsuo Yao
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長期にわたって腐朽せず、また木肌が汚れた
りしない防腐木材及びその製造方法の提供を目的とす
る。 【構成】 表面を、通気性を有し且つ水及び木材腐朽菌
を通さないフィルムで被覆していることを特徴とする防
腐木材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防腐木材及びその製造
方法に関し、特に木造建築物及び露天で設置の木造構造
物等に好ましく用いることができる防腐木材及びその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】木材は古くなるに従い、雨、風に晒され
たりすることで次第に腐朽していくが、環境がよければ
300 年、数百年、千年以上の耐久性があることは、古来
の著名な木造建築物が現存していることをもって証明し
ている。そして前記木材の腐朽を促進させる大きな直接
的原因は、木材腐朽菌や虫害によるものである。また間
接的原因は雨(水、湿気)、風、温度等の木材の回りの
気候的環境である。前記直接的原因である木材腐朽菌の
繁殖や虫害を防止し、また雨(水分)等の悪環境を予防
するため、従来は、主として、防水剤、防虫剤、防菌剤
等の防腐剤を木材に対して塗布し、スプレーし、浸漬す
る等していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが防腐剤を木材
の表面等に塗布するような薬剤処理の上記従来方法で
は、次のような問題があり、また耐久性を十分に延ばす
ことができない欠点があった。 .薬剤が人体に有害であり、人体にふれると肌や皮膚
が荒れる。 .建築現場等において人力塗布等がなされるので、ム
ラが生じやすく、また塗布等の回数を複数回重ねても、
水や湿気等の外気にさらされるため薬の成分が散失し
て、その効果が10年と持たない。 .木材に対する薬剤塗布等の条件として、木材の含水
率が20〜25%以下でなければ効果が少ないが、現在一般
に行われている現場施工では、野外施工ということにな
り、前記条件を満たそうとすれば、天候等により施工の
工期や工程に支障ができたり、また時期によって粗雑な
施工になってしまう。 .木材の性質である伸縮、乾燥により割れ目が出来る
と、その割れ目から水分、腐朽菌、害虫が容易に内部に
入り込み、被害を与える。
【0004】そこで本発明は上記従来の欠点を解消し、
長期にわたって腐朽せず、また木肌が汚れたりしない防
腐木材及びその製造方法の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の防腐木材は、表面を、通気性を有し且つ水
及び木材腐朽菌を通さないフィルムで被覆していること
を第1の特徴としている。また本発明の防腐木材は、表
面に防腐剤を被覆した上に、更に通気性を有し且つ水及
び木材腐朽菌を通さないフィルムで被覆していることを
第2の特徴としている。また本発明の防腐木材は、芯付
木材の中心部にある髄をくり抜いてなることを第3の特
徴としている。また本発明の防腐木材の製造方法は、形
状及び寸法を使用目的に合わせて加工した後、通気性を
有し且つ水及び木材腐朽菌を通さないフィルムで表面を
被覆することを第4の特徴としている。また本発明の防
腐木材の製造方法は、芯付木材の髄をくり抜き、また形
状及び寸法を使用目的に合わせて加工した後、通気性を
有し且つ水及び木材腐朽菌を通さないフィルムで表面を
被覆することを第5の特徴としている。また本発明の防
腐木材の製造方法は、上記第4又は第5の特徴におい
て、含水率を20%以下にした状態で、通気性を有し且つ
水及び木材腐朽菌を通さないフィルムで表面を被覆する
ことを第6の特徴としている。また本発明の防腐木材の
製造方法は、上記第4〜6の特徴の何れかにおいて、表
面を防腐剤で被覆し、更にその上から、通気性を有し且
つ水及び木材腐朽菌を通さないフィルムで表面を被覆す
ることを第7の特徴としている。
【0006】木材の腐朽の大きな原因の1つは腐朽菌の
繁殖による木材の劣化、腐朽である。この腐朽菌は、例
えばナミダタケ、イチョウタケ、ヒメシロカイメンタケ
等の黴であるが、この腐朽菌の生育乃至繁殖条件は、酸
素、温度、水分、栄養分の4つである。この4つの条件
の内1つが欠けても腐朽菌はその生育乃至繁殖活動がで
きなくなる。従来の防腐剤の塗布等の手段も、この4条
件において、酸素、水を木材表面から遮断することを目
的とし、また木材を栄養分とする腐朽菌そのものが木材
に侵入しないようにしようとしたものである。が、その
遮断程度が不十分であり、また経年的に不十分となると
いうことである。本発明においては、通気性を有し、且
つ水や腐朽菌が通過しえない孔を有するフィルムを用
い、且つこれを木材表面に被覆するという手段によっ
て、上記従来の防腐方法では決して得られない、防腐性
能のよい防腐木材及びその製造方法を可能とした。
【0007】本発明において、通気性とは、空気、水蒸
気或いは湿気としての水の気体分子を通すことを意味す
るものとする。そして水及び木材腐朽菌を通さないと
は、フィルムがもつ孔の大きさが、それら水の粒子(0.
1 ミクロン程度)や木材腐朽菌の胞子(数ミクロン〜十
数ミクロン)の大きさよりも小さいことを意味する。こ
のようないわゆるマイクロフィルタとしてのフィルム
は、例えばゴアテックスという商品名のテフロンフィル
ムがあるが、ポリエチレンやその他のプラスチック製フ
ィルムで得ることができる。そしてマイクロフィルタと
してのフィルムは通常薄いので、これを他のプラスチッ
クフィルムやその他の材料からなる補強用シートに積層
する形である程度の厚みを持たせ、全体としてのフィル
ム強度を上げるようにしてもよい。前記厚みは例えば0.
1 mm或いはそれ以上とすることができる。厚みを大にす
ることで、害虫遮断の耐久効果を大きくすることができ
る。また全体としてのフィルムは透明のもの、または不
透明のもの、また着色や柄入りのものでもよい。また本
発明において、防腐剤とは、防水剤、防虫剤、防菌剤を
含む概念で、広く木材の腐朽を防止するために用いられ
る薬剤を意味するものとし、例えば油剤や有機リン系剤
等の薬剤である。またフィルムによる被覆は、その木材
全面を被覆する場合と、木材の下半部や上半部等、腐り
やすい部分を被覆する場合、その他、側周面のうちの露
出する半分や部分だけを被覆するようにしてももよい。
【0008】本発明の防腐木材の製造は、先ず丸太材や
角材等の粗加工乃至未加工状態の木材を、使用する目的
に合わせて、所定の形状、寸法に加工する。即ち、最終
形状若しくはそれに近い状態まで加工しておき、フィル
ムを被覆した後の加工を少なくする。その際、芯付材の
場合にはその髄をくり抜いてもよい。次にこの加工後の
木材を、必要に応じて含水率が20%以下、好ましくは15
%以下に乾燥した状態とし、この状態で木材の全表面ま
たは必要箇所の表面をフィルムで密接状態に覆い、フィ
ルム同士の接合部に熱溶着や接着剤等による接着を施
す。必要に応じてフィルムで被覆する前に予め木材の必
要箇所に防腐剤を塗布等しておいてもよい。これらの作
業は工場内において行うことができ、得られた防腐木材
を現場に送って、使用に供する。係る防腐木材は木造建
造物の建材として好ましく用いることができるが、その
他、例えば枕木等、木製構造材そのもの又はその1部と
して用いることができる。また防腐木材は風雨に晒され
る場所や、湿気の多い場所に好ましく用いることができ
る。
【0009】
【作用】上記本発明の防腐木材の第1の特徴によれば、
腐朽菌の繁殖の原因となる水が外部からフィルムを通し
て木材側に侵入することができない。一方、湿気に関し
ては、木材が湿気を放出した場合においても、フィルム
の持つ通気性によってその湿気は外部に放出されるの
で、蒸れるといったことがなくなる。勿論、外部環境と
して湿気が多い場合でも、前記フィルムに通気性がある
ので、木材が蒸れるといったことがなくなる。よって木
材の表面が腐朽菌の繁殖に適した4条件中の水分環境と
はならず、腐朽菌の繁殖が抑えられる。またフィルムで
被覆された状態においては、外部の腐朽菌が後から侵入
することが防止される。また上記本発明の防腐木材の第
2の特徴によれば、防腐剤を塗布や吹きつけ等ちより被
覆した上にフィルムを被覆しているので、上記第1の特
徴による作用に加えて、防腐剤による防水、防虫、防菌
効果が一層高められる。また上記本発明の防腐木材の第
3の特徴によれば、芯付木材の中心部にある髄をくり抜
くことで、木材の乾燥が表面からのみではなく中心部か
らもなされ、乾燥が速く行われ、乾燥状態で保持される
割合も長くなり、また乾燥状態において水分含有率が充
分に低い状態となる。よって木材自体の機械的強度が強
い状態で維持されると共に腐朽菌の繁殖が抑えられる。
また髄を取り除くことで木材のひび割れが予防され、そ
の分だけ腐朽菌の侵入に対する予防効果が上がると共に
強度においてもその耐久性が向上する。また上記本発明
の防腐木材の製造方法の第4の特徴によれば、木材を使
用目的に合わせて加工した後、フィルムが被覆されるの
で、得られる防腐木材のその後の使用においても、引き
続きフィルムによる被覆状態が破壊されることなく維持
される。またフィルムによる被覆は、木材が構築物の一
部に組み込まれるのに先立って行われることができるの
で、被覆施工が例えば工場内等において簡単に且つ良好
な環境条件にコントロールされた状態でなされると共
に、得られた防腐木材の取扱において、その木材の表面
が被覆されていることで木材の養生を兼ねると共に木材
の肌が汚されることがなくなる。また上記本発明の防腐
木材の製造方法の第5の特徴によれば、上記第4の特徴
による作用を有すると共に、芯付木材の髄が予めくり抜
かれることで、木材の乾燥がされやすく、且つ乾燥の程
度が大となり、また木材に割れ(ひび)が入り難くなる
ので、その後にフィルムを被覆する際の木材の乾燥状態
が良くなり、またフィルムを被覆した後も引き続き木材
が割れ難くなる。また上記本発明の防腐木材の製造方法
の第6の特徴によれば、上記第4、第5の特徴による作
用に加えて、含水率が低い状態の、未だ腐朽菌が木材に
繁殖していない状態で、フィルムの被覆がなされること
ができる。また上記本発明の防腐木材の製造方法の第7
の特徴によれば、上記第4〜6のの各特徴による作用に
加えて、防腐剤を塗布等により被覆した上にフィルムが
被覆されるので、該防腐剤によって、防水、防虫、防菌
効果が一層高められた防腐木材が得られる。
【0010】
【実施例】本発明の防腐木材を家等の建築物に適応する
場合を説明すると、建築物の木造構造物のうち、軸組が
腐りやすい構造にあっては、構造耐力上主要な部分であ
る柱、筋かい、土台の他、大曳き、根太等、地面から1
m以内にある木造部分が全面フィルムで被覆された状態
とする。また浴室、便所等のように湿潤状態になるおそ
れのある所にある木造構造の主要木材は全面被覆したも
のとする。建築物の外部の風雨に晒される軒下回りの木
材の先端部に30〜50cm程度被覆する。
【0011】
【発明の効果】本発明は以上の構成、作用からなり、請
求項1に記載の防腐木材によれば、内部の木材に水や腐
朽菌の侵入を防止することができ、しかも通気性を確保
することができる。よって腐朽菌の繁殖を抑えて、長期
間にわたって腐ることのない非常に耐久性のよい木材を
提供することができる。しかもフィルムで被覆されるこ
とで、施工中に木材が汚されるのを防止することができ
る。また請求項2に記載の防腐木材によれば、請求項1
に記載の構成による上記効果に加えて、防腐剤を被覆し
た上にフィルムを被覆しているので、防水、防虫、防菌
効果を一層高めることができ、一層耐久性のよい木材を
提供することができる。また請求項3に記載の防腐木材
によれば、芯付木材の中心部にある髄をくり抜くこと
で、乾燥を速く行なうことができ、乾燥状態で保持され
る割合も長くすることができ、また乾燥状態における水
分含有率を充分に低い状態とすることができる。よって
木材自体の機械的強度を強い状態で維持することができ
ると共に腐朽菌の繁殖に対する抵抗力を高めることがで
きる。また髄を取り除くことで木材のひび割れを予防す
ることができ、その分だけ腐朽菌の侵入に対する予防効
果を上げることができると共に強度においてもその耐久
性を向上させることができる。また請求項4に記載の防
腐木材の製造方法によれば、木材を使用目的に合わせて
加工した後、フィルムで被覆するようにしているので、
得られた防腐木材のその後の使用においても、引き続き
フィルムによる被覆状態を破壊することなく維持するこ
とができる。また一方、フィルムによる被覆は、木材が
構築物の一部に組み込まれるのに先立って行うことがで
きるので、被覆施工を工場内等の良好な環境条件におい
て簡単に行うことができると共に、良質の木材の環境を
保つことが半永久或いは永久的に可能となり、得られた
防腐木材の取扱において、その木材の表面が被覆されて
いることで木肌が汚されることがなくなる。また請求項
5に記載の防腐木材の製造方法によれば、請求項4に記
載の構成による効果に加えて、芯付木材の髄を予めくり
抜くことで、木材の乾燥をしやすく、また木材の割れ
(ひび)を入り難くすることができる。よってその後に
フィルムを被覆する際の木材の乾燥状態を良くすること
ができ、またフィルムを被覆した後も引き続き木材が割
れ難くすることができる。これにより一層腐朽し難い、
耐久性に優れた防腐木材を製造することができる。また
請求項6に記載の防腐木材の製造方法によれば、請求項
4又は5に記載の構成による効果に加えて、未だ腐朽菌
が木材に繁殖していない状態の含水率でフィルムの被覆
を行うことができるので、更に腐朽し難い、耐久性に優
れた防腐木材を製造することができる。また請求項7に
記載の防腐木材の製造方法によれば、請求項4〜6の何
れかに記載の構成による効果に加えて、防腐剤をフィル
ムに併せて用いることで、防水、防虫、防菌効果に一層
優れた防腐木材を得ることができる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面を、通気性を有し且つ水及び木材腐
    朽菌を通さないフィルムで被覆していることを特徴とす
    る防腐木材。
  2. 【請求項2】 表面に防腐剤を被覆した上に、更に通気
    性を有し且つ水及び木材腐朽菌を通さないフィルムで被
    覆していることを特徴とする防腐木材。
  3. 【請求項3】 芯付木材の中心部にある髄をくり抜いて
    なることを特徴とする防腐木材。
  4. 【請求項4】 形状及び寸法を使用目的に合わせて加工
    した後、通気性を有し且つ水及び木材腐朽菌を通さない
    フィルムで表面を被覆することを特徴とする防腐木材の
    製造方法。
  5. 【請求項5】 芯付木材の髄をくり抜き、また形状及び
    寸法を使用目的に合わせて加工した後、通気性を有し且
    つ水及び木材腐朽菌を通さないフィルムで表面を被覆す
    ることを特徴とする防腐木材の製造方法。
  6. 【請求項6】 含水率を20%以下にした状態で、通気性
    を有し且つ水及び木材腐朽菌を通さないフィルムで表面
    を被覆する請求項4又は5に記載の防腐木材の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 表面を防腐剤で被覆し、更にその上か
    ら、通気性を有し且つ水及び木材腐朽菌を通さないフィ
    ルムで表面を被覆する請求項4〜6の何れかに記載の防
    腐木材の製造方法。
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