JPH0796225B2 - 壁面穿孔装置 - Google Patents

壁面穿孔装置

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JPH0796225B2
JPH0796225B2 JP4301496A JP30149692A JPH0796225B2 JP H0796225 B2 JPH0796225 B2 JP H0796225B2 JP 4301496 A JP4301496 A JP 4301496A JP 30149692 A JP30149692 A JP 30149692A JP H0796225 B2 JPH0796225 B2 JP H0796225B2
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JP
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punching
side wall
wall surface
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punching machine
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安則 松島
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安則 松島
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リニアモーターカー等
の軌道内において、その推進及び浮上用コイル取り付け
用のボルトを設置するための穿孔を行う壁面穿孔装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】リニアモーターカーの推進及び浮上用コ
イルを取り付ける際、その軌道内に設けられたコンクリ
ート製の側壁にコイル取り付け用のボルトを設置する必
要がある。そのため、図3、4に示すボルト取り付け用
のボルト取付栓1をコンクリート内に埋め込む作業を行
っている。これは、図5に示す如く先ず穿孔機12にて
ボルト取付栓1を埋め込むための穿孔をし、次にボルト
取付栓1を挿入し接着剤にて固定するというものであ
る。
【0003】従来、前記の工程における穿孔作業では、
図5に示すようにそれぞれの穿孔位置1箇所毎に作業者
が穿孔機12を用いて行っていた。そしてこの作業は、
穿孔機12を側壁に固定し、ぶれないようにするための
ガイドスタンド12aを取り付けて行うため、先ずその
事前作業としてガイドスタンド12aを側壁に固定する
ためのアンカーボルト取付用孔の穿孔作業が必要であっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、もとも
と取り付けるコイルの数量が膨大であり、ボルト取付栓
1の理め込み用の穿孔数とそれに伴うアンカーボルト取
付用孔の穿孔数を合わせると軌道1kmあたり約4万箇
所の孔をあけなければならず、その量が膨大となるた
め、作業者は単調な繰り返し作業を強いられ、大変な労
力と時間を要していた。本発明は、前記の点に鑑みアン
カーボルトの設置を不要にし、且つまた穿孔作業を効率
良く行うことのできる壁面穿孔装置を提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本発明では、
面の内側の軌道上に移動可能に配設された台車と、該台
車上に設けられた上下移動可能なガイド体と、該ガイド
体に設けられ壁面に対し近接離反方向に移動可能な穿孔
機架設台と、該穿孔機架設台上に取り付けられた穿孔機
と、前記穿孔機架設台の近接離反方向と同方向に延出し
て設けられた側壁圧接板とより構成したものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係る壁面穿孔装置のリニアモータ
ーカー軌道内における設置状態を示す正面図、図2は本
発明に係る壁面穿孔装置の他の実施例の斜視図、図3は
ボルト取付栓の斜視図、図4は図3の一部断面正面図、
図5は従来の穿孔作業の状態を示す斜視図である。
【0007】図1に示すように、台車2の下面には、走
行用車輪3とその両端にガイド車輪4が取り付けられ、
走行用車輪3はチェーン3bにより、走行用ハンドル3
aと連結されている。台車2の上面には2本の支柱5が
垂直方向に設けられ、その下部にはガイド体7を上下さ
せるための上下調節ハンドル6が設けられている。この
上下調節ハンドル6は歯車(図示せず)により支柱5と
ガイド体7に連結され、この上下調節ハンドル6を回転
させることによりガイド体7は支柱5を介して垂直移動
が可能とされている。該ガイド体7には、穿孔機架設台
8の一端が連結され、伸縮調節部9を構成している。こ
の伸縮調節部9は、図2に示すように4個の板状部9a
と4個の継手部9b、9cを方形に組み合わせて作られ
ており、そのうち対角の2箇所の継手部9bが穿孔機架
設台8と連結され、もう一方の対角の継手部9cにはネ
ジ穴を形成し、ボルト9dによって左右調節用ハンドル
10と連結されている。これにより、左右調節用ハンド
ル10を回転することで前記板状部9a継手部9b、9
cにより作られた方形が閉じたり開いたりすることによ
り穿孔機架設台8が側壁に対して近接離反方向に移動可
能となっている。また穿孔機架設台8の上面にはラック
ギア11が設けられこのラックギア11の上に穿孔機1
2がモーター13によって移動可能に取付けられてい
る。この穿孔機架設台8の先端部分には側壁を押しつけ
て穿孔機架設台8を固定するための側壁圧接板14が穿
孔機架設台8と同方向に延出して設けられている。ま
た、穿孔機架設台8にはその側方に孔開け位置を確定す
るため、側壁に墨打ちされた基準線を感知するセンサー
部15が垂直方向に設けられている。そして制御盤16
が2本の支柱5を跨いで台車2の正面に設置され、穿孔
機12とモーター13に通電するようになっている。
【0008】次に本実施例の作用について説明する。穿
孔作業に際して、まず走行用ハンドル3aにて走行用車
輪3を回転させることにより、台車2をリニアモーター
カーの軌道上で前、後進させ所定位置に停止する。次
に、上下調節ハンドル6を回転させることにより、ガイ
ド体7と穿孔機架設台8を支柱5を介して上下に移動さ
せる。それに伴って移動するセンサー部15により、側
壁に予め墨打ちされた基準線を感知させ穿孔位置の高さ
を決定する。次に、左右調節ハンドル10を回転させ伸
縮調節部9を側壁方向に伸ばすことにより穿孔機架設台
8を前方に張り出し側壁圧接板14を側壁に圧接させ
る、これにより、台車2は穿孔位置に固定される。そし
て、制御盤16により通電し穿孔機12を作動させ、且
つモーター13を作動させラックギア11により穿孔機
12を側壁に圧接し穿孔を行う。尚、上記実施例では穿
孔機及び穿孔機架設台の台数を左右2台ずつの計4台と
しているがこれに限定されるものではなく、実情に応じ
て1台でもまた、図2に示すように多数台でも良い。そ
して、前記壁面穿孔装置は図2に示す装置のように、制
御盤16のない手動型のものでも良い。
【0009】
【発明の効果】以上のように本発明では、壁面の内側の
軌道上に移動可能に配設された台車と、該台車上に設け
られた上下移動可能なガイド体と、該ガイド体に設けら
壁面に対し近接離反方向に移動可能な穿孔機架設台
と、該穿孔機架設台上に取り付けられた穿孔機と、前記
穿孔機架設台の近接離反方向と同方向に延出して設けら
れた側壁圧接板とより構成することによって、壁面内側
のリニアモーターカー等の軌道上おいて側壁圧接板を側
壁に圧接させた状態で穿孔機により壁面の穿孔を行うこ
とができるので、従来の穿孔作業の際の穿孔機用ガイド
スタンドを不要とし、また、その取り付けのためのアン
カーボルトの設置も不要となり、そのため穿孔作業の効
率が飛躍的に増大するという優れた効果がある。
【0010】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る壁面穿孔装置のリニアモーターカ
ー軌道内における設置状態の正面図である。
【図2】本発明に係る壁面穿孔装置の他の実施例におけ
る斜視図である。
【図3】ボルト取付栓の斜視図である。
【図4】図3の一部断面正面図である。
【図5】従来の穿孔作業の状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ボルト取付栓 2 台車 3 走行用車輪 4 ガイド用車輪 5 支柱 6 上下調節ハンドル 7 ガイド体 8 穿孔機架設台 9 伸縮調節部 10 左右調節ハンドル 11 ラックギア 12 穿孔機 13 モーター 14 側壁圧接板 15 センサー部 16 制御盤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁面の内側の軌道上に移動可能に配設され
    た台車と、該台車上に設けられた上下移動可能なガイド
    体と、該ガイド体に設けられ壁面に対し近接離反方向に
    移動可能な穿孔機架設台と、該穿孔機架設台上に取り付
    けられた穿孔機と、前記穿孔機架設台の近接離反方向
    同方向に延出して設けられた側壁圧接板とからなること
    を特徴とする壁面穿孔装置。
JP4301496A 1992-09-29 1992-09-29 壁面穿孔装置 Expired - Fee Related JPH0796225B2 (ja)

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CN102756429B (zh) * 2012-07-31 2015-04-08 成都川美新技术开发有限公司 基于陶瓷基片的高精度自动型钻孔机

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DE2742258A1 (de) * 1977-09-20 1979-03-29 Trennjaeger Maschinenfabrik In Bohrmaschine

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