JPH0796083A - 電気かみそり - Google Patents
電気かみそりInfo
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- JPH0796083A JPH0796083A JP24578993A JP24578993A JPH0796083A JP H0796083 A JPH0796083 A JP H0796083A JP 24578993 A JP24578993 A JP 24578993A JP 24578993 A JP24578993 A JP 24578993A JP H0796083 A JPH0796083 A JP H0796083A
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- blade
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 腋等の大略凹面状の部位の毛を効率良く剃る
ことができる電気かみそりの提供。 【構成】 毛の導入孔を有し内刃3 の往復動方向に湾曲
せしめられるものであってハウジング1 からの突出高さ
が異なるようにして並設される曲率の異なった複数の外
刃2a,2b と、外刃2a,2b の導入孔に導入された毛を切断
するために外刃2a,2b の内側に配設される内刃3,3 と、
内刃3,3 を往復動させる駆動部5 と、を備える構成とし
た。
ことができる電気かみそりの提供。 【構成】 毛の導入孔を有し内刃3 の往復動方向に湾曲
せしめられるものであってハウジング1 からの突出高さ
が異なるようにして並設される曲率の異なった複数の外
刃2a,2b と、外刃2a,2b の導入孔に導入された毛を切断
するために外刃2a,2b の内側に配設される内刃3,3 と、
内刃3,3 を往復動させる駆動部5 と、を備える構成とし
た。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、毛の導入孔を有する外
刃と、外刃の内側に配設され往復動することによって導
入孔に導入された毛を切断する内刃と、を備えた電気か
みそりに関する。
刃と、外刃の内側に配設され往復動することによって導
入孔に導入された毛を切断する内刃と、を備えた電気か
みそりに関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の電気かみそりとしては、毛の導
入孔を有し内刃の往復動方向に湾曲せしめられてハウジ
ングに突設される外刃と、外刃の導入孔に導入された毛
を切断するために外刃に対応してその内側に配設される
内刃と、内刃を往復動させる駆動部と、を備えた往復式
のものが、一般的に知られている。この、内刃の往復動
方向に湾曲する外刃を備えた電気かみそりは、主に大略
凹面状の部位、例えば腋の毛を剃るために使用される。
入孔を有し内刃の往復動方向に湾曲せしめられてハウジ
ングに突設される外刃と、外刃の導入孔に導入された毛
を切断するために外刃に対応してその内側に配設される
内刃と、内刃を往復動させる駆動部と、を備えた往復式
のものが、一般的に知られている。この、内刃の往復動
方向に湾曲する外刃を備えた電気かみそりは、主に大略
凹面状の部位、例えば腋の毛を剃るために使用される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、腋の曲
率は一定不変のものではないので、上述のような一定不
変の曲率を有する外刃を腋に当接させて毛を剃ろうとす
ると、場合によっては腋への密着性が不十分となってし
まい、毛の剃り具合が悪くなるという問題点があった。
これに対して、腋への密着性を高めるために、大略球面
状の外刃とそれに内接して回転する内刃とを備えて毛を
切断する回転式の電気かみそりが考えられるが、回転式
のものの場合、円周部に比して中心部の周速が遅いた
め、中心部による毛の切断効率が悪いという問題点があ
る。
率は一定不変のものではないので、上述のような一定不
変の曲率を有する外刃を腋に当接させて毛を剃ろうとす
ると、場合によっては腋への密着性が不十分となってし
まい、毛の剃り具合が悪くなるという問題点があった。
これに対して、腋への密着性を高めるために、大略球面
状の外刃とそれに内接して回転する内刃とを備えて毛を
切断する回転式の電気かみそりが考えられるが、回転式
のものの場合、円周部に比して中心部の周速が遅いた
め、中心部による毛の切断効率が悪いという問題点があ
る。
【０００４】本発明は、かかる事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、腋等の大略凹面状の部位
の毛を効率良く剃ることができる電気かみそりを提供す
るにある。
で、その目的とするところは、腋等の大略凹面状の部位
の毛を効率良く剃ることができる電気かみそりを提供す
るにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、請求項１記載の電気かみそりは、毛の導入孔を有
し内刃の往復動方向に湾曲せしめられてハウジングに突
設される外刃と、外刃の導入孔に導入された毛を切断す
るために外刃に対応してその内側に配設される内刃と、
内刃を往復動させる駆動部と、を備える電気かみそりに
おいて、曲率が異なる複数の外刃を、ハウジングからの
突出高さが異なるようにして並設した構成としている。
めに、請求項１記載の電気かみそりは、毛の導入孔を有
し内刃の往復動方向に湾曲せしめられてハウジングに突
設される外刃と、外刃の導入孔に導入された毛を切断す
るために外刃に対応してその内側に配設される内刃と、
内刃を往復動させる駆動部と、を備える電気かみそりに
おいて、曲率が異なる複数の外刃を、ハウジングからの
突出高さが異なるようにして並設した構成としている。
【０００６】また、請求項２記載の電気かみそりは、請
求項１記載の複数の外刃を、突出高さを略同一にして並
設し、かつ、その少なくとも一つを没する方向に変位さ
せるとともに反対方向に付勢する付勢手段を設けた構成
としている。
求項１記載の複数の外刃を、突出高さを略同一にして並
設し、かつ、その少なくとも一つを没する方向に変位さ
せるとともに反対方向に付勢する付勢手段を設けた構成
としている。
【０００７】また、請求項３記載の電気かみそりは、請
求項２記載の駆動部が、複数の外刃に対応して設けられ
た内刃を支持する複数の揺動アームを有するとともに、
揺動アームのうち少なくとも一つが他のものと異なる揺
動支点を有する構成としている。
求項２記載の駆動部が、複数の外刃に対応して設けられ
た内刃を支持する複数の揺動アームを有するとともに、
揺動アームのうち少なくとも一つが他のものと異なる揺
動支点を有する構成としている。
【０００８】また、請求項４記載の電気かみそりは、請
求項１乃至３記載の複数の外刃を、並び方向の一端のも
のから他端のものまで段階的に突出高さが高くなるよう
並設した構成としている。
求項１乃至３記載の複数の外刃を、並び方向の一端のも
のから他端のものまで段階的に突出高さが高くなるよう
並設した構成としている。
【０００９】また、請求項５記載の電気かみそりは、請
求項１乃至３記載の複数の外刃を、並び方向の両端のも
のから中央のものまで段階的に突出高さが高くなるよう
３個以上並設した構成としている。
求項１乃至３記載の複数の外刃を、並び方向の両端のも
のから中央のものまで段階的に突出高さが高くなるよう
３個以上並設した構成としている。
【００１０】また、請求項６記載の電気かみそりは、請
求項１乃至５記載の駆動部を、複数の外刃に対応して設
けられる複数の内刃のうち少なくとも一つが他のものと
逆位相で往復動するよう形成した構成としている。
求項１乃至５記載の駆動部を、複数の外刃に対応して設
けられる複数の内刃のうち少なくとも一つが他のものと
逆位相で往復動するよう形成した構成としている。
【００１１】
【作用】請求項１記載の構成によれば、曲率が異なる複
数の外刃を、ハウジングからの突出高さが異なるように
して並設するので、腋等の大略凹面状の部位への密着性
が向上する。
数の外刃を、ハウジングからの突出高さが異なるように
して並設するので、腋等の大略凹面状の部位への密着性
が向上する。
【００１２】また、請求項２記載の構成によれば、請求
項１記載の作用の上に、複数の外刃を、突出高さを略同
一にして並設し、かつ、その少なくとも一つを没する方
向に変位させるとともに反対方向に付勢する付勢手段を
設けるので、腋等の大略凹面状の部位の湾曲に合わせて
外刃が変位する。
項１記載の作用の上に、複数の外刃を、突出高さを略同
一にして並設し、かつ、その少なくとも一つを没する方
向に変位させるとともに反対方向に付勢する付勢手段を
設けるので、腋等の大略凹面状の部位の湾曲に合わせて
外刃が変位する。
【００１３】また、請求項３記載の構成によれば、請求
項２記載の作用の上に、複数の外刃に対応して設けられ
た内刃を支持する複数の揺動アームを有するとともに、
揺動アームのうち少なくとも一つが他のものと異なる揺
動支点を有するので、内刃の揺動半径を異ならせること
ができる。
項２記載の作用の上に、複数の外刃に対応して設けられ
た内刃を支持する複数の揺動アームを有するとともに、
揺動アームのうち少なくとも一つが他のものと異なる揺
動支点を有するので、内刃の揺動半径を異ならせること
ができる。
【００１４】また、請求項４記載の構成によれば、請求
項１乃至３記載の作用の上に、複数の外刃を、並び方向
の一端のものから他端のものまで段階的に突出高さが高
くなるよう並設するので、外刃の包絡線が緩やかな湾曲
状をなす。
項１乃至３記載の作用の上に、複数の外刃を、並び方向
の一端のものから他端のものまで段階的に突出高さが高
くなるよう並設するので、外刃の包絡線が緩やかな湾曲
状をなす。
【００１５】また、請求項５記載の構成によれば、請求
項１乃至３記載の作用の上に、複数の外刃を、並び方向
の両端のものから中央のものまで段階的に突出高さが高
くなるよう３個以上並設するので、外刃の包絡線が急な
湾曲状をなす。
項１乃至３記載の作用の上に、複数の外刃を、並び方向
の両端のものから中央のものまで段階的に突出高さが高
くなるよう３個以上並設するので、外刃の包絡線が急な
湾曲状をなす。
【００１６】また、請求項６記載の構成によれば、請求
項１乃至５記載の作用の上に、駆動部を、複数の外刃に
対応して設けられる複数の内刃のうち少なくとも一つが
他のものと逆位相で往復動するよう形成するので、複数
の内刃の往復動のバランスが良くなる。
項１乃至５記載の作用の上に、駆動部を、複数の外刃に
対応して設けられる複数の内刃のうち少なくとも一つが
他のものと逆位相で往復動するよう形成するので、複数
の内刃の往復動のバランスが良くなる。
【００１７】
【実施例】以下、本発明の第１実施例を図１乃至図５に
基づいて説明する。この電動かみそりは、第１及び第２
外刃2a,2b と、２個の内刃2,2 と、第１及び第２揺動ア
ーム9a,9b を有する駆動部5 とを備える。
基づいて説明する。この電動かみそりは、第１及び第２
外刃2a,2b と、２個の内刃2,2 と、第１及び第２揺動ア
ーム9a,9b を有する駆動部5 とを備える。
【００１８】第１及び第２外刃2a,2b は、断面大略逆Ｕ
字状をなし、かつ、内刃2 の往復動方向に湾曲せしめら
れてハウジング1 に突設されるものであり、毛の導入孔
（図示せず）を有する。
字状をなし、かつ、内刃2 の往復動方向に湾曲せしめら
れてハウジング1 に突設されるものであり、毛の導入孔
（図示せず）を有する。
【００１９】この第１及び第２外刃2a,2b は、内刃2 の
往復動方向の曲率が異なっており、また、ハウジング1
からの突出高さも異なるようにして並設される。具体的
には、第２外刃2bが、第１外刃2aより大きい曲率半径を
有するように湾曲形成され、かつ第１外刃2aより突出高
さが高くなるようにしてハウジング1 に突設される。図
４は、第１及び第２外刃2a,2b の輪郭を並び方向から見
た状態を示す一部省略した正面図である。このように、
第１及び第２外刃2a,2b の曲率及びハウジング1 からの
突出高さを異ならせることにより、第１及び第２外刃2
a,2b の腋への密着性が高まり、効率良く毛を剃ること
ができる。
往復動方向の曲率が異なっており、また、ハウジング1
からの突出高さも異なるようにして並設される。具体的
には、第２外刃2bが、第１外刃2aより大きい曲率半径を
有するように湾曲形成され、かつ第１外刃2aより突出高
さが高くなるようにしてハウジング1 に突設される。図
４は、第１及び第２外刃2a,2b の輪郭を並び方向から見
た状態を示す一部省略した正面図である。このように、
第１及び第２外刃2a,2b の曲率及びハウジング1 からの
突出高さを異ならせることにより、第１及び第２外刃2
a,2b の腋への密着性が高まり、効率良く毛を剃ること
ができる。
【００２０】内刃2 は、第１及び第２外刃2a,2b の導入
孔に導入された毛を切断するために、第１及び第２外刃
2a,2b に対応してその内側に配設されるものである。２
個の内刃2,2 は、第１及び第２外刃2a,2b に内接するよ
うに押し上げばね4 によって外方に付勢されるととも
に、後述の駆動部5 の第１及び第２揺動アーム9a,9b に
よってそれぞれ支持される。
孔に導入された毛を切断するために、第１及び第２外刃
2a,2b に対応してその内側に配設されるものである。２
個の内刃2,2 は、第１及び第２外刃2a,2b に内接するよ
うに押し上げばね4 によって外方に付勢されるととも
に、後述の駆動部5 の第１及び第２揺動アーム9a,9b に
よってそれぞれ支持される。
【００２１】駆動部5 は、モータ6 、第１及び第２偏芯
カム7a,7b 、第１及び第２球体軸受8a,8b 、第１及び第
２揺動アーム9a,9b 、支点軸10等から構成され、内刃2
を往復動させるものである。具体的には、モータ6 の出
力軸6aに第１偏芯カム7aが取り付けられ、第１偏芯カム
7aの、出力軸6aに対して偏芯した位置に第１球体軸受8a
が取り付けられる。第１揺動アーム9aは、上端に内刃取
付部を有し、下端に球体軸受連結部を有する。また、第
１揺動アーム9aには、支点軸10が貫通する。この支点軸
10は、ハウジング1 の内壁に対向配設された軸受部11に
より固定される。
カム7a,7b 、第１及び第２球体軸受8a,8b 、第１及び第
２揺動アーム9a,9b 、支点軸10等から構成され、内刃2
を往復動させるものである。具体的には、モータ6 の出
力軸6aに第１偏芯カム7aが取り付けられ、第１偏芯カム
7aの、出力軸6aに対して偏芯した位置に第１球体軸受8a
が取り付けられる。第１揺動アーム9aは、上端に内刃取
付部を有し、下端に球体軸受連結部を有する。また、第
１揺動アーム9aには、支点軸10が貫通する。この支点軸
10は、ハウジング1 の内壁に対向配設された軸受部11に
より固定される。
【００２２】さらに、第１球体軸受8aには第２偏芯カム
7bが取り付けられ、第２偏芯カム7bの、出力軸6aに対し
て第１球体軸受8aの反対側に偏芯した位置に、第２球体
軸受8bが取り付けられる。そして、第２球体軸受8bに第
２揺動アーム9bが連結される。第２揺動アーム9bには、
第１揺動アーム9aと同様に支点軸10が貫通する。
7bが取り付けられ、第２偏芯カム7bの、出力軸6aに対し
て第１球体軸受8aの反対側に偏芯した位置に、第２球体
軸受8bが取り付けられる。そして、第２球体軸受8bに第
２揺動アーム9bが連結される。第２揺動アーム9bには、
第１揺動アーム9aと同様に支点軸10が貫通する。
【００２３】また、第２揺動アーム9bの、支点軸10が貫
通した部分から先端までの長さは、第２外刃2bの突出高
さが第１外刃2aの突出高さより高いことに合わせ、第１
揺動アーム9aより長くなっている。さらに、このことか
ら、第２揺動アーム9bが支持する内刃2 の揺動半径が、
第１揺動アーム9aが支持する内刃2 の揺動半径より大き
くなり、その揺動半径が、第２外刃2bの曲率が第１外刃
2aの曲率より大きいことに合ったものとなる。
通した部分から先端までの長さは、第２外刃2bの突出高
さが第１外刃2aの突出高さより高いことに合わせ、第１
揺動アーム9aより長くなっている。さらに、このことか
ら、第２揺動アーム9bが支持する内刃2 の揺動半径が、
第１揺動アーム9aが支持する内刃2 の揺動半径より大き
くなり、その揺動半径が、第２外刃2bの曲率が第１外刃
2aの曲率より大きいことに合ったものとなる。
【００２４】この駆動部5 による内刃2 の往復動を概略
的に説明すると、まず、モータ6 の回転により第１及び
第２球体軸受8a,8b が偏芯運動を行い、その結果、第１
及び第２揺動アーム9a,9b が支点軸10を支点として揺動
運動を行って内刃2 を往復動させる。ここで、第１及び
第２球体軸受8a,8b を、出力軸6aに対して互いに反対に
位置するよう第１及び第２偏芯カム7bへ取り付けたこと
により、２個の内刃2,2 は逆位相で往復動して毛を切断
するので、内刃2 の往復動の勢いによってハウジング1
が左右に振れにくくなり、第１及び第２外刃2a,2b が安
定した状態で毛を切断することができる。
的に説明すると、まず、モータ6 の回転により第１及び
第２球体軸受8a,8b が偏芯運動を行い、その結果、第１
及び第２揺動アーム9a,9b が支点軸10を支点として揺動
運動を行って内刃2 を往復動させる。ここで、第１及び
第２球体軸受8a,8b を、出力軸6aに対して互いに反対に
位置するよう第１及び第２偏芯カム7bへ取り付けたこと
により、２個の内刃2,2 は逆位相で往復動して毛を切断
するので、内刃2 の往復動の勢いによってハウジング1
が左右に振れにくくなり、第１及び第２外刃2a,2b が安
定した状態で毛を切断することができる。
【００２５】次に、本発明の第２実施例を図６及び図７
に基づいて説明する。なお、第１実施例のものと基本的
な機能が同じ部材については、同じ符号を付して説明を
省略する。
に基づいて説明する。なお、第１実施例のものと基本的
な機能が同じ部材については、同じ符号を付して説明を
省略する。
【００２６】異なる部分について説明すると、この電気
かみそりの第１及び第２外刃2a,2bは、ハウジング1 か
らの突出高さが同一になるようにして並設される。そし
て、第１外刃2aのハウジング1 への取付部分に、第１外
刃2aを没する方向に変位させるとともに反対方向に付勢
する付勢ばね12が設けられる。すなわち、図７に示すよ
うに、第１外刃2aが、腋に押し付けられたときに没する
方向に変位することにより、第１及び第２外刃2a,2b の
高さが異なったものとなる。このとき、内刃2を付勢す
る押し上げばね4 が縮むことにより、内刃2 も第１外刃
2aとともに没する方向に変位する。
かみそりの第１及び第２外刃2a,2bは、ハウジング1 か
らの突出高さが同一になるようにして並設される。そし
て、第１外刃2aのハウジング1 への取付部分に、第１外
刃2aを没する方向に変位させるとともに反対方向に付勢
する付勢ばね12が設けられる。すなわち、図７に示すよ
うに、第１外刃2aが、腋に押し付けられたときに没する
方向に変位することにより、第１及び第２外刃2a,2b の
高さが異なったものとなる。このとき、内刃2を付勢す
る押し上げばね4 が縮むことにより、内刃2 も第１外刃
2aとともに没する方向に変位する。
【００２７】なお、内刃の揺動半径は、外刃の曲率半径
に必ずしも一致する必要はなく、外刃の曲率半径より大
きければよい。すなわち、第１及び第２揺動アーム9a,9
b の、支点軸10が貫通した部分から先端までの長さは、
内刃2 の揺動半径が第２外刃2bの曲率半径より大きくな
るような長さであれば、同一であってもよい。また、図
８に示すように、第１及び第２揺動アーム9a,9b が異な
る揺動支点を有するよう、第１及び第２揺動アーム9a,9
b に各々対応する第１及び第２支点軸10a,10bを個別に
設け、第１及び第２外刃2a,2b の曲率半径に合わせて内
刃2 の揺動半径を異ならせるようにしてもよいのは勿論
のことである。
に必ずしも一致する必要はなく、外刃の曲率半径より大
きければよい。すなわち、第１及び第２揺動アーム9a,9
b の、支点軸10が貫通した部分から先端までの長さは、
内刃2 の揺動半径が第２外刃2bの曲率半径より大きくな
るような長さであれば、同一であってもよい。また、図
８に示すように、第１及び第２揺動アーム9a,9b が異な
る揺動支点を有するよう、第１及び第２揺動アーム9a,9
b に各々対応する第１及び第２支点軸10a,10bを個別に
設け、第１及び第２外刃2a,2b の曲率半径に合わせて内
刃2 の揺動半径を異ならせるようにしてもよいのは勿論
のことである。
【００２８】次に、本発明の第３実施例を図９乃至図１
２に基づいて説明する。なお、第１実施例のものと基本
的な機能が同じ部材については同じ符号を付し説明を省
略する。
２に基づいて説明する。なお、第１実施例のものと基本
的な機能が同じ部材については同じ符号を付し説明を省
略する。
【００２９】異なる部分について説明すると、この電気
かみそりは、第１及び第２外刃2a,2b 以外に、第３外刃
2cを備える。この第３外刃2cは、第２外刃2bより大きい
曲率半径を有するように湾曲形成され、かつ第２外刃2b
より突出高さが高くなるようにしてハウジング1 に突設
される。また、第１乃至第３外刃2a,2b,2cの導入孔に導
入された毛を切断するために、３個の内刃2,2,2 が第１
乃至第３外刃2a,2b,2cに対応してその内側に配設され
る。さらに、駆動部5 は、第３外刃2cに対応する内刃2
を支持するために第３揺動アーム9cを有する。この第３
揺動アーム9cは、第１球体軸受8aに連結される。
かみそりは、第１及び第２外刃2a,2b 以外に、第３外刃
2cを備える。この第３外刃2cは、第２外刃2bより大きい
曲率半径を有するように湾曲形成され、かつ第２外刃2b
より突出高さが高くなるようにしてハウジング1 に突設
される。また、第１乃至第３外刃2a,2b,2cの導入孔に導
入された毛を切断するために、３個の内刃2,2,2 が第１
乃至第３外刃2a,2b,2cに対応してその内側に配設され
る。さらに、駆動部5 は、第３外刃2cに対応する内刃2
を支持するために第３揺動アーム9cを有する。この第３
揺動アーム9cは、第１球体軸受8aに連結される。
【００３０】このように、曲率が異なる複数の外刃を、
並び方向の一端のものから他端のものまで段階的に突出
高さが高くなるよう並設することにより、その包絡線が
緩やかな湾曲状をなすので、腋等の大略凹面状の部位
の、湾曲が緩やかな部分において、特に効率良く毛を剃
ることができる。
並び方向の一端のものから他端のものまで段階的に突出
高さが高くなるよう並設することにより、その包絡線が
緩やかな湾曲状をなすので、腋等の大略凹面状の部位
の、湾曲が緩やかな部分において、特に効率良く毛を剃
ることができる。
【００３１】なお、第１乃至第３外刃2a,2b,2cを、突出
高さを同一にして並設し、例えば第１及び第２外刃2a,2
b のハウジング1 への取付部分に付勢ばね12,12 を設け
た構成にしてもよいのは勿論のことである。
高さを同一にして並設し、例えば第１及び第２外刃2a,2
b のハウジング1 への取付部分に付勢ばね12,12 を設け
た構成にしてもよいのは勿論のことである。
【００３２】次に、本発明の第４実施例を図１３乃至図
１４に基づいて説明する。なお、第２実施例のものと基
本的な機能が同じ部材については同じ符号を付し説明を
省略する。
１４に基づいて説明する。なお、第２実施例のものと基
本的な機能が同じ部材については同じ符号を付し説明を
省略する。
【００３３】異なる部分について説明すると、この電気
かみそりは、第１及び第２外刃2a,2b 以外に、第３外刃
2cを備える。この第３外刃2cは、第２外刃2bより大きい
曲率半径を有するように湾曲形成され、かつ第１及び第
２外刃2a,2b と突出高さが同じになるようにしてハウジ
ング1 に突設される。そして、第１及び第３外刃2a,2c
のハウジング1 への取付部分に、第１及び第３外刃2a,2
c を没する方向に変位させるとともに反対方向に付勢す
る付勢ばね12,12 が設けられる。すなわち、図１４に示
すように、第１及び第３外刃2a,2c が、腋に押し付けら
れたときに没する方向に変位することにより、第１及び
第３外刃2a,2c と第２外刃2bの高さが異なったものとな
る。
かみそりは、第１及び第２外刃2a,2b 以外に、第３外刃
2cを備える。この第３外刃2cは、第２外刃2bより大きい
曲率半径を有するように湾曲形成され、かつ第１及び第
２外刃2a,2b と突出高さが同じになるようにしてハウジ
ング1 に突設される。そして、第１及び第３外刃2a,2c
のハウジング1 への取付部分に、第１及び第３外刃2a,2
c を没する方向に変位させるとともに反対方向に付勢す
る付勢ばね12,12 が設けられる。すなわち、図１４に示
すように、第１及び第３外刃2a,2c が、腋に押し付けら
れたときに没する方向に変位することにより、第１及び
第３外刃2a,2c と第２外刃2bの高さが異なったものとな
る。
【００３４】また、第１乃至第３外刃2a,2b,2cの導入孔
に導入された毛を切断するために、３個の内刃2,2,2 が
第１乃至第３外刃2a,2b,2cに対応してその内側に配設さ
れる。さらに、駆動部5 は、第３外刃2cに対応する内刃
2 を支持するために第３揺動アーム9cを有する。この第
３揺動アーム9cは、第１球体軸受8aに連結される。
に導入された毛を切断するために、３個の内刃2,2,2 が
第１乃至第３外刃2a,2b,2cに対応してその内側に配設さ
れる。さらに、駆動部5 は、第３外刃2cに対応する内刃
2 を支持するために第３揺動アーム9cを有する。この第
３揺動アーム9cは、第１球体軸受8aに連結される。
【００３５】このように、曲率が異なる複数の外刃を、
並び方向の両端のものから中央のものまで段階的に突出
高さが高くなるよう３個以上並設することにより、その
包絡線が急な湾曲状をなすので、腋等の大略凹面状の部
位の、湾曲が緩やかな部分と急な部分の両方において、
効率良く毛を剃ることができる。
並び方向の両端のものから中央のものまで段階的に突出
高さが高くなるよう３個以上並設することにより、その
包絡線が急な湾曲状をなすので、腋等の大略凹面状の部
位の、湾曲が緩やかな部分と急な部分の両方において、
効率良く毛を剃ることができる。
【００３６】なお、第１乃至第３外刃2a,2b,2cを、例え
ば付勢ばね12を省略するとともに突出高さを異ならせて
並設した構成にしてもよいのは勿論のことである。
ば付勢ばね12を省略するとともに突出高さを異ならせて
並設した構成にしてもよいのは勿論のことである。
【００３７】
【発明の効果】請求項１記載の電気かみそりは、曲率及
びハウジングからの突出高さが異なる複数の外刃を有す
ることにより、腋等の大略凹面状の部位への密着性が向
上し、毛を効率良く剃ることができる。
びハウジングからの突出高さが異なる複数の外刃を有す
ることにより、腋等の大略凹面状の部位への密着性が向
上し、毛を効率良く剃ることができる。
【００３８】請求項２記載の電気かみそりは、請求項１
記載の効果の上に、複数の外刃のうち少なくとも一つ
が、腋等の大略凹面状の部位の湾曲に合わせて没する方
向に変位するとともに付勢手段によって反対方向に付勢
されるので、外刃を強く押しつけることなく腋等の大略
凹面状の部位へ密着させることができる。
記載の効果の上に、複数の外刃のうち少なくとも一つ
が、腋等の大略凹面状の部位の湾曲に合わせて没する方
向に変位するとともに付勢手段によって反対方向に付勢
されるので、外刃を強く押しつけることなく腋等の大略
凹面状の部位へ密着させることができる。
【００３９】請求項３記載の電気かみそりは、請求項２
記載の効果の上に、内刃を支持する複数の揺動アームの
うち少なくとも一つが他のものと異なる揺動支点を有す
るので、複数の外刃の突出高さが略同一であっても、内
刃の揺動半径を異ならせて外刃の曲率半径に対応させる
ことができる。
記載の効果の上に、内刃を支持する複数の揺動アームの
うち少なくとも一つが他のものと異なる揺動支点を有す
るので、複数の外刃の突出高さが略同一であっても、内
刃の揺動半径を異ならせて外刃の曲率半径に対応させる
ことができる。
【００４０】請求項４記載の電気かみそりは、請求項１
乃至３記載の効果の上に、並び方向の一端のものから他
端のものまで段階的に突出高さが高くなるよう並設され
た複数の外刃の包絡線が、緩やかな湾曲状をなすので、
腋等の大略凹面状の部位の、湾曲が緩やかな部分におい
て、特に効率良く毛を剃ることができる。
乃至３記載の効果の上に、並び方向の一端のものから他
端のものまで段階的に突出高さが高くなるよう並設され
た複数の外刃の包絡線が、緩やかな湾曲状をなすので、
腋等の大略凹面状の部位の、湾曲が緩やかな部分におい
て、特に効率良く毛を剃ることができる。
【００４１】請求項５記載の電気かみそりは、請求項１
乃至３記載の効果の上に、並び方向の両端のものから中
央のものまで段階的に突出高さが高くなるよう並設され
た３個以上の外刃の包絡線が、急な湾曲状をなすので、
腋等の大略凹面状の部位の、湾曲が緩やかな部分と急な
部分の両方において、効率良く毛を剃ることができる。
乃至３記載の効果の上に、並び方向の両端のものから中
央のものまで段階的に突出高さが高くなるよう並設され
た３個以上の外刃の包絡線が、急な湾曲状をなすので、
腋等の大略凹面状の部位の、湾曲が緩やかな部分と急な
部分の両方において、効率良く毛を剃ることができる。
【００４２】請求項６記載の電気かみそりは、請求項１
乃至５記載の効果の上に、複数の内刃のうち少なくとも
一つが他のものと逆位相で往復動するので、複数の内刃
の往復動のバランスが良くなり、安定した状態で毛を剃
ることができる。
乃至５記載の効果の上に、複数の内刃のうち少なくとも
一つが他のものと逆位相で往復動するので、複数の内刃
の往復動のバランスが良くなり、安定した状態で毛を剃
ることができる。
【図１】本発明の第１実施例を示す断面図である。
【図２】その内刃と駆動部を示す分解斜視図である。
【図３】その外刃を示す斜視図である。
【図４】その外刃の輪郭を示す一部省略した正面図であ
る。
る。
【図５】その外刃が腋に当接した状態を示す側面図であ
る。
る。
【図６】本発明の第２実施例の要部を示す断面図であ
る。
る。
【図７】その外刃を腋に当接させた状態を示す断面図で
ある。
ある。
【図８】その揺動アームの支点軸を個別に設けた例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図９】本発明の第３実施例を示す断面図である。
【図１０】その外刃を示す斜視図である。
【図１１】その外刃の輪郭を示す一部省略した正面図で
ある。
ある。
【図１２】その外刃を腋に当接させた状態を示す側面図
である。
である。
【図１３】本発明の第４実施例を示す側面図である。
【図１４】その外刃を腋に当接させた状態を示す側面図
である。
である。
1 ハウジング 2a 第１外刃 2b 第２外刃 2c 第３外刃 3 内刃 5 駆動部
Claims (6)
- 【請求項１】 毛の導入孔を有し内刃の往復動方向に湾
曲せしめられてハウジングに突設される外刃と、外刃の
導入孔に導入された毛を切断するために外刃に対応して
その内側に配設される内刃と、内刃を往復動させる駆動
部と、を備える電気かみそりにおいて、曲率が異なる複
数の外刃を、ハウジングからの突出高さが異なるように
して並設したことを特徴とする電気かみそり。 - 【請求項２】 前記複数の外刃を、突出高さを略同一に
して並設し、かつ、その少なくとも一つを没する方向に
変位させるとともに反対方向に付勢する付勢手段を設け
たことを特徴とする請求項１記載の電気かみそり。 - 【請求項３】 前記駆動部は、複数の外刃に対応して設
けられた内刃を支持する複数の揺動アームを有するとと
もに、揺動アームのうち少なくとも一つが、他のものと
異なる揺動支点を有することを特徴とする請求項２記載
の電気かみそり。 - 【請求項４】 前記複数の外刃を、並び方向の一端のも
のから他端のものまで段階的に突出高さが高くなるよう
並設したことを特徴とする請求項１乃至３記載の電気か
みそり。 - 【請求項５】 前記複数の外刃を、並び方向の両端のも
のから中央のものまで段階的に突出高さが高くなるよう
３個以上並設したことを特徴とする請求項１乃至３記載
の電気かみそり。 - 【請求項６】 前記駆動部を、複数の外刃に対応して設
けられる複数の内刃のうち少なくとも一つが他のものと
逆位相で往復動するよう形成したことを特徴とする請求
項１乃至５記載の電気かみそり。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24578993A JPH0796083A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 電気かみそり |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24578993A JPH0796083A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 電気かみそり |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0796083A true JPH0796083A (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=17138859
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24578993A Withdrawn JPH0796083A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 電気かみそり |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0796083A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010136954A (ja) * | 2008-12-12 | 2010-06-24 | Kyushu Hitachi Maxell Ltd | 電気かみそり |
| US8806763B2 (en) | 2003-11-11 | 2014-08-19 | Panasonic Corporation | Electric shaver |
| US20220314473A1 (en) * | 2021-03-30 | 2022-10-06 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Blade unit and electric razor |
-
1993
- 1993-09-30 JP JP24578993A patent/JPH0796083A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8806763B2 (en) | 2003-11-11 | 2014-08-19 | Panasonic Corporation | Electric shaver |
| JP2010136954A (ja) * | 2008-12-12 | 2010-06-24 | Kyushu Hitachi Maxell Ltd | 電気かみそり |
| US20220314473A1 (en) * | 2021-03-30 | 2022-10-06 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Blade unit and electric razor |
| US11745367B2 (en) * | 2021-03-30 | 2023-09-05 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Blade unit and electric razor |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001226 |