JPH0795891A - プロモーター機能を有するdna断片 - Google Patents

プロモーター機能を有するdna断片

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JPH0795891A
JPH0795891A JP6127816A JP12781694A JPH0795891A JP H0795891 A JPH0795891 A JP H0795891A JP 6127816 A JP6127816 A JP 6127816A JP 12781694 A JP12781694 A JP 12781694A JP H0795891 A JPH0795891 A JP H0795891A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 コリネ型細菌染色体から得られるコリネ型細
菌内でプロモーター機能を有するDNA断片であって、
コリネ型細菌内でtacプロモーターよりも強いプロモ
ーター機能を有するDNA断片および宿主コリネ型細菌
が利用可能な培地中の少なくとも1つの物質を宿主コリ
ネ型細菌が利用可能な少なくとも1つの他の物質に変更
することにより、該DNA断片の有するプロモーター機
能が制御可能なDNA断片。 【効果】 本発明のDNA断片は、コリネ型細菌の育種
改良に好適に用いることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコリネ型細菌染色体由来
のプロモーター機能を有するDNA断片に関する。コリ
ネ型細菌は、グルタミン酸、アスパラギン酸等のアミノ
酸や、イノシン酸等のプリンヌクレオチドを生産する際
に用いられる工業的に重要なグラム陽性細菌であるが、
組換えDNA技術の導入による菌株の育種改良は大腸菌
Escheric hia coli)に比べて遅れており、遺伝的改良
に利用可能な工業的に有用なベクター、特にその構成要
素として用いるプロモーター、例えば強力な遺伝子発現
機能を有するプロモーターや遺伝子発現の制御が可能な
プロモーター等の開発が強く望まれている。
【0002】
【従来の技術】コリネ型細菌内で機能するプロモーター
の改良に関する研究については、大腸菌由来のプロモー
ターを用いた例が報告されているのみである[Journal
of Biotechnology, 5, 305(1987); Gene, 102, 93(1
991)]。それによると、大腸菌由来のtrpプロモータ
ーとlacプロモーターを融合させたtacプロモータ
ー[Gene, 20, 231(1982)]がコリネ型細菌内で構成
的(constitutive)に最も強い機能を有するプロモータ
ーとして記載されている。しかしながら、本願発明者等
の知るかぎり、コリネ型細菌内でtacプロモーターよ
りも強い機能を有するプロモーターは現在のところ開発
されていない。
【0003】また、コリネ型細菌で人為的に有用遺伝子
の発現を制御する方法については、大腸菌由来の制御可
能なプロモーターをそのままコリネ型細菌に適用した例
がある[Bio/Technology, 6, 428(1988)]。しかし、
該発現制御法は大腸菌を宿主とした場合に比べて遺伝子
産物の蓄積量が少なく十分に強力な発現方法とは言い難
い。従って、コリネ型細菌内で有用遺伝子を効率よく発
現させるためには、コリネ型細菌内で種々の機能、例え
ば、強力な発現機能を有するプロモーターあるいは培地
の組成条件を変えることにより発現制御可能な機能を有
するプロモーターを新たに取得する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、コリ
ネ型細菌内で有用遺伝子を高効率に発現させうるプロモ
ーター機能を有するDNA断片、即ち大腸菌由来のta
cプロモーターより強い機能を持つプロモーターDNA
をコリネ型細菌染色体から見いだすこと、およびコリネ
型細菌内で有用遺伝子の発現を人為的に制御可能なプロ
モーターDNAをコリネ型細菌染色体から見いだすこと
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明者等は、上記目
的を達成するために鋭意検討の結果、本願発明者等が新
たに構築したプロモーター検出用ベクター(promoter p
robe shuttle vector)、即ち、 a)大腸菌(Escherichia coli)内で機能するプラスミ
ド複製増殖DNA領域、 b)コリネ型細菌内で機能するプラスミド複製増殖DN
A領域、 c)プラスミドマーカー遺伝子(selectable marker ge
ne)を含むDNA領域、 d)レポーター遺伝子(reporter gene)を含むDNA
領域(それ自身のプロモーター領域が欠如している上記
c)プラスミドマーカー遺伝子と異る表現型を示す遺伝
子を含むDNA領域)、 e)上記d)レポーター遺伝子(reporter gene)を含
むDNA領域の上流に位置する転写終結因子、の5つの
DNA領域を有するプラスミド検出用ベクターを用いれ
ば、上記した特性を有するプロモーターDNA断片をコ
リネ型細菌から検出可能なことを見い出し本発明を完成
するに至った。
【0006】かくして、本発明によれば、(1)コリネ
型細菌染色体から得られるコリネ型細菌内でプロモータ
ー機能を有するDNA断片であって、コリネ型細菌内で
tacプロモーターよりも強いプロモーター機能を有す
るDNA断片、(2)コリネ型細菌染色体から得られる
コリネ型細菌内でプロモーター機能を有するDNA断片
であって、宿主コリネ型細菌が利用可能な培地中の少く
とも1つの物質を宿主コリネ型細菌が利用可能な少くと
も1つの他の物質に変更することにより、該DNA断片
の有するプロモーター機能が制御可能なDNA断片が提
供される。以下、本発明についてさらに詳細に説明す
る。
【0007】本明細書において、いくつかの術語を用い
るが、ここで用いるときそれらの術語は次の意味を有す
る。「プロモーター」とは、遺伝子の転写を開始するた
めにRNAポリメラーゼが特異的に結合するDNA上の
領域のことを言う。「tacプロモーター」とは、大腸
菌(Escherichia coli)のトリプトファン・オペロン・
プロモーター(tryptophan operon promoter)の−35
領域の配列とラクトース・オペロン・プロモーター(la
ctose operon promoter)の−10領域の配列を融合さ
せたプロモーターを言う。「プロモーター機能を有する
DNA断片」とは、天然に存在する染色体DNAから得
られるDNA断片または人工的に合成されたDNA断片
であり、該DNA断片は遺伝子の転写を開始する機能を
有し、すなわち遺伝子の転写能力を有しており、該DN
A断片中に上記プロモーターが含まれていると推定され
るDNA断片を意味する。
【0008】「tacプロモーターよりも強いプロモー
ター機能を有するDNA断片」とは、上記プロモーター
機能を有するDNA断片であって、遺伝子の転写能力が
tacプロモーターの転写能力よりも強い転写能力を有
するDNA断片を意味する。「プロモーター機能が制御
可能なDNA断片」とは、上記したプロモーター機能を
有するDNA断片であって、該DNA断片を保有する宿
主コリネ型細菌が利用可能な培地中の物質を変更するこ
とにより、該DNA断片の有する遺伝子の転写を開始す
る機能を自由に誘導しうる、すなわち抑制されていた該
機能を解除・誘導することができ又は解除・誘導されて
いた該機能を抑制することができるDNA断片を意味す
るものである。「コリネ型細菌(Coryneform bacteri
a)」とはバージーズ・マニュアル・オブ・デターミネ
イティブ・バクテリオロジー(Bargeys Manual of Dete
rminative Bacteriology)第8版599頁(1974)
に定義されている一群の微生物であり、好気性、グラム
陽性、非抗酸性、胞子形成能を有しない桿菌を意味す
る。このようなコリネ型細菌のうち特に以下に述べるよ
うなコリネ型細菌が本発明においてプロモーターDNA
の遺伝子源あるいは宿主微生物として好ましいものであ
る。
【0009】ブレビバクテリウム・アンモニアゲネス
Brevibacterium ammoniagenes)ATCC6871 ブレビバクテリウム・ディバリカタム(Brevibacterium
divaricatum)ATCC 14020 ブレビバクテリウム・サッカロリティカム(Brevibacte
rium saccharolyticum)ATCC 14066 ブレビバクテリウム・イマリオフィリカム(Brevibacte
rium immariophilium)ATCC 14068 ブレビバクテリウム・ラクトファーメンタム(Brevibac
terium lactofermentum)ATCC 13869 ブレビバクテリウム・ロゼウム(Brevibacterium roseu
m)ATCC 13825 ブレビバクテリウム・リネンス(Brevibacterium linen
s)ATCC 9174 ブレビバクテリウム・フラバム(Brevibacterium flavu
m)ATCC 13826 ブレビバクテリウム・フラバム(Brevibacterium flavu
m)MJ−233(FERMBP-1497) ブレビバクテリウム・スタチオニス(Brevibacterium s
tationis)IFO 12144(FERM BP-2515) ブレビバクテリウム・チオゲニタリス(Brevibacterium
thiogenitalis)ATCC 19240 コリネバクテリウム・アセトアシドフィリウム(Coryne
bacterium acetoacidoph ilum)ATCC 13870 コリネバクテリウム・アセトグルタミカム(Corynebact
erium acetoglutamicum)ATCC 15806 コリネバクテリウム・カルナ(Corynebacterium callun
ae)ATCC 15991 コリネバクテリウム・グルタミカム(Corynebacterium
glutamicum)ATCC 13032, ATCC 13060 コリネバクテリウム・リリウム(Corynebacterium lili
um)ATCC 15990 コリネバクテリウム・メラセコラ(Corynebacterium me
lassecola)ATCC 17965
【0010】また、これらのコリネ型細菌の培養は、そ
れ自体既知の通常用いられるコリネ型細菌培養用の培地
で培養し、培養物から菌体を取得することができる。本
願発明のプロモーター機能を有するDNA断片は、その
塩基配列が決定された後においては合成することも可能
であるが、通常は天然に存在する微生物染色体から得ら
れる場合が多く、その供給源となる微生物としては、上
記コリネ型細菌、殊にブレビバクテリウム・フラバムM
J−233(FERM BP-1497)が有利に使用される。上記
コリネ型細菌からプロモーター機能を有するDNA断片
を単離する方法としては、まず染色体DNAを抽出し
(例えば、Biochimica et Biophysica Acta., 72, 619
(1963)の方法が使用できる)、これを適当な制限酵素
で、染色体DNAを比較的短いDNA断片になるように
切断する。そのためには、4塩基配列を認識する制限酵
素例えば、AluI、HaeIII 、AccII、Afa
等を用い、単独あるいは数種類の組み合わせで切断する
ことが好ましい。
【0011】このようにして得られた染色体DNA切断
物からプロモーター機能を有するDNA断片を単離する
ために、プロモーター検出用ベクターを用いて行うこと
ができる。このプロモーター検出用ベクター(promoter
probe shuttle vector)としては、下記(a)〜
(e)の5つのDNA領域を有する本願発明者等が新た
に構築したベクターが好ましい。 a)大腸菌(Escherichia coli)内で機能するプラスミ
ド複製増殖DNA領域、 b)コリネ型細菌内で機能するプラスミド複製増殖DN
A領域、 c)プラスミドマーカー遺伝子(selectable marker ge
ne)を含むDNA領域、 d)レポーター遺伝子(reporter gene)を含むDNA
領域、 e)上記d)レポーター遺伝子を含むDNA領域の上流
に位置する転写終結因子。
【0012】上記プラスミド検出用ベクターの構築に必
要とされる、a)大腸菌内で機能するプラスミド複製増
殖DNA領域(以下これを「a領域」と言うことがあ
る)としては、大腸菌内でプラスミドの自律複製を司る
機能を有するDNA断片であれば特に制限はないが、例
えば、プラスミドpBR322(宝酒造社製)、プラス
ミドpACYC184(日本ジーン社製)等から得られ
るDNA断片等を用いることができる。 上記b)コリネ型細菌内で機能するプラスミド複製増殖
DNA領域(以下これを「b領域」と言うことがある)
としては、コリネ型細菌内でプラスミドの自律複製を司
る機能を有するDNA断片であれば特に制限はないが、
例えばプラスミドpCRY3[ブレビバクテリウム・フ
ラバム(Brevibacterium flavum)MJ233 GE10
2(FERM BP-2513)が保有するプラスミド;米国特許第
5,185,262号参照]、プラスミドpCRY2[ブ
レビバクテリウム・フラバム(Brevibacterium flavum
MJ233 GE101(FERM BP-2512)が保有するプ
ラスミド;米国特許第5,185,262号]、プラスミ
ドpAM330(特開昭58−67679号公報参
照)、プラスミドpMH1519(特開昭58−778
95号公報参照)等を用いることができる。
【0013】上記c)プラスミドマーカー遺伝子(sele
ctable marker gene)を含むDNA領域(以下これを
「c領域」又は「マーカー遺伝子(marker gene)」と
言うことがある)としては、プラスミドのマーカーとし
て用いることができ、かつ上記d)レポーター遺伝子
(reporter gene)を含むDNA領域と異なる表現型を
示す遺伝子を含むDNA断片であれば特に制限がなく、
例えば、プラスミドpBR322の制限酵素Bam
I、PvuII部位にトランスポゾン(Transposon)9
[Nature, vol.293, pp.309-311(1981)参照]のクロラ
ムフェニコール耐性遺伝子を含むサイズ(大きさ)が約
3.0kbのBamHI−PvuII断片を挿入すること
により構築されたプラスミドpJCM1を制限酵素Ba
HIで切り出すことによって得られるサイズ(大き
さ)が1,300bpのクロラムフェニコール耐性遺伝
子を含むDNA断片、プラスミドpCM7(ファルマシ
ア社製)を制限酵素HindIIIで切り出すことによっ
て得られる大きさが7876bpのクロラムフェニコー
ル耐性遺伝子を含むDNA断片、大きさが792bpの
クロラムフェニコール・アセチルトランスフェラーゼ・
ジンブロック(Chloramphenicol Acetyltransferase Ge
nBlock;ファルマシア社製)、プラスミドpBR322
(宝酒造社製)を制限酵素EcoRIとAvaIで切り
出すことによって得られるサイズ(大きさ)が1,42
6bpのテトラサイクリン耐性遺伝子を含むDNA断片
等を用いることができる。
【0014】上記d)レポーター遺伝子(reporter gen
e)を含むDNA領域(以下これを「d領域」又は「レ
ポーター遺伝子(reporter gene)」と言うことがある)
としては、プラスミドのマーカーとして用いることがで
き、かつそれ自身のプロモーターが欠如している遺伝子
であって、上記c)のプラスミドマーカー遺伝子と異る
表現型を示す遺伝子を含むDNA領域であれば特に制限
がなく、例えば、プラスミドpBR322の制限酵素
amHI、SalI部位にトランスポゾン(Transposo
n)5[Molecular and General Genetics, vol.177, p.
65(1979)参照]のNPTII(カナマイシン耐性遺伝
子)を含むサイズ(大きさ)が約5.9kbのBam
I−SalI断片を挿入することにより構築されるプラ
スミドpKPG13を制限酵素BglIIとBamHIで
切り出すことによって得られるサイズ(大きさ)が約
1.6kbのカナマイシン耐性遺伝子を含むDNA断
片、プラスミドpNEO(ファルマシア社製)を制限酵
HindIIIとBamHIで切り出すことによって得
られるサイズ(大きさ)が1,494bpのカナマイシ
ン耐性遺伝子を含むDNA断片、大きさが1282bp
のカナマイシン・レジスタンス・ジンブロック(Kanamy
cin Resistance GenBlock;ファルマシア社製)、プラ
スミドpMC1871(ファルマシア社製)あるいはp
SGMU32(ファルマシア社製)をそれぞれ制限酵素
BamHIまたはSacIとSalIで切り出すことに
よって得られるサイズ(大きさ)がそれぞれ3,117
bpあるいは約3.3kbのβ−ガラクトシダーゼ(β-
galactosidase)遺伝子を含むDNA断片等を用いるこ
とができる。
【0015】さらに、上記e)レポーター遺伝子(repo
rter gene)(d領域)の上流に位置する転写終結因子
(transcriptional terminator)(以下これを「e領
域」または「転写終結因子」と言うことがある)として
は、次の塩基配列(配列番号:21): 5’AATTCTCGCGATAATTAATTAATAGCCCGCCTAATGAGCGGGCTTTTTTTTGATATCAATT 3' 3’TTAAGAGCGCTATTAATTAATTATCGGGCGGATTACTCGCCCGAAAAAAAACTATAGTTAA 5' を有する大腸菌トリプトファンオペロンの転写終結因子
であるtrpAターミネーターをDNA合成機で化学合
成したものを用いることができる。次に、上記a領域〜
e領域の5つのDNA領域を有する本願発明のプロモー
ター機能を有するDNA断片の取得に用いるプラスミド
検出用ベクターの構築方法を述べる。
【0016】まず、a領域とc領域(以後、このマーカ
ー遺伝子をプラスミド選択の指標として用いてプロモー
ター検出用ベクターを構築する)をDNAリガーゼで連
結させてマーカー遺伝子を保有する大腸菌内で複製増殖
可能なプラスミドを作成する。次に、このa領域とc領
域を保有するプラスミドを適当な制限酵素で開裂し、そ
こに転写終結因子(e領域)をDNAリガーゼにより連
結し、さらにe領域(レポーター遺伝子)を転写終結因
子の下流に連結する。最後に、この転写終結因子の下流
にレポーター遺伝子(d領域)が連結されたマーカー遺
伝子(c領域)を保有し大腸菌内で複製増殖可能なプラ
スミドを適当な制限酵素で開裂し、b領域をDNAリガ
ーゼで連結することにより、プラスミド検出用ベクター
を構築することができる。
【0017】かくして構築されるプラスミド検出用ベク
ターの具体例としては、 a)大腸菌内で機能するプラスミド複製増殖領域(プラ
スミドpBR322を制限酵素BstY1とPvuIIで
切断して得られるサイズが1.1kbのDNA断片にプ
ロモーターを結合したDNA断片)、 b)コリネ型細菌内で機能するプラスミド複製増殖領域
(プラスミドpCRY3を制限酵素XhoIで切断して
得られるサイズが4.0kbのDNA断片)、 c)クロラムフェニコール耐性遺伝子マーカー(プラス
ミドpJCM1を制限酵素BamHIで切断して得られ
るサイズが1.3kbのDNA断片)、 d)プロモーターが欠如しているカナマイシン耐性遺伝
子(プラスミドpKPG13を制限酵素BglIIとBa
HIで切断して得られるサイズが3.3kbのDNA
断片)、 e)カナマイシン耐性遺伝子の上流に存在する転写終結
因子trpAターミネーター(前記した61bpの合成
DNA断片)、より成るプラスミドpPROBE17、
ならびに、 a)大腸菌内で機能するプラスミド複製増殖領域(上記
pPROBE17と同一のDNA断片)、 b)コリネ型細菌内で機能するプラスミド複製増殖領域
(上記pPROBE17と同一のDNA断片)、 c)クロラムフェニコール耐性遺伝子マーカー(上記p
PROBE17と同一のDNA断片)、 d)プロモーターが欠如しているβ−ガラクトシターゼ
遺伝子(プラスミドpSGMU22を制限酵素Sac
SalIで切断して得られるサイズが3.3kbのD
NA断片)、 e)カナマイシン耐性遺伝子の上流に存在する転写終結
因子trpAターミネーター(上記pPROBE17と
同一のDNA断片)、より成るプラスミドp17Bga
lを挙げることができる。
【0018】なお、図2および図3に示すプラスミドp
PROBE17の構築方法の詳細については後記実施例
1で述べる。またプラスミドp17Bgalの制限酵素
切断点地図を図4に示す。以上のようにして作成したプ
ロモーター検出用ベクターを用いて、コリネ型細菌染色
体から本願発明のプロモーター機能を有するDNA断片
を単離する方法を述べる。
【0019】上記プラスミド検出用ベクターを、それ自
体既知の通常用いられる形質転換法、例えば電気パルス
法[Agricultural and Biological chemistry., 54, 44
3(1990)参照]等でコリネ型細菌へ導入し、形質転換
株を適当な培地で培養し、レポーター遺伝子(c領域)
が発現しない(レポーター遺伝子はプロモーター領域が
欠如しているのでこの状態では発現しない)ことを確認
しておく。ここで、レポーター遺伝子の発現の有無およ
び発現強度の測定は、レポーター遺伝子が薬剤耐性遺伝
子である場合はその薬剤を含有する選択培地で培養し、
形質転換株の薬剤感受性を調べることで容易に行うこと
ができる。また発現の有無および発現強度は、形質転換
株を通常用いられる培地で培養し、培地中のレポーター
遺伝子の発現産物を、レポーター遺伝子の発現産物の性
質を利用して調べることもできる。
【0020】例えば、レポーター遺伝子がβ−ガラクト
シダーゼである場合は、β−ガラクトシダーゼの基質と
なる5−ブロモ−4−クロロ−3−インドリル−β−D
−ガラクトシダーゼ(X−gal)を含有する選択培地
で培養し、形質転換株の形成するコロニーの色、即ち、
β−ガラクトシダーゼの発現によりX−galが分解さ
れ、コロニーが青色を呈色することにより判別すること
ができる。
【0021】レポーター遺伝子がコリネ型細菌内で発現
していないことが確認できたプラスミド検出用ベクター
の、レポーター遺伝子(d領域)と転写終結因子(e領
域)の間を該部位を認識する適当な制限酵素で開裂す
る。このDNA断片と前記コリネ型細菌染色体を4塩基
配列を認識する制限酵素で切断して得られるDNA断片
とをDNAリガーゼで連結し、コリネ型細菌へ電気パル
ス法等により導入する。かくして得られる形質転換株を
培養し、前記したレポーター遺伝子の確認法によりレポ
ーター遺伝子の発現が認められる形質転換株を採取する
ことにより、プロモーター機能を有するDNA断片を保
有するプラスミド検出用ベクターで形質転換されたコリ
ネ型細菌を取得することができる。このレポーター遺伝
子発現能を有するコリネ型細菌から、次に述べる方法に
より、本願発明のDNA断片を取得することができる。
【0022】先ず、本願発明のtacプロモーターより
も強いプロモーター機能を有するDNA断片の取得法に
ついて述べる。プロモーター機能の強さの指標となる前
記tacプロモーターを前記プロモーター検出用ベクタ
ーのレポーター遺伝子(d領域)と転写終結因子(e領
域)の間に前記方法で挿入し、このプラスミドでコリネ
型細菌を前記電気パルス法により形質転換し前記方法に
よりレポーター遺伝子の発現強度を調べる。ここでta
cプロモーターは、プラスミドpDR540(ファルマ
シア社製)を制限酵素HindIIIとBamHIで切り
出すことによって得られる96bpのDNA断片または
DNA合成機で人工的に合成されたDNA断片を用いる
ことができる。
【0023】上記で得られたtacプロモーターが導入
されたプラスミド検出用ベクターで形質転換されたコリ
ネ型細菌のレポーター遺伝子発現強度より強いレポータ
ー遺伝子の発現強度を有する前記コリネ型細菌染色体か
ら得られたDNA断片が導入されたプラスミド検出用ベ
クターで形質転換されたコリネ型細菌を選ぶことによ
り、tacプロモーターよりも強いプロモーター機能を
有するプロモーターを保有する形質転換株を取得するこ
とができる。得られた形質転換株が、プラスミド検出用
ベクターに挿入されたプロモーターに依存してレポータ
ー遺伝子の発現が強化されたのかどうかを判定するため
に、即ち、該プロモーター以外の機能として宿主染色体
上に変異が起きレポーター遺伝子の発現が強化された場
合と区別するために、得られた形質転換株よりプラスミ
ドDNAを抽出し、新たにコリネ型細菌に再度形質転換
し同様にレポーター遺伝子の発現強度を測定し、レポー
ター遺伝子の発現の強化が、導入されたコリネ型細菌染
色体から得られるDNA断片に依存する形質転換株を取
得する。
【0024】かくして得られる形質転換株の具体例とし
ては、前記プラスミド検出用ベクターpPROBE17
の制限酵素EcoRV部位に、ブレビバクテリウム・フ
ラバム(Brevibacterium flavum)MJ−233(FERM
BP-1497)染色体DNAを制限酵素AluIおよびHa
IIIで切断して得られるDNA断片が挿入されたプラ
スミドで形質転換されたブレビバクテリウム・フラバム
MJ−233であって500 μg/ml 以上のカナマイシ
ン耐性濃度を有する(カナマイシン500μg/ml を含
有する培地で生育する)形質転換株12株が挙げられ
る。これら形質転換株および保有するプラスミドを次の
とおり命名した。
【0025】
【表1】 番号 菌 株 プラスミド (1)ブレビバクテリウム・フラバム MJ233Km5001 pPROBE17Km5001 (2)ブレビバクテリウム・フラバム MJ233Km5002 pPROBE17Km5002 (3)ブレビバクテリウム・フラバム MJ233Km5003 pPROBE17Km5003 (4)ブレビバクテリウム・フラバム MJ233Km5004 pPROBE17Km5004 (5)ブレビバクテリウム・フラバム MJ233Km5005 pPROBE17Km5005 (6)ブレビバクテリウム・フラバム MJ233Km5006 pPROBE17Km5006 (7)ブレビバクテリウム・フラバム MJ233Km5007 pPROBE17Km5007 (8)ブレビバクテリウム・フラバム MJ233Km5008 pPROBE17Km5008 (9)ブレビバクテリウム・フラバム MJ233Km5009 pPROBE17Km5009 (10)ブレビバクテリウム・フラバム MJ233Km5010 pPROBE17Km5010 (11)ブレビバクテリウム・フラバム MJ233Km5011 pPROBE17Km5011 (12)ブレビバクテリウム・フラバム MJ233Km5012 pPROBE17Km5012
【0026】これら形質転換株のカナマイシン耐性濃度
は下記第1表に示すとおりである。なお、プラスミド検
出用ベクターpPROBE17のEcoRV部位にta
cプロモーターが挿入されたプラスミドで形質転換され
たブレビバクテリウム・フラバムMJ233のカナマイ
シン耐性濃度は500 μg/ml 未満であり、カナマイシ
ン500 μg/ml を含有する培地で形質転換株は生育し
なかった。
【0027】
【表2】 第1表 培地中の カナマイシン濃度 500 750 1000 1500 (μg/ml) 生育可能 形質転換株数 5 4 1 2
【0028】このようにして得られる形質転換株からの
本願発明のtacプロモーターよりも強いプロモーター
機能を有するDNA断片のサイズ(大きさ)および塩基
配列の決定は次のとおり行うことができる。まずプラス
ミド検出用ベクターの前記コリネ型細菌染色体から得ら
れるDNA断片が挿入された制限酵素部位(d領域とe
領域の間の制限酵素部位)の上流および下流の配列に相
当する塩基配列を化学合成し、プライマーDNAとす
る。この場合、プラスミド検出用ベクターがpPROB
E17である時は、pPROBE17の制限酵素Eco
RV部位の上流および下流、即ち5’側および3’側の
配列に相当する以下に示す塩基配列: GATCAGATCCCAGAATTGAT (5’側プライマーDNA)(配列番号:22) TGAGCGGGCTTTTTTTTGAT (3’側プライマーDNA)(配列番号:23) を化学合成しプライマーDNAとする。
【0029】次に、前記で得られた形質転換株からプラ
スミドDNAを抽出し、上記プライマーDNAを鋳型と
し、DNAサーマルサイクラー480型(パーキンエル
マー・シータス社製)を用い、PCR法[Nature, 324,
163(1986)参照]により挿入されたDNA断片部分の
みを増幅することができる。この増幅されたDNA断片
のサイズはアガロースゲル電気泳動により、分子量既知
のDNA断片(例えばpHYマーカー;宝酒造社製等)
の同一アガロースゲル上での泳動距離で描かれる標準線
に基づき算出することができる。次に上記で得られた挿
入DNA断片の塩基配列は、上記PCRに用いたプライ
マーを再度用いまた上記PCR産物を鋳型にし、ジデオ
キシヌクレオチド酵素法[Dideoxy Chaintermination m
ethod;Proceedings of the National Academy Science
s of the United States of America, 74, 5463(197
7)参照〕により決定することができる。
【0030】かくして決定された前記で得られた形質転
換株12株のプロモーター検出用ベクターpPROBE
17に挿入されたDNA断片のサイズ(大きさ)および
塩基配列は次のとおりである。
【0031】
【表3】 挿入DNA断片 挿入DNA断片 番号 プラスミド のサイズ の塩基配列 (1)pPROBE17Km5001 約 130bp 配列番号:1 (2)pPROBE17Km5002 約 410bp 配列番号:2 (3)pPROBE17Km5003 約 420bp 配列番号:3 (4)pPROBE17Km5004 約 240bp 配列番号:4 (5)pPROBE17Km5005 約 600bp 配列番号:5 (6)pPROBE17Km5006 約 590bp 配列番号:6 (7)pPROBE17Km5007 約 430bp 配列番号:7 (8)pPROBE17Km5008 約 860bp 配列番号:8 (9)pPROBE17Km5009 約1190bp 配列番号:9 (10)pPROBE17Km5010 約 710bp 配列番号:10 (11)pPROBE17Km5011 約1000bp 配列番号:11 (12)pPROBE17Km5012 約 740bp 配列番号:12
【0032】上記の塩基配列を含有して成る本発明のt
acプロモーターよりも強いプロモーター機能を有する
DNA断片は、天然のコリネ型細菌染色体DNAから分
離されたもののみならず、通常用いられるDNA合成装
置、例えばアプライド・バイオシステムズ社製、380
A型DNA合成機を用いて合成されたものであってもよ
い。また前記の如くブレビバクテリウム・フラバムMJ
−233(FERM BP-1497)の染色体DNAから取得され
る本発明のDNA断片は、tacプロモーターよりも強
いプロモーター機能を実質的に損なう事がない限り、塩
基配列の一部の塩基が他の塩基と置換されていてもよく
または削除されていてもよく、あるいは新たに塩基が挿
入されていてもよく、これらの誘導体のいずれもが、本
発明のtacプロモーターよりも強いプロモーター機能
を有するDNA断片に包含されるものである。次に、本
発明のコリネ型細菌染色体から得られるコリネ型細菌内
でプロモーター機能を有するDNA断片であって、宿主
コリネ型細菌が利用可能な培地中の物質を宿主コリネ型
細菌が利用可能な他の物質に変更することにより、該D
NA断片の有するプロモーター機能が制御可能なDNA
断片について説明する。
【0033】ここで、「コリネ型細菌が利用可能な培地
中の物質」とは、コリネ型細菌の生育に必要な炭素源、
窒素源、その他の栄養素となり得る物質を意味するもの
であり、例えば、グルコース、フルクトース、エタノー
ル、メタノール、カゼイン加水分解物、酵母抽出物、ア
ミノ酸、尿素、廃糖密、硫酸アンモニウム等を挙げるこ
とができる。これらの中で特にグルコース、フルクトー
ス、エタノール、カゼイン加水分解物、酵母抽出物を好
適に用いることができる。これらの物質は、最少培地
に、単独にあるいは数種類に組合せて添加して用いるこ
とができる。培地中のこれらの物質の濃度は、コリネ型
細菌が利用可能な濃度であれば特に制限はないが、通
常、グルコースの場合は5%〜0.01%、エタノール
の場合は5%〜0.01%、フルクトースの場合は5%
〜0.01%、カゼイン加水分解物の場合は1%〜0.0
1%、酵母抽出物の場合は1%〜0.01%の範囲内が
適当である。
【0034】また、最少培地とはコリネ型細菌の生育に
必須な化学構造が既知の培地成分よりなる培地のことを
意味し、具体的にはグルコースやエタノール等の化学構
造が既知の炭素源;アンモニア、硫酸アンモニウム、塩
化アンモニウム、硝酸アンモニウム、尿素等の窒素源;
リン酸一水素カリウム、リン酸二水素カリウム、硫酸マ
グネシウム等の無機塩;ビオチン、ビタミン等のその他
栄養素等のコリネ型細菌の生育に必須な成分のみからな
る培地を意味するものである。本願発明のプロモーター
機能が制御可能なDNA断片は次のとおり取得すること
ができる。
【0035】まず、前記のコリネ型細菌染色体から得ら
れるDNA断片が挿入されたプラスミド検出用ベクター
が導入されたコリネ型細菌を、最少培地で培養し、マー
カー遺伝子の発現を前記方法により確認し、プラスミド
検出用ベクターが導入された形質転換株を得る。次に、
最少培地に前記コリネ型細菌が利用可能な物質を加えた
培地で上記で得られた各形質転換株を培養し、レポータ
ー遺伝子の発現の有無および発現強度を調べる。さらに
最少培地に加えるコリネ型細菌が利用可能な物質を変更
して各形質転換株のレポーター遺伝子の発現の有無およ
び発現強度を調べる。かくして、宿主コリネ型細菌が利
用可能な培地中の物質を、宿主コリネ型細菌が利用可能
な他の物質に変更することにより、レポーター遺伝子の
発現が制御可能な形質転換株を得ることができる。
【0036】次に、得られた形質転換株が、プラスミド
検出用ベクターに挿入されたDNA断片に依存し上記レ
ポーター遺伝子の発現の制御が可能となったのかどうか
を判定するために、即ち該プロモーター以外の機能とし
て宿主染色体上に変異が起きたためにレポーター遺伝子
の発現の制御が可能となる場合と区別するために、得ら
れた形質転換株よりプラスミドDNAを抽出し、新たに
コリネ型細菌に再度形質転換し、上述と同様に最少培地
に加えるコリネ型細菌が利用可能な物質を変更してレポ
ーター遺伝子の発現の有無および発現強度を調べる。
【0037】ここで、宿主コリネ型細菌が利用可能な培
地中の少くとも1つの物質を、宿主コリネ型細菌が利用
可能な少くとも1つの他の物質に変更する方法について
は特に制限されるものではなく、例えば次のような方法
も含まれる。 (1)利用可能な物質を含有する培地で細胞を培養し、
通常用いられる遠心分離または濾過分離により集菌し、
得られた菌体を、利用可能な他の物質を含有する培地に
植え代えるか、もしくは(2)培地中の利用可能な物質
を完全に消費した後に、利用可能な他の物質を培地に添
加する。
【0038】このようにして、宿主コリネ型細菌が利用
可能な培地中の物質を他の物質に変更することによりプ
ロモーター機能が制御可能なDNA断片が挿入されたプ
ロモーター検出用ベクターが導入された形質転換株を得
ることができる。この形質転換株の具体例としては、前
記プラスミド検出用ベクターpPROBE17の制限酵
EcoRV部位に、ブレビバクテリウム・フラバムM
J−233(FERM BP-1497)染色体DNAを制限酵素
luIおよびHaeIIIで切断して得られるDNA断片
が挿入されたプラスミドで形質転換されたブレビバクテ
リウム・フラバムMJ−233であって、次の性質を有
する菌株を挙げることができる。それらの形質転換株お
よび保有するプラスミドをそれぞれ次のとおり命名し
た。
【0039】(i)培地中のグルコースによりレポータ
ー遺伝子の発現が抑制され(カナマイシン感受性を示
し)、培地中のグルコースをエタノールに変更すること
によりレポーター遺伝子が発現する(カナマイシン耐性
濃度100 μg/ml 以上を示す)形質転換株: 番号 菌 株 プラスミド (13)ブレビバクテリウム・フラバム MJ233KE101 pPROBE17KE101 (14)ブレビバクテリウム・フラバム MJ233KE102 pPROBE17KE102
【0040】(ii)培地中のエタノールによりレポータ
ー遺伝子の発現が抑制され(カナマイシン感受性を示
し)、培地中のエタノールをグルコースに変更すること
によりレポーター遺伝子が発現する(カナマイシン耐性
濃度100 μg/ml 以上を示す)形質転換株: 番号 プラスミド (15)ブレビバクテリウム・フラバム MJ233KG101 pPROBE17KG101
【0041】(iii)培地中のグルコースによりレポー
ター遺伝子の発現が抑制され(カナマイシン感受性を示
し)、培地中のグルコースをフルクトースに変えること
によりレポーター遺伝子が発現する(カナマイシン耐性
濃度100 μg/ml 以上を示す)形質転換株: 番号 菌 株 プラスミド (16)ブレビバクテリウム・フラバム MJ233KF101 pPROBE17KF101
【0042】(iv)培地中のカゼイン加水分解物、酵母
エキスおよびグルコースの混合物によりレポーター遺伝
子の発現が抑制され(カナマイシン感受性を示し)、培
地中のカゼイン加水分解物、酵母エキスおよびグルコー
スをグルコースに変更することによりレポーター遺伝子
が発現する(カナマイシン耐性濃度100 μg/ml 以上
を示す)形質転換株: 番号 菌 株 プラスミド (17)ブレビバクテリウム・フラバム MJ233KG102 pPROBE17KG102
【0043】(v)培地中のグルコースによりレポータ
ー遺伝子の発現が抑制され(カナマイシン感受性を示
し)、培地中のグルコースをカゼイン加水分解物、酵母
エキスおよびグルコースの混合物に変更することにより
レポーター遺伝子が発現する(カナマイシン耐性濃度1
00 μg/ml 以上を示す)形質転換株: 番号 菌 株 プラスミド (18)ブレビバクテリウム・フラバム MJ233KGYC101 pPROBE17KGYC101 (19)ブレビバクテリウム・フラバム MJ233KGYC102 pPROBE17KGYC102 (20)ブレビバクテリウム・フラバム MJ233KGYC103 pPROBE17KGYC103
【0044】このようにして得られる本発明のプロモー
ター機能が制御可能なDNA断片のサイズ(大きさ)お
よび塩基配列は前記したと同様の方法で決定することが
できる。前記方法で決定された上記形質転換株のプロモ
ーター検出用ベクターpPROBE17に挿入されたD
NA断片のサイズ(大きさ)および塩基配列は次のとお
りである。なお、挿入DNA断片を各種の制限酵素で切
断して得られる切断断片のサイズ(大きさ)はアガロー
スゲル電気泳動で求めた値である。
【0045】
【表4】 挿入DNA断片 挿入DNA断片 番号 プラスミド のサイズ の塩基配列 (13)pPROBE17KE101 約2300bp 配列番号:13 (14)pPROBE17KE102 約 550bp 配列番号:14 (15)pPROBE17KG101 約 550bp 配列番号:15 (16)pPROBE17KF101 約2500bp 配列番号:16 (17)pPROBE17KG102 約 570bp 配列番号:17 (18)pPROBE17KGYC101 約1110bp 配列番号:18 (19)pPROBE17KGYC102 約2200bp 配列番号:19 (20)pPROBE17KGYC103 約2300bp 配列番号:20
【0046】上記の塩基配列およびDNA断片を含有し
て成る本発明の制御可能なプロモーター機能を有するD
NA断片は、天然のコリネ型細菌染色体DNAから分離
されたもののみならず、通常用いられるDNA合成装
置、例えばアプライド・バイオシステムズ社製380A
型DNA合成機を用いて合成されたものであってもよ
い。また前記の如くブレビバクテリウム・フラバムMJ
−233(FERM BP-1497)の染色体DNAから取得され
る本発明のDNA断片は、プロモーター機能および該プ
ロモーターの制御機能を実質的に損なう事がない限り、
塩基配列の一部の塩基が他の塩基と置換されていてもよ
くまたは削除されていてもよく、あるいは新たに塩基が
挿入されていてもよく、これらの誘導体のいずれもが、
本発明の制御可能なプロモーター機能を有するDNA断
片に包含されるものである。
【0047】上記で詳述したコリネ型細菌由来の本発明
のプロモーター機能を有するDNA断片の下流に発現さ
せるべき目的の遺伝子を連結し、それをコリネ型細菌内
で複製増殖可能なプラスミドベクターに挿入後、このプ
ラスミドをコリネ型細菌へ導入し、該コリネ型細菌を用
いて目的とする遺伝子を高効率に発現させることが可能
となる。本発明のプロモーター機能を有するDNA断片
に直接接続されるところの発現させるべき遺伝子は、微
生物起源のもの、植物起源のもの、動物起源のもの、人
工的に合成されたもの等いずれでもよい。また発現され
るべき遺伝子の発現産物は、アミノ酸、有機酸、ビタミ
ン、脂質等の生体内物質の生合成あるいは代謝に関わる
酵素、タンパク質、油脂、抗生物質等の生理活性物質の
生合成あるいは代謝に関わる酵素である。
【0048】また、本発明のプロモーター機能を有する
DNA断片を組み込むことができるプラスミドベクター
としては、コリネ型細菌内で機能するプラスミド複製増
殖DNA領域を有するものであれば特に制限はない。コ
リネ型細菌内で機能するプラスミド複製増殖DNA領域
を有するプラスミドベクターとしては、例えば、 (1)pAM330[Agricultural and Biological Ch
emistry, 48, 2901(1986)] (2)pCG4[Journal of Bacteriology, 159, 306
(1984)] (3)pSR1[Journal of Bacteriology, 162, 591
(1985)] (4)pBY503[Journal of Industrial Microbio
logy, 5, 159(1990)] (5)pBL1[Journal of Bacteriology, 162, 463
(1985)] (6)pHM1519[Gene, 39, 281(1985)] (7)pCG1[Molecular and General Genetics, 19
6, 175(1984)] (8)pCG100[Journal of General Microbiolog
y, 137, 2093(1991)] 等を挙げることができる。もちろん、これらのプラスミ
ドベクターから得られたコリネ型細菌内で機能するプラ
スミド複製増殖DNA領域が組み込まれたプラスミドベ
クターもまた好適に用いることができる。
【0049】
【実施例】以上に本発明を説明してきたが、下記の実施
例によりさらに具体的に説明する。 実施例1 プロモーター検出用ベクターpPROBE1
7の構築 作成は図2および図3に示すスキームにより行った。先
ず、大腸菌プラスミドpBR322 DNA 10μg
を、制限酵素PvuIIとBstYIの両酵素で37℃、
1時間保温することにより切断し、アガロースゲル電気
泳動にかけ分離後、大腸菌内で複製増殖能を担うDNA
領域(ORI)1.1kb断片をゲルから切り出し溶出
精製し、DNA 1.5μgを得た。
【0050】次に得られたDNA断片は、pBR322
の複製制御因子であるRNAIのプロモーター部分が欠
けているため、以下に示す合成DNA(配列中に制限酵
BamHI部位を含む) 5’GATCTCAAGA AGATCCTTTG ATCTTTTCTA CGGATCCCAG 3’(配列番号:24) 3’ AGTTCT TCTAGGAAAC TAGAAAAGAT GCCTAGGGTC 5’ を、との一本鎖DNAを、それぞれ化学合成(アプ
ライド・バイオシステムズ社製380A型DNA合成機
を使用)し、両一本鎖DNAを混合後、50℃にて5時
間保温することによりアニーリングし、上記に示す二本
鎖DNAを5μg得た。得られた合成DNA 5μgと
前述の1.1kbDNA断片 1.5μgとを混合し、A
TPおよびジチオスレイトール存在下、T4ファージ由
来のDNAリガーゼによって16℃で24時間保温し、
両DNA鎖を連結せしめた(a領域)。
【0051】次に連結物を制限酵素BamHIで37
℃、1時間保温することにより切断し、トランスポゾン
Tn9のクロラムフェニコール耐性遺伝子を持つプラス
ミドpJCM1 1μgを制限酵素BamHIで37
℃、1時間保温することにより切断した(c領域)。6
5℃で10分間加熱した後、両反応液を混合し、ATP
およびジチオスレイトール存在下、T4ファージ由来の
DNAリガーゼによって16℃で24時間保温し、両D
NA鎖を連結せしめた。得られた連結物を用い、塩化カ
ルシウム法[Journal of Molecular Biology, 53, 159
(1970)参照]によりエシェリヒア・コリHB101株
(宝酒造製)を形質転換し、クロラムフェニコール 5
0mgを含む選択培地[トリプトン 10g、酵母エキ
ス 5g、塩化ナトリウム 5gおよび寒天 16gを蒸
留水 1リットルに溶解]に塗沫した。上記培地上の生
育株から常法により[Nucleic Acids Research, 9, 298
9(1981)参照]、プラスミドDNAを抽出し、該プラ
スミドDNAを制限酵素により切断し、アガロースゲル
電気泳動を用いて調べたところ、図2に示すpBRCM
102と命名したプラスミドが得られた。
【0052】次に、得られたプラスミドpBRCM10
2のDNA 5μgを制限酵素PvuIIを用い37℃、
5分間保温により部分切断を行い、複製増殖能を担うD
NA領域(ORI)の3’側のPvuII部位に、以下に
示す配列(配列番号:21) 5'AATTCTCGCGATAATTAATTAATAGCCCGCCTAATGAGCGGGCTTTTTTTTGATATCAATT3' 3'TTAAGAGCGCTATTAATTAATTATCGGGCGGATTACTCGCCCGAAAAAAAACTATAGTTAA5' からなる大腸菌トリプトファンオペロンの転写終結因子
trpAターミネーター(e領域、以下これを「ter
m」と称す)を、との一本鎖DNAを、それぞれ化
学合成(アプライド・バイオシステムズ社製380A型
DNA合成機を使用)し、両一本鎖DNAを混合後、5
0℃にて5時間保温することによりアニーリングし、上
記に示す二本鎖DNAを5μg得た。
【0053】上記部分切断物5μgと合成DNA 5μ
gを混合し、ATPおよびジチオスレイトール存在下、
T4ファージ由来のDNAリガーゼによって16℃で2
4時間保温し、両DNA鎖を連結せしめた。得られた連
結物を用い、塩化カルシウム法[Journal of Molecular
Biology, 53, 159(1970)参照]によりエシェリヒア
・コリHB101株を形質転換し、クロラムフェニコー
ル 50mgを含む選択培地[トリプトン 10g、酵母
エキス 5g、塩化ナトリウム 5gおよび寒天 16g
を蒸留水 1リットルに溶解]に塗沫した。上記培地上
の生育株から常法により[Nucleic Acids Research, 9,
2989(1981)参照]、プラスミドDNAを抽出し、該プ
ラスミドDNAを制限酵素により切断し、アガロースゲ
ル電気泳動を用いて調べたところ、図2に示すpCMT
44と命名したプラスミドが得られた。
【0054】次に、図3に示す、プラスミドpKPG1
3 DNA 10μgを制限酵素BglIIとBamHIで
37℃、1時間保温により、カナマイシン耐性遺伝子自
身のプロモーターを含まないように切断し、アガロース
ゲル電気泳動し、1.5kb断片のカナマイシン耐性遺
伝子の構造遺伝子部分のみをゲルから切り出し、溶出精
製し、DNA 1μgを得た(d領域:レポーター遺伝
子)。得られたDNA断片を、プラスミドpCMT44
DNA 1μgを制限酵素BamHIで37℃、5分間
保温し部分切断を行ったものと混合し、ATPおよびジ
チオスレイトール存在下、T4ファージ由来のDNAリ
ガーゼによって16℃で24時間保温し、両DNA鎖を
連結せしめた。得られた連結物を用い、塩化カルシウム
法[Journal of Molecular Biology, 53, 159(1970)
参照]によりエシェリヒア・コリHB101株を形質転
換し、クロラムフェニコール 50mgを含む選択培地
[トリプトン 10g、酵母エキス 5g、塩化ナトリウ
ム 5gおよび寒天 16gを蒸留水 1リットルに溶
解]に塗沫した。上記培地上の生育株から常法により
[Nucleic Acids Research, 9, 2989(1981)参照]、
プラスミドDNAを抽出し、該プラスミドDNAを制限
酵素により切断し、アガロースゲル電気泳動を用いて調
べたところ、図3に示すpCKT11と命名したプラス
ミドが得られた。
【0055】次に、コリネ型細菌内で複製増殖能を持つ
プラスミドpCRY3を保有するブレビバクテリウム・
フラバムMJ233 GE102(FERM BP-2513)から
常法により[Nucleic Acids Research, 9, 2989(198
1)参照]、プラスミドDNAを抽出し、該プラスミド
DNA 10μgを制限酵素XhoIを用い、37℃、
1時間保温により切断し、アガロースゲル電気泳動を行
い、4.0kbのコリネ型細菌内で複製増殖能をもつD
NA断片をゲルから切り出し、溶出精製し、2.5μg
を得た(b領域)。得られたDNA断片2.5μgと、
プラスミドpCKT11 DNA 1μgを制限酵素Xh
Iで37℃、1時間保温により切断したものを混合
し、65℃で10分間加熱した後、ATPおよびジチオ
スレイトール存在下、T4ファージ由来のDNAリガー
ゼによって16℃で24時間保温し、両DNA鎖を連結
せしめた。
【0056】得られた連結物を用い、塩化カルシウム法
[Journal of Molecular Biology,53, 159(1970)参
照]によりエシェリヒア・コリHB101株(宝酒造
製)を形質転換し、クロラムフェニコール 50mgを
含む選択培地[トリプトン 10g、酵母エキス 5g、
塩化ナトリウム 5gおよび寒天 16gを蒸留水 1リ
ットルに溶解]に塗沫した。上記培地上の生育株から常
法により[Nucleic AcidsResearch, 9, 2989(1981)参
照]、プラスミドDNAを抽出し、該プラスミドDNA
を制限酵素により切断し、アガロースゲル電気泳動を用
いて調べたところ、図3に示すpPROBE17と命名
したプラスミドが得られた。
【0057】以上のようにして構築したプラスミドpP
ROBE17は、 a)大腸菌内で機能するプラスミド複製増殖領域、 b)コリネ型細菌内で機能するプラスミド複製増殖領
域、 c)クロラムフェニコール耐性遺伝子マーカー、 d)カナマイシン耐性遺伝子(但し、プロモーター領域
が欠如)、 e)カナマイシン耐性遺伝子の上流に存在する転写終結
因子trpAターミネーター、から構成される。
【0058】実施例2 プラスミドpPROBE17の
コリネ型細菌への形質転換 ブレビバクテリウム・フラバムMJ−233(FERM BP-
1497)株を100mlのA培地[尿素2g、(NH4)2
4 7g、K2HPO4 0.5g、KH2PO40.5g、
MgSO4 0.5g、FeSO4・7H2O 6mg、Mn
SO4・4〜6H2O 6mg、酵母エキス 2.5g、カ
ザミノ酸 5g、ビオチン 200μg、塩酸チアミン
200μg、グルコース 20gおよび蒸留水 1リット
ル]を用い33℃で対数増殖中期まで培養し、ペニシリ
ンGを1ユニット/mlになるように添加して、さらに
2時間培養後、遠心分離により集菌し、菌体を20ml
の滅菌水およびパルス用緩衝液[272mM シューク
ロース、7mM KH2PO4、1mM MgCl2:pH
7.4]でそれぞれ洗浄した。
【0059】さらに菌体を遠心分離により集菌し、2m
lの上記パルス用緩衝液に懸濁し、120μlの菌体懸
濁液と前記実施例1で得られたプラスミドpPROBE
17DNA 5μlとを混合し、氷中に10分間静置し
た。ジーンパルサ(バイオラッド社製)を用いて、19
50ボルト、25μFDに設定しパルスを印加後、氷中
に10分間放置した。全量を3mlの前記A培地にて懸
濁し、懸濁液を33℃にて1時間培養後、クロラムフェ
ニコールを3 μg/ml(最終濃度)含む前記A寒天培地
[寒天はA培地1リットル当たり16gを添加]に塗沫
し33℃で2日培養した。出現したクロラムフェニコー
ル耐性株から常法により[Nucleic Acids Research, 9,
2989(1981)参照]、プラスミドDNAを抽出し、該
プラスミドDNAを制限酵素により切断し、アガロース
ゲル電気泳動を用いて調べたところ、前記実施例1で構
築した図3に示すプラスミドpPROBE17であるこ
とを確認した。
【0060】次に、プラスミドpPROBE17は、カ
ナマイシン耐性遺伝子のプロモーター領域が欠如してい
るため、同プラスミドのみをコリネ型細菌内に導入した
場合カナマイシン感受性を示すことを確認するために、
カナマイシンを30 μg/ml(最終濃度)含有する前記
A寒天培地に塗沫し33℃で4日培養したところ同培地
上では全く生育しなかった。このことより、プラスミド
pPROBE17のカナマイシン耐性遺伝子の上流に挿
入した転写終結因子trpAターミネーターの有効性、
即ち、コリネ型細菌内でのプラスミド上のリードスルー
によるカナマイシン耐性遺伝子の発現が全く無いことを
確認した。
【0061】実施例3 大腸菌由来tacプロモーター
のコリネ型細菌内での強度測定 tacプロモーターの調製は、プラスミドpDR540
(ファルマシア社製)から得る事とし、同プラスミドD
NA 25μgを制限酵素HindIIIとBamHIで3
7℃、一時間保温し、アガロースゲル電気泳動し、96
bpのtacプロモーターを含むDNA断片をゲルから
切り出し、溶出精製し、0.5μgを得た。得られたD
NA断片0.5μgをS1ヌクレアーゼで37℃、1時
間保温することにより平滑末端化し、また前記実施例2
で調製したプラスミドpPROBE17 DNA 5μg
を制限酵素EcoRVで37℃、1時間保温することに
より切断平滑末端化したものと混合し、65℃で10分
間加熱した後、ATPおよびジチオスレイトール存在
下、T4ファージ由来のDNAリガーゼによって16℃
で24時間保温し、両DNA鎖を連結せしめた。
【0062】得られた連結物を用い、前記実施例2に記
載の方法によりブレビバクテリウム・フラバムMJ−2
33(FERM BP-1497)株に形質転換した。形質転換株の
選択は、カナマイシンを30 μg/ml(最終濃度)を含
有する前記A寒天培地に塗沫し33℃で2日培養した。
出現したカナマイシン耐性株から常法により[Nucleic
Acids Research, 9, 2989(1981)参照]、プラスミドD
NAを抽出し、該プラスミドDNAを制限酵素により切
断し、アガロースゲル電気泳動を用いて調べたところ、
前記実施例1で構築した図3に示すプラスミドpPRO
BE17の制限酵素EcoRV部位に270bpのta
cプロモーターを含むDNA断片が挿入されていること
を確認した。
【0063】次に得られたカナマイシン耐性株を用い、
カナマイシン濃度(培地に添加するカナマイシンの濃
度)を調べる事により、導入したtacプロモーターの
コリネ型細菌内での強度について調べた。その結果、カ
ナマイシンを500 μg/ml(最終濃度)含有する前記
A寒天培地に塗沫し33℃で4日間培養したところ、上
記カナマイシン耐性形質転換株は生育しない(カナマイ
シン100 μg/ml を含有する培地で生育する)ことを
確認した。
【0064】実施例4 コリネ型細菌染色体DNAの調
ブレビバクテリウム・フラバムMJ−233(FERM BP-
1497)株を100mlの前記A培地に植え、33℃にて
対数増殖後期まで培養し、遠心分離により集菌した。得
られた菌体を10 mg/ml の濃度にリゾチームを含むリ
ゾチーム反応液[10mM NaCl、20mMトリス
緩衝液(pH8.0)、1mM EDTA−2Na]15
mlに懸濁した。次に、プロテナーゼKを最終濃度が1
00μg/ml になるように添加し、37℃で1時間保温
した。さらにドデシル硫酸ナトリウムを最終濃度が0.
5%になるように添加し、50℃で1時間保温して溶菌
させた。この溶菌液に、等量のフェノール・クロロフォ
ルム溶液を添加し、室温で10分間ゆるやかに振とうし
た後、全量を遠心分離し、上清画分を分取した。上清画
分に酢酸ナトリウムを0.3Mとなるように添加した
後、2倍量のエタノールを加え、遠心分離し、70%エ
タノールで洗浄した後、乾燥させた。乾燥させたDNA
を、10mM トリス緩衝液(pH7.5)および1mM
EDTA−2Naの混合液5mlに溶解させ染色体D
NAを得た。
【0065】実施例5 コリネ型細菌染色体からの大腸
菌由来tacプロモーターより強いプロモーター機能を
有するDNA断片の単離 上記実施例4で得られた染色体DNA 20μgを、4
塩基認識の制限酵素AluIおよびHaeIIIを用い、
37℃で10時間保温することにより完全切断を行い、
また前記実施例2で調製したプラスミドpPROBE1
7 DNA 10μgを制限酵素EcoRVを用い、37
℃で1時間保温することにより切断を行った。両切断物
を混合し、65℃で10分間加熱した後、ATPおよび
ジチオスレイトール存在下、T4ファージ由来のDNA
リガーゼによって16℃で24時間保温し、両DNA鎖
を連結せしめた。得られた連結物を用い、前記実施例2
に記載の方法によりブレビバクテリウム・フラバムMJ
−233(FERM BP-1497)株に形質転換した。形質転換
株の選択は、カナマイシンを500、750、100
0、1500 μg/ml(最終濃度)をそれぞれ含有する
前記A寒天培地に塗沫し33℃で3日培養した。その結
果、前記第1表に示したとおり、500μg/ml 以上の
カナマイシンを含有する培地で生育する形質転換株が1
2株得られた。それらの形質転換株および保持するプラ
スミドを次のとおり命名した。
【0066】
【表5】 番号 プラスミド (1)ブレビバクテリウム・フラバム MJ233Km5001 pPROBE17Km5001 (2)ブレビバクテリウム・フラバム MJ233Km5002 pPROBE17Km5002 (3)ブレビバクテリウム・フラバム MJ233Km5003 pPROBE17Km5003 (4)ブレビバクテリウム・フラバム MJ233Km5004 pPROBE17Km5004 (5)ブレビバクテリウム・フラバム MJ233Km5005 pPROBE17Km5005 (6)ブレビバクテリウム・フラバム MJ233Km5006 pPROBE17Km5006 (7)ブレビバクテリウム・フラバム MJ233Km5007 pPROBE17Km5007 (8)ブレビバクテリウム・フラバム MJ233Km5008 pPROBE17Km5008 (9)ブレビバクテリウム・フラバム MJ233Km5009 pPROBE17Km5009 (10)ブレビバクテリウム・フラバム MJ233Km5010 pPROBE17Km5010 (11)ブレビバクテリウム・フラバム MJ233Km5011 pPROBE17Km5011 (12)ブレビバクテリウム・フラバム MJ233Km5012 pPROBE17Km5012
【0067】上記12株のカナマイシン耐性株から、そ
れぞれ常法により[Nucleic AcidsResearch, 9, 2989
(1981)参照]、プラスミドDNAを抽出した。得られ
たプラスミドDNAを用い、再度ブレビバクテリウム・
フラバムMJ−233(FERM BP-1497)株に形質転換
し、カナマイシンを500 μg/ml(最終濃度)を含有
する前記A寒天培地に塗沫し33℃で3日培養したとこ
ろ、前記12株から抽出したプラスミドDNAを用いた
場合、いずれも生育することが判明し、全てプラスミド
pPROBE17に挿入されたコリネ型細菌染色体由来
のDNA断片に依存すること、即ち挿入されたDNA断
片はtacプロモーターより強いプロモーター機能を有
するDNA断片であることを確認した。
【0068】次に、tacプロモーターよりも強いプロ
モーター機能を有するDNA断片を特定するために、プ
ラスミドpPROBE17に挿入されたDNA断片のサ
イズを決定した。まずプラスミドpPROBE17の制
限酵素EcoRV部位の上流および下流、即ち5’側お
よび3’側の配列に相当する以下に示す塩基配列のプラ
イマーDNAをそれぞれ化学合成した。 5’側プライマーDNA GATCAGATCCCAGAATTGAT (配列番号:22) 3’側プライマーDNA TGAGCGGGCTTTTTTTTGAT (配列番号:23)
【0069】次に、上記で得られた12株の形質転換株
からプラスミドDNAを鋳型DNAとし、DNAサーマ
ルサイクラー480型(宝酒造社製)を用い、PCR法
[Nature, 324, 163(1986)参照]により挿入されたD
NA断片部分のみを増幅させ、1%アガロースゲル電気
泳動によりサイズを決定した。DNA断片のサイズは、
pHYマーカー(宝酒造社製)の同一アガロースゲル上
での泳動距離で描かれる標準線に基づき算出した。ま
た、これらDNA断片の塩基配列を、上記PCRに用い
たプライマーを再度用い、上記で得られたPCR産物を
鋳型にし、ジデオキシヌクレオチド酵素法[Dideoxy Ch
ain termination method:Proc. Natl. Acad. Sci., US
A, 74, 5463(1977)参照]により決定した。その結果
は次のとおりであった。
【0070】
【表6】 挿入DNA断片 挿入DNA断片 番号 プラスミド のサイズ の塩基配列 (1)pPROBE17Km5001 約 130bp 配列番号:1 (2)pPROBE17Km5002 約 410bp 配列番号:2 (3)pPROBE17Km5003 約 420bp 配列番号:3 (4)pPROBE17Km5004 約 240bp 配列番号:4 (5)pPROBE17Km5005 約 600bp 配列番号:5 (6)pPROBE17Km5006 約 590bp 配列番号:6 (7)pPROBE17Km5007 約 430bp 配列番号:7 (8)pPROBE17Km5008 約 860bp 配列番号:8 (9)pPROBE17Km5009 約1190bp 配列番号:9 (10)pPROBE17Km5010 約 710bp 配列番号:10 (11)pPROBE17Km5011 約1000bp 配列番号:11 (12)pPROBE17Km5012 約 740bp 配列番号:12
【0071】実施例6 コリネ型細菌染色体からの制御
可能なプロモーター機能を有するDNA断片の検索 実施例4で得られた染色体DNA 20μgを、4塩基
認識の制限酵素AluIおよびHaeIII を用い、37
℃で10時間保温することにより完全切断を行い、また
前記実施例2で調製したプラスミドpPROBE17
DNA 10μgを制限酵素EcoRVを用い、37℃
で1時間保温することにより切断を行った。両切断物を
混合し、65℃で10分間加熱した後、ATPおよびジ
チオスレイトール存在下、T4ファージ由来のDNAリ
ガーゼによって16℃で24時間保温し、両DNA鎖を
連結せしめた。得られた連結物を用い、前記実施例2に
記載の方法によりブレビバクテリウム・フラバムMJ−
233(FERM BP-1497)株に形質転換した。
【0072】形質転換株の選択は、BT培地[尿素2
g、(NH42SO4 7g、K2HPO4 0.5g、KH2
PO4 0.5g、MgSO4 0.5g、FeSO4・7H2
O 6mg、MnSO4・4〜6H2O 6mg、ビオチン
200 μg、塩酸チアミン 200μg、寒天 16g
および蒸留水 1リットル]にクロラムフェニコールを
5mgおよびグルコースを20gを添加した培地(最少
培地)に塗沫し33℃で3日培養した。これによりクロ
ラムフェニコール耐性株100,000株を得た。次
に、それぞれ性質の異なる制御可能なプロモーター機能
を有するDNA断片の検索法について順次説明する。
【0073】実施例7 培地中のグルコースをエタノー
ルに変更することにより誘導される、制御可能なプロモ
ーター機能を有するDNA断片の検索 上記実施例6で得られた形質転換株を、前記BT培地に
グルコース(20 g/l)とカナマイシン(100 μg/m
l)を添加した培地(以下GK培地と呼ぶ)と、BT培
地にエタノール(20 ml/l)とカナマイシン(100
μg/ml)を添加した培地(以下EK培地と呼ぶ)の両培
地にそれぞれレプリカし、33℃で3日培養した。その
結果、GK培地には生育しないが、EK培地には生育す
る形質転換株を2株得た。それらの形質転換株を次のと
おり命名した。 番号 菌 株 プラスミド (13)ブレビバクテリウム・フラバム MJ233KE101 pPROBE17KE101 (14)ブレビバクテリウム・フラバム MJ233KE102 pPROBE17KE102
【0074】次に、得られた形質転換株が、プラスミド
pPROBE17に挿入されたプロモーターに依存しカ
ナマイシン含有培地に生育したものかどうかを判定する
ために、得られた2株よりプラスミドDNAを抽出し、
新たにコリネ型細菌に再度形質転換し、上述と同様にG
K培地およびEK培地での生育の有無を調べたところ、
2株いずれもEK培地でのみ生育することが判明し、こ
の性質は全てプラスミドpPROBE17に挿入された
プロモーター機能を有するDNA断片に依存することを
確認した。次に、上記で得られたプロモーターを特定す
るために、プラスミドpPROBE17に挿入されたD
NA断片のサイズおよび塩基配列を前記実施例5で述べ
た方法にて決定した。それらの結果は次のとおりであっ
た。
【0075】
【表7】 挿入DNA断片 挿入DNA断片 番号 プラスミド のサイズ の塩基配列 (13)pPROBE17KE101 約2300bp 配列番号:13 (14)pPROBE17KE102 約 550bp 配列番号:14
【0076】実施例8 培地中のエタノールをグルコー
スに変更することにより誘導される、制御可能なプロモ
ーター機能を有するDNA断片の検索 前記実施例6で得られた形質転換株を、前記実施例7と
同様にGK培地とEK培地の両培地にそれぞれレプリカ
し、33℃で3日培養した。その結果、GK培地には生
育するがEK培地には生育しない形質転換株を1株得ら
れ、その形質転換株をブレビバクテリウム・フラバムM
J233KG101、この形質転換株が保持するプラス
ミドをpPROBE17KG101と命名した。
【0077】次に、得られた形質転換株が、プラスミド
pPROBE17に挿入されたDNA断片に依存しカナ
マイシン含有培地に生育したものかどうかを判定するた
めに、得られた形質転換株よりプラスミドDNAを抽出
し、新たにコリネ型細菌に再度形質転換し、上述と同様
にGK培地およびEK培地での生育の有無を調べたとこ
ろ、この形質転換株KG101はGK培地でのみ生育す
ることが判明し、この性質はプラスミドpPROBE1
7に挿入されたプロモーター機能を有するDNA断片に
依存することを確認した。次に、上記で得られたプロモ
ーター機能を有するDNA断片を特定するために、KG
101株のプラスミドpPROBE17に挿入されたD
NA断片のサイズおよび塩基配列を前記実施例5で述べ
た方法にて決定したところ、DNA断片のサイズは約5
50bpであり、塩基配列は配列番号:15に示したと
おりであった。
【0078】実施例9 培地中のグルコースをフルクト
ースに変更することにより誘導される、制御可能なプロ
モーター機能を有するDNA断片の検索 前記実施例6で得られた形質転換株を、GK培地とBT
培地にフルクトース(20 g/l)とカナマイシン(10
0 μg/ml)を添加した培地(以下FK培地と呼ぶ)の
両培地にそれぞれレプリカし、33℃で3日培養した。
その結果、GK培地には生育しないがFK培地には生育
する形質転換株を1株得られ、その形質転換株をブレビ
バクテリウム・フラバムMJ233KF101、この形
質転換株が保持するプラスミドをpPROBE17KF
101と命名した。
【0079】次に、得られた形質転換株が、プラスミド
pPROBE17に挿入されたDNA断片に依存しカナ
マイシン含有培地に生育したものかどうかを判定するた
めに、得られた形質転換株よりプラスミドDNAを抽出
し、新たにコリネ型細菌に再度形質転換し、上述と同様
にGK培地およびFK培地での生育の有無を調べたとこ
ろ、この形質転換株KF101はFK培地でのみ生育す
ることが判明し、この性質はプラスミドpPROBE1
7に挿入されたプロモーター機能を有するDNA断片に
依存することを確認した。次に、上記で得られたプロモ
ーター機能を有するDNA断片を特定するために、KF
101株のプラスミドpPROBE17に挿入されたD
NA断片のサイズおよび塩基配列を前記実施例5で述べ
た方法にて決定したところ、DNA断片のサイズは約2
500bpであり、塩基配列は配列番号:16に示した
とおりであった。
【0080】実施例10 培地中のカゼイン加水分解
物、酵母エキスおよびグルコースの混合物をグルコース
に変更することにより誘導される、制御可能なプロモー
ター機能を有するDNA断片の検索 前記実施例6で得られた形質転換株を、GK培地とBT
培地にグルコース(20 g/l)、酵母エキス(1 g/
l)、カゼイン加水分解(カザミノ酸)(1 g/l)および
カナマイシン(100 μg/ml)を添加した培地(以下
GYCK培地と呼ぶ)の両培地にそれぞれレプリカし、
33℃で3日培養した。その結果、GK培地には生育す
るがGYCK培地には生育しない形質転換株を1株得ら
れ、その形質転換株をブレビバクテリウム・フラバムM
J233KG102、この形質転換株が保持するプラス
ミドをpPROBE17KG102と命名した。
【0081】次に、得られた形質転換株が、プラスミド
pPROBE17に挿入されたDNA断片に依存しカナ
マイシン含有培地に生育したものかどうかを判定するた
めに、得られた形質転換株よりプラスミドDNAを抽出
し、新たにコリネ型細菌に再度形質転換し、上述と同様
にGK培地およびGYCK培地での生育の有無を調べた
ところ、この形質転換株KG102はGK培地でのみ生
育することが判明し、この性質はプラスミドpPROB
E17に挿入されたプロモーター機能を有するDNA断
片に依存することを確認した。次に、上記で得られたプ
ロモーター機能を有するDNA断片を特定するために、
KG102株のプラスミドpPROBE17に挿入され
たDNA断片のサイズおよび塩基配列を前記実施例5で
述べた方法にて決定したところ、DNA断片のサイズは
約570bpであり、塩基配列は配列番号:17に示し
たとおりであった。
【0082】実施例11 培地中のグルコースをカゼイ
ン加水分解物、酵母エキスおよびグルコースの混合物に
変更することにより誘導される、制御可能なプロモータ
ー機能を有するDNA断片の検索 前記実施例6で得られた形質転換株を、GK培地とGY
CK培地の両培地にそれぞれレプリカし、33℃で3日
培養した。その結果、GK培地には生育しないがGYC
K培地には生育する形質転換株を3株得られ、それぞれ
の形質転換株および保持するプラスミドを次のとおり命
名した。
【0083】 番号 菌 株 プラスミド (18)ブレビバクテリウム・フラバム MJ233KGYC101 pPROBE17KGYC101 (19)ブレビバクテリウム・フラバム MJ233KGYC102 pPROBE17KGYC102 (20)ブレビバクテリウム・フラバム MJ233KGYC103 pPROBE17KGYC103
【0084】次に、得られた形質転換株が、プラスミド
pPROBE17に挿入されたDNA断片に依存しカナ
マイシン含有培地に生育したものかどうかを判定するた
めに、得られた3株よりプラスミドDNAを抽出し、新
たにコリネ型細菌に再度形質転換し、上述と同様にGK
培地およびGYCK培地での生育の有無を調べたとこ
ろ、3株いずれもGYCK培地でのみ生育することが判
明し、この性質は全てプラスミドpPROBE17に挿
入されたプロモーター機能を有するDNA断片に依存す
ることを確認した。次に、上記で得られたプロモーター
を特定するために、プラスミドpPROBE17に挿入
されたDNA断片のサイズおよび塩基配列を前記実施例
5で述べた方法にて決定した。それらの結果は次ぎのと
おりであった。
【0085】
【表8】 挿入DNA断片 挿入DNA断片 番号 プラスミド のサイズ の塩基配列 (18)pPROBE17KGYC101 約1110bp 配列番号:18 (19)pPROBE17KGYC102 約2200bp 配列番号:19 (20)pPROBE17KGYC103 約2300bp 配列番号:20
【0086】
【配列表】
【0087】配列番号:1 配列の長さ:128 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類: Genomic DNA 起源 生物名:ブレビバクテリウム フラバム(Brevibacteriu
m flavum) 株名:MJ-233 配列の特徴 特徴を表す記号:promoter 存在位置: 1-128 特徴を決定した方法:E 配列 GATCCATGCA CGCGCGTTGC TCGGGCTGAA GGCCTGCTTC CACCTCAGCG GTGTGTTCAC 60 GGCGATCAAT TTCTTTACCA CCGAACACAT ATCCATCACT GGCCCATACT CACCCCGACC 120 TGTAGGAT 128
【0088】配列番号:2 配列の長さ:413 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類: Genomic DNA 起源 生物名:ブレビバクテリウム フラバム(Brevibacteriu
m flavum) 株名:MJ-233 配列の特徴 特徴を表す記号:promoter 存在位置: 1-413 特徴を決定した方法:E 配列 GATCCACGCT GAGCATTTGA AAGTAACTAG TCCCGAAGAT CTTCGGAAAT GCATAAAGCA 60 AAAGGCTCTT AGTGGTTTGT CAGCGTATGA TCATCACGTA GAGTAACACC CAAGAGTAAG 120 ACGCAACATC AATCAATGTG CAAGGGTTTC ATTTCTGGAA ATCGTGGTCA CCCCACATTC 180 ACCAGTAATG AACAAGCTTG TTTAATGTGA ATTTGGAGTA GACCACATGC CCACTCTCGG 240 ACCATGGGAA ATTGGAATCA TTGTCCTGCT GATCATCGTG CTGTTCGGCG CGAAGAAGCT 300 GCCTGATGCA GCTCGTTCCA TCGGCCAGAT AACCCGCAGA TCAAGACATC AAACATTCGC 360 ACCATCGGAT TTCTCATCTA CGACGGCGTC TCACCCCTCG ATTTCACTGG ATC 413
【0089】配列番号:3 配列の長さ:423 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類: Genomic DNA 起源 生物名:ブレビバクテリウム フラバム(Brevibacteriu
m flavum) 株名:MJ-233 配列の特徴 特徴を表す記号:promoter 存在位置: 1-423 特徴を決定した方法:E 配列 GATCCCTGCC CAGGCGCGCG CCCGTCCTGG CGAGTTCGCA GATCGAAGGG TTTGAACACC 60 GTAGAGGGTG GCGTCGACAA GCAAATTTCT GGTTTGCTGC AAGCCTTGCC CTGTACTGGT 120 GCGCCGCGCT GTGGATCGCG CTGGACGTTG GGTATTTCTG GGGCGACGCG CTCTCGCGCA 180 CCCAAGGCGC CCTATCCGCG CTGTACTCGC GCAACCCCAC GTTGTCGGCG ATCGGTTACG 240 TGTTTACCCC TCTGACCACC GTGGTGCAGA TTCCATTGGT GGCGCTGAGC CCCTGGGTCC 300 CGGAATTCAC GCGCGCCGGG TTGGCAGGCG CATTGGTGTC ATCAGTGTTC ATGGCGGCTT 360 CAGTGAGGCA ATTGTGGTTG ATTGCCAGCG AGCGCAACAT CCGGTATTGG CTCGCGGTGG 420 TAG 423
【0090】配列番号:4 配列の長さ:241 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類: Genomic DNA 起源 生物名:ブレビバクテリウム フラバム(Brevibacteriu
m flavum) 株名:MJ-233 配列の特徴 特徴を表す記号:promoter 存在位置: 1-241 特徴を決定した方法:E 配列 GATCTTTCAG CTGCTCACAC GTGATTGTAC CGCGTCAATG GAAGTGATTG GCCGCTTCCT 60 TGCCTTGCTG GAATTGTATA AGGCACGCGC TATTGAAACC TTGCAAGAGG AGCCACTCGG 120 CGAGCTTAAA GTTTCGTGGA CTGGCATTGA TGTCGATCCA GCAGTCGTCG CGGCGAGTGA 180 CTGGGAGTAA TCAGTTTTTC TTAAGGAAAC GTTGCTGAAT TAGTTTTAGT GACCTAAGAT 240 C 241
【0091】配列番号:5 配列の長さ:595 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類: Genomic DNA 起源 生物名:ブレビバクテリウム フラバム(Brevibacteriu
m flavum) 株名:MJ-233 配列の特徴 特徴を表す記号:promoter 存在位置: 1-595 特徴を決定した方法:E 配列 GATCTTGTCG ACGCCGCCCG CGACAGTGGC GCACAAATCC TCACGGGCGG CCAACCCTCA 60 GATGGACCTG GAAACTTCTA TCCGGCCACG ATTGTTACAG ACATTGCTCC GGATAATCCT 120 CTGGTTGTTG AAGAACAGTT CGGACCAGCG CTTCCAATAG TCCGATACTC CAATATTGAT 180 GAAGCCATTG GTTGGGCAAA TGGACTTGAA GTAGGTCTTG GAGCTTCTGT GTGGTCCGCT 240 GATCGGAATC GCGCAATGGA TGTAGCTAGG CAGATTCAGG CTGGAACAGT ATGGATTAAT 300 AACCATGCCC GCCCTGATCC AAGAATTCCT TTCGGCGGAA TCAAGCAATC GGGATACGGC 360 CTTGAATTTG GTGCTGATGG CCTCAAAGCG GTTGCGGTCC CCAAGGTCTA CAACGGTTAA 420 TTGTTTGATG TTGAGAATTC TCCGGGCCGA TTATTGTCGT AGTTTTCTGC ATTGGTGCTT 480 GGCAAGGAGA TCTGCCCCTG GTAAAGCTTG ATCAAATCGC ATTTGACCAG GGGATTTGGT 540 GTATTGTTAA CTTGAAGGTA GAGTATATTC TCGTTCCTAA AGGGGCCTAT AGATC 595
【0092】配列番号:6 配列の長さ:588 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類: Genomic DNA 起源 生物名:ブレビバクテリウム フラバム(Brevibacteriu
m flavum) 株名:MJ-233 配列の特徴 特徴を表す記号:promoter 存在位置: 1-588 特徴を決定した方法:E 配列 GATCTGAAGC AACACCTGAT CAACCACACC CCTTGGGGCG CAAAGATCAC GGTGGAGATC 60 GATGACATTA ACCAACCGTT CTCCACCGAT ATTACCGGCC CTGCAATGTC CACCCTGGCG 120 TCCTGCCTGA GCGCTGCGTA CGAGGGCAAG GATCTTGTCA CCGAAGGCAG CGGCGGATCC 180 ATTCCACTGT GCACCGAACT GATTGAGGTC AACCCAGAAG CAGAATTGGC ACTCTACGGT 240 GTGGAAGAAC CCCTCACCGT TATCCACTCC GCTAATGAAT CTGTTGACCC CAATGAGATT 300 CGCGATATCG CCACCGCAGA AGCATTGTTC CTGCTCAACT ACACCAAGTA GACTTAGAAG 360 CAGGCATTAA CACTGCCACC TTTGCAAAAT TAACCACCCC CTGATGGGGT GGTTTTTTCA 420 TGAGTTGAAA AAAGTGTCTT GATTCACTTT GTGATGACGG TTACCATAGC CATCGTGACT 480 AAAAACATTG ACCTTAAGCG AGTAGCCAAG GCTACGTACC CTACTGCGGG ATAGATGGAC 540 TGGCTCCCCG CACTAGGGAA GTAGTCGTTA ATCAACACCA AGAAGATC 588
【0093】配列番号:7 配列の長さ:432 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類: Genomic DNA 起源 生物名:ブレビバクテリウム フラバム(Brevibacteriu
m flavum) 株名:MJ-233 配列の特徴 特徴を表す記号:promoter 存在位置: 1-432 特徴を決定した方法:E 配列 GATCTCAACG TTTAGCGGCT CTCTGGATCG TGAAATGTCA ACGTTCATGG AAGCCAATGT 60 AGTGGGGTCG CGTCGAAAAG CGCGCTTTAA GGGCGACACG CCCAAAAAGT TTTACCTTTA 120 AAAACTACCC GCACGCAGCA CGAACCTGTT CAGTGATGCA AATCACCGCT AAAATATTGT 180 GGACGTTACC CCCGCCTACC GCTACGATTT CAAAACATGA CCATTTCCTC ACCTTTGATT 240 GACGTCGCCA ACCTTCCAGA CATCAACACC ACTGCCGGCA AGATCGCCGA CTTTAAGGCT 300 CGCCGCGCGG AAGCCCATTT CCCCATGGGT GAAAAGGCAG TAGAGAAGGT CCACGCTGCT 360 GGACGCCTCA CTGCCCGTGA GCGCTTGGAT TACTTACTCG ATGAGGGCTC CTTCATCGAG 420 ACCGATCAGA TC 432
【0094】配列番号:8 配列の長さ:858 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類: Genomic DNA 起源 生物名:ブレビバクテリウム フラバム(Brevibacteriu
m flavum) 株名:MJ-233 配列の特徴 特徴を表す記号:promoter 存在位置: 1-858 特徴を決定した方法:E 配列 CCGTTATATA TAAGGAATAG GCAACAAGTC CCACTGGCTG TGCCAATAGC CAGCACACAA 60 ACATTGAATC CCCACAGATC ATCACCCAAA ACTACGGGGC TTGCAGTTCC AATGCGATCA 120 AACCCATGGA CAACATTGCC ATGCGGATGC TTCAGTTTTG AATGAGGAGA GCGGTAGATT 180 AGCCAACCGT CAATTAATGA CAATTGCCAC CACAACAGCT AACGCGAAGA AGAAATCTGC 240 GACGACTGGA AAACCATGGA TTTTCAACAG TGATGACAAC AATGAGATGC CCATGAGGGA 300 ACCAGCCCAC GAGGGGCCCC TTTGTGACAT CGGCGTAGTT GTTCAACTAT AATGGAACGC 360 TGATCGTGGA CAAGAGTTAA CCATGAGATT GATTCACCCC TTTAAGCCTC CAAAGAAGTA 420 GTTGACTCAA CGCATTTCGG CATTTAAAAA AGCCGAGAGC AAATGAGACT TTCCAGGAGA 480 AGGCACCAGG GACATGAACA ATTGATCGGC TGACCAACTC TATAAGAGAT GCACCTCAAG 540 TTTGGGGATA CTTATTCGGC GTTTCTGGGG ACAAATACGT TCCCTATTGT TGTATATAGG 600 TATTCGCACT TAAGAAACAT CTCTCATGGA AAGAAGCTAG GCGGAAAGGG CGTTAAGTAC 660 TTGCCATTTA ATCCTCAGCA TCACTCGGAT CAGTCGGAGA TGTCGATGAA AATGCACCAG 720 GAGCCGTGGA GAGCAGCATG GTAGAAAACA ACGTAGCAAA AAAGACGGTC GCTAAAAAGA 780 CCGCACGCAA GACCGCACGC AAAGCAGCCC CGCGCGTGGC AACCCCATTG GGAGTCGCAT 840 CTGAGTCTCC CATTTCGG 858
【0095】配列番号:9 配列の長さ:1187 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類: Genomic DNA 起源 生物名:ブレビバクテリウム フラバム(Brevibacteriu
m flavum) 株名:MJ-233 配列の特徴 特徴を表す記号:promoter 存在位置: 1-1187 特徴を決定した方法:E 配列 TTACCGCAAG CTCAATACGA CTCACTATAG GGGCCCGGTA CCGAGCTCAC TAGTTTAATT 60 AAAAGCTTAT CGGCCTGAGG TGAGAAGGGT TCCGGACCCC AGAATTCTCG CGATAATTAA 120 TTAATAGCCC GCCGTAATGA GCGGGCTTTT TTTTGATCCC CGCCACCATA ACCCACGAAT 180 CCTAACAAGT CCCTGCATTC TCGATGGCTT TTTGGCTTTA ATCCGTTTTG GTTCAGGAAA 240 CTTACAAGAT CTTTTACGCT AGATGAAACT TGCCATCGAA CAGAATCCTG CAGATGAAAT 300 CTTTCAGCAC CATACATATC GGTAATTCAT AAAATGCTCC AGTGTCAAGC TCTCGCAACG 360 TAATCGTTGC TGTTCACGGA GTTCTTACTA GCTGCTCGGG CGATCAATTT GTCATTAGAT 420 TATGCAGTTA TAGGGAGAAC GGACACAAAA GGGAGGGACC TGACTGTACA CTGTACTCCC 480 GCTAGCACGT GTGTGTGATG ACACAGCTCA GAAGCATTGC AGTTGGACAA CCCCTAGATA 540 AGACTGCGCA AAGTAGGACA TATCTCTCAC TTTTCTTATT GTTTTCGGGC AAAACTAATC 600 CAGAACCTTT CTAAAGGCCC TGATCAATCA GGATTTCTGC GTGTCGACGT GATGCCACAC 660 CTGCTTGGGC AAGCACCTTC TGCAGGCGAA CTCCGTCAGA GTCATTGCGG CTTAAGAAAC 720 CCATCGACCA ATCGTCGTCG GATTTTACGT TTTGCTTCTT GGCAGGCTTA GCGTTGGAGA 780 GAAGAATCTC ATCCTTCTTC TGAGGCTGCT GGCGTGTGTT TGGGCGGGAT GATCCTGGCT 840 TGTAGCCACG AACTGAAGAC CGGTATCCGC CAGAGCGATT GCTCTGCTTC TTGTCCGGTG 900 TGCCATCTCG GCGAGCGGGT GGGGTCACGT AAGTGTCCTT AATCTTGAGA GAAAACGTAT 960 GAAATTGAAT CCCGTGAATT CTAGCCTATT TTAGGAGATT TTAATAGTCG GGGCTTTAAC 1020 TGATGCTTTA GAAGTCTTCA TCAATGGAGT CAACATCCGG CAAAAGCGGT GCTAGATCCG 1080 GTAATTTATC CAAAGAATCA ATACCCAACA GCTCAAGCAG GCAATTCCCG TTGTGCCCAT 1140 AGCGGTGCGC GCCCGTTGAT TCGTCCACAT CGACTTCTTT GACTAGG 1187
【0096】配列番号:10 配列の長さ:713 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類: Genomic DNA 起源 生物名:ブレビバクテリウム フラバム(Brevibacteriu
m flavum) 株名:MJ-233 配列の特徴 特徴を表す記号:promoter 存在位置: 1-713 特徴を決定した方法:E 配列 CTCAATTGCC TCGTCTGAAG GATGCTGACA CTGAACTGAC AGACGAGGAC CGGGCCTAAG 60 ATTTTTTCGG TGTATGGCGC GGGCTGTGAG GGGGATGTCG TCGATAAGCG TAGGGCCGAA 120 GAAGAAGCCC TCCTCGTGCC GTCTACGGCT GCACGTTACG CCGTCCACGA CTGATCTTGG 180 CAGCCGGTCT GGCCTCAGCG ATGCGACATA AGAAGCGACC TTCTCGCGGT GGCTGCGGTG 240 ATTAGTGGGC CCAGGTCCGC TCAGCCTGCT CGCGCCGGCA CCGTTGCCGA TGCGAAGGGT 300 GTCGATGCGG TCCTTGATCT TCTCAATGAG CTTTATTCCT GGGCTTTGGG AGCTTCAAAC 360 AGGAGGCATC AAATTTGGGG TAGTGCAGGG CCTTTGAATC CCACCTCACA GATAGTATTC 420 AGGCATTTCC TTGTCACGAT GGTTTATCCT TGGACACAAC ATCAAAAGTG GGGTACATCA 480 TATGCTTCCG GTTGAAAGTG ACCTATCTGA AAAGACTTGG CAGAACCTTA AGCAATGGTG 540 TGAACTGCGT TAACGAATTT TGTCGGACGT TAAAATGGCG CATTCTGCTT GCTGAAGTGG 600 CACACCTATG TGTTCTGCTT GGGATAGCAG TGCGGGAAAA ATTTGAAAAA GTCCGATTAC 660 CTTGAGGAGT ATTCAATGTC ATGACGCATT GCTTCAGAAA ACTGCGCTCC AAG 713
【0097】配列番号:11 配列の長さ:1006 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類: Genomic DNA 起源 生物名:ブレビバクテリウム フラバム(Brevibacteriu
m flavum) 株名:MJ-233 配列の特徴 特徴を表す記号:promoter 存在位置: 1-1006 特徴を決定した方法:E 配列 CTGAAGGAGT ACACCTTCGA TCTGCTCTAC AGATCTTTAG TGATAACAGA AACTCAGTAC 60 TCCGAAGATC TCTACTGACA GATCTTGGAT GGACCCGAGG ATGTTAAAGC GATTCCCTTC 120 GCTACAACAG CAACAAGGCC CTCAACAACC TTGGCTACGA AGGACTCTTC CCAGCGGATG 180 AAACCAAGGT GTCCCCAAAC ATCTTGTCTG CGCTGTCACC AAACGCTGAT GAGAACCACG 240 ACTTCTTCTC CGGCTCCGGT TCCTCTTACG TTATTGGTAA GGCAGAAAAC ACCCGAGGAT 300 GATGACCTGG GACTTTCTAA CTTTTAAAAA GCTGAAGCGG TCTACCGGCC TGTAGGGTAA 360 CCTCAACCCG TTAGAGCGTT TTCGGGTTTC CTGGTGGGGA CTTAAAGGTG CGGGGTTTTC 420 CGAAGCCGCA ATATCAGGGG TAAGGGACGA CCAGGCACCC CTGTGGCCCC TCGGCAGCGC 480 ATCACGCTTT AGGAGAAAAC GCCCCTGGAA TGGCGTCTCA ACCATTCAGA TTGAACCCCG 540 GCAGGGGGGA ATTATGAAAT CTGTGACAGG GGTTAACCGT GGGGGTGGGC TTCCTGGCAG 600 AAATGTCCGT CAAATTGTGA ACCCCTTCAC ACCTTTGGTT GAAAGCACTG CCCACAAGTG 660 ACTGAACCTG GCAGCGACCT CATGAATTGT TTGAAAAACA TTTTTTTTGG CACGAAAACG 720 GGGATACACG TTAGCTGCAT ACCAGCCTTT TTGGGTTGCA TCAGGATCCT GCCTGTGGCC 780 TTATGATCAG GCAGTGTTGT TAAAGGACGA TCGGTAATCC GAATGGTTCG TCCCGTAGTC 840 AGGAGGAACC TATGACCGCT GTGGCGCCTA GGGTCGACGG GCACGTGCCC CTCTACGAGG 900 CCCGAGCCCG ACAGGCCATG CACGCAAGGG CAGAAAGCAT GGTTAATGAT GACCACCACC 960 GGACCACAAG CAGCTTGGGC ATTATGTACA TCATTATGTC CTTCAG 1006
【0098】配列番号:12 配列の長さ:737 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類: Genomic DNA 起源 生物名:ブレビバクテリウム フラバム(Brevibacteriu
m flavum) 株名:MJ-233 配列の特徴 特徴を表す記号:promoter 存在位置: 1-737 特徴を決定した方法:E 配列 CTGCGTTGGC CTTAAGGGAG ATCACTTCAA TTTCTTCATT GTGAGGCAGC CAGAACTCCA 60 CCACCTTTTC CTGCTCTGAA AGTCCATCCA CTGTGAAGCA CCTGCGGATC TTCCAGACGC 120 CGTTCCGTGG CGCCGGTGAT GAAATTGACT TCCGTGGTCT CGCCCCCGGA GGTTGGCGTG 180 GAAGATGTGG GGGCGCCGTC GATAAGCACA TCAATCTTGC CGCCCGGCCG GCCGGAATCG 240 AGGTACACCA CCGAGTGGAN TACGTGGTCA GCGTGAAGGA GGTGGCGGTT GGTGCGACAC 300 ACACGGCACG CCCGTTGGTT GGCGTTCCAT CGCGCTAACT TGGGATCACA GTACGGTCTA 360 CTTATTCCTT TGCTGAGCCA ATCGGGCGAA GGCCCCTTGT TAGTGGTTCA ATTTCGGTTG 420 CGCCGTGAAT TAAATTCGGG ATTTCATGAG CTTAACCGTA CCGCTCTTGC AGAGTTCACA 480 GGGTAAACCC TAAATGGAAC AACCCATTGC CAATATGTTG GTTAAGTTGT ACGCAAGTAA 540 ATCTTTTCAA TCGTGGAAGC AGGGCTCACA GTCTAATGGC ACGTATGCAG GAAAGCGCCG 600 ATCTTCCAAA TGTTCCTTCT GCGGAAAGAG CCAAAAGCAG GTAAAAAAAC TTCATCGCGG 660 GTGGCGCCGG TATATATCTT GTGATGAGTG CATTGAGCTT GTGCAACGAG ATTATTGAAG 720 AAGAACTCAG GTCAAGA 737
【0099】配列番号:13 配列の長さ:2203 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類: Genomic DNA 起源 生物名:ブレビバクテリウム フラバム(Brevibacteriu
m flavum) 株名:MJ-233 配列の特徴 特徴を表す記号:promoter 存在位置: 1-2203 特徴を決定した方法:E 配列 CTACTTCTTC TTCACCGAAG TATTCCTTAG GGTCGATCTC GTTACCCTCG GAGTCCTTCA 60 CGTTTACGCG GCAGATAGCC TGTGCAAGAG CCTTGCCACG GCGAACGTCG GAGAAGAGGT 120 TCGCGATCTG GCCGGACTGC TGCAGCTGAC CGATGAACTG GTTTGGGTCC ATGCCGTAAG 180 ACTGTGCGGT GAACAGGATG TGGTCGGTGA GCTCCTCGTG CCGCTGATGC GACTTCGAGT 240 CCGATCCAGC CACCACCGAT GAGGACCAGC TTTTTACCTT CACCGAAGTT GCCTTGATCG 300 CGTCAGAGTC TTCCACGGCG CGCAGGTAGT GCACATTAGA GCCGTCGGCT CCGGAATTGG 360 AAGTTTGCGA CTGCTGAGCA AGTAGCAAGA ACTAGTTTGT CGTAGTTAAT GGTCTCAGTG 420 TTTCCGCCAT CATCAACGGT GACTTGGCGT GAACCCGCAT CAATTGCCGT GACGCACACC 480 TTGACGCAGC GTGACATTGT TTTCTTTGTA CCACCCCGCC GGGTGAACAA TCGCCTTTTC 540 AAAGCCTACT TTTCCCGCCA TGTACTCCTT TGACAGCGGT GGGCGTTCAT ATGGCAGATG 600 ATTTTCTGCT GCGATGAGCG TGATGGAGCC TTCATGCCCG TTTACACGCA GTGCCTCTGC 660 GGTTTTCGCT CCGGCTGAAC CGCCGCCGAT GATGACGATG CTTTGTGGTG TGCTCATGCT 720 GTACTCCTAG TCCCTAAAAA GTGGACGGTC AGGCGCAAGG TCGACCGCAT GGTCTATACG 780 CCATGCTAGT TAAAAGGCCG AAACCCTCGG CGAGCGCGCT AAATACCCGG CCCCAATTGG 840 GGGTGTGAGG CAGCACACAA GACGAAACCC TAACGAAATC GCCAGACTCC TCGCAATCAC 900 AAGAAGCGAC GACTAGCCTG TGGGGACAAA CTATCTCAAG AATTTATTCA ACAAAGGAGT 960 TCTTCGCACA TGAAGGAAGT AGCAGTCAAC GAAGTCCCAG CAGGCGCGCA GCTAATGCAC 1020 TGTCACTGTT TCGACGTGAT GTGCATCGGT TTACGTGGTG GCGTGGTTCA CACATTGCTC 1080 CATCGGGCAT TGGTGCGTCA ATCGGTTTGG GTTTTTAAGT TTTGTGCGGG GGTGGTCACC 1140 CCTGTTGTGA ACTTTGCAAA GTTATGACTT CGCAGAAAAA GTCGGCGGGG GAGTTGCTAG 1200 TACGGATGTA CTGGGCAAAT GCTCTGAAAT GGGAAAATGC AGGCACCACA ACTTTCCGTA 1260 GTTTTGAAGG TGTGACCTAG ATAAAAGTCG GGGTTAGGCG GGGGTAAATG ACTAGGTAAA 1320 GGTTCGCAAA CCCCCTTTTG TTGGTGACGG TGATCACTTA GTCTGATCAC ATCGCCAAAC 1380 ACGATAAGGG TTGAAATCGA AAGAAGAGCG GCACCTAGAT TCCAGAGGTA GCCAGAGTGC 1440 TTTTCTTAAA AGAGTTTTCA CAACCGTTAA CGGCGTAGCC AAACAAGAAG GATTCGCATT 1500 NCAGCTTCTG GTTTAGGCAC AGGTCATCTA AAACCCATGC TTTAAAAGGA GCCTTCAATG 1560 ACTGAACAGG AACTGTTGTC TGCTCAGACT GCCGACAACG CTGGAACTGA CAGCACCGAA 1620 CGCGTTGACG CGGGCGGAAT GCAGGTTGCA AAAGTTCTCT ACGACTTTGT AACCGAAGCG 1680 GTACTCCCTC GCGTGGGTGT GGATGCGGAA AAGTTCTGGT CCGGATTCGC CGCCATCGCC 1740 CGGGACCTCA CCCCACGCAA CCGCGAACTG CTTGCTCGTC GCGATGAACT GCAGACGCTT 1800 ATCGACGACT ACCACCGCAA CAACTCCGGC ACCATCGACC AAGACGCGTA CGAGGATTTC 1860 CTTAAAGAAA TCGGATACTT GGTTGAGGAG CCAGAAGCTG CAGAAATCCG TACCCAAAAC 1920 GTCGATACGG AAATCTCCAG CACCGCAGAC CTCAGCTGGT TGTGCCAATT CTGAACGCAC 1980 GTTCGCGCTG AATGCTGCCA ATGCTCGTTG GGGTTCCCTC TACGATGCGT TGTACGGCAC 2040 CAACGCCATC CCAGAAACTG ATGGCGCTGA AAAGGGCAAG GAGTACAACC CGGTCCGCGG 2100 CCAGAAGGTC ATCGAGTCGG GTCGTCAATT CCTCGACAGC GTTGTCCCAC TGGACGGGTG 2160 CTTCGCATGC CGATGTTGAG AAGTACAACA TCACGGATGG AAA 2203
【0100】配列番号:14 配列の長さ:551 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類: Genomic DNA 起源 生物名:ブレビバクテリウム フラバム(Brevibacteriu
m flavum) 株名:MJ-233 配列の特徴 特徴を表す記号:promoter 存在位置: 1-551 特徴を決定した方法:E 配列 CCTCATGGAT GTTGACATCG ATATGGATTC CGACATCTGA GCAGATCCTC TCCTGGCGGA 60 CACAGACGCA TCCCTGCTCT CCCTGGAAGC TGGCACCTGT GACCGTTGCC TTCGACACGA 120 CACATGCTGA CCACCCTGGA GAACTCCGGC CTATCGTGCC GATCGTTCCA GGCGCTGTGA 180 TTTTTGATTT GTTGGTGGGC GATCCCAAAA ACAGGCCGCT GAGAAAGTTT TCCACACTAA 240 AATAGTGTGA TTCTGCCGAA TCTGTTGTTT TACTTTTGAA ACTGCGGGAT CATGAAAAGT 300 AGTGAAAAGT GAATTTTAGT TCTGTGCTTT CTCTTCCCTT TAAGTGAACC TTTTGTTGGA 360 TCTTCATTAA AAAAATGAAA ACCTCGTCGG AATGCAACTT GGGATCACTG TCTCGGGCAA 420 GAAACGGCCT TAAAAAAGGG GAGTGATTGT GAGTGCTTGA TTTCTTAGCT GCGAACCCGC 480 TTGATTGCTG CTTGGTGGTT ATTTTGGCCA CGGGTGACCA CTCCCAGACT CAGCTGCCAG 540 GTGGTCAGTG G 551
【0101】配列番号:15 配列の長さ:549 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類: Genomic DNA 起源 生物名:ブレビバクテリウム フラバム(Brevibacteriu
m flavum) 株名:MJ-233 配列の特徴 特徴を表す記号:promoter 存在位置: 1-549 特徴を決定した方法:E 配列 GATCCTCATG GATGTTGACA TCGATATGGA TTCCGACATC GAGCAGATCC TCTCCGGCGG 60 ACACGACGCA TCCCTGCTCT CCCTGGAAGC TGGCACCTGT GACGTTGCCT TCGCACACGA 120 CACCATGCTG ACCACCCTGG AGAACTCCGG CCTATCGTGC CGATCGTTCC AGGCGCTGTG 180 ATTTTTGATT TGTTGGTGGG CGATCCCAAA AACAGGCCGC TGAGAAAGTT TTCCACACTA 240 AAATAGTGTG ATTCTGTCCG AATCTGTTGT TTTAGTTTTG AAACTGCGGG ATCATGGAAA 300 GTAGTGAAAA GTGAATTTTA GTTCTGTGCT TTCTCTGCCC TTTAAGTGAA CCTTTTGTTG 360 GATCTTGCAT TAAAAAAATG AAAACCTCGT CGGGAATGCA ACTTGGGATC ACGTCTCGGG 420 CAAGAAACGT CCTTAAAAAA GGGGAGTGAT TGTGAGTGCT TGATTTCTTA GCTGCGAACC 480 CGCTGATTGC GCTGGTGGTT ATTTTGGCCA CGGTGACCAC TCCCGACTCG GCGCCGGTGG 540 TCGTGGATC 549
【0102】配列番号:16 配列の長さ:2248 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類: Genomic DNA 起源 生物名:ブレビバクテリウム フラバム(Brevibacteriu
m flavum) 株名:MJ-233 配列の特徴 特徴を表す記号:promoter 存在位置: 1-2248 特徴を決定した方法:E 配列 TGGGGCCGGT GGCAATGCAT CAGGGAGATT TGGATATACG GCCCACAATT CTTTGGTTCC 60 GGTCGATGGG GTAGTGAAGG TGACACGGGA TCCGATGGTG ACGTTGCTGA TCTCTGTTTC 120 TTTTACATTC GCGGTGATCT TCAGTTCGGA ATCATCAGCA ACACTCAACA GTGCGCCGGC 180 TGCTGGTTGA CCTTGGGCTG CCTGCCACGG ATGAACAATG CCTGAGTATG GGGATCGACG 240 GTGGTGTGTT GATATCATCC GAACTGGGAC GTGATCTGGT GGCGCTTAAT ATCTACTGAT 300 GCAACCTAAA GTGCATAATG CGCTTATTTT CTCCAATGGT GTTGGTGAAA ATCCCGTCTC 360 GAGCCAAGTT TGCGCTTGTG TGCTATTGGG CTCATCACGG CGCCTGTGCA GCGGCTAGTC 420 TGAGTCAACT TTTCCGAGTG AATCAATGTA GATCCGCTCG GCTTTTTCTA GACCTTCAGT 480 GGTGGATGCA ACGCGTCGCT CAGTTTCCTC CAAAACGGTG TAGGACTGCA AGTTAGGCTG 540 GTCCTGGCTA GGCCACTGGA GGTTTTGGAA GCAATGATGT ACCGGCCTGC AACCTTGCTA 600 TAATGCGGGG TACACGGTTT CCACTGCGGC GCGTGCTTCT GCTGCAGGAC TGCCTCTAGG 660 TCACCTTCCA ACGCGGGCTT GAGCAAGTTC GGATTCCGAG AAGCAAATAT CTCTCTCATC 720 GAAAGCCATT TGCATCGTGA GGTTCTGCGA TCGTGGTGAA AGTCAAAGTC GGCGAGCGTC 780 AGTCGGTCAA TTTCAAGCAG CATCCAGTCG TTCAATTTCA GCAGCATCTG CTTGCTCACG 840 GGCTGCCTTG AGAGCATCCG ATTCAGCGAC CATGGTGGAA TCCAATCCGC ATCCACATCT 900 CGGTTCTTCG CTTCAAAACT GCGGATCGAT CCTGATATGC TGTGAGGACG CCGAACAGGG 960 ACGGCGCGAG TTGATCTCCG GGTCAAACCA TATCAAGAGT CCCTGGCTGT TATATGTTCT 1020 GCGCTGCGCG TGGATTCGGT CGCATGTTCA CGCGATTGTT GGATAGTTCA TCACTGTCGT 1080 TCAGGGAGAG GATCACTCAG CCACACTGTC AGTGCACACG GTACACCGAA CCGGAAGTGG 1140 GACGGACAGT ACCTGTGTAA TGGTGGTGGT TCGCGCAGCT TCAATATTCC GTTGACTCTC 1200 AAACAAAGGA ATTAAATATT AAGCGCGCCC CCCCTTAAAT TCCTTAAAAA ACTTAAATCC 1260 CAGGGAACTC CCAATCAAAA GAAACCGGGG GTCCCTTTAA CCAAATAATC TGCACCCATG 1320 ATAAAATAGC CAGGCGCATG GTATTCTGGG CCAGAAACAA GTGTATCCGC ATTAATGCCC 1380 CAAACCAGTA CCCGGGAACC TTCAAAGTCT TACAAAGCTA ACCAAATGCA GGTCGAAATC 1440 CATCCAGACA TCCGGACCAC TACTTGTTTC CCTAGAACCC CCATTCATCA CTCCGAATGG 1500 GTATGCTGAC GATAATGAGT CCTTATCGAC AGGCTGATTC TGCTGGAACC CCACATTTGG 1560 AACGTACGCG AGAACCTTCG GCGAAGCTTT TCGGTCGCGG CCGTTATCTT TTTAAGAGGA 1620 GAAATTTTAG ATGAGCACGT CCACCATCAG GGTTGCCATT GCCGGAGTCG GAAATGCGCG 1680 ACCTCCCTCA TTCAGGGTGT GGAATATACC GAAATGCGGA ACCTCCGAAA TGTCCCGGTT 1740 TGCTGCACTT CAATTCGGTG ATTACCACGT TGGCGCATGA TTCGTTGCCG GTTCACGTCG 1800 ACGCCGAAAA GTAGCAGGAA TTCCCCGCAC GGGGTTACAA ACTGCATTAT CAAATGCCAG 1860 TCCGAGCCGA ATAACGGTGT TGGCCGATTT GAGGCTGGGT TCATACGGGA CATGACGGTC 1920 ACGCGGGCAT GGCGTGTCAG GGTTATGCGG AAAACCCTTT TTGAGCCCAC CTCATGGTCC 1980 AGAGCGCAAT TTCGGAAGCG AAAATTCTAC GCACAAGCGC CATCGATTGC AGTGCGCCTT 2040 TGTCAACGCT CTCCCAGTAT TCATCGCCTC CGACCCTGAG TGGGCTAAGA AGTTAACTGA 2100 GGCTGGCATC CCAATTGTTG GCGATGACAT CAAATCCCAG ATCGGTGCAA CCATCACCCA 2160 CCGTGTCCTC GCACGCCTTT TTGAAGAACG TGTCGTTCGC GTAGATCGCC ACCTGCCGGA 2220 CCATTCTGGG AACTGGACAG CAGAATAT 2248
【0103】配列番号:17 配列の長さ:567 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類: Genomic DNA 起源 生物名:ブレビバクテリウム フラバム(Brevibacteriu
m flavum) 株名:MJ-233 配列の特徴 特徴を表す記号:promoter 存在位置: 1-567 特徴を決定した方法:E 配列 GATCCAAAAA GTCGGCGCAG CTGACTGGAG CTTCTGGGAA GCCAAAGTCC GCGCCCGCGA 60 CTACGCCCTG GACGAAACCG AACTGCGCAA CTACTTCCCA CTGAACCAAG TACTCTGTGA 120 CGGCGTCTTC TTCGCTGCTA ACCGCCTCTA CGGAATCACC GTGGAACCAC GCCCTGACCT 180 GCGCGGTTAC GCCGAGGGCG TGGACGTCTG GGAAGTCCTC GATTCTGACG GCTCCGGCAT 240 CGGCCACAAG TGCGATGCGC CCCTTCCGGG TCGGCGAGGC GGTGATCTTG CGGTGTCTAC 300 CTGGGGTCGA CTGTCGAGTC GTGGTCCGCA TTGAACTTCT TTCCGTGGTG TTTATCTTTT 360 CATCACAAAC AATCACGACG GTATACCCAT CGGAGACGAT ATCGTGATCT TTCTGTTACC 420 TGCGGAAGGT AACATTAGTA TTTCAACTCG ACAGAGTCCA TCCTGGAAGC GTGTATGACG 480 ATTTCTTCAC ACATTCTTTA CAATGGCCTT TCGTGCGATA ATGCTAGGCA TGCTTCGATG 540 GACTACAGCA GGTGAATCCC ACGGATC 567
【0104】配列番号:18 配列の長さ:1107 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類: Genomic DNA 起源 生物名:ブレビバクテリウム フラバム(Brevibacteriu
m flavum) 株名:MJ-233 配列の特徴 特徴を表す記号:promoter 存在位置: 1-1107 特徴を決定した方法:E 配列 CTGGTTTTGG CGGTAGGCAA ACATGCCTTT GAGGGTAGAT GCCGGTAGGC GGAGTGCTCA 60 CGGAATCTGT GATGAGTGTG CCGCCGTCTT GGTCGATGAA ATTGTGCACG TGACGCCAGT 120 TTGCGAGGGC CTTTACGGGG GCGGTCAGAC AGACGTCGGT GAAGCGTGAA CCATTCAAAA 180 ATCCCGATAA ATCATGGCGC GCCACCCATT TAAGTCCCGC AGGAAGGCTG AAAATGGTGG 240 TGCCATCGGA GAGGCGTTCT GCCTGCGCAA TGGGGTTAAG GGGGACGAAT GGCGGAGTCA 300 GACGTGTGAC AGCGCCCTTA CGGGTATGCC AATCCCAGAC CATTTCTCGG GGAAAAGGAA 360 TAAAATGGCT TGTGGTCAGA CTCACAGGGG CTTCTCCAAG TCAGTGGATT TATGAGGTCC 420 CAGTGGGTAC ACACCGGGTG TCCTACAACG ATCAATTGTC ACAGATTCGA CTGGCATGCT 480 GTACCATCTG CTTTAAGCAT TTTGGTGTTT CACTGTTGTT AACAGTGTTT CACCGTGGAG 540 CACTACCTAA AGATCATAGT CAGCATCTTG GGGTGAATGT GACACGGTAC GCTATAGTGT 600 CAGACAACAA CCAGGAAACT GGTCGTTGCA GAGTTTTTGC AAAATTGGAC ATCCTTTAAC 660 GGACCGCACA GAGAGGCGGG AAGGAGGTCA CGATGAGCGA ACGTAATAGT GCTGTACTAG 720 AACTCCTCAA TGAGGACGAC GTCAGCCGTA CCATCGCACG CATCGCGCAC CAGATTATTG 780 AGAAAACCGC GCTTGATTCC AAATACGCGG ATCGGGTCAT GTTGTTAGGC ATTCCTTCAG 840 GTGGAGTCCC GCTGGCCCGA AGGCTTGCTG AAAAGATCGA AGAATTTTCC GGCGTTTCGG 900 TAGATACCGG CGCTGTTGAT ATCACCTTGT ACAGGGATGA TCTTCGAAAC AAACCGCACC 960 GCGCACTGCA GCCCACCTCT ATTCCGGCAG GTGGTATCGA TAACACCACC GTGATTTTGG 1020 TGGATGATGT GCTGTTTTCC GGTCGTACTA TNCGCGCTGC ACTTGATGCA TTGCGCGACG 1080 TTGGACGCCC AAACTATATC CAATTAG 1107
【0105】配列番号:19 配列の長さ:2115 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類: Genomic DNA 起源 生物名:ブレビバクテリウム フラバム(Brevibacteriu
m flavum) 株名:MJ-233 配列の特徴 特徴を表す記号:promoter 存在位置: 1-2115 特徴を決定した方法:E 配列 GGATCCGGTA ACCGTTTTTA TCAGGCTCTG GGAGGCAGAA TAAATGATCA TATCGTCAAT 60 TATTACCTCC ACGGGGAGAG CCTGAGCAAA CTGGCCTCAG GCATTTAAGA AGCACACGGT 120 CACACTGCTT CCGGTAGTCA ATAAACCGGT AAACCAGCAA TAGACATAAG CGGCTATTTA 180 ACGACCCTGC CCTGAACCGA CGACCGGGTC GAATTTGCTT TCGATATCTG CCATTCATCC 240 GCTTATTATC ACTTATTCAG GCGTAGAACC AGGCGTTTAA GGGCACCAAT AACTGCCTTA 300 AAAAAATTAC GCCCGCCCTG CCACTCATCG CAGTACTGTT GTAATTCATT AAGCATTCTG 360 CCGACATGGG AGGCCATCAC AAACGGGCAT GATGAACCTG AATCGCCAGC GGGCATCAGC 420 ACTTGGTCGC CTTGCGTATA AATATTTGCC CCTGGTGGAA AACGGGGGCG AAGAGGTTGT 480 CCCATATTTG GCCACGGTTT AAATCAAAAT TGGTGGAACT CACCCTGGGT TTGGCTAGCG 540 ATCCGGGTTG ACATCTGCAG GCGGGAAATT GAAAAGGCCG GATAAAACTG GTGCCTATTT 600 CCTTTAACGG TCTTTAAAAA AGGCCCGTAA TACCCAACTG AAACGGTCTG GTTATAGTAA 660 CATTGGACAA CTGGACTGGA AATGCCCTCC AAATGGTCCT TTACGATGCC CAATTGGGGA 720 TATATCCAAC GGTGGTATAA CCCAGTGATT TTTTTTCCTC CCATTTTTAG CTTCCTTTAG 780 CTCCTGAAAA TCTCGATAAC TCAAAAAAAT ACGCCCGGTA GTGATCTTAT TTCATTATGG 840 TGAAAGTTGG AACCTCTTAC GTGCCGATCA ACGTCTCATT TTCGCCAAAA GTTGGCCCAG 900 GGCTTCCCGG TATCAACAGG GACACCAGGA TTATTTATTC TGCGAAGTGA TCTTCCGTCA 960 CAGGTATTTA TTCGGCGCAA AGTGCGTCGG GTGATGCTGC CAACTTACTG ATTTAGTGTA 1020 TGATGGTGTT TTTGAGGTGC TCCAGTGGCT TCTGTTTCTA TCAGCTGTCC CTCCTGTTCA 1080 GCTATTGACG GGGTGGTGCG TAACGGAAAA GCACCGCCGG ACATCACCGG ATCTCAAGAA 1140 GACCTTTGAA CTGTTCAACG GATCCCCAGG GGCAGGCGGT ACACCGCGCC CTCGGACGTA 1200 TCGGAGTTTC TGGCGTTTCC GATGTCCGTC AGGGAAAGCG CTTCGAGCTT GAGGTAGATG 1260 ATTCCGTCAC CGAAGCTGAC CTAAAGAAAA TTGCTGAAAC CCTCCTCGCA AACACCGTCA 1320 TCGAAGACTT CGATGTGGTG GGAGTTGAGG TCGCGAAGTG AGCGCCAAAA TCGGTGTCAT 1380 TACCTTCCCA GGCACCCTTG ACGATGTAGA TGCAGCACGC GCTGTTCGCA TCGCAGGTGC 1440 AGAAGTAATC AGCCTGTGGC ACGCTGACGA GGATCTCAAG GGCGTCGACG CAGTTGTCGT 1500 TCCCGGTGGA TTCCTCCTAC GGCGATTACC TGCGCACCGG TGCAATCTCT GCACTGGCGC 1560 CAGTAATGCA GTCCGTGATT GAGCAGGCCG GTAAGGGTAT GCCAGTCTTG GGCATTTGCA 1620 ACGGCTTCCA GATCCTCACC GANGCACGCC TGCTTCCAGG CGCGCTGACC CGCAACAAGG 1680 GTCTGCACTT TCACTGTGTA GACGCACACC TCGTTGTAGA GAACAACACC ACTGCATGGA 1740 CCAACACTTT GGAAAAGGGG CAGCAGATCC TTATTCCTGC AAAGCACGGT GAAGGTCGCT 1800 TCCAGGCAGA CGGCAGAGAC CATTCGCCCA GCTTTGAGGG TGAAGGCCGC GTGGTGTTCC 1860 GTTACAACGA TAACTTCAAC GGTTTCCGTA GACCTACCAA GCCGGTATCA CTAATGAAAC 1920 TGGTCGCATC GTCGGTCTCA TGCCGCACCC GGAACATGCC GTCGAAAAGC TAACCGGCCC 1980 ATCTATTGAT GGCCTGGAGC TGTTCCTGTC CGCCGTTGGC ACCATCGCGG CTTAAGAGGA 2040 GTCAAAATAT GAGCACTTTT GTCAATGACA CCGTCGAGAG CAATCAAGAC CCCTGAGATC 2100 AATTCTGGGA TCTGA 2115
【0106】配列番号:20 配列の長さ:2213 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類: Genomic DNA 起源 生物名:ブレビバクテリウム フラバム(Brevibacteriu
m flavum) 株名:MJ-233 配列の特徴 特徴を表す記号:promoter 存在位置: 1-2213 特徴を決定した方法:E 配列 ATATTCTGCT GTCCAGTTCC CAGAATGGTC CGGCAGGTGG CGATCTACGC GAACGACACG 60 TTCTTCAAAA AGGCGTGCGA GGACACGGTG GGTGATGGTT GCACCGATCT GGGATTTGAT 120 GTCATCGCCA ACAATTGGGA TGCCAGCCTC AGTTAACTTC TTAGCCCACT CAGGGTCGGA 180 GGCGATGAAT ACTGGGAGAG CGTTGACAAA GGCGCACTGC AATCGATGGC GCTTGTGCGT 240 AGAATTTTCG CTTCCGAAAT TGCGCTCTGG ACCATGAGGT GGGCTCAAAA AGGGTTTTCC 300 GCATAACCCT GACACGCCAT GCCCGCGTGA CCGTCATGTC CCGTATGAAC CCAGCCTCAA 360 ATCGGCCAAC ACCGTTATTC GGCTCGGACT GGCATTTGAT AATGCAGTTT GTAACCCCGT 420 GCGGGGAATT CCTGCTACTT TTCGGCGTCG ACGTGAACCG GCAACGAATC ATGCGCCAAC 480 GTGGTAATCA CCGAATTGAA GTGCAGCAAA CCGGGACATT TCGGAGGTTC CGCATTTCGG 540 TATATTCCAC ACCCTGAATG AGGGAGGTCG CGCATTTCCG ACTCCGGCAA TGGCAACCCT 600 GATGGTGGAC GTGCTCATCT AAAATTTCTC CTCTTAAAAA GATAACGGCC GCGACCGAAA 660 AGCTTCGCCG AAGGTTCTCG CGTACGTTCC AAATGTGGGG TTCCAGCAGA ATCAGCCTGT 720 CGATAAGGAC TCATTATCGT CAGCATACCC ATTCGGAGTG ATGAATGGGG GTTCTAGGGA 780 AACAAGTAGT GGTCCGGATG TCTGGATGGA TTTCGACCTG CATTTGGTTA GCTTTGTAAG 840 ACTTTGAAGG TTCCCGGGTA CTGGTTTGGG GCATTAATGC GGATACACTT GTTTCTGGCC 900 CAGAATACCA TGCGCCTGGC TATTTTATCA TGGGTGCAGA TTATTTGGTT AAAGGGACCC 960 CCGGTTTCTT TTGATTGGGA GTTCCCTGGG ATTTAAGTTT TTTAAGGAAT TTAAGGGGGG 1020 GCGCGCTTAA TATTTAATTC CTTTGTTTGA GAGTCAACGG AATATTGAAG CTGCGCGAAC 1080 CACCACCATT ACACAGGTAC TGTCCGTCCC ACTTCCGGTT CGGTGTACCG TGTGCACTGA 1140 CAGTGTGGCT GAGTGATCCT CTCCCTGAAC GACAGTGATG AACTATCCAA CAATCGCGTG 1200 AACATGCGAC CGAATCCACG CGCAGCGCAG AACATATAAC AGCCAGGGAC TCTTGATATG 1260 GTTTGACCCG GAGATCAACT CGCGCCGTCC CTGTTCGGCG TCCTCACAGC ATATCAGGAT 1320 CGATCCGCAG TTTTGAAGCG AAGAACCGAG ATGTGGATGC GGATTGGATT CCACCATGGT 1380 CGCTGAATCG GATGCTCTCA AGGCAGCCCG TGAGCAAGCA GATGCTGCTG AAATTGAACG 1440 ACTGGATGCT GCTTGAAATT GACCGACTGA CGCTCGCCGA CTTTGACTTT CACCACGATC 1500 GCAGAACCTC ACGATGCAAA TGGCTTTCGA TGAGAGAGAT ATTTGCTTCT CGGAATCCGA 1560 ACTTGCTCAA GCCCGCGTTG GAAGGTGACC TAGAGGCAGT CCTGCAGCAG AAGCACGCGC 1620 CGCAGTGGAA ACCGTGTACC CCGCATTATA GCAAGGTTGC AGGCCGGTAC ATCATTGCTT 1680 CCAAAACCTC CAGTGGCCTA GCCAGGACCA GCCTAACTTG CAGTCCTACA CCGTTTTGGA 1740 GGAAACTGAG CGACGCGTTG CATCCACCAC TGAAGGTCTA GAAAAAGCCG AGCGGATCTA 1800 CATTGATTCA CTCGGAAAAG TTGACTCAGA CTAGCCGCTG CACAGGCGCC GTGATGAGCC 1860 CAATAGCACA CAAGCGCAAA CTTGGCTCGA GACGGGATTT TCACCAACAC CATTGGAGAA 1920 AATAAGCGCA TTATGCACTT TAGGTTGCAT CAGTAGATAT TAAGCGCCAC CAGATCACGT 1980 CCCAGTTCGG ATGATATCAA CACACCACCG TCGATCCCCA TACTCAGGCA TTGTTCATCC 2040 GTGGCAGGCA GCCCAAGGTC AACCAGCAGC CGGCGCACTG TTGAGTGTTG CTGATGATTC 2100 CGAACTGAAG ATCACCGCGA ATGTAAAAGA AACAGAGATC AGCAACGTCA CCATCGGATC 2160 CCGTGTCACC TTCACTACCC CATCGACCGG AACCAAAGAA TTGTGGGCCG TAT 2213
【0107】配列番号:21 配列の長さ:61 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 AATTCTCGCG ATAATTAATT AATAGCCCGC CTAATGAGCG GGCTTTTTTT TGATATCAAT 60 T 61
【0108】配列番号:22 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 GATCAGATCC CAGAATTGAT 20
【0109】配列番号:23 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 TGAGCGGGCT TTTTTTTGAT 20
【0110】配列番号:24 配列の長さ:40 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 GATCTCAAGA AGATCCTTTG ATCTTTTCTA CGGATCCCAG 40
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明で用いるプロモーター検出用ベクター
の構成図。
【図2】 本発明で用いるプラスミドpBRCM102
およびpCMT44の構築操作図。
【図3】 本発明で用いるプラスミドpCKT11およ
びpPROBE17の構築操作図。
【図4】 プラスミド検出用ベクターp17B−gal
の制限酵素切断点地図。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コリネ型細菌染色体から得られるコリネ
    型細菌内でプロモーター機能を有するDNA断片であっ
    て、コリネ型細菌内でtacプロモーターよりも強いプ
    ロモーター機能を有するDNA断片。
  2. 【請求項2】 コリネ型細菌染色体が、ブレビバクテリ
    ウム・フラバム(Br evibacterium flavum)MJ−23
    3から得られる染色体である請求項1記載のDNA断
    片。
  3. 【請求項3】 下記の配列番号:1〜配列番号:12で
    示される塩基配列より成る群から選ばれる少くとも1つ
    の塩基配列を含むコリネ型細菌内でtacプロモーター
    よりも強いプロモーター機能を有するDNA断片。 配列番号:1 GATCCATGCA CGCGCGTTGC TCGGGCTGAA GGCCTGCTTC CACCTCAGCG GTGTGTTCAC 60 GGCGATCAAT TTCTTTACCA CCGAACACAT ATCCATCACT GGCCCATACT CACCCCGACC 120 TGTAGGAT 128 配列番号:2 GATCCACGCT GAGCATTTGA AAGTAACTAG TCCCGAAGAT CTTCGGAAAT GCATAAAGCA 60 AAAGGCTCTT AGTGGTTTGT CAGCGTATGA TCATCACGTA GAGTAACACC CAAGAGTAAG 120 ACGCAACATC AATCAATGTG CAAGGGTTTC ATTTCTGGAA ATCGTGGTCA CCCCACATTC 180 ACCAGTAATG AACAAGCTTG TTTAATGTGA ATTTGGAGTA GACCACATGC CCACTCTCGG 240 ACCATGGGAA ATTGGAATCA TTGTCCTGCT GATCATCGTG CTGTTCGGCG CGAAGAAGCT 300 GCCTGATGCA GCTCGTTCCA TCGGCCAGAT AACCCGCAGA TCAAGACATC AAACATTCGC 360 ACCATCGGAT TTCTCATCTA CGACGGCGTC TCACCCCTCG ATTTCACTGG ATC 413 配列番号:3 GATCCCTGCC CAGGCGCGCG CCCGTCCTGG CGAGTTCGCA GATCGAAGGG TTTGAACACC 60 GTAGAGGGTG GCGTCGACAA GCAAATTTCT GGTTTGCTGC AAGCCTTGCC CTGTACTGGT 120 GCGCCGCGCT GTGGATCGCG CTGGACGTTG GGTATTTCTG GGGCGACGCG CTCTCGCGCA 180 CCCAAGGCGC CCTATCCGCG CTGTACTCGC GCAACCCCAC GTTGTCGGCG ATCGGTTACG 240 TGTTTACCCC TCTGACCACC GTGGTGCAGA TTCCATTGGT GGCGCTGAGC CCCTGGGTCC 300 CGGAATTCAC GCGCGCCGGG TTGGCAGGCG CATTGGTGTC ATCAGTGTTC ATGGCGGCTT 360 CAGTGAGGCA ATTGTGGTTG ATTGCCAGCG AGCGCAACAT CCGGTATTGG CTCGCGGTGG 420 TAG 423 配列番号:4 GATCTTTCAG CTGCTCACAC GTGATTGTAC CGCGTCAATG GAAGTGATTG GCCGCTTCCT 60 TGCCTTGCTG GAATTGTATA AGGCACGCGC TATTGAAACC TTGCAAGAGG AGCCACTCGG 120 CGAGCTTAAA GTTTCGTGGA CTGGCATTGA TGTCGATCCA GCAGTCGTCG CGGCGAGTGA 180 CTGGGAGTAA TCAGTTTTTC TTAAGGAAAC GTTGCTGAAT TAGTTTTAGT GACCTAAGAT 240 C 241 配列番号:5 GATCTTGTCG ACGCCGCCCG CGACAGTGGC GCACAAATCC TCACGGGCGG CCAACCCTCA 60 GATGGACCTG GAAACTTCTA TCCGGCCACG ATTGTTACAG ACATTGCTCC GGATAATCCT 120 CTGGTTGTTG AAGAACAGTT CGGACCAGCG CTTCCAATAG TCCGATACTC CAATATTGAT 180 GAAGCCATTG GTTGGGCAAA TGGACTTGAA GTAGGTCTTG GAGCTTCTGT GTGGTCCGCT 240 GATCGGAATC GCGCAATGGA TGTAGCTAGG CAGATTCAGG CTGGAACAGT ATGGATTAAT 300 AACCATGCCC GCCCTGATCC AAGAATTCCT TTCGGCGGAA TCAAGCAATC GGGATACGGC 360 CTTGAATTTG GTGCTGATGG CCTCAAAGCG GTTGCGGTCC CCAAGGTCTA CAACGGTTAA 420 TTGTTTGATG TTGAGAATTC TCCGGGCCGA TTATTGTCGT AGTTTTCTGC ATTGGTGCTT 480 GGCAAGGAGA TCTGCCCCTG GTAAAGCTTG ATCAAATCGC ATTTGACCAG GGGATTTGGT 540 GTATTGTTAA CTTGAAGGTA GAGTATATTC TCGTTCCTAA AGGGGCCTAT AGATC 595 配列番号:6 GATCTGAAGC AACACCTGAT CAACCACACC CCTTGGGGCG CAAAGATCAC GGTGGAGATC 60 GATGACATTA ACCAACCGTT CTCCACCGAT ATTACCGGCC CTGCAATGTC CACCCTGGCG 120 TCCTGCCTGA GCGCTGCGTA CGAGGGCAAG GATCTTGTCA CCGAAGGCAG CGGCGGATCC 180 ATTCCACTGT GCACCGAACT GATTGAGGTC AACCCAGAAG CAGAATTGGC ACTCTACGGT 240 GTGGAAGAAC CCCTCACCGT TATCCACTCC GCTAATGAAT CTGTTGACCC CAATGAGATT 300 CGCGATATCG CCACCGCAGA AGCATTGTTC CTGCTCAACT ACACCAAGTA GACTTAGAAG 360 CAGGCATTAA CACTGCCACC TTTGCAAAAT TAACCACCCC CTGATGGGGT GGTTTTTTCA 420 TGAGTTGAAA AAAGTGTCTT GATTCACTTT GTGATGACGG TTACCATAGC CATCGTGACT 480 AAAAACATTG ACCTTAAGCG AGTAGCCAAG GCTACGTACC CTACTGCGGG ATAGATGGAC 540 TGGCTCCCCG CACTAGGGAA GTAGTCGTTA ATCAACACCA AGAAGATC 588 配列番号:7 GATCTCAACG TTTAGCGGCT CTCTGGATCG TGAAATGTCA ACGTTCATGG AAGCCAATGT 60 AGTGGGGTCG CGTCGAAAAG CGCGCTTTAA GGGCGACACG CCCAAAAAGT TTTACCTTTA 120 AAAACTACCC GCACGCAGCA CGAACCTGTT CAGTGATGCA AATCACCGCT AAAATATTGT 180 GGACGTTACC CCCGCCTACC GCTACGATTT CAAAACATGA CCATTTCCTC ACCTTTGATT 240 GACGTCGCCA ACCTTCCAGA CATCAACACC ACTGCCGGCA AGATCGCCGA CTTTAAGGCT 300 CGCCGCGCGG AAGCCCATTT CCCCATGGGT GAAAAGGCAG TAGAGAAGGT CCACGCTGCT 360 GGACGCCTCA CTGCCCGTGA GCGCTTGGAT TACTTACTCG ATGAGGGCTC CTTCATCGAG 420 ACCGATCAGA TC 432 配列番号:8 CCGTTATATA TAAGGAATAG GCAACAAGTC CCACTGGCTG TGCCAATAGC CAGCACACAA 60 ACATTGAATC CCCACAGATC ATCACCCAAA ACTACGGGGC TTGCAGTTCC AATGCGATCA 120 AACCCATGGA CAACATTGCC ATGCGGATGC TTCAGTTTTG AATGAGGAGA GCGGTAGATT 180 AGCCAACCGT CAATTAATGA CAATTGCCAC CACAACAGCT AACGCGAAGA AGAAATCTGC 240 GACGACTGGA AAACCATGGA TTTTCAACAG TGATGACAAC AATGAGATGC CCATGAGGGA 300 ACCAGCCCAC GAGGGGCCCC TTTGTGACAT CGGCGTAGTT GTTCAACTAT AATGGAACGC 360 TGATCGTGGA CAAGAGTTAA CCATGAGATT GATTCACCCC TTTAAGCCTC CAAAGAAGTA 420 GTTGACTCAA CGCATTTCGG CATTTAAAAA AGCCGAGAGC AAATGAGACT TTCCAGGAGA 480 AGGCACCAGG GACATGAACA ATTGATCGGC TGACCAACTC TATAAGAGAT GCACCTCAAG 540 TTTGGGGATA CTTATTCGGC GTTTCTGGGG ACAAATACGT TCCCTATTGT TGTATATAGG 600 TATTCGCACT TAAGAAACAT CTCTCATGGA AAGAAGCTAG GCGGAAAGGG CGTTAAGTAC 660 TTGCCATTTA ATCCTCAGCA TCACTCGGAT CAGTCGGAGA TGTCGATGAA AATGCACCAG 720 GAGCCGTGGA GAGCAGCATG GTAGAAAACA ACGTAGCAAA AAAGACGGTC GCTAAAAAGA 780 CCGCACGCAA GACCGCACGC AAAGCAGCCC CGCGCGTGGC AACCCCATTG GGAGTCGCAT 840 CTGAGTCTCC CATTTCGG 858 配列番号:9 TTACCGCAAG CTCAATACGA CTCACTATAG GGGCCCGGTA CCGAGCTCAC TAGTTTAATT 60 AAAAGCTTAT CGGCCTGAGG TGAGAAGGGT TCCGGACCCC AGAATTCTCG CGATAATTAA 120 TTAATAGCCC GCCGTAATGA GCGGGCTTTT TTTTGATCCC CGCCACCATA ACCCACGAAT 180 CCTAACAAGT CCCTGCATTC TCGATGGCTT TTTGGCTTTA ATCCGTTTTG GTTCAGGAAA 240 CTTACAAGAT CTTTTACGCT AGATGAAACT TGCCATCGAA CAGAATCCTG CAGATGAAAT 300 CTTTCAGCAC CATACATATC GGTAATTCAT AAAATGCTCC AGTGTCAAGC TCTCGCAACG 360 TAATCGTTGC TGTTCACGGA GTTCTTACTA GCTGCTCGGG CGATCAATTT GTCATTAGAT 420 TATGCAGTTA TAGGGAGAAC GGACACAAAA GGGAGGGACC TGACTGTACA CTGTACTCCC 480 GCTAGCACGT GTGTGTGATG ACACAGCTCA GAAGCATTGC AGTTGGACAA CCCCTAGATA 540 AGACTGCGCA AAGTAGGACA TATCTCTCAC TTTTCTTATT GTTTTCGGGC AAAACTAATC 600 CAGAACCTTT CTAAAGGCCC TGATCAATCA GGATTTCTGC GTGTCGACGT GATGCCACAC 660 CTGCTTGGGC AAGCACCTTC TGCAGGCGAA CTCCGTCAGA GTCATTGCGG CTTAAGAAAC 720 CCATCGACCA ATCGTCGTCG GATTTTACGT TTTGCTTCTT GGCAGGCTTA GCGTTGGAGA 780 GAAGAATCTC ATCCTTCTTC TGAGGCTGCT GGCGTGTGTT TGGGCGGGAT GATCCTGGCT 840 TGTAGCCACG AACTGAAGAC CGGTATCCGC CAGAGCGATT GCTCTGCTTC TTGTCCGGTG 900 TGCCATCTCG GCGAGCGGGT GGGGTCACGT AAGTGTCCTT AATCTTGAGA GAAAACGTAT 960 GAAATTGAAT CCCGTGAATT CTAGCCTATT TTAGGAGATT TTAATAGTCG GGGCTTTAAC 1020 TGATGCTTTA GAAGTCTTCA TCAATGGAGT CAACATCCGG CAAAAGCGGT GCTAGATCCG 1080 GTAATTTATC CAAAGAATCA ATACCCAACA GCTCAAGCAG GCAATTCCCG TTGTGCCCAT 1140 AGCGGTGCGC GCCCGTTGAT TCGTCCACAT CGACTTCTTT GACTAGG 1187 配列番号:10 CTCAATTGCC TCGTCTGAAG GATGCTGACA CTGAACTGAC AGACGAGGAC CGGGCCTAAG 60 ATTTTTTCGG TGTATGGCGC GGGCTGTGAG GGGGATGTCG TCGATAAGCG TAGGGCCGAA 120 GAAGAAGCCC TCCTCGTGCC GTCTACGGCT GCACGTTACG CCGTCCACGA CTGATCTTGG 180 CAGCCGGTCT GGCCTCAGCG ATGCGACATA AGAAGCGACC TTCTCGCGGT GGCTGCGGTG 240 ATTAGTGGGC CCAGGTCCGC TCAGCCTGCT CGCGCCGGCA CCGTTGCCGA TGCGAAGGGT 300 GTCGATGCGG TCCTTGATCT TCTCAATGAG CTTTATTCCT GGGCTTTGGG AGCTTCAAAC 360 AGGAGGCATC AAATTTGGGG TAGTGCAGGG CCTTTGAATC CCACCTCACA GATAGTATTC 420 AGGCATTTCC TTGTCACGAT GGTTTATCCT TGGACACAAC ATCAAAAGTG GGGTACATCA 480 TATGCTTCCG GTTGAAAGTG ACCTATCTGA AAAGACTTGG CAGAACCTTA AGCAATGGTG 540 TGAACTGCGT TAACGAATTT TGTCGGACGT TAAAATGGCG CATTCTGCTT GCTGAAGTGG 600 CACACCTATG TGTTCTGCTT GGGATAGCAG TGCGGGAAAA ATTTGAAAAA GTCCGATTAC 660 CTTGAGGAGT ATTCAATGTC ATGACGCATT GCTTCAGAAA ACTGCGCTCC AAG 713 配列番号:11 CTGAAGGAGT ACACCTTCGA TCTGCTCTAC AGATCTTTAG TGATAACAGA AACTCAGTAC 60 TCCGAAGATC TCTACTGACA GATCTTGGAT GGACCCGAGG ATGTTAAAGC GATTCCCTTC 120 GCTACAACAG CAACAAGGCC CTCAACAACC TTGGCTACGA AGGACTCTTC CCAGCGGATG 180 AAACCAAGGT GTCCCCAAAC ATCTTGTCTG CGCTGTCACC AAACGCTGAT GAGAACCACG 240 ACTTCTTCTC CGGCTCCGGT TCCTCTTACG TTATTGGTAA GGCAGAAAAC ACCCGAGGAT 300 GATGACCTGG GACTTTCTAA CTTTTAAAAA GCTGAAGCGG TCTACCGGCC TGTAGGGTAA 360 CCTCAACCCG TTAGAGCGTT TTCGGGTTTC CTGGTGGGGA CTTAAAGGTG CGGGGTTTTC 420 CGAAGCCGCA ATATCAGGGG TAAGGGACGA CCAGGCACCC CTGTGGCCCC TCGGCAGCGC 480 ATCACGCTTT AGGAGAAAAC GCCCCTGGAA TGGCGTCTCA ACCATTCAGA TTGAACCCCG 540 GCAGGGGGGA ATTATGAAAT CTGTGACAGG GGTTAACCGT GGGGGTGGGC TTCCTGGCAG 600 AAATGTCCGT CAAATTGTGA ACCCCTTCAC ACCTTTGGTT GAAAGCACTG CCCACAAGTG 660 ACTGAACCTG GCAGCGACCT CATGAATTGT TTGAAAAACA TTTTTTTTGG CACGAAAACG 720 GGGATACACG TTAGCTGCAT ACCAGCCTTT TTGGGTTGCA TCAGGATCCT GCCTGTGGCC 780 TTATGATCAG GCAGTGTTGT TAAAGGACGA TCGGTAATCC GAATGGTTCG TCCCGTAGTC 840 AGGAGGAACC TATGACCGCT GTGGCGCCTA GGGTCGACGG GCACGTGCCC CTCTACGAGG 900 CCCGAGCCCG ACAGGCCATG CACGCAAGGG CAGAAAGCAT GGTTAATGAT GACCACCACC 960 GGACCACAAG CAGCTTGGGC ATTATGTACA TCATTATGTC CTTCAG 1006 配列番号:12 CTGCGTTGGC CTTAAGGGAG ATCACTTCAA TTTCTTCATT GTGAGGCAGC CAGAACTCCA 60 CCACCTTTTC CTGCTCTGAA AGTCCATCCA CTGTGAAGCA CCTGCGGATC TTCCAGACGC 120 CGTTCCGTGG CGCCGGTGAT GAAATTGACT TCCGTGGTCT CGCCCCCGGA GGTTGGCGTG 180 GAAGATGTGG GGGCGCCGTC GATAAGCACA TCAATCTTGC CGCCCGGCCG GCCGGAATCG 240 AGGTACACCA CCGAGTGGAN TACGTGGTCA GCGTGAAGGA GGTGGCGGTT GGTGCGACAC 300 ACACGGCACG CCCGTTGGTT GGCGTTCCAT CGCGCTAACT TGGGATCACA GTACGGTCTA 360 CTTATTCCTT TGCTGAGCCA ATCGGGCGAA GGCCCCTTGT TAGTGGTTCA ATTTCGGTTG 420 CGCCGTGAAT TAAATTCGGG ATTTCATGAG CTTAACCGTA CCGCTCTTGC AGAGTTCACA 480 GGGTAAACCC TAAATGGAAC AACCCATTGC CAATATGTTG GTTAAGTTGT ACGCAAGTAA 540 ATCTTTTCAA TCGTGGAAGC AGGGCTCACA GTCTAATGGC ACGTATGCAG GAAAGCGCCG 600 ATCTTCCAAA TGTTCCTTCT GCGGAAAGAG CCAAAAGCAG GTAAAAAAAC TTCATCGCGG 660 GTGGCGCCGG TATATATCTT GTGATGAGTG CATTGAGCTT GTGCAACGAG ATTATTGAAG 720 AAGAACTCAG GTCAAGA 737
  4. 【請求項4】 コリネ型細菌染色体から得られるコリネ
    型細菌内でプロモーター機能を有するDNA断片であっ
    て、宿主コリネ型細菌が利用可能な培地中の少くとも1
    つの物質を宿主コリネ型細菌が利用可能な少くとも1つ
    の他の物質に変更することにより、該DNA断片の有す
    るプロモーター機能が制御可能なDNA断片。
  5. 【請求項5】 宿主コリネ型細菌が利用可能な培地中の
    少くとも1つの物質がグルコース、フルクトース、エタ
    ノール、カゼイン加水分解物および酵母抽出物より成る
    群から選ばれる少くとも1つの物質であり、宿主コリネ
    型細菌が利用可能な他の少くとも1つの物質がグルコー
    ス、フルクトース、エタノール、カゼイン加水分解物お
    よび酵母抽出物より成る群から選ばれる少くとも1つの
    物質である請求項4記載のDNA断片。
  6. 【請求項6】 宿主コリネ型細菌が利用可能な培地中の
    少くとも1つの物質がグルコースであり、宿主コリネ型
    細菌が利用可能な他の少くとも1つの物質がエタノール
    である請求項5記載のDNA断片。
  7. 【請求項7】 宿主コリネ型細菌が利用可能な培地中の
    少くとも1つの物質がエタノールであり、宿主コリネ型
    細菌が利用可能な他の少くとも1つの物質がグルコース
    である請求項5記載のDNA断片。
  8. 【請求項8】 宿主コリネ型細菌が利用可能な培地中の
    少くとも1つの物質がグルコースであり、宿主コリネ型
    細菌が利用可能な他の少くとも1つの物質がフルクトー
    スである請求項5記載のDNA断片。
  9. 【請求項9】 宿主コリネ型細菌が利用可能な培地中の
    物質がグルコース、カゼイン加水分解物および酵母抽出
    物であり、宿主コリネ型細菌が利用可能な他の物質がグ
    ルコースである請求項5記載のDNA断片。
  10. 【請求項10】 宿主コリネ型細菌が利用可能な培地中
    の物質がグルコースであり、宿主コリネ型細菌が利用可
    能な他の物質がグルコース、カゼイン加水分解物および
    酵母抽出物である請求項5記載のDNA断片。
  11. 【請求項11】 コリネ型細菌染色体が、ブレビバクテ
    リウム・フラバム(Brevibacterium flavum)MJ−2
    33から得られる染色体である請求項4記載のDNA断
    片。
  12. 【請求項12】 下記配列番号:13および配列番号:
    14で示される塩基配列より成る群から選ばれる少くと
    も1つの塩基配列を含むコリネ型細菌内でプロモーター
    機能を有するDNA断片であって、コリネ型細菌内で、
    培地中のグルコースをエタノールに変更することによ
    り、該DNA断片の有するプロモーター機能が制御可能
    なDNA断片。 配列番号:13 CTACTTCTTC TTCACCGAAG TATTCCTTAG GGTCGATCTC GTTACCCTCG GAGTCCTTCA 60 CGTTTACGCG GCAGATAGCC TGTGCAAGAG CCTTGCCACG GCGAACGTCG GAGAAGAGGT 120 TCGCGATCTG GCCGGACTGC TGCAGCTGAC CGATGAACTG GTTTGGGTCC ATGCCGTAAG 180 ACTGTGCGGT GAACAGGATG TGGTCGGTGA GCTCCTCGTG CCGCTGATGC GACTTCGAGT 240 CCGATCCAGC CACCACCGAT GAGGACCAGC TTTTTACCTT CACCGAAGTT GCCTTGATCG 300 CGTCAGAGTC TTCCACGGCG CGCAGGTAGT GCACATTAGA GCCGTCGGCT CCGGAATTGG 360 AAGTTTGCGA CTGCTGAGCA AGTAGCAAGA ACTAGTTTGT CGTAGTTAAT GGTCTCAGTG 420 TTTCCGCCAT CATCAACGGT GACTTGGCGT GAACCCGCAT CAATTGCCGT GACGCACACC 480 TTGACGCAGC GTGACATTGT TTTCTTTGTA CCACCCCGCC GGGTGAACAA TCGCCTTTTC 540 AAAGCCTACT TTTCCCGCCA TGTACTCCTT TGACAGCGGT GGGCGTTCAT ATGGCAGATG 600 ATTTTCTGCT GCGATGAGCG TGATGGAGCC TTCATGCCCG TTTACACGCA GTGCCTCTGC 660 GGTTTTCGCT CCGGCTGAAC CGCCGCCGAT GATGACGATG CTTTGTGGTG TGCTCATGCT 720 GTACTCCTAG TCCCTAAAAA GTGGACGGTC AGGCGCAAGG TCGACCGCAT GGTCTATACG 780 CCATGCTAGT TAAAAGGCCG AAACCCTCGG CGAGCGCGCT AAATACCCGG CCCCAATTGG 840 GGGTGTGAGG CAGCACACAA GACGAAACCC TAACGAAATC GCCAGACTCC TCGCAATCAC 900 AAGAAGCGAC GACTAGCCTG TGGGGACAAA CTATCTCAAG AATTTATTCA ACAAAGGAGT 960 TCTTCGCACA TGAAGGAAGT AGCAGTCAAC GAAGTCCCAG CAGGCGCGCA GCTAATGCAC 1020 TGTCACTGTT TCGACGTGAT GTGCATCGGT TTACGTGGTG GCGTGGTTCA CACATTGCTC 1080 CATCGGGCAT TGGTGCGTCA ATCGGTTTGG GTTTTTAAGT TTTGTGCGGG GGTGGTCACC 1140 CCTGTTGTGA ACTTTGCAAA GTTATGACTT CGCAGAAAAA GTCGGCGGGG GAGTTGCTAG 1200 TACGGATGTA CTGGGCAAAT GCTCTGAAAT GGGAAAATGC AGGCACCACA ACTTTCCGTA 1260 GTTTTGAAGG TGTGACCTAG ATAAAAGTCG GGGTTAGGCG GGGGTAAATG ACTAGGTAAA 1320 GGTTCGCAAA CCCCCTTTTG TTGGTGACGG TGATCACTTA GTCTGATCAC ATCGCCAAAC 1380 ACGATAAGGG TTGAAATCGA AAGAAGAGCG GCACCTAGAT TCCAGAGGTA GCCAGAGTGC 1440 TTTTCTTAAA AGAGTTTTCA CAACCGTTAA CGGCGTAGCC AAACAAGAAG GATTCGCATT 1500 NCAGCTTCTG GTTTAGGCAC AGGTCATCTA AAACCCATGC TTTAAAAGGA GCCTTCAATG 1560 ACTGAACAGG AACTGTTGTC TGCTCAGACT GCCGACAACG CTGGAACTGA CAGCACCGAA 1620 CGCGTTGACG CGGGCGGAAT GCAGGTTGCA AAAGTTCTCT ACGACTTTGT AACCGAAGCG 1680 GTACTCCCTC GCGTGGGTGT GGATGCGGAA AAGTTCTGGT CCGGATTCGC CGCCATCGCC 1740 CGGGACCTCA CCCCACGCAA CCGCGAACTG CTTGCTCGTC GCGATGAACT GCAGACGCTT 1800 ATCGACGACT ACCACCGCAA CAACTCCGGC ACCATCGACC AAGACGCGTA CGAGGATTTC 1860 CTTAAAGAAA TCGGATACTT GGTTGAGGAG CCAGAAGCTG CAGAAATCCG TACCCAAAAC 1920 GTCGATACGG AAATCTCCAG CACCGCAGAC CTCAGCTGGT TGTGCCAATT CTGAACGCAC 1980 GTTCGCGCTG AATGCTGCCA ATGCTCGTTG GGGTTCCCTC TACGATGCGT TGTACGGCAC 2040 CAACGCCATC CCAGAAACTG ATGGCGCTGA AAAGGGCAAG GAGTACAACC CGGTCCGCGG 2100 CCAGAAGGTC ATCGAGTCGG GTCGTCAATT CCTCGACAGC GTTGTCCCAC TGGACGGGTG 2160 CTTCGCATGC CGATGTTGAG AAGTACAACA TCACGGATGG AAA 2203 配列番号:14 CCTCATGGAT GTTGACATCG ATATGGATTC CGACATCTGA GCAGATCCTC TCCTGGCGGA 60 CACAGACGCA TCCCTGCTCT CCCTGGAAGC TGGCACCTGT GACCGTTGCC TTCGACACGA 120 CACATGCTGA CCACCCTGGA GAACTCCGGC CTATCGTGCC GATCGTTCCA GGCGCTGTGA 180 TTTTTGATTT GTTGGTGGGC GATCCCAAAA ACAGGCCGCT GAGAAAGTTT TCCACACTAA 240 AATAGTGTGA TTCTGCCGAA TCTGTTGTTT TACTTTTGAA ACTGCGGGAT CATGAAAAGT 300 AGTGAAAAGT GAATTTTAGT TCTGTGCTTT CTCTTCCCTT TAAGTGAACC TTTTGTTGGA 360 TCTTCATTAA AAAAATGAAA ACCTCGTCGG AATGCAACTT GGGATCACTG TCTCGGGCAA 420 GAAACGGCCT TAAAAAAGGG GAGTGATTGT GAGTGCTTGA TTTCTTAGCT GCGAACCCGC 480 TTGATTGCTG CTTGGTGGTT ATTTTGGCCA CGGGTGACCA CTCCCAGACT CAGCTGCCAG 540 GTGGTCAGTG G 551
  13. 【請求項13】 下記配列番号:15で示される塩基配
    列を含むコリネ型細菌内でプロモーター機能を有するD
    NA断片であって、コリネ型細菌内で培地中のエタノー
    ルをグルコースに変更することにより、該DNA断片の
    有するプロモーター機能が制御可能なDNA断片。 配列番号:15 GATCCTCATG GATGTTGACA TCGATATGGA TTCCGACATC GAGCAGATCC TCTCCGGCGG 60 ACACGACGCA TCCCTGCTCT CCCTGGAAGC TGGCACCTGT GACGTTGCCT TCGCACACGA 120 CACCATGCTG ACCACCCTGG AGAACTCCGG CCTATCGTGC CGATCGTTCC AGGCGCTGTG 180 ATTTTTGATT TGTTGGTGGG CGATCCCAAA AACAGGCCGC TGAGAAAGTT TTCCACACTA 240 AAATAGTGTG ATTCTGTCCG AATCTGTTGT TTTAGTTTTG AAACTGCGGG ATCATGGAAA 300 GTAGTGAAAA GTGAATTTTA GTTCTGTGCT TTCTCTGCCC TTTAAGTGAA CCTTTTGTTG 360 GATCTTGCAT TAAAAAAATG AAAACCTCGT CGGGAATGCA ACTTGGGATC ACGTCTCGGG 420 CAAGAAACGT CCTTAAAAAA GGGGAGTGAT TGTGAGTGCT TGATTTCTTA GCTGCGAACC 480 CGCTGATTGC GCTGGTGGTT ATTTTGGCCA CGGTGACCAC TCCCGACTCG GCGCCGGTGG 540 TCGTGGATC 549
  14. 【請求項14】 下記配列番号:16で示される塩基配
    列を含むコリネ型細菌内でプロモーター機能を有するD
    NA断片であって、コリネ型細菌内で、培地中のグルコ
    ースをフルクトースに変更することにより該DNA断片
    の有するプロモーター機能が制御可能なDNA断片。 配列番号:16 TGGGGCCGGT GGCAATGCAT CAGGGAGATT TGGATATACG GCCCACAATT CTTTGGTTCC 60 GGTCGATGGG GTAGTGAAGG TGACACGGGA TCCGATGGTG ACGTTGCTGA TCTCTGTTTC 120 TTTTACATTC GCGGTGATCT TCAGTTCGGA ATCATCAGCA ACACTCAACA GTGCGCCGGC 180 TGCTGGTTGA CCTTGGGCTG CCTGCCACGG ATGAACAATG CCTGAGTATG GGGATCGACG 240 GTGGTGTGTT GATATCATCC GAACTGGGAC GTGATCTGGT GGCGCTTAAT ATCTACTGAT 300 GCAACCTAAA GTGCATAATG CGCTTATTTT CTCCAATGGT GTTGGTGAAA ATCCCGTCTC 360 GAGCCAAGTT TGCGCTTGTG TGCTATTGGG CTCATCACGG CGCCTGTGCA GCGGCTAGTC 420 TGAGTCAACT TTTCCGAGTG AATCAATGTA GATCCGCTCG GCTTTTTCTA GACCTTCAGT 480 GGTGGATGCA ACGCGTCGCT CAGTTTCCTC CAAAACGGTG TAGGACTGCA AGTTAGGCTG 540 GTCCTGGCTA GGCCACTGGA GGTTTTGGAA GCAATGATGT ACCGGCCTGC AACCTTGCTA 600 TAATGCGGGG TACACGGTTT CCACTGCGGC GCGTGCTTCT GCTGCAGGAC TGCCTCTAGG 660 TCACCTTCCA ACGCGGGCTT GAGCAAGTTC GGATTCCGAG AAGCAAATAT CTCTCTCATC 720 GAAAGCCATT TGCATCGTGA GGTTCTGCGA TCGTGGTGAA AGTCAAAGTC GGCGAGCGTC 780 AGTCGGTCAA TTTCAAGCAG CATCCAGTCG TTCAATTTCA GCAGCATCTG CTTGCTCACG 840 GGCTGCCTTG AGAGCATCCG ATTCAGCGAC CATGGTGGAA TCCAATCCGC ATCCACATCT 900 CGGTTCTTCG CTTCAAAACT GCGGATCGAT CCTGATATGC TGTGAGGACG CCGAACAGGG 960 ACGGCGCGAG TTGATCTCCG GGTCAAACCA TATCAAGAGT CCCTGGCTGT TATATGTTCT 1020 GCGCTGCGCG TGGATTCGGT CGCATGTTCA CGCGATTGTT GGATAGTTCA TCACTGTCGT 1080 TCAGGGAGAG GATCACTCAG CCACACTGTC AGTGCACACG GTACACCGAA CCGGAAGTGG 1140 GACGGACAGT ACCTGTGTAA TGGTGGTGGT TCGCGCAGCT TCAATATTCC GTTGACTCTC 1200 AAACAAAGGA ATTAAATATT AAGCGCGCCC CCCCTTAAAT TCCTTAAAAA ACTTAAATCC 1260 CAGGGAACTC CCAATCAAAA GAAACCGGGG GTCCCTTTAA CCAAATAATC TGCACCCATG 1320 ATAAAATAGC CAGGCGCATG GTATTCTGGG CCAGAAACAA GTGTATCCGC ATTAATGCCC 1380 CAAACCAGTA CCCGGGAACC TTCAAAGTCT TACAAAGCTA ACCAAATGCA GGTCGAAATC 1440 CATCCAGACA TCCGGACCAC TACTTGTTTC CCTAGAACCC CCATTCATCA CTCCGAATGG 1500 GTATGCTGAC GATAATGAGT CCTTATCGAC AGGCTGATTC TGCTGGAACC CCACATTTGG 1560 AACGTACGCG AGAACCTTCG GCGAAGCTTT TCGGTCGCGG CCGTTATCTT TTTAAGAGGA 1620 GAAATTTTAG ATGAGCACGT CCACCATCAG GGTTGCCATT GCCGGAGTCG GAAATGCGCG 1680 ACCTCCCTCA TTCAGGGTGT GGAATATACC GAAATGCGGA ACCTCCGAAA TGTCCCGGTT 1740 TGCTGCACTT CAATTCGGTG ATTACCACGT TGGCGCATGA TTCGTTGCCG GTTCACGTCG 1800 ACGCCGAAAA GTAGCAGGAA TTCCCCGCAC GGGGTTACAA ACTGCATTAT CAAATGCCAG 1860 TCCGAGCCGA ATAACGGTGT TGGCCGATTT GAGGCTGGGT TCATACGGGA CATGACGGTC 1920 ACGCGGGCAT GGCGTGTCAG GGTTATGCGG AAAACCCTTT TTGAGCCCAC CTCATGGTCC 1980 AGAGCGCAAT TTCGGAAGCG AAAATTCTAC GCACAAGCGC CATCGATTGC AGTGCGCCTT 2040 TGTCAACGCT CTCCCAGTAT TCATCGCCTC CGACCCTGAG TGGGCTAAGA AGTTAACTGA 2100 GGCTGGCATC CCAATTGTTG GCGATGACAT CAAATCCCAG ATCGGTGCAA CCATCACCCA 2160 CCGTGTCCTC GCACGCCTTT TTGAAGAACG TGTCGTTCGC GTAGATCGCC ACCTGCCGGA 2220 CCATTCTGGG AACTGGACAG CAGAATAT 2248
  15. 【請求項15】 下記配列番号:17で示される塩基配
    列を含むコリネ型細菌内でプロモーター機能を有するD
    NA断片であって、コリネ型細菌内で、培地中のグルコ
    ース、カゼイン加水分解物および酵母抽出物の混合物を
    グルコースに変更することにより、該DNA断片の有す
    るプロモーター機能が制御可能なDNA断片。 配列番号:17 GATCCAAAAA GTCGGCGCAG CTGACTGGAG CTTCTGGGAA GCCAAAGTCC GCGCCCGCGA 60 CTACGCCCTG GACGAAACCG AACTGCGCAA CTACTTCCCA CTGAACCAAG TACTCTGTGA 120 CGGCGTCTTC TTCGCTGCTA ACCGCCTCTA CGGAATCACC GTGGAACCAC GCCCTGACCT 180 GCGCGGTTAC GCCGAGGGCG TGGACGTCTG GGAAGTCCTC GATTCTGACG GCTCCGGCAT 240 CGGCCACAAG TGCGATGCGC CCCTTCCGGG TCGGCGAGGC GGTGATCTTG CGGTGTCTAC 300 CTGGGGTCGA CTGTCGAGTC GTGGTCCGCA TTGAACTTCT TTCCGTGGTG TTTATCTTTT 360 CATCACAAAC AATCACGACG GTATACCCAT CGGAGACGAT ATCGTGATCT TTCTGTTACC 420 TGCGGAAGGT AACATTAGTA TTTCAACTCG ACAGAGTCCA TCCTGGAAGC GTGTATGACG 480 ATTTCTTCAC ACATTCTTTA CAATGGCCTT TCGTGCGATA ATGCTAGGCA TGCTTCGATG 540 GACTACAGCA GGTGAATCCC ACGGATC 567
  16. 【請求項16】 下記配列番号:18〜配列番号:20
    で示される塩基配列より成る群から選ばれる少くとも1
    つの塩基配列を含むコリネ型細菌内でプロモーター機能
    を有するDNA断片であって、コリネ型細菌内で、培地
    中のグルコースをグルコース、カゼイン加水分解物およ
    び酵母抽出物の混合物に変更することにより、該DNA
    断片の有するプロモーター機能が制御可能なDNA断
    片。 配列番号:18 CTGGTTTTGG CGGTAGGCAA ACATGCCTTT GAGGGTAGAT GCCGGTAGGC GGAGTGCTCA 60 CGGAATCTGT GATGAGTGTG CCGCCGTCTT GGTCGATGAA ATTGTGCACG TGACGCCAGT 120 TTGCGAGGGC CTTTACGGGG GCGGTCAGAC AGACGTCGGT GAAGCGTGAA CCATTCAAAA 180 ATCCCGATAA ATCATGGCGC GCCACCCATT TAAGTCCCGC AGGAAGGCTG AAAATGGTGG 240 TGCCATCGGA GAGGCGTTCT GCCTGCGCAA TGGGGTTAAG GGGGACGAAT GGCGGAGTCA 300 GACGTGTGAC AGCGCCCTTA CGGGTATGCC AATCCCAGAC CATTTCTCGG GGAAAAGGAA 360 TAAAATGGCT TGTGGTCAGA CTCACAGGGG CTTCTCCAAG TCAGTGGATT TATGAGGTCC 420 CAGTGGGTAC ACACCGGGTG TCCTACAACG ATCAATTGTC ACAGATTCGA CTGGCATGCT 480 GTACCATCTG CTTTAAGCAT TTTGGTGTTT CACTGTTGTT AACAGTGTTT CACCGTGGAG 540 CACTACCTAA AGATCATAGT CAGCATCTTG GGGTGAATGT GACACGGTAC GCTATAGTGT 600 CAGACAACAA CCAGGAAACT GGTCGTTGCA GAGTTTTTGC AAAATTGGAC ATCCTTTAAC 660 GGACCGCACA GAGAGGCGGG AAGGAGGTCA CGATGAGCGA ACGTAATAGT GCTGTACTAG 720 AACTCCTCAA TGAGGACGAC GTCAGCCGTA CCATCGCACG CATCGCGCAC CAGATTATTG 780 AGAAAACCGC GCTTGATTCC AAATACGCGG ATCGGGTCAT GTTGTTAGGC ATTCCTTCAG 840 GTGGAGTCCC GCTGGCCCGA AGGCTTGCTG AAAAGATCGA AGAATTTTCC GGCGTTTCGG 900 TAGATACCGG CGCTGTTGAT ATCACCTTGT ACAGGGATGA TCTTCGAAAC AAACCGCACC 960 GCGCACTGCA GCCCACCTCT ATTCCGGCAG GTGGTATCGA TAACACCACC GTGATTTTGG 1020 TGGATGATGT GCTGTTTTCC GGTCGTACTA TNCGCGCTGC ACTTGATGCA TTGCGCGACG 1080 TTGGACGCCC AAACTATATC CAATTAG 1107 配列番号:19 GGATCCGGTA ACCGTTTTTA TCAGGCTCTG GGAGGCAGAA TAAATGATCA TATCGTCAAT 60 TATTACCTCC ACGGGGAGAG CCTGAGCAAA CTGGCCTCAG GCATTTAAGA AGCACACGGT 120 CACACTGCTT CCGGTAGTCA ATAAACCGGT AAACCAGCAA TAGACATAAG CGGCTATTTA 180 ACGACCCTGC CCTGAACCGA CGACCGGGTC GAATTTGCTT TCGATATCTG CCATTCATCC 240 GCTTATTATC ACTTATTCAG GCGTAGAACC AGGCGTTTAA GGGCACCAAT AACTGCCTTA 300 AAAAAATTAC GCCCGCCCTG CCACTCATCG CAGTACTGTT GTAATTCATT AAGCATTCTG 360 CCGACATGGG AGGCCATCAC AAACGGGCAT GATGAACCTG AATCGCCAGC GGGCATCAGC 420 ACTTGGTCGC CTTGCGTATA AATATTTGCC CCTGGTGGAA AACGGGGGCG AAGAGGTTGT 480 CCCATATTTG GCCACGGTTT AAATCAAAAT TGGTGGAACT CACCCTGGGT TTGGCTAGCG 540 ATCCGGGTTG ACATCTGCAG GCGGGAAATT GAAAAGGCCG GATAAAACTG GTGCCTATTT 600 CCTTTAACGG TCTTTAAAAA AGGCCCGTAA TACCCAACTG AAACGGTCTG GTTATAGTAA 660 CATTGGACAA CTGGACTGGA AATGCCCTCC AAATGGTCCT TTACGATGCC CAATTGGGGA 720 TATATCCAAC GGTGGTATAA CCCAGTGATT TTTTTTCCTC CCATTTTTAG CTTCCTTTAG 780 CTCCTGAAAA TCTCGATAAC TCAAAAAAAT ACGCCCGGTA GTGATCTTAT TTCATTATGG 840 TGAAAGTTGG AACCTCTTAC GTGCCGATCA ACGTCTCATT TTCGCCAAAA GTTGGCCCAG 900 GGCTTCCCGG TATCAACAGG GACACCAGGA TTATTTATTC TGCGAAGTGA TCTTCCGTCA 960 CAGGTATTTA TTCGGCGCAA AGTGCGTCGG GTGATGCTGC CAACTTACTG ATTTAGTGTA 1020 TGATGGTGTT TTTGAGGTGC TCCAGTGGCT TCTGTTTCTA TCAGCTGTCC CTCCTGTTCA 1080 GCTATTGACG GGGTGGTGCG TAACGGAAAA GCACCGCCGG ACATCACCGG ATCTCAAGAA 1140 GACCTTTGAA CTGTTCAACG GATCCCCAGG GGCAGGCGGT ACACCGCGCC CTCGGACGTA 1200 TCGGAGTTTC TGGCGTTTCC GATGTCCGTC AGGGAAAGCG CTTCGAGCTT GAGGTAGATG 1260 ATTCCGTCAC CGAAGCTGAC CTAAAGAAAA TTGCTGAAAC CCTCCTCGCA AACACCGTCA 1320 TCGAAGACTT CGATGTGGTG GGAGTTGAGG TCGCGAAGTG AGCGCCAAAA TCGGTGTCAT 1380 TACCTTCCCA GGCACCCTTG ACGATGTAGA TGCAGCACGC GCTGTTCGCA 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