JPH0793866A - 光学的記録ライブラリ装置 - Google Patents

光学的記録ライブラリ装置

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JPH0793866A
JPH0793866A JP5238095A JP23809593A JPH0793866A JP H0793866 A JPH0793866 A JP H0793866A JP 5238095 A JP5238095 A JP 5238095A JP 23809593 A JP23809593 A JP 23809593A JP H0793866 A JPH0793866 A JP H0793866A
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JP
Japan
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optical
recording
stocker
optical disk
card
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Application number
JP5238095A
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English (en)
Inventor
Takashi Akahori
隆司 赤堀
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 既に記録されている情報の盗難,改竄を防止
する。 【構成】 複数の光ディスクカートリッジ等の記録媒体
が収納可能なストッカを備えた光学的記録ライブラリ装
置において、装置本体10の下部に形成された嵌入孔14に
側板11の凸部12を挿入し、さらに側板11の上部に形成さ
れた折曲片13の係止孔に、装置本体10内に設けられたソ
レノイド装置15のプランジャを係脱可能に挿入し、装置
本体10と側板11とで装置筐体を構成する。この装置筐体
は、必要時にソレノイド装置15をオンさせて、前記プラ
ンジャと係止孔との係合を解除することで開口可能と
し、記録媒体の盗難を防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクまたは光磁
気ディスク等の光学的情報記録媒体が収納された光ディ
スクカートリッジ、あるいはカード状の光学的情報記録
媒体である光カードを複数枚収納可能な光学的記録ライ
ブラリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図22は従来の光学的記録ライブラリ装置
の分解斜視図であり、1は両側部が開放された装置本
体、2は、装置本体1の両開放側部に複数のねじ3によ
って固定されて、装置筐体を構成する一対の側板であっ
て、装置本体1内には、複数の光ディスクドライブ(O
DD)4と、複数の光ディスクカートリッジ(図示せず)
が収納されるストッカ5と、電源であるパワー・サプラ
イ・ユニット(PSU)6と、光ディスクカートリッジを
ローディング状態で移動するキャリッジ7とが設置され
ている。なお、図中の8は、光ディスクカートリッジの
挿入,排出を行うための挿入排出口である。
【0003】また光ディスクカートリッジのライブラリ
装置でなく光カード用のライブラリ装置にあっては、前
記ODD4が光カードドライブ(OCD)となる。
【0004】図22において、光ディスクカートリッジ
は、挿入排出口8から挿入されると、キャリッジ7に受
け取られて、キャリッジ7の上下動にてストッカ5の収
納先まで移動し、ストッカ5内に挿入され収納される。
【0005】記録再生時には、ホストコンピュータ等か
らの指示信号を受けて、キャリッジ7は、指定の光ディ
スクカートリッジをストッカ5から引き出して、いずれ
かのODD4へ挿入し、記録再生を可能にする。
【0006】また必要により、ODD4あるいはストッ
カ5における光ディスクカートリッジをキャリッジ7に
よって引き出し、かつ挿入排出口8まで移動することで
外部へ排出することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の光学的記録
ライブラリ装置では、装置筐体を構成する側板2が数本
のねじ3によって装置本体1に固定されているため、ね
じ3を外すことで側板2を装置本体1から取り外すこと
が可能である。このため、内蔵されている光ディスクカ
ートリッジあるいは光カードは容易に盗難されてしまう
おそれがある。
【0008】さらに光ディスクカートリッジあるいは光
カードに対する記録再生に対しては特段の保護手段が施
されておらず、容易に改竄が可能である。
【0009】このため、特に医療機関,官公庁等のよう
に、重要な情報を扱っている所では、前記盗難,改竄は
極めて重要な問題であって、ライブラリ装置としての安
全性が要求される。
【0010】本発明の目的は、既に記録されている情報
の盗難,改竄を防止して安全性を高めた光学的記録ライ
ブラリ装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、光ディスクカートリッジあるいは光カー
ドを搬送するキャリッジと、前記光ディスクカートリッ
ジに収納された光ディスクあるいは光カードをローディ
ングして光学的に記録再生を行う駆動部と、複数の光デ
ィスクカートリッジあるいは光カードを収納可能なスト
ッカとを備えた光学的記録ライブラリ装置において、装
置本体に対して着脱可能であって装置筐体を構成する部
材に、部材の離脱を阻止するロック手段を設けたことを
特徴とする。
【0012】また前記光学的記録ライブラリ装置におい
て、ストッカに光ディスクカートリッジあるいは光カー
ドのストッカ外への移動を阻止するロック手段を設けた
ことを特徴とする。
【0013】また前記光学的記録ライブラリ装置におい
て、光ディスクカートリッジあるいは光カードの装置本
体に対する挿入,排出を行うための挿入排出口に光ディ
スクカートリッジあるいは光カードの外部への排出を阻
止する阻止手段を設けたことを特徴とする。
【0014】また前記光学的記録ライブラリ装置におい
て、光ディスクカートリッジあるいは光カードに対する
記録または再生を禁止する記録再生禁止手段を備えたこ
とを特徴とする。
【0015】
【作用】前記構成の光学的記録ライブラリ装置では、装
置筐体を構成する部材は、必要時以外には装置本体から
取り外すことができないように、ロック手段によって装
置本体からの離脱が阻止される。
【0016】またストッカに収納された光ディスクカー
トリッジあるいは光カードは、必要時以外にはストッカ
外へ引き出すことができないように、ロック手段によっ
て移動が阻止される。
【0017】また光ディスクカートリッジあるいは光カ
ードは、装置本体の挿入排出口から必要時以外には排出
されないように、阻止手段によって排出が阻止される。
【0018】また光ディスクカートリッジあるいは光カ
ードに対して、必要時以外には記録再生禁止手段により
記録または再生が禁止される。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0020】図1は本発明の光学的記録ライブラリ装置
の第1実施例における要部の断面図、図2は同要部の分
解斜視図であり、10は、図22の従来装置にて説明したO
DD4,ストッカ5,PSU6,キャリッジ7等が内蔵
され、さらに側部に挿入排出口8が設けられた装置本
体、11は装置本体10の両開放側部に後述するように着脱
可能に装着される一対の側板である。
【0021】前記側板11は、下部に一対の凸部12が突設
され、上部に係止孔13aを有する一対の折曲片13が形成
されている。一方、装置本体10の両開放側部には、それ
ぞれ下部に側板11の凸部12が挿入される一対の嵌入孔14
が形成され、上部に、図3に示すように側板11の係止孔
13aに入り込んで係合するソレノイド装置15のプランジ
ャ16が設けられている。ソレノイド装置15は装置本体10
の内側壁に固定され、プランジャ16が内側壁に直角に折
曲された突片17の通孔17aからスプリング18の弾性力を
受けて突出するようになっている。
【0022】図2,図3において、側板11の凸部12を装
置本体10の嵌入孔14に挿入し、嵌入孔14部分を中心とし
て側板11を装置本体10側に回動させる。そして側板11の
上部の折曲片13が前記プランジャ16近傍に達すると、ソ
レノイド装置15はオフで、図3(a)に示すように、プラ
ンジャ16がスプリング18の力を受けて通孔17aから突出
しているが、図3(b)に示すように、折曲片13はスプリ
ング18の力に抗してプランジャ16を押し上げながら移動
する。そして、図3(c)に示すように、前記折曲片13の
係止孔13aと突片17の通孔17aとが一致したときに、プラ
ンジャ16はスプリング18の力によって係止孔13aに入り
込む。この状態で、プランジャ16と折曲片13との係合が
スプリング18の弾性力によって保持され、側板11の装置
本体10に対する嵌合がロック状態になる。
【0023】側板11の上述のような固定作業を、もう片
方の側板11にも行う。前記ソレノイド装置15は、図4に
示すように、装置本体10に相対向させて4個設置されて
おり、前記ロックの解除は装置本体10に設けられた操作
部19のスイッチ操作で行う。
【0024】図5は前記ロックおよびロック解除に係る
フローチャートであって、上述のように側板11が装置本
体10に嵌め込まれると(S1-1)、プランジャ16とスプリ
ング18とによって側板11が装置本体10に機械的にロック
状態となる(S1-2)。そしてロック解除時には(S1-3のY
ES)、操作部19のスイッチ操作で(S1-4)、ソレノイド装
置15がオンして、プランジャ16を引き寄せ、プランジャ
16と折曲片13との係合を解除して、側板11の装置本体10
に対するロックが解除されたことになり(S1-5)、側板1
1の装置本体10からの取り外しが可能になる(S1-6)。
【0025】図6(a)〜(d)は前記操作部の例を示す装置
本体の正面図であり、装置本体10の挿入排出口8側に
は、操作部19として前記スイッチ操作によるものの外、
図6(a)に示すように、図示しない鍵を鍵孔20に挿入す
ることによるスイッチのオン/オフによってロック解除
を行う方法、図6(b)に示すように、テンキー等からな
る操作パネル21に識別番号を記憶するメモリを設け、操
作パネル21を操作して識別番号を登録させておき、ロッ
ク解除時に識別番号を操作パネル21から入力する方法、
図6(c)に示すように、赤外線リモコンあるいは音波リ
モコン22からの信号を受ける受信部23を設け、ロック解
除にリモコン22を操作する方法、図6(d)に示すよう
に、受声部24と電気的に接続した音声認識装置を備え、
ユーザの音声情報を登録しておき、登録された音声情報
と同一の音声を認識した際にロック解除する方法等を採
用できる。
【0026】図7は本発明の第2実施例における要部の
分解斜視図、図8は同要部の平面状態の構成図、図9は
同要部の正面状態の構成図であり、装置本体29の開放側
部に装着される側板30は、下部に一対の凸部31が突設さ
れ、上部にフック部32aを有する一対の折曲片32が形成
されている。一方、装置本体29の上部には、前記フック
部32aと係合可能な一対の爪部33aを有し、かつ開放側部
に沿って摺動可能な摺動部材33と、この摺動部材33の一
端に回動可能に端部が支承され、かつ中央部を回動可能
に支持したレバー34と、前記摺動部材33をレバー34との
支承側と反対方向に付勢しているスプリング35と、レバ
ー34の摺動部材33との支承側とは反対側に固定された押
釦36と、摺動部材33の摺動を案内するガイド部37とが設
けられている。
【0027】図7〜図9において、側板30の凸部31を第
1実施例と同様に装置本体29下部に設けられた嵌入孔14
に挿入し、この嵌入孔14部分を中心として側板30を装置
本体29側に回動させる。そして側板30の上部のフック部
32aが装置本体29の上部の摺動部材33の爪部33aに当接す
ると、一旦、摺動部材33をスプリング35の弾性力に抗し
て右方へ摺動させた後、前記フック部32aと爪部33aとが
係合する。このフック部32aと爪部33aとの係合がスプリ
ング35の弾性力によって保持され、側板30の装置本体29
に対する嵌合がロック状態になる。
【0028】前記ロックの解除は、押釦36を装置本体29
内方へ押圧することでなされる。押釦36を押圧すると、
レバー34が中央部を中心として反時計方向に回動する。
このレバー34の回動によって摺動部材33がスプリング35
の弾性力に抗して右方へ摺動され、フック部32aと爪部3
3aとの係合が解除されて、側板30の装置本体29からの取
り外しが可能になる。
【0029】図10は前記押釦部分の構成図であり、押釦
36は装置本体29の凹部40内に配置され、この凹部40の上
部が鍵装置41によってスライドロックされるスライド板
42にて被覆されており、鍵装置41で鍵をかけることによ
ってスライド板42をスライドロックして押釦36を不用意
に押圧できないようにしており、前記側板30のロック解
除時には鍵を外した後、押釦36が外部に露呈するように
スライド板42をスライドさせ、押釦36の押圧を可能にす
るようにしている。
【0030】図11は本発明の第3実施例における要部の
斜視図であり、この第3実施例では、光ディスクカート
リッジあるいは光カード(以下、記録媒体という)50を複
数収納可能なストッカ51あるいはストッカ51近傍に、記
録媒体50の移動域と移動域以外とを回動可能な回動枠体
52を設けており、必要時には、回動枠体52を記録媒体50
の移動域外まで回動させて、記録媒体50のストッカ51に
対する挿入,排出を可能にし、他のときには回動枠体52
をストッカ51の挿入排出口側の記録媒体50の移動域に位
置させ、記録媒体50の挿入,排出ができないようにして
いる(ロック状態)。
【0031】前記ロックおよびロックの解除は、フロン
トパネル等の図6(a)〜図6(d)に示した各種の操作手段
によることが考えられ、さらにライブラリ装置をオフに
したときに自動的にロックされるタイプと、手動でロッ
クとロック解除させるタイプとが考えられる。
【0032】図12〜図14は第3実施例における記録媒体
50の挿入,排出に係るフローチャートである。図12はス
トッカ51への記録媒体アクセス前のフローチャートであ
り、ライブラリ装置の電源がオンされると(S2-1)、装
置本体に設けられた表示部とキー入力部とからなるフロ
ントパネルにおいて、ロック状態に係る表示がなされ
(S2-2)、ロック状態の場合(S2-3のYES)、フロントパ
ネルでロック解除のキー入力をし(S2-4)、前記回動枠
体52を回動させてロック解除をする(S2-5)。このロッ
ク解除がなされたことはフロントパネルの該当部分に表
示される(S2-6)。
【0033】図13はストッカ51への記録媒体アクセスの
フローチャートであり、ホストコンピュータ等からスト
ッカ51への記録媒体アクセス命令を受け(S3-1)、その
ときロック状態であれば(S3-2のYES)、ホストコンピュ
ータにエラー表示をし(S3-3)、ロック状態でなければ
(S3-2のNO)、ストッカ51への記録媒体アクセスを実行
する(S3-4)。
【0034】図14はストッカ51への記録媒体アクセス後
のフローチャートであり、記録媒体アクセスの実行フラ
グがオンされている場合で(S4-1のYES)、フロントパネ
ルで自動ロックに設定されているとの表示がなされてい
る場合には(S4-2のYES)、ライブラリ装置の電源を切っ
てオフ状態にしたときに(S4-3)、ロック状態になる(S
4-4)。しかし、手動ロックにしたいときには(S4-2のN
O)、フロントパネルの表示を手動ロックに切り換え(S4
-5のYES)、手動ロックして(S4-6)、ライブラリ装置を
オフ状態にする(S4-7)。
【0035】前記実行フラグがオフされている場合には
(S4-1のNO)、図12のステップ(S2-2)へ移り、ロック状
態をフロントパネルの表示で確認する。
【0036】前記手動ロックの場合、ロック状態のとき
はライブラリ装置の電源オンでもロックさせることがで
き、またロック解除した場合、ライブラリ装置の電源オ
フでもロック解除(ロックオフ)のままである。
【0037】図15,図16は前記第3実施例における回動
枠体52の駆動部の構成図であり、回動枠体52は、ストッ
カ51の側部に回動可能に軸53で支持され、側面にモータ
ギヤ54と噛合するラック部55が設けられ、さらに端部に
回動枠体52を時計方向に回動付勢しているスプリング56
が設けられており、回動枠体52の時計方向の回動がスト
ッパ57で規制される。
【0038】回動枠体52にはロック解除固定用の長孔58
が設けられ、さらに回動枠体52の下方には後述するソレ
ノイド装置にて上下動させられるロック用ピン59が配設
されている。
【0039】図17は前記ロック用ピン59の動作の説明図
であり、ソレノイド装置60がオンのときにロック用ピン
59は引き込まれ、ソレノイド装置60がオフのときにロッ
ク用ピン59はスプリング61によって突出するようになっ
ている。
【0040】図18はロック動作に係るフローチャートで
あり、まず図17(b)に示すように、ソレノイド装置60を
オンしてロック用ピン59を引き込む(S5-1)、このとき
モータギヤ54は空転状態にあり、図15に示すように、ス
プリング56の引張力によって回動枠体52を軸53を中心と
して時計方向に回動(矢印方向)させる(S5-2)。そし
て回動枠体52の回動はストッパ57との係合にて止まる
(S5-3)。この状態で図16,図17(c)に示すように、ソレ
ノイド装置60をオフすることで、ロック用ピン59を飛び
出させ(S5-4)、ロック用ピン59で回動枠体52の反時計
方向への回動を阻止し、ロック動作を完了する(S5-
5)。
【0041】図19はロック解除に係るフローチャートで
あり、前記フロントパネルにてロック解除の操作をする
ことで(S6-1)、ソレノイド装置60はオンされてロック
用ピン59を引き込む(S6-2)。この状態でモータギヤ54
を回転駆動させることで回動枠体52を図15の矢印方向
へ回動させ、回動枠体52をストッカ51から離す(S6-
3)。そして回動枠体52がストッカ51から記録媒体の移動
域外にまで回動すると、ソレノイド装置60をオフして、
図17(a)に示すように、ロック用ピン59を回動枠体52の
長孔58に嵌入するよう飛び出させ(S6-4)、ロック解除
動作を完了する(S6-5)。
【0042】前記動作の説明において、自動ロック設定
時には、回動枠体52を図15の位置までモータギヤ54にて
回動し、ロック用ピン59が回動枠体52の下側部に位置す
るようにモータギヤ54をロックする。この状態で回動枠
体52がモータギヤ54で保持固定される。そして、ライブ
ラリ装置の電源オフによりモータギヤ54がフリーとなる
と、モータギヤ54による回動枠体52の保持固定が解除さ
れたことになり、スプリング56の引張力によって回動枠
体52が時計方向に回動し、ソレノイド装置60のオフにて
飛び出しているロック用ピン59とストッパ57とによって
回動枠体52が固定される。
【0043】また手動によるロック解除時には、回動枠
体52をロック用ピン59が長孔58に嵌入するまで回動さ
せ、長孔58へのロック用ピン59の嵌入によって回動枠体
52を不動状態にする。
【0044】前記第1,第2実施例のように側板11,30
が必要時以外には開放されないようにロックされるもの
において、図2に示した装置本体10の挿入排出口8か
ら、必要時のみ記録媒体50を排出できるようにすること
で、盗難防止効果がさらに向上する。
【0045】図20は前記挿入排出口からの記録媒体50の
排出を阻止する阻止手段の動作に係るフローチャートで
あり、図6(a)〜図6(d)に示した各種操作手段によって
排出ロックを設定すると(S7-1)、ロック設定の有無が
認識可能なコントローラに設定信号が送られる(S7-
2)。そして、ロック設定中において、ホストコンピュー
タ等からのストッカ51より記録媒体50を引き出す(アク
セス)命令を受けたとき(S7-3)、コントローラはホスト
コンピュータ等にエラー信号を送るようにする(S7-
4)。
【0046】また上述したようなライブラリ装置におい
て、記録媒体50がODD(OCD)内に存在している状態
で第3者が記録媒体50に対して記録,再生ができないよ
うにすれば、記録された情報の保護が確実になされる。
【0047】図21は記録媒体50に対する記録または再生
を禁止する記録再生禁止手段の動作に係るフローチャー
トであり、図6(a)〜図6(d)に示した各種操作手段によ
って記録再生ロックを設定すると(S8-1)、そのロック
設定の有無が認識可能なODD(OCD)内のコントロー
ラに設定信号が送られる(S8-2)。そしてロック設定中
において、ホストコンピュータ等からODD(OCD)内
にある記録媒体50へのアクセス(記録再生)を行う命令を
受けたとき(S8-3)、コントローラはホストコンピュー
タ等にエラー信号を送るようにする(S8-4)。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光学的記
録ライブラリ装置では、請求項1記載の構成によれば、
ロック手段によってライブラリ装置筐体を構成する部材
を必要時以外には取り外しが不可能となって、収納され
ている光ディスクカートリッジあるいは光カード(記録
媒体)の盗難を防げる。
【0049】請求項2記載の構成によれば、装置内で記
録媒体を収納するストッカからの記録媒体の引き出しが
必要時以外にはロック手段によって不可能となって、記
録媒体の盗難を防げる。
【0050】請求項3記載の構成によれば、装置本体の
挿入排出口から必要時以外には阻止手段によって記録媒
体の排出が不可能となって、記録媒体の盗難を防げる。
【0051】請求項4記載の構成によれば、装置内に収
納されている記録媒体に対して必要時以外には記録再生
禁止手段によって記録,再生が不可能となって、記録情
報の盗難,改竄を防げる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学的記録ライブラリ装置の第1実施
例における要部の断面図である。
【図2】図1の要部の分解斜視図である。
【図3】図1のソレノイド装置の動作の説明図である。
【図4】図1のソレノイド装置の操作の説明図である。
【図5】第1実施例のロックおよびロック解除に係るフ
ローチャートである。
【図6】各種操作部の説明図である。
【図7】本発明の第2実施例における要部の分解斜視図
である。
【図8】図7の要部の平面状態の構成図である。
【図9】図7の要部の正面状態の構成図である。
【図10】押釦部分の構成図である。
【図11】本発明の第3実施例における要部の斜視図で
ある。
【図12】第3実施例における記録媒体の挿入,排出に
係るフローチャートである。
【図13】第3実施例における記録媒体の挿入,排出に
係るフローチャートである。
【図14】第3実施例における記録媒体の挿入,排出に
係るフローチャートである。
【図15】第3実施例におけるロック解放時の回動枠体
の駆動部の構成図である。
【図16】第3実施例におけるロック時の回動枠体の駆
動部の構成図である。
【図17】ロック用ピンの動作を示す説明図である。
【図18】第3実施例におけるロック動作に係るフロー
チャートである。
【図19】第3実施例のロック解除に係るフローチャー
トである。
【図20】阻止手段の動作に係るフローチャートであ
る。
【図21】記録再生禁止手段の動作に係るフローチャー
トである。
【図22】従来の光学的記録ライブラリ装置の分解斜視
図である。
【符号の説明】
1,10…装置本体、 2,11…側板、 4…ODD(光
ディスクドライブ)、 5…ストッカ、 6…PSU(パ
ワー・サプライ・ユニット)、 7…キャリッジ、8…
挿入排出口、 12…凸部、 13…折曲片、 14…嵌入
孔、 15…ソレノイド装置。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクカートリッジあるいは光カー
    ドを搬送するキャリッジと、前記光ディスクカートリッ
    ジに収納された光ディスクあるいは光カードをローディ
    ングして光学的に記録再生を行う駆動部と、複数の光デ
    ィスクカートリッジあるいは光カードを収納可能なスト
    ッカとを備えた光学的記録ライブラリ装置において、装
    置本体に対して着脱可能であって装置筐体を構成する部
    材に、部材の離脱を阻止するロック手段を設けたことを
    特徴とする光学的記録ライブラリ装置。
  2. 【請求項2】 光ディスクカートリッジあるいは光カー
    ドを搬送するキャリッジと、前記光ディスクカートリッ
    ジに収納された光ディスクあるいは光カードをローディ
    ングして光学的に記録再生を行う駆動部と、複数の光デ
    ィスクカートリッジあるいは光カードを収納可能なスト
    ッカとを備えた光学的記録ライブラリ装置において、前
    記ストッカに光ディスクカートリッジあるいは光カード
    のストッカ外への移動を阻止するロック手段を設けたこ
    とを特徴とする光学的記録ライブラリ装置。
  3. 【請求項3】 光ディスクカートリッジあるいは光カー
    ドを搬送するキャリッジと、前記光ディスクカートリッ
    ジに収納された光ディスクあるいは光カードをローディ
    ングして光学的に記録再生を行う駆動部と、複数の光デ
    ィスクカートリッジあるいは光カードを収納可能なスト
    ッカとを備えた光学的記録ライブラリ装置において、光
    ディスクカートリッジあるいは光カードの装置本体に対
    する挿入,排出を行うための挿入排出口に光ディスクカ
    ートリッジあるいは光カードの外部への排出を阻止する
    阻止手段を設けたことを特徴とする光学的記録ライブラ
    リ装置。
  4. 【請求項4】 光ディスクカートリッジあるいは光カー
    ドを搬送するキャリッジと、前記光ディスクカートリッ
    ジに収納された光ディスクあるいは光カードをローディ
    ングして光学的に記録再生を行う駆動部と、複数の光デ
    ィスクカートリッジあるいは光カードを収納可能なスト
    ッカとを備えた光学的記録ライブラリ装置において、光
    ディスクカートリッジあるいは光カードに対する記録ま
    たは再生を禁止する記録再生禁止手段を備えたことを特
    徴とする光学的記録ライブラリ装置。
JP5238095A 1993-09-24 1993-09-24 光学的記録ライブラリ装置 Pending JPH0793866A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011039724A (ja) * 2009-08-10 2011-02-24 Fujitsu Ltd 電源制御方法及びストレージ装置
JP2014041625A (ja) * 2013-09-25 2014-03-06 Topre Corp データの安全ケース

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011039724A (ja) * 2009-08-10 2011-02-24 Fujitsu Ltd 電源制御方法及びストレージ装置
JP2014041625A (ja) * 2013-09-25 2014-03-06 Topre Corp データの安全ケース

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