JPH0792939A - 画像再生装置 - Google Patents

画像再生装置

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JPH0792939A
JPH0792939A JP5210649A JP21064993A JPH0792939A JP H0792939 A JPH0792939 A JP H0792939A JP 5210649 A JP5210649 A JP 5210649A JP 21064993 A JP21064993 A JP 21064993A JP H0792939 A JPH0792939 A JP H0792939A
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JP
Japan
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image
jog dial
screen
reproducing apparatus
control circuit
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Application number
JP5210649A
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English (en)
Inventor
Takeshi Uryu
剛 瓜生
Seiichi Isoguchi
成一 磯口
Tomoaki Tamura
知章 田村
Katsuya Nagaishi
勝也 永石
Shuji Hayashi
修二 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像再生に当って、従来は多くの操作が多数
の釦を押釦することによってなされ、操作が複雑で微妙
な調整が困難であったという問題を解消する。 【構成】 画像を拡大或いは縮小する手段を有し、
画像を回転する手段を有し、画像をスクロールさせる
手段を有した画像再生装置で、ジョグダイアル21、及び
シャトルリンク22を用いて画像の倍率を変化させ、
画像の回転角度を指定し、スクロールを行う操作手段
を備えていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、画像再生装置においては、その多
くの操作が釦によってなされてきた。例えば、画像を拡
大しスクロールする場合、図16のリモートコントロール
装置に示すようにその拡大位置を指定するためだけに上
下左右4つの釦が必要であり、コストが高くなってしま
っていた。さらに釦を押し続けてスクロールや画像の回
転、拡大率の変化を行う場合、それらの操作のスピード
はその時の使用者の意思が全く反映されず、大きくスク
ロールや画像の回転、拡大率の変化を行う場合には時間
がかかり過ぎ、またスクロールや画像の回転、拡大率の
変化を止めたい所に止められず行き過ぎてしまうという
事態も起きていた。またマウスやトラックボールを使用
すると連続的な動作は可能になるが、大きくスクロール
や画像の回転、拡大率の変化を行う場合には、球体を何
回も一つの方向に回転させねばならず、操作が煩わしか
った。
【0003】また従来、拡大画面をスクロールしても現
在通常画面のどの位置に拡大画面があるのかわからなか
った。
【0004】また従来、画像の回転はそのままの拡大率
で行うと、画像の回転角度によっては画像が切れる、余
白ができる等ということが起きていた。
【0005】また従来、ハイビジョン画像等の表示した
い画像とモニターとで縦対横の比が異なっている場合、
図7(a)のように画像の上下または左右に余白を付ける
か、或いは図7(b)のように上下また左右を切り取るし
かなかった。
【0006】また従来、インデックス画面等の複数の画
像を一つの画面に表示する場合、複数画像を表示するた
めの処理、或いは所望の画像を探す検索に多くの時間が
かかっていた。さらに、図8(a)のように一つの検索テ
ーマが複数の記憶媒体に記録されている場合、インデッ
クス画面を表示するにはその都度複数の記憶媒体を入れ
換えなければならず、多くの時間を費やしていた。
【0007】また従来、拡大等の処理を加えた画像を記
録媒体に記録する場合、原画の他に一駒分の画像データ
を使って記録しなければならなかった。また例えば、拡
大してスクロールした画面と通常画面とを比較したい場
合、一度通常画面に戻してしまうと通常画面にする前の
位置の拡大画面にするには再び同じ位置まで拡大画面を
スクロールし直さなければならなかった。これは拡大率
の変化、或いは回転の処理を行っても同様な操作が必要
となってしまう。
【0008】また従来、画像の消去、或いは他人に見ら
れたくない画像等の記録媒体所持者以外の人に操作され
たくない部分も容易に第三者によって操作されることが
できた。
【0009】また従来、例えば操作部分がリモコンのみ
にある場合、電池が消耗してしまう等、リモコンの電源
が無くなってしまった時は装置を全く動作させることが
できなくなってしまっていた。
【0010】また従来、電源コード、イヤホン等のコー
ド類は使用しない時は煩わしくその収納場所に苦慮しな
ければならず、また収納場所を装置に内蔵した場合で
も、コストが高くなる、装置が大型化する等の欠点があ
った。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な画像再生装置の機能上及び操作上の欠点を改善し、 (1)操作性のすぐれた画像を拡大或いは縮小する手段を
有した画像再生装置。(2)操作性のすぐれた画像を回転
させる手段を有した画像再生装置。(3)操作性のすぐれ
た画像をスクロールさせる手段を有した画像再生装置。
(4)操作性のすぐれた画像再生機能を有した画像再生装
置。(5)操作性のすぐれた複数の画像を一つの画面に表
示する手段を有した画像再生装置。(6)操作性のすぐれ
た暗号を設けた画像再生装置。(7)操作性のすぐれた画
像を判別不可とし、また復元する手段を備えた画像再生
装置。(8)操作性のすぐれた任意ビットのデータを作成
する手段を備えた画像再生装置。(9)操作性のすぐれた
発電する手段を備えた画像再生装置。(10)操作性のすぐ
れたコード類の巻き取り機能を備えた画像再生装置。
【0012】を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的は、 (1) 画像を拡大、或いは縮小する手段を有し、ジョグダ
イアル、及びシャトルリンクを用いて画面の倍率を変化
させる操作手段を備えたことを特徴とする画像再生装置 (2) 画像を回転させる手段を有し、ジョグダイアル、及
びシャトルリンクを用いて画像の回転角度を指定する操
作手段を備えたことを特徴とする画像再生装置 (3) 画像をスクロールさせる手段を有し、表示したい画
像と実際に表示できる画面との縦対横の比が異なる場
合、ジョグダイアル、及びシャトルリンクを用いてスク
ロールを行うことで縦、或いは横の表示されない画像部
分を表示させる操作手段を備えたことを特徴とする画像
再生装置 (4) 画像処理を行う手段を有していて、処理画像を記録
するためのスイッチと、前記スイッチが押された時に前
記画像処理を行うための情報を記録する手段と、前記処
理画像を再生するためのスイッチと、前記再生するため
のスイッチが押された時に前記処理画像を再生する手段
を備えたことを特徴とする画像再生装置 (5) 複数の画像を一つの画面に表示する手段を有し、複
数画像表示されている画面の記憶を行うためのスイッチ
と、前記スイッチが押された時に前記複数表示画面の属
性を記録する手段を備えたことを特徴とする画像再生装
置 (6) 画像の一駒、或いは画像記録媒体全体、或いは動作
の一つに暗号を設け、前記暗号と入力された暗号とが一
致したときだけ操作を行うことができる手段を備えたこ
とを特徴とする画像再生装置 (7) 画像を判別不可能にする処理を行う手段と、判別不
可能に処理した画像を記録媒体に記録する手段と、記録
媒体に記録された判別不可能な画像を元の通常画像に戻
す処理を行う手段を備えたことを特徴とする画像再生装
置 (8) ジョグダイアル、及びシャトルリンクが設けられて
いて、該ジョグダイアル、及びシャトルリンクを左右に
数回回転させることによって任意ビットのデータを作成
する手段を備えたことを特徴とする画像再生装置 (9) ジョグダイアル、及びシャトルリンクが設けられて
いて、該ジョグダイアル、及びシャトルリンクを回転さ
せることによって発電を行う手段を備えたことを特徴と
する画像再生装置 (10)ジョグダイアル、及びシャトルリンクが設けられて
いて、該ジョグダイアル、及びシャトルリンクを回転さ
せることによってコード等の紐状のものを巻き取る手段
を備えたことを特徴とする画像再生装置 によって達成される。
【0014】
【作用】従来、スクロール等の連続動作は釦によって為
されてきたために微妙な調節が難しかったが、本発明に
おいてはジョグダイアル、及びシャトルリンクを用いる
ことで、画像再生装置におけるそれらの操作性が上が
る。またジョグダイアル、及びシャトルリンクを用いた
ために新たな機能が付加でき、コスト削減、操作性の向
上につながる。
【0015】
【実施例】本発明の画像再生装置の一例を以下に示す。
デジタルスチルカメラで撮影し、メモリカードに取り込
まれた画像は、メモリカードを画像再生装置に差し込む
ことによって再生できる。本画像再生装置は、こうした
単純なメモリカードの画像再生の他に、記録媒体内の希
望の駒への駒送り、画像の拡大・縮小、トリミング、回
転、それら処理画像のスクロール、複数画像による分割
画面等の画像処理が行える。また、ハードディスク等の
大容量メモリの内蔵による画像ファイリング、分割画面
による画像の選択、キーワードによる画像の検索、暗号
による使用者の限定、文字入力装置による画像への文字
書き込みといった機能を持つこともできる。
【0016】図1は本発明の1実施例の画像再生装置を
操作するためのリモートコントロール装置10を示してい
る。その機能は以下の通りである。電源釦11は画像再生
装置の電源のON−OFFをコントロールする。画像処
理釦12はこれを押す毎に、画像倍率モード、スクロール
モード、トリミングモード、回転モードへの切り換えを
行うことができる。以下にそれぞれのモードについて説
明する。画像倍率モードとは、画像倍率をジョグダイア
ル21を回転させることによって変化させるモードであ
る。スクロールモードとは、スクロールをジョグダイア
ル21とシャトルリンク22の回転を組み合わせることによ
って行うモードである。トリミングモードとは、画像の
トリミングをジョグダイアル21を回転させることによっ
て行うモードである。回転モードとは、画像の回転をジ
ョグダイアル21を回転させることによって行うモードで
ある。消去釦13はこれが押されることによって、画像の
消去が行われる。記録釦14はこれが押されることによっ
て、画像の記録媒体への記録が行われる。再生釦15はこ
れが押される毎に、通常画像の再生と処理画像の再生が
切り換えられる。画像の駒送りはジョグダイアル21を回
転させることによって行う。インデックス釦16はこれが
押されることによって、画面上に複数の画像が同時に表
示される。インデックス画像中の所望画像はジョグダイ
アル21、及びシャトルリンク22を回転させることによっ
て選択する。暗号釦17はこれを押すことによって、暗号
の設定が可能となる。暗号の設定はジョクダイアル21、
或いはシャトルリンク22を回転させることによって行
う。また暗号の解除はこの暗号釦17を押した後、ジョグ
ダイアル21、或いはシャトルリンク22を回転させること
によって行う。
【0017】図2は画像再生装置3のブロック図を示し
ている。メモリカード31にはデジタルスチルカメラによ
って撮影された画像が記録されている。フレームメモリ
32にはメモリコントロール回路30によって、メモリカー
ド31からの画像データが取り込まれる。メモリコントロ
ール回路30はメモリカード31からの画像データの読み出
し、メモリカード31への画像データの書き込み、及びフ
レームメモリ32への画像データの書き込み、フレームメ
モリ32からの画像データの読み出しを行うことができ
る。さらに拡大・縮小、スクロール、トリミング、回
転、複数画像表示等の画像処理、メモリカード31のヘッ
ダ領域への情報の書き込みも行うことができる。文字入
力装置34は表示したい文字の文字コード、文字アドレス
をメモリコントロール回路30へ送ることができる。メモ
リコントロール回路30は送られてきた文字コード、文字
アドレスを基に指定された場所に指定された文字を画面
上に書き込むことができる。システムコントロール回路
33はメモリコントロール回路30の制御を行っている。画
像はメモリコントロール回路30から出力され、モニター
等の画像表示部に表される。
【0018】図3はメモリカード31の概念図を示してい
る。メモリカード31内には画像データ以外に様々なデー
タが格納されている。メモリカード全体の情報として
は、カードの番号、カードそのものの暗号がある。そし
て画像一駒のみに有効なヘッダデータには、駒番号、暗
号、画像が横画面で撮影されているか、それとも縦画面
か、画像の縦横比、そして検索テーマの文字コード等が
書き込まれている。またその駒の処理画像のデータとし
て、拡大率、スクロールアドレス、トリミング率、トリ
ミングアドレス、回転角度、文字データ、文字アドレス
を記録することもできる。
【0019】この画像再生装置3の操作の一例を以下に
示す。通常再生はメモリカード31等の記録媒体に記録さ
れた一駒分の画像データをメモリコントロール回路30に
よりフレームメモリ32等の画像メモリに取り込み、再び
メモリコントロール回路30を通した後、その画像を画像
表示部35に出力することによって行う。
【0020】図4(a),(a′)はデジタルスチルカメラを
縦に構えて撮影したために、メモリカード31に図のよう
な形で画像が取り込まれていたことを示している。この
ままで画像の再生を行うと、画像の出力手段がテレビモ
ニターのように画面の縦と横を変えられない場合、図4
(a),(a′)のように90°回った絵を見なければならな
い。
【0021】図4(b)は図4(a),(a′)の画像を90°回転
させたものである。カメラを縦に構えて撮影した場合、
カメラ側は撮影時に水銀スイッチ等のカメラが縦なのか
横なのかを検知するスイッチによって、縦画面であるこ
と、及びどちらが上かということを判断し、それをメモ
リカード31のヘッダ領域に書き込む。この縦画面に撮影
された画像を画像表示部35に再生する時、データは図2
のメモリカード31からメモリコントロール回路30によっ
てフレームメモリ32に一度取り込まれる。画像として表
示するためのフレームメモリ32からの出力時、ヘッダ情
報はメモリコントロール回路30によって読み取られ、シ
ステムコントロール回路33へ送られる。システムコント
ロール回路33がヘッダ情報から、その画像データが縦に
撮影されたものだと判断すると、メモリコントロール回
路30へ図4(b)のように画像を90°回転させるように命
令を出し、メモリコントロール回路30が90°回転させた
画像信号を画像表示部35へ送る。
【0022】図5(a)は駒送りを行って所望の画像を表
示させたものである。メモリカード31やハードディスク
内の画像の通常再生中にその前後の駒を検索する場合
は、ジョグダイアル21を回すことによって駒送りを行う
ことができる。その駒送りは以下のような信号の流れで
行う。ジョグダイアル21が回されたと図2のシステムコ
ントロール回路33が判断すると、システムコントロール
回路33はメモリコントロール回路30へ駒送りを行う命令
を送る。メモリコントロール回路30はメモリカード31か
ら再生中の次の駒の画像データを取り出し、フレームメ
モリ32上の画像と書き換える。そしてフレームメモリ32
に記録された画像データをメモリコントロール回路30に
よって画像表示部35へ送っている。
【0023】図5(b),(b′)は画像の倍率を変化させた
ものである。画像処理釦12を押すことによって、画像倍
率モードに切り換えてからジョグダイアル21を操作する
と、画面の中心を基準として、画像の拡大や縮小を行う
ことができる。これによって、画像の倍率はジョグダイ
アル21の回転角度によって使用者の好みの倍率に任意に
変化させることができる。図5(b)は拡大、図5(b′)は
縮小をそれぞれ行っている。ここでは、画像倍率モード
になってからジョグダイアル21が回されたと図2のシス
テムコントロール回路33が判断すると、ジョグダイアル
21が拡大の方向に回されていた場合、拡大の画像処理は
メモリコントロール回路30を用いて、フレームメモリ32
に記録されている画像を拡大率に応じて切り取り、画像
データを横方向縦方向にそれぞれ伸長することによって
行う。ジョグダイアル21が縮小の方向に回されていた場
合は、その縮小率に応じてフレームメモリ32の画像デー
タを間引いて出力することによって縮小を行う。メモリ
コントロール回路30によって、拡大或いは縮小処理され
た画像信号は画像表示部35へと出力される。それと同時
に、画像倍率をシステムコントロール回路33内のRAM
に格納する。また画像倍率の情報は記録媒体31のヘッダ
領域に記録してもよい。ただし画像を縮小した後、拡大
する場合はデータが間引かれた画像を拡大するのではな
く、フレームメモリ32内の原画像からその拡大率、縮小
率に基づいて処理を行うことで画像の劣化を防止するこ
とができる。また、画像の拡大縮小は画面の中心だけで
なく、任意の位置を基準として拡大縮小を行ってもよ
い。
【0024】図5(c)は拡大させた画像、図5(c′)は縮
小させた画像をスクロールした画面を示している。画像
のスクロールは、画像倍率を決定した後、画像処理釦12
によってスクロールモードにすると、ジョグダイアル21
で横スクロール、シャトルリンク22で縦スクロールを行
うことができる。スクロールモードでジョグダイアル21
か、或いはシャトルリンク22が回されたと図2のシステ
ムコントロール回路33が判断した場合、メモリコントロ
ール回路30によって拡大、或いは縮小処理されている表
示画像の左上端の位置アドレスを、システムコントロー
ル回路33によってジョグダイアル21が回された時は横方
向のアドレス、シャトルリンク22が回された時は縦方向
のアドレスをそれぞれインクリメント、或いはデクリメ
ントする。変化させる位置のアドレスがシステムコント
ロール回路33からメモリコントロール回路30へと送られ
ると、メモリコントロール回路30は、拡大画像の場合は
フレームメモリ32の画像から変化後のアドレスで拡大率
に従って切り取り、縮小画像の場合は画像のそのアドレ
スに縮小率に従った画像を配置する。スクロール処理さ
れた画像信号はメモリコントロール回路30から、画像表
示部35へと出力される。それと同時に、変化後の位置ア
ドレスをシステムコントロール回路33内のRAM、或い
はメモリのヘッダ領域へ格納する。尚、ジョグダイアル
21は回す速さ、シャトルリンク22は回す角度によってス
クロールするスピードが変化できるようになっている。
【0025】図5(d)はスクロールした画面が原画像の
右下の端に辿り着き、それ以上は右方向、或いは下方向
にスクロールできないことを示している。スクロール画
面が原画像の上下左右何れかの端になったとの認知は、
スクロールによって移動したアドレスをカウントするこ
とによって行うことができる。画像処理釦12によってス
クロールモードにし、ジョグダイアル21やシャトルリン
ク22を回すと、図2のシステムコントロール回路33によ
って位置アドレスのインクリメントやデクリメントを行
う。ここでシステムコントロール回路33では、アドレス
がスクロールによって画像の端であることを示す規定の
値に達すると、ジョグダイアル21やシャトルリンク22を
操作しても、それ以上はアドレスの変化ができないよう
になっている。画像の端である規定のアドレスに達した
とシステムコントロール回路33が認識すると、システム
コントロール回路33はスクロールがそれ以上できないこ
とを示す図5(d)のような表示を行うようにメモリコン
トロール回路30へ命令を送る。そしてメモリコントロー
ル回路30はスクロールした画面に、画像の端であること
を示す表示を画像信号に加えて画像表示部35へ出力す
る。
【0026】図5(e)は画像を所望の画角でトリミング
し、それを縮小した画像を示している。画像処理釦12を
押しトリミングモードにした後、ジョグダイアル21によ
り画像倍率を小さくすると、画像処理釦12を押した時の
画面が縮小されトリミングを行うことができる。拡大画
像において、画像処理釦12が押され、トリミングモード
になると、それと同時に、画面の左上端の位置アドレス
が図2のシステムコントロール回路33内のRAMに記録
される。この位置アドレスの記録はメモリのヘッダ領域
に行ってもよい。ここでジョグダイアル21が回される
と、システムコントロール回路33から位置アドレスと縮
小率と共にトリミングを行う命令がメモリコントロール
回路30へと送られる。メモリコントロール回路30は位置
アドレスに基づき、表示されている画像のみをフレーム
メモリ32から取り出し、その画像を縮小率に応じて縮小
し、画像信号として画像表示部35へと出力する。
【0027】図5(f)はジョグダイアル21によって、画
像を所望の角度に回転させたものである。画像の回転は
画像処理釦12を押して回転モードにした後、ジョグダイ
アル21を回転させることによって行うことができる。回
転モードの時にジョグダイアル21が回されたと図2のシ
ステムコントロール回路33が認識すると、システムコン
トロール回路33は、その回転角度と回転を行う命令をメ
モリコントロール回路30へ送る。それと同時に、回転角
度がシステムコントロール回路33内のRAMに記録され
る。この回転角度の記録はメモリのヘッダ領域に行って
もよい。メモリコントロール回路30によってフレームメ
モリに記録された画像が取り出され、画像の回転が行わ
れると、その回転画像は画像信号として画像表示部35へ
と出力される。
【0028】図6(a)のような通常画像でも画像処理釦1
2を押し回転モードにした後、ジョグダイアル21を回す
ことによって画像の回転を行うことができる。ただし、
この場合そのままの画像倍率で画像を回転させると画像
の角が図6(b)のように切れてしまうので、回転角度に
応じて画像を縮小し、図6(c)のように画像を再生する
こともできる。回転モードの時にジョグダイアル21が回
されたとシステムコントロール回路33が認識すると、図
2のシステムコントロール回路33はジョグダイアル21で
指定された回転角度に応じて以下の式により、縮小率を
決定することもできる。
【0029】画面の縦対横の比をA:B、回転角度をθ
とすると
【0030】
【数1】
【0031】システムコントロール回路33は決定した縮
小率と回転角度と共に縮小と回転を行う命令をメモリコ
ントロール回路30へ送る。それと同時に、縮小率と回転
角度がシステムコントロール回路33内のRAMに記録さ
れる。この縮小率と回転角度の情報はメモリのヘッダ領
域に記録してもよい。メモリコントロール回路30によっ
てフレームメモリに記録された画像が取り出され、画像
の縮小と回転が行われると、その画像は画像信号として
画像表示部35へと出力される。
【0032】また図6(d)のような拡大画像における回
転では、画面の外側の部分の画像も表せる図6(e)のよ
うな画像を再生する構成もある。これは拡大画像の再生
中に画像処理釦12により回転モードにした後、ジョグダ
イアル21を回すことによって行うことができる。ジョグ
ダイアル21が回されたと図2のシステムコントロール回
路33が認識すると、システムコントロール回路33はこの
時の拡大率と共に回転角度と回転処理を行う命令をメモ
リコントロール回路30へと送る。それと同時に、回転角
度や拡大率の情報がシステムコントロール回路33内のR
AMに記録される。これらの情報の記録はメモリのヘッ
ダ領域に行ってもよい。メモリコントロール回路30によ
る拡大画像の回転の処理は表示されている画像を回転さ
せるのではなく、フレームメモリに記録された画像を取
り出してから画像の回転を行うため、回転する前は画面
の外だった部分も再生を行うことができる。その回転画
像は画像信号として画像表示部35へと出力される。
【0033】図5(g)は前記操作によって生じた画面の
空白に文字入力装置34を用いてコメント等を入れたもの
である。これにより画像に文字が重なることを無くすこ
とができる。もちろん画像上に文字を重ねてもよい。画
面上への文字の表示は以下のような方法で行う。図2の
文字入力装置34を用いて入力された文字コードと文字の
位置アドレスは、メモリコントロール回路30によって文
字コードは実際の文字に変換され、その文字は指定され
た位置アドレスによって、表示したい場所に画像と重ね
合わされる。文字が表示されると共に文字コードと位置
アドレスはシステムコントロール回路33内のRAMに記
録される。またその情報をメモリのヘッダ領域に記録し
てもよい。文字と重ね合わされた画像信号はメモリコン
トロール回路30から、画像表示部35へと送られる。
【0034】記録された画像の縦対横の比が9:16、表
示する画面が3:4というように記録画像と表示画面と
で縦対横の比が異なっていると、図7(a)のように画面
の上下を空白にして画像の左右が完全に画面の中に入る
ようにするか、或いは図7(b)のように画像の左右を切
り落として表示するかしなければならない。そこでメモ
リカード31のヘッダ情報に記録された撮影画像の縦対横
の比と表示する画面の縦対横の比が異なっている場合、
画像処理釦12でスクロールモードにし、ジョグダイアル
21、或いはシャトルリンク22を操作することで図7(c)
のように画面の外の部分も表示することができる。記録
画像と表示画面とで縦対横の比が異なっている場合に画
像処理釦12によってスクロールモードにされ、、ジョグ
ダイアル21が回されたと図2のシステムコントロール回
路33が判断した時、システムコントロール回路33はスク
ロールして表示される画像の左上端のアドレスと共にス
クロールを行う命令をメモリコントロール回路30へ送
る。フレームメモリに記録された画像データはメモリコ
ントロール回路30によって、ジョグダイアル21によって
指定されたアドレスの画像データのみが出力される。そ
れと同時に、スクロールされたアドレスはシステムコン
トロール回路33内のRAMに記録される。またその情報
をメモリのヘッダ領域に記録してもよい。そしてスクロ
ールされた画像信号は画像表示部35へと送られる。
【0035】処理された表示中の画像をメモリカードや
ハードディスク等の記録媒体31に記録したい時は、その
表示中の画像データを記録するのではなく、画像処理し
たデータを記録媒体31に記録する。そうすることによっ
て、処理画像の画像データでメモリの容量を大量に取ら
れることが回避できる。処理画像を記録したい時は記録
釦14を押すことによって、図2のシステムコントロール
回路33内のRAMに蓄えられてある処理情報をメモリの
その駒のヘッダ領域へ書き込むことで行うことができ
る。処理画像再生中に記録釦14が押されたとシステムコ
ントロール回路33が判断すると、ズーム率、スクロー
ル、トリミングの位置アドレス、文字コード、文字の位
置アドレス等のシステムコントロール回路33内のRAM
に蓄えられてある画像処理情報はメモリコントロール回
路30へと送られる。それらの処理情報はメモリカード等
の記録媒体31のヘッダ領域へメモリコントロール回路30
によって書き込まれる。尚、画像処理情報をシステムコ
ントロール回路33内のRAMでなく、記録媒体31のヘッ
ダ領域に直接書き込む場合は記録釦14による操作は必要
なくなる。処理画像を再生したい時はその駒の画像を呼
び出した後、再生釦15を押すと、ヘッダ情報に基づいて
それぞれの画像処理を行うことで目的の処理画像を得る
ことができる。通常再生中に再生釦15により処理画像再
生に切り換えると、システムコントロール回路33はその
再生中の駒についてヘッダ情報に基づいて画像処理を行
うように命令を出す。それを受けてメモリコントロール
回路30はヘッダ情報により画像処理を行い、処理後の画
像は画像信号として、画像表示部35へと送られる。
【0036】図8(a)は富士山という検索テーマにおけ
るメモリカード31それぞれのインデックス画面、図8
(b)は検索テーマ富士山の全ての画像を表示しているイ
ンデックス画面を表している。1枚のメモリカード31の
中にどういう画像があるか、或いはある検索テーマにつ
いてどういう画像があるかを表示するインデックス画面
では、その画面が表示されるまで多少の時間がかかるた
め、図8(b)のように1駒使って、予めカード別、検索
テーマ別にインデックス画面を作成しておくと便利であ
る。作成はインデックス釦16によって検索テーマ別やカ
ード別のインデックス画面を表示した後、記録釦14を押
して、そのインデックス画面をメモリカード、ハードデ
ィスク等の記録媒体31に記録することによって行うこと
ができる。図8(a)のように検索テーマの画像が複数の
メモリカード31に亘る場合は、カードを何回か入れ換え
て一つの画面に複数のカードの画像を格納することで図
8(b)のようなインデックス画面を作成することができ
る。文字入力装置等によってカードナンバーや検索テー
マが入力され、インデックス釦16が押されたと図2のシ
ステムコントロール回路33が認識すると、システムコン
トロール回路33は検索を行う等して、インデックス処理
する画像番号とインデッスク処理の命令をメモリコント
ロール回路30へ送る。インデックス画像は、メモリコン
トロール回路30がメモリカード等の記録媒体31内の画像
を画素を間引く等して縮小して取り出し、その縮小した
画像をフレームメモリ32上へ並べることによって作り出
す。表示はフレームメモリ32上に並べた画像をメモリコ
ントロール回路30によって取り出し、画像表示部35へと
画像信号として出力することによって行う。インデック
ス画面の記録はフレームメモリ32上に作られているイン
デックスの画像をメモリコントロール回路30によって取
り出し、メモリカード等の記録媒体31に記録することに
よって行う。それと同時にメモリカード等の記録媒体31
のヘッダ部分には何番のカードナンバーか、或いはどう
いう検索テーマのインデックスなのかを記録する。また
インデックス画面を表示させるためのカードナンバー、
或いは検索テーマの入力を行う際のために、その入力に
ついて予め作成したインデックス画面があることをシス
テムコントロール回路33内のRAMや記録媒体31のヘッ
ダに記録しておくとよい。
【0037】図9にインデックス画面を表示するための
フローチャートを示す。インデックス釦16を押し、カー
ドナンバー、或いは検索テーマの入力を行うと、その入
力について予めインデックス画面が作成されている場合
はそのインデックス画面を表示する。作成しているイン
デックス画面がない場合は必要な画像データを一駒ずつ
取り込み、インデックス画面として表示する。また作成
したインデックス画面があるにもかかわらず、アクセス
しているメモリカードやハードディスク等の記録媒体31
にその画像が入っていない場合は、その旨を表示して別
の記録媒体31に取り替えられるのを待つ。
【0038】例えば、ある画像が他人に見られてはなら
ない極秘のものであっても、その画像は画像再生機を取
り扱うことができる者なら誰にでも容易に見ることがで
きる。そこでその画像をある特定の者に限って見ること
ができように画像1枚1枚に暗号を設けることが考えら
る。極秘画像かどうかの識別と数ビットのデータから成
る暗号はメモリカード等の記録媒体31のヘッダ領域に記
録される。
【0039】暗号データをジョグダイアル21、或いはシ
ャトルリンク22を用いて作成する方法は以下の通りであ
る。ジョグダイアル21やシャトルリンク22は左右どちら
に回転したかで異なる信号を送る。そこでジョグダイア
ル21、或いはシャトルリンク22を右に一回回転させると
1、左に回転させると0というように、ジョグダイアル
21やシャトルリンク22から送られてくる信号によりビッ
トデータを生成させる方法が考えられる。そして、作り
出したビットデータをシステムコントロール回路33内の
RAMに一つずつ蓄えていくと数ビットからなる暗号デ
ータが作り上げられる。
【0040】こうして作られた暗号は、設定を行う時は
図2のシステムコントロール回路33からメモリコントロ
ール回路30へと送られ、メモリコントロール回路30によ
り記録媒体31のヘッダ領域へと書き込まれる。また暗号
による解除を行う時は、メモリコントロール回路30は記
録媒体31のヘッダ領域から暗号を取り出し、その暗号を
システムコントロール回路33へ送る。そこでシステムコ
ントロール回路33はヘッダ領域から送られてきた暗号と
ジョグダイアル21やシャトルリンク22で入力されるデー
タとを比較して、その画像を再生して良いかを判断す
る。
【0041】また画像そのものを暗号化する方法も考え
られる。記録媒体31からフレームメモリ32等の内部メモ
リに取り込まれた画像に、ある法則によるスクランブル
をかけ、そのスクランブル画像を再び記録媒体31に記録
する。こうすることで、暗号解読機能を持たない他の画
像再生機によって、その記録媒体31の画像を見られるこ
とが無くなる。このスクランブルをかける動作はカメラ
による撮影時に画像をカードに取り込む段階で行っても
よい。再生は使用者によりスクランブル解除の信号を入
力されることによって行うことができる。
【0042】そのスクランブルの設定と解読の一例を以
下に示す。図2のメモリコントロール回路30によって、
メモリカード等の記録媒体31からフレームメモリ32に通
常画像が取り込まれている時、その画像へのスクランブ
ルは、1画素当たり数ビットからなる画像データをフレ
ームメモリ32からメモリコントロール回路30が取り出
し、その画素データにスクランブルをかけて再び記録媒
体31へ記録する方法で行うことができる。図10は通常画
像の画像データとスクランブル処理後の画像データを表
している。スクランブルは、輝度、色差等の一定の順番
で並んでいる画像データを図10のように数ビットずつシ
フトさせ、再生機側に正しいデータを読み取らせない方
法が考えられる。スクランブルの解除はシフトさせたデ
ータを元に戻すことによって行うが、いくつシフトさせ
るかは暗号設定時に決められ、暗号の中にシフト数を含
めることができる。これにより、使用者はヘッダ情報に
記録された暗号だけでなく、スクランブル解除のために
いくつシフトさせたかを知っておかねばならないため、
二重の防御機能になり、しかも画像のダビングも防止で
きる。
【0043】図11は画像に暗号が設定されている場合の
フローチャートである。その流れに従って説明する。画
像の再生を行う際には、まずその画像が再生可能かどう
かを識別する。誰に見られてもよい画像なら問題なくそ
のまま画像を再生するが、暗号が設定されている画像だ
ったなら暗号釦17を押した後、ジョグダイアル21、或い
はシャトルリンク22を回して数ビットのデータを作成す
る。その入力した暗号データとメモリカード31のヘッダ
領域に記録されている暗号データとを比較し、それらが
一致しているとスクランブル解除のシフト数の入力へと
進む。暗号が間違っていた場合はスクランブルをかけた
画像をそのまま再生する。続いて同様にジョグダイアル
21、或いはシャトルリンク22を回してスクランブル解除
のシフト数を入力する。そして画像データをシフトさせ
画像の出力を行うが、この時、たとえ入力したシフト数
を誤っていてもそのシフト数でシフトを行い、スクラン
ブルされた画像を出力する。尚、暗号の入力とシフト数
の入力はジョグダイアル21、或いはシャトルリンク22を
回す一連の動作で行い、スクランブル画像が現れても、
使用者にはそれが暗号が違ったためか、シフト数を間違
ったためかは分からないようにしてもよい。
【0044】また画像再生装置3の操作でも暗号を設定
して使用者を限定することができる。例えば、画像消去
の機能を誰にでも使用可能にして、誤って画像を消され
たりしないように、画像消去の消去釦13が押されると同
時に使用者に暗号の確認を行うこともできる。この操作
は暗号の格納場所が図2のシステムコントロール回路33
内のRAMとなり、その格納された暗号とジョグダイア
ル21やシャトルリンク22によって入力されたデータとを
システムコントロール回路33が比較、判断することによ
って行うことができる。
【0045】図12にはジョグダイアル21を回転させるこ
とによる発電と蓄積システムを持つリモートコントロー
ル装置10の実施例が示してある。ジョグダイアル21の回
転軸には発電機211が連結され、発電機211には充電機21
2、充電機212にはリモコンの電源となる蓄電池213がそ
れぞれ接続されている。ここで、ジョグダイアル21を回
転させると、ジョグダイアル21は本来のリモコン信号を
出力する動作の他に発電機211も回転させる。発電機211
により発生した電力は充電機212により蓄電池213に充電
される。従って、ジョグダイアル21を回転させる動作を
行うと本来のジョグダイアル21の機能の他に、常に蓄電
池213にも充電が行われる。尚、蓄電池213の電力は充電
機212のみから供給されるわけではなく、AC100V等か
らも充電が可能な既知の蓄電池でよい。
【0046】図13にはジョグダイアル21にコード214の
巻き取り部を備えたリモートコントロール装置10の外形
図を示している。リモコン部にコード類が接続している
場合、この装置によってコードを収納する事ができる。
コード214はプラグ214Aによってマイク、イヤホン、送
信部、受信部等と接続され、信号や電力の授受がなされ
る。なお図13で矢印で示した範囲はシャトルリンク22の
動作範囲を示したもので、シャトルリンク22がこの範囲
内にあればコード巻き取りのリールとジョグダイアル21
とはフリーの関係となっている。図13で21Aは指かけで
ジョグダイアル21の操作を容易にするために設けたもの
である。
【0047】図14にはリモートコントロール装置10にお
けるジョグダイアル21による巻き取り部を示している。
図14のようにシャトルリンク22を矢示方向に回すとジョ
グダイアル部とリール部が連結され、接続してからジョ
グダイアル21を回転させるとコード214を巻き取ること
ができる。
【0048】図15にリモートコントロール装置10におけ
るジョグダイアル21によるコード巻き取り部215の断面
図を示している。図13のシャトルリンク22を設定した位
置まで回すと、シャトル当接面22Aが回転片217を支点2
17Aを回動軸として押し下げ、それによりリール216が
上昇し、対向面どうしが噛み合う連結部に当たる。これ
によりジョグダイアル21とリール216が連結され、ジョ
グダイアル21を回転させることによって、コード214を
巻き取ることができる。リール216に巻き取られたコー
ド214のリモコン本体との信号のやりとりはブラシとレ
ールを使用する等の既知の方法でもよい。
【0049】
【発明の効果】従来、画像再生に当って、数個の釦によ
る操作のために存在していた、操作が複雑で微妙な調整
が困難で、取り扱いにくく、時間がかかる、コスト高と
いう問題を、本発明のジョグダイアル、及びシャトルリ
ンクを使用することにより解消することができる。また
ジョグダイアル、及びシャトルリンクを用いることによ
って、暗号の解読、発電、コードの巻き取り等の新たな
機能も付け加えられ、操作性が一段と向上することとな
った。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像再生装置を操作するためのリモー
トコントロール装置を示した図。
【図2】本発明の画像再生装置の構成を示す構成図。
【図3】メモリのヘッダ領域のフォーマットを示す概念
図。
【図4】カメラを縦に備えて撮影した時に得られる画像
を示す図。
【図5】画像処理を行った時に得られる画像を示す図。
【図6】画像を回転させた時に得られる画像を示す図。
【図7】記録画像と表示画面の縦対横の比が異なる時に
得られる画像を示す図。
【図8】富士山という検索テーマによって得られたイン
デックス画面を示す図。
【図9】インデックス画面を表示するまでの操作及び動
作を説明する流れ図。
【図10】通常画像とスクランブル画像の画像データを
示す概念図。
【図11】暗号が設定された画像を表示するまでの操作
及び動作を説明する流れ図。
【図12】ジョグダイアルによる発電システムの構成を
示す構成図。
【図13】ジョグダイアルにコードの巻き取り部を備え
たリモートコントロール装置の外形図。
【図14】ジョグダイアルによるコードの巻き取り部を
示す図。
【図15】ジョグダイアルによるコードの巻き取り部の
断面図。
【図16】従来のリモートコントロール装置の一例を示
した図。
【符号の説明】
3 画像再生装置 10 リモートコントロール装置 11 電源釦 12 画像処理釦 13 消去釦 14 記録釦 15 再生釦 16 インデックス釦 17 暗号釦 21 ジョグダイアル 22 シャトルリンク 30 メモリコントロール回路 31 メモリカード(記録媒体) 32 フレームメモリ 33 システムコントロール回路 34 文字入力装置 35 画像表示部 211 発電機 212 充電機 213 蓄電池 214 コード 216 リール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永石 勝也 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 林 修二 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を拡大、或いは縮小する手段を有
    し、ジョグダイアル、及びシャトルリンクを用いて画面
    の倍率を変化させる操作手段を備えたことを特徴とする
    画像再生装置。
  2. 【請求項2】 画像の一部分を拡大する手段と、拡大し
    た部分をスクロールする手段を有していて、拡大画面の
    スクロールを行う位置指定スイッチの操作中に拡大画面
    が通常画像の上下左右何れかの端となった場合、前記上
    下左右何れの方向の端になったかを指し示す手段を備え
    たことを特徴とする請求項1の画像再生装置。
  3. 【請求項3】 画像を拡大、或いは縮小する手段と、拡
    大、或いは縮小した部分をスクロールする手段を有して
    いて、ジョグダイアル、及びシャトルリンクを用いて拡
    大、或いは縮小画面のスクロールを行うことを特徴とす
    る請求項1の画像再生装置。
  4. 【請求項4】 画像を回転させる手段を有し、ジョグダ
    イアル、及びシャトルリンクを用いて画像の回転角度を
    指定する操作手段を備えたことを特徴とする画像再生装
    置。
  5. 【請求項5】 指定された回転角度の時、回転画像が画
    面からはみ出ないように縮小率を変化させる手段を備え
    たことを特徴とする請求項4の画像再生装置。
  6. 【請求項6】 拡大中の画像を回転させる場合、指定さ
    れた回転角度の時に前記拡大画面の外の画像も表示する
    手段を備えたことを特徴とする請求項4の画像再生装
    置。
  7. 【請求項7】 画像をスクロールさせる手段を有し、表
    示したい画像と実際に表示できる画面との縦対横の比が
    異なる場合、ジョグダイアル、及びシャトルリンクを用
    いてスクロールを行うことで縦、或いは横の表示されな
    い画像部分を表示させる操作手段を備えたことを特徴と
    する画像再生装置。
  8. 【請求項8】 画像処理を行う手段を有していて、処理
    画像を記録するためのスイッチと、前記スイッチが押さ
    れた時に前記画像処理を行うための情報を記録する手段
    と、前記処理画像を再生するためのスイッチと、前記再
    生するためのスイッチが押された時に前記処理画像を再
    生する手段を備えたことを特徴とする画像再生装置。
  9. 【請求項9】 複数の画像を一つの画面に表示する手段
    を有し、複数画像表示されている画面の記憶を行うため
    のスイッチと、前記スイッチが押された時に前記複数表
    示画面の属性を記録する手段を備えたことを特徴とする
    画像再生装置。
  10. 【請求項10】 画像の一駒、或いは画像記録媒体全
    体、或いは動作の一つに暗号を設け、前記暗号と入力さ
    れた暗号とが一致したときだけ操作を行うことができる
    手段を備えたことを特徴とする画像再生装置。
  11. 【請求項11】 画像を判別不可能にする処理を行う手
    段と、判別不可能に処理した画像を記録媒体に記録する
    手段と、記録媒体に記録された判別不可能な画像を元の
    通常画像に戻す処理を行う手段を備えたことを特徴とす
    る画像再生装置。
  12. 【請求項12】 ジョグダイアル、及びシャトルリンク
    が設けられていて、該ジョグダイアル、及びシャトルリ
    ンクを左右に数回回転させることによって任意ビットの
    データを作成する手段を備えたことを特徴とする画像再
    生装置。
  13. 【請求項13】 ジョグダイアル、及びシャトルリンク
    が設けられていて、該ジョグダイアル、及びシャトルリ
    ンクを回転させることによって発電を行う手段を備えた
    ことを特徴とする画像再生装置。
  14. 【請求項14】 ジョグダイアル、及びシャトルリンク
    が設けられていて、該ジョグダイアル、及びシャトルリ
    ンクを回転させることによってコード等の紐状のものを
    巻き取る手段を備えたことを特徴とする画像再生装置。
JP5210649A 1993-08-25 1993-08-25 画像再生装置 Pending JPH0792939A (ja)

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