JPH0792322A - 位相差フィルムの製造方法 - Google Patents
位相差フィルムの製造方法Info
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- JPH0792322A JPH0792322A JP5238006A JP23800693A JPH0792322A JP H0792322 A JPH0792322 A JP H0792322A JP 5238006 A JP5238006 A JP 5238006A JP 23800693 A JP23800693 A JP 23800693A JP H0792322 A JPH0792322 A JP H0792322A
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- Japan
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- film
- polysulfone
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- retardation
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 STN−LCDの着色、視角特性およびコン
トラストを大幅に改善しうる光学フィルムを大量に、安
価に提供する。 【構成】 ポリスルフォン系重合体の有機溶剤溶液を流
延製膜した後、延伸によって複屈折性を持たせる位相差
フィルムの製造方法において、流延製膜した膜の溶媒含
有量が固形分基準で2〜10重量%の範囲にある時に、
155℃以上195℃以下の雰囲気においてフィルムを
搬送方向に延伸する位相差フィルムの製造方法。
トラストを大幅に改善しうる光学フィルムを大量に、安
価に提供する。 【構成】 ポリスルフォン系重合体の有機溶剤溶液を流
延製膜した後、延伸によって複屈折性を持たせる位相差
フィルムの製造方法において、流延製膜した膜の溶媒含
有量が固形分基準で2〜10重量%の範囲にある時に、
155℃以上195℃以下の雰囲気においてフィルムを
搬送方向に延伸する位相差フィルムの製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置の着色補
正、および視野角特性改良のために用いられる位相差フ
ィルムの製造方法に関する。
正、および視野角特性改良のために用いられる位相差フ
ィルムの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は、低電圧、低消費電力で
IC回路への直結が可能であること、表示機能が多様で
あること、軽量化が可能であること等多くの特徴を有し
ており、ワードプロセッサやパーソナルコンピューター
等の表示装置として広く使用されている。その中で、液
晶分子のツイスト角が160°以上のツイステッドネマ
ティック液晶表示装置(以後STN−LCD)は従来の
ツイスト角が90°のツイステッドネマティック液晶表
示装置(TN−LCD)に比べ、大容量表示が可能であ
り、現在液晶表示装置の主流となっている。
IC回路への直結が可能であること、表示機能が多様で
あること、軽量化が可能であること等多くの特徴を有し
ており、ワードプロセッサやパーソナルコンピューター
等の表示装置として広く使用されている。その中で、液
晶分子のツイスト角が160°以上のツイステッドネマ
ティック液晶表示装置(以後STN−LCD)は従来の
ツイスト角が90°のツイステッドネマティック液晶表
示装置(TN−LCD)に比べ、大容量表示が可能であ
り、現在液晶表示装置の主流となっている。
【0003】しかしながらSTN−LCDには、表示画
像が青色あるいは黄色に着色する(ブルーモードあるい
はイエローモード)という問題があり、このため白黒表
示ではコントラスト、視認性が低く、またカラー化が極
めて困難であった。そこでこの着色を補償するために、
逆ねじりのSTN液晶セルを用いる二層液晶方式の白
黒、あるいは、カラー表示が提案されたが、複数の液晶
セルを用いるため、表示装置の重量、容積が大きくな
る、あるいはコストが高くなる等の問題点、また視角の
僅かな変化でコントラストが急激に低下する、あるいは
背景色が変化する等の、視角特性の劣化という別の問題
があった。
像が青色あるいは黄色に着色する(ブルーモードあるい
はイエローモード)という問題があり、このため白黒表
示ではコントラスト、視認性が低く、またカラー化が極
めて困難であった。そこでこの着色を補償するために、
逆ねじりのSTN液晶セルを用いる二層液晶方式の白
黒、あるいは、カラー表示が提案されたが、複数の液晶
セルを用いるため、表示装置の重量、容積が大きくな
る、あるいはコストが高くなる等の問題点、また視角の
僅かな変化でコントラストが急激に低下する、あるいは
背景色が変化する等の、視角特性の劣化という別の問題
があった。
【0004】この問題を解決するために、特開昭63−
167303号、同63−167304号、同63−1
89804号、同63−261302号、同63−14
9624号、特開平1−201607号、同1−201
608号、同1−105217号、特開平2−2853
03号、同2−59702号、同2−24406号、同
2−146002号、同2−257103号、特開平3
−23404号、同3−126012号、同3−181
905号、同3−194503号公報等に記載されてい
る様に、逆ねじりのSTN液晶のかわりに位相差板を用
いる方法が提案された。
167303号、同63−167304号、同63−1
89804号、同63−261302号、同63−14
9624号、特開平1−201607号、同1−201
608号、同1−105217号、特開平2−2853
03号、同2−59702号、同2−24406号、同
2−146002号、同2−257103号、特開平3
−23404号、同3−126012号、同3−181
905号、同3−194503号公報等に記載されてい
る様に、逆ねじりのSTN液晶のかわりに位相差板を用
いる方法が提案された。
【0005】これらの方法によれば、STN−LCDの
着色が大幅に改善され、表示装置自身の重量、容積も著
しく小さくなり、コストも安くなるが、STN−LCD
の視角特性についてはほとんど改良されなかった。
着色が大幅に改善され、表示装置自身の重量、容積も著
しく小さくなり、コストも安くなるが、STN−LCD
の視角特性についてはほとんど改良されなかった。
【0006】そこで、この視角特性を改良するために、
特開平2−285303号、特開平2−160204号
公報、EP−0482620A2、特開平5−1579
11号公報に厚さ方向の屈折率が複屈折の光軸に垂直な
方向の屈折率よりも大きい複屈折フィルムを作成し、こ
れを位相差板として用いる方法が提案された。この方法
によれば視角によるコントラストの変化が小さくなり、
視角特性が改良されるが、その効果は未だ小さく、その
製造工程も複雑になるため、生産性を高くして、コスト
を低下させる事が難しかった。
特開平2−285303号、特開平2−160204号
公報、EP−0482620A2、特開平5−1579
11号公報に厚さ方向の屈折率が複屈折の光軸に垂直な
方向の屈折率よりも大きい複屈折フィルムを作成し、こ
れを位相差板として用いる方法が提案された。この方法
によれば視角によるコントラストの変化が小さくなり、
視角特性が改良されるが、その効果は未だ小さく、その
製造工程も複雑になるため、生産性を高くして、コスト
を低下させる事が難しかった。
【0007】さらに特開平2−256023号、特開平
3−141303号、同3−14122号、同3−24
502号公報に、固有複屈折値が正と負のフィルムを各
々1枚づつ、あるいは積層したものを位相差板として用
いる方法が提案された。この方法によれば液晶セルの特
性に合わせて2枚のフィルムの複屈折を調整できるの
で、視角特性をより緻密に改良する事ができるが、別個
に作成した複屈折フィルムを2枚以上使う事が必要であ
り、それだけにコストも高くなる。また、特開平4−5
1101号公報には、固有複屈折値が負のフィルムのみ
を位相差板として用い、視野角の問題を改良する方法に
ついて開示されている。
3−141303号、同3−14122号、同3−24
502号公報に、固有複屈折値が正と負のフィルムを各
々1枚づつ、あるいは積層したものを位相差板として用
いる方法が提案された。この方法によれば液晶セルの特
性に合わせて2枚のフィルムの複屈折を調整できるの
で、視角特性をより緻密に改良する事ができるが、別個
に作成した複屈折フィルムを2枚以上使う事が必要であ
り、それだけにコストも高くなる。また、特開平4−5
1101号公報には、固有複屈折値が負のフィルムのみ
を位相差板として用い、視野角の問題を改良する方法に
ついて開示されている。
【0008】これらの厚み方向の屈折率を制御する方法
は、従来のLCDの視角特性を大幅に改良することがで
きるが、高速応答性のLCDに対して正面の色味、コン
トラストを十分に補償することは出来ず、改良の必要が
あった。この正面から見た場合の色味を補償し、コント
ラストを上げる方法としては、特開平4−365002
号公報、特願平4−281871号明細書に記載されて
いるように高波長分散タイプのポリマ−フィルム、具体
的にはポリスルフォン系重合体を用いることにより、色
味を補償し、正面コントラストが改善されることがわか
った。しかしながら、特開平5−150116号にも記
載があるように該ポリスルフォン系重合体フィルムはT
gが高いため高温での延伸が必要であり、製造装置上、
コストが高くなるという問題点がある。
は、従来のLCDの視角特性を大幅に改良することがで
きるが、高速応答性のLCDに対して正面の色味、コン
トラストを十分に補償することは出来ず、改良の必要が
あった。この正面から見た場合の色味を補償し、コント
ラストを上げる方法としては、特開平4−365002
号公報、特願平4−281871号明細書に記載されて
いるように高波長分散タイプのポリマ−フィルム、具体
的にはポリスルフォン系重合体を用いることにより、色
味を補償し、正面コントラストが改善されることがわか
った。しかしながら、特開平5−150116号にも記
載があるように該ポリスルフォン系重合体フィルムはT
gが高いため高温での延伸が必要であり、製造装置上、
コストが高くなるという問題点がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高速
応答性のSTN−LCDの着色、視角特性、およびコン
トラストを大幅に改善し、ハンドリング適性に優れた光
学フィルムを大量に、安定に提供する事である。また他
の目的は、この光学フィルムを用いて背景の着色、視角
特性、およびコントラストの改良された液晶表示装置を
提供する事である。
応答性のSTN−LCDの着色、視角特性、およびコン
トラストを大幅に改善し、ハンドリング適性に優れた光
学フィルムを大量に、安定に提供する事である。また他
の目的は、この光学フィルムを用いて背景の着色、視角
特性、およびコントラストの改良された液晶表示装置を
提供する事である。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題は、ポリスルフ
ォン系重合体の有機溶剤溶液を流延製膜した後、延伸に
よって複屈折性を持たせる位相差フィルムの製造方法に
おいて、流延製膜した膜の溶媒含有量が固形分基準で2
〜10重量%の範囲にある時に、155℃以上195℃
以下の雰囲気内においてフィルムを搬送方向に延伸する
ことを特徴とする位相差フィルムの製造方法により達成
された。
ォン系重合体の有機溶剤溶液を流延製膜した後、延伸に
よって複屈折性を持たせる位相差フィルムの製造方法に
おいて、流延製膜した膜の溶媒含有量が固形分基準で2
〜10重量%の範囲にある時に、155℃以上195℃
以下の雰囲気内においてフィルムを搬送方向に延伸する
ことを特徴とする位相差フィルムの製造方法により達成
された。
【0011】本発明のポリスルフォン系重合体よりなる
複屈折フィルムは、例えば下記に示される基本骨格を有
し、単にこの基本骨格のみのホモポリマーだけでなく、
コポリマ−、それらの誘導体、ブレンド物等であっても
よい。また、これらポリスルフォン系重合体の合成手法
は特に限定されるものではなく、通常の方法が適用でき
る。本発明の有機溶剤としては、メチレンクロライド、
テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド、1,1,2,2,
−テトラクロロエタン、クロロフォルム等の溶媒が挙げ
られるが、ポリサルフォン重合体を溶解するものであれ
ば何でも良い。又、乾燥の点からは沸点の低いものが好
ましく、二種類以上の混合溶媒を用いても良い。
複屈折フィルムは、例えば下記に示される基本骨格を有
し、単にこの基本骨格のみのホモポリマーだけでなく、
コポリマ−、それらの誘導体、ブレンド物等であっても
よい。また、これらポリスルフォン系重合体の合成手法
は特に限定されるものではなく、通常の方法が適用でき
る。本発明の有機溶剤としては、メチレンクロライド、
テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド、1,1,2,2,
−テトラクロロエタン、クロロフォルム等の溶媒が挙げ
られるが、ポリサルフォン重合体を溶解するものであれ
ば何でも良い。又、乾燥の点からは沸点の低いものが好
ましく、二種類以上の混合溶媒を用いても良い。
【0012】
【化1】
【0013】本発明においては流延製膜工程の後半、即
ち膜中の残留揮発分が固形分基準で10重量%以下の領
域で、好ましくは8重量%以下の領域でかつ、3重量%
以上の領域にある時に、155℃以上195℃以下、好
ましくは、160℃以上180℃以下の温度雰囲気にあ
る延伸ゾ−ンに、製膜した膜を通過させる。また、この
温度にさらす時間は、特に限定されないが、工程の長さ
からおのずと限定され、10分以下で十分である。一方
位相差の発現から少なくとも10秒は、同条件下におく
ことが望ましく、その条件下で搬送方向に延伸させるこ
とが好ましい。この場合に、延伸ゾーンを除いては15
0℃を越すような高温の熱処理や余熱ゾーンは特に必要
なく、流延製膜した膜中の残留揮発分を10重量%以下
としうる乾燥ゾーン温度が確保されていればよい。又、
残留揮発分を10重量%〜3重量%にして巻き取った
後、再び155℃〜195℃の温度条件下で搬送方向に
延伸させてもよい。位相差板としての性能は、複屈折と
厚みの積であるレタ−デ−ションが最も重要で厚みムラ
はレタ−デ−ションムラとなり補償能を著しく低下させ
る。高度な補償を得るためには、レタ−デ−ションムラ
は面内で±10nmが好ましく、±5nmが更に好まし
い。又、本発明の製造方法により得られた位相差フィル
ムは高温延伸により得られたものに比べてレターデーシ
ョンムラの小さいことがわかった。本発明におけるポリ
スルフォン系重合体より成るフィルムは、光の透過率が
70%以上で無彩色であることが好ましく、透過率が8
5%以上で無彩色であることが更に好ましい。固有複屈
折値の絶対値は小さくても厚みを大きくするか、分子配
向を大きくすることによって十分に利用できるのである
が、それらの制約を受けないためには、固有複屈折値は
好ましくは絶対値で0.02以上、より好ましくは0.
04以上である。また、一旦、配向した分子が、LCD
の製造工程や加熱による配向緩和を防ぐために、本発明
の複屈折フィルムのガラス転移点は、好ましくは60°
C以上、より好ましくは90°C以上であり、更に好ま
しくは100°C以上である。
ち膜中の残留揮発分が固形分基準で10重量%以下の領
域で、好ましくは8重量%以下の領域でかつ、3重量%
以上の領域にある時に、155℃以上195℃以下、好
ましくは、160℃以上180℃以下の温度雰囲気にあ
る延伸ゾ−ンに、製膜した膜を通過させる。また、この
温度にさらす時間は、特に限定されないが、工程の長さ
からおのずと限定され、10分以下で十分である。一方
位相差の発現から少なくとも10秒は、同条件下におく
ことが望ましく、その条件下で搬送方向に延伸させるこ
とが好ましい。この場合に、延伸ゾーンを除いては15
0℃を越すような高温の熱処理や余熱ゾーンは特に必要
なく、流延製膜した膜中の残留揮発分を10重量%以下
としうる乾燥ゾーン温度が確保されていればよい。又、
残留揮発分を10重量%〜3重量%にして巻き取った
後、再び155℃〜195℃の温度条件下で搬送方向に
延伸させてもよい。位相差板としての性能は、複屈折と
厚みの積であるレタ−デ−ションが最も重要で厚みムラ
はレタ−デ−ションムラとなり補償能を著しく低下させ
る。高度な補償を得るためには、レタ−デ−ションムラ
は面内で±10nmが好ましく、±5nmが更に好まし
い。又、本発明の製造方法により得られた位相差フィル
ムは高温延伸により得られたものに比べてレターデーシ
ョンムラの小さいことがわかった。本発明におけるポリ
スルフォン系重合体より成るフィルムは、光の透過率が
70%以上で無彩色であることが好ましく、透過率が8
5%以上で無彩色であることが更に好ましい。固有複屈
折値の絶対値は小さくても厚みを大きくするか、分子配
向を大きくすることによって十分に利用できるのである
が、それらの制約を受けないためには、固有複屈折値は
好ましくは絶対値で0.02以上、より好ましくは0.
04以上である。また、一旦、配向した分子が、LCD
の製造工程や加熱による配向緩和を防ぐために、本発明
の複屈折フィルムのガラス転移点は、好ましくは60°
C以上、より好ましくは90°C以上であり、更に好ま
しくは100°C以上である。
【0014】分子量は特別に小さいものでなければ特に
大きな制約はないが、好ましくは重量平均分子量が1万
から100万の範囲で、特に好ましくは3万から70万
の範囲である。また、1軸延伸されて複屈折値を持つフ
ィルムの厚みは特に制限はないが、10μm〜1mmの
範囲が好ましい。
大きな制約はないが、好ましくは重量平均分子量が1万
から100万の範囲で、特に好ましくは3万から70万
の範囲である。また、1軸延伸されて複屈折値を持つフ
ィルムの厚みは特に制限はないが、10μm〜1mmの
範囲が好ましい。
【0015】以下、実施例によって発明を詳細に説明す
る。
る。
【0016】
【実施例】ポリスルフォンフィルム(PS−F1)の調製 ポリスルフォン(商品名:ユ−デル P−3500,ア
モコジャパン社製)51.0Kgを塩化メチレン24
9.0Kg中に溶解した後、ステンレスバンド上に流延
し、残留揮発分が8%になるまで乾燥させた後、剥離
し、更に乾燥することにより、残留揮発分が3%で膜厚
が75μmのポリスルホンフィルム(PS−F1)を調
製した。
モコジャパン社製)51.0Kgを塩化メチレン24
9.0Kg中に溶解した後、ステンレスバンド上に流延
し、残留揮発分が8%になるまで乾燥させた後、剥離
し、更に乾燥することにより、残留揮発分が3%で膜厚
が75μmのポリスルホンフィルム(PS−F1)を調
製した。
【0017】ポリスルフォンフィルム(PS−F2)の
調製 ポリスルフォン(商品名:ユ−デル P−3500,ア
モコジャパン社製)51.0Kgを塩化メチレン24
9.0Kg中に溶解した後、ステンレスバンド上に流延
し、残留揮発分が15%になるまで乾燥させた後、剥離
し、更に乾燥することにより、残留揮発分が12%で膜
厚が90μmのポリスルホンフィルム(PS−F2)を
調製した。
調製 ポリスルフォン(商品名:ユ−デル P−3500,ア
モコジャパン社製)51.0Kgを塩化メチレン24
9.0Kg中に溶解した後、ステンレスバンド上に流延
し、残留揮発分が15%になるまで乾燥させた後、剥離
し、更に乾燥することにより、残留揮発分が12%で膜
厚が90μmのポリスルホンフィルム(PS−F2)を
調製した。
【0018】ポリスルフォンフィルム(PS−F3)の
調製 ポリスルフォン(商品名:ユ−デル P−3500,ア
モコジャパン社製)51.0Kgを塩化メチレン24
9.0Kg中に溶解した後、ステンレスバンド上に流延
し、残留揮発分が8%になるまで乾燥させた後、剥離
し、更に乾燥することにより、残留揮発分が1%以下で
膜厚が70μmのポリスルホンフィルム(PS−F1)
を調製した。
調製 ポリスルフォン(商品名:ユ−デル P−3500,ア
モコジャパン社製)51.0Kgを塩化メチレン24
9.0Kg中に溶解した後、ステンレスバンド上に流延
し、残留揮発分が8%になるまで乾燥させた後、剥離
し、更に乾燥することにより、残留揮発分が1%以下で
膜厚が70μmのポリスルホンフィルム(PS−F1)
を調製した。
【0019】複屈折フィルム(FN−1)の調製 ポリスルフォンフィルム(PS−F1)を173°Cの
温度条件下で33%縦一軸延伸し、複屈折フィルム(F
N−1)を調製した。
温度条件下で33%縦一軸延伸し、複屈折フィルム(F
N−1)を調製した。
【0020】複屈折フィルム(FN−2)の調製 ポリスルフォンフィルム(PS−F1)を200℃の温
度条件下で90%縦一軸延伸し、複屈折フィルム(FN
−2)を調製した。
度条件下で90%縦一軸延伸し、複屈折フィルム(FN
−2)を調製した。
【0021】複屈折フィルム(FN−3)の調製 ポリスルフォンフィルム(PS−F2)を173°Cの
温度条件下で,33%縦1軸延伸し、複屈折フィルム
(FN−3)を得た。
温度条件下で,33%縦1軸延伸し、複屈折フィルム
(FN−3)を得た。
【0022】複屈折フィルム(FN−4)の調製 ポリスルフォンフィルム(PS−F2)を150°Cの
温度条件下で,90%縦1軸延伸し、複屈折フィルム
(FN−3)を得た。
温度条件下で,90%縦1軸延伸し、複屈折フィルム
(FN−3)を得た。
【0023】複屈折フィルム(FN−5)の調製 ポリスルフォンフィルム(PS−F3)を173°Cの
温度条件下で,33%縦1軸延伸し、複屈折フィルム
(FN−3)を得た。
温度条件下で,33%縦1軸延伸し、複屈折フィルム
(FN−3)を得た。
【0024】複屈折フィルム(FN−6)の調製 ポリスルフォンフィルム(PS−F3)を210°Cの
温度条件下で,30%縦1軸延伸し、複屈折フィルム
(FN−3)を得た。
温度条件下で,30%縦1軸延伸し、複屈折フィルム
(FN−3)を得た。
【0025】レターデーションムラの評価 前記の複屈折フィルムを1組の偏光板(クロスニコル
下)の間に挟み、色ムラを官能評価した。又、島津製作
所製エリプソメトリー(AEP−100)により、10
cm×10cm内のRe値ムラを測定した。その結果を
表1に示す。
下)の間に挟み、色ムラを官能評価した。又、島津製作
所製エリプソメトリー(AEP−100)により、10
cm×10cm内のRe値ムラを測定した。その結果を
表1に示す。
【0026】
【表1】
【0027】表1よりわかるように、本発明によればレ
ターデーションムラ、色ムラが少ないポリスルフォン系
重合体から成るフィルムが、大幅で、かつ低コストで供
給ができることがわかる。
ターデーションムラ、色ムラが少ないポリスルフォン系
重合体から成るフィルムが、大幅で、かつ低コストで供
給ができることがわかる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年11月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】本発明のポリスルフォン系重合体よりなる
複屈折フィルムは、例えば下記に示される基本骨格を有
し、単にこの基本骨格のみのホモポリマーだけでなく、
コポリマ−、それらの誘導体、ブレンド物等であっても
よい。また、これらポリスルフォン系重合体の合成手法
は特に限定されるものではなく、通常の方法が適用でき
る。本発明の有機溶剤としては、メチレンクロライド、
テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド、1,1,2,2,
−テトラクロロエタン、クロロフォルム等の溶媒が挙げ
られるが、ポリスルフォン系重合体を溶解するものであ
れば何でも良い。又、乾燥の点からは沸点の低いものが
好ましく、二種類以上の混合溶媒を用いても良い。
複屈折フィルムは、例えば下記に示される基本骨格を有
し、単にこの基本骨格のみのホモポリマーだけでなく、
コポリマ−、それらの誘導体、ブレンド物等であっても
よい。また、これらポリスルフォン系重合体の合成手法
は特に限定されるものではなく、通常の方法が適用でき
る。本発明の有機溶剤としては、メチレンクロライド、
テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド、1,1,2,2,
−テトラクロロエタン、クロロフォルム等の溶媒が挙げ
られるが、ポリスルフォン系重合体を溶解するものであ
れば何でも良い。又、乾燥の点からは沸点の低いものが
好ましく、二種類以上の混合溶媒を用いても良い。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】本発明においては流延製膜工程の後半、即
ち膜中の残留揮発分が固形分基準で10重量%以下の領
域で、好ましくは8重量%以下の領域でかつ、3重量%
以上の領域にある時に、155℃以上195℃以下、好
ましくは、160℃以上180℃以下の温度雰囲気にあ
る延伸ゾ−ンに、製膜した膜を通過させる。また、この
温度にさらす時間は、特に限定されないが、工程の長さ
からおのずと限定され、10分以下で十分である。一
方、位相差の発現から少なくとも10秒は、同条件下に
おくことが望ましく、その条件下で搬送方向に延伸させ
ることが好ましい。この場合に、延伸ゾーンを除いては
150℃を越すような高温の熱処理や余熱ゾーンは特に
必要なく、流延製膜した膜中の残留揮発分を10重量%
以下としうる乾燥ゾーン温度が確保されていればよい。
又、残留揮発分を3重量%〜10重量%にして巻き取っ
た後、再び155℃〜195℃の温度条件下で搬送方向
に延伸させてもよい。位相差板としての性能は、複屈折
と厚みの積であるレタ−デ−ションが最も重要で厚みム
ラはレタ−デ−ションムラとなり補償能を著しく低下さ
せる。高度な補償を得るためには、レタ−デ−ションム
ラは面内で±10nmが好ましく、±5nmが更に好ま
しい。又、本発明の製造方法により得られた位相差フィ
ルムは高温延伸により得られたものに比べてレターデー
ションムラの小さいことがわかった。本発明におけるポ
リスルフォン系重合体より成るフィルムは、光の透過率
が70%以上で無彩色であることが好ましく、透過率が
85%以上で無彩色であることが更に好ましい。固有複
屈折値の絶対値は小さくても厚みを大きくするか、分子
配向を大きくすることによって十分に利用できるのであ
るが、それらの制約を受けないためには、固有複屈折値
は好ましくは絶対値で0.02以上、より好ましくは
0.04以上である。また、一旦、配向した分子が、L
CDの製造工程や加熱による配向緩和を防ぐために、本
発明の複屈折フィルムのガラス転移点は、好ましくは6
0°C以上、より好ましくは90°C以上であり、更に
好ましくは100°C以上である。
ち膜中の残留揮発分が固形分基準で10重量%以下の領
域で、好ましくは8重量%以下の領域でかつ、3重量%
以上の領域にある時に、155℃以上195℃以下、好
ましくは、160℃以上180℃以下の温度雰囲気にあ
る延伸ゾ−ンに、製膜した膜を通過させる。また、この
温度にさらす時間は、特に限定されないが、工程の長さ
からおのずと限定され、10分以下で十分である。一
方、位相差の発現から少なくとも10秒は、同条件下に
おくことが望ましく、その条件下で搬送方向に延伸させ
ることが好ましい。この場合に、延伸ゾーンを除いては
150℃を越すような高温の熱処理や余熱ゾーンは特に
必要なく、流延製膜した膜中の残留揮発分を10重量%
以下としうる乾燥ゾーン温度が確保されていればよい。
又、残留揮発分を3重量%〜10重量%にして巻き取っ
た後、再び155℃〜195℃の温度条件下で搬送方向
に延伸させてもよい。位相差板としての性能は、複屈折
と厚みの積であるレタ−デ−ションが最も重要で厚みム
ラはレタ−デ−ションムラとなり補償能を著しく低下さ
せる。高度な補償を得るためには、レタ−デ−ションム
ラは面内で±10nmが好ましく、±5nmが更に好ま
しい。又、本発明の製造方法により得られた位相差フィ
ルムは高温延伸により得られたものに比べてレターデー
ションムラの小さいことがわかった。本発明におけるポ
リスルフォン系重合体より成るフィルムは、光の透過率
が70%以上で無彩色であることが好ましく、透過率が
85%以上で無彩色であることが更に好ましい。固有複
屈折値の絶対値は小さくても厚みを大きくするか、分子
配向を大きくすることによって十分に利用できるのであ
るが、それらの制約を受けないためには、固有複屈折値
は好ましくは絶対値で0.02以上、より好ましくは
0.04以上である。また、一旦、配向した分子が、L
CDの製造工程や加熱による配向緩和を防ぐために、本
発明の複屈折フィルムのガラス転移点は、好ましくは6
0°C以上、より好ましくは90°C以上であり、更に
好ましくは100°C以上である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】
【実施例】 ポリスルフォンフィルム(PS−F1)の調製 ポリスルフォン(商品名:ユ−デル P−3500,帝
人アモコ社製)51.0Kgを塩化メチレン249.0
Kg中に溶解した後、ステンレスバンド上に流延し、残
留揮発分が8重量%になるまで乾燥させた後、剥離し、
更に乾燥することにより、残留揮発分が3重量%で膜厚
が75μmのポリスルホンフィルム(PS−F1)を調
製した。
人アモコ社製)51.0Kgを塩化メチレン249.0
Kg中に溶解した後、ステンレスバンド上に流延し、残
留揮発分が8重量%になるまで乾燥させた後、剥離し、
更に乾燥することにより、残留揮発分が3重量%で膜厚
が75μmのポリスルホンフィルム(PS−F1)を調
製した。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】ポリスルフォンフィルム(PS−F2)の
調製 ポリスルフォン(商品名:ユ−デル P−3500,帝
人アモコ社製)51.0Kgを塩化メチレン249.0
Kg中に溶解した後、ステンレスバンド上に流延し、残
留揮発分が15重量%になるまで乾燥させた後、剥離
し、更に乾燥することにより、残留揮発分が12重量%
で膜厚が90μmのポリスルフォンフィルム(PS−F
2)を調製した。
調製 ポリスルフォン(商品名:ユ−デル P−3500,帝
人アモコ社製)51.0Kgを塩化メチレン249.0
Kg中に溶解した後、ステンレスバンド上に流延し、残
留揮発分が15重量%になるまで乾燥させた後、剥離
し、更に乾燥することにより、残留揮発分が12重量%
で膜厚が90μmのポリスルフォンフィルム(PS−F
2)を調製した。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】ポリスルフォンフィルム(PS−F3)の
調製 ポリスルフォン(商品名:ユ−デル P−3500,ア
モコジャパン社製)51.0Kgを塩化メチレン24
9.0Kg中に溶解した後、ステンレスバンド上に流延
し、残留揮発分が8%になるまで乾燥させた後、剥離
し、更に乾燥することにより、残留揮発分が1%以下で
膜厚が70μmのポリスルフォンフィルム(PS−F
3)を調製した。
調製 ポリスルフォン(商品名:ユ−デル P−3500,ア
モコジャパン社製)51.0Kgを塩化メチレン24
9.0Kg中に溶解した後、ステンレスバンド上に流延
し、残留揮発分が8%になるまで乾燥させた後、剥離
し、更に乾燥することにより、残留揮発分が1%以下で
膜厚が70μmのポリスルフォンフィルム(PS−F
3)を調製した。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】複屈折フィルム(FN−4)の調製 ポリスルフォンフィルム(PS−F2)を150°Cの
温度条件下で,90%縦1軸延伸し、複屈折フィルム
(FN−4)を得た。
温度条件下で,90%縦1軸延伸し、複屈折フィルム
(FN−4)を得た。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】複屈折フィルム(FN−5)の調製 ポリスルフォンフィルム(PS−F3)を173°Cの
温度条件下で,33%縦1軸延伸し、複屈折フィルム
(FN−5)を得た。
温度条件下で,33%縦1軸延伸し、複屈折フィルム
(FN−5)を得た。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】複屈折フィルム(FN−6)の調製 ポリスルフォンフィルム(PS−F3)を210°Cの
温度条件下で,30%縦1軸延伸し、複屈折フィルム
(FN−6)を得た。
温度条件下で,30%縦1軸延伸し、複屈折フィルム
(FN−6)を得た。
Claims (1)
- 【請求項1】 ポリスルフォン系重合体の有機溶剤溶液
を流延製膜した後、延伸によって複屈折性を持たせる位
相差フィルムの製造方法において、流延製膜した膜の溶
媒含有量が固形分基準で2〜10重量%の範囲にある時
に、155℃以上195℃以下の雰囲気内においてフィ
ルムを搬送方向に延伸することを特徴とする位相差フィ
ルムの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5238006A JPH0792322A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 位相差フィルムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5238006A JPH0792322A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 位相差フィルムの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0792322A true JPH0792322A (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=17023745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5238006A Pending JPH0792322A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 位相差フィルムの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0792322A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0744433A1 (en) * | 1995-05-23 | 1996-11-27 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | A method of manufacturing a polysulfone resin film and a retardation film |
US7582339B2 (en) | 2004-11-15 | 2009-09-01 | Lg Chem, Ltd. | Biaxial-optical polynorbornene-based film and method of manufacturing the same, integrated optical compensation polarizer having the film and method of manufacturing the polarizer, and liquid crystal display panel containing the film and/or polarizer |
-
1993
- 1993-09-24 JP JP5238006A patent/JPH0792322A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0744433A1 (en) * | 1995-05-23 | 1996-11-27 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | A method of manufacturing a polysulfone resin film and a retardation film |
US5611985A (en) * | 1995-05-23 | 1997-03-18 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Method of manufacturing a polysulfone resin film and a retardation film |
US7582339B2 (en) | 2004-11-15 | 2009-09-01 | Lg Chem, Ltd. | Biaxial-optical polynorbornene-based film and method of manufacturing the same, integrated optical compensation polarizer having the film and method of manufacturing the polarizer, and liquid crystal display panel containing the film and/or polarizer |
US8440117B2 (en) | 2004-11-15 | 2013-05-14 | Lg Chem, Ltd. | Biaxial-optical polynorbornene-based film and method of manufacturing the same, integrated optical compensation polarizer having the film and method of manufacturing the polarizer, and liquid crystal display panel containing the film and/or polarizer |
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