JPH0791759A - スターリング冷凍機の駆動装置 - Google Patents

スターリング冷凍機の駆動装置

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JPH0791759A
JPH0791759A JP23328593A JP23328593A JPH0791759A JP H0791759 A JPH0791759 A JP H0791759A JP 23328593 A JP23328593 A JP 23328593A JP 23328593 A JP23328593 A JP 23328593A JP H0791759 A JPH0791759 A JP H0791759A
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JP
Japan
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angular velocity
expansion
compression
piston
rotary shaft
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JP23328593A
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English (en)
Inventor
Nobuaki Okumura
村 暢 朗 奥
Hiroshi Masuda
田 洋 志 増
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷凍サイクルの膨張行程時間を確保するこ
と。 【構成】 圧縮ピストン13及び膨張ピストン20を摺
動させるための回転軸34と、回転軸34の角速度を検
出する角速度検出手段38と、目標の角速度を記憶し、
角速度検出手段38により検出された実際の角速度と目
標の角速度とを比較し、その結果に基づいて回転軸34
の角速度を制御する角速度制御手段33とを備えたこ
と。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スターリング冷凍機の
駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3を用いて一般的なスターリング冷凍
機の構成について説明する。図3に示すスターリング冷
凍機70において、圧縮シリンダ71内には圧縮ピスト
ン72が摺動自在に配設され、圧縮ピストン72は圧縮
空間73を形成している。圧縮ピストン72はロッド7
7を介して後述する駆動装置に連結されている。一方、
膨張シリンダ74内には膨張ピストン75が摺動自在に
配設され、膨張ピストン75は膨張空間76を形成して
いる。膨張ピストン75はロッド78を介して前記駆動
装置に連結されている。圧縮空間73と膨張空間76と
の間には圧縮空間73側から順に放熱器79,蓄熱器8
0及び冷凍を出力するコールドヘッド81が配置されて
いる。尚、圧縮空間73,放熱器79,蓄熱器80及び
膨張空間76内にはヘリウム等の作動流体が封入されて
いる。
【0003】図3,図4を用いて上記の如く構成された
スターリング冷凍機70の理想的な作動原理について説
明する。但し、圧縮ピストン72と膨張ピストン75と
の位相差は略90°と仮定する。
【0004】A→B(等温圧縮行程) まず、圧縮ピストン72が図3の位置から上死点に向か
って移動し、膨張ピストン75が図3の位置から上死点
に向かって移動すると、圧縮空間73内の作動流体が圧
縮され、圧縮熱が放熱器79で外部に放出され、温度一
定で圧力が上昇する。
【0005】B→C(等容行程) 次に、圧縮ピストン72が更に上死点に向かって移動
し、膨張ピストン75が上死点から下死点に向かって移
動すると、圧縮空間73内の作動流体は膨張空間76側
に移動して蓄熱器80内で徐々に冷却されて膨張空間7
6に進入する。
【0006】C→D(等温膨張行程) 次に、圧縮ピストン72が上死点から下死点に向かって
移動し、膨張ピストン75が更に下死点に向かって移動
すると、膨張空間76内の作動流体は、コールドヘッド
81にて冷凍を発生しながら膨張し、温度一定で圧力が
低下する。
【0007】D→A(等容行程) 更に、圧縮ピストン72が更に下死点に向かって移動
し、膨張ピストン75が下死点から上死点に向かって移
動すると、膨張空間76内の作動流体は蓄冷器80にて
熱が奪われ、放熱器79を経て圧縮空間73に移動す
る。
【0008】以上の〜の冷凍サイクル即ち等温圧
縮,等容,等温膨張,等容行程を行うことにより、図4
の点A,B,C,Dで囲まれる面積の冷凍を出力でき
る。
【0009】ここで、圧縮ピストン72及び膨張ピスト
ン75を駆動するための前述の駆動装置としては、一般
的にはインダクションモータが用いられる。この場合、
インダクションモータの出力が減速機構を介してクラン
クシャフトに伝達され、クランクシャフトが回転するこ
とにより、ロッド77を介して圧縮ピストン72が図示
上下方向に移動すると共にロッド78を介して膨張ピス
トン75が圧縮ピストン72と所定の位相差をおいて図
示上下方向に移動する。
【0010】図3及び図4を参照して上記の如くインダ
クションモータを用いた駆動装置の作動について説明す
る。
【0011】等温圧縮行程(図3のA→B) この行程では図3に示されるように、圧縮ピストン72
が圧縮空間73内の作動流体を圧縮すると共に膨張ピス
トン75が膨張空間76内の作動流体を圧縮し、更に作
動空間(圧縮空間73及び膨張空間76)内の圧力が上
昇するので、インダクションモータに大きな負荷が加え
られ、その結果、インダクションモータの角速度が非常
に遅くなり、この行程時間が全ての行程の内で最も長く
なる。
【0012】等容行程(図3のB→C) この行程では前述のように圧縮空間73内の作動流体が
膨張空間76側に移動しながら冷却されるので、作動空
間内の圧力が低下する。その結果、インダクションモー
タに小さな負荷が加えられ、インダクションモータの角
速度は等温圧縮行程と比べて速くなり、この行程時間が
短くなる。
【0013】等温膨張行程(図3のC→D) この行程では図3に示されるように、圧縮空間73及び
膨張空間76内の作動流体が共に膨張するので、作動流
体の膨張によりインダクションモータの回転が援助され
る。その結果、インダクションモータの角速度が全ての
行程の内で最も速くなり、この行程時間が最も短くな
る。
【0014】等容行程(図3のD→A) この行程では前述のように膨張空間76内の作動流体が
圧縮空間73側に移動しながら加熱されるので、作動空
間内の圧力が上昇する。その結果、インダクションモー
タに大きな負荷が加えられ、インダクションモータの角
速度は等温圧縮行程と比べて遅くなり、行程時間がの
行程よりも長くなる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところが、インダクシ
ョンモータではその角速度を一定に維持することができ
ないので、上記の等容行程の時間及び上記の等温膨
張行程時間が短い状態のままとなる。その結果、の等
容行程においては、行程時間が短くなるので、作動流体
と外部との熱のやりとりが行われず、断熱的に変化する
割合が多くなる。
【0016】従って、の行程は図4のB→Eに示すよ
うに断熱膨張行程に近くなる。又、の等温膨張行程に
おいても、行程時間が極端に短くなるので、膨張行程で
作動流体は充分に熱を吸収することができず、完全に等
温膨張することができない。つまり、断熱膨張する割合
が多くなり、図4のE→Dに示されるようになる。
【0017】以上より、図4に示されるように、実際の
冷凍出力は四角形ABEDの面積となり、理想的な冷凍
サイクルにおける冷凍出力即ち四角形ABCDの面積よ
りも少なくなり、スターリング冷凍機70の冷凍性能が
悪くなる。
【0018】故に、本発明は、圧縮ピストン及び膨張ピ
ストンを駆動する回転軸の角速度を負荷に関係なく一定
に維持することを、その技術的課題とするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、圧縮ピス
トン及び膨張ピストンを摺動させるための回転軸と、回
転軸の角速度を検出する角速度検出手段と、目標の角速
度を記憶し、角速度検出手段により検出された実際の角
速度と目標の角速度とを比較し、その結果に基づいて回
転軸の角速度を制御する角速度制御手段とを備えたこと
である。
【0020】
【作用】上記技術的手段によれば、圧縮ピストン及び膨
張ピストンを摺動させる回転軸の実際の角速度が角速度
検出手段により検出され、その実際の角速度が目標の角
速度よりも速い場合には角速度制御手段により実際の角
速度が現在の速度よりも遅くなるように制御され、直ち
に目標の角速度に一致する。一方、角速度検出手段によ
り検出された実際の角速度が目標の角速度よりも遅い場
合角速度制御手段により実際の角速度が現在の速度より
も速くなるように制御され、直ちに目標の角速度に一致
する。このように、回転軸に加わる負荷に関係なく回転
軸の角速度を目標の角速度に一致させることができる。
【0021】特に、冷凍サイクルの等容行程(図3のB
→C)においては、作動空間内の圧力が低下するので、
回転軸の実際の角速度が目標の角速度よりも速くなる
が、この場合、角速度制御手段により実際の角速度が現
在の速度よりも遅くなるように制御される。その結果、
行程時間が確保され、作動流体と外部との熱のやりとり
が充分に行われ、断熱膨張する割合が少なくなる。又、
等温膨張行程(図3のC→D)においても、圧縮空間及
び膨張空間内の作動流体が共に膨張するので、回転軸の
実際の角速度が目標の角速度よりもかなり速くなるが、
この場合も角速度制御手段により実際の角速度が現在の
速度よりも遅くなるように制御される。その結果、行程
時間が確保され、この行程で作動流体は外部から充分に
熱を吸収することができ、この行程はより等温膨張に近
くなる。以上より、スターリング冷凍機の冷凍出力がイ
ンダクションモータを用いた従来技術よりも大きくな
り、より理想的なスターリング冷凍サイクルが得られ
る。
【0022】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0023】図1は本実施例に係るスターリング冷凍機
及びその駆動装置の構成図であり、図2は図1のX−X
線断面図である。
【0024】図1及び図2に示すスターリング冷凍機1
0において、ハウジング11内には圧縮シリンダ12が
形成され、圧縮シリンダ12内には圧縮ピストン13が
摺動自在に配設されている。圧縮ピストン13は圧縮シ
リンダ12との間でヘリウム等の作動流体が封入される
圧縮空間14を形成しており、ロッド15を介してクラ
ンク室17内に配設されたクランクシャフト16に連結
されている。尚、圧縮ピストン13と圧縮シリンダ12
との間にはピストンリング18が配設されている。
【0025】一方、ハウジング11内には膨張シリンダ
19が形成され、膨張シリンダ19内には膨張ピストン
20が摺動自在に配設されている。膨張ピストン20は
膨張シリンダ19との間でヘリウム等の作動流体が封入
される膨張空間21を形成しており、ロッド22を介し
てクランク室17内に配設されたクランクシャフト16
に連結されている。膨張ピストン20は圧縮ピストン1
3との間で所定の位相角(略90°)をなしている。こ
こで、膨張空間21の先端にはコールドヘッド30が形
成され、略70Kの冷凍を発生できるようになってい
る。膨張ピストン20内には作動流体から熱を奪ってそ
の熱を蓄積するための蓄冷器23が配設され、蓄冷器2
3は通路24を介して膨張空間21に連通している。
又、蓄冷器23は膨張ピストン20内に形成された通路
25及びハウジング11内に形成された通路26を介し
て圧縮空間14に連通しており、通路25の途中には放
熱器27が配置されている。尚、膨張ピストン20と膨
張シリンダ19との間にはピストンリング28,29が
配設されている。
【0026】尚、上記したスターリング冷凍機10の作
動については一般のスターリング冷凍機の作動(従来技
術にて説明)と同様であるので、その説明を省略する。
【0027】ここで、上記したスターリング冷凍機10
を駆動するための駆動装置31について説明する。
【0028】図1に示すスターリング冷凍機の駆動装置
31は、クランクシャフトを回転駆動するためのブラシ
レスサーボモータ(モータ)32と、ブラシレスサーボ
モータ32の角速度を制御する角速度制御手段であるエ
レクトロニックコントロールユニット(以下、ECUと
称する)33とから構成されている。
【0029】ブラシレスサーボモータ32は、一端がク
ランクシャフト16に連結された回転軸34と、回転軸
34の周りに固着された永久磁石35と、永久磁石35
の周囲に配置された固定子鉄心36と、固定子鉄心36
の周りに巻き回され電流を供給すると磁界を発生して永
久磁石35を高トルクで回転させる固定子巻線37と、
回転軸34の図示右端に連結し回転軸34の実際の角速
度を検出するエンコーダ38とを備えている。
【0030】ECU33内には、回転軸34の目標の角
速度(一定値)が記憶され、エンコーダ38により検出
された回転軸34の実際の角速度が入力されている。E
CU33は、実際の角速度を目標の角速度と比較し、そ
の結果に基づいて回転軸34の実際の角速度を制御する
ものである。即ち、ECU33は、実際の角速度が目標
の角速度よりも大きい場合には実際の角速度を現状より
も遅くすることで実際の角速度を目標の角速度に一致さ
せ、一方、実際の角速度が目標の角速度よりも小さい場
合には実際の角速度を現状よりも遅くすることで実際の
角速度を目標の角速度に一致させる。つまり、ブラシレ
スサーボモータ32に大きい負荷が加わる等温圧縮行程
(図3のA−B間)及び等容行程(図3のD−A間)で
は実際の角速度を現状よりも速くし、ブラシレスサーボ
モータ32に負荷が加わらない等温膨張行程(図3のC
−D間)及び等容行程(図3のB−C間)では実際の角
速度を現状よりも遅くする。
【0031】尚、本実施例においては、エンコーダ38
を内部に備えたブラシレスサーボモータ32を用いた
が、本発明はこれに限定される必要は全くなく、例え
ば、ブラシレスサーボモータ32の代わりにブラシレス
モータ,ブラシ付モータ,ステッピングモータ等の同期
モータを用いても良く、又、エンコーダ38をモータの
外部に設けても良い。更に、本実施例では回転軸の角速
度検出手段としてエンコーダ38を用いたが、本発明で
はこれに限定される必要は全くなく、エンコーダ38の
代わりに例えばホール素子を使った磁極センサ等を用い
ても良い。
【0032】上記の如く構成されたスターリング冷凍機
の駆動装置31の作動について説明する。
【0033】等温圧縮行程(図3のA−B間参照) この行程では図3に示されるように、圧縮ピストン13
が圧縮空間14内の作動流体を圧縮すると共に膨張ピス
トン20が膨張空間21内の作動流体を圧縮するので、
ブラシレスサーボモータ32の回転軸34に大きな負荷
が加えられ、その結果、回転軸34の実際の角速度が目
標の角速度よりもかなり遅くなる。このとき、エンコー
ダ38により回転軸34の実際の角速度が検出され、E
CU33内でその実際の角速度と目標の角速度とが比較
され、実際の角速度が目標の角速度よりも遅いと判断さ
れる。次いで、ECU33により実際の角速度が現在の
速度よりも速くなるように制御され、直ちに目標の角速
度に一致して行程時間が短縮される。尚、この行程にお
いては行程時間を短縮させても冷凍出力には何ら関与し
ない。
【0034】等容行程(図3のB−C間参照) この行程では、圧縮空間14内の作動流体が放熱器27
及び蓄冷器23を介して膨張空間21に移動して作動空
間内の圧力が低下するので、ブラシレスサーボモータ3
2の回転軸34には殆ど負荷が加わらず、その結果、回
転軸34の実際の角速度は目標の角速度よりも速くな
る。このとき、ECU33によりその実際の角速度と目
標の角速度とが比較され、実際の角速度が目標の角速度
よりも速いと判断される。次いで、ECU33により実
際の角速度が現在の速度よりも遅くなるように制御さ
れ、直ちに目標の角速度に一致する。従って、行程時間
が確保され、圧縮空間14内の作動流体は放熱器27に
て外部との熱のやりとりを充分に行い、又、蓄冷器23
にて充分に熱を奪われる。以上より、この行程では、作
動流体が断熱膨張する割合が少なくなり、図4の直線B
Eで表される。
【0035】等温膨張行程(図3,図4のC−D間参
照) この行程では図3に示されるように、圧縮空間14及び
膨張空間21内の作動流体が膨張し、圧力が低下するの
で、その分ブラシレスサーボモータ32の回転軸34の
回転が助けられて回転軸34の実際の角速度が目標の角
速度よりもかなり速くなる。このとき、エンコーダ38
により回転軸34の実際の角速度が検出され、ECU3
3内でその実際の角速度と目標の角速度とが比較され、
実際の角速度が目標の角速度よりも速いと判断される。
次いで、ECU33により実際の角速度が現在の速度よ
りも遅くなるように制御され、直ちに目標の角速度に一
致する。その結果、行程時間が確保され、この行程で膨
張空間21内の作動流体は外部から充分に熱を吸収しな
がら膨張することができる。従って、この行程は、より
等温膨張に近くなり、図4の直線CDで表わされる。
【0036】等容行程(図3,図4のD−A間参照) この行程では前述のように膨張空間21内の作動流体が
蓄冷器23及び放熱器27を介して圧縮空間14側に移
動して加熱されるので、作動空間内の圧力が上昇する。
その結果、その分ブラシレスサーボモータ32の回転軸
34に負荷が加えられ、回転軸34の実際の角速度は目
標の角速度よりも遅くなる。このときも、ECU32に
よりその実際の角速度と目標の角速度とが比較され、実
際の角速度が目標の角速度よりも遅いと判断される。次
いで、ECU32により実際の角速度が現在の速度より
も速くなるように制御され、直ちに目標の角速度に一致
して行程時間が短縮される。尚、この行程においても行
程時間を短縮させても冷凍出力には何ら関与しない。
【0037】以上〜より、図4に示されるように、
スターリング冷凍機10の冷凍出力は略四角形ABCD
の面積になり、インダクションモータを用いた従来技術
と比較して多くなり、より理想的なスターリング冷凍サ
イクルが得られる。つまり、本実施例では、回転軸34
に加わる負荷の大きさに関係なく回転軸34の角速度を
一定に維持できるので、スターリング冷凍機の性能が向
上する。
【0038】尚、本実施例では、低回転で高トルクが得
られるブラシレスサーボモータ32を利用したので、減
速機構を用いる必要がなく、その分、駆動装置31の耐
久性が向上する。
【0039】
【発明の効果】本発明は、以下の如く効果を有する。
【0040】スターリング冷凍機の冷凍出力をインダク
ションモータを用いた従来技術よりも向上させることが
でき、より理想的なスターリング冷凍サイクルを得るこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るスターリング冷凍機及びその駆
動装置の構成図で、図2のY−Y線断面図である。
【図2】図1のX−X線断面図である。
【図3】従来のスターリング冷凍機の構成及び作動原理
を示す説明図である。
【図4】本実施例及び従来のスターリング冷凍機の冷凍
サイクルを示すグラフである。
【符号の説明】
10 スターリング冷凍機 12 圧縮シリンダ 13 圧縮ピストン 14 圧縮空間 19 膨張シリンダ 20 膨張ピストン 21 膨張空間 23 蓄冷器 27 放熱器 31 スターリング冷凍機の駆動装置 33 角速度制御手段 34 回転軸 38 エンコーダ(角速度検出手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮シリンダと、前記圧縮シリンダ内に
    摺動自在に配設され作動流体を封入するための圧縮空間
    を形成する圧縮ピストンと、膨張シリンダと、前記膨張
    シリンダ内に摺動自在に配設され作動流体を封入するた
    めの膨張空間を形成する膨張ピストンと有し、前記圧縮
    空間と前記膨張空間との間に前記圧縮空間側から順に放
    熱器,蓄冷器が配置されたスターリング冷凍機を駆動す
    るための駆動装置において、 前記圧縮ピストン及び前記膨張ピストンを摺動させるた
    めの回転軸と、 前記回転軸の角速度を検出する角速度検出手段と、 前記回転軸の目標の角速度を記憶し、前記角速度検出手
    段により検出された角速度と前記目標の角速度とを比較
    し、その結果に基づいて前記回転軸の角速度を制御する
    角速度制御手段とを備えたことを特徴とするスターリン
    グ冷凍機の駆動装置。
JP23328593A 1993-09-20 1993-09-20 スターリング冷凍機の駆動装置 Pending JPH0791759A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114754512A (zh) * 2022-05-26 2022-07-15 武汉高芯科技有限公司 紧凑型斯特林制冷机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114754512A (zh) * 2022-05-26 2022-07-15 武汉高芯科技有限公司 紧凑型斯特林制冷机

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