JPH0790903B2 - 倒位缶供給装置 - Google Patents

倒位缶供給装置

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JPH0790903B2
JPH0790903B2 JP2299885A JP29988590A JPH0790903B2 JP H0790903 B2 JPH0790903 B2 JP H0790903B2 JP 2299885 A JP2299885 A JP 2299885A JP 29988590 A JP29988590 A JP 29988590A JP H0790903 B2 JPH0790903 B2 JP H0790903B2
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修 照内
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、製缶機械等に倒位状態で缶を供給する缶供給
装置、特に缶胴に凹みを与えずに缶を製缶機械等に供給
できる装置に関する。
(従来の技術) 製缶ラインにおいて、缶胴にネックイン加工を行うネッ
カー、フランジを形成するフランジャー、漏れ検査を行
うライトテスター等への缶の供給は、一般に倒行状態で
缶供給路からターレットを介して行っている。そのため
の従来の缶供給装置は、第5図及び第6図に示すような
構造のものが知られている。図において20が缶を倒行状
態で移送する缶供給路21を構成する缶供給路フレームで
あり、その下端部に缶の両端部を支持する缶底側サイド
ガイド22及び缶頂側サイドガイド23が設けられている。
缶底側サイドガイド22は、缶底側第1ガイド24及び缶底
側第2ガイド25で構成され、缶頂側サイドガイド23は缶
頂側第1ガイド26及び缶頂側第2ガイド27で構成され、
缶底側第1ガイド24及び缶頂側第1ガイド26の下端部が
垂直面内を回転するターレット30の両側に伸びている。
従って、ターレット30は両側のサイドガイド間の間隔よ
り幅が狭く形成されており、サイドガイドを介して供給
される缶cの両端部よりも少なくとも前記サイドガイド
22、23の幅だけ内側部を支持して搬送している。
(発明が解決しようとする問題点) 上記構造の缶供給装置において、サイドガイドからター
レット30のポケット31に缶が捕獲されて移載されると
き、多少なりとも缶に衝撃を与えることは避けることが
出来ない。該衝撃は、従来の製缶ラインにおいては特に
重大な影響を及ぼすに至らなかったが、近時、缶製造ラ
インの高速化と缶胴の薄肉化が進み、それに伴い該衝撃
によって、缶に凹みや打痕が発生し、それに起因してネ
ッキング工程や巻締工程等で缶胴が座屈を起こす等の問
題が発生し、缶製造ラインの高速化と缶胴の薄肉化を阻
害する要因となっている。その影響は、特に絞りしごき
加工した薄肉2ピース缶(DI缶)の場合は、顕著であ
る。本発明者の実験によれば、上記装置で缶胴肉厚が0.
10mmの2ピース缶を800cpm(缶/分)では、缶胴に問題
が生じる程度の凹みや打痕の発生は殆ど見られなかった
が、1400cpmで供給すると殆ど缶に発生した。
本発明は、前記従来の缶供給装置の欠点を解消しようと
するもので、サイドガイドからターレットに缶が捕獲さ
れるときの衝撃による缶胴への凹みや打痕の発生を軽減
し、もって缶製造ラインの高速化と缶胴の薄肉化を図る
ことができる製缶機械等へ倒位状態で缶を供給するため
の缶供給装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 前記問題点を解決するために種々研究した結果、特にDI
缶の場合、缶底部から少し立ち上がった付近が特に弱
く、従来の供給装置では該部にターレットの縁が当るた
め該部が強く衝撃を受け、該部に集中的に凹みが発生す
ることが判明した。本発明は該知見に基づき、該部への
衝撃を緩和することにより前記問題点を解決したもので
あって、次の構成を有する。
即ち、本発明の倒位缶供給装置は、周縁部に円筒缶を保
持するポケットが等ピッチで形成され垂直面内を回転す
るターレット、缶を倒位状態で移送して前記ターレツト
に供給する缶供給路、該缶供給路の端部に設けられ、缶
の両端部に接触して前記缶供給路からターレットのポケ
ットに缶を案内するサイドガイドからなる倒位缶供給装
置において、前記ターレットは前記サイドガイドから案
内されてくる缶の底部近傍の缶胴立上り部を該ターレッ
トの側縁部が支持するように配置され、且つ、前記サイ
ドガイドの内少なくとも缶低側端部を案内する缶底側サ
イドガイドに、下端部が前記ターレットの回転面に延
び、缶底端より離れた位置で缶胴部と接触して缶を前記
ターレットに案内する補助ガイドを設け、前記ターレッ
トに前記補助ガイドの先端部が嵌合通過する補助ガイド
逃げ溝を形成してなることを特徴とする (作用) ターレットのポケットに缶が捕獲される際、缶底部側は
補助ガイドによってターレットポケット部に案内され
る。補助ガイドの先端はターレットの回転内に伸び、タ
ーレットの側縁はその外方に位置しているので、ターレ
ットが缶を捕獲するときその側縁部は缶底部近傍に当
る。従って、ターレット側縁が缶胴の最も弱い所に当た
ることを回避することができ、従来と比べて缶胴に損傷
を与える現象が著しく低下させることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を第1図〜第4図に基づいて詳細
に説明する。
図中、1は周縁部に等ピッチに缶捕獲用のポケット2を
有するターレットであり、垂直面内を回転駆動されるよ
うに配置され、次工程のフランジャー等の製缶機械18に
缶を供給する。該ターレットは、後述するサイドガイド
から案内されてくる缶の底部近傍の缶胴立上り部を該タ
ーレットの側縁部が支持するように配置され、且つ該タ
ーレットには後述する補助ガイドの先端が嵌合通過する
ための補助ガイド逃がし溝3が円周方向に無端状に形成
されている。4は該ターレット1に缶を倒位状態で供給
するためのシュートやスパイラルガイド等構成される缶
供給路であり、5はそのための缶供給路フレームであ
る。缶供給路フレーム5の下端部に缶の両端部を案内す
るサイドガイドが設けられている。該サイドガイドは、
缶胴の缶底側を案内する缶底側サイドガイド6及び缶頂
側を案内する缶頂側サイドガイド7から構成され、缶底
側サイドガイド6は缶底側第1ガイド8と缶底側第2ガ
イド9とで形成されている。また、缶頂側を案内する缶
頂側サイドガイド7は、缶頂側第1ガイド10と缶頂側第
2ガイド11とで形成されている。缶頂側及び缶底側の第
2ガイド9、11は、第1図に示すように、缶供給路4端
部から、ターレット外周部に沿ってターレット1と同心
状の缶ガイド面を形成するように配置され、ポケットか
ら缶が飛び出ることを防止する。
一方、缶頂側第1ガイド10はその下端がポケット2の円
弧面の最短回転半径と一致するように湾曲したガイド面
を有してターレット側部に達しているが、缶底側第1ガ
イド8は、その下端縁がターレット1の外周縁近傍まで
しか達せず、缶頂側第1ガイドよりも短く形成されてい
る。そして、缶底側第1ガイド8の内側にその下端がタ
ーレットの回転面内まで伸びてポケット2の円弧面の最
短回転半径と一致するように湾曲したガイド面を有する
補助ガイド12が固定されている。
なお、本実施例では缶底側第1ガイド8と缶底第2ガイ
ド9は、缶底部を案内規制する薄肉の缶底規制部13を介
して一体に形成され、同様に缶頂側第1ガイド10と缶頂
側第2ガイド11も、缶頂部を案内規制する薄肉の缶頂規
制部14を介して一体に形成されている。15は前記各ガイ
ドを前記缶供給路フレーム5に固定するための取付ボト
ルである。
本実施例の缶供給装置は以上のように構成され、シュー
ト等の缶供給路4に沿って連続して倒位状態で移送され
てくる缶cは、缶供給路端部でサイドガイドによってタ
ーレット1の回転方向に沿って案内されてターレットの
ポケット2の回転軌跡内に移送され、ポケットの導入面
に達し、ターレットの回転と共に相対的にポケット円弧
部に移動して円弧部に捕獲されて移送される。その際、
缶底部側はターレットの回転位置近くまでは、缶底側第
1ガイド8及び缶底側第2ガイド9によって案内される
が、ターレットの回転半径内に入ると補助ガイド12及び
缶底側第2ガイド9によって案内される。
補助ガイド12の先端は、ターレット1の回転半径内に伸
び、ターレットの側縁はその外方の缶底部近傍に位置し
ているので、ターレット1が缶を捕獲するときターレッ
トの側縁部16は第3図及び第4図に示すように、缶底部
近傍の缶胴立上り部を支持する。従って、従来のように
ターレット側縁が缶底部より上方の缶胴の最も弱い所に
当たることがなくなり、それだけ缶胴に損傷を与える現
象が著しく低下した。
以上のように構成された実施例装置によって、缶胴肉厚
を0.09mmにゲージダウンさせたDI缶胴を1400cpmでネッ
キング加工機に供給したところ、凹みや打痕がある缶は
全く発生しなかった。また、比較例として、前記の従来
の供給装置を使用した場合、殆どの缶に凹みや打痕等の
損傷が認められた。その結果、本装置は高速化及び缶の
薄肉化を図るための缶供給装置として非常に有効である
ことが確認できた。
なお、前記実施例では、ターレット内部位置まで伸びる
補助ガイドを缶底側の第1ガイドのみに設けたが、必要
ならばさらに缶頂側の第1ガイドにも設けても良い。ま
た、補助ガイドは、必ずしも前記実施例のようにサイド
ガイドと別体の部品で構成する必要はなく、サイドガイ
ドと一体に形成してもよい。また、前記実施例では第1
ガイドと下部ガイドは、缶底規制部又は缶頂規制部を介
して一体に形成してあるが、別体に形成しても良い。さ
らに、前記ターレットは幅広の一体構造に形成されてい
るが、薄幅に形成された複数個のターレット円板をター
レット軸に間隔を有して固定した構造のものでも可能で
あり、その場合は前記補助ガイドの下端は、ターレット
円板間に形成される隙間に嵌合するようにする。従っ
て、特許請求範囲記載の補助ガイド逃げ溝は、幅広のタ
ーレットに同心状に形成された溝ばかりでなく、ターレ
ット円板の組合せからなるターレットにおけるターレツ
ト円板間に形成される隙間も包含するものである。
(効果) 本発明は、以上のような構成からなり、次のような格別
の効果を奏するものである。
ターレットが缶を捕獲するとき缶底部近傍をターレット
が支持することができ、従来のようにターレット側縁が
缶胴の最も弱い所に当たることがなくなり、薄肉缶を高
速で供給しても衝撃による缶胴への凹みや打痕の発生を
著しく軽減させることができる。それにより、缶製造ラ
インの高速化と缶胴の薄肉化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明に係る缶供給装置の実施例を示
し、第1図はその側面概略図図、第2図は第1図のA−
A断面図、第3図は第1図のB−B断面図、第4図は第
1図のC−C断面図、第5図は従来例の側面概略図、第
6図は第5図のD−D断面図である。 1:ターレット、2:ポケット、3:補助ガイド逃し溝、6:缶
底側サイドガイド、7:缶頂側サイドガイド、8:缶底側第
1ガイド、9:缶底側第2ガイド、10:缶頂側第1ガイ
ド、11:缶頂側第2ガイド、12:補助ガイド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周縁部に円筒缶を保持するポケットが等ピ
    ッチで形成され垂直面内を回転するターレット、缶を倒
    位状態で移送して前記ターレツトに供給する缶供給路、
    該缶供給路の端部に設けられ、缶の両端部に接触して前
    記缶供給路からターレットのポケットに缶を案内するサ
    イドガイドからなる倒位缶供給装置において、前記ター
    レットは前記サイドガイドから案内されてくる缶の底部
    近傍の缶胴立上り部を該ターレットの側縁部が支持する
    ように配置され、且つ、前記サイドガイドの内少なくと
    も缶低側端部を案内する缶底側サイドガイドに、下端部
    が前記ターレットの回転面に延び、缶底端より離れた位
    置で缶胴部と接触して缶を前記ターレットに案内する補
    助ガイドを設け、前記ターレットに前記補助ガイドの先
    端部が嵌合通過する補助ガイド逃げ溝を形成してなるこ
    とを特徴とする倒位缶供給装置。
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