JPH0790178A - ポリアミド樹脂組成物 - Google Patents

ポリアミド樹脂組成物

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JPH0790178A
JPH0790178A JP23500493A JP23500493A JPH0790178A JP H0790178 A JPH0790178 A JP H0790178A JP 23500493 A JP23500493 A JP 23500493A JP 23500493 A JP23500493 A JP 23500493A JP H0790178 A JPH0790178 A JP H0790178A
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JP
Japan
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polyamide resin
parts
weight
dicarboxylic acid
group
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Application number
JP23500493A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Urabe
宏 浦部
Michio Nakada
道生 中田
Seiji Morimoto
精次 森本
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 常温のみならず高温においても曲げ強度等の
機械的物性に優れ、かつ成形加工性及び耐熱性にも優れ
ている、ポリアミド成形材料を提供する。 【構成】 (A)テレフタル酸単位30〜100モル%
とテレフタル酸単位以外の芳香族ジカルボン酸単位0〜
40モル%及び/又は脂肪族ジカルボン酸単位0〜70
モル%とからなるジカルボン酸単位(a)(但し、ジカ
ルボン酸単位の合計を100モル%とする。)と、脂肪
族アルキレンジアミン単位及び/又は脂環族アルキレン
ジアミン単位(b)とからなる融解熱3cal/g以上
の結晶性芳香族ポリアミド樹脂:95〜25重量部、 (B)融解熱1cal/g以下の非結晶性ないし低結晶
性ポリアミド樹脂:5〜75重量部、 (C)無機繊維:上記ポリアミド樹脂(A)とポリアミ
ド樹脂(B)との合計100重量部に対して5〜200
重量部、とからなることを特徴とするポリアミド樹脂組
成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形や押出成形等
により成形品、シート等として利用できる新規な熱可塑
性樹脂組成物に関するものである。詳しくは、常温で高
い曲げ強度、衝撃強度等を有するのみならず、高温時に
おいてもかかる機械的性質を保持しうる、耐熱性に優れ
かつ成形加工性が良好なポリアミド樹脂組成物に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】結晶性ポリアミド樹脂は、耐熱性、機械
的性質及び低吸水性に優れているため、種々の成形品、
シート等の成形材料として用いられている。かかる成形
材料には、より耐熱性を向上させるために無機繊維を混
合することがある。しかし、結晶性芳香族ポリアミド樹
脂に無機繊維を混合した系は、樹脂の融点及びガラス転
移温度が高いために、著しく成形加工性が悪くなるとい
う欠点を有する。
【0003】一方、非結晶性や低結晶性のポリアミド樹
脂も、優れた機械的性質、低吸水性及び成形加工性を有
する。しかし、耐熱性や曲げ強度等の機械的性質を向上
させるために無機繊維を混合しても、その向上の程度は
結晶性樹脂に比べてわずかであり、特にガラス転移温度
近くの温度雰囲気下では、かえって機械的性質の著しい
低下を伴うという欠点を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる欠点を克服すべ
く、結晶性芳香族ポリアミド樹脂と線状脂肪族ポリアミ
ド樹脂(結晶性ポリアミド樹脂)と無機繊維とを混合す
ることが提案されている(特開昭62−57458
号)。しかし、かかる線状脂肪族ポリアミド樹脂を使用
した場合でも、成形性は改良されるものの、高温での機
械的性質の改良は未だ不十分であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、常温での
曲げ強度や衝撃強度等のみならず、高温時においてもか
かる機械的性質を保持し、且つ耐熱性、成形加工性等に
優れたポリアミド樹脂成形材料を開発し、従来技術にお
ける上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、特定の結
晶性芳香族ポリアミド樹脂と非結晶性ないし低結晶性ポ
リアミド樹脂とを一定比率で配合した組成物に無機繊維
を一定量加えることにより、かかる目的を達成しうるこ
とを見いだし、本発明に到達した。
【0006】即ち、本発明の要旨は、(A)テレフタル
酸単位30〜100モル%とテレフタル酸単位以外の芳
香族ジカルボン酸単位0〜40モル%及び/又は脂肪族
ジカルボン酸単位0〜70モル%とからなるジカルボン
酸単位(a)(但し、ジカルボン酸単位の合計を100
モル%とする。)と、脂肪族アルキレンジアミン単位及
び/又は脂環族アルキレンジアミン単位(b)とからな
る融解熱3cal/g以上の結晶性芳香族ポリアミド樹
脂:95〜25重量部、(B)融解熱1cal/g以下
の非結晶性ないし低結晶性ポリアミド樹脂:5〜75重
量部、(C)無機繊維:上記ポリアミド樹脂(A)と
(B)との合計100重量部に対して5〜200重量
部、とからなることを特徴とするポリアミド樹脂組成物
に存する。
【0007】以下に本発明を詳細に説明する。本発明で
用いられる芳香族ポリアミド(A)は、テレフタル酸成
分単位を主成分単位とするジカルボン酸単位(a)と、
アルキレンジアミン単位(b)とから構成されている。
この芳香族ポリアミド(A)は、濃硫酸中25℃の温度
で測定した極限粘度〔η〕が通常、0.5〜4.0dl
/g、好ましくは0.8〜3.0dl/gの範囲である
ことが望ましい。
【0008】上記ジカルボン酸単位(a)には、テレフ
タル酸単位に加えて、その他の芳香族ジカルボン酸単位
および/または脂肪族ジカルボン酸単位が含まれていて
もよい。その他の芳香族ジカルボン酸単位の具体例とし
ては、イソフタル酸、フタル酸、2−メチルテレフタル
酸、ナフタリンジカルボン酸などから誘導される成分単
位が挙げられ、これらの内では、イソフタル酸単位また
はナフタリンジカルボン酸単位が好ましく、特にイソフ
タル酸単位が好ましい。
【0009】なお、ジカルボン酸単位(a)には、上記
のテレフタル酸単位と、その他の芳香族ジカルボン酸単
位および/または脂肪族ジカルボン酸単位とに加えて、
少量のトリメリット酸、ピロメリット酸などの三塩基性
以上の多価カルボン酸から誘導される成分単位が含まれ
ていてもよい。芳香族ポリアミド(A)を構成するジカ
ルボン酸単位(a)には、全ジカルボン酸成分単位10
0モル中、テレフタル酸単位は、通常、30〜100モ
ル%、テレフタル酸単位以外のジカルボン酸単位は、通
常、0〜40モル%の量で含まれている。脂肪族ジカル
ボン酸単位は、テレフタル酸単位以外の芳香族ジカルボ
ン酸単位と共に、あるいは、テレフタル酸単位以外の芳
香族ジカルボン酸単位に代えて、通常、0〜70モル%
の量で含まれている。
【0010】本発明で用いられる芳香族ポリアミド
(A)は、かかるジカルボン酸単位(a)と、脂肪族ア
ルキレンジアミン単位および/または脂環族アルキレン
ジアミン単位(b)とから構成される。この脂肪族アル
キレンジアミン単位のうちでは、炭素数が4〜25の直
鎖状あるいは分枝を有する鎖状のアルキレンジアミン単
位が好ましく、さらに好ましくは炭素数が6〜18の直
鎖状あるいは分枝を有する鎖状のアルキレンジアミン単
位が望ましい。
【0011】このような脂肪族系ジアミン単位として
は、具体的には、たとえば、1,6−ジアミノヘキサ
ン、1,7−ジアミノヘプタン、1,8−ジアミノオク
タン、1,9−ジアミノノナン、1,10−ジアミノデ
カン、1,11−ジアミノウンデカン、1,12−ジア
ミノドデカン等の直鎖状アルキレンジアミンから誘導さ
れる成分単位;
【0012】および、1,4−ジアミノ−1,1−ジメ
チルブタン、1,4−ジアミノ−1−エチルブタン、
1,4−ジアミノ−1,2−ジメチルブタン、1,4−
ジアミノ−1,3−ジメチルブタン、1,4−ジアミノ
−1,4−ジメチルブタン、1,4−ジアミノ−2,3
−ジメチルブタン、1,2−ジアミノ−1−ブチルエタ
ン、1,6−ジアミノ−2,5−ジメチルヘキサン、
1,6−ジアミノ−2,4−ジメチルヘキサン、1,6
−ジアミノ−3,3−ジメチルヘキサン、1,6−ジア
ミノ−2,2−ジメチルヘキサン、1,6−ジアミノ−
2,2,4−トリメチルヘキサン、1,6−ジアミノ−
2,4,4−トリメチルヘキサン、1,7−ジアミノ−
2,3−ジメチルヘプタン、1,7−ジアミノ−2,4
−ジメチルヘプタン、1,7−ジアミノ−2,5−ジメ
チルヘプタン、1,7−ジアミノ−2,2−ジメチルヘ
プタン、1,8−ジアミノ−1,3−ジメチルオクタ
ン、1,8−ジアミノ−1,4−ジメチルオクタン、
1,8−ジアミノ−2,4−ジメチルオクタン、1,8
−ジアミノ−3,4−ジメチルオクタン、1,8−ジア
ミノ−4,5−ジメチルオクタン、1,8−ジアミノ−
2,2−ジメチルオクタン、1,8−ジアミノ−3,3
−ジメチルオクタン、1,8−ジアミノ−4,4−ジメ
チルオクタン、1,6−ジアミノ−2,4−ジエチルヘ
キサン、1,9−ジアミノ−5−メチルノナン等の分枝
を有する鎖状のアルキレンジアミンから誘導される成分
単位を挙げることができる。
【0013】このような直鎖状あるいは分枝を有する鎖
状のアルキレンジアミン単位のうちでは、直鎖状のアル
キレンジアミン単位が好ましく、とくに1,6−ジアミ
ノヘキサン、1,8−ジアミノオクタン、1,10−ジ
アミノデカン、1,12−ジアミノドデカン等の直鎖状
アルキレンジアミンのうちの1種あるいは2種以上の化
合物から誘導される成分単位が好ましく、さらに好まし
くは、1,10−ジアミノデカンから誘導される成分単
位が好ましい。
【0014】脂環族ジアミン単位は、通常、炭素原子数
が6〜25程度であり、かつ少なくとも1個の脂環族炭
化水素環を含むジアミンから誘導される成分単位であ
る。このような脂環族ジアミン単位としては、具体的に
は、たとえば、1,3−ジアミノシクロヘキサン、1,
4−ジアミノシクロヘキサン、1,3−ビス(アミノメ
チル)シクロヘキサン、1,4−ビス(アミノメチル)
シクロヘキサン、イソホロンジアミン、ピペラジン、
2,5−ジメチルピペラジン、ビス(4−アミノシクロ
ヘキシル)メタン、ビス(4−アミノシクロヘキシル)
プロパン、4,4′−ジアミノ−3,3′−ジメチルジ
シクロヘキシルプロパン、4,4′−ジアミノ−3,
3′−ジメチルジシクロヘキシルメタン、4,4′−ジ
アミノ−3,3′−ジメチル−5,5′−ジメチルジシ
クロヘキシルメタン、4,4′−ジアミノ−3,3′−
ジメチル−5,5′−ジメチルジシクロヘキシルプロパ
ン、α−α′−ビス(4−アミノシクロヘキシル)−p
−ジイソプロピルベンゼン、α−α′−ビス(4−アミ
ノシクロヘキシル)−m−ジイソプロピルベンゼン、α
−α′−ビス(4−アミノシクロヘキシル)−1,4−
シクロヘキサン、α−α′−ビス(4−アミノシクロヘ
キシル)−1,3−シクロヘキサンなどの脂環族ジアミ
ンから誘導される成分単位を挙げることができる。
【0015】これらの脂環族ジアミン単位のうちでは、
ビス(アミノメチル)シクロヘキサン、ビス(4−アミ
ノシクロヘキシル)メタン、4,4′−ジアミノ−3,
3′−ジメチルジシクロヘキシルメタンが好ましく、特
にビス(4−アミノシクロヘキシル)メタン、1,3−
ビス(アミノシクロヘキシル)メタン、1,3−ビス
(アミノメチル)シクロヘキサン等の脂環族ジアミンか
ら誘導される成分単位が好ましい。
【0016】上記のような芳香族ポリアミド(A)は、
従来公知の種々の方法により製造することができる。た
とえば、芳香族ジカルボン酸をハライドにし、直鎖脂肪
族アルキレンジアミンと均一溶液中で重縮合させる溶液
法、極性溶媒中に溶解した芳香族ジカルボン酸のハライ
ドと非極性溶媒中に溶解した直鎖脂肪族アルキレンジア
ミンとを界面で縮合させる界面法などによって芳香族ポ
リアミド(A)を製造することができる。また、溶融重
合法あるいは固相重合法により、上記のような芳香族ポ
リアミド(A)を製造することもできる。
【0017】尚、本発明の結晶性芳香族ポリアミド樹脂
(A)は、十分に高い結晶性を示すものでなければなら
ず、その目安として融解熱が3cal/g以上、好まし
くは5cal/g以上であることを要する。結晶性が不
十分であると、曲げ強度等の機械的性質が劣るので、好
ましくない。本発明で使用される非結晶性ないし低結晶
性のポリアミド樹脂(B)とは、ポリマー鎖にアミド結
合(−CO−NH−)結合を有し、且つ融解熱が1ca
l/g以下の非結晶性ないしは低結晶性の樹脂である。
非結晶性とは、一般に明確な融点や測定可能な融解熱を
有しないことを示すが、中にはゆっくり冷却する場合に
は多少の結晶性を示すものも含まれる。すなわち、本発
明において、非結晶性ないし低結晶性とは、本発明の効
果を大きく損なわない範囲で結晶性を示すものをも含む
意であるが、その融解熱が1cal/g以下のものに限
られるのである。
【0018】ポリアミド樹脂(B)のガラス転移温度
は、好ましくは90℃以上250℃以下であって、より
好ましくは90℃以上210℃以下、さらに好ましくは
100℃以上180℃以下の範囲にあるものである。本
発明におけるガラス転移温度、融点および融解熱は、結
晶性ポリアミドに対して通常用いられる示差走査熱量測
定装置を用いて測定することができる。例としてはPE
RKIN−ELMER社製DSC−IIがある。この装置
を用いて、例えば1分間当たり10℃の昇温速度で融解
熱を測定することができる。試料を予測される融点以上
の温度に加熱し、次に試料を1分間あたり10℃の速度
で降温し、30℃まで冷却し、そのまま約1分間放置し
たのち1分間あたり10℃の速度で加熱することにより
測定することができる。融解熱は最初以後の何れの昇温
と降温のサイクルにおいて測定しても実験誤差範囲内で
一定値となるものを採用する。
【0019】尚、この方法によると、市販のナイロン−
6の融解熱は16cal/gである。本発明のポリアミ
ド樹脂(B)は、好ましくはアミド結合構成単位が主に
下記(I)〜(VI)の構造式から選ばれるものより成
り、かつ融解熱が上記範囲内のものが選ばれる。
【0020】(I) −HN−W−NH− (Wは炭素数2〜12の直鎖状又は分枝状脂肪族基より
選ばれる少なくとも一種) (II) −HN−X−NH− (Xはメタキシリレン基、または、炭素数5〜22の範
囲にあり脂環式炭化水素骨格を少なくとも1個含む脂肪
族基より選ばれる少なくとも一種)
【0021】
【化1】
【0022】(Rはそれぞれ独立に水素または炭素数1
〜6の範囲の脂肪族基より選ばれる少なくとも一種であ
り、それぞれのRは同じであっても異なっていてもよ
い)
【0023】
【化2】
【0024】(Rはそれぞれ独立に水素または炭素数1
〜6の範囲の脂肪族基より選ばれる基であり、それぞれ
のRは同じであっても異なっていてもよい)
【0025】(V) −CO−Y−CO− (Yは炭素数2〜22の範囲の脂肪族基、脂環式炭化水
素基を含む脂肪族基より選ばれる少なくとも一種) (VI) −CO−Z−NH− (Zは炭素数4〜14の範囲の脂肪族基、芳香族基より
選ばれる少なくとも一種)
【0026】上記構成単位(I)におけるWは、具体例
としては、ブチレン基、ヘキシレン基、オクチレン基、
デカニレン基、2,2,4−トリメチルヘキシレン基、
2,4,4−トリメチルヘキシレン基、3−メチルヘキ
シレン基、ペンチレン基が挙げられ、より好ましくはブ
チレン基、ヘキシレン基、2,4,4−トリメチルヘキ
シレン基、2,2,4−トリメチルヘキシレン基であ
る。
【0027】上記構成単位(II)におけるXの具体例と
しては、メタキシリレン基(Xa)、4,4′−メチレ
ンジシクロヘキサン−1,1′−ジイル基(Xb)、
2,2′−ジメチル−4,4′−メチレンジシクロヘキ
サン−1,1′−ジイル基(Xc)、1,5,5−トリ
メチルシクロヘキシレン−1−メチレン基(Xd)、シ
クロヘキシレン−1,4−ジメチレン基(Xe)、4−
メチレンシクロヘキシレン基(Xf)、3−メチレンシ
クロヘキシレン基(Xg)、シクロヘキシレン−1,3
−ジメチレン基(Xh)等が挙げられる。各Xの具体例
について、構造式を以下に示す。
【0028】
【化3】
【0029】構成単位(III )および(IV)におけるR
の具体例としては、水素原子、メチル基、ターシャリー
ブチル基、イソプロピル基、エチル基が挙げられ、より
好ましくは水素原子、メチル基、さらに好ましくは水素
原子である。構成単位(V)におけるYの具体例として
は、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ヘキシレ
ン基、オクチレン基、デカニレン基、1,4−シクロヘ
キシレン基、1,3−シクロヘキシレン基、構成単位
(II)における(Xa)、(Xb)、(Xc)、(X
d)、(Xe)、(Xf)、(Xg)、(Xh)等が挙
げられ、より好ましくはエチレン基、プロピレン基、ブ
チレン基、オクチレン基、1,4−シクロヘキシレン
基、1,3−シクロヘキシレン基であり、より好ましく
はエチレン基、プロピレン基、ブチレン基である。
【0030】構成単位(VI)におけるZの具体例として
は、ブチレン基、ペンチレン基、ヘキシレン基、デカニ
レン基、ウンデカニレン基、パラフェニレン基等が挙げ
られ、より好ましくはペンチレン基、ヘキシレン基、ウ
ンデカニレン基でさらに好ましくはペンチレン基であ
る。ポリアミド樹脂(B)の好適な具体例を以下に示
す。
【0031】
【化4】
【0032】かかるポリアミド樹脂(B)の相対粘度
(98%濃硫酸中、濃度1g/dl、測定温度25℃)
としては、好ましくは1.0〜5.0dl/g、より好
ましくは1.4〜3.5dl/g、さらに好ましくは
1.6〜3.0dl/gの範囲である。これらの非結晶
性又は低結晶性ポリアミド樹脂の製法は公知であり、例
えば、特開昭58−38751号公報、特開昭60−2
17237号公報、特開昭60−219227号公報等
に示されているものが適用可能である。
【0033】本発明で用いられる無機繊維(C)として
は、具体的には、ガラス繊維、カーボン繊維、ホウ素繊
維、セラミック繊維、石綿繊維、ステンレススチール繊
維などの繊維状の無機系化合物が挙げられる。これらの
無機繊維(C)の内では、ガラス繊維が好ましく用いら
れる。これらの無機繊維は、2種以上混合して使用する
こともできる。また、これらの無機繊維をシランカップ
リング剤あるいはチタンカップリング剤などで処理して
使用することもできる。
【0034】本発明で用いられる無機繊維(C)は、径
が5〜15μm、好ましくは6〜14μmであり、長さ
が好ましくは2〜10mm、特に好ましくは3〜6mm
である。本発明において、(A)、(B)成分の配合割
合は(A)及び(B)の合計重量を100重量部とした
場合、以下の通りである。
【0035】(A)成分:95〜25重量部、好ましく
は90〜45重量部、より好ましくは80〜55重量部
である。95重量部を超えると、流動性が低下し、25
重量部未満では本発明の意図する耐熱性の効果が得られ
ない。 (B)成分:5〜75重量部、好ましくは10〜55重
量部、より好ましくは20〜45重量部である。5重量
部未満では流動性が悪く、75重量部を超えると、本発
明の意図する耐熱性の効果が得られない。
【0036】また、(C)成分の配合割合は(A)およ
び(B)の合計重量100重量部に対して以下の通りで
ある。 (C)成分:5〜200重量部、好ましくは20〜17
0重量部、より好ましくは70〜140重量部である。
5重量部未満では、本発明の意図する耐熱性、機械的性
質が得られず、200重量部を超えると、流動性が低下
し好ましくない。
【0037】本発明による組成物は、本発明の目的を損
なわない範囲で、必要に応じて先の重合体成分以外の熱
可塑性又は熱硬化性樹脂、ラバー成分、酸化防止剤、耐
候性改良剤、造核剤、スリップ剤、難燃剤、各種着色
剤、帯電防止剤、離型剤等の成分を添加することもでき
る。本発明において、結晶性芳香族ポリアミド樹脂
(A)、非結晶性ないし低結晶性のポリアミド樹脂
(B)、無機繊維(C)の配合方法は特に限定されず、
公知の溶融混練方法を用いることができる。溶融混練装
置としては、押出機、ニーダー、ロールなどを用いるこ
とができる。
【0038】特殊な場合は、全成分を直接各種成形機に
供給し、成形機で混練しながら成形することもできる。
又、予めフイラーや他の成分を(必要に応じて各種添加
剤とともに)高濃度に混練してマスターバッチとし、そ
れを別途他の重合体等で希釈しながらブレンドコンパウ
ンディングしたり、成形したりすることもできるが、溶
融混練時の各成分の添加順序には特に制限はない。
【0039】すなわち、成分(A)、(B)及び(C)
を一括添加し同時に溶融混練を行う方法、成分(A)及
び(B)を予め溶融混練し次いで成分(C)を追加添加
して溶融混練する方法、成分(A)、(B)、(C)の
いずれか2成分を予め溶融混練し次いで残りの1成分を
追加混練する方法等、いずれであってもよい。混練され
た樹脂組成物は、射出成形その他各種の成形法によって
成形され、種々の射出成形品や押出成形品、シート、チ
ューブ、フィルム、繊維、積層物、コーティング材とし
て用いられる。
【0040】本発明の熱可塑性樹脂組成物から得られる
成形体は自動車部品、電気電子部品、機械部品等に好適
に使用される。自動車部品用成形体としては、バンパ
ー、フェンダー、エプロン、フードパネル、フェイシ
ア、ローカーパネル、ロッカパネルレインフォース、フ
ロアパネル、リアクオーターパネル、ドアパネル、ドア
サポート、ルーフトップ、トランクリッド、フュェルリ
ッド等の外装部品、インストルメントパネル、コンソー
ルボックス、グローブボックス、シフトノブ、ピラーガ
ーニッシュ、ドアトリム、ハンドル、シームレスト、ウ
インドルーバ、ヘッドレスト、シートベルト、シート等
の内装部品、ディストリビュータキャップ、エアクリー
ナー、ラジエータタンク、バッテリーケース、ラジエー
タシュラウド、ウオッシャータンク、クーリングファ
ン、ヒータケース等のエンジンルーム内部品、ロールフ
ラットサポート等のタイヤ周辺部品、ドアミラーボディ
ー、ホイールカバー、トランクマット、ガソリンタンク
等が例示される。
【0041】又、二輪車用部品として、例えば、カウリ
ング材、マフラーカバー、レグシールドに用いられる。
さらに電気、電子部品として、ハウジング、シャーシ
ー、コネクター、プリント基板、プーリー、その他、強
度及び耐熱性の要求される部品に用いられる。
【0042】
【実施例】以下実施例により本発明を説明するが、これ
らは単なる例示であり、本発明はこれらに限定されるも
のではない。なお、実施例中の試験方法は下記の方法に
より実施した。 (1)23℃曲げ強度 ASTM−D−790に準拠して測定した。
【0043】(2)100℃曲げ強度 試験片を100℃雰囲気中に2時間放置後100℃雰囲
気中にてASTM−D−790に従って試験を実施し
た。 (3)アイゾット衝撃強度 ASTM−D−256により実施した。ただし、試験片
の厚みは1.27mmでノッチ付きである。
【0044】(4)射出圧力 射出成形機((株)日本製鋼所製、J75ED)にてシ
リンダー温度320℃、金型温度100℃、射出スピー
ド75%、射出時間15秒の設定にて基礎物性試験片
(引張り試験片、曲げ試験片、1/2インチおよび1/
8インチのIZ0d試験片)の成形品を成形する際の最
小充填圧力を示した。
【0045】実施例1 結晶性芳香族ポリアミド樹脂(A−1)としてポリアミ
ド6T/6I(テレフタル酸に少量のイソフタル酸を加
えた芳香族ジカルボン酸とヘキサメチレンジアミンから
なるポリアミド樹脂)(三井石油化学工業(株)製、商
品名:アーレンA3000、融解熱9.3cal/g)
37重量部、非結晶性ポリアミド(B−1)(三菱化成
(株)製、商品名:ノバミッドX21.F07(イソフ
タル酸と少量のテレフタル酸とからなる芳香族ジカルボ
ン酸とヘキサメチレンジアミンとからなるポリアミド樹
脂)、相対粘度=2.3、ノバミッドは登録商標;尚、
このものの融点はDSCでゆっくり測定したが、明確な
融点は現れなかった。)13重量部を、連続二軸押出機
(TEX30HCT、(株)日本製鋼所製)の第1ホッ
パーより投入し、さらに第1ホッパーとベント孔の間に
設けた第2ホッパーよりガラス繊維(C−1)(日本電
気硝子(株)製、商品名:ECS03T−289H/
P)50重量部を定量フィーダーを用いて投入した。
【0046】シリンダー温度を320℃に設定し、スク
リュー回転数250rpmで溶融混練によりペレット化
した。これを射出成形機((株)日本製鋼所製、J75
ED)にてシリンダー温度320℃、金型温度100
℃、射出スピード75%、射出時間15秒の条件でテス
トピース(基礎物性片)を成形後物性測定を行なった。
又同成形時に最小充填圧力を求め流動性の評価を行なっ
た。結果は表1に示した。
【0047】実施例2 実施例1において結晶性芳香族ポリアミド樹脂(A−
1)37重量部と非結晶性ポリアミド樹脂(B−1)1
3重量部としていたのを、結晶性芳香族ポリアミド樹脂
(A−1)30重量部と非結晶性ポリアミド樹脂(B−
1)20重量部と変えた以外は実施例1と同様に実施し
た。
【0048】比較例1 実施例1において結晶性芳香族ポリアミド樹脂(A−
1)37重量部と非結晶性ポリアミド樹脂(B−1)と
を用いていたのを結晶性芳香族ポリアミド樹脂(A−
1)のみ50重量部と変えた以外は実施例1と同様に実
施した。
【0049】比較例2 実施例1において結晶性芳香族ポリアミド樹脂(A−
1)37重量部と非結晶性ポリアミド樹脂(B−1)1
3重量部とを用いていたのを結晶性芳香族ポリアミド樹
脂(B−1)のみ50重量部と変えた以外は、実施例1
と同様に実施した。
【0050】比較例3 実施例1において非結晶性ポリアミド樹脂(B−1)1
3重量部を結晶性脂肪族ポリアミド樹脂(ナイロン6・
6樹脂:デュポン社製、ザイテルFE3218、相対粘
度2.83、融解熱16cal/g)13重量部に変え
た以外は、実施例1と同様に実施した。
【0051】実施例3 実施例1において結晶性芳香族ポリアミド樹脂(A−
1)37重量部を結晶性芳香族ポリアミド樹脂(A−
2)としてポリアミド6T/6・6(テレフタル酸とア
ジピン酸とヘキサメチレンジアミンからなるポリアミド
樹脂)(三井石油化学工業(株)製、商品名:アーレン
C2000、融解熱10.8cal/g)37重量部に
変えた以外は、実施例1と同様に実施した。
【0052】比較例4 実施例3において、結晶性芳香族ポリアミド樹脂(A−
2)37重量部と非結晶性ポリアミド樹脂(B−1)と
を用いていたのを、結晶性芳香族ポリアミド樹脂(A−
2)のみ50重量部と変えた以外は実施例1と同様に実
施した。
【0053】実施例4 実施例3において結晶性芳香族ポリアミド樹脂(A−
2)37重量部と非結晶性ポリアミド樹脂(B−1)1
3重量部と無機繊維(C−1)50重量部とを配合して
いたのを、結晶性芳香族ポリアミド樹脂(A−2)30
重量部と非結晶性ポリアミド樹脂(B−1)10重量部
とガラス繊維(C−1)60重量部との配合に変えた以
外は、実施例3と同様に実施した。
【0054】比較例5 実施例4において結晶性芳香族ポリアミド樹脂(A−
2)30重量部と非結晶性ポリアミド樹脂(B−1)1
0重量部とを使用していたのを結晶性芳香族ポリアミド
樹脂(A−2)のみ50重量部に変えた以外は実施例3
と同様に実施した。
【0055】比較例1,2に示すとおり、結晶性芳香族
ポリアミド樹脂と無機繊維のみであると流動性が低下し
て成形加工性が悪化し、非結晶性ポリアミド樹脂と無機
繊維のみであると常温、高温での曲げ強度が低下する。
即ち、結晶性芳香族ポリアミド樹脂と非結晶性ポリアミ
ド樹脂と無機繊維とを一定比率で併用した場合に限り、
実施例1,2に示すとおり、流動性や、常温および高温
での曲げ強度が良好となる。
【0056】又、実施例1及び比較例3に示すとおり、
非結晶性ポリアミド樹脂を結晶性脂肪族ポリアミド樹脂
に変えた場合は高温曲げ強度が低下する。実施例3、比
較例4に示す通り、結晶性芳香族ポリアミド樹脂の種類
に関係なく結晶性芳香族ポリアミド樹脂と非結晶性ポリ
アミド樹脂と無機繊維を併用する事は曲げ強度、流動性
を良好にする効果をもっている事がわかる。
【0057】実施例4、比較例5に示すとおり無機繊維
比率を本発明の範囲内の比率で変えても曲げ強度、流動
性を良好にする効果をもっている事がわかる。
【0058】
【表1】
【0059】
【発明の効果】本発明の樹脂組成物は、常温の曲げ強
度、衝撃強度等の機械的性質のみならず、高温時におい
ても曲げ強度等の機械的性質を保持する耐熱性に優れ、
かつ成形加工性が良好である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)テレフタル酸単位30〜100モ
    ル%とテレフタル酸単位以外の芳香族ジカルボン酸単位
    0〜40モル%及び/又は脂肪族ジカルボン酸単位0〜
    70モル%とからなるジカルボン酸単位(a)(但し、
    ジカルボン酸単位の合計を100モル%とする。)と、
    脂肪族アルキレンジアミン単位及び/又は脂環族アルキ
    レンジアミン単位(b)とからなる融解熱3cal/g
    以上の結晶性芳香族ポリアミド樹脂:95〜25重量
    部、 (B)融解熱1cal/g以下の非結晶性ないし低結晶
    性ポリアミド樹脂:5〜75重量部、 (C)無機繊維:上記ポリアミド樹脂(A)とポリアミ
    ド樹脂(B)との合計100重量部に対して5〜200
    重量部、とからなることを特徴とするポリアミド樹脂組
    成物。
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