JPH0789682B2 - 位置検出装置 - Google Patents
位置検出装置Info
- Publication number
- JPH0789682B2 JPH0789682B2 JP61186817A JP18681786A JPH0789682B2 JP H0789682 B2 JPH0789682 B2 JP H0789682B2 JP 61186817 A JP61186817 A JP 61186817A JP 18681786 A JP18681786 A JP 18681786A JP H0789682 B2 JPH0789682 B2 JP H0789682B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- frequency signal
- vehicle
- high frequency
- propulsion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は位置検出装置に係り、特にリニアモータカーに
おける推進巻線と走行車両との相対位置を検出する位置
検出装置に関する。
おける推進巻線と走行車両との相対位置を検出する位置
検出装置に関する。
従来のこの種の位置検出装置は、特開昭56−189170号，
特開昭56−182389号に記載されている如く、軌道上に案
内および推進をさせる推進巻線を、車両上に界磁極を、
それぞれ設け、前記推進巻線に電力変換装置から順次推
進電流を流すことにより移動磁界を発生させて推進力を
得るリニアモータカーにおいて、電力変換装置から推進
巻線に与える推進電流に高周波信号を重畳し、この高周
波信号を走行車両で検出するように構成されているもの
であつた。
特開昭56−182389号に記載されている如く、軌道上に案
内および推進をさせる推進巻線を、車両上に界磁極を、
それぞれ設け、前記推進巻線に電力変換装置から順次推
進電流を流すことにより移動磁界を発生させて推進力を
得るリニアモータカーにおいて、電力変換装置から推進
巻線に与える推進電流に高周波信号を重畳し、この高周
波信号を走行車両で検出するように構成されているもの
であつた。
〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、上述の位置検出装置の場合は、走行車両
の存在している推進巻線に通電するためのしや断器が投
入されていなければ、推進巻線に上記高周波信号が流れ
ないため、位置検出ができないという問題点があつた。
の存在している推進巻線に通電するためのしや断器が投
入されていなければ、推進巻線に上記高周波信号が流れ
ないため、位置検出ができないという問題点があつた。
本発明の目的は、推進巻線に通電するためのしや断器の
投入状況にかかわらず走行車両と推進巻線との相対位置
を検出できる位置検出装置を提供することにある。
投入状況にかかわらず走行車両と推進巻線との相対位置
を検出できる位置検出装置を提供することにある。
上記目的を達成するため本発明の一態様によれば、 軌道の両側面に分かれて配置され、対をなして電気的に
接続された第１および第２の巻線と、車両に設けられた
界磁極とを有し、前記巻線に順次電流を流すことで磁界
を発生させて車両を駆動するリニアモーターカーにおけ
る位置検出装置において、 前記車両の一側面の前記第１の巻線と対向する位置に設
けられる送信コイルと、 前記車両の他の側面の前記第２の巻線と対向する位置に
設けられる受信コイルと、 前記送信コイルに高周波信号を供給する手段と、 前記受信コイルに誘起される高周波信号を取り込んで位
置検出を行なう手段と を備えることを特徴とする位置検出装置が提供される。
接続された第１および第２の巻線と、車両に設けられた
界磁極とを有し、前記巻線に順次電流を流すことで磁界
を発生させて車両を駆動するリニアモーターカーにおけ
る位置検出装置において、 前記車両の一側面の前記第１の巻線と対向する位置に設
けられる送信コイルと、 前記車両の他の側面の前記第２の巻線と対向する位置に
設けられる受信コイルと、 前記送信コイルに高周波信号を供給する手段と、 前記受信コイルに誘起される高周波信号を取り込んで位
置検出を行なう手段と を備えることを特徴とする位置検出装置が提供される。
第１の巻線と第２の巻線は、並列に接続されている。そ
して、この第１および第２の巻線の対が、軌道に沿っ
て、順次配置される。各対は、一定間隔で切れるように
配置されることができる。
して、この第１および第２の巻線の対が、軌道に沿っ
て、順次配置される。各対は、一定間隔で切れるように
配置されることができる。
高周波信号を供給する手段から送信コイルに高周波信号
を流す。これにより、この送信コイルに対して対向する
位置にある、いずれかの第１の巻線に、高周波が誘起さ
れる。この時、この第１の巻線と対になって接続されて
いる第２の巻線にも、この高周波電流が流れる。この第
２の巻線の高周波信号により、これと対向する位置にあ
れば、受信コイルに高周波信号が誘起される。位置検出
を行なう手段は、この受信コイルに誘起される高周波信
号を取り込んで、位置の検出を行なう。
を流す。これにより、この送信コイルに対して対向する
位置にある、いずれかの第１の巻線に、高周波が誘起さ
れる。この時、この第１の巻線と対になって接続されて
いる第２の巻線にも、この高周波電流が流れる。この第
２の巻線の高周波信号により、これと対向する位置にあ
れば、受信コイルに高周波信号が誘起される。位置検出
を行なう手段は、この受信コイルに誘起される高周波信
号を取り込んで、位置の検出を行なう。
ところで、巻線は、一定間隔で切れているので、受信コ
イルに誘起される高周波信号は、とぎれを生じることが
ある。この位置の検出は、このとぎれを検出して、位置
検出を行なう。
イルに誘起される高周波信号は、とぎれを生じることが
ある。この位置の検出は、このとぎれを検出して、位置
検出を行なう。
なお、送信コイルと受信コイルとは、車両の異なる側面
にあるので、受信コイルは、送信コイルからの高周波信
号に干渉されることなく、検出が行なえる。
にあるので、受信コイルは、送信コイルからの高周波信
号に干渉されることなく、検出が行なえる。
また、本発明では、送信コイルと受信コイルは、車両の
横揺れに伴って同じ方向に変位する。そのため、それぞ
れ対向する巻線との間隔が、一方が大きくなると、他方
が小さくなる関係にある。従って、例えば、送信コイル
が対向する巻線に近づくときは、受信コイルが対向する
巻線から遠ざかるので、一方の信号の強さが弱くなると
き、他方の信号の強さが強くなるように働く。その結
果、信号の検出レベルがほぼ一定に保持される。
横揺れに伴って同じ方向に変位する。そのため、それぞ
れ対向する巻線との間隔が、一方が大きくなると、他方
が小さくなる関係にある。従って、例えば、送信コイル
が対向する巻線に近づくときは、受信コイルが対向する
巻線から遠ざかるので、一方の信号の強さが弱くなると
き、他方の信号の強さが強くなるように働く。その結
果、信号の検出レベルがほぼ一定に保持される。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第１図は本発明に係る実施例の車両および軌道の含む断
面図である。走行車両１には、界磁極の超電導磁石２が
車体の左右に取付けられており、軌道側はこれに対向し
た位置に推進巻線3Aおよび3Bが取付けられている。推進
巻線3Aおよび3Bは進行方向に対し全く同一位置に取付け
られ、並列に接続されている。
面図である。走行車両１には、界磁極の超電導磁石２が
車体の左右に取付けられており、軌道側はこれに対向し
た位置に推進巻線3Aおよび3Bが取付けられている。推進
巻線3Aおよび3Bは進行方向に対し全く同一位置に取付け
られ、並列に接続されている。
推進巻線の片側3Aに対向した位置に空心の送信コイル４
を設け、高周波信号電流を流し、推進巻線3Aに誘導させ
る。推進巻線3Aと3Bとは並列接続されているので同じ高
周波信号電流が推進巻線3Bにも流れる。この高周波信号
電流を走行車両１に設けた受信コイル５で検出すること
により推進巻線の１つの位置を検出することができる。
を設け、高周波信号電流を流し、推進巻線3Aに誘導させ
る。推進巻線3Aと3Bとは並列接続されているので同じ高
周波信号電流が推進巻線3Bにも流れる。この高周波信号
電流を走行車両１に設けた受信コイル５で検出すること
により推進巻線の１つの位置を検出することができる。
第２図は本発明に係る位置検出装置の実施例を示す回路
図である。この図においても第１図と同一構成要素には
同一の符号を付して説明を省略する。
図である。この図においても第１図と同一構成要素には
同一の符号を付して説明を省略する。
第２図において、６は発振器、７は増幅器、８はフイル
タ、９は位置信号検出部である。
タ、９は位置信号検出部である。
車両１に搭載した発振器６から例えば5KHz以上の高周波
信号を送信コイル４に供給する。すると、この送信コイ
ル４に流入する高周波信号により推進巻線3Aに高周波信
号が誘起される。推進巻線3Aおよび3Bは並列接続されて
いるから、推進巻線3Bにもその高周波信号が誘起され
る。推進巻線3Bの高周波信号により受信コイル５に高周
波信号が誘起されるので、そのコイル５からの高周波信
号を増幅器７が増幅してフイルタ８に供給する。
信号を送信コイル４に供給する。すると、この送信コイ
ル４に流入する高周波信号により推進巻線3Aに高周波信
号が誘起される。推進巻線3Aおよび3Bは並列接続されて
いるから、推進巻線3Bにもその高周波信号が誘起され
る。推進巻線3Bの高周波信号により受信コイル５に高周
波信号が誘起されるので、そのコイル５からの高周波信
号を増幅器７が増幅してフイルタ８に供給する。
受信コイル５に誘起され、増幅器７で増幅された高周波
信号の中から送信周波数のみをフイルタ８により検出
し、各コイル３毎の位置信号を位置検出部９で作り出
す。
信号の中から送信周波数のみをフイルタ８により検出
し、各コイル３毎の位置信号を位置検出部９で作り出
す。
各推進巻線３の間には必ず間隔が設けられているので、
各推進巻線３毎の区切りが明確になるが、送信又は受信
コイル４又は５を複数個設け組合せて位置検出すること
も可能である。また送受信コイル4,5を複数個設けるこ
とにより、多相信号等を作ることも可能である。
各推進巻線３毎の区切りが明確になるが、送信又は受信
コイル４又は５を複数個設け組合せて位置検出すること
も可能である。また送受信コイル4,5を複数個設けるこ
とにより、多相信号等を作ることも可能である。
左右の推進巻線3A,3Bの断線等の場合には、受信信号が
なくなるため、推進巻線３の断線等の故障検出にも応用
できることになる。
なくなるため、推進巻線３の断線等の故障検出にも応用
できることになる。
以上述べたように本発明によれば、左右に設けた推進巻
線を利用して位置検出できるようにしたので、地上側に
別途設備を設ける必要がなく、かつ推進電流供給用しや
断器の開閉状況にかかわらず位置検出ができるという効
果がある。
線を利用して位置検出できるようにしたので、地上側に
別途設備を設ける必要がなく、かつ推進電流供給用しや
断器の開閉状況にかかわらず位置検出ができるという効
果がある。
第１図は本発明の実施例を示す断面図、第２図は本発明
の実施例を示す回路図である。 １……車両、２……超電導磁石、3A,3B……推進巻線、
４……送信コイル、５……受信コイル、６……発振器、
７……増幅器、９……位置検出器。
の実施例を示す回路図である。 １……車両、２……超電導磁石、3A,3B……推進巻線、
４……送信コイル、５……受信コイル、６……発振器、
７……増幅器、９……位置検出器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小池 茂喜 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日立 製作所水戸工場内 (72)発明者 伊藤 昌之 東京都千代田区大手町２丁目６番２号 日 立電子エンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−192404（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−39803（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】軌道の両側面に分かれて配置され、対をな
して電気的に接続された第１および第２の巻線と、車両
に設けられた界磁極とを有し、前記巻線に順次電流を流
すことで磁界を発生させて車両を駆動するリニアモータ
ーカーにおける位置検出装置において、 前記車両の一側面の前記第１の巻線と対向する位置に設
けられる送信コイルと、 前記車両の他の側面の前記第２の巻線と対向する位置に
設けられる受信コイルと、 前記送信コイルに高周波信号を供給する手段と、 前記受信コイルに誘起される高周波信号を取り込んで位
置検出を行なう手段と を備えることを特徴とする位置検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61186817A JPH0789682B2 (ja) | 1986-08-11 | 1986-08-11 | 位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61186817A JPH0789682B2 (ja) | 1986-08-11 | 1986-08-11 | 位置検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6343859A JPS6343859A (ja) | 1988-02-24 |
| JPH0789682B2 true JPH0789682B2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=16195114
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61186817A Expired - Lifetime JPH0789682B2 (ja) | 1986-08-11 | 1986-08-11 | 位置検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0789682B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2611837B2 (ja) * | 1989-06-29 | 1997-05-21 | 財団法人鉄道総合技術研究所 | モノレ−ル車両走行装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58192404A (ja) * | 1982-05-07 | 1983-11-09 | Japanese National Railways<Jnr> | リニアモ−タによる車両走行システム |
| JPH0789681B2 (ja) * | 1984-07-31 | 1995-09-27 | 財団法人鉄道総合技術研究所 | 浮上コイル変位検出装置 |
-
1986
- 1986-08-11 JP JP61186817A patent/JPH0789682B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6343859A (ja) | 1988-02-24 |
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