JPH0789216B2 - 現像処理方法 - Google Patents

現像処理方法

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JPH0789216B2
JPH0789216B2 JP62226666A JP22666687A JPH0789216B2 JP H0789216 B2 JPH0789216 B2 JP H0789216B2 JP 62226666 A JP62226666 A JP 62226666A JP 22666687 A JP22666687 A JP 22666687A JP H0789216 B2 JPH0789216 B2 JP H0789216B2
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tank
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真一 設楽
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、カメラの写真フィルムやマイクロ写真フィル
ム等を連続処理する現像処理方法に関するものである。
(発明の技術的背景) カメラのロールフィルムやマイクロフィルム等を連続的
に現像処理する場合には、フィルムの現像濃度を適正に
管理する必要がある。フィルムの撮影時には自動露光制
御装置(AEC)などにより露光量を適正に制御できて
も、現像時の濃度管理が不適切では好ましい仕上がりの
現像は不可能である。
そこで現像液をフィルムに噴射して現像を行いながら現
像濃度変化を検出し続け、この検出した濃度が一定値に
なったら現像を停止して即時に定着液を噴霧する方法が
提案された(特開昭58-181042号)。しかしこの場合は
画像の平均濃度を検出することになるから、画像の内容
によって検出濃度が大幅に変化してしまい適切な現像濃
度の管理が不可能であった。
また現像液は使用により疲労してゆき現像仕上がりが悪
くなってゆく。従来はこの現像液の交換時期は、現像量
や使用期間等を基準にして判断していたがこの疲労は酸
化等他の条件も複雑に影響するものであるから、交換時
期を的確に決めることが非常に困難であった。
なお現像液は交換が必要なほど疲労していなくても、疲
労の程度によって現像濃度が変化してしまう。このため
正確な濃度管理ができないという問題もあった。
(発明の目的) 本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、画
像の内容の影響を受けることなく現像液の交換時期を的
確に知ることができ、また現像液が交換を必要とする程
疲労していない場合にはその疲労の程度に応じて現像条
件を変えて現像濃度の管理を正確にできるようにした現
像処理方法を提供することを目的とする。
(発明の構成) 本発明によればこの目的は、撮影済み写真フィルムを現
像槽、定着槽、水洗槽に順に導き連続的に現像する現像
処理方法において、 撮影済みの前記写真フィルムを現像槽に導く搬送路の途
中で、前記写真フィルムの画像部より一定距離先行した
未露光部分に一定露光量の露光を行い、この一定露光部
が現像槽を通過した後前記水洗槽より前でこの一定露光
部の現像濃度を前記写真フィルムに感知しない波形領域
の光を用いて検出する一方、前記一定露光部の現像濃度
と現像条件との関係を示す現像特性と現像濃度許容範囲
と適正現像条件の許容範囲と適正濃度とを予め記憶して
おき、前記現像特性から前記一定露光部の現像濃度を適
正濃度にするための適正現像条件を求め、この求めた適
正現像条件でその後現像槽に導かれる同一写真フィルム
の画像部の現像処理を行う一方、前記現像濃度および求
めた適正現像条件の少くとも1つが所定の許容範囲を外
れたことから現像液の交換時期を知らせることを特徴と
する現像処理方法、により達成される。
(原理) 第2図は現像濃度と現像条件との関係を示す現像特性を
示す図、第3図は仕上がりロールフィルムの一例を示す
図である。この第2図の特性Aは或るフィルムにおいて
理想的な現像条件下で現像した時の現像濃度Dの変化を
露光量Eの対数に対してこの第2図には、理想的現像条
件下での現像特性Aの他に、現像条件が変化した場合の
現像特性A1、A2と、現像濃度の許容範囲Bと、適正現
像濃度D0とが示されている。従ってこの第2図に基づ
いて、一定露光量E0に対する現像濃度Dから現像条件
の変化を知ることができる。また写真フィルム16には第
3図に示すようにその画像を露光した部分(画像部)16
Aに先行して一定露光量E0の露光を行った一定露光部16
Bを形成しておく。
前記特性Aによれば理想的現像が行われれば濃度は適正
濃度D0となる。しかし現像液の疲労により仕上がりが
劣化するとこの濃度は低下する。
また理想条件下の特性Aも現像条件の相違、例えばフィ
ルム送り速度、現像液濃度、現像液面、現像液温度等の
相違により変動する。すなわち第2図特性AはA1〜A2
のように変動する。この発明はこれらの現像条件を制御
して特性Aによる現像を行う一方、制御する現像条件お
よび現像濃度の少くとも1つが許容範囲を越えたことか
ら液交換を指示するものである。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例であるカメラプロセッサであ
り、原稿をマイクロフィルムに写し込むマイクロカメラ
と、そのフィルムを自動的かつ連続的に現像処理するプ
ロセッサとを一体化したものである。
この図において符号10は撮影原稿、12、12はこの原稿を
照明するランプ、14は撮影レンズ、16はロールフィルム
である。ロールフィルム16はリール18から供給され、フ
ィルム圧着板20で位置決めされた状態で露光され、さら
に駆動ローラ22、ターンローラ24等を介して現像装置26
に導かれ自動的に現像処理が行われる。なおフィルム16
は必要に応じて一度巻取リール28に巻取り、その後現像
装置26に送るようにすることもできる。
現像装置26は現像槽30、定着槽32、第1水洗槽34、第2
水洗槽36を備え、フィルム16は各槽30〜36内のラック30
a〜36aに導かれて各槽30〜36内の液に順次浸漬される。
現像、定着、水洗の各処理が終了すると、フィルム16は
ヒータ38とファン40を有する乾燥室42で乾燥され、フィ
ルムトレイ44に収容される。
46はCPU、48は入力インターフェ−ス、50は出力インタ
ーフェース、52はROMであり、このROM52にはCPU46の作
動プログラムの他に、前記第2図に示した現像濃度と現
像条件との関係を示す現像特性Aと濃度Dの許容範囲B
とが予め記憶されている。
54はフィルム16の先頭または終端位置を検出する光学セ
ンサであり、この出力信号はCPU46に入力される。56は
フィルム16のカッタである。
60はフィルム16を一定露光量E0で露光するための定量
露光装置である。この定量露光装置60は、フィルム16に
近い方から順次配列されたレンズ、スリット、拡散板、
ランプ62、反射板を備え、このランプ62はフィルム16の
所定位置で発光するようにCPU46に制御される。すなわ
ちCPU46はフィルム16を巻取リール28に巻取ることなく
直接現像装置26に導く場合には、光学センサ54で検出し
たフィルム16の先頭位置とフィルム送り速度とから先頭
側の所定位置すなわち第3図に示すようにフィルム16の
送り方向(この図で右方向)へ画像部16Aに一定距離先
行する位置16Bを求め、この位置16Bが定量露光装置60に
到達した時にCPU46はランプ62を発光させ、一定量E0
露光を行う。この結果フィルム16の位置16Bは一定露光
部16Bとなる。
現像槽30と定着槽32との間には、前記一定露光部16Bの
現像濃度Dを検出する濃度センサ64が取付けられてい
る。このセンサ64はフィルム16がまだ感光性を有するた
め赤外線センサのようにフィルム16に感知しない波長領
域の光を用いるセンサを用いることが必要である。この
センサ64の出力はCPU46に入力され、CPU46はこの検出濃
度Dと理想的現像を行った時の適正濃度D0との差をROM
52に記憶した特性A(第2図)に基づいて求め、濃度D
をD0にするための現像条件の変化量を求める。例えば
あるフィルムにおいて理想的な現像条件下で現像した時
の現像濃度Dの変化を露光量Eの対数に対して示した特
性(第2図参照)を予め記憶させておく。適正な速度V
0でフィルムが現像されれば、一定露光部16Bの現像濃度
はD0となる。遅いフィルム速度V1で現像されれば、現
像濃度は特性A1よりD1となり、逆に速いフィルム速度
2で現像されれば、現像濃度D2となる。ここであるフ
ィルム速度Vxでフィルムを送行させたときの一定露光
部16Bの現像濃度がD1であったとする。適正な現像濃度
0を得るために、予め記憶された特性をROM52から読出
し、CPU46はこの結果に基づいてフィルム速度の変化量
ΔV=V0−V1を演算し、フィルム速度がVx+V0−V
1となるように信号を出す。その後はこの速度Vx+V0
−V1で画像部16Aの現像処理を行えば、画像部16Aは適
正な現像濃度に現像処理され得る。
現像液の疲労により現像濃度Dが低下するとそれに伴っ
て速度Vも遅くなる。CPU46はこの速度VがROM52に記憶
した許容範囲外になる時、あるいは検出した濃度Dが許
容範囲B以下になる時に警告ランプ66や警告ブザー68等
により現像液の交換を知らせる。
この実施例ではフィルム16を巻取リール28に巻取ること
なく直接現像装置26に導いたのでフィルム16の先頭側に
一定露光部16Bを設けたが、フィルム16を一度巻取リー
ル28に巻取った後現像処理する場合にはフィルム16の現
像送り方向が逆になる。従ってこの場合にはフィルム16
の終端側に一定露光部16Bを形成する必要がある。
また濃度検出のための濃度センサ64は、第1図に仮想線
で示す64Aの位置すなわち定着槽32の直後において一定
露光部16Bの濃度を検出してもよい。この場合にはフィ
ルム16の現像が定着により停止しているから赤外線セン
サを用いる必要はなくなる。
CPU46は制御する現像条件としてはフィルム送り速度V
以外に現像液濃度、現像液面、現像液温度等種々の条件
を採用し得る。
以上の実施例はフィルム送り速度などの現像条件の許容
範囲と現像濃度Dの許容範囲Bとを監視し、いずれか一
方がこの範囲外になると液交換の警告を発する。しかし
本発明はこれに限られるものではなく、現像濃度Dが許
容範囲B外か否かという点のみを監視するものであって
もよい。
また本発明は前記のようなカメラプロセッサだけでなく
通常のカメラに用いるロールフィルム、マイクロフィル
ムの複製を行うデュープリケータ等の現像に適用でき、
さらにマイクロフィッシュフィルムなどのカットフィル
ムであってもこれを多数連続的に現像処理するものであ
れば適用でき、本発明はこれらを包含する。
(発明の効果) 本発明は以上のように、撮影済み写真フィルムの画像部
より一定距離先行した未露光部分に一定露光量の露光を
行い、この一定露光部の濃度を水洗槽より前で検出し、
この現像濃度が許容範囲に入る適正現像条件を求めてこ
の同一写真フィルムの画像部をこの適正現像条件で現像
するから、一定露光部を設けたフィルムと同一のフィル
ムの画像部を適正濃度に現像することができる。このた
めフィルムの特性が僅かに変化しても撮影フィルムごと
に現像条件を決めるから常に正確な濃度管理ができる。
また現像条件や一定露光部の現像濃度が許容範囲を外れ
る時には現像液の交換を指示するから、現像液交換時期
の直前まで理想的な現像条件を維持することができ、常
に良好な仕上がりの現像処理が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例装置の全体図、第2図は現像
濃度と現像条件との関係を示す現像特性図、第3図は仕
上がりフィルムを示す図である。 16……フィルム、16A……画像部、16B……一定露光部、
26……現像装置、30……現像槽、60……定量露光装置、
64,64A……濃度センサ、66……警告ランプ、68……警告
ブザー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影済み写真フィルムを現像槽、定着槽、
    水洗槽に順に導き連続的に現像する現像処理方法におい
    て、 撮影済みの前記写真フィルムを現像槽に導く搬送路の途
    中で、前記写真フィルムの画像部より一定距離先行した
    未露光部分に一定露光量の露光を行い、この一定露光部
    が現像槽を通過した後前記水洗槽より前でこの一定露光
    部の現像濃度を前記写真フィルムに感知しない波長領域
    の光を用いて検出する一方、前記一定露光部の現像濃度
    と現像条件との関係を示す現像特性と現像濃度許容範囲
    と適正現像条件の許容範囲と適正濃度とを予め記憶して
    おき、前記現像特性から前記一定露光部の現像濃度を適
    正濃度にするための適正現像条件を求め、この求めた適
    正現像条件でその後現像槽に導かれる同一写真フィルム
    の画像部の現像処理を行う一方、前記現像濃度および求
    めた適正現像条件の少くとも1つが所定の許容範囲を外
    れたことから現像液の交換時期を知らせることを特徴と
    する現像処理方法。
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