JPH078894U - 電子楽器用フットスイッチ - Google Patents

電子楽器用フットスイッチ

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Publication number
JPH078894U
JPH078894U JP4183993U JP4183993U JPH078894U JP H078894 U JPH078894 U JP H078894U JP 4183993 U JP4183993 U JP 4183993U JP 4183993 U JP4183993 U JP 4183993U JP H078894 U JPH078894 U JP H078894U
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JP
Japan
Prior art keywords
switch
electronic musical
musical instrument
foot
signal
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4183993U
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English (en)
Inventor
彰男 伊熊
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd filed Critical Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子楽器のインターフェース条件が異なって
も、使用可能な電子楽器用フットスイッチを提供するこ
とを目的とする。 【構成】 フットスイッチ信号を電子楽器に出力して、
電子楽器から発音される楽音に変化を与える電子楽器用
フットスイッチ1において、電子楽器用フットスイッチ
1の操作により閉成するノーマルオープン接点のプッシ
ュスイッチ6Xと、電子楽器用フットスイッチ1の操作
により開成するノーマルクローズ接点のプッシュスイッ
チ6Yと、ノーマルオープン接点のプッシュスイッチ6
Xのスイッチ信号およびノーマルクローズ接点のプッシ
ュスイッチ6Yのスイッチ信号のいずれか一方を選択可
能であって、選択したスイッチ信号をフットスイッチ信
号とする選択スイッチ11とを備えて構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子楽器用フットスイッチに関するもので、さらに詳しくは電子楽 器から発音される楽音に変化を与えるためのダンパーペダルやボリュームペダル 等に使用可能な電子楽器用フットスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ダンパーペダルやボリュームペダルに使用する電子楽器用フットスイッ チ(以下、「フットスイッチ」という)は、付属品として電子楽器本体と共に販 売されており、その電子楽器のペダル信号のインターフェースにのみ対応した接 点構成を有している。このようなフットスイッチとして、ペダルを踏んだときに 閉成する、いわゆるノーマルオープン接点(以下、「NO接点」という)を有し たものと、ペダルを踏んだときに開成する、いわゆるノーマルクローズ接点(以 下、「NC接点」という)を有したものとの2種類がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このような従来のフットスイッチは、故障した場合や、電子楽器の使 用者がそのフットスイッチに飽きがきた場合等において、他品種のフットスイッ チを使用するときに問題が生じている。すなわち、電子楽器のインターフェース が、製造者によって、NO接点対応であったり、NC接点対応であったりして、 気に入ったデザインや機能のフットスイッチがあったときでも、インターフェー ス条件が異なれば使用できないという問題点があった。
【0004】 本考案は、このような問題点に鑑みなされたものであり、電子楽器のインター フェース条件が異なっても、使用可能な電子楽器用フットスイッチを提供するこ とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成すべく本考案に係る電子楽器用フットスイッチは、フットスイ ッチ信号を電子楽器に出力して、電子楽器から発音される楽音に変化を与える電 子楽器用フットスイッチにおいて、電子楽器用フットスイッチの操作により閉成 するノーマルオープン接点のプッシュスイッチと、電子楽器用フットスイッチの 操作により開成するノーマルクローズ接点のプッシュスイッチと、ノーマルオー プン接点のプッシュスイッチのスイッチ信号およびノーマルクローズ接点のプッ シュスイッチのスイッチ信号のいずれか一方を選択可能であって、選択したスイ ッチ信号をフットスイッチ信号とする選択スイッチとを備えることを特徴とする 。
【0006】
【作用】
本考案に係る電子楽器用フットスイッチによれば、選択スイッチにより、ノー マルクローズ接点のプッシュスイッチのスイッチ信号およびノーマルオープン接 点のプッシュスイッチのスイッチ信号のいずれか一方を選択してフットスイッチ 信号とすることができる。このため、電子楽器のインターフェース条件が、フッ トスイッチの操作で閉成するノーマルオープン接点に対応するもの、およびフッ トスイッチの操作により開成するノーマルクローズ接点に対応するもののいずれ であっても、フットスイッチのインターフェースを電子楽器のインターフェース に合致させることができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案に係る好適な実施例を図1〜図3を参照して詳細に説明する。図 1〜図3は、フットスイッチ1の裁断平面図、裁断側面図および図1のA−A断 面図をそれぞれ示す。このフットスイッチ1は、電子楽器から発音される楽音に 変化を与えるためのダンパーペダルやボリュームペダル等に使用されるものであ り、本体下ケース2、本体上ケース3から構成されている。
【0008】 本体下ケース2は、ボックス状に形成され、裏面には、滑り防止用の裏カバー 4が取り付けられるとともに、底部の前部中央にはスプリング5が配設され、そ のスプリング5の上端は、本体上ケース3の内面に当接している。また、本体下 ケース2の底部の前部左側には、NO接点のスイッチ回路6XおよびNC接点の スイッチ回路6Yをそれぞれ1回路有するプッシュスイッチ6が、スイッチ取り 付け金具7によって取り付けられており、このプッシュスイッチ6には2芯のマ イクケーブル8が接続されている。そして、このマイクケーブル8は、本体下ケ ース2の背面に設けられたブッシング9を介して、図示しない電子楽器に接続さ れるようになっており、そのマイクケーブル8の先端には、電子楽器接続用のプ ラグ10が接続されている。また、本体下ケース2の背面には、NO接点のプッ シュスイッチのスイッチ信号およびNC接点のプッシュスイッチのスイッチ信号 のいずれか一方を選択するためのスライドスイッチ11が配設されている。
【0009】 ここで、このマイクケーブル8、プッシュスイッチ6およびスライドスイッチ 11の接続について図4を参照して説明すると、マイクケーブル8のホットライ ン(プルアップ電圧側ライン)は、スライドスイッチ11のコモン接点(接点c )に接続され、アースラインは、プッシュスイッチ6Xの接点Xbおよびプッシ ュスイッチ6Yの接点Ybに接続されている。また、スライドスイッチ11の接 点aはプッシュスイッチ6Xの接点Xaに、スライドスイッチ11の接点bはプ ッシュスイッチ6Yの接点Yaにそれぞれ接続されている。
【0010】 本体上ケース3は、本体下ケース2の両側面後部でビス12,12により、本 体下ケース2に支持止めされ、スプリング5の作用により、ビス12、12を中 心として上下動可能なようになっている。また、本体上ケース3の内面には、押 圧片13が設けられており、本体上ケース3を足で踏むと、押圧片13が、プッ シュスイッチ6の釦部14に当接してプッシュスイッチ6が作動するようになっ ている。更に、本体上ケース3の上面には、図示しない凹凸の滑り止めを施した 表面カバーが取り付けられている。
【0011】 次に、このフットスイッチ1の使用方法について説明する。先ず、使用に先立 ち、スライドスイッチ11を操作して、フットスイッチ1が用いられる電子楽器 のインターフェースに合致するように、プッシュスイッチのスイッチ回路6Xお よびスイッチ回路6Yの内のいずれか一方のスイッチ回路を選択する。この場合 、スイッチ回路6Xを選択すると、マイクケーブル8のホットラインとアースラ インとは、通常時オープン状態であり、フットスイッチ1が踏まれることにより 、プッシュスイッチ6の接点Xaと接点Xbが導通(閉成)し、ON信号(コモ ン信号)が出力される。
【0012】 一方、スイッチ回路6Yを選択すると、逆に、マイクケーブル8のホットライ ンとアースラインとは、通常時コモン状態であり、フットスイッチ1が踏まれる ことにより、プッシュスイッチ6の接点Yaと接点Ybが非導通(開成)になり 、OFF信号(オープン信号)が出力される。つまり、電子楽器側のインターフ ェースが、ON信号あるいはOFF信号のどちらか一方の信号のみでアクティブ 状態になるような条件であっても、このスライドスイッチ11の操作により、フ ットスイッチ1のインターフェースを電子楽器のどちらのインターフェースにも 合致させることができることになる。
【0013】 スライドスイッチ11の選択が完了すると、プラグ10を電子楽器に接続する ことにより、フットスイッチ1が使用可能状態になる。使用者は、このフットス イッチ1を、例えば、ダンパーペダルとして使用する場合には、足でフットスイ ッチ1を踏むと、本体上ケース3の押圧片13がプッシュスイッチ6の釦部14 を押圧してプッシュスイッチ6が作動する。このプッシュスイッチ6のON信号 またはOFF信号のスイッチ信号がマイクケーブル8を介して電子楽器に出力さ れ、このスイッチ信号に基づいたダンパー制御が行われる。一方、フットスイッ チ1から足を離すと、スプリング5の作用により、プッシュスイッチ6が非作動 になり、このプッシュスイッチ6のOFF信号またはON信号が電子楽器に出力 されて、ダンパー制御が終了する。
【0014】 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではない。例えば、本実施例にお いて、選択スイッチとしてスライドスイッチを使用した例を説明したが、これに 限定されるものではなく、トグルスイッチやプッシュスイッチ等、全ての種類の スイッチが適用可能である。
【0015】 また、スライドスイッチの取り付け位置、配線接続等も本考案の要旨を変更し ない範囲で適宜変更が可能である。
【0016】 更に、プッシュスイッチにより、ペダル信号を出力する例について説明したが 、これに限定されることなく、リミットスイッチ等の他のスイッチであってもよ い。
【0017】 また、フットスイッチの形状および構造についても限定されず、フットスイッ チに、スイッチ信号の出力用コネクタとしてのジャックを設け、このジャックを 経由して電子楽器と接続するようにしてもよいことは勿論である。
【0018】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、選択スイッチの操作により、異なったインター フェース条件の電子楽器にもフットスイッチのインターフェースを合致させるこ とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るフットスイッチの裁断平面図であ
る。
【図2】本考案に係るフットスイッチの裁断側面図であ
る。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】フットスイッチの配線接続を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1 フットスイッチ 6 プッシュスイッチ 6X スイッチ回路 6Y スイッチ回路 11 スライドスイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フットスイッチ信号を電子楽器に出力し
    て、当該電子楽器から発音される楽音に変化を与える電
    子楽器用フットスイッチにおいて、当該電子楽器用フッ
    トスイッチの操作により閉成するノーマルオープン接点
    のプッシュスイッチと、当該電子楽器用フットスイッチ
    の操作により開成するノーマルクローズ接点のプッシュ
    スイッチと、前記ノーマルオープン接点のプッシュスイ
    ッチのスイッチ信号および前記ノーマルクローズ接点の
    プッシュスイッチのスイッチ信号のいずれか一方を選択
    可能であって、当該選択したスイッチ信号を前記フット
    スイッチ信号とする選択スイッチとを備えることを特徴
    とする電子楽器用フットスイッチ。
JP4183993U 1993-06-30 1993-06-30 電子楽器用フットスイッチ Withdrawn JPH078894U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4183993U JPH078894U (ja) 1993-06-30 1993-06-30 電子楽器用フットスイッチ

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JP4183993U JPH078894U (ja) 1993-06-30 1993-06-30 電子楽器用フットスイッチ

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Publication Number Publication Date
JPH078894U true JPH078894U (ja) 1995-02-07

Family

ID=12619432

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JP4183993U Withdrawn JPH078894U (ja) 1993-06-30 1993-06-30 電子楽器用フットスイッチ

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Effective date: 19971106