JPH078863Y2 - 液体リング式ポンプ - Google Patents

液体リング式ポンプ

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JPH078863Y2
JPH078863Y2 JP1990038467U JP3846790U JPH078863Y2 JP H078863 Y2 JPH078863 Y2 JP H078863Y2 JP 1990038467 U JP1990038467 U JP 1990038467U JP 3846790 U JP3846790 U JP 3846790U JP H078863 Y2 JPH078863 Y2 JP H078863Y2
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JP
Japan
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liquid
turning wall
liquid ring
wall
chamber
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Application number
JP1990038467U
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English (en)
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JPH0371188U (ja
Inventor
ペーター、トリムボルン
Original Assignee
シーメンス、アクチエンゲゼルシヤフト
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C19/00Rotary-piston pumps with fluid ring or the like, specially adapted for elastic fluids
    • F04C19/004Details concerning the operating liquid, e.g. nature, separation, cooling, cleaning, control of the supply
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
    • F04C29/02Lubrication; Lubricant separation
    • F04C29/026Lubricant separation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)
  • External Artificial Organs (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は液体リング式ポンプに関する。
〔従来の技術〕
液体分離器が側面シールドに一体に設けられ、この液体
分離器が側面シールドの室内に配置された転向壁を有
し、制御板に設けられた吐出しスリットが転向壁と制御
板とにより境界づけられた室に開口し、側面シールドに
液体出口およびガス出口が設けられている液体リング式
ポンプは、ドイツ連邦共和国特許出願公開第3421866号
公報で公知である。この公知のポンプの場合、転向壁は
吐出しスリットに対向した位置に、吐出しスリットから
流出するガス・液体混合流に対する衝突壁として形成さ
れている。転向壁の上側で後ろに配置された別の壁部分
により、混合流はもう一度鋭く転向される。この転向の
際に、比重の大きな液体粒子はその大きな質量慣性によ
り、転向壁および壁部分に衝突し、これにより液体粒子
はガス粒子から分離される。そしてこの液体粒子は下向
きに流れ、側面シールド内に転向壁により形成された両
方の室の中に流れる。混合流の数回の転向は一方では、
側面シールドを製造技術上において難しい形にするよう
な壁部分を設けねばならず、他方では、そのような鋭い
転向により大きな流れ損失を生じ、大きな構造長さを必
要とする。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案の課題は、冒頭に述べた形式の液体リング式ポン
プを、製造技術上において簡単に作れる側面シールドに
より、小さな流れ損失で良好な液体分離が行えるように
改良することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案によればこの課題は、転向壁が、吐出しスリット
から流出するガス・液体混合流を旋回運動させるために
湾曲して形成され、その流出するガス・液体混合流の流
れ方向に軸方向に延びる側面の側縁で制御板に接してお
り、少なくともガス出口が湾曲した転向壁の中心あるい
はほぼ中心に配置されていることによって解決される。
〔作用効果〕
湾曲した転向壁により、吐出しスリットから流出するガ
ス・液体混合流の運動エネルギーを利用して、この混合
流に損失の小さな旋回運動が与えられる。その際に生ず
る遠心力により、比重の大きな液体粒子は転向壁に向け
て飛ばされ、下向きに流れる。これに対してガス粒子は
相応した出口開口を通って逃げ出る。旋回運動の際にガ
ス粒子は転向壁の中心に集まるので、液体粒子が除去さ
れたガスは湾曲した転向壁の中心から有利に排出され
る。これにより流れ損失は特に小さくなる。
ガス・液体混合流の旋回運動は、前記転向壁の反対側面
が貫流スリットを残して制御板の近くまで延びている
か、転向壁の反対側面の端部が制御板に接していること
により一層改善される。
ガス出口が湾曲した転向壁の中心に設けられている液体
リング式ポンプの場合、この中心に液体出口も配置でき
る。これは、内側管が外側管から軸方向に突出している
二重管によって可能である。その内側管はガスを排出す
るために利用され、これに対して短い外側管を通して液
体が流出する。二つの管は有利に同心的に相互にはめ込
まれている。
〔実施例〕
以下図面に示した実施例を参照して本考案を詳細に説明
する。
図中において1は液体リング式ポンプであり、その羽根
2を持ったポンプランナ3は、ポンプハウジング5のポ
ンプ室4内にハウジング軸線に対して同心的に配置され
ている。ポンプ室4は少なくとも片側が吸込みスリット
6aおよび吐出しスリット6bを備えた制御板7で閉鎖され
ている。制御板7はポンプハウジング5に固定された側
面シールド8で覆われている。側面シールド8内には公
知のようにウェブ9によって吸込み室10および吐出し室
11が互いに境界づけられている。側面シールド8内に形
成された吐出し室11の中には、好適には円弧状に湾曲し
た転向壁12が設けられている。この転向壁12は吐出し室
11を内側室13と外側室14とに分割している。転向壁12
は、その片側面15が制御板7の吐出しスリット6bに向か
って延び、この側面15の側縁16で制御板7に接するよう
に形成されている。これにより転向壁12は制御板7に続
いて、軸方向に吐出しスリット6bから出るガス・液体混
合流(矢印17)に対してほぼ平行に延びる形状を有して
いる。ガス・液体混合流はその延長経路上で転向壁12に
より回転運動させられる。その際に生ずる遠心力によっ
て、液体粒子はガス・液体混合流から転向壁12に向けて
飛ばされ、この転向壁12に沿って下向きに流出する。こ
れに対してガス粒子は、転向壁12の反対側面19の端部18
と制御板7との間にある貫流スリット20に到達し、この
貫流スリット20を通って外側室14に達する。
第1図および第2図に示した液体リング式ポンプ1の側
面シールド8には更に、外向きに導かれたガス用の吐出
し接続短管23および液体用の出口接続短管24が設けられ
ている。側面シールド8における吐出し接続短管および
出口接続短管の考え得る別の位置がそれぞれ符号23′,2
4′で示されている。
第3図に示した液体リング式ポンプ1の場合、側面シー
ルド8内において転向壁12によって上側を閉鎖した内側
室13が形成されている。ガス・液体混合流の出口として
中央に、即ち円弧状転向壁12の中心軸線に、内側管25と
外側管26とから成る二重管が配置されている。この内側
管25は外側管26から軸方向に突出し、ガス出口を形成し
ている。ガス・液体混合流から分離した液体は外側管26
を通して流出できる。この外側管26の上端によって、側
面シールド8内における液位27が決定される。第2図に
示した液体リング式ポンプの場合、この液位27は側面シ
ールド8にある出口接続短管24の位置によって決定され
る。吸込み室10および吐出し室11を分離するウェブ9に
設けられた開口28を通して、分離した液体が再びポンプ
回路に導かれる。
内側室13の上側が閉じられていることおよび転向壁12の
中心にガスおよび液体出口(二重管25/26)が配置され
ていることにより、ガス粒子の流れ損失は著しく小さく
なる。何故ならば、吐出しスリット6bからガス出口(管
25)までの途中においてガス粒子は一度与えられた旋回
運動を維持し、従って損失を伴う別の極端な転向を生じ
ないからである。
円弧状転向壁12は、第1図に破線で示したように、反対
側面19の端部18を制御板17まで延ばし、即ちこの端部18
も制御板17に接することかできる。これにより貫流スリ
ット20および外側室14は要らなくなる。従って転向壁12
により囲まれた室は、側面シールド8の吐出し側半部全
体を包囲できる。
流体出口(管26)を中心に配置する代わりに、第1図に
示したように、側面シールド8から横に繰り出した出口
接続短管を設けることもできる。またこれら両方の出口
を組み合わせることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による液体リング式ポンプの側面シール
ドを通る水平断面図、第2図は第1図におけるII-II線
に沿った断面図、第3図は異なった形の側面シールドを
備えた液体リング式ポンプの断面図である。 1……液体リング式ポンプ 6a……吸込みスリット 6b……吐出しスリット 7……制御板 8……側面シールド 12……転向壁 15……転向壁の側面 16……側縁 17……ガス・液体混合流 20……貫流スリット 25……内側管(ガス出口) 26……出口管(液体出口)

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体分離器が側面シールド(8)に一体に
    設けられ、この液体分離器が側面シールド(8)の室内
    に配置された転向壁(12)を有し、制御板(7)に設け
    られた吐出しスリット(6b)が転向壁(12)と制御板
    (7)とにより境界づけられた室(13)に開口し、側面
    シールド(8)に液体出口(26)およびガス出口(25)
    が設けられている液体リング式ポンプにおいて、前記転
    向壁(12)は、吐出しスリット(6b)から流出するガス
    ・液体混合流(矢印17)を旋回運動させるために湾曲し
    て形成され、その流出するガス・液体混合流の流れ方向
    (矢印17)に軸方向に延びる側面(15)の側縁(16)で
    制御板(7)に接しており、少なくともガス出口(25)
    は湾曲した転向壁(12)の中心あるいはほぼ中心に配置
    されていることを特徴とする液体リング式ポンプ。
  2. 【請求項2】前記転向壁(12)はその反対側面(19)が
    貫流スリット(20)を残して制御板(7)の近くまで延
    びていることを特徴とする請求項1記載の液体リング式
    ポンプ。
  3. 【請求項3】前記転向壁(12)はその反対側面(19)の
    端部(18)が制御板(7)に接していることを特徴とす
    る請求項1記載の液体リング式ポンプ。
  4. 【請求項4】前記液体出口(26)も湾曲した転向壁(1
    2)の中心あるいはほぼ中心に配置されていることを特
    徴とする請求項1記載の液体リング式ポンプ。
  5. 【請求項5】前記湾曲した転向壁(12)の中心に、転向
    壁(12)によって包囲された室(13)に開口する二重管
    (25、26)が配置され、その内側管(25)は外側管(2
    6)から軸方向に突出していることを特徴とする請求項
    3又は4記載の液体リング式ポンプ。
  6. 【請求項6】前記転向壁(12)は円弧状に形成されてい
    ることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに
    記載の液体リング式ポンプ。
JP1990038467U 1989-04-11 1990-04-09 液体リング式ポンプ Expired - Lifetime JPH078863Y2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP89106359.6 1989-04-11
EP89106359A EP0392034B1 (de) 1989-04-11 1989-04-11 Flüssigkeitsringpumpe mit einem im Seitenschild integrierten Flüssigkeitsabscheider

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0371188U JPH0371188U (ja) 1991-07-18
JPH078863Y2 true JPH078863Y2 (ja) 1995-03-06

Family

ID=8201200

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990038467U Expired - Lifetime JPH078863Y2 (ja) 1989-04-11 1990-04-09 液体リング式ポンプ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5009782A (ja)
EP (1) EP0392034B1 (ja)
JP (1) JPH078863Y2 (ja)
AT (1) ATE79445T1 (ja)
DE (1) DE58902050D1 (ja)

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Also Published As

Publication number Publication date
ATE79445T1 (de) 1992-08-15
DE58902050D1 (de) 1992-09-17
US5009782A (en) 1991-04-23
EP0392034B1 (de) 1992-08-12
JPH0371188U (ja) 1991-07-18
EP0392034A1 (de) 1990-10-17

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