JPH0788511B2 - コ−クス乾式消火設備のコ−クス装入装置 - Google Patents

コ−クス乾式消火設備のコ−クス装入装置

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JPH0788511B2
JPH0788511B2 JP60130904A JP13090485A JPH0788511B2 JP H0788511 B2 JPH0788511 B2 JP H0788511B2 JP 60130904 A JP60130904 A JP 60130904A JP 13090485 A JP13090485 A JP 13090485A JP H0788511 B2 JPH0788511 B2 JP H0788511B2
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coke
airtight chamber
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hopper
gas
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重夫 板野
洋文 古河
敬三 荒井
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はコークス乾式消火設備のコークス装入装置に関
するものである。
(従来の技術) コークスの乾式消火設備とは,焼成された赤熱コークス
をガスにより消火,冷却することにより,コークスから
ガスへ熱を与えて,高温ガスを得る一方,得られた高温
ガスを廃熱利用ボイラへ導いて,発電等に使用する一連
のプラントのことである。このコークス乾式消火設備の
従来例を第3図により説明すると,(1)ホッパ,
(3)が赤熱コークス,(4)が高温の排ガス導管,
(29)が熱交換器,(9)がサイクロン,(12)が冷却
用ガス導管,(30)が複数台のポンプ,(28)が複数の
冷却室,(5)が循環移動するパレットで,赤熱コーク
ス(3)がホッパ(1)からパレット(5)上に供給さ
れて,各冷却室(28)を通過する。このとき,熱交換器
(29)内を管外流体として通過して,管内流体により冷
却された冷却用ガスがサイクロン(9)→冷却用ガス導
管(12)→ポンプ(30)を経て冷却室(28)へ導かれ,
同冷却室(28)内を移動しいるパレット(5)及び赤熱
コークス(3)を下方から上方へ通過して,同赤熱コー
クス(3)を冷却する。それからも次のポンプ(30)を
経て次の冷却室(28)へ導かれ,上記と同様に冷却室
(28)内を移動しているパレット(5)及び赤熱コーク
ス(3)を下方から上方へ通過して,同赤熱コークス
(3)を冷却する。最後の冷却室(8)を通過,上昇し
て高温化した排ガスは,排ガス導管(4)を経て熱交換
器(29)へ管外流体として入り,管内流体を加熱し,自
らは降温して,熱交換器(29)から再び出てゆく。一
方,上記加熱された管外流体(蒸気)は,発電機用ター
ビン等へ送られて,同タービンの駆動に利用される。な
お(31)はブリードガスである。
(発明が解決しようとする課題) 前記第3図に示すコークス乾式消火設備では,通常操業
時,所定量の赤熱コークスを所定間隔(10〜20分間隔)
毎でホッパ(1)へ装入する。つまり第4図に示すよう
に(I)蓋閉→(II)蓋開→(III)コークス装入→(I
V)蓋閉→(I)蓋閉のサイクルで操業されるが,(I
I)の蓋開放時に,冷却室(28)に発生してホッパ
(1)内に充満している可燃性ガスがホッパ(1)から
大気中へ大量に排出されて,熱回収効率が悪い。また排
出される可燃性ガスが大気と混合して,場合によっては
燃焼(炎及び爆鳴気が発生)するという問題があった。
本発明は前記の問題点に鑑み提案するものであり、その
目的とする処は、可燃性ガスの熱回収効率を著しく向
上でき、可燃性ガスの燃焼を完全に防止できるコーク
ス乾式消火設備のコークス装入装置を提供しようとする
点にある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本発明は、コークス装入
用ホッパのコークス投入口の上部に同コークス投入口を
開閉する開閉蓋を設け、同コークス投入口の上部に同ホ
ッパ側の開閉蓋を取り囲んで気密室を形成して、同ホッ
パ側の開閉蓋を同気密室内に移動可能に収容し、同気密
室の上部に同気密室の上端開口部を開閉する気密室側の
開閉蓋を設けたコークス乾式消火設備のコークス装入装
置において、前記気密室に不燃性ガスの導入管と排出管
とを設けている。
(作用) 本発明のコークス乾式消火設備のコークス装入装置は前
記のように構成されており、コークスを投入して、コー
クス装入用ホッパのコークス投入口を閉じたときに(気
密室のコークス投入口がコークス運搬バケットの排出口
により未だ閉じられているときに)、不燃性ガスを導入
管から気密室内へ導入して、気密室内の可燃性ガスを排
出管から排出し、気密室内の可燃性ガスの温度が所定値
以下になったら、不燃性ガスの供給を停止して、コーク
ス運搬バケットを上昇させる。従って気密室内の可燃性
ガスも大気中に排出されなくて、可燃性ガスの熱回収効
率が著しく向上する。また可燃性ガスの燃焼が完全に防
止される。
(実施例) 次に本発明のコークス乾式消火設備のコークス装入装置
を第1図に示す一実施例により説明すると,(26)が気
密室で,同気密室(26)がコークス投入口(26a)と同
コークス投入口(26a)を気密的に閉じる開閉蓋(16)
とをもち,同気密室(26)がコークス装入用ホッパ
(1)のコークス投入口(1a)の周りに形成され,また
同気密室(26)内には,上記コークス装入用ホッパ
(1)のコークス投入口(1a)を気密的に閉じる開閉蓋
(2)が移動可能に収容されている。
また第2図は,上記気密室(26)に不燃性ガス(24)の
の導入管(24)と排出管(25)とを設けた他の実施例で
ある。なお第1,2図の(13)はウオータシール,(15)
はコークス搬送用バケット,(16)は同コークス搬送用
バケット(15)の排出口に設けたゲート,(21)は気密
室(26)に設けた覗き窓用開閉蓋である。
次に前記第1図に示すコークス乾式消火設備のコークス
装入装置の作用を具体的に説明する。気密室(26)の蓋
(22)及びコークス装入用ホッパ(1)の蓋(2)が閉
じているときに,コークス搬送用バケット(15)がコー
クス装入用ホッパ(1)位置に到着すると,気密室(2
6)の蓋(22)を開位置(22′)に移動して,同気密室
(26)のコークス投入口(26a)を開放し,次いで同コ
ークス搬送用バケット(15)を下降させて,同気密室
(26)のコークス投入口(26a)を同コークス運搬バケ
ット(15)の排出口により閉じ,次いでコークス装入用
ホッパ(1)の蓋(2)を開位置(2′)に移動して,
同コークス装入用ホッパ(1)のコークス投入口(1a)
を開放するとともに,上記コークス搬送用バケット(1
5)の排出口を開閉するゲート(16)を開いて,同コー
クス搬送用バケット(15)内のコークス(3)を気密室
(26)内を経てコークス装入用ホッパ(1)内へ投入
し,次いで同コークス装入用ホッパ(1)の蓋(2)を
閉位置に移動して,同コークス装入用ホッパ(1)のコ
ークス投入口(1a)を閉じ,次いで上記コークス搬送用
バケット(15)のゲート(16)を閉じて,同コークス搬
送用バケット(15)を上昇させ,気密室(26)の蓋(1
6)を閉位置に移動し,同気密室(26)のコークス投入
口(26a)を閉じて,コークスの装入操作を完了する。
また第2図の場合には,前記のようにコークスを投入し
て,コークス装入用ホッパ(1)のコークス投入口(1
a)を閉じたときに(気密室(26)のコークス投入口(2
6a)がコークス搬送用バケット(15)の排出口により未
だ閉じられているときに),不燃性ガスを導入管(24)
から気密室(26)内へ導入して,気密室(26)内の可燃
性ガスを排出管(25)から排出して回収し,気密室(2
6)内の可燃性ガスの濃度が所定値以下になったら,不
燃性ガスの供給を停止して,コークス搬送用運搬バケッ
ト(15)を上昇させる。
(発明の効果) 本発明のコークス乾式消火設備のコークス装入装置は前
記のようにコークスを投入して、コークス装入用ホッパ
のコークス投入口を閉じたときに(気密室のコークス投
入口がコークス運搬バケットの排出口により未だ閉じら
れているときに)、不燃性ガスを導入管から気密室内へ
導入して、気密室内の可燃性ガスを排出管から排出し、
気密室内の可燃性ガスの温度が所定値以下になったら、
不燃性ガスの供給を停止して、コークス運搬バケットを
上昇させる。従って気密室内の可燃性ガスも大気中に排
出されなくて、可燃性ガスの熱回収効率を著しく向上で
きる。また可燃性ガスの燃焼を完全に防止できる。
また本発明はコークス投入口と同コークス投入口を気密
的に閉じる開閉蓋と不燃性ガスの導入管と排出管とをも
つ気密室を有し,同気密室をコークス装入用ホッパのコ
ークス投入口の周りに形成するとともに同気密室内に上
記コークス装入用ホッパのコークス投入口を気密的に閉
じる開閉蓋を移動可能に収容したことを特徴とするコー
クス乾式消火設備のコークス装入装置に係わり,前記の
ようにコークスを投入して,コークス装入用ホッパのコ
ークス投入口を閉じたときに(気密室のコークス投入口
がコークス運搬バケットの排出口により未だ閉じられて
いるときに),不燃性ガスを導入管から気密室内へ導入
して,気密室内の可燃性ガスを排出管から排出し,気密
室内の可燃性ガスの濃度が所定値以下になったら,不燃
性ガスの供給を停止して,コークス運搬バケットを上昇
させる。従ってこの場合には,気密室内の可燃性ガスも
大気中へ排出されなくて,可燃性ガスの熱回収率をさら
に向上できする。また可燃性ガスの燃焼を完全に防止で
きる効果がある。
以上本発明を実施例により説明したが勿論本発明はこの
ような実施例にだけ局限されるものではなく,本発明の
精神を逸脱しない範囲で種々の設計の改変を施し得るも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わるコークス乾式消火設備のコーク
ス装入装置の一実施例を示す縦断側面図,第2図は他の
実施例を示す縦断側面図,第3図は従来のコークス乾式
消火設備のコークス装入装置を示す縦断側面図,第4図
はその問題点を示す説明図である。 (1)……コークス装入用ホッパ,(1a)……コークス
投入口,(2)……コークス装入用ホッパ(1)の開閉
蓋,(26)……気密室,(26a)……気密室(26)のコ
ークス投入口,(22)……気密室(26)の開閉蓋,(2
3)……不燃性ガス,(24)……不燃性ガス(23)の導
入管,(25)……排出管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−120792(JP,A) 特開 昭56−136877(JP,A) 特開 昭58−136689(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コークス装入用ホッパーのコークス投入口
    の上部に同コークス投入口を開閉する開閉蓋を設け、同
    コークス投入口の上部に同ホッパ側の開閉蓋を取り囲ん
    で気密室を形成して、同ホッパ側の開閉蓋を同気密室内
    に移動可能に収容し、同気密室の上部に同気密室の上端
    開口部を開閉する気密室側の開閉蓋を設けたコークス乾
    式消火設備のコークス装入装置において、前記気密室に
    不燃性ガスの導入管と排出管とを設けたことを特徴とす
    るコークス乾式消火設備のコークス装入装置。
JP60130904A 1985-06-18 1985-06-18 コ−クス乾式消火設備のコ−クス装入装置 Expired - Lifetime JPH0788511B2 (ja)

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JPS61291681A JPS61291681A (ja) 1986-12-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3003374A1 (de) * 1980-01-31 1981-08-06 Krupp-Koppers Gmbh, 4300 Essen Einrichtung zur aufgabe von gluehendem koks in einem mit kuehlgasen beaufschlagten kuehlschacht
DE3011575C2 (de) * 1980-03-26 1982-09-30 Didier Engineering Gmbh, 4300 Essen Befülleinrichtung für Kokstrockenkühlkammern
DE3202645C2 (de) * 1982-01-28 1986-08-28 Carl Still Gmbh & Co Kg, 4350 Recklinghausen Kühlschacht mit Schleuse

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