JPH0785327B2 - ディスクチャッキング装置 - Google Patents

ディスクチャッキング装置

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JPH0785327B2
JPH0785327B2 JP5165547A JP16554793A JPH0785327B2 JP H0785327 B2 JPH0785327 B2 JP H0785327B2 JP 5165547 A JP5165547 A JP 5165547A JP 16554793 A JP16554793 A JP 16554793A JP H0785327 B2 JPH0785327 B2 JP H0785327B2
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JP
Japan
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chucking
disk
turntable
disc
magnet
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JP5165547A
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English (en)
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JPH0721645A (ja
Inventor
力之典 大庭
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報機器における外部
記憶装置として用いられる光ディスクや光磁気ディスク
の駆動装置に関し、特に、ディスクに対する回転伝達部
であるターンテーブル部のチャッキング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスク、光磁気ディスクなど
の記憶装置機器の高密度、高精度化およびディスク形状
の規格統一化に伴い、回転駆動装置のターンテーブル部
におけるディスクチャッキング装置について種種検討さ
れている。
【0003】従来のこの種のディスクチャッキング装置
としては、以下に説明するものがある。
【0004】(1)図4に示すように、ディスク24を
載置するターンテーブル22と対向する側にディスク2
4を挟持するチャッキングプレート(磁性体)20が配
置され、チャッキングプレート20を下方に引き寄せる
マグネット21とディスク24の回転すべりを防止する
ゴム板23とをターンテーブル22に具備したディスク
チャッキング装置である。
【0005】このディスクチャッキング装置の動作とし
ては、ターンテーブル22のゴム板23とチャッキング
プレート20でディスク24を挟み込み、マグネット2
1の引力とゴム板4表面の摩擦力により、モーター26
のモーター軸26の回転トルクをディスク24に伝達す
る。ただし、モーター26の回転伝達トルクの小さい装
置においてはゴム板23がないものもある。
【0006】(2)図5に示すように、ディスク30を
受けるためのラバーマグネツト等の複合磁石34が、回
転軸33の上部に設けられたターンテーブル31の上面
に貼り付けてある。ディスク30にはハブ32が付けら
れており、ディスク30をディスク駆動装置に装着した
とき、ディスク30に付けられたバブ32は回転軸33
の先端がガイドとなって位置決めされる。このとき、ラ
バーマグネット等の複合磁石34がハブ32の側面を吸
引しようとするので、ディスク駆動装置が回転しても、
装着されたディスク30はすべることなく回転する(こ
の技術は、例えば特開平1ー287863号公報参
照)。
【0007】(3)図6に示すように、コンパクトディ
スク44を内周面側より保持するチャッキング機構を有
し、軸方向に摺動可能なターンテーブル40と、このタ
ーンテーブル40を軸方向に移動させるロック解除レバ
ー41と、チャッキング機構のターンテーブル40に設
けられた複数のチャッキングフック43と、この複数の
チャッキングフック43に内側から当接するように設け
たチャッキングヘッド42よりなるもの(この技術は、
例えば特開昭61ー240472号公報参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術のも
のは、ディスクを磁石による吸着力あるいはチャッキン
グフックによるチャッキングにより、ディスクをチャッ
キングするものなので、ディスクの急激な回転起動時、
及びディスクの高速回転時にディスクがスリップしてし
まい、モーターの回転トルクをディスクに効率的には伝
達できないという問題点がある。
【0009】本発明は、上記従来技術の有する問題点に
鑑みてなされたものであり、ターンテーブルの回転トル
クをディスクに効率良く伝達できるディスクチャッキン
グ装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、ディスクを載置するターンテーブルと対向
する側に、前記ターンテーブルとでディスクを挟持する
チャッキングプレートが配置され、該チャッキングプレ
ートを下方に引き寄せるマグネットを備えたディスクチ
ャッキング装置において、前記ターンテーブルの、前記
ディスクの内周を貫通する貫通部に、中空部が形成され
ており、外周面がテーパー面となった、ばね部材を介し
て前記ターンテーブルの前記中空部に上下方向に移動自
在に設けられたテーパースリーブと、該テーパースリー
ブの外側に位置し、かつ前記ターンテーブルにその半径
方向に移動自在に設けられた複数個のチャッキング爪と
を備え、前記チャッキングプレートにより前記テーパー
スリーブが下方へ押されると、前記複数個のチャッキン
グ爪が移動し、前記ディスクの内周面をチャッキングす
ることを特徴とするものである。
【0011】
【作用】上記のとおり構成された本発明では、ディスク
をディスク装置のターンテーブルに装着し、マグネット
によりチャッキングプレートを下方に引き寄せる。この
とき、チャッキングプレートにより、テーパースリーブ
をばね部材の弾性力に対抗して押し下げる。マグネット
の吸引力によりチャッキングプレートとターンテーブル
とでデッスクを挟持する。また、この際、チャッキング
プレートのテーパー面により複数のチャッキング爪が外
方へ移動して広がり、ディスクの内周面を圧接してチャ
ッキングする。
【0012】このように本発明では、マグネットによる
ディスクの表面チャッキングだけでなく、チャッキング
爪によるディスクの内周面チャッキングを行うので、デ
ィスクの急激な回転起動時にディスクのスリップが起こ
らず、また、ディスクの回転が高速になるほど、遠心力
によりチャッキング爪が外方へ広がろうとし、強力なチ
ャッキングが行われる。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0014】図1は本発明のディスクチャッキング装置
の一実施例の断面図であり、ディスクがチャッキングさ
れていない状態を示し、図2は図1のチャッキングプレ
ートを除いた概略上面図、図3は本発明のディスクチャ
ッキング装置の一実施例の断面図であり、ディスクがチ
ャッキングされている状態を示している。
【0015】図1および図2に示すように、本実施例の
ディスクチャッキング装置は、特に、CDプレーヤ、C
D−ROMドライブのディスクチャッキング装置であ
る。
【0016】モーター6のモーター軸6aには、ターン
テーブル3が固着されており、このターンテーブル3
は、ディスク5の内周面5aの内径より小さな貫通部を
備えている。この貫通部には中空部8bが形成されてい
る。モ−タ−軸6aの先端には、マグネット2を保持す
るヨーク11が固着され、このヨーク11の上端には後
述するフランジ状の抜け止め部12が形成されている。
ヨーク11は、マグネット2から発生する磁束の漏洩を
防ぐという機能も有する。ほぼ円筒状のテーパースリー
ブ8の上端周面はテーパー面8aとなっている。このテ
ーパースリーブ8はヨ−ク11に上下方向に摺動自在か
つ回転自在に設けられており、このテーパースリーブ8
はばね部材としてのコイルばね9により上方に付勢され
ているが、ヨーク11の抜け止め部12に係止されるこ
とで、上方には抜けないようになっている。
【0017】磁性体で構成されたチャッキングプレート
1は凹部1aを備え、このチャッキングプレート1とタ
ーンテーブル3とでマグネット2の吸着力によりディス
ク5を挟持できる(図3参照)。ターンテーブル3に
は、複数個(本実施例では3個)のチャッキング爪(フ
ック)7a,7b,7cが放射状に等間隔に設けられ、
これらチャッキング爪7a,7b,7cはそれぞれ側方
視L字形状であり、テーパースリーブ8の外側に位置
し、かつターンテーブル3に対して該ターンテーブル3
の半径方向に移動自在である。テーパースリーブ8をコ
イルばね9の弾性力に対抗して下方へ押すと、テーパー
スリーブ8のテーパー面8aにより複数のチャッキング
爪7a,7b,7cが外方へそれぞれ移動して広がり、
ディスク5の内周面5aを圧接してチャッキングする
(図3参照)。
【0018】次に、本実施例のディスクチャッキング装
置の動作について説明する。
【0019】図1に示す状態から、マグネット2により
チャッキングプレート1を矢印で示すように、下方に引
き寄せる。図3に示すように、このとき、チャッキング
プレート1の凹部1a(図1参照)により、テーパース
リーブ8をコイルばね9の弾性力に対抗して押し下げ
る。押し下がるテーパースリーブ8のテーパー面8aに
より複数個のチャッキング爪7a,7b,7cが放射状
に外方へ移動して開く。この動作により、チャッキング
爪7a,7b,7cの外側面でディスク5の内周面5a
をチャッキングする。同時に、チャッキングプレート1
の下面もディスク5の上面に当たり、このチャッキング
プレート1とタ−ンテ−ブル3によってもディスク5を
挟持してチャッキングする。モーター6を起動してモー
ター軸6aを回転させると、マグネット2の吸着力とタ
ーンテーブル3表面の摩擦力により、モーター軸6aの
回転トルクをディスク5に伝達する。このとき、テーパ
ースリーブ8が回転するかしないかは、モーター6のト
ルクとテーパースリーブ8の摩擦力によるが、テーパー
スリーブ8は回転しない方が好ましい。なお、図3の状
態において、チャッキングプレート1がヨーク11及び
マグネット2に接触しないように、その凹部1a(図1
参照)の大きさが設定されている。
【0020】一方、このチャッキング状態を解除する場
合は、ディスク5を上方に移動して、チャッキングプレ
ート1とともにディスク5をターンテーブル3から外す
と、コイルばね9の弾性力によりテーパースリーブ8は
上方へ移動し、図1の状態になる。
【0021】以上説明したように、本実施例によれば、
マグネット2によるディスク2の表面チャッキングだけ
でなく、チャッキング爪7a,7b,7cによるディス
ク5の内周面チャッキングを行うので、ディスク5の急
激な回転起動時にディスク5のスリップが起こらず、ま
た、ディスク5の回転が高速になるほど、遠心力により
チャッキング爪7a,7b,7cが外方へ広がろうとし
強力なチャッキングが行われる。さらに、ディスク5の
内周径5aがターンテーブル3の貫通部より大きいこと
による、ディスク5のガタ分の偏心を押えることも可能
である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ディスク
の表面チャッキングの他に、内周面チャッキングを行う
ので、強力なチャッキング力が得られ、ディスクが高速
回転しても、ディスクがスリップせず、また、複数のチ
ャッキング爪は遠心力により外方へ広がるので、ディス
クの内周部の径がターンテーブルの貫通部より大きいこ
とによる、ディスクのガタ分の偏心を押えることができ
るという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスクチャッキング装置の一実施例
の断面図であり、ディスクがチャッキングされていない
状態を示している。
【図2】図1のチャッキングプレートを除いた概略上面
図である。
【図3】本発明のディスクチャッキング装置の一実施例
の断面図であり、ディスクがチャッキングされている状
態を示している。
【図4】従来のディスクチャッキング装置の断面図であ
る。
【図5】他の従来のディスクチャッキング装置の断面図
である。
【図6】さらに他の従来のディスクチャッキング装置の
断面図である。
【符号の説明】
1 チャッキングプレート 1a 凹部 2 マグネット 3 ターンテーブル 5 ディスク 5a 内周面 6 モーター 6a モ−タ−軸 7a,7b,7c チャッキング爪 8 テーパースリーブ 8a テ−パ−面 8b 中空部 9 コイルばね 10 マグネット保持部材 11 ヨーク 12 抜け止め部 20 チャッキングプレート 21 マグネット 22 ターンテーブル 23 ゴム板 24 ディスク 25 モーター 26 モーター軸 30 ディスク 31 ターンテーブル 32 ハブ 33 回転軸 34 複合磁石 40 ターンテーブル 41 ロック解除レバー 42 チャッキングヘッド 43 チャッキングフック 44 コンパクトディスク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを載置するターンテーブルと対
    向する側に、前記ターンテーブルとでディスクを挟持す
    るチャッキングプレートが配置され、該チャッキングプ
    レートを下方に引き寄せるマグネットを備えたディスク
    チャッキング装置において、 前記ターンテーブルの、前記ディスクの内周を貫通する
    貫通部に、中空部が形成されており、 外周面がテーパー面となった、ばね部材を介して前記タ
    ーンテーブルの前記中空部に上下方向に移動自在に設け
    られたテーパースリーブと、 該テーパースリーブの外側に位置し、かつ前記ターンテ
    ーブルにその半径方向に移動自在に設けられた複数個の
    チャッキング爪とを備え、 前記チャッキングプレートにより前記テーパースリーブ
    が下方へ押されると、前記複数個のチャッキング爪が移
    動し、前記ディスクの内周面をチャッキングすることを
    特徴とするディスクチャッキング装置。
  2. 【請求項2】 複数個のチャッキング爪は、放射状に等
    間隔に設けられている請求項1に記載のディスクチャッ
    キング装置。
JP5165547A 1993-07-05 1993-07-05 ディスクチャッキング装置 Expired - Lifetime JPH0785327B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5165547A JPH0785327B2 (ja) 1993-07-05 1993-07-05 ディスクチャッキング装置

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JP5165547A JPH0785327B2 (ja) 1993-07-05 1993-07-05 ディスクチャッキング装置

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JPH0721645A JPH0721645A (ja) 1995-01-24
JPH0785327B2 true JPH0785327B2 (ja) 1995-09-13

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ID=15814456

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JP5165547A Expired - Lifetime JPH0785327B2 (ja) 1993-07-05 1993-07-05 ディスクチャッキング装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040013827A (ko) * 2002-08-08 2004-02-14 삼성전기주식회사 광 디스크 척킹 장치
KR100675018B1 (ko) * 2005-06-22 2007-01-29 도시바삼성스토리지테크놀러지코리아 주식회사 디스크 클램핑 장치

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JPH0721645A (ja) 1995-01-24

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