JPH078504Y2 - ロ−ル状記録紙の保持装置 - Google Patents

ロ−ル状記録紙の保持装置

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JPH078504Y2
JPH078504Y2 JP1987091376U JP9137687U JPH078504Y2 JP H078504 Y2 JPH078504 Y2 JP H078504Y2 JP 1987091376 U JP1987091376 U JP 1987091376U JP 9137687 U JP9137687 U JP 9137687U JP H078504 Y2 JPH078504 Y2 JP H078504Y2
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roll
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shaped recording
paper
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JP1987091376U
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幸考 戸塚
治 中村
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、ファクシミリ装置や記録装置等に用いられる
ロール状記録紙の保持装置に関するものである。
(従来の技術) 一般にファクシミリ装置や記録装置等において、ロール
状に巻かれた記録紙を使用時に引き出し、必要な長さに
切断して利用するのが一般的である。このロール状記録
紙の装填保持手段として従来第3図に示す如きものがあ
った。図において(1)はロール状記録紙である。この
ロール状記録(1)の中心に形成された貫通穴(2)に
シャフト(3)を貫通させる。そしてこのシャフト
(3)の両端を支持部材(4)上に形成された凹部
(5)で回転可能に軸受けされていた。そして上記ロー
ル状記録紙(1)の紙端(1A)が外部の駆動系(図示し
ない)により引き出されると、上記ロール状記録紙
(1)が回転して紙の繰出が行なわれる構成となってい
た。
上記のような構成によると、常にその回転中心が定位置
に支持されているので構造上安定した紙の繰出が行なわ
れていた。しかし、ロール状記録紙(1)の中心に形成
された貫通穴(2)にシャフト(3)を貫通し、このシ
ャフト(3)の両端を支持部材(4)上に形成された凹
部(5)に軸受けさせるというこの一連の操作は、巻長
が長く重いロール状記録紙においては困難を極めてい
た。
またロール状記録紙を装置に装填する際容易にするため
に、第4図に示すように略L字状に結合されたケース
(11)が用いられている。このケース(11)内の底部
(11A)および壁部(11B)に円周面を当接させてロール
状記録紙(12)が回転中心を支持することなく回転自在
に載置されている。そしてこのロール状記録紙(12)の
紙端(12A)が外部の駆動系(図示しない)により引か
れると、上記ロール状記録紙(12)は上記底部(11A)
壁部(11B)に当接しながら回転して紙の繰出が行なわ
れる構成となっていた。
しかし上記構成によると、ロール状記録紙(12)の負荷
は、ロール状記録紙(12)の自重に比例的に増加され
る。巻きの短いものは、巻径が小さく、ロール状記録紙
(12)自体の自重も軽いが、巻きの長いものは、巻径が
大きく、ロール状記録紙(12)の自重も重くなる。従っ
て巻きの長いものほど消費していく間の自重の変化、即
ち負荷の変動が大きくなる。ところで紙送りの駆動系
は、最大負荷に見合う能力に設定する必要がある。それ
ゆえロール状記録紙(12)が細くなるに従って、駆動系
のパワーは余まり、この余剰パワーは、機器の振動や騒
音源になる。また最大負荷に耐えられる駆動系を用いる
ので、その分装置が大型化され、消費エネルギーも多
く、弾性冷却装置が必要となり機器の小型化を妨げてい
た。更に負荷変動が大きいために、紙送りの際のバック
テンションバランスが保てなくなり、ロール状記録紙
(12)が斜行や蛇行現象を生じる原因となっていた。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のようなロール状記録紙の保持装置では、ロール状
記録紙の中心に形成された貫通穴にシャフトを貫通し、
このシャフトの両端を支持部材に形成された凹部で軸受
けする構成としていたために、この煩雑な一連の操作
は、特に片手で持てないほど巻長が長く且つ重いロール
状記録紙を保持装置に装填する際には操作性が悪く、機
器利用者に不便を強いていた。また、略L字形状に結合
されたケースの下面および背面にロール状記録紙の円周
面を当接させて、上記ロール状記録紙の回転中心を支持
することなく回転自在に載置する構成においては、記録
紙の自重が下面との摩擦力に直接的に影響するため、巻
長が長く且つ重いロール状記録紙に使用開始時の巻径の
大なるときには大きな繰出し力を必要とし、その巻径が
細くなると共に自重が減少してくると繰出し力は小さく
なるが、繰出しの為の紙送りをする駆動系のパワーは巻
径の大きいときの繰出し力に設定してあるので、巻径が
小さくなるに伴ない余剰の一途をたどり、この余剰パワ
ーが振動や騒音源となっていた。また上記駆動系には、
最大負荷時を想定した駆動系が用いられるために、その
分装置全体が大型化し消費エネルギーも増大するので駆
動系に強制冷却装置を付加しなければならなかった。更
に負荷変動が大きいために紙送りの際のバックテンショ
ンバランスが保てなくなり、ロール状記録紙が斜行した
り、蛇行する等の欠点があった。そこで、本考案は、上
記問題点を除去し、負荷変動を少なくし且つ小さい駆動
力でロール状記録紙の巻きほぐしが出来、しかもロール
状記録紙の装填が容易なロール状記録紙の保持装置を提
供することを目的とする。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案は、側板を有しこの側板の一端上部より下部他端
方向に傾斜して設けられた壁部と、この壁部の下部に配
置され、上記側板の間に水平もしくは傾斜して軸受され
た複数の回転ローラで形成された底部とから成り、前記
壁部は前記底部上にその回転中心を支持することなく回
転自在に載置されたロール状記録紙の繰出によって、前
記ロール状記録紙が回転移動するのを阻止する位置に設
け、上記ロール状記録紙の外周面下部が上記回転ローラ
上に支持されるので遊離をも防止可能にせしめた構成と
する。
(作用) 本考案ではロール状記録紙を、複数の回転ローラで形成
された底部上に回転自在に載置し、上記ロール状記録紙
が繰出によって移動する方向に、板状もしくは複数の回
転ローラによって形成された壁部を設けた構成にするこ
とにより、上記ロール状記録紙が繰出される際の摩擦を
ころがり摩擦にすることにより、長くて重いロール状記
録紙でも負荷変動が減少するので比較的小さな駆動力
で、斜行や蛇行を起こすことなく容易に紙の巻きほぐし
を行なうことができる。
(実施例) 以下第1図によりこの考案の第1の実施例を説明する。
第1図において(21)は側板である。この側板(21)の
一端上部より下部内側方向に傾斜させて板状の壁部(2
2)が設けられている。そしてこの壁部(22)の前方に
形成された開口方向で、上記側板(21)の下端より離間
され且つ水平に軸支された複数の回転ローラ(23)によ
り形成された底部(24)を有し、この底部(24)上に回
転中心を支持することなく回転自在に載置されたロール
状記録紙(25)により構成される。
上記のような構成によると、ロール状記録紙(25)を底
部(24)上に載置するだけで装填が可能である。また交
換する際も簡単に取り外しができる。
次に第1図を参照しながら動作状態を説明する。ロール
状記録紙(25)の紙端(25A)が外部の駆動系(図示し
ない)により引かれる時に、ロール状記録紙(25)が回
転移動して壁部(22)に当接するようにロール状記録紙
(25)を装填する。即ちロール状記録紙(25)の紙端
(25A)が外部の駆動系により引かれると、ロール状記
録紙(25)は、矢印B方向に移動してその外周面が壁部
(22)に常に当接される。そしてこの壁部(22)により
ロール状記録紙(25)の移動は阻止される。またロール
状記録紙(25)の外周面下部は、常に回転ローラ(23)
上で支持されているので遊離することもなくなると共
に、摩擦が小さくなり長くて重いロール状記録紙でも負
荷変動が少なくなるので比較的小さな駆動力で、斜行や
蛇行を起こすことなく容易に紙の巻きほぐしが行なえ
る。
第2図に示すのはこの考案の第2の実施例で、第1図と
同一部分には同一符号を付してある。(21)は側板で、
この側板(21)の一端上部より内側方向に傾斜させて軸
支された複数の回転ローラ(23A)で形成された壁部(2
2)が設けられている。そしてこの壁部(22)の前方に
形成された開口方向で、上記側板(21)の下端より離間
され且つ上記開口方向(矢印D方向)に傾斜させて軸支
された複数の回転ローラ(23)により形成された底部
(24)を有し、この底部(24)上に回転中心を支持する
ことなく回転自在に載置されたロール状記録紙(25)に
より構成される。
上記のような構成による場合も、ロール状記録紙(25)
を底部(24)上に載置するだけで装填が可能である。ま
た交換する際も簡単に取り外すことができる。
次に上記構成による動作状態を第2図参照して説明す
る。ロール状記録紙(25)の紙端(25A)が外部の駆動
系(図示しない)により引かれる時に、ロール状記録紙
(25)が回転移動して壁部(22)に当接するようにロー
ル状記録紙(25)を装填する。即ちロール状記録紙(2
5)の紙端(25A)が外部の駆動系により引かれる時に、
この引張応力と自重とによりロール状記録紙(25)は矢
印C方向に移動してその外周面が壁部(22)に常に当接
される。そしてこの壁部(22)によりロール状記録紙
(25)の移動は阻止される。またロール状記録紙(25)
の外周面下部は、常に回転ローラ(23)上で支持されて
いるので遊離することもなくなる。また壁部(22)も複
数の回転ローラ(23A)で形成されているので、ロール
状記録紙(25)の巻きほぐしに際し、ロール状記録紙
(25)の外周がすべり摩擦でなくころがり摩擦となるた
めに、第1の実施例の時よりも一層摩擦が小さくなる。
このようにして摩擦を小さくすることにより、長くて重
いロール状記録紙でも負荷変動が少なくかつ比較的小さ
な駆動力で、容易に紙の巻きほぐしが行なえる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、ロール状記録紙を、複数の回転ロ
ーラで形成された底部上に回転自在に載置し、上記ロー
ル状記録紙が繰出によって移動する方向に、板状もしく
は複数の回転ローラによって形成された壁部を設けた構
成にすることにより、上記ロール状記録紙を底部上に載
置するだけで装填が可能であり、また交換時も簡単に取
り外すことができる。そして上記ロール状記録紙が繰出
される際に摩擦力の差が小さくなるともに所要のバック
テンションを生じるので、長く重いロール状記録紙でも
負荷変動が少なくなり、比較的小さな駆動力で、斜行や
蛇行を起すことなく安定した紙送りが維持できる。更に
負荷変動が少ないので駆動系の余剰パワーを減少するこ
とができるので、振動や騒音源を発生することなく装置
全体を小型にすることも可能である。
尚上記した本考案の実施例では底部(24)を複数の回転
ローラ(23)で形成したが、複数のコロを載置しても良
いことは明らかなものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の第1の実施例を示すロール状記録紙
の保持装置の斜視図、第2図は、本考案の第2の実施例
を示すロール状記録紙の保持装置の斜視図、第3図およ
び第4図は従来のロール状記録紙の保持装置の側面図で
ある。 21…側板、22…壁部、23,23A…回転ローラ、24…底部、
25…ロール状記録紙、25A…紙端。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−91243(JP,U) 実開 昭57−45399(JP,U) 実開 昭56−132246(JP,U) 実開 昭50−17685(JP,U) 実開 昭54−147533(JP,U) 実公 昭32−11800(JP,Y1)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の側板と、この一対の側板の一端側に
    設けられる壁部と、前記一対の側板に軸支された複数の
    回転ローラで形成された底部とから成り、前記壁部は、
    前記底部に回転中心を支持することなく回転自在に載置
    されたロール状記録紙が繰出しによって常に当接しなが
    ら回転する位置に設けられたことを特徴とするロール状
    記録紙の保持装置。
  2. 【請求項2】壁部を複数の回転ローラを並設して形成し
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のロール状記録紙の保持装置。
  3. 【請求項3】複数の回転ローラで形成された底部を側板
    の一端から他端方向に傾斜して設けたことを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のロール状記録紙の
    保持装置。
JP1987091376U 1987-06-16 1987-06-16 ロ−ル状記録紙の保持装置 Expired - Lifetime JPH078504Y2 (ja)

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JPS63200547U JPS63200547U (ja) 1988-12-23
JPH078504Y2 true JPH078504Y2 (ja) 1995-03-01

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